JP3696256B2 - アンチスキッド装置用液圧調節装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、液圧式ブレーキ装置を備えた自動車等のアンチスキッド装置用液圧調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のブレーキ液圧調節装置として多数のものが知られているが、前後左右輪のブレーキ液圧の調節ができ且つ電磁弁の数が4個と比較的少なくて構成が簡単なものとして、特開昭61−235254号公報に記載されたものがある。この従来装置では、X型の配管系統で2個の電磁弁からなる液圧制御弁をブレーキマスタシリンダから左右前車輪ブレーキシリンダに至る配管中に配置し、これら制御弁の何れかが制御を開始したときはこれら前輪のブレーキ液圧のうち低い方のブレーキ液圧に従って、後輪のうちの少なくとも該低い方のブレーキ液圧の前輪と同一側になる後輪のブレーキ液圧を制御する圧力応答式調節弁を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この出願の発明は、4個の電磁弁とオリフィスとを組み合わせた簡単な構成で前後左右輪のブレーキ液圧の独立調節ができ且つ上記圧力応答式調節弁は必要としないブレーキ液圧調節装置を提供することを技術的課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するため、この出願の請求項1の発明は、ブレーキマスタシリンダの2つの圧力室の内の一方から第1及び第2車輪ブレーキシリンダに至る第1管路の途中に夫々設置された常開型の第1及び第2開閉電磁弁と、前記第1および第2開閉電磁弁と前記ブレーキマスタシリンダとの間の前記第1管路内にブレーキ液を吐出する第1ポンプと、前記第1及び第2開閉電磁弁と前記第1ポンプの吸込み側とを夫々接続する第1及び第2吸込管路と、前記第1及び第2車輪ブレーキシリンダと前記第1ポンプの吸込み側との間の夫々設置されると共に前記第1ポンプにより前記第1および第2車輪ブレーキシリンダから吸込まれるブレーキ液の流量を夫々制限する第1及び第2オリフィスと、前記ブレーキマスタシリンダの2つの圧力室の内の他方から第3及び第4車輪ブレーキシリンダに至る第2管路の途中に夫々設置された常開型の第3及び第4開閉電磁弁と、前記第3および第4電磁弁と前記ブレーキマスタシリンダとの間の前記第2管路内にブレーキ液を吐出する第2ポンプと、前記第3及び第4開閉電磁弁と前記第2ポンプの吸込み側とを夫々接続する第3及び第4吸込管路と、前記第3及び第4車輪ブレーキシリンダと前記第2ポンプの吸込み側との間の夫々設置されると共に前記第2ポンプにより前記第3および第4車輪ブレーキシリンダから吸込まれるブレーキ液の流量を夫々制限する第3及び第4オリフィスと、前記第1及び第2ポンプに共通の駆動用電動機とを備え、前記第1乃至第4車輪ブレーキシリンダが前記第1乃至第4開閉電磁弁を介さずに且つ前記第1乃至第4オリフィスを介して常に前記第1及び第2ポンプの前記吸込み側に接続しており、前記駆動用電動機によって前記第1及び第2ポンプを駆動すると共に前記第1乃至第4開閉電磁弁の少なくとも1つを閉とすることによって、前記閉とした開閉電磁弁と前記第1及び第2ポンプの吸込み側との間に接続された車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧を下降させ、前記駆動用電動機によって前記第1及び第2ポンプを駆動したまま前記閉とした開閉電磁弁を再び開とすることによって、前記ブレーキ液圧を下降させた車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧を再び上昇させることを特徴とするアンチスキッド装置用液圧制御装置とした。
【0005】
尚、請求項1の発明において、管路配置はX型配管と前後分割型配管の何れであっても良い。また、請求項1の発明において、電磁弁と電動機の作動は車輪回転センサーからの信号に基き車輪の挙動を監視して所定の状態、例えばスキッドに陥る傾向となった時作動指令を発する電子制御装置により制御される。
【0006】
【作用】
この出願の請求項1の発明において、自動車のブレーキ時にはブレーキマスタシリンダが作動されて2つの圧力室からブレーキ液が第1〜第4または前後左右の車輪ブレーキシリンダへと圧送され、車輪ブレーキが作動して自動車にブレーキがかかる。自動車にブレーキがかけられている間は周知のようにブレーキ液圧調節装置と組み合わされた電子制御装置により各車輪の挙動が監視され、各車輪の挙動に対応して第1乃至第4電磁弁が独立に作動されると共に電動機が付勢されて両ポンプを駆動し、ブレーキ液圧が調節される。
【0007】
例えば第1車輪ブレーキシリンダによりブレーキがかけられる車輪について、車輪スリップ量の過大傾向を電子制御装置が検出した時には電子制御装置の指令により第1電磁弁が閉状態とされてブレーキマスタシリンダから第1車輪ブレーキシリンダへのブレーキ液の供給が停止され、且つ、第1車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液が第1ポンプによりブレーキマスタシリンダ側へ汲み出されることにより、第1車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧が下降して車輪ブレーキ力が減少し、車輪スリップ量が減少する。電子制御装置が車輪スリップ量の減少し過ぎを検出した時には電子制御装置が第1電磁弁を開状態とする。第1ポンプにより第1車輪ブレーキシリンダから汲み出されるブレーキ液の流量は第1オリフィスによって制限され、ブレーキマスタシリンダから第1電磁弁を通して第1車輪ブレーキシリンダに供給される流量より少ない。従って、第1ポンプの作動状態下でも第1電磁弁を開状態に戻すことにより第1車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧が上昇し、車輪ブレーキ力が増大して車輪スリップ量が増大する。このとき、第1車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧を上昇させるために第1ポンプが吐出すべきブレーキ液の量は、第2オリフィス及び開弁している第1電磁弁を介してマスタシリンダ側から確保されるため、吸込管路にブレーキ液貯溜手段を接続する必要がない。このような状況下で第2乃至第4電磁弁が閉状態とされないとすれば、第2乃至第4車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧は第1及び第2ポンプが作動しているにもかかわらず調節されないものである。上記のように、電磁弁の切り換えとオリフィス効果とによって、簡単な構成で前後左右輪が独立したアンチスキッド制御が可能となる。
【0008】
【実施例】
図1は請求項1の発明の実施例であり、同図において、ブレーキペダル11に連結されたタンデム型のブレーキマスタシリンダ12の内部の圧力室のうちの一方は、第1の管路13Aにより第1の2ポート2位置電磁弁14(第1電磁弁)、第2の2ポート2位置電磁弁15(第2電磁弁)を夫々を介して左前車輪ブレーキシリンダFL(第1車輪ブレーキシリンダ)、右後車輪ブレーキシリンダRR(第2車輪ブレーキシリンダ)と夫々液圧的に接続されている。ブレーキマスタシリンダ12の内部の圧力室のうちの他方は、第2の管路13Bにより第3の2ポート2位置電磁弁16(第3電磁弁)、第4の2ポート2位置電磁弁17(第4電磁弁)を夫々を介して右前車輪ブレーキシリンダFR(第3車輪ブレーキシリンダ)、左後車輪ブレーキシリンダRL(第4車輪ブレーキシリンダ)と夫々液圧的に接続されている。
【0009】
第1ポンプ18と第2ポンプ19は共通の電動機20により駆動される。
【0010】
第1ポンプ18は第1吸入側逆止弁21と第1及び第2オリフィス22A、22Bを介して車輪ブレーキシリンダFL、RR内のブレーキ液を吸入し第1吐出側逆止弁23を介して2ポート2位置電磁弁14、15とブレーキマスタシリンダ12との間の管路13Aに吐出する。第2ポンプ19は第3及び第4吸入側逆止弁24と第3及び第4オリフィス25A、25Bを介して車輪ブレーキシリンダFR、RL内のブレーキ液を吸入し第2吐出側逆止弁26を介して2ポート2位置電磁弁16、17とブレーキマスタシリンダ12との間の管路13Bに吐出する。
【0011】
以下に本実施例の作動を説明する。
ブレーキペダル11が踏まれてブレーキ操作がなされた際に、例えば左前車輪ブレーキシリンダFLによってブレーキがかけられている左前車輪について、車輪スリップ量の過大傾向を電子制御装置が検出した場合に、電子制御装置の指令により第1の2ポート2位置電磁弁14が閉状態とされてブレーキマスタシリンダ12から左前車輪ブレーキシリンダFLへのブレーキ液の供給が停止される。
【0012】
同時に、左前車輪ブレーキシリンダFL内のブレーキ液が第1ポンプ18によって第1オリフィス22Aを介して汲み出される。このとき、第2の2ポート2位置電磁弁15が開状態のままであるため、右後車輪ブレーキシリンダRRは、ブレーキマスタシリンダ12からのブレーキ液の供給を受けつつ、第1ポンプ18によって第2オリフィス22Bを介してブレーキ液が汲み出される。
【0013】
このとき、左前車輪ブレーキシリンダFLは、ブレーキマスタシリンダ12からのブレーキ液の供給のないままブレーキ液の汲み出しのみが行なわれるため、左前車輪ブレーキシリンダFL内のブレーキ液圧が減少する。
【0014】
一方、右後車輪ブレーキシリンダRRは、ブレーキマスタシリンダ12からのブレーキ液の供給を受けつつ、第1ポンプ18によって第2オリフィス22Bを介してブレーキ液が汲み出されるが、第2オリフィス22Bの絞り効果によって、ブレーキマスタシリンダ12からのブレーキ液の供給量より少ないブレーキ液量しか第2オリフィス22Bを通過できないため、第1ポンプ18によるブレーキ液の汲み出しがあっても第2オリフィス22Bの右後車輪ブレーキシリンダRR側の配管内は、所定のブレーキ液圧に昇圧し、その結果、右後車輪ブレーキシリンダRR内も所定のブレーキ液圧に昇圧する。
【0015】
また、減圧されている左前車輪ブレーキシリンダFLによってブレーキがかけられている左前車輪について、車輪スリップ量の減少傾向を電子制御装置が検出した場合に、電子制御装置の指令により第1の2ポート2位置電磁弁14が再び開状態とされてブレーキマスタシリンダ12から左前車輪ブレーキシリンダFLへのブレーキ液の供給が再開される。
【0016】
このとき、上述した右後車輪ブレーキシリンダRRと同様に、第1オリフィス22Aの絞り効果によって、左前車輪ブレーキシリンダFL内のブレーキ液圧が上昇する。
【0017】
したがって、第1の2ポート2位置電磁弁14の開閉を行なうことにより、左前車輪ブレーキシリンダFL内のブレーキ液圧を調節することができ、アンチスキッド制御が可能となる。しかも、各2ポート2位置電磁弁を独立して開閉制御することにより、各車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧を独立して制御することが可能となる。
【0018】
また、左前車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧を上昇させるために第1ポンプが吐出すべきブレーキ液の量は、第2オリフィス22B及び開弁している第1電磁弁14を介してマスタシリンダ12側から確保されるため、吸込管路にブレーキ液貯溜手段を接続する必要がない。なお、各2ポート2位置電磁弁に並列に設けられた逆止弁は、車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液がブレーキ操作の中止と同時に速やかにブレーキマスタシリンダ12に戻るために設けられている。
【0019】
すなわち、逆止弁が各2ポート2位置電磁弁に並列に設けられていない場合には、アンチスキッド制御が行われている2ポート2位置電磁弁が、ブレーキ操作の中止とともに電子制御装置によって開とされ、アンチスキッド制御が行われている車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液がブレーキマスタシリンダ12に戻るが、2ポート2位置電磁弁が完全に開ききるまでにタイムラグがあり、その間は、車輪ブレーキシリンダ内に不必要な残圧が生じることになる。
【0020】
しかしながら、逆止弁を各2ポート2位置電磁弁に並列に設けることにより、2ポート2位置電磁弁が完全に開ききらなくとも、車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液は、2ポート2位置電磁弁の開弁と独立して逆止弁を介して速やかにブレーキマスタシリンダ12に戻ることができ、アンチスキッド制御の応答性が向上することになる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、この出願の発明では、4個の電磁弁とオリフィスとを組み合わせた簡単な構成で前後左右輪のブレーキ液圧の独立調節ができ且つ上記圧力応答式調節弁は必要としないので、構成が簡単であり、低コストで製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の請求項1の発明の実施例を示す図である。
【符号の説明】
11 ブレーキペダル
12 ブレーキマスタシリンダ
12R ブレーキマスタシリンダリザーバ
13A,13R 第1の管路
13B,13F 第2の管路
14,15,16,17 第1〜第4の2ポート2位置電磁弁
FL,FR 左右前車輪ブレーキシリンダ
RL,RR 左右後車輪ブレーキシリンダ
18,19 第1及び第2ポンプ
20 電動機
21,24 吸入側逆止弁
23,26 吐出側逆止弁
22A,22B,25A,25B オリフィス
【産業上の利用分野】
この発明は、液圧式ブレーキ装置を備えた自動車等のアンチスキッド装置用液圧調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種のブレーキ液圧調節装置として多数のものが知られているが、前後左右輪のブレーキ液圧の調節ができ且つ電磁弁の数が4個と比較的少なくて構成が簡単なものとして、特開昭61−235254号公報に記載されたものがある。この従来装置では、X型の配管系統で2個の電磁弁からなる液圧制御弁をブレーキマスタシリンダから左右前車輪ブレーキシリンダに至る配管中に配置し、これら制御弁の何れかが制御を開始したときはこれら前輪のブレーキ液圧のうち低い方のブレーキ液圧に従って、後輪のうちの少なくとも該低い方のブレーキ液圧の前輪と同一側になる後輪のブレーキ液圧を制御する圧力応答式調節弁を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
この出願の発明は、4個の電磁弁とオリフィスとを組み合わせた簡単な構成で前後左右輪のブレーキ液圧の独立調節ができ且つ上記圧力応答式調節弁は必要としないブレーキ液圧調節装置を提供することを技術的課題とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記技術的課題を解決するため、この出願の請求項1の発明は、ブレーキマスタシリンダの2つの圧力室の内の一方から第1及び第2車輪ブレーキシリンダに至る第1管路の途中に夫々設置された常開型の第1及び第2開閉電磁弁と、前記第1および第2開閉電磁弁と前記ブレーキマスタシリンダとの間の前記第1管路内にブレーキ液を吐出する第1ポンプと、前記第1及び第2開閉電磁弁と前記第1ポンプの吸込み側とを夫々接続する第1及び第2吸込管路と、前記第1及び第2車輪ブレーキシリンダと前記第1ポンプの吸込み側との間の夫々設置されると共に前記第1ポンプにより前記第1および第2車輪ブレーキシリンダから吸込まれるブレーキ液の流量を夫々制限する第1及び第2オリフィスと、前記ブレーキマスタシリンダの2つの圧力室の内の他方から第3及び第4車輪ブレーキシリンダに至る第2管路の途中に夫々設置された常開型の第3及び第4開閉電磁弁と、前記第3および第4電磁弁と前記ブレーキマスタシリンダとの間の前記第2管路内にブレーキ液を吐出する第2ポンプと、前記第3及び第4開閉電磁弁と前記第2ポンプの吸込み側とを夫々接続する第3及び第4吸込管路と、前記第3及び第4車輪ブレーキシリンダと前記第2ポンプの吸込み側との間の夫々設置されると共に前記第2ポンプにより前記第3および第4車輪ブレーキシリンダから吸込まれるブレーキ液の流量を夫々制限する第3及び第4オリフィスと、前記第1及び第2ポンプに共通の駆動用電動機とを備え、前記第1乃至第4車輪ブレーキシリンダが前記第1乃至第4開閉電磁弁を介さずに且つ前記第1乃至第4オリフィスを介して常に前記第1及び第2ポンプの前記吸込み側に接続しており、前記駆動用電動機によって前記第1及び第2ポンプを駆動すると共に前記第1乃至第4開閉電磁弁の少なくとも1つを閉とすることによって、前記閉とした開閉電磁弁と前記第1及び第2ポンプの吸込み側との間に接続された車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧を下降させ、前記駆動用電動機によって前記第1及び第2ポンプを駆動したまま前記閉とした開閉電磁弁を再び開とすることによって、前記ブレーキ液圧を下降させた車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧を再び上昇させることを特徴とするアンチスキッド装置用液圧制御装置とした。
【0005】
尚、請求項1の発明において、管路配置はX型配管と前後分割型配管の何れであっても良い。また、請求項1の発明において、電磁弁と電動機の作動は車輪回転センサーからの信号に基き車輪の挙動を監視して所定の状態、例えばスキッドに陥る傾向となった時作動指令を発する電子制御装置により制御される。
【0006】
【作用】
この出願の請求項1の発明において、自動車のブレーキ時にはブレーキマスタシリンダが作動されて2つの圧力室からブレーキ液が第1〜第4または前後左右の車輪ブレーキシリンダへと圧送され、車輪ブレーキが作動して自動車にブレーキがかかる。自動車にブレーキがかけられている間は周知のようにブレーキ液圧調節装置と組み合わされた電子制御装置により各車輪の挙動が監視され、各車輪の挙動に対応して第1乃至第4電磁弁が独立に作動されると共に電動機が付勢されて両ポンプを駆動し、ブレーキ液圧が調節される。
【0007】
例えば第1車輪ブレーキシリンダによりブレーキがかけられる車輪について、車輪スリップ量の過大傾向を電子制御装置が検出した時には電子制御装置の指令により第1電磁弁が閉状態とされてブレーキマスタシリンダから第1車輪ブレーキシリンダへのブレーキ液の供給が停止され、且つ、第1車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液が第1ポンプによりブレーキマスタシリンダ側へ汲み出されることにより、第1車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧が下降して車輪ブレーキ力が減少し、車輪スリップ量が減少する。電子制御装置が車輪スリップ量の減少し過ぎを検出した時には電子制御装置が第1電磁弁を開状態とする。第1ポンプにより第1車輪ブレーキシリンダから汲み出されるブレーキ液の流量は第1オリフィスによって制限され、ブレーキマスタシリンダから第1電磁弁を通して第1車輪ブレーキシリンダに供給される流量より少ない。従って、第1ポンプの作動状態下でも第1電磁弁を開状態に戻すことにより第1車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧が上昇し、車輪ブレーキ力が増大して車輪スリップ量が増大する。このとき、第1車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧を上昇させるために第1ポンプが吐出すべきブレーキ液の量は、第2オリフィス及び開弁している第1電磁弁を介してマスタシリンダ側から確保されるため、吸込管路にブレーキ液貯溜手段を接続する必要がない。このような状況下で第2乃至第4電磁弁が閉状態とされないとすれば、第2乃至第4車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧は第1及び第2ポンプが作動しているにもかかわらず調節されないものである。上記のように、電磁弁の切り換えとオリフィス効果とによって、簡単な構成で前後左右輪が独立したアンチスキッド制御が可能となる。
【0008】
【実施例】
図1は請求項1の発明の実施例であり、同図において、ブレーキペダル11に連結されたタンデム型のブレーキマスタシリンダ12の内部の圧力室のうちの一方は、第1の管路13Aにより第1の2ポート2位置電磁弁14(第1電磁弁)、第2の2ポート2位置電磁弁15(第2電磁弁)を夫々を介して左前車輪ブレーキシリンダFL(第1車輪ブレーキシリンダ)、右後車輪ブレーキシリンダRR(第2車輪ブレーキシリンダ)と夫々液圧的に接続されている。ブレーキマスタシリンダ12の内部の圧力室のうちの他方は、第2の管路13Bにより第3の2ポート2位置電磁弁16(第3電磁弁)、第4の2ポート2位置電磁弁17(第4電磁弁)を夫々を介して右前車輪ブレーキシリンダFR(第3車輪ブレーキシリンダ)、左後車輪ブレーキシリンダRL(第4車輪ブレーキシリンダ)と夫々液圧的に接続されている。
【0009】
第1ポンプ18と第2ポンプ19は共通の電動機20により駆動される。
【0010】
第1ポンプ18は第1吸入側逆止弁21と第1及び第2オリフィス22A、22Bを介して車輪ブレーキシリンダFL、RR内のブレーキ液を吸入し第1吐出側逆止弁23を介して2ポート2位置電磁弁14、15とブレーキマスタシリンダ12との間の管路13Aに吐出する。第2ポンプ19は第3及び第4吸入側逆止弁24と第3及び第4オリフィス25A、25Bを介して車輪ブレーキシリンダFR、RL内のブレーキ液を吸入し第2吐出側逆止弁26を介して2ポート2位置電磁弁16、17とブレーキマスタシリンダ12との間の管路13Bに吐出する。
【0011】
以下に本実施例の作動を説明する。
ブレーキペダル11が踏まれてブレーキ操作がなされた際に、例えば左前車輪ブレーキシリンダFLによってブレーキがかけられている左前車輪について、車輪スリップ量の過大傾向を電子制御装置が検出した場合に、電子制御装置の指令により第1の2ポート2位置電磁弁14が閉状態とされてブレーキマスタシリンダ12から左前車輪ブレーキシリンダFLへのブレーキ液の供給が停止される。
【0012】
同時に、左前車輪ブレーキシリンダFL内のブレーキ液が第1ポンプ18によって第1オリフィス22Aを介して汲み出される。このとき、第2の2ポート2位置電磁弁15が開状態のままであるため、右後車輪ブレーキシリンダRRは、ブレーキマスタシリンダ12からのブレーキ液の供給を受けつつ、第1ポンプ18によって第2オリフィス22Bを介してブレーキ液が汲み出される。
【0013】
このとき、左前車輪ブレーキシリンダFLは、ブレーキマスタシリンダ12からのブレーキ液の供給のないままブレーキ液の汲み出しのみが行なわれるため、左前車輪ブレーキシリンダFL内のブレーキ液圧が減少する。
【0014】
一方、右後車輪ブレーキシリンダRRは、ブレーキマスタシリンダ12からのブレーキ液の供給を受けつつ、第1ポンプ18によって第2オリフィス22Bを介してブレーキ液が汲み出されるが、第2オリフィス22Bの絞り効果によって、ブレーキマスタシリンダ12からのブレーキ液の供給量より少ないブレーキ液量しか第2オリフィス22Bを通過できないため、第1ポンプ18によるブレーキ液の汲み出しがあっても第2オリフィス22Bの右後車輪ブレーキシリンダRR側の配管内は、所定のブレーキ液圧に昇圧し、その結果、右後車輪ブレーキシリンダRR内も所定のブレーキ液圧に昇圧する。
【0015】
また、減圧されている左前車輪ブレーキシリンダFLによってブレーキがかけられている左前車輪について、車輪スリップ量の減少傾向を電子制御装置が検出した場合に、電子制御装置の指令により第1の2ポート2位置電磁弁14が再び開状態とされてブレーキマスタシリンダ12から左前車輪ブレーキシリンダFLへのブレーキ液の供給が再開される。
【0016】
このとき、上述した右後車輪ブレーキシリンダRRと同様に、第1オリフィス22Aの絞り効果によって、左前車輪ブレーキシリンダFL内のブレーキ液圧が上昇する。
【0017】
したがって、第1の2ポート2位置電磁弁14の開閉を行なうことにより、左前車輪ブレーキシリンダFL内のブレーキ液圧を調節することができ、アンチスキッド制御が可能となる。しかも、各2ポート2位置電磁弁を独立して開閉制御することにより、各車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧を独立して制御することが可能となる。
【0018】
また、左前車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧を上昇させるために第1ポンプが吐出すべきブレーキ液の量は、第2オリフィス22B及び開弁している第1電磁弁14を介してマスタシリンダ12側から確保されるため、吸込管路にブレーキ液貯溜手段を接続する必要がない。なお、各2ポート2位置電磁弁に並列に設けられた逆止弁は、車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液がブレーキ操作の中止と同時に速やかにブレーキマスタシリンダ12に戻るために設けられている。
【0019】
すなわち、逆止弁が各2ポート2位置電磁弁に並列に設けられていない場合には、アンチスキッド制御が行われている2ポート2位置電磁弁が、ブレーキ操作の中止とともに電子制御装置によって開とされ、アンチスキッド制御が行われている車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液がブレーキマスタシリンダ12に戻るが、2ポート2位置電磁弁が完全に開ききるまでにタイムラグがあり、その間は、車輪ブレーキシリンダ内に不必要な残圧が生じることになる。
【0020】
しかしながら、逆止弁を各2ポート2位置電磁弁に並列に設けることにより、2ポート2位置電磁弁が完全に開ききらなくとも、車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液は、2ポート2位置電磁弁の開弁と独立して逆止弁を介して速やかにブレーキマスタシリンダ12に戻ることができ、アンチスキッド制御の応答性が向上することになる。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、この出願の発明では、4個の電磁弁とオリフィスとを組み合わせた簡単な構成で前後左右輪のブレーキ液圧の独立調節ができ且つ上記圧力応答式調節弁は必要としないので、構成が簡単であり、低コストで製造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願の請求項1の発明の実施例を示す図である。
【符号の説明】
11 ブレーキペダル
12 ブレーキマスタシリンダ
12R ブレーキマスタシリンダリザーバ
13A,13R 第1の管路
13B,13F 第2の管路
14,15,16,17 第1〜第4の2ポート2位置電磁弁
FL,FR 左右前車輪ブレーキシリンダ
RL,RR 左右後車輪ブレーキシリンダ
18,19 第1及び第2ポンプ
20 電動機
21,24 吸入側逆止弁
23,26 吐出側逆止弁
22A,22B,25A,25B オリフィス
Claims (1)
- ブレーキマスタシリンダの2つの圧力室の内の一方から第1及び第2車輪ブレーキシリンダに至る第1管路の途中に夫々設置された常開型の第1及び第2開閉電磁弁と、前記第1および第2開閉電磁弁と前記ブレーキマスタシリンダとの間の前記第1管路内にブレーキ液を吐出する第1ポンプと、前記第1及び第2開閉電磁弁と前記第1ポンプの吸込み側とを夫々接続する第1及び第2吸込管路と、前記第1及び第2車輪ブレーキシリンダと前記第1ポンプの吸込み側との間の夫々設置されると共に前記第1ポンプにより前記第1および第2車輪ブレーキシリンダから吸込まれるブレーキ液の流量を夫々制限する第1及び第2オリフィスと、前記ブレーキマスタシリンダの2つの圧力室の内の他方から第3及び第4車輪ブレーキシリンダに至る第2管路の途中に夫々設置された常開型の第3及び第4開閉電磁弁と、前記第3および第4電磁弁と前記ブレーキマスタシリンダとの間の前記第2管路内にブレーキ液を吐出する第2ポンプと、前記第3及び第4開閉電磁弁と前記第2ポンプの吸込み側とを夫々接続する第3及び第4吸込管路と、前記第3及び第4車輪ブレーキシリンダと前記第2ポンプの吸込み側との間の夫々設置されると共に前記第2ポンプにより前記第3および第4車輪ブレーキシリンダから吸込まれるブレーキ液の流量を夫々制限する第3及び第4オリフィスと、前記第1及び第2ポンプに共通の駆動用電動機とを備え、前記第1乃至第4車輪ブレーキシリンダが前記第1乃至第4開閉電磁弁を介さずに且つ前記第1乃至第4オリフィスを介して常に前記第1及び第2ポンプの前記吸込み側に接続しており、前記駆動用電動機によって前記第1及び第2ポンプを駆動すると共に前記第1乃至第4開閉電磁弁の少なくとも1つを閉とすることによって、前記閉とした開閉電磁弁と前記第1及び第2ポンプの吸込み側との間に接続された車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧を下降させ、前記駆動用電動機によって前記第1及び第2ポンプを駆動したまま前記閉とした開閉電磁弁を再び開とすることによって、前記ブレーキ液圧を下降させた車輪ブレーキシリンダ内のブレーキ液圧を再び上昇させることを特徴とするアンチスキッド装置用液圧制御装置。
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