JP3669966B2 - 巻線方法及び巻線装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電動機や発電機等のコアに対する線材の巻線方法及び巻線装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
インナーロータ式のステータに適用される巻線方法として、従来、例えば次に説明する▲1▼、▲2▼の線材をティースに直接巻回する直巻き方法と▲3▼の予め巻回した線材をスロット内に押し込むインサータ巻線方法があった。
【0003】
▲1▼線材を繰り出すノズルを各スロットの内側に入れて動かすことにより線材をコアに巻回する直巻き方法。
【0004】
▲2▼線材を繰り出すノズルを各スロットの外側で動かすことにより線材をコアに巻回する直巻き方法。この巻線方法として、例えば特開2000−270524号公報、特開2001−103716号公報には、ノズルから繰り出される線材の途中をスロット内へと導くフッカーを備えるものが開示されている。
【0005】
▲3▼ティースの内側に沿って配置される棒状のブレードに線材を予め巻回した後、ストリッパをコアの内側を挿通させて線材をスロット内に押し込むインサータ巻線方法(特開2000−245120号公報、参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、▲1▼▲2▼の直巻き方法は、線材を各ティース毎に集中して巻回する集中巻きに適用されるものであり、線材を複数のティースに渡って巻回する分布巻きを行おうとした場合、先に巻かれた相の線材が邪魔になって、後に巻かれる相の線材を巻くことができなかった。また、手作業で線材を押し込んで巻き線しても、スロットと線材の間に空隙ができてしまい、コアに対する線材の占積率(密度)を高められないという問題点があった。
【0007】
▲3▼のインサータ巻線方法では、図16に示すように、分布巻きが行われる場合、線材90をスロット8bの奥に押し込んで線材90の占積率を高められるが、巻き線のコイルエンド部91が長くなるため、コイルエンド部91を成形する工程が必要となり、コイルの大型化を招くという問題点があった。さらに、コイルエンド部91はモータの発生トルクに寄与しないため、コイルエンド部91が長くなると、発熱量が増え、コイル特性が悪化する。
【0008】
本発明は上記の問題点に鑑みてなされたものであり、コイル部の線材占積率を高めるとともに、コイルエンド部を短くする巻線方法及び巻線装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
第1の発明は、複数のティースが並んで内径方向に突出し、各ティースの間にスロットが開口するコアに対して線材を巻回する巻線方法に適用する。
【0010】
そして、線材を繰り出すノズルと、コアに対してノズルを三次元方向に相対移動させるコア・ノズル相対移動機構と、ノズルを相対移動させることにより巻回される線材をスロットへと案内するガイドと、このガイドをコアに対してその径方向に相対移動させるガイド移動機構とを用い、このガイド移動機構はティースの端面に沿って移動するスライダを用い、このスライダを先に巻回される相のコイルエンド部とコアの間を挿通させ、線材を案内するガイドをコアに対して相対移動させることにより線材をスロットの径方向外側に配置するように押し出すことを特徴とするものとした。
【0011】
第2の発明は、第1の発明において、線材を複数のティースに渡って巻回し、先に巻回される相のコイルエンド部をティースの端面から浮かし、後に巻回される相のコイルエンド部を先に巻回された相のコイルエンド部とティースの端面の間に押し入れることを特徴とするものとした。
【0012】
第3の発明は、複数のティースが並んで内径方向に突出し、各ティースの間にスロットが開口するコアに対して線材を巻回する巻線装置に適用する
【0013】
そして、線材を繰り出すノズルと、コアに対してノズルを三次元方向に相対移動させるコア・ノズル相対移動機構と、ノズルを相対移動させることにより巻回される線材をスロットへと案内するガイドと、このガイドをコアに対してその径方向に相対移動させるガイド移動機構とを備え、このガイド移動機構はティースの端面に沿って移動するスライダを備え、このスライダを先に巻回される相のコイルエンド部とコアの間を挿通させ、線材を案内するガイドをコアに対して相対移動させることにより線材をスロットの径方向外側に配置するように押し出す構成としたことを特徴とするものとした。
【0014】
第4の発明は、第3の発明において、ガイド移動機構はティースの端面に沿って移動するスライダを備え、ガイドはこのスライダに対して着脱可能に取り付けられることを特徴とするものとした。
【0016】
の発明は、第3または第4の発明において、ガイドは1つの巻き線に対して各コイルエンド部の両端部に対峙する4つのプッシャプレートを備えたことを特徴とするものとした。
【0017】
の発明は、第3から第5のいずれか一つの発明において、ガイドは1つの巻き線に対して各コイルエンド部の中央に対峙する2つのプッシャピンを備えたことを特徴とするものとした。
【0018】
の発明は、第3から第6のいずれか一つの発明において、スロットに線材を案内するフォーマを備えたことを特徴とするものとした。
【0019】
の発明は、第3から第6のいずれか一つの発明において、ノズルは複数本の線材を縦に一列に並べて繰り出す規制板を備え、規制板をスロットに差し込んで線材をティースに巻回する構成としたことを特徴とするものとした。
【0020】
【発明の作用および効果】第1、第3の発明によると、ガイドを介してスロットに線材を押し入れながらティースに直接巻回することにより、スロットと線材間に作られる空隙を少なくして、従来の線材をティースに直接巻回する直巻き方法に比べて、線材の占積率を高められる。
また、スライダを先に巻回される相のコイルエンド部とコアの間を挿通させることにより、ガイドをコアの端面の近傍で移動させることが可能となり、コイルエンド部をコアの端面に近づけて成形することが可能となり、コイルエンド部の短縮化がはかれる。
【0021】
ガイドを介してコイルエンド部を成形しながら線材を巻回することにより、従来のインサータ巻線方法に比べて、コイルエンド部の長さを短くし、コイルの小型化はかれるとともに、コイルの抵抗を小さくしてモータ等の性能向上がはかられる。
【0022】
また、従来のインサータ巻線方法に比べて、巻線後にコイルエンド部を成形する作業工数を減らすことが可能となり、生産性を高めて製品のコストダウンがはかれる。
【0023】
また、従来のインサータ巻線方法に比べて、巻き線装置の小型化及びコストダウンがはかれる。
【0024】
第2の発明によると、先に巻回される相のコイルエンド部をティースの端面から浮かし、後に巻回される相のコイル部を先に巻回された相のコイルエンド部とティースの端面の間に押し入れることにより、次に巻回される相のコイル部をスロットの奥まで入れることが可能となり、線材の占積率を高められる。
【0025】
第4の発明によると、ガイドをコアの端面の近傍で移動させることが可能となり、コイルエンド部をコアの端面に近づけて成形することが可能となり、コイルエンド部の短縮化がはかれる。
【0027】
の発明によると、4つのプッシャプレートが各コイルエンド部の端部を押すことにより、コイル部をスロットの奥まで入れるとともに、コイルエンド部を任意の位置に形成して、コイルエンド部の短縮化がはかれる。
【0028】
の発明によると、2つのプッシャプレートが各コイルエンド部がステータの外側に由らないうに外側に押し出すことにより、コイルエンド部をコアに沿って湾曲させることが可能となり、各相のコイルエンド部を整列させて、コイルエンド部の短縮化がはかれる。
【0029】
の発明によると、フォーマがノズルから繰り出される線材をスロットに案内することにより、線材を円滑に巻回することができる。
【0030】
の発明によると、線材を縦に一列に並べた規制板をスロットに差し込むことにより、スロットの開口が狭くても線材の挿入が容易にでき、複数本の線材を束にして円滑に巻回することができる。
【0031】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0032】
図1〜図12において、コア8はインナーロータ型3相4極モータのステータを構成するもので、放射状に並んで内径方向に突出する24個のティース(磁極)8a及びスロット8bを有し、各ティース8aに線材90が巻回されてステータコイルが形成される。この場合、線材90が5個のティース8aに渡って巻回される分布巻きが行われる。U,V,Wの各相を構成する巻き線が4個ずつ周方向に並んで形成される。この巻き線は、スロット8b内に収まる各コイル部92と、スロット8bから出て5個のティース8aに渡る各コイルエンド部91を有する。この各コイルエンド部91は径方向に並んで形成され、U相のコイルエンド部91が外側に、V相のコイルエンド部91が中間に、W相のコイルエンド部91が内側にそれぞれ配置されている。
【0033】
なお、本発明は上記のモータに限らず、相数、極数の異なる別のモータにも適用できる。例えば、2相4極モータは、ステータに16個のティース及びスロットを有し、線材が2個のティースに渡って巻回される。
【0034】
図1において、1はステータコイルを自動的に製造するインナー巻線装置である。インナー巻線装置1は、コア8を支持するステータ支持台11と、ステータ支持台11を回転駆動する割り出しモータ13とを備える。割り出しモータ13の回転はギヤ93、リングギヤ94を介してステータ支持台11に伝えられる。ここで、ステータ支持台11の中心軸をZ軸とし、このZ軸がコア8の中心軸となる。
【0035】
インナー巻線装置1は、線材90を繰り出すノズル3と、コア8に対してノズル3を三次元方向に相対移動するコア・ノズル相対移動機構10とを備える。このコア・ノズル相対移動機構10は各ノズル3を支持するヘッド4と、このヘッド4を支持する円筒状のヘッド支持軸5と、このヘッド支持軸5をZ軸回りに回動させるヘッド支持軸回動機構20と、ヘッド支持軸5をZ軸方向に往復動させるヘッド支持軸移動機構30とを備える。
【0036】
ヘッド支持軸回動機構20は、ヘッド支持軸5の外周に刻まれたスプライン21と、このスプライン21に摺動可能に係合するギア22と、このギア22に噛み合うピニオン23と、このピニオン23を回転駆動するヘッド支持軸回動モータ24とを備え、ヘッド支持軸回動モータ24の回転がヘッド支持軸5に伝えられ、ヘッド4が回転する。ヘッド支持軸回動モータ24は架台12に固定される一方、ギア22はピニオン23に噛み合うように軸受25を介して架台12に支持されている。これにより、ヘッド4を含む可動質量を大幅に削減できる。
【0037】
ヘッド支持軸移動機構30は、ヘッド支持軸5を軸受33を介してZ軸回りに回転可能に支持する移動台7と、この移動台7を架台12に対してZ軸方向に移動可能に支持するレール9と、移動台7に螺合するボールネジ31と、ボールネジ31を回転駆動する移動台駆動モータ32とを備える。ヘッド支持軸移動モータ24は架台12上に固定され、移動台駆動モータ32によるボールネジ31の回転によって移動台7が昇降し、ヘッド支持軸5を介してヘッド4をZ軸方向に平行移動する。
【0038】
コア・ノズル相対移動機構10は、ノズル3をZ軸について略半径方向に移動するノズル径方向移動機構40を備え、線材90をティース8aに整列して巻回するようになっている。このノズル径方向移動機構40は、図2に示すように、ノズル3をZ軸の略半径方向に摺動可能に移動可能なラック42と、このラック42に噛み合うピニオン43と、このピニオン43を支持してヘッド支持軸5を貫通する円筒状のノズル移動軸6と、ノズル移動軸6を回転駆動するノズル移動軸回動機構50とを備える。ヘッド支持軸5に対してノズル移動軸6が相対回転することによって、ラック42に対してピニオン43が相対回転し、各ノズル3がZ軸の略半径方向に移動する。これにより、ピニオン43を回動させるノズル移動軸回動モータ54をヘッド4に支持する必要がなく、ヘッド4を含む可動質量を大幅に削減できる。
【0039】
また、ノズル径方向移動機構40は、ピニオン43を用いる構造に限らず、ノズル移動軸6と各ノズル3を連動させるリンク機構、カム機構等を設けてもよい。
【0040】
また、1つのヘッド4に設けられるノズル3の本数は1本に限らず、仕様に応じて2本、3本と増やし、複数箇所で同時に巻き線を行うことが考えられる。
【0041】
線材90は図示しない線材供給源からテンション装置を経て供給され、ノズル移動軸6の内側を通って各ノズル3へと導かれる。線材90は複数本の線材が束となって供給される。これにより、巻線の占積率を高めてモータの性能向上がはかられる。
【0042】
ノズル移動軸回動機構50は、ノズル移動軸6の外周に刻まれたスプライン51と、このスプライン51に摺動可能に係合するギア52と、このギア52に噛み合うピニオン53と、このピニオン53を回転駆動するノズル移動軸回動モータ54とを備え、ノズル移動軸回動モータ54の回転がノズル移動軸6に伝えられ、ピニオン43が回転する。ノズル移動軸回動モータ54は架台12に固定される一方、ギア52はピニオン53に噛み合うように軸受55を介して架台12に支持されている。
【0043】
コア・ノズル相対移動機構10は各サーボモータ24,32,54の作動を制御する図示しないコントローラを備える。このコントローラは、ヘッド4を回動させるときにヘッド支持軸回動モータ24とノズル移動軸回動モータ54を同期して回転作動させてヘッド支持軸5とノズル移動軸6を同一速度および同一方向に回動させる。一方、ノズル3を略半径方向に移動するときに、ヘッド支持軸回動モータ24の回転作動を停止し、ノズル移動軸回動モータ54のみを回転作動させてヘッド支持軸5に対してノズル移動軸6を相対的に回動させるように構成される。
【0044】
コア・ノズル相対移動機構10はヘッド4に各モータ24,32,54を取り付けない構造のため、ヘッド4の小型化が可能となり、ヘッド4の移動速度を高めて、巻線にかかる作業時間を短縮できるとともに、小さなコア8にも対応できる。さらに、各モータ24,32,54が架台12に固定されているため、モータ通電用の電線を固定して配設でき、電線の切断を招く心配がない。
【0045】
インナー巻線装置1は、ノズル3を相対移動させることにより巻回される線材90をスロット8bへと案内するガイド71と、このガイド71をコア2に対してその径方向に相対移動させるガイド移動機構60とを備え、ノズル3を線材90がガイド71に掛け回されるように相対移動させるとともに、この掛け回され線材90をスロット8bに押し入れるようにガイド71を相対移動させる構成とする。
【0046】
ガイド71は、上下一対のプッシャプレート72と、上下のプッシャピン73を備える。線材90が巻回される5個のティース8aに対して、各プッシャプレート72は線材90が掛け回される端部の各ティース8aの端面から上下に突出し、各プッシャピン73は中央のティース8aの端面から上下に突出するように配置される。
【0047】
ステータ支持台11の周りには3対の上下ガイド移動機構60が配置される。各ガイド移動機構60は架台12に対してレール65を介して摺動可能に支持されるスライダ66と、このスライダ66に螺合するボールネジ67と、ボールネジ67を回転駆動するガイド駆動モータ68とを備える。ガイド移動モータ68は架台12に固定されガイド移動駆動モータ68によるボールネジ67の回転によってスライダ66がZ軸について径方向に平行移動する。
【0048】
スライダ66はステータ支持台11を挿通し、各ティース8aの端面に沿って摺動するようになっている。
【0049】
ガイド71はスライダ66に対して着脱可能に取り付けられる。図3に示すように、プッシャプレート72はその基端から係止爪79が突出しており、この係止爪79がスライダ66の穴に嵌められようになっている。
【0050】
図3の(a)図に示すプッシャプレート72は、U相の巻き線を巻回する工程で用いられるものであり、垂直方向に延びる端面74を有する矩形に形成されている。このプッシャプレート72は巻回された線材90を端面74で押すことにより、U相のコイルエンド部91をスロット8b及びティース8aの外側に押し出すように成形する。
【0051】
図3の(b)図に示すプッシャプレート72は、V相の巻き線を巻回する工程で用いられるものであり、段部76とこの段部76から垂直方向に延びる端面75とを有するL字形に形成されている。このプッシャプレート72は巻回された線材90を段部76に載せて端面75で押すことにより、V相のコイルエンド部91をティース8aの端面から軸方向に浮かすように成形する。
【0052】
図3の(c)図に示すプッシャプレート72は、W相の巻き線を巻回する工程で用いられるものであり、垂直方向に延びる端面77と、この端面77から傾斜して延びる傾斜部78とを有する台形に形成されている。このプッシャプレート72は巻回された線材90を傾斜部78が端面77に掛かるように案内し、端面77で押すことにより、W相のコイル部92をV相のコイルエンド部91とティース8aの間に押し込むように形成する。
【0053】
コア8をステータ支持台11に取り付け、インナー巻線装置1は巻き線を順に巻回する。以下、巻き線を巻回する手順について説明する。
【0054】
1.ノズル3から繰り出される線材90の先端を図示しないワイヤクランプ装置に保持する。
【0055】
2.各ガイド駆動モータ68を回転作動させ、各スライダ66をステータ支持台11及びコイルエンド部91を挿通させた後、各スライダ66に各プッシャプレート72、プッシャピン73を取り付ける。
【0056】
3.ヘッド4をコア8の内側に下降させ、ノズル3をティース8aの近傍の所定位置に移動する。
【0057】
4.ノズル3を線材90がガイド71に掛け回されるように相対移動させるとともに、この掛け回され線材90をスロット8bに押し入れるようにガイド71を相対移動させ、ノズル3から繰り出される線材90を5個のティース8aに渡って1回巻回する。巻き線を形成する動作は次の手順で行われる。
▲1▼ヘッド支持軸回動モータ24とノズル移動軸回動モータ54を同期して一方向に回転作動させてヘッド支持軸5とノズル移動軸6を同一速度および同一方向に回動させてヘッド4を回動させ、ノズル3をティース8aの上面に沿って周方向に移動し、線材90を一方のプッシャプレート72及びプッシャピン73に掛ける。このとき、プッシャプレート72及びプッシャピン73は内径方向に移動した状態に保持されている(図4参照)。
▲2▼ガイド移動モータ68を回転作動させ、線材90を案内する上側の一方のプッシャプレート72を図5に矢印で示すように外径方向に引き込む。
▲3▼ノズル3をティース8aの上面に沿って周方向に移動し、線材90を上側の他方のプッシャプレート72に掛ける(図6参照)。
▲4▼移動台駆動モータ32を回転作動させてノズル3を下降させるとともに、上側の各プッシャプレート72及びプッシャピン73を図7に矢印で示すように外径方向に引き込む。このとき線材90はフォーマ81に案内されてスロット8bへと入る。フォーマ81がノズル3から繰り出される線材90をスロット8bに案内することにより、線材90を円滑に巻回することができる。
▲5▼ノズル3をティース8aの下面に沿って周方向に移動し、線材90を下側の一方のプッシャプレート72に掛ける(図8参照)。
▲6▼ノズル3をティース8aの下面に沿って周方向に移動するとともに、線材90を案内するプッシャプレート72を図9に矢印で示すように外径方向に引き込む。
▲7▼ノズル3をティース8aの下面に沿って周方向に移動し、線材90を下側の他方のプッシャプレート72に掛ける(図10参照)。
▲8▼ノズル3を上昇させるとともに、下側の各プッシャプレート72及びプッシャピン73を図11に矢印で示すように外径方向に引き込む。
▲9▼移動台駆動モータ32を回転作動させてノズル3を上昇させ、全てのプッシャプレート72を内径方向に移動する。
【0058】
▲1▼〜▲9▼の動作を繰り返すことにより、線材90を整列して巻回し、所定幅、所定層の巻線を行い、巻き線を形成する。
【0059】
5.各スライダ66から各プッシャプレート72、プッシャピン73を取り外し、各ガイド駆動モータ68を回転作動させ、各スライダ66をステータ支持台11から抜き出す。
【0060】
この後コア8を所定角度回転させ、次の巻線位置へ移動し、再び各スライダ66をステータ支持台11に挿入し、各プッシャプレート72及びプッシャピン73を取り付け、同様の動作を繰り返す。
【0061】
こうして全てのティース8aの巻線が終了したら、ヘッド4をコア8内から引き上げ、線材90の途中を図示しないワイヤクランプ装置によって保持し、図示しないカッタ装置を介して線材90をティース8aとワイヤクランプ装置の間で切断する。そして、コア8をステータ支持台11から取り外す。
【0062】
以上のように、板状のスライダ66を先に巻回されるU相、W相のコイルエンド部91とコア8の間を挿通させることにより、ガイド71をコア8の端面の近傍で移動させることが可能となり、W相のコイルエンド部91をコア8の端面に近づけて成形することが可能となり、コイルエンド部91の短縮化がはかれる。
【0063】
4つのプッシャプレート72が各コイルエンド部91の端部を押すことにより、コイル部92をスロットの奥まで入れるとともに、各コイルエンド部91を任意の位置に形成することができる。
【0064】
2つのプッシャピン73が各コイルエンド部91の中央を押すことにより、コイルエンド部91をコア8に沿って湾曲させることが可能となり、各相のコイルエンド部91を整列させてその短縮化がはかれる。
【0065】
U相の巻き線を巻回する際に、プッシャプレート72の端面74が線材90を押すとともに、プッシャピン73が線材90を押すことにより、U相のコイルエンド部91をスロット8b及びティース8aの径方向外側に位置するように成形する。
【0066】
これにより、V相の巻き線を巻回する際に、プッシャプレート72をスロット8bの奥部近くまで移動させることが可能となり、コイル部92Vとスロット8bの間に作られる空隙を少なくして、占積率を高められる。
【0067】
V相の巻き線を巻回する際に、プッシャプレート72がその段部76に線材90を載せてその端面75で押すとともに、プッシャピン73が線材90を押すことにより、V相のコイルエンド部91をティース8aの端面から軸方向に浮かすとともに、コア8に沿うように湾曲させて成形する。
【0068】
これにより、W相の巻き線を巻回する際に、プッシャプレート72をスロット8bの奥部近くまで移動させることが可能となり、コイル部92とスロット8bの間に作られる空隙を少なくして、占積率を高められる。
【0069】
このように、各プッシャプレート72を介して各スロット8bに線材90を押し入れながら巻回することにより、コイル部92と各スロット8bの間に作られる空隙を少なくし、従来の線材をティースに直接巻回する直巻き方法に比べて、占積率を高められる。
【0070】
U相のコイルエンド部91をスロット8bの径方向外側に配置し、V相のコイルエンド部91をティース8aの端面から浮かし、W相のコイル部91をV相のコイルエンド部91とティース8aの間に押し入れることにより、従来のインサータ巻線方法に比べて各コイルエンド部91を構成する線材90の長さを短くし、コイルの小型化はかれるとともに、コイルの抵抗を小さくしてモータの性能向上がはかられる。
【0071】
U相、V相の各コイルエンド部91に比べてW相のコイルエンド部91が最も短くなる。ただし、各スロット8bに収まるコイル部92の線材90の量は等しく、各相の電流が同じになるように制御することにより、各相の発生トルクは均一になる。
【0072】
また、従来のインサータ巻線方法に比べて、巻線後にコイルエンド部を成形する作業工数を大幅に減らすことが可能となり、生産性を高められる。
【0073】
また、従来のインサータ巻線方法に比べて、巻き線装置の小型化及びコストダウンがはかれる。
【0074】
次に図13〜図15に示す他の実施の形態を説明する。なお、前記実施の形態と同一構成部には同一符号を付す。
【0075】
ノズル3は複数本の線材90を縦に一列に並べて繰り出す2枚の規制板34を有し、各規制板34をスロット8bに差し込んで線材90をティース8aに巻回するようになっている。
【0076】
ノズル3は複数本の線材90を縦に一列に並べて挿通させ四角い枠状の本体35を備え、この本体35に各規制板34が各線材90を挟むように平行に並んで固定される。
【0077】
本体35の上下部には一対のローラ36が取り付けられる。各ローラ36が上下端の線材90にそれぞれ転接することにより、各線材90がノズル3から円滑に繰り出される。
【0078】
各ローラ36は各規制板34の先端部近傍に配置され、各線材90が円滑に繰り出されるように案内する。
【0079】
以上のように構成され、図13に示すように、ノズル3の各規制板34をスロット8bに差し込んで線材90をティース8aに巻回することにより、スロット8aに線材90は案内するフォーマが不要となる。そしてこの場合、スロット8bの開口が狭くても線材の挿入が容易にでき、複数本の線材90が束になって円滑にティース8a及びプッシャプレート72に巻回される。この結果、線材90どうしが摩擦によって絡み合うことが防止され、巻線の占積率を高めてモータの性能向上がはかられる。
【0080】
本発明は上記の実施の形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すインナー巻線装置の断面図。
【図2】同じくインナー巻線装置の斜視図。
【図3】同じくプッシャプレートの側面図。
【図4】同じく巻線動作を示す斜視図。
【図5】同じく巻線動作を示す斜視図。
【図6】同じく巻線動作を示す斜視図。
【図7】同じく巻線動作を示す斜視図。
【図8】同じく巻線動作を示す斜視図。
【図9】同じく巻線動作を示す斜視図。
【図10】同じく巻線動作を示す斜視図。
【図11】同じく巻線動作を示す斜視図。
【図12】同じく巻線動作を示す斜視図。
【図13】他の実施の形態を示すインナー巻線装置の斜視図。
【図14】同じくノズル等の斜視図。
【図15】同じくノズルトの側面図。
【図16】従来例を示すステータの斜視図。
【符号の説明】
1 インナー巻線装置
3 ノズル
4 ヘッド
8 コア
8a ティース
8b スロット
10 コア・ノズル相対移動機構
11 ステータ支持台
12 架台
20 ヘッド支持軸回動機構
30 ヘッド支持軸移動機構
34 規制板
36 ローラ
40 ノズル径方向移動機構
50 ノズル移動軸回動機構
60 ガイド移動機構
66 スライダ
68 ガイド駆動モータ
71 ガイド
72 プッシャプレート
73 プッシャピン
79 係止爪
90 線材
91 コイルエンド部
92 コイル部

Claims (8)

  1. 複数のティースが並んで内径方向に突出し、各ティースの間にスロットが開口するコアに対して線材を巻回する巻線方法において、
    線材を繰り出すノズルと、
    コアに対してノズルを三次元方向に相対移動させるコア・ノズル相対移動機構と、
    ノズルを相対移動させることにより巻回される線材をスロットへと案内するガイドと、
    このガイドをコアに対してその径方向に相対移動させるガイド移動機構とを用い、
    このガイド移動機構は前記ティースの端面に沿って移動するスライダを用い、
    このスライダを先に巻回される相のコイルエンド部とコアの間を挿通させ、
    線材を案内するガイドをコアに対して相対移動させることにより線材をスロットの径方向外側に配置するように押し出すことを特徴とする巻線方法。
  2. 前記線材を前記複数のティースに渡って巻回し、先に巻回される相のコイルエンド部をティースの端面から浮かし、後に巻回される相のコイル部を先に巻回された相のコイルエンド部とティースの端面の間に押し入れることを特徴とする請求項1に記載の巻線方法。
  3. 複数のティースが並んで内径方向に突出し、各ティースの間にスロットが開口するコアに対して線材を巻回する巻線装置において、
    線材を繰り出すノズルと、
    コアに対してノズルを三次元方向に相対移動させるコア・ノズル相対移動機構と、
    ノズルを相対移動させることにより巻回される線材をスロットへと案内するガイドと、
    このガイドをコアに対してその径方向に相対移動させるガイド移動機構とを備え、
    このガイド移動機構は前記ティースの端面に沿って移動するスライダを備え、
    このスライダを先に巻回される相のコイルエンド部とコアの間を挿通させ、
    線材を案内するガイドをコアに対して相対移動させることにより線材をスロットの径方向外側に配置するように押し出す構成としたことを特徴とする巻線装置。
  4. 前記ガイド移動機構は前記ティースの端面に沿って移動するスライダを備え、前記ガイドはこのスライダに対して着脱可能に取り付けられることを特徴とする請求項3に記載の巻線装置。
  5. 前記ガイドは1つの巻き線に対して各コイルエンド部の両端部に対峙する4つのプッシャプレートを備えたことを特徴とする請求項3または4に記載の巻線装置。
  6. 前記ガイドは1つの巻き線に対して各コイルエンド部の中央に対峙する2つのプッシャピンを備えたことを特徴とする請求項3からのいずれか一つに記載の巻線装置。
  7. 前記スロットに前記線材を案内するフォーマを備えたことを特徴とする請求項3からのいずれか一つに記載の巻線装置。
  8. 前記ノズルは複数本の線材を縦に一列に並べて繰り出す規制板を備え、規制板をスロットに差し込んで線材をティースに巻回する構成としたことを特徴とする請求項3からのいずれか一つに記載の巻線装置。
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