JP5916151B2 - 反射型スクリーンの製造方法 - Google Patents

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    • G03B21/56Projection screens
    • G03B21/60Projection screens characterised by the nature of the surface

Description

本発明は、スクリーン及びスクリーンの製造方法に関する。
プロジェクタ等から投影された映像光を反射するスクリーンが知られている。スクリーンは、視野角を広げることを目的として、拡散剤を含む場合がある(例えば、特許文献1参照)。また、プロジェクタ等が偏光による映像光をスクリーンに投影して、ユーザに立体画像を提供する技術が知られている。
[特許文献1] 特開2000−305177号公報
しかしながら、偏光をスクリーンに投影する立体画像の場合、スクリーンが拡散剤を含むので、映像光の偏光特性が拡散剤によって変化して、立体画像が劣化するといった課題がある。
本発明の第1の態様においては、平板状の基材と、基材の一方の面に配された金属からなる反射層と、前記反射層における前記基材とは反対側の面に配され、可視光に対して光学的に等方かつ透明であり露出面に凹凸を有する露出層とを備えるスクリーンを提供する。
本発明の第2の態様においては、平板状の基材に反射層を設ける反射層設置段階と、前記反射層における前記基材とは反対側の面に、可視光に対して光学的に等方且つ透明であり露出面に凹凸を有する露出層を形成する露出層形成段階とを備えるスクリーンの製造方法を提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
プロジェクタシステム10の全体構成図である。 スクリーン14の分解斜視図である。 スクリーン14の断面図である。 スクリーン14の製造方法における各段階を説明する図である。 スクリーン14の製造方法における各段階を説明する図である。 スクリーン14の製造方法における各段階を説明する図である。 変更された露出層128を有するスクリーン114の分解斜視図である。 スクリーン114の断面図である。 変更された露出層228を有するスクリーン214の断面図である。 複数のプリズム部360を有するスクリーン314の縦断面図である。 プリズム部360の拡大断面図である。 クロストーク率を測定した実験の概略を説明する図である。 ゲインを測定した実験の概略を説明する図である。 比較例1のスクリーン914を説明する断面図である。 クロストーク率及びゲインの測定結果のグラフである。 エンボス加工の実験用の試料のスクリーン514の断面図である。 エンボス加工のフィルムと、クロストーク率との関係を調べた実験結果である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、プロジェクタシステム10の全体構成図である。図1に矢印で示す上下前後を、プロジェクタシステム10の上下前後方向とする。尚、この上下前後方向は、通常の使用状態におけるプロジェクタシステム10の上下前後方向である。
図1に示すように、プロジェクタシステム10は、プロジェクタ12と、反射型のスクリーン14とを備えている。プロジェクタ12は、映像を形成する映像光PLをスクリーン14に投影する。スクリーン14は、偏光特性の異なる偏光によって構成された右目用及び左目用の映像光PLを前方へと反射する。右目用及び左目用の映像光PLの偏光特性の組み合わせの例は、上下方向を偏光方向とする直線偏光と水平方向を偏光方向とする直線偏光との組み合わせ、または、右回りを偏光方向とする円偏光と左回りを偏光方向とする円偏光との組み合わせである。ユーザは、異なる偏光フィルターを有する右目用レンズ及び左目用レンズを備える偏光眼鏡16を介して、映像光PLを見る。これにより、ユーザは、右目用の映像光PLを右目で見ることができ、左目用の映像光PLを左目で見ることができる。ユーザは、スクリーン14に映し出された立体映像を見ることができる。
図2は、スクリーン14の分解斜視図である。図3は、スクリーン14の断面図である。図2及び図3に示すように、スクリーン14は、基材22と、接着層24と、反射層26と、露出層28とを有する。
基材22は、PET(=ポリエチレンテレフタレート)の樹脂からなる。基材22は、PET以外のポリカーボネート、ポリエチレン、ポリエチレンナフタレート、塩化ビニル等の他の樹脂によって構成してもよい。基材22は、正面視にて、長方形の平板状に形成されている。基材22の形状の一例は、80インチサイズの長方形である。このサイズのスクリーン14は基材22を複数積層したものを基材として用いることができる。基材22の厚みの一例は、100μmであり、複数積層する場合、積層される基材22の厚みの一例としては100μmと75μmとを組み合わせることができる。
接着層24は、反射層26を基材22に接着する。接着層24は、基材22の前面の全体にわたって設けられている。接着層24は、ウレタン系接着剤からなる。接着層24は、反射層26を接着できる材料であれば適宜変更してよい。接着層24の厚みは、5μmである。
反射層26は、接着層24を介して、基材22の前面の全体にわたって配されている。反射層26は、アルミニウムからなる。反射層26の材料として、軟質アルミニウム箔を使用できる。反射層26は、光を反射できる材料によって構成すればよく、他の金属によって構成してもよい。反射層26の厚みは、7μmである。
反射層26における露出層28に接する面、即ち、反射層26の前面の全体にわたって、凹凸状の拡散溝32が形成されている。拡散溝32は、ヘアライン状であって、水平方向に延びる。拡散溝32の水平方向の長さは、数μmである。拡散溝32の上下方向のピッチは、6μmから10μmである。拡散溝32は、反射層26によって反射される映像光PLの水平方向の視野角を広げる。尚、映像光PLの上下方向の視野角を広げる場合、上下方向に延びる拡散溝32を形成してもよい。
露出層28は、少なくとも映像光PLである可視光領域で、複屈折性を有さず、光学的に等方かつ透明である。これにより、露出層28は、反射層26によって反射された映像光PLの偏光特性を変化させることなく透過させる。露出層28は、反射層26における基材22とは反対側の面、即ち、反射層26の前面の全体にわたって配されている。露出層28を主に構成する樹脂は、ウレタン系樹脂を適用できる。露出層28は、ティント層として機能する。露出層28は、着色剤を含有する。露出層28に含まれる着色剤は、黒色染料からなる。着色剤としては、黒色顔料を使用することもできる。これにより、露出層28は、多重反射により位相が乱れた偏光を吸収しつつ、偏光特性のばらつきを低減する。
露出層28の厚みは、10μmである。露出層28の前面、即ち、露出層28の露出面には、エンボス加工による凹凸36が形成されている。この凹凸36によって、映像光PLの出射方向が広げられて、視野角が広げられる。
スクリーン14の製造方法の一例について説明する。図4から図6は、スクリーン14の製造方法における各段階を説明する図である。
図4に示すように、反射層設置段階において、100μmの厚みのPETからなる平板状の基材22にウレタン系接着剤をロールコーターによって、乾燥後の接着層24の厚みが5μmとなるように塗布する。その後、接着層24の一面に反射層26となるアルミニウム箔を載置する。この後、接着層24を硬化させることにより、接着層24を介して反射層26を基材22に接着して設置する。尚、反射層26の前面に形成される拡散溝32は、基材22への接着前及び接着後のいずれにおいて形成してもよい。拡散溝32の形成方法としては、2枚のアルミニウム箔を同時に圧延して、その後に、これらのアルミニウム箔を引き剥がすことにより形成することができる。
次に、図5に示すように、露出層形成段階において、ウレタン系樹脂と黒色染料とを調合した樹脂組成物を反射層26の前面に、乾燥後の厚みが10μmとなるようにキャスティングにより塗布する。塗布される樹脂組成物の一例は、100部のポリオール系主剤、28部のイソシアネート系硬化剤、100部の希釈溶剤と、適量の黒色染料との混合物である。黒色染料は、設計されたゲインに応じて適宜配合すればよい。この後、樹脂組成物を乾燥させて、可視光に対して光学的に等方かつ透明である露出層28を、反射層26の基材22とは反対側面である前面に形成する。
次に、図6に示すように、20μmの厚みのOPP(=二軸延伸ポリプロピレン)フィルムからなるエンボスフィルム40を露出層28の前面の全体に貼り合わせる。エンボスフィルム40の貼り合わせ面には、エンボス加工されて凹凸が形成されたエンボス面42が形成されている。この状態では、基材22、接着層24及び反射層26の合計の厚みが112μm、露出層28の厚みが10μm、エンボスフィルム40の厚みが20μmである。この後、露出層28をエージング処理した後、エンボスフィルム40を剥離する。これにより、エンボスフィルム40のエンボス面42の凹凸が、露出層28の露出面である前面に転写されて凹凸36が形成される。この結果、図3に示すスクリーン14が完成する。
上述したスクリーン14の作用及び効果について説明する。プロジェクタ12から出力された2個の偏光方向を有する映像光PLは、スクリーン14に達すると、露出層28から入射する。映像光PLは、露出層28を透過した後、反射層26へと達する。反射層26に達した映像光PLは、反射されて前方へと進行する。ここで、反射層26の前面には、水平方向に延びる拡散溝32が形成されているので、映像光PLは、進行方向が水平方向に広げられて反射される。この後、映像光PLは、露出層28に入る。
ここで、映像光PLのうち、拡散溝32によって拡散反射された一部の光が露出層28の内部で多重反射されて迷光となり、この迷光が黒色染料によって吸収されると考えられる。一方、映像光PLのうち、拡散溝32によって適正に反射されて偏光が乱れていない映像光PLは、露出層28の内部で黒色染料によって吸収されることが少なく、大部分が透過して出射されると考えられる。
更に、露出層28の前面から出力される映像光PLは、エンボス加工によって形成された凹凸36によって偏光特性が維持された状態で進行方向に広げられる。これにより、ユーザは、スクリーン14の前方の広い領域において、偏光特性が維持された映像光PLを見ることができるので、クロストーク率を低減できる。また、露出層28の凹凸36が形成されているので、視野角の変化に伴うゲインの変化を低減できる。つまり、視野角に対するゲインの変化を低減できる。この結果、スクリーン14は、水平方向の広い領域で、視野角に対する明るさの変化を低減しつつ、高画質の立体画像をユーザに提供できる。また、スクリーン14は、視野角を広げることにより、ホットスポット、シンチレーション等の輝度むらを抑制できる。
上述した露出層28を変更した実施形態について説明する。図7は、変更された露出層128を有するスクリーン114の分解斜視図である。図8は、スクリーン114の断面図である。図7及び図8に示すように、スクリーン114は、基材22と、接着層24と、反射層26と、露出層128とを備える。露出層128は、ティント層134と、表面層138とを有する。
ティント層134を構成する材料は、上述したティント層として機能する露出層28と同様である。ティント層134は、露出層128において、反射層26側に配されている。ティント層134は、反射層26の前面の全体にわたって設けられている。ティント層134の厚みは、25μmである。ティント層134の前面は、平坦に形成されている。ティント層134は、着色剤を含有するウレタン系樹脂を主体とする樹脂からなる。
表面層138は、ティント層134の反射層26とは反対側の面、即ち、ティント層134の前面の全体にわたって配されている。表面層138は、外部に露出する。表面層138は、紫外線硬化樹脂からなる。表面層138の前面、即ち、露出層128の前面の全体は、エンボス加工されている。これにより、表面層138の前面には、凹凸136が形成される。この凹凸136によって、映像光PLの出射方向が広げられて、視野角が広げられる。
この実施形態では、表面層138が、ティント層134の前面に形成されているので、ティント層134の劣化を抑制できる。
図9は、変更された露出層228を有するスクリーン214の断面図である。スクリーン14は、基材22と、接着層24と、反射層26と、露出層228とを有する。
露出層228は、複屈折性を有さず、光学的に等方性である。露出層228は、透明な樹脂からなる。露出層228は、反射層26の前面の全体にわたって設けられている。露出層228は、ウレタン系樹脂によって構成される。露出層228は、着色剤を含まず略無色である。露出層228は、約10μmの厚みを有する。露出層228の前面の全体には、エンボス加工によって凹凸236が形成されている。
図10は、複数のプリズム部360を有するスクリーン314の縦断面図である。次に、複数のプリズム部360を有するスクリーン314について説明する。図10に示すように、スクリーン314は、基材322と、上光吸収層352及び下光吸収層354と、積層部材356とを備える。尚、下光吸収層354は、省略してもよい。
基材322は、ベース部358と、複数のプリズム部360とを有する。
ベース部358は、正面視にて長方形の平面形状に形成されている。ベース部358の形状の一例は、80インチサイズの長方形である。ベース部358を構成する材料の例は、ウレタン樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエステル樹脂、スチレン樹脂、アクリルスチレン共重合樹脂である。
複数のプリズム部360は、ベース部358の前面であって、基材322の前面に設けられている。プリズム部360は、光吸収材料として機能するカーボンブラックを含有するウレタン樹脂からなる。プリズム部360は、水平方向に沿って直線状に延びる三角柱形状に形成されている。プリズム部360の前後方向の高さの一例は、70μmから200μmである。プリズム部360の水平方向の長さは、ベース部358の水平方向の長さに等しい。プリズム部360は、ベース部358の水平方向の全長にわたって設けられている。各プリズム部360は、互いに平行に配置されている。複数のプリズム部360は、上下方向に沿って、周期的に配列されている。プリズム部360の上下方向のピッチの一例は、100μmから300μmである。プリズム部360は、成型金型等によって転写成型される。
上光吸収層352、下光吸収層354、及び、積層部材356は、それぞれ全てのプリズム部360の外面の異なる領域に設けられている。
図11は、プリズム部360の拡大断面図である。図11に示すように、プリズム部360の外面は、上面362と、下面364とを有する。
上面362は、長方形の平面状に形成されている。上面362は、下面364の上方に配置されている。上面362は、ベース部358の法線方向と平行であってもよく、ベース部358から見て、ベース部358の法線方向から下方に傾斜していてもよい。上面362は、上方に向けられている。
下面364は、長方形の平面状に形成されている。下面364は、上面362の下方に配置されている。下面364は、上面362よりも映像光PLの進行方向の上流側に配置されている。下面364及び上面362は、互いに交差する。下面364は、ベース部358から見て、ベース部358の法線方向から上方に傾斜している。これにより、下面364は、前方かつ下方に向けられている。
上光吸収層352は、各プリズム部360の上面362の全体に配されている。尚、上光吸収層352を上面362の一部に形成してもよい。上光吸収層352は、カーボンブラックを含有するウレタン樹脂を含む。上光吸収層352は、上面362に達する可視光を吸収する。上光吸収層352の厚みの一例は、5μmから10μmである。
下光吸収層354は、各プリズム部360の下面364の下端部から途中部まで配されている。下光吸収層354は、水平方向において、各プリズム部360の全長にわたって形成されている。下光吸収層354を構成する材料及び下光吸収層354の厚みは、それぞれ上光吸収層352と同様である。尚、下光吸収層354は、積層部材356よりも薄い。下光吸収層354は、下光吸収層354に達した可視光を吸収する。
積層部材356は、各プリズム部360の下面364のうち、下光吸収層354が形成されていない領域に配されている。具体的には、積層部材356は、下面364のうち、下光吸収層354の前端部からプリズム部360の頂部にわたって形成されている。積層部材356は、順に積層された、接着層324と、反射層326と、ティント層として機能する露出層328とを備える。
接着層324は、下面364のうち、露出している下面364の領域に形成されている。反射層326は、接着層324におけるプリズム部360とは反対側の面に積層されている。反射層326のプリズム部360とは反対側の面、即ち、反射層326の前面には、拡散溝332が形成されている。露出層328は、反射層326におけるプリズム部360とは反対側の面に積層されている。露出層328のプリズム部360とは反対側の面には、即ち、露出層328の前面には、エンボス加工による凹凸336が形成されている。接着層324、反射層326及び露出層328を構成する材料及び厚みは、接着層24、反射層26及び露出層28と同様である。
スクリーン314には、前方かつ下方に配置されたプロジェクタ12から映像光PLが投影される。この映像光PLのうち、下光吸収層354に達した映像光PLは、下光吸収層354によって吸収される。一方、映像光PLのうち、積層部材356に達した映像光PLは、露出層328を透過して、反射層326の前面の拡散溝332に達する。映像光PLは、拡散溝332によって進行方向が水平方向に広げられて反射される。これにより、映像光PLの多くは、水平方向に広げられた状態で前方へと進行する。略前方に進行する映像光PLは、露出層328の黒色染料にほとんど吸収されることなく、露出層328の凹凸336によって進行方法を広げられて、露出層328の前面から出力される。一方、映像光PLの一部は、反射層326によって、前方ではなく、下方へと反射されるが、隣接するプリズム部360の上光吸収層352によって吸収される。これにより、進行方向が大きく変更されて、偏光特性が大きく変更された映像光PLは、ほとんどユーザに達することがないのでクロストーク率を低減できる。この結果、スクリーン314は、高画質の立体画像を提供できる。
次に、上述した実施形態がクロストーク率を低減できる効果、及び、ゲインの平均化を証明するために行った実験について説明する。図12は、クロストーク率を測定した実験の概略を説明する図である。図12に示すように、本実験は、プロジェクタ12からスクリーン414に映像を投影して、スクリーン414上の輝度を輝度計70によって測定した。以下、各部材の具体的な形状、配置等を説明する。
スクリーン414は、横が1040mm、縦が770mmの長方形状である。プロジェクタ12は、NEC社製のDLP(登録商標)プロジェクタを用いた。プロジェクタ12には、パーソナルコンピュータが、全面が白色の画像を表示させる信号を入力した。輝度計70は、TOPCON社製のBM−7を用いた。輝度計70の輝度の測定角は、1.0°に設定した。
プロジェクタ12とスクリーン414との間の水平方向の距離L1は、2000mmである。輝度計70とスクリーン414との間の水平方向の距離L2は、2500mmである。プロジェクタ12とスクリーン414の間の上下方向の距離、即ち高さHは620mmである。輝度計70の受光面の中心は、スクリーン414の中心と同じ高さである。
プロジェクタ12とスクリーン414との間には、偏光板72が配置されている。偏光板72は、上下方向の透過軸を有する。輝度計70とスクリーン414との間には、偏光板74が配置されている。偏光板74は、透過軸の方向が偏光板72と同じであるパラレル、及び、透過軸が偏光板72と直交するクロスニコルのいずれかを配置した状態で、スクリーン414の中心の輝度を輝度計70により計測した。この結果、クロストーク率を次の式(1)により算出した。
クロストーク率=クロスニコルの白画面輝度/パラレルの白画面輝度・・(1)
更に、輝度計70をスクリーン414の中心の周りに、水平面内で回転させつつ、輝度を測定することにより、各視野角におけるクロストーク率を算出した。
図13は、ゲインを測定した実験の概略を説明する図である。図13に示すように、ゲインの測定は、光源76と、ゴニオフォトメータ78とを用いて行った。
固定された光源76からの平面波の光をスクリーン414に照射して、反射した光の強度をゴニオフォトメータ78によって測定した。ゴニオフォトメータ78は、村上色彩研究所社製のGP−200を採用した。ゴニオフォトメータ78は、スクリーン414の中心の周りに、水平面内で回転させつつ、光の強度を測定した。具体的には、スクリーン414の法線方向を0°として、70°まで回転させて光の強度を測定した。尚、ゲインの基準として、標準試料によって測定した光の強度を「1」とした。
クロストーク率及びゲインの測定用の試料として、実施例1、実施例2、及び、比較用の比較例1を作成した。実施例1は、上述したティント層として機能する露出層28を有するスクリーン14と同じ積層構造を有する。実施例1における基材22、接着層24、反射層26、露出層28のそれぞれの厚みは、100μm、5μm、7μm、10μmである。実施例2は、上述した透明な樹脂からなる露出層228を有するスクリーン214と同じ積層構造を有する。実施例2における基材22、接着層24、反射層26、露出層228のそれぞれの厚みは、100μm、5μm、7μm、10μmである。
図14は、比較例1のスクリーン914を説明する断面図である。図14に示すように、比較例1のスクリーン914は、基材922と、反射層926とを有する。基材922は、1〜2mmの厚みを有する。基材922は、樹脂層934と、クロス部936とを有する。樹脂層934は、PVC(=ポリ塩化ビニル)からなる。クロス部936は、樹脂層934の後面に設けられている。クロス部936は、ポリエステル製の繊維が直交する2方向に編みこまれている。反射層926は、シルバー塗装された樹脂からなる。反射層926は、アルミニウムのフィラー938を含有する。反射層926は、3μmの厚みを有する。
図15は、クロストーク率及びゲインの測定結果のグラフである。図15に示すように、実施例1及び実施例2のクロストーク率は、比較例1のクロストーク率よりも小さいことがわかる。特に、視野角が大きくなるにつれて、実施例1及び実施例2と、比較例1とのクロストーク率の差が顕著に大きくなることがわかる。実施例1と実施例2とをクロストーク率で比較すると、ティント層として機能する露出層28を有する実施例1の方が実施例2のクロストーク率よりも小さいことがわかる。
また、実施例1、実施例2及び比較例1をゲインで比較すると、視野角が小さい一部の領域を除いて比較例1のゲインが実施例1、実施例2に比べて小さいことがわかる。特に、実施例2は、比較例1に比べて、略全ての視野角においてゲインが大きいことがわかる。実施例1は、比較例1に比べて、視野角の変化に対するゲインの変化率が小さいことがわかる。換言すれば、実施例1は、比較例1に比べて、ユーザの位置に依存することなく、略同じ明るさの画像をいずれの位置のユーザにも提供することができる。
次に、エンボス加工をOPPフィルムによって形成することによりクロストーク率を低減させる効果を証明するための実験について説明する。図16は、エンボス加工の実験用の試料のスクリーン514の断面図である。図16に示すように、スクリーン514は、基材22と、接着層24と、反射層26と、プライマー層527と、露出層528とを有する。露出層528は、紫外線硬化樹脂からなる表面層として機能する。露出層528の前面には、凹凸536が形成されている。本実験では、凹凸536をOPPフィルム、PETサンドマット、PET練りこみマットのいずれかからなるエンボスフィルムを用いたエンボス加工により形成して、クロストーク率を調べた。PETサンドマットは、開成工業社製のものを用いた。PET練りこみマットは、東レ社製のX44を用いた。
図17は、エンボス加工のフィルムと、クロストーク率との関係を調べた実験結果である。Rzは、ある基準長さの範囲において、最も高い山から5番目の高さの山の粗さ曲線の平均線からの高さの和と、最も低い谷から5番目の低さの谷の粗さ曲線の平均線からの深さの和を算出して、当該高さの和と、深さの和との和を5で除した値である。クロストーク率における0°は、スクリーン514の真正面(即ち、前方)のことであり、60°はスクリーン514の中心から水平面内に60°回転した方向のことである。
図17に示すように、OPPフィルムによって凹凸536を形成したスクリーン514のクロストーク率は、0°及び60°の両方においてPETサンドマット及びPET練りこみマットに比べて極めて優れていることがわかる。
上述した各実施形態の構成における形状、数値、材料、配置は適宜変更してよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。
請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 プロジェクタシステム
12 プロジェクタ
14 スクリーン
16 偏光眼鏡
22 基材
24 接着層
26 反射層
28 露出層
32 拡散溝
36 凹凸
40 エンボスフィルム
42 エンボス面
70 輝度計
72 偏光板
74 偏光板
76 光源
78 ゴニオフォトメータ
114 スクリーン
128 露出層
134 ティント層
136 凹凸
138 表面層
214 スクリーン
228 露出層
236 凹凸
314 スクリーン
322 基材
324 接着層
326 反射層
328 露出層
332 拡散溝
336 凹凸
352 上光吸収層
354 下光吸収層
356 積層部材
358 ベース部
360 プリズム部
362 上面
364 下面
414 スクリーン
514 スクリーン
527 プライマー層
528 露出層
536 凹凸
914 スクリーン
922 基材
926 反射層
934 樹脂層
936 クロス部
938 フィラー

Claims (7)

  1. 平板状の基材の一方の面に金属からなる反射層を設ける反射層設置段階と、
    前記反射層における前記基材とは反対側の面に、可視光に対して光学的に等方かつ透明であり露出面に凹凸を有する露出層を形成する露出層形成段階
    を備え、
    前記露出層形成段階では、
    前記露出層は、ウレタン系樹脂をキャスティングにより塗布して形成する
    反射型スクリーンの製造方法
  2. 前記露出層は前記反射層における前記基材とは反対側の面に接しており、前記露出層は迷光を吸収する着色剤を含有する請求項1に記載の反射型スクリーンの製造方法
  3. 前記露出層は、前記反射層側に配されるティント層、および、前記ティント層の前記反射層とは反対側の面に配され外部に露出する表面層を有する請求項1または2に記載の反射型スクリーンの製造方法
  4. 前記反射層における前記露出層に接する面に凹凸を形成する反射層凸凹形成段階を更に備える請求項1から3のいずれか1項に記載の反射型スクリーンの製造方法
  5. 前記基材の一方の面に複数のプリズム部を形成するプリズム部形成段階を更に備え
    前記反射層及び前記露出層が積層された積層部材が、各プリズム部における一の方向を向いた面に配された請求項1から4のいずれか1項に記載の反射型スクリーンの製造方法
  6. 前記プリズム部における他の方向を向いた面に可視光を吸収する光吸収層を形成する光吸収層形成段階を更に備える請求項5に記載の反射型スクリーンの製造方法
  7. 平板状の基材に反射層を設ける反射層設置段階と、
    前記反射層における前記基材とは反対側の面に、可視光に対して光学的に等方かつ透明であり露出面に凹凸を有する露出層を形成する露出層形成段階と
    を備え、
    前記露出層形成段階では、
    前記露出層の凹凸を二軸延伸ポリプロピレンに形成された凹凸を転写して形成する
    反射型スクリーンの製造方法。
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