JP2006126544A - 背面投影型ディスプレイ用光学部材及びその製造方法及び背面投影型ディスプレイ - Google Patents

背面投影型ディスプレイ用光学部材及びその製造方法及び背面投影型ディスプレイ Download PDF

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Abstract

【課題】光拡散性レンズシート単体の捻じれ形状を低減させて、ディスプレイ用の筐体に装着した際にレンズ形状潰れ(刃潰れ)が生じない程度にレンズシートの湾曲形状による荷重を分散させ、互いにレンズアレイ面が対向するように密着して組み合わせた際にフレネルレンズシートとの間で生じる刃潰れを抑制することを目的とする。
【解決手段】光拡散性レンズシート12とフレネルレンズシート13とから構成され、その一方又は両方のシートにはシート長辺方向と短辺方向のいずれか一方向にレンズアレイ面12a、13a側を凸面状とする湾曲形状が成形により付与され、湾曲形状のシート成形直後のねじれ量(四辺湾曲量の差)を20mm以内にして、互いにそのレンズアレイ面側を対向させシート中心部を整合させて平坦状に重ね合わせることによりシート中心部における密着性を向上させ且つレンズシートのレンズ形状潰れを抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、背面投影型リアプロジェクションテレビやディスプレイなどに用いられる背面投影型ディスプレイ用光学部材、及びその製造方法、及び背面投影型ディスプレイに関する。
一般的に背面投影型リアプロジェクションテレビ向けの背面投影型リアスクリーンは、観察者側に配置されるレンチキュラーレンズシートと、映像投影側(光源側)に配置するフレネルレンズシートとの組み合わせにより構成されている。フレネルレンズシートは、エンジンと呼ばれる画像光を投影する画像プロジェクタから発散する投影光を、平行光に変換してレンチキュラーレンズシートのレンズアレイ面に入射する働きをする。他方、レンチキュラーレンズシートは、フレネルレンズシートで平行光とされた投影光を、水平方向に並列されたシリンドリカルレンズ群の特性により、所定の視野角となるように水平方向に拡散させて、観察者側に画像表示光(映像光)として出射する働きをする。
また、光拡散材等をレンチキュラーレンズシートの基板や支持体、あるいはレンズシート等のスクリーンを構成する積層構成体のいずれかの部位に備えることにより、映像光を等方向に広げる手法が用いられる。
背面投影型リアプロジェクションテレビ(以下、単にリアプロジェクションテレビと称す)に用いられる背面投影型リアスクリーン(単に透過型スクリーンとも称す)は、広視野角、高解像度、高コントラスト、そしてギラツキ(輝点ノイズ)の少ないものが求められており、視野角が広いと、観察者にとっては映像可視領域が広くなり、コントラストが高いと、映像の視認性が高くなり、ギラツキが少ないと、観察者の眼の疲労が少なくなるなどの利点がある。
また、解像度が低下する原因としては、環境温度、環境湿度の変化により、レンチキュラーレンズシートとフレネルレンズシートの間に浮きが生じてしまうことが指摘されている。また、スクリーンとして実際にレンチキュラーレンズシートとフレネルレンズシートとを重ね合わせて組み合わせた時に、レンズシート間に隙間が生じて、視覚される表示映像の解像度を落とす原因になる。
前記レンズシート間の密着性を向上させる手法としては、例えば、特開平2−32301、特開平5−204048、特開2000−214533、特開2002−107835、及び特開2003−5295のようにレンチキュラーレンズシートとフレネルレンズシートのうちの少なくともどちらか一方に、他のレンズシート側に凸状となるようにレンズシートを湾曲形状にする方法が公知となっている。
例えば、特開平5−204048などのように、透過型スクリーンを構成するレンチキュラーレンズシート若しくはフレネルレンズシートを、そのスクリーンの樹脂軟化点の近傍で湾曲させることにより、互いの密着性を向上させる手法が公知となっている。また、特開昭63−212926などでは、レンチキュラーレンズシートとフレネルレンズシートを重ね合わせた状態で加熱処理し、少なくとも、どちらか一方を急冷させることにより密着性を向上させる手法も公知となっている。
しかしながら、単に加熱をしてスクリーンを湾曲させるだけでは、スクリーンに残留応
力が残ってしまい、レンチキュラーレンズシートやフレネルレンズシートの矩形状シートの四辺の湾曲量にバラツキが生じてしまい、スクリーンが捻じれた状態になってしまい、そのために、重ね合わせる他のレンズシートに掛かる荷重が不均一になって、レンチキュラーレンズシートやフレネルレンズシートのレンズアレイ面に、その不均一な荷重によってレンズ形状潰れが発生する恐れがあり、特に、略鋸歯状のレンズアレイ面を有するフレネルレンズシートの場合には、そのフレネルレンズ尖鋭部にレンズ形状潰れ(刃潰れ)が発生する原因となる恐れがある。
特に、樹脂製のレンチキュラーレンズシートでは、透過型スクリーンのスクリーン基材として剛性が小さく、また、レンズシートを加熱処理などによって湾曲形状に反らせる場合に、浮きが生じないように反り量を過多にしてしまうと、レンズ形状潰れが生じてしまい、画像が正しく表示されなかったり、必要以上にスクリーンが凹んだ状態になり、画像が歪んで見えることがある。また、スクリーンは平坦面であることが望まれており、できる限り、反りは少ないことが望まれている。
以下に、公知の特許文献を記載する。
特開昭63−212926号公報 特開平2−32301号公報 特開平5−204048号公報 特開2000−214533号公報 特開2002−107835号公報 特開2003−5295号公報
本発明の課題は、上記の技術的背景を考慮してなされたものであり、背面投影型ディスプレイ用光学部材を構成する光拡散性レンズシート単体の捻じれ形状を低減させて、ディスプレイ用の筐体に装着した際に、レンズ形状潰れ(刃潰れ)が生じない程度に光拡散性レンズシートの湾曲形状による荷重を分散させ、そして、光拡散性レンズシートとフレネルレンズシートとを、互いにレンズアレイ面が対向するように密着して、組み合わせた際に、両レンズシート間で生じる刃潰れを抑制することが可能な背面投影型ディスプレイ用光学部材及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る発明は、光拡散性レンズシートとフレネルレンズシートとから構成され、少なくともその一方又は両方のレンズシートには、そのシート長辺方向(X方向)と短辺方向(Y方向)のいずれか一方向又は両方向に、そのレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状が成形により付与され、該両方のレンズシートを互いにそのレンズアレイ面側を対向させ、シート中心部を整合させて、平坦状に重ね合わせることにより、シート中心部における密着性を向上させた背面投影型ディスプレイ用光学部材において、湾曲形状のレンズシートの成形直後の捻じれ量(四辺湾曲量の最大値と最小値の差)を20mm以内にすることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材である。
本発明の請求項2に係る発明は、上記請求項1に係る背面投影型ディスプレイ用光学部
材において、前記光拡散性レンズシートは、少なくとも、表面に平行入射光を規則的に集光させるレンズアレイ面と裏面にブラックストライプ等の遮光層とによる複合構造の光拡散性を有する透光性基材層からなり、該レンズアレイ面のレンズアレイ層厚が、透光性基材層の総厚の1/5以下であることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材である。
本発明の請求項3に係る発明は、上記請求項1に係る背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートは、少なくとも表面に平行入射光を規則的に集光させるレンズアレイ面と裏面にブラックストライプ等の遮光層とによる複合構造の光拡散性を有する透光性基材層と、該透光性基材層のレンズアレイ面と反対面に透明支持体層とからなり、該レンズアレイ面のレンズアレイ層厚が透光性基材層と透明支持体層との総厚の1/5以下であることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材である。
本発明の請求項4に係る発明は、上記請求項1乃至3のいずれか1項に係る背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートは、垂直一次元方向を長手方向とするシリンドリカルレンズの単位レンズを水平方向に平行に複数単位並列したレンチキュラーレンズからなるレンズアレイ面を表面に有する光拡散性のレンチキュラーレンズシートであることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材である。
本発明の請求項5に係る発明は、上記請求項1乃至3のいずれか1項に係る背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートは、垂直一次元方向を長手方向とするシリンドリカルレンズの単位レンズを水平方向に平行に複数単位並列し、水平一次元方向を長手方向とするシリンドリカルレンズの単位レンズを垂直方向に平行に平面的に複数単位並列したクロスレンチキュラーレンズからなるレンズアレイ面を表面に有する光拡散性のクロスレンチキュラーレンズシートであることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材である。
本発明の請求項6に係る発明は、上記請求項1乃至3のいずれか1項に係る背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートは二次元方向に平面的に片側凸レンズ状の単位レンズを枡目状又は市松状の略マトリックス状に複数単位配列したマイクロレンズからなるレンズアレイ面を表面に有する光拡散性のマイクロレンズシートであることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材である。
本発明の請求項7に係る発明は、上記請求項1乃至3のいずれか1項に係る背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートは、垂直一次元方向を長手方向とする断面形状が略台形であって該台形の下底を入射側その上底を観察者側とすると共に該台形の斜辺部分にはそれぞれ異なる透明屈折率層が形成された台形プリズムレンズの単位レンズを水平方向に平行に複数単位並列した台形プリズムレンズ群からなるレンズアレイ面を表面に有する光拡散性の台形プリズムレンズシートであることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材である。
本発明の請求項8に係る発明は、上記請求項1乃至3のいずれか1項に係る背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートは、垂直一次元方向を長手方向とする断面形状が略台形であって該台形の下底を入射側その上底を観察者側とすると共に該台形の斜辺部分にはそれぞれ異なる透明屈折率層が形成された台形プリズムレンズの単位レンズを水平方向に平行に複数単位並列し、水平一次元方向を長手方向とする前記単位レンズと同一形状の単位レンズを垂直方向に平行に複数単位並列したクロス台形プリズムレンズからなるレンズアレイ面を表面に有する光拡散性のクロス台形プリズムレンズシートであることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材である。
本発明の請求項9に係る発明は、上記請求項1乃至3のいずれか1項に係る背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートは、二次元方向に平面的に断面形状が略台形であって該台形の下底を入射側その上底を観察者側とすると共に該台形の斜辺部分にはそれぞれ異なる透明屈折率層が形成された台形プリズムレンズの単位レンズを枡目状又は市松状の略マトリックス状に複数単位配列した台形プリズムレンズ群からなるレンズアレイ面を表面に有する光拡散性の台形プリズムレンズシートであることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材である。
本発明の請求項10に係る発明は、上記請求項1乃至9のいずれか1項に係る背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートとフレネルレンズシートのそれぞれ二次元(X−Y)方向の平面サイズが、そのX方向(横方向)又は/及びY方向(縦方向)において、1000mm〜600mm若しくは960mm〜560mmであることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材である。
本発明の請求項11に係る発明は、上記請求項1乃至10のいずれか1項に係る背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートとフレネルレンズシートのそれぞれ二次元(X−Y)方向の平面サイズが、そのX方向(横方向)において960mm、Y方向(縦方向)において560mmであることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材である。
本発明の請求項12に係る発明は、光拡散性レンズシートとフレネルレンズシートとから構成され、少なくとも両方のレンズシートには、そのシート長辺方向(X方向)と短辺方向(Y方向)のいずれか一方向又は両方向に、そのレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状が成形により付与され、該両方のレンズシートを、そのシート中心部を整合させ互いにレンズアレイ面側を対向させて重ね合わせることにより、シート中心部における密着性を向上させた背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法において、透明基材の表面に紫外線若しくは電子線硬化型樹脂の硬化物によるレンズアレイ面を設けて透光性基材層からなる光拡散性レンズシートを形成し、該光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを、そのレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状に成形付与する際に、該光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを、シート樹脂の軟化点以上に加熱した後、該レンズシートをレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状の一定形状に保持しながら、冷却固化して湾曲形状に成形することを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法である。
本発明の請求項13に係る発明は、光拡散性レンズシートとフレネルレンズシートとから構成され、少なくとも両方のレンズシートには、そのシート長辺方向(X方向)と短辺方向(Y方向)のいずれか一方向又は両方向に、そのレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状が成形により付与され、該両方のレンズシートを、そのシート中心部を整合させ互いにレンズアレイ面側を対向させて重ね合わせることにより、シート中心部における密着性を向上させた背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法において、透明基材の表面に紫外線若しくは電子線硬化型樹脂の硬化物によるレンズアレイ面を設けて透光性基材層を形成し、該透光性基材層のレンズアレイ面と反対面に透明支持体層を貼り合わせて光拡散性レンズシートを形成し、該光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを、そのレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状に成形付与する際に、該光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを、シート樹脂の軟化点以上に加熱した後、該レンズシートをレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状の一定形状に保持しながら、冷却固化して湾曲形状に成形することを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法である。
本発明の請求項14に係る発明は、光拡散性レンズシートとフレネルレンズシートとか
ら構成され、少なくとも両方のレンズシートには、そのシート長辺方向(X方向)と短辺方向(Y方向)のいずれか一方向又は両方向に、そのレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状が成形により付与され、該両方のレンズシートを、そのシート中心部を整合させ互いにレンズアレイ面側を対向させて重ね合わせることにより、シート中心部における密着性を向上させた背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法において、透明基材の表面に紫外線若しくは電子線硬化型樹脂の硬化物によるレンズアレイ面を設けて透光性基材層からなる光拡散性レンズシートを形成し、該光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを、そのレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状に成形付与する際に、該光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを、所定の曲率半径にて配列した複数対の低温加熱加圧ロール間に導入搬送して、該レンズシートをレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状の一定形状に保持しながら、動的な状態にて低温加熱加圧して、その後に冷却固化して湾曲形状に成形することを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法である。
本発明の請求項15に係る発明は、光拡散性レンズシートとフレネルレンズシートとから構成され、少なくとも両方のレンズシートには、そのシート長辺方向(X方向)と短辺方向(Y方向)のいずれか一方向又は両方向に、そのレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状が成形により付与され、該両方のレンズシートを、そのシート中心部を整合させ互いにレンズアレイ面側を対向させて重ね合わせることにより、シート中心部における密着性を向上させた背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法において、透明基材の表面に紫外線若しくは電子線硬化型樹脂の硬化物によるレンズアレイ面を設けて透光性基材層を形成し、該透光性基材層のレンズアレイ面と反対面に透明支持体層を遮光層を介して貼り合わせて光拡散性レンズシートを形成し、該光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを、そのレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状に成形付与する際に、該光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを、所定の曲率半径にて配列した複数対の低温加熱加圧ロール間に導入搬送して、該レンズシートをレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状の一定形状に保持しながら、動的な状態にて低温加熱加圧して、その後に冷却固化して湾曲形状に成形することを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法である。
本発明の請求項16に係る発明は、上記請求項12乃至15のいずれか1項に係る背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法において、前記光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを加熱する際に、該レンズシートの凸面状になるレンズアレイ面側と反対側の表面温度が、前記透光性基材層又は、前記透光性基材層と透明支持体層の樹脂の軟化点以上になるように加熱することを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法である。
本発明の請求項17に係る発明は、上記請求項12乃至16のいずれか1項に係る背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法において、前記光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを冷却固化する際に、該レンズシートの凸面状になるレンズアレイ面側の表面温度の冷却勾配が、その反対側の表面温度の冷却勾配とほぼ同じか、又はそれより急になるように冷却を行うことを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法である。
本発明の請求項18に係る発明は、上記請求項12乃至17のいずれか1項に係る背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法において、前記光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを冷却固化する際に、該レンズシートの表面温度を室温±10℃の温度域に下げるのに、少なくとも1分以上の時間をかけて冷却することを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法である。
本発明の請求項19に係る発明は、上記請求項12乃至18のいずれか1項に係る背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法により作製された前記光拡散性レンズシートとフレネルレンズシートとから構成されていることを特徴とする背面投影型ディスプレイである。
本発明の背面投影型ディスプレイ用光学部材、及びその製造方法によれば、レンチキュラーレンズシート、クロスレンチキュラーシート、マイクロレンズシート、台形プリズム型レンズシート、クロス台形プリズム型レンズシート等の光拡散性レンズシートと、フレネルレンズシートとの少なくともどちらか一方又は両方のレンズシートを湾曲形状にする際に、加熱工程でレンズシートを一定形状の曲率変形を維持させた状態で樹脂軟化点以上にて加熱した後、一定形状の曲率変形を維持させた状態で冷却固化して湾曲形状に成形するものである。
また、本発明の背面投影型ディスプレイ用光学部材、及びその製造方法によれば、光拡散性レンズシートと、フレネルレンズシートとの少なくともどちらか一方又は両方のレンズシートを湾曲形状にする際に、加熱工程でレンズシートを一定形状の曲率変形を維持させた状態で、樹脂軟化点以上にて加熱した後、その一定形状の曲率変形を維持させながら、レンズシートを加熱加圧ロール間に導入搬送して動的な状態にて加熱加圧して、その後に冷却固化して湾曲形状に成形するものであり、動的な状況で加熱することにより、レンズアレイ面側を凸面状態に湾曲し易くさせることができる。
更に、本発明の背面投影型ディスプレイ用光学部材、及びその製造方法によれば、凸面状態になったレンズシート面を冷却することにより、捻じれの無いレンズシートを供給することができ、光拡散レンズシートとフレネルレンズシートとを、互いにレンズアレイ面が対向するように密着して組み合わせた際に、両レンズシートのレンズアレイ面間における擦れなどによるレンズ形状潰れ(刃潰れ)をなくし、高品位な映像を実現することが可能な背面投影型ディスプレイ用光学部材、及び背面投影型ディスプレイを提供することができるものである。
本発明の好ましい一実施例としての実施の形態について、図面に基づいて以下に説明すれば、図1(a)〜(b)は、本発明の背面投影型ディスプレイ用光学部材を用いた背面投影型ディスプレイ(背面投影型リアスクリーン及び透過型リアスクリーン)として構成した一例を説明するシートX方向(横方向)、又はシートY方向(縦方向)の断面図であり、図2(a)〜(b)は、山部と谷部とから構成された蒲鉾形状の線条レンズの多数線条配列からなるレンチキュラーレンズアレイ面12aを備えた光拡散性レンズシート12と、フレネルレンズアレイ面13aを備えたフレネルレンズシート13を用いた背面投影型ディスプレイ(背面投影型リアスクリーン及び透過型リアスクリーン)として構成した一例を説明するシートX方向(横方向)の断面図である。
図1(a)に示すように、本発明の背面投影型ディスプレイ用光学部材11は、レンチキュラーレンズシート、クロスレンチキュラーシート、マイクロレンズシート、台形プリズム型レンズシート、クロス台形プリズム型レンズシート等の光拡散性レンズシート12と、フレネルレンズシート13(凸レンズ型、収光型のフレネルレンズシート)とから構成されている。また、図2(a)に示すように、本発明の背面投影型ディスプレイ用光学部材11は、レンチキュラーレンズアレイ面12aを備えたレンチキュラーレンズシートによる光拡散性レンズシート12と、フレネルレンズ面13aを備えたフレネルレンズシート13(凸レンズ型、収光型のフレネルレンズシート)とから構成されている。
前記光拡散性レンズシート12とフレネルレンズシート13のうち、いずれか1方又は両方のレンズシートには 少なくとも、そのシートX方向(横方向、例えば長辺方向又は短辺方向)と、そのシートY方向(縦方向、例えば短辺方向又は長辺方向)のうち、いずれか一方向又は両方向に、その光拡散性レンズシート12のレンズアレイ面12a側、又は/及び、フレネルレンズシート13のレンズアレイ面13a側を凸面状とする湾曲形状が成形により付与されている。
図1(a)、図2(a)に示すように、該両方のレンズシート12、13は、互いにそのレンズアレイ面12a、13a側を対向させて配置され、そのレンズシート中心部Oを互いに整合させてある。
そして、図1(b)、図2(b)に示すように、両方のレンズシート12、13は、互いに点線部分から実線部分に、平坦状に重ね合わせられることにより、レンズシート中心部における密着性を向上させ、且つレンズシート全面の密着性を向上させた背面投影型ディスプレイ用光学部材となっている。
前記両方のレンズシート12、13が、互いに点線部分から実線部分に平坦状に重ね合わせられる際には、光拡散性レンズシート12とフレネルレンズシート13のそれぞれ両端のレンズアレイ面12a、13aは、多少ずれながら互いに重ね合わせられるために、光拡散性レンズシート12のレンズアレイ面12aに形成されているレンチキュラーレンズ、クロスレンチキュラーレンズ、マイクロレンズ、台形プリズム型レンズ、クロス台形プリズム型レンズ等のレンズと、フレネルレンズシート13のレンズアレイ面13aに形成されているフレネルレンズとが、互いに擦れ合ってレンズ形状潰れが発生し易い。
そのために、本発明の背面投影型ディスプレイ用光学部材11においては、湾曲形状の光拡散性レンズシート12又は/及びフレネルレンズシート13の成形直後の捻じれ量(矩形状レンズシートの四辺の湾曲量の最大値と最小値との差)が、20mm以内になるように設定されていて、これにより光拡散性レンズシート12又はフレネルレンズシート13のレンズ形状潰れ(フレネルレンズ頂点の刃潰れ)が抑制されるものである。
本発明の上記背面投影型ディスプレイ用光学部材11は、図1(b)、図2(b)に示すように、光拡散性レンズシート12側を観察側とし、フレネルレンズシート13側を投影プロジェクタ14による投影画像光L(スクリーン入射光)の投影側とする背面投影型ディスプレイの背面投影型リアスクリーン(透過型リアスクリーン)として使用され、該背面投影型リアスクリーンのフレネルレンズシート13側から入射した投影画像光Lは、一旦、該フレネルレンズシート13のフレネルレンズアレイ面13aによって平行光L1 に変換される。なお、光拡散性レンズシート12のレンチキュラーレンズアレイ面12aと相対する集光面におけるレンチキュラーレンズの谷部と相対する面には、線条(ストライプ状)に所定幅の遮光層15(暗色系、黒色系の着色剤等による可視光吸収層)が形成され、光拡散性レンズシート12の観察側における外光による反射ノイズ光を吸収して投影画像のコントラストを高める作用を持たせている。
そして、該投影画像光Lの平行光L1 は、光拡散性レンズシート12に入射し、該レンズシート12のレンズアレイ面12a(例えばレンチキュラーレンズアレイ面)によって、該レンズシート12に設けた遮光層15、15の間の出射面(レンズアレイ面12aと相対する出射面でありレンズ焦点面又はレンズ集光面)に一旦所定幅にて収光した後に、該出射面から大気中(観察者方向)に、所定の観察視野角を持って拡散する該投影画像光Lの拡散光L2 として、出射面から、さらにレンチキュラーレンズの合成樹脂の光屈折率に対応する屈折角度にて拡散する方向に出射するものである。なお、前記遮光層15の形成された光拡散性レンズシート12のレンズ集光面は、その遮光層15の形成されている
面が他の面に比較して同じ高さに突出している形状を備えていてもよい。
本発明の上記背面投影型ディスプレイ用光学部材11の前記光拡散性レンズシート12は、光拡散性レンズアレイ面12aを有する単層の透光性基材層から構成されていてもよいし、あるいは、透明基材に光拡散性レンズアレイ面12aを有する透光性基材層、若しくは、透明基材に光拡散性レンズアレイ面12aを有する透光性基材層と透明支持体層との二層以上の複層構造から構成されていてもよい。
また、本発明の上記背面投影型ディスプレイ用光学部材11の前記フレネルレンズシート13は、フレネルレンズアレイ面13aを有する単層の透光性基材層から構成されていてもよいし、あるいは、透明基材にフレネルレンズアレイ面13aを有する透光性基材層、若しくは、透明基材にフレネルレンズアレイ面13aを有する透光性基材層と透明支持体層との二層以上の複層構造から構成されていてもよい。
前記光拡散性レンズシート12が二層以上の複層構造の場合には、光拡散性レンズアレイ面12aを有する透光性基材層と透明支持体層のそれぞれ線膨張係数は同一でもよいし、異なっていてもよい。
光拡散性レンズシート12に、そのレンズアレイ面12a側に凸面状の湾曲形状を得易くするためには、光拡散性レンズアレイ面12a側の透光性基材層の線膨張係数は、観察側の透明支持体層の線膨張係数よりも大きく設定される。また、前記光拡散性レンズシート12の観察側の透明支持体層の層厚は、前記光拡散性レンズアレイ面12a側の透光性基材層の層厚の1/5以下に設定することが適当である。
本発明の背面投影型ディスプレイ用光学部材11における前記光拡散性レンズシート12のレンズアレイ面12aとしては、例えば、垂直一次元方向を長手方向とするシリンドリカルレンズの単位レンズを水平方向に平行に複数単位並列したレンチキュラーレンズからなるレンズアレイ面12aを表面に有する光拡散性のレンチキュラーレンズシートがある。
また、他には、前記光拡散性レンズシート12のレンズアレイ面12aとしては、垂直一次元方向を長手方向とするシリンドリカルレンズの単位レンズを水平方向に平行に複数単位並列し、水平一次元方向を長手方向とするシリンドリカルレンズの単位レンズを垂直方向に平行に、平面的に複数単位並列したクロスレンチキュラーレンズからなるレンズアレイ面12aを表面に有する光拡散性のクロスレンチキュラーレンズシートがある。
また、その他に、前記光拡散性レンズシート12のレンズアレイ面12aとしては、二次元方向に平面的に片側凸レンズ状の単位レンズを枡目状又は市松状の略マトリックス状に複数単位配列したマイクロレンズからなるレンズアレイ面12aを表面に有する光拡散性のマイクロレンズシートでもよい。
また、その他に、前記光拡散性レンズシート12のレンズアレイ面12aとしては、垂直一次元方向を長手方向とする断面形状が略台形であって該台形の下底を入射側その上底を観察者側とすると共に該台形の斜辺部分にはそれぞれ異なる透明屈折率層が形成された台形プリズムレンズの単位レンズを水平方向に平行に複数単位並列した台形プリズムレンズ群からなるレンズアレイ面12aを表面に有する光拡散性の台形プリズムレンズシートであってもよい。
また、その他に、前記光拡散性レンズシート12のレンズアレイ面12aとしては、垂直一次元方向を長手方向とする断面形状が略台形であって該台形の下底を入射側その上底
を観察者側とすると共に該台形の斜辺部分にはそれぞれ異なる透明屈折率層が形成された台形プリズムレンズの単位レンズを水平方向に平行に複数単位並列し、水平一次元方向を長手方向とする前記単位レンズと同一形状の単位レンズを垂直方向に平行に複数単位並列したクロス台形プリズムレンズからなるレンズアレイ面12aを表面に有する光拡散性のクロス台形プリズムレンズシートであってもよい。
また、その他に、前記光拡散性レンズシート12のレンズアレイ面12aとしては、二次元方向に平面的に断面形状が略台形であって該台形の下底を入射側その上底を観察者側とすると共に該台形の斜辺部分にはそれぞれ異なる透明屈折率層が形成された台形プリズムレンズの単位レンズを枡目状又は市松状の略マトリックス状に複数単位配列した台形プリズムレンズ群からなるレンズアレイ面12aを表面に有する光拡散性の台形プリズムレンズシートであってもよい。
なお、本発明の背面投影型ディスプレイ用光学部材においては、その光学部材のX方向(横方向)への光拡散性を良好にする(視野角を拡げる)だけでなく、Y方向(縦方向)への光拡散性を良好にする(視野角を拡げる)ために、前記光拡散性レンズシート12は構成するポリメチルメタアクリレート樹脂(PMMA)等の透明樹脂材料中にシリカや雲母などの無機物質による光拡散剤を少量混合添加したものでもよいし、あるいは前記光拡散性レンズシート12はそのレンズアレイ面12aと相対する集光面(又は焦点面)側に適宜に、光拡散シート層が積層されているか、若しくは微細な砂目凹凸状の光拡散面が形成されていてもよい。
以下に、本発明における光拡散性レンズシートの湾曲形状への成形の具体的実施例を説明する。
本実施例においては、光拡散性レンズシート12として、レンズアレイ面12aにレンチキュラーレンズを採用し、そのシート厚さを1.9mm、サイズを縦560mm×横960mm、該光拡散性レンズシート12の二層構成(複層構成)のシート材としてメチルメタクリレート−スチレン共重合体の板を透光性基材層、該透光性基材層に貼り合わせる厚さ75μmのPETフィルムを透明支持体層として使用し、この透明支持体層に、予め紫外線硬化型樹脂で水平方向に並列したシリンドリカルレンズを表面に成形した前記透光性基材層を粘着材層を介して貼り合わせることで、レンチキュラーレンズシート12とした。
<実施例1>
光拡散性レンズシートとして、上記レンチキュラーレンズシート12を、熱媒を循環させた加熱加圧ロール間に導入して搬送させながら加熱処理を行い、レンチキュラーレンズシート12の表面温度が透光性基材層の軟化点以上となるまで加熱を行い(軟化点以上の加熱をしてもレンチキュラーレンズシート12のレンズアレイ面12aのレンズ形状が変形しない)、その時点で加熱を終了させて、自然冷却を行い、レンチキュラーレンズシートが、どのような形状になるか検証を行った。加熱加圧ロールの配列は複数対の加熱加圧ロールを直線状に配列した場合と曲率半径1000mmとなるように配列した場合の2つの条件で行った。
複数対の加熱加圧ロールを直線状に配列した各々加熱加圧ロール間に、レンチキュラーレンズシート12を直線的に導入して加熱加圧し、その後に自然冷却したところ、レンチキュラーレンズシート12は、レンズアレイ面12a側が、加熱加圧ロールの円周に沿う方向の一方向(シートX方向(横方向)であって長辺方向)に凹面状になるような湾曲形状の状態になった。
そして、上記レンチキュラーレンズシート12と湾曲形状でない平坦なフレネルレンズシート13とをレンズアレイ面12a、13aが対向するようにして重ね合わせたところ、両シート12、13との重ね合わせ面に隙間が発生して、良好な密着性は得られなかった。
一方、複数対の加熱加圧ロールを曲率半径1000mmに配列した各々加熱加圧ロール間に、レンチキュラーレンズシート12を、そのレンズアレイ面12aが凸面状になるように曲率半径1000mmにて導入して加熱加圧し、その後に自然冷却したところ、レンチキュラーレンズシート12は、レンズアレイ面12a側が、加熱加圧ロールの円周に沿う方向の一方向(シートX方向(横方向)であって長辺方向)に凸面状になるような湾曲形状の状態になった。
そして、上記レンチキュラーレンズシート12と湾曲形状でない平坦なフレネルレンズシート13とをレンズアレイ面12a、13aが対向するようにして重ね合わせたところ、両シート12、13は良好な密着性が得られた。
<実施例2>
光拡散性レンズシートとして、上記レンチキュラーレンズシート12を、熱媒を循環させた複数対の加熱加圧ロールを直線状に配列した各々加熱加圧ロール間に導入して搬送させながら、レンチキュラーレンズシート12の表面温度が透光性基材層の軟化点以上となるまで加熱を行い(軟化点以上の加熱をしてもレンチキュラーレンズシート12のレンズアレイ面12aのレンズ形状が変形しない)、その時点で加熱を終了させて、曲率半径1500mmの冷却型に入れることで冷却を行った。3分の冷却時間でレンチキュラーレンズシート12の温度を25℃(室温26℃)とした。
冷却時に、レンチキュラーレンズシート12の表面(レンズアレイ面12aとは逆側)から冷却を行った場合と、レンチキュラーレンズシート12の裏面(レンズアレイ面12a側)から冷却を行った場合と、レンチキュラーレンズシート12の表裏共に自然冷却として、その表裏面の温度勾配の差を無くして冷却を行った場合の3条件について、冷却後のレンチキュラーレンズシート12の湾曲形状がどのようになるか検討を行った。
図3(a)〜(c)は、冷却後の湾曲形状となったレンチキュラーレンズシート12の捻じれ状態を表した模式図であり、図3(a)は、冷却時にレンチキュラーレンズシート12の表面(レンズアレイ面12aとは逆側)から冷却を行った場合のレンチキュラーレンズシート12の模式図、図3(b)は、レンチキュラーレンズシート12の裏面(レンズアレイ面12a側)から冷却を行った場合の模式図、図3(c)は、レンチキュラーレンズシート12の表裏共に自然冷却として、その表裏面の温度勾配の差を無くして冷却を行った場合(23)の模式図である。
図3の図中、矩形状のレンチキュラーレンズシート12の四隅に記入してある数字は、湾曲形状となった矩形状のレンチキュラーレンズシート12を平坦台面上に平置きした状態のシート中央領域(平坦台面と接触する平坦面領域)の高さ0mmに対するレンチキュラーレンズシート12のシート四隅の湾曲量(浮き高さ量)を表している。
図3(a)に示す表面(レンズアレイ面12aとは逆側)から冷却を行ったレンチキュラーレンズシート12の場合では、四隅の湾曲量は、それぞれ40mm、16mm、17mm、44mmであり、その四隅の湾曲量の差は44mm−16mm=28mmであり、不均一な湾曲状態となった。
そして、この湾曲形状となったレンチキュラーレンズシート12と、湾曲形状でない平坦なフレネルレンズシート13とを、互いにレンズアレイ面12a、13aが対向するようにして重ね合わせたところ、両シート12、13の重ね合わせ間に隙間が発生し、良好な密着性が得られず、また、シート角隅部にレンズ形状潰れ(刃潰れ)の現象が確認された。
図3(b)に示す裏面(レンズアレイ面12a側)から冷却を行ったレンチキュラーレンズシート12の場合では、四隅の湾曲量は、それぞれ17mm、16mm、16mm、18mmであり、その四隅の湾曲量の差は18mm−16mm=2mmであり、また、図3(c)に示す自然冷却を行ったレンチキュラーレンズシート12の場合では、四隅の湾曲量は、それぞれ17mm、14mm、13mm、17mmであり、四隅の湾曲量の差は、17mm−13mm=4mmであり、両方の場合は、ほぼ均一な湾曲状態を形成することができた。
そして、このレンチキュラーレンズシート12と、湾曲形状でない平坦なフレネルレンズシート13とを、互いにレンズアレイ面12a、13aが対向するようにして重ね合わせたところ、両シート12、13は良好な密着性が得られ、また、シート角隅部にはレンズ形状潰れ(刃潰れ)の現象は発生しなかった。
(a)〜(b)は、レンズアレイ面を持つ光拡散性レンズシートを用いた本発明の背面投影型ディスプレイ用光学部材及び背面投影型ディスプレイの構成の一例を示す模式断面図。 (a)〜(b)は、レンチキュラーレンズアレイ面を持つ光拡散性レンズシートを用いた本発明の背面投影型ディスプレイ用光学部材及び背面投影型ディスプレイの側面図。 本発明の背面投影型ディスプレイ用光学部材の平面模式図。
符号の説明
11…背面投影型ディスプレイ用光学部材 12…光拡散性レンズシート
12a…レンズアレイ面 13…フレネルレンズシート 13a…レンズアレイ面
14…画像投影用のプロジェクタ 15…遮光層
L…投影画像光 O…レンズ中心部

Claims (19)

  1. 光拡散性レンズシートとフレネルレンズシートとから構成され、少なくともその一方又は両方のレンズシートには、そのシート長辺方向(X方向)と短辺方向(Y方向)のいずれか一方向又は両方向に、そのレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状が成形により付与され、該両方のレンズシートを互いにそのレンズアレイ面側を対向させ、シート中心部を整合させて、平坦状に重ね合わせることにより、シート中心部における密着性を向上させた背面投影型ディスプレイ用光学部材において、湾曲形状のレンズシートの成形直後の捻じれ量(四辺湾曲量の最大値と最小値の差)を20mm以内にすることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材。
  2. 請求項1記載の背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートは、少なくとも表面に平行入射光を規則的に集光させるレンズアレイ面と裏面にブラックストライプ等の遮光層とによる複合構造の光拡散性を有する透光性基材層からなり、該レンズアレイ面のレンズアレイ層厚が透光性基材層の総厚の1/5以下であることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材。
  3. 請求項1記載の背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートは、少なくとも表面に平行入射光を規則的に集光させるレンズアレイ面と裏面にブラックストライプ等の遮光層とによる複合構造の光拡散性を有する透光性基材層と、該透光性基材層のレンズアレイ面と反対面に透明支持体層とからなり、該レンズアレイ面のレンズアレイ層厚が透光性基材層と透明支持体層との総厚の1/5以下であることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項記載の背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートは、垂直一次元方向を長手方向とするシリンドリカルレンズの単位レンズを水平方向に平行に複数単位並列したレンチキュラーレンズからなるレンズアレイ面を表面に有する光拡散性のレンチキュラーレンズシートであることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材。
  5. 請求項1乃至3のいずれか1項記載の背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートは、垂直一次元方向を長手方向とするシリンドリカルレンズの単位レンズを水平方向に平行に複数単位並列し、水平一次元方向を長手方向とするシリンドリカルレンズの単位レンズを垂直方向に平行に平面的に複数単位並列したクロスレンチキュラーレンズからなるレンズアレイ面を表面に有する光拡散性のクロスレンチキュラーレンズシートであることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材。
  6. 請求項1乃至3のいずれか1項記載の背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートは二次元方向に平面的に片側凸レンズ状の単位レンズを枡目状又は市松状の略マトリックス状に複数単位配列したマイクロレンズからなるレンズアレイ面を表面に有する光拡散性のマイクロレンズシートであることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材。
  7. 請求項1乃至3のいずれか1項記載の背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートは、垂直一次元方向を長手方向とする断面形状が略台形であって該台形の下底を入射側その上底を観察者側とすると共に該台形の斜辺部分にはそれぞれ異なる透明屈折率層が形成された台形プリズムレンズの単位レンズを水平方向に平行に複数単位並列した台形プリズムレンズ群からなるレンズアレイ面を表面に有する光拡散性の台形プリズムレンズシートであることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材。
  8. 請求項1乃至3のいずれか1項記載の背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートは、垂直一次元方向を長手方向とする断面形状が略台形であって該台形の下底を入射側その上底を観察者側とすると共に該台形の斜辺部分にはそれぞれ異なる透明屈折率層が形成された台形プリズムレンズの単位レンズを水平方向に平行に複数単位並列し、水平一次元方向を長手方向とする前記単位レンズと同一形状の単位レンズを垂直方向に平行に複数単位並列したクロス台形プリズムレンズからなるレンズアレイ面を表面に有する光拡散性のクロス台形プリズムレンズシートであることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材。
  9. 請求項1乃至3のいずれか1項記載の背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートは、二次元方向に平面的に断面形状が略台形であって該台形の下底を入射側その上底を観察者側とすると共に該台形の斜辺部分にはそれぞれ異なる透明屈折率層が形成された台形プリズムレンズの単位レンズを枡目状又は市松状の略マトリックス状に複数単位配列した台形プリズムレンズ群からなるレンズアレイ面を表面に有する光拡散性の台形プリズムレンズシートであることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項記載の背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートとフレネルレンズシートのそれぞれ二次元(X−Y)方向の平面サイズが、そのX方向(横方向)又は/及びY方向(縦方向)において、1000mm〜600mm若しくは960mm〜560mmであることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項記載の背面投影型ディスプレイ用光学部材において、前記光拡散性レンズシートとフレネルレンズシートのそれぞれ二次元(X−Y)方向の平面サイズが、そのX方向(横方向)において960mm、Y方向(縦方向)において560mmであることを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材。
  12. 光拡散性レンズシートとフレネルレンズシートとから構成され、少なくとも両方のレンズシートには、そのシート長辺方向(X方向)と短辺方向(Y方向)のいずれか一方向又は両方向に、そのレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状が成形により付与され、該両方のレンズシートを、そのシート中心部を整合させ互いにレンズアレイ面側を対向させて重ね合わせることにより、シート中心部における密着性を向上させた背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法において、透明基材の表面に紫外線若しくは電子線硬化型樹脂の硬化物によるレンズアレイ面を設けて透光性基材層からなる光拡散性レンズシートを形成し、該光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを、そのレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状に成形付与する際に、該光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを、シート樹脂の軟化点以上に加熱した後、該レンズシートをレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状の一定形状に保持しながら、冷却固化して湾曲形状に成形することを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法。
  13. 光拡散性レンズシートとフレネルレンズシートとから構成され、少なくとも両方のレンズシートには、そのシート長辺方向(X方向)と短辺方向(Y方向)のいずれか一方向又は両方向に、そのレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状が成形により付与され、該両方のレンズシートを、そのシート中心部を整合させ互いにレンズアレイ面側を対向させて重ね合わせることにより、シート中心部における密着性を向上させた背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法において、透明基材の表面に紫外線若しくは電子線硬化型樹脂の硬化物によるレンズアレイ面を設けて透光性基材層を形成し、該透光性基材層のレンズアレイ面と反対面に透明支持体層を貼り合わせて光拡散性レンズシートを形成し、該光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを、そのレンズアレイ面側を凸面
    状とする湾曲形状に成形付与する際に、該光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを、シート樹脂の軟化点以上に加熱した後、該レンズシートをレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状の一定形状に保持しながら、冷却固化して湾曲形状に成形することを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法。
  14. 光拡散性レンズシートとフレネルレンズシートとから構成され、少なくとも両方のレンズシートには、そのシート長辺方向(X方向)と短辺方向(Y方向)のいずれか一方向又は両方向に、そのレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状が成形により付与され、該両方のレンズシートを、そのシート中心部を整合させ互いにレンズアレイ面側を対向させて重ね合わせることにより、シート中心部における密着性を向上させた背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法において、透明基材の表面に紫外線若しくは電子線硬化型樹脂の硬化物によるレンズアレイ面を設けて透光性基材層からなる光拡散性レンズシートを形成し、該光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを、そのレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状に成形付与する際に、該光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを、所定の曲率半径にて配列した複数対の低温加熱加圧ロール間に導入搬送して、該レンズシートをレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状の一定形状に保持しながら、動的な状態にて低温加熱加圧して、その後に冷却固化して湾曲形状に成形することを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法。
  15. 光拡散性レンズシートとフレネルレンズシートとから構成され、少なくとも両方のレンズシートには、そのシート長辺方向(X方向)と短辺方向(Y方向)のいずれか一方向又は両方向に、そのレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状が成形により付与され、該両方のレンズシートを、そのシート中心部を整合させ互いにレンズアレイ面側を対向させて重ね合わせることにより、シート中心部における密着性を向上させた背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法において、透明基材の表面に紫外線若しくは電子線硬化型樹脂の硬化物によるレンズアレイ面を設けて透光性基材層を形成し、該透光性基材層のレンズアレイ面と反対面に透明支持体層を遮光層を介して貼り合わせて光拡散性レンズシートを形成し、該光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを、そのレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状に成形付与する際に、該光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを、所定の曲率半径にて配列した複数対の低温加熱加圧ロール間に導入搬送して、該レンズシートをレンズアレイ面側を凸面状とする湾曲形状の一定形状に保持しながら、動的な状態にて低温加熱加圧して、その後に冷却固化して湾曲形状に成形することを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法。
  16. 請求項12乃至15のいずれか1項記載の背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法において、前記光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを加熱する際に、該レンズシートの凸面状になるレンズアレイ面側と反対側の表面温度が、前記透光性基材層又は、前記透光性基材層と透明支持体層の樹脂の軟化点以上になるように加熱することを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法。
  17. 請求項12乃至16のいずれか1項記載の背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法において、前記光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを冷却固化する際に、該レンズシートの凸面状になるレンズアレイ面側の表面温度の冷却勾配が、その反対側の表面温度の冷却勾配とほぼ同じか、又はそれより急になるように冷却を行うことを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法。
  18. 請求項12乃至17のいずれか1項記載の背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法において、前記光拡散性レンズシート又は/及び前記フレネルレンズシートを冷却固化する際に、該レンズシートの表面温度を室温±10℃の温度域に下げるのに、少なくとも1分以上の時間をかけて冷却することを特徴とする背面投影型ディスプレイ用光学部材の
    製造方法。
  19. 請求項12乃至18のいずれか1項記載の背面投影型ディスプレイ用光学部材の製造方法により作製された前記光拡散性レンズシートとフレネルレンズシートとから構成されていることを特徴とする背面投影型ディスプレイ。
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