JPH09306771A - フライヤ式コイル巻回装置 - Google Patents

フライヤ式コイル巻回装置

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JPH09306771A
JPH09306771A JP8116018A JP11601896A JPH09306771A JP H09306771 A JPH09306771 A JP H09306771A JP 8116018 A JP8116018 A JP 8116018A JP 11601896 A JP11601896 A JP 11601896A JP H09306771 A JPH09306771 A JP H09306771A
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JP
Japan
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guide
flyer
core
former
formers
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JP8116018A
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Inventor
Motohiro Miyaji
元広 宮地
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コアのティースの先端部分を覆うガイドフォ
ーマを備え、このガイドフォーマの周りでフライヤを回
転させることにより、フライヤから繰り出されるワイヤ
をガイドフォーマによりコアのスロット内に案内してテ
ィースに巻回するフライヤ式コイル巻回装置において、
ガイドフォーマの1種類のガイドフォーマを複数種類の
コアに共通して使用することができるようにする。 【解決手段】 ガイドフォーマ25を上下に2分割し、
両分割ガイドフォーマ26,27が楔状の可動部材28
を進退動作させることによって上下方向に移動するよう
に構成する。これにより、ガイドフォーマ25の上下方
向長さが調節できるので、ティース6の軸方向長さが異
なる複数種のステータコア5に1種類のガイドフォーマ
25で対応することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フライヤから繰り
出されるワイヤをコアのスロット内に案内するガイドフ
ォーマの構成を改良したフライヤ式コイル巻回装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】フライヤ式コイル巻回装置は、フライヤ
を回転させることにより、該フライヤから繰り出される
ワイヤをコアのティースに巻き付けてコイルを形成する
ものであるが、コアのティースの両側に存在するスロッ
トが小さいのでフライヤをティースの周りで回転させて
ワイヤを直接ティースに巻き付けることは困難である。
【0003】このため、フライヤ式コイル巻回装置で
は、ガイドフォーマを設け、このガイドフォーマの先端
部内側に略T字形をなすティースの先端幅広部分を挿入
してフライヤをガイドフォーマの周りで回転させること
により、そのフライヤの回転に伴い繰り出されるワイヤ
をガイドフォーマによってコアのスロット内に案内し、
ティースに巻き付けるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにガイドフ
ォーマはその先端部でティースの先端幅広部分を覆う。
これはワイヤがティースの先端幅広部分に引っ掛かるこ
となくスロット内に円滑に侵入して行くようにするため
である。従って、従来のフライヤ式のコイル巻回装置で
は、コアの種類毎にそれ専用のガイドフォーマを製作し
ておかねばならず、コスト高になると共に、コイルを巻
回するコアの種類を変更するたびにガイドフォーマを交
換しなければならず、段取り作業に時間がかかるという
問題があった。
【0005】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、1種類のガイドフォーマを複数種類の
コアに共通して使用することができるフライヤ式コイル
巻回装置を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のフライヤ式コイル巻回装置は、コアのティー
スの先端部分に位置されるガイドフォーマと、このガイ
ドフォーマの周りで回転するフライヤとを備え、フライ
ヤの回転により該フライヤから繰り出されるワイヤを前
記ガイドフォーマによりコアのスロット内に案内して前
記ティースに巻回するようにしたものにおいて、前記ガ
イドフォーマのコア軸方向に沿う幅寸法およびコア周方
向に沿う幅寸法のうち少なくとも一方を調節可能に構成
したことを特徴とするものである(請求項1)。この構
成によれば、コイルを巻回するコアのティースの大きさ
が異なった場合には、ガイドフォーマの幅寸法を調節す
ることにより、ガイドフォーマをティースの大きさに合
わせることができる。
【0007】この場合、ガイドフォーマをコア軸方向お
よびコア周方向のうち少なくとも一方向に複数に分割
し、該分割ガイドフォーマを分割方向に移動させること
により、コア軸方向に沿う幅寸法およびコア周方向に沿
う幅方向のうち少なくとも一方が調節可能となるように
構成することができる(請求項2)。
【0008】そして、複数の分割ガイドフォーマ間に可
動部材を設け、この可動部材の進退動作に連動して分割
ガイドフォーマが移動するように構成することが好まし
い(請求項3)。上記可動部材を進退動作させるため
に、可動部材をカムに摺接させ、このカムの回転によっ
て進退動作するようにしても良く(請求項4)、また、
可動部材をねじ部材の回転によって進退動作させるよう
にしても良い(請求項5)。また、ティースに均一に巻
回するために、コアとガイドフォーマの相対的距離を変
更させる機構を設けるようにしても良い(請求項6)。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1〜
図3に基づいて説明する。フライヤ式コイル巻回装置
は、図1に示すように、フライヤ支持基体1の前後両側
にインデックステーブル2とボビン取付部3とを配置し
てなる。上記インデックステーブル2のインデックスシ
ャフト4には、コイルの巻回対象物たる例えばモータの
ステータコア5が着脱可能に取り付けられるようになっ
ており、ステータコア5の1個のティース6(図3参
照)にコイルを巻回し終わると、インデックスシャフト
4が1ピッチだけ回転して次のティース6をコイル巻回
位置に移すようになっている。
【0010】前記フライヤ支持基体1には、フライヤ7
の中空回転軸8がボールベアリング9,9を介して横軸
型に回転可能に支持されている。この回転軸8の両端部
のうち、インデックステーブル2側の端部には、一対の
ショルダー部10,11が径方向に互いに逆向きとなる
ように延設され、各ショルダー部10,11に一対のア
ーム12,13が突設されている。また、フライヤ支持
基体1には、フライヤ7の駆動源たるモータ14が取り
付けられており、中空回転軸8のボビン取付部3側の他
端部に設けられた径大な歯車15がモータ14の回転軸
に取り付けられた小歯車16と噛合している。
【0011】前記ボビン取付部3には、ワイヤ(マグネ
ットワイヤ)17を巻装したボビン18が横軸型にして
着脱可能に装着されている。そして、ボビン18から引
き出されたワイヤ17はフライヤ7の歯車15から回転
軸8を経て一方のショルダー部10にまで連続して形成
されたガイド孔19、一方のアーム12に設けられたガ
イドローラ20および該一方のアーム12に形成された
ノズル孔21に順に通されており、その先端部分はノズ
ル孔21から一方のアーム12の内側に引き出されてい
る。
【0012】さて、前記フライヤ7の中空回転軸8の内
側には、ボールベアリング22,22が装着されてお
り、このボールベアリング22,22に中空軸23が抜
脱可能に挿入されている。そして、中空軸23の一端部
はボビン取付部3に着脱可能に係着され、これにより中
空軸23がフライヤ7と共回りしないようにしている。
【0013】上記中空軸23の他端部には、フライヤ7
の一対のアーム12,13間に位置する箱形のガイドフ
ォーマ装着部24が設けられており、このガイドフォー
マ装着部24にはガイドフォーマ25が取り付けられて
いる。ガイドフォーマ25は図2に示すように例えば上
下に2分割されており、各分割ガイドフォーマ26,2
7の基部26a,27aはガイドフォーマ装着部24内
に上下にスライド可能に挿入支持されている。
【0014】なお、基部26a,27aの基端部には係
止突部26b,27bが突設されていて該係止突部26
b,27bがガイドフォーマ装着部24内に形成された
係止溝24a,24aに係合することによって基部26
a,27aの抜け止めが図られている。
【0015】そして、各分割ガイドフォーマ26,27
の先端側には、先端に向かって互いに窄むように傾斜す
るガイド部26c,27cが突設されている。この場
合、ガイド部26c,27cの左右方向幅は略T字形を
なすティース6の先端幅広部6aの周方向幅と同等寸法
或いはそれより若干大きい寸法に設定されている。
【0016】上記両分割ガイドフォーマ26,27の基
部26a,27a間には、先端側(ガイド部26c,2
7c側)に向かって漸次薄肉となるように上下両面を傾
斜面28a,28bとした楔状の可動部材28が進退可
能に配置されている。そして、各分割ガイドフォーマ2
6,27の基部26a,27aとガイドフォーマ装着部
24との間には圧縮コイルばね29が設けられており、
各分割ガイドフォーマ26,27の基部26a,27a
はこの圧縮コイルばね29により常時可動部材28側に
付勢されてその傾斜面28a,28bに押し付けられて
いる。なお、分割ガイドフォーマ26,27のうち、可
動部材28の傾斜面28a,28bに摺接する内側面は
該傾斜面28a,28bと同一勾配の傾斜面26d,2
7dに形成されている。
【0017】前記ガイドフォーマ装着部24内のうち、
分割ガイドフォーマ26,27の基部26a,27aが
収納された部位の後側の仕切板部30の後部には、ガイ
ドバー31,31が突設され、このガイドバー31,3
1に分割ガイドフォーマ26,27の開度調節用モータ
32が前後方向に移動可能に支持されている。このモー
タ32の回転軸32aにはねじ部材としての雄ねじ33
が形成されており、この雄ねじ33は仕切板部30に形
成された雌ねじ34に螺挿されている。そして、回転軸
32aの先端部は可動部材28の後部に装着されたボー
ルベアリング35のインナーレース35aに嵌着されて
いる。なお、開度調節用モータ32に給電するためのリ
ード線(図示せず)は中空軸23の内部に通されて駆動
装置(同じく図示せず)に接続されている。
【0018】従って、モータ32の回転軸32aが正逆
回転すると、その雄ねじ33が仕切板部30の雌ねじ3
4に螺合されていることにより、モータ32が矢印A方
向およびその反対の矢印B方向に移動し、このモータ3
2の移動に伴って可動部材28が進出方向である矢印A
方向および後退方向である矢印B方向に移動する。
【0019】そして、この可動部材28が進出方向に移
動すると、両分割ガイドフォーマ26,27が互いに離
間する方向に移動し、逆に可動部材28が後退方向に移
動すると、両分割ガイドフォーマ26,27が互いに接
近する方向に移動し、これにより両分割ガイドフォーマ
26,27の開度(上下方向の間隔寸法)が調節される
ようになっている。
【0020】次に上記構成の作用を説明する。ステータ
コア5をインデックステーブル2のインデックスシャフ
ト4に取り付け、図3に示すように、略T字形をなす複
数個のティース6のうちの一つのティース6の先端幅広
部6aを両分割ガイドフォーマ26,27のガイド部2
6c,27c間に対応位置させる。そして、開度調節用
モータ32を回転させて可動部材28を進退動作させる
ことにより、両分割ガイドフォーマ26,27のガイド
部26c,27cの先端部分がティース6の先端幅広部
6aを上下から覆うようにする。
【0021】次に、フライヤ7のアーム12のノズル孔
21から引き出されたワイヤ17の先端部分をティース
6に止め、モータ14を起動させてフライヤ7をガイド
フォーマ25の周りで回転させる。すると、ワイヤ17
がノズル孔21から引き出されながらガイドフォーマ2
5に巻回され、そのガイドフォーマ25に巻回されたワ
イヤ17は両分割ガイドフォーマ26,27のガイド部
26c,27cに沿って滑り下りるようにしてティース
6の両側のスロット5a,5a内に侵入し、これにより
ワイヤ17がティース6に巻回される。そして、このよ
うなティース6へのワイヤ17の巻回に伴い、該ワイヤ
17はボビン18から順次繰り出される。
【0022】1個のティース6へのコイルの巻回が終了
すると、インデックスシャフト4が1ピッチ回転し、次
のティース6の先端幅広部が両分割ガイドフォーマ2
6,27のガイド部26c,27cの先端部間に入り込
む。この状態で上述のようにしてフライヤ7を回転させ
ると、ワイヤ17がティース6に巻回される。このよう
にしてティース6に順次コイルを巻回して行くものであ
る。
【0023】このように本実施例によれば、ガイドフォ
ーマ25を上下2分割にして両分割ガイドフォーマ2
6,27を上下方向に移動可能に構成したので、ガイド
フォーマ25の上下方向の幅寸法を調節することができ
る。このため、ステータコア5のティース6の先端幅広
部6aの周方向長さが同じであれば、ティース6の軸方
向長さが異なる複数種のステータコアに対し、ガイドフ
ォーマ25を共通に使用することができる。
【0024】図4および図5は本発明の他の実施例を示
す。この実施例はガイドフォーマを左右方向に二分割し
てティースの先端幅広部の周方向に沿った幅寸法を調節
可能に構成したものである。すなわち、ガイドフォーマ
36は2個の分割ガイドフォーマ37,38から構成さ
れており、それら分割ガイドフォーマ37,38の基部
37a,38aがガイドフォーマ装着部39に左右方向
にスライド可能に挿入支持されている。なお、基部37
a,38aの基端部には抜け止め用の係止突部37b,
38bが突設されている。そして、各分割ガイドフォー
マ37,38の先端側の上下両側には、先端に向かって
互いに窄むように傾斜する一対のガイド部37c,38
cがそれぞれ突設されている。なお、ガイド部37c,
38cは巻回対象とする複数種のステータコアのうち、
ティースの先端幅広部の最も幅狭のものの該先端幅広部
の幅寸法の半分程度に設定されている。
【0025】上記両分割ガイドフォーマ37,38の基
部37a,38a間には、先端側に向かって漸次幅狭と
なるように左右両面を傾斜面40a,40bとした楔状
の可動部材40が進退可能に配置されている。そして、
各分割ガイドフォーマ37,38の基部37a,38a
とガイドフォーマ装着部39との間には圧縮コイルばね
41が設けられており、各分割ガイドフォーマ37,3
8の基部37a,38aはこの圧縮コイルばね41によ
り常時可動部材40側に付勢されてその傾斜面40a,
40bに押し付けられている。なお、分割ガイドフォー
マ37,38のうち、可動部材40の傾斜面40a,4
0bに摺接する内側面は該傾斜面40a,40bと同一
勾配の傾斜面37d,38dに形成されている。
【0026】前記ガイドフォーマ装着部39内のうち、
分割ガイドフォーマ37,38の基部37a,38aが
収納された部位の後側には分割ガイドフォーマ37,3
8の開度調節用モータ42が配設され、このモータ42
の回転軸42aには略楕円形のカム43が取り付けられ
ている。そして、可動部材40は傾斜面40a,40b
で分割ガイドフォーマ37,38を介して受ける圧縮コ
イルばね41のばね力により後方に付勢されて常時カム
43に摺接した状態にある。
【0027】従って、モータ42の回転軸42aが回転
すると、カム43が可動部材40の後端面との接触位置
を短軸部側から長軸部側に移行させる際には、可動部材
40は矢印Cで示す進出方向に移動し、逆にカム43が
可動部材40の後端面との接触位置を長軸部側から短軸
部側に移行させる際には、可動部材40は矢印Cとは反
対の矢印Dで示す後退方向に移動するようになってい
る。
【0028】そして、この可動部材40が進出方向に移
動すると、両分割ガイドフォーマ37,38が互いに離
間する方向に移動し、逆に可動部材30が後退方向に移
動すると、両分割ガイドフォーマ37,38が互いに接
近する方向に移動し、これにより両分割ガイドフォーマ
37,38の開度(左右方向の間隔寸法)が調節される
ようになっている。
【0029】このように構成した本実施例によれば、分
割ガイドフォーマ37,38を横方向に移動させること
によってガイドフォーマ36の横方向の幅寸法を調節す
ることができる。このため、1種類のガイドフォーマ3
6でコイル巻回対象物であるティース44の軸方向長さ
が同じで先端幅広部44aの周方向長さが異なる複数種
のステータコア45に共通して使用することができる。
【0030】上記した両実施例では、図1、図4に示す
ように、ステータコア5,45とガイドフォーマ25,
36との相対的距離を固定した構成となっているが、テ
ィース6,44の径方向長さが長い場合は、ティース
6,44の基部側までワイヤ17が十分届かないときが
あり、巻回数を多く確保しなければならないような場合
に、巻回数を十分得られない場合や一部にワイヤ17が
集中してしまうような不具合が発生することが考えられ
る。
【0031】そこで、ステータコア5,45とガイドフ
ォーマ25,36との相対的距離を変える機構、例え
ば、インデックステーブル2をリニアアクチュエータで
ガイドフォーマ25,36方向へ進退可能とする機構、
ステータコア5,45を保持する機構を設け、その保持
機構をインデックスシャフト4に設けたリニアアクチュ
エータでガイドフォーマ25,36方向へ進退可能とす
る機構、或いはボールベアリング22を回転自在且つ軸
方向の動きにも対応できる例えば滑り軸受のようなもの
に換え、ボビン取付部3にリニアアクチュエータを設け
て中空軸23をステータコア5,45方向へ進退可能と
する機構を設け、ティース6,44に均一に且つ巻回数
を十分に確保するような構成とすることはもちろん可能
である。
【0032】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、以下のような拡張或いは
変更が可能である。図2に示す可動部材28を図4に示
すカム43によって進退動作させるように構成しても良
く、逆に図4に示す可動部材40を図1に示すねじ機構
によって進退動作させるように構成しても良い。
【0033】ガイドフォーマは上下左右に4分割し、各
分割ガイドフォーマを上下左右方向に移動可能に構成し
てガイドフォーマの幅寸法をティースの軸方向長さおよ
び周方向長さに応じて調節できるように構成しても良
い。フライヤ支持基体1とボビン取付部3とは、設置床
面に据え付けられる本体を構成するもので、これらは一
体に構成しても良い。
【0034】中空軸23はガイドフォーマ装着部24,
39の支持部を構成し、ボールベアリング22はその支
持部を受け支持する受け部材を構成するものであるが、
中空軸23をボビン取付部3に受け支持するようにして
ボールベアリング22を省略するようにしても良い。本
発明はコアにコイルを巻装するフライヤ式コイル巻回装
置に広く適用することができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、1
種類のガイドフォーマを複数種類のコアに共通して使用
することができ、複数種のコアに対してそれ専用のガイ
ドフォーマを製作する必要がないと共に、ガイドフォー
マの交換作業を省略できるという実用上優れた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の縦断側面図
【図2】全体の概略構成を示す縦断側面図
【図3】ガイドフォーマとステータコアとの位置関係を
示す斜視図
【図4】本発明の他の実施例を示す要部の横断面図
【図5】図3相当図
【符号の説明】
図中、2はインデックステーブル、5はステータコア、
6はティース、7はフライヤ、17はワイヤ、24はガ
イドフォーマ装着部、25はガイドフォーマ、26,2
7は分割ガイドフォーマ、28は可動部材、28a,2
8bは傾斜面、32aは回転軸(ねじ部材)、36はガ
イドフォーマ、37,38は分割ガイドフォーマ、40
は可動部材、44はティース、45はステータコアであ
る。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアのティースの先端部分に位置される
    ガイドフォーマと、このガイドフォーマの周りで回転す
    るフライヤとを備え、フライヤの回転により該フライヤ
    から繰り出されるワイヤを、前記ガイドフォーマにより
    コアのスロット内に案内して前記ティースに巻回するよ
    うにしたものにおいて、 前記ガイドフォーマのコア軸方向に沿う幅寸法およびコ
    ア周方向に沿う幅寸法のうち少なくとも一方を調節可能
    に構成したことを特徴とするフライヤ式コイル巻回装
    置。
  2. 【請求項2】 ガイドフォーマはコア軸方向およびコア
    周方向のうち少なくとも一方向に複数に分割され、該分
    割ガイドフォーマを分割方向に移動させることにより、
    コア軸方向に沿う幅寸法およびコア周方向に沿う幅方向
    のうち少なくとも一方が調節可能に構成されていること
    を特徴とする請求項1記載のフライヤ式コイル巻回装
    置。
  3. 【請求項3】 複数の分割ガイドフォーマ間に該分割ガ
    イドフォーマに摺接する傾斜面を有した可動部材が設け
    られ、この可動部材の進退動作に連動して分割ガイドフ
    ォーマが移動されることを特徴とする請求項1記載のフ
    ライヤ式コイル巻回装置。
  4. 【請求項4】 可動部材はカムに摺接し、このカムの回
    転によって進退動作されることを特徴とする請求項3記
    載のフライヤ式コイル巻回装置。
  5. 【請求項5】 可動部材はねじ部材の回転によって進退
    動作されることを特徴とする請求項3記載のフライヤ式
    コイル巻回装置。
  6. 【請求項6】 コアとガイドフォーマの相対的距離を変
    更させる機構を有することを特徴とする請求項1ないし
    5のいずれかに記載のフライヤ式コイル巻回装置。
JP8116018A 1996-05-10 1996-05-10 フライヤ式コイル巻回装置 Pending JPH09306771A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100371807B1 (ko) * 2001-01-10 2003-02-12 주식회사 나래나노텍 트라이달코어 권선기의 척 유니트
KR20160141289A (ko) * 2015-05-29 2016-12-08 주식회사 하이엔드 스테이터 코일 권선장치

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100371807B1 (ko) * 2001-01-10 2003-02-12 주식회사 나래나노텍 트라이달코어 권선기의 척 유니트
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