JP3644948B2 - ベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置 - Google Patents

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    • A01K89/015Reels with a rotary drum, i.e. with a rotating spool
    • A01K89/0155Antibacklash devices

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、釣用ベイトキャストリールに関するものであって、更に詳細には、餌を投げるときに回転速度に比例して多数のブレーキシューが選択的にブレーキリングの内面に摩擦することにより、使用者がスプールのブレーキ力を選択的に調節して使用し得るベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ベイトキャストリールは巻取りされた釣り糸先に多様な重さを持つ餌と針を、目的とする位置に投げ得るようにしたものであって、使用者の熟練程度によって飛距離の差が大きく、投げるときに高速で回転されるスプールのブレーキの調節がなされていない場合には、回転するスプールの慣性力により、投げ後にも釣り糸が続けて解かれていき、絡んでしまう問題点がある。
【0003】
投げた直後、釣り糸がスプールから解かれながらスプールを高速に回転させることにより、スプールの回転に慣性力が発生するために釣り糸が続けて解かれていくが、餌及び釣り針はすでに投げ込まれた状態であるため、釣り糸を引出し得ないようになる自由落下時点からは解かれた釣糸が絡むことになる。
これにより、使用者が回転するスプールを適宜に親指で握り締めて回転速度を調節しなければ前述した問題点が発生することになる。
【0004】
従って、図1に示されたように、前述した問題点を勘案してスプール(10)の内側にスプールシャフト(12)が固定されて、スプールシャフト(12)に圧入固定されているブレーキハウジング(13)の円周に数個のブレーキアーム(14)が放射形に固定されており、ブレーキアーム(14)にブレーキシュー(15)が滑り運動できるように結合され、スプール(10)の回転時に遠心力によりブレーキシュー(15)がスプール(10)の外側方に弾き出させ、ブレーキシュー(15)の先端面とブレーキリング(16)の内面に摩擦接触されることによりスプール(10)の回転速度を減少させ得るブレーキ制御構造を採用したのが案出されている。
【0005】
しかしながら、前述したような遠心ブレーキ装置は、多数のブレーキシュー(15)がスプール(10)の回転と同時に遠心力により、ブレーキリング(16)と摩擦接触され高速でのブレーキング力が作用して、自由落下時点以降のスプール(10)の慣性回転力を抑制する効果はあるが、スプール(10)の回転と同時に遠心力が発生して、ブレーキシュー(15)がスプール(10)の初期回転から摩擦力を持つことになるため、スプール(10)の回転に干渉する問題点がある。
【0006】
すなわち、餌の投擲によりスプール(10)が初期回転する段階から摩擦力が発生するので、スプール(10)の回転を抑制し、初期投擲から回転抵抗力が発生して、結局、餌の投擲の飛距離を減少させる問題点が発生する。
また、使用者によって違った投擲力を持っていることから、使用者ごとに同一した回転抵抗力を持つリールを使用する場合、投擲力の小さい使用者の場合は、投擲距離が減少することになり、投擲力の大きい使用者の場合には回転抵抗力よりも回転力が更に大きい遠心ブレーキの機能を円滑に行われない問題点が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとしている課題】
本発明の目的は、多数のブレーキシューがそれぞれ独立的に作動するよう形成し、各ブレーキシューの作動を制限するカバーを備えることにより、投擲する際に使用者がスプールの回転抵抗力を調節して、使用者の投擲力に対して適当な回転抵抗力を発揮し得るベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前述した本発明の目的は、スプール軸がリールに回転可能に結合されるスプールと、前記スプール軸に結合されスプールと一緒に回転し、放射方向に複数のスライド溝を配置してこれら各スライド溝にそれぞれブレーキシューがそのほぼ全長に渡ってスライド移動できるように保持したブレーキハウジングと、前記ブレーキハウジングに結合されスプールと一緒に回転し、前記ブレーキハウジングに対し回動可能に結合され、各ブレーキシューに対応してその移動を制限する複数の引っ掛け突起(engaging protrusion)が形成されたカバーとを備え、ブレーキシューは、前記ブレーキハウジングの径方向内側から外側まで延在する内側ブレーキシューと、内側ブレーキシューに対し所定長さが縮小されてブレーキハウジングの径方向外側に備えられる外側ブレーキシューとから成り、これら内側、外側ブレーキシューは周方向に交互に複数設けられ、ブレーキハウジングに対するカバーの所定回動位置により、移動が制限されるブレーキシューが選択され、スプールが回転されるとき、引っ掛け突起に制限を受けないブレーキシューが遠心力によって移動されブレーキドラムに摩擦力を作用することを特徴とするベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置を提供することによって達成される。
【0009】
望ましい実施例によれば、前記ブレーキシューは、端部が前記ブレーキドラムに接触し摩擦力を作用するシューと、シューの下端一面に引っ掛け突起が円滑に接触するよう引っ掛け面が形成されて、引っ掛け面の両側にスライド溝から離脱されることを防止する引っ掛けバーが形成されて、前記スライド溝は、ブレーキシューが装着できるようブレーキシューの形状に対応となるよう形成され、端部にブレーキシューの離脱を防止する引っ掛け顎が形成され、引っ掛け突起は、カバーの径方向内側に形成され内側ブレーキシューの移動を制限する内側引っ掛け突起と、カバーの径方向外側に形成され外側ブレーキシューの移動を制限する外側引っ掛け突起とから成り、内側及び外側引っ掛け突起は直径方向に対向するように対をなして設けられ、対をなす内外の引っ掛け突起はカバーの中心に対し同一の円周角をもつ円弧形状に形成されていることが望ましい。
【0010】
また、前記ブレーキハウジングの所定部に挿入溝が形成され、挿入溝に挿入されるスプリングと、スプリングによって支持されるクリック突起が設けられ、カバーの一側に挿入溝に挿入されたクリック突起に対応するクリック溝が形成され、前記カバーをブレーキハウジングに対し回転するとき、クリック溝にクリック突起が離脱または挿入しながらクリック音を発生し、クリック溝にクリック突起が挿入したときにカバーの所定回動位置が確保されることが望ましい。
【0011】
この時、前記クリック溝は、ブレーキハウジングに対しカバーの回転角度を分割するために、カバーの中心に対し所定角度で均一に複数個を形成するのが望ましい。
【0012】
また、前記ブレーキハウジングの中心に対し所定角度を持つ円弧形状の制限溝が形成されて、カバーの一側に制限溝に挿入される制限突起を形成し、ブレーキハウジングに対しカバーが所定角度以上回転されることを防止するのが望ましい。
【0013】
また、前記ブレーキハウジングの外周面の両端に、カバーの外径と同一の内径を有する内側面を備えた一対の支持パネルが形成されて、前記支持パネルの端部にカバーの離脱を防止する支持突起が突き出て形成されていることが望ましい。
【0014】
【発明の実施形態】
次に、本発明の望ましい実施例を、添付図面を参照して説明するが、これは、本発明が属する技術分野において通常の知識を有する者が発明を容易に実施され得る程度で詳細に説明するものであって、これにより、本発明の技術的思想及び範疇が限定されることを意味するものではない。
【0015】
図2乃至図6に示されたように、本発明によるベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置は、釣り糸が巻かれるスプール(120)と、スプール(120)にスプール(120)が回転するときに回転となるようスプール軸(122)の一端に結合され、スプール(120)のスプール軸(122)に対し放射形にスライド移動できるように結合され、スプール(120)の回転時に遠心力によってブレーキドラム(110)に摩擦接触するように多数のブレーキシュー(160a、160b、160c、160d、160e、160f)を備えるブレーキハウジング(130)と、スプール(120)が回転するときに回転してブレーキハウジング(130)に対し回動可能に結合してブレーキシュー(160a、160b、160c、160d、160e、160f)の移動を制限するカバー(150)とを備える。
【0016】
前記ブレーキハウジング(130)は、スプール軸(122)にスプール(120)が回転する時にスプール(120)と一緒に回転するようスプール軸(122)に挿入して固定される結合孔(132)が形成され、結合孔(132)の外周面にブレーキハウジング(130)に結合されたカバー(150)が回転するときにクリック音を発生させるクリック音発生部(133)が形成され、クリック音発生部(133)の外側にカバー(150)の回動角度を制限する制限溝(137)が形成されて、ブレーキハウジング(130)の外側面にはブレーキシュー(160a、160b、160c、160d、160e、160f)がスライド移動できるように多数のスライド溝(138a、138b、138c、138d、138e、138f)が形成されており、ブレーキハウジング(130)の外周面にはブレーキハウジング(130)に結合されるカバー(150)が回動可能に結合される一対の支持部(140)が形成される。
【0017】
この時、前記クリック音の発生部(133)は、ブレーキハウジング(130)に結合されたカバー(150)が回動されるときにクリック音を発生させると共に、カバー(150)の回転角度を分割し固定させるもので、結合孔(132)の外周面の多数の挿入溝(134)が形成され、挿入溝(134)に挿入されるスプリング(135)と、スプリング(135)によって支持されるクリック突起(136)とを備え、カバー(150)の一側に形成されたクリック溝(153)にクリック突起(136)を挿入した状態でカバー(150)が回動されることにより、クリック溝(153)からクリック突起が離脱しながらクリック音を発生する。
【0018】
前記制限溝(137)は、ブレーキハウジング(130)に結合して回動されるカバー(150)の回動を制限するためのもので、カバー(150)の内面に突出して形成された制限突起(154)が挿入され、制限突起(154)の回転半径と同一した半径で形成され、本発明においては、約105°程度回転されるよう備える。
【0019】
前記スライド溝(138a、138b、138c、138d、138e、138f)は、多数のブレーキシュー(160a、160b、160c、160d、160e、160f)が結合されたスプール(120)が回転されるとき、ブレーキシュー(160a、160b、160c、160d、160e、160f)の外側へスライド移動となるようブレーキハウジング(130)に放射形に形成されるもので、多数のブレーキシューー(160a、160b、160c、160d、160e、160f)の形状に対応となるように形成し、それぞれのブレーキシュー(160a、160b、160c、160d、160e、160f)が装着されて、ブレーキシュー(160a、160b、160c、160d、160e、160f)の離脱を防止する引っ掛け顎(139)が形成される。
【0020】
前述したスライド溝(138a、138b、138c、138d、138e、138f)は、ブレーキハウジングの径方向内側から外側まで延在する内側ブレーキシューとして構成された第1、第2、第3ブレーキシュー(160a、160b、160c)と、内側ブレーキシューに対し所定長さが縮小されてブレーキハウジングの径方向外側に備えられる外側ブレーキシューとして構成された第4、第5、第6ブレーキシュー(160d、160e、160f)との形状に対応となるように、第1、第2、第3スライド溝(138a、138b、138c)と第4、第5、第6スライド溝(138d、138e、138f)とが形成されて、各第1、第2、第3スライド溝(138a、138b、138c)と第4、第5、第6スライド溝(138d、138e、138f)とはそれぞれ周方向に交互に位置するよう形成される。
【0021】
前記支持部(140)は、ブレーキハウジング(130)に結合されるカバー(150)がブレーキハウジング(130)に対し回転可能に支持するもので、ブレーキハウジング(130)の両端にカバー(150)の外周面の形状と同一した内側面が形成される一対の支持パネル(141)が形成され、支持パネル(141)の端部にはカバー(150)の離脱防止する支持突起(142)が突出して形成される。
【0022】
前記カバー(150)は、ブレーキハウジング(130)に回転可能に装着されブレーキハウジング(130)のスライド溝(138a、138b、138c、138d、138e、138f)にスライド可能に装着されるブレーキシュー(160a、160b、160c、160d、160e、160f)の移動を制限するもので、ブレーキハウジング(130)に形成された支持部(140)の内側面の内径と同一の外径の円板形状に形成され、中央部にはスプール(120)のスプール軸(122)に回転可能に結合される中空(152)を形成し、中空(152)の外側にはブレーキハウジング(130)に設けられたクリック音の発生部(133)のクリック突起(136)が挿入される多数のクリック溝(153)を形成し、クリック溝(153)の外側にはブレーキハウジング(130)の制限溝(137)に挿入される制限突起(154)を形成し、制限突起(154)の外側にはブレーキシュー(160a、160b、160c、160d、160e、160f)の移動を制限する多数の引っ掛け突起(155a、155b、155c、155d、155e、155f)を備える。
【0023】
この時、前記各引っ掛け突起(155a、155b、155c、155d、155e、155f)は、第1、第2、第3ブレーキシュー(160a、160b、160c)に対応する第1、第2、第3引っ掛け突起(155a、155b、155c)と、第4、第5、第6ブレーキシュー(160d、160e、160f)に対応される第4、第5、第6(155d、155e、155f)を設けてカバー(150)が回転することにより、各ブレーキシュー(160a、160b、160c、160d、160e、160f)の移動を制限するのである。
【0024】
また、前記各引っ掛け突起(155a、155b、155c、155d、155e、155f)は、カバー(150)の径方向内側に設けられ、第1、第2、第3ブレーキシュー(160a、160b、160c)の移動を制限する内側引っ掛け突起として構成された第1、第2、第3の引っ掛け突起(155a、155b、155c)と、カバー(150)の径方向外側に設けられ、第1、第2、第3ブレーキシュー(160a、160b、160c)の移動を制限する外側引っ掛け突起として構成された第4、第5、第6の引っ掛け突起(155d、155e、155f)から成り内側引っ掛け突起と外側引っ掛け突起は直径方向に対向するように対をなして設けられ、第1引っ掛け突起(155a)と第引っ掛け突起(155)とはカバー(150)の中心に対し同一の円周角をもつ円弧形状に形成され、第2引っ掛け突起(155b)と前記第引っ掛け突起(155)と、第3引っ掛け突起(155c)と第引っ掛け突起(155)をもカバー(150)の中心に対して同一の円周角で円弧形状に形成され、各引っ掛け突起(155a、155b、155c、155d、155e、155f)の一側面、すなわち、各ブレーキシュー(160a、160b、160c、160d、160e、160f)と接する部分は、所定角度に傾斜する傾斜面(156)が形成され、各ブレーキシュー(160a、160b、160c、160d、160e、160f)に接するときに円滑に接触するようにする。
【0025】
前記各ブレーキシュー (160a、160b、160c、160d、160e、160f)は、ブレーキハウジング(130)に、一面に放射形に形成されたスライド溝(138a、138b、138c、138d、138e、138f)にスライド移動できるように装着され、スプール(120)が回転されるときにブレーキハウジング(130)のスライド溝(138a、138b、138c、138d、138e、138f)からの遠心力によって、ブレーキハウジング(130)の外側へスライド移動されてブレーキドラム(110)の内側に摩擦力を作用するもので、端部に前記ブレーキドラム(110)に接して摩擦を作用するシュー(161)と、シュー(161)の下端の一面に、カバー(150)に形成された各引っ掛け突起(155a、155b、155c、155d、155e、155f)に接するとき、その位置が固定となるよう所定の角度で傾斜された引っ掛け面(162)が形成されて、引っ掛け面(162)の両側にスライド溝(138a、138b、138c、138d、138e、138f)に形成された引っ掛け顎(139)によって支持され離脱が防止される引っ掛けバー(163)が形成される。
【0026】
この時、前記ブレーキシュー(160a、160b、160c、160d、160e、160f)は、カバー(150)に形成された、カバー(150)の径方向内側に形成された第1、第2、第3引っ掛け突起(155a、155b、155c)と、カバー(150)の径方向外側に形成された第4、第5、第6引っ掛け突起(155d、155e、155f)の位置に沿って、第1、第2、第3引っ掛け突起(155a、155b、155c)の位置に対応される第1、第2、第3のブレーキシュー(160a、160b、160c)と、第4、第5、第6の引っ掛け突起(155d、155e、155f)の位置に対応される第4、第5、第6ブレーキシュー(160d、160e、160f)とを備える。
【0027】
次に、本発明による他のベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置を添付した図面を参照して詳細に説明する。
【0028】
図7乃至図9は、本発明によるベイトキャストリールのブレーキ装置の作動の手順を示した作動状態図である。
【0029】
本発明によるベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置の初期状態は、図4に示された通り、ブレーキハウジング(130)にスライド移動できるように装着された各ブレーキシュー(160a、160b、160c、160d、160e、160f)が、カバー(150)の内側面に形成された、各引っ掛け突起(155a、155b、155c、155d、155e、155f)に支持され、各ブレーキシュー(160a、160b、160c、160d、160e、160f)がブレーキハウジング(130)の外側へスライド移動されることを防止できるように位置する。
【0030】
すなわち、前記第1、第2、第3スライド溝(138a、138b、138c)に装着された第1、第2、第3のブレーキシュー(160a、160b、160c)は、第1、第2、第3引っ掛け突起(155a、155b、155c)に支持され、スプール(120)が回転することにより発生される遠心力に対してその移動が制限され、第4、第5、第6のスライド溝(138d、138e、138f)に装着された第4、第5、第6のブレーキシュー(160d、160e、160f)は第4、第5、第6の引っ掛け突起(155a、155b、155c)に支持されスプール(120)が回転されることにより発生される遠心力に対しその移動が制限される。
【0031】
この時、前記カバー(150)を初期状態で、一側方へ所定角度(35°)に回動させると、カバー(150)の内側面に設けた第1、第引っ掛け突起(155a、155)に支持され、固定されていた第1、第ブレーキシュー(160a、160)の固定が解除されスプール(120)が回転されるとき、第1、第スライド溝(138a、138)に装着された第1、第ブレーキシュー(160a、160)が遠心力によってブレーキハウジング(130)の外部に突出しながらブレーキハウジング(130)の外側に設けられたブレーキドラム(110)の内面に摩擦力を作用する。
【0032】
そして、前記カバー(150)を初期状態で、一側方向へ所定角度(約70°)に回転させると、カバー(150)の内側面に設けた第1、第引っ掛け突起(155a、155)に支持され、固定されていた第1、第のブレーキシュー(160a、160)の固定が解除されると同時に、カバー(150)の内側面に設けた第2、第引っ掛け突起(155b、155)に支持され、固定されていた第2、第ブレーキシュー(160b、160)の固定が解除され、スプール(120)が回転されるとき、第2、第スライド溝(138b、138)に装着された第2、第のブレーキシュー(160b、160)が遠心力によってブレーキハウジング(130)の外部に突出しながら、第1、第ブレーキシュー(160a、160)のようにブレーキハウジング(130)の外側に設けられたブレーキドラム(110)の内面に摩擦力を作用する。
【0033】
前記カバー(150)を初期状態で、一側方向へ所定角度(約105°)に回転させると、カバー(150)の内側面に設けた第1、第引っ掛け突起(155a、155)に支持され、固定される第1、のブレーキシュー(160a、160e)及び 第2、引っ掛け突起(155b、155)に支持され、固定される 第2、第ブレーキシュー(160b、160)の固定が解除されると同時に、カバー(150)の内側面に設けた第3、第引っ掛け突起(155c、155)に支持され、固定された第3、第ブレーキシュー(160c、160)の固定が解除されスプール(120)が回転されるとき、第3、のスライド溝(138c、138)に装着された第3、第ブレーキシュー(160c、160)が遠心力によってブレーキハウジング(130)の外部に突出しながら、第1、第ブレーキシュー(160a、160)及び第2、ブレーキシュー(160b、160)のように、ブレーキハウジング(130)の外側に設けられたブレーキドラム(110)の内面に摩擦力を作用する。
【0034】
前記のように、カバーを回転させることにより、各ブレーキシューが制限的に作動してブレーキドラムに摩擦力を作用するブレーキシューの個数が変更されることによって、使用者の設定によってブレーキドラムに作用する摩擦力を調節することができ、使用者の投擲力によって適当な回転抵抗力を発揮することができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明によるベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置は次のような利点を有する。
【0036】
多数のブレーキシューがそれぞれ独立的に作動するよう形成し、各ブレーキシューの作動を制限するカバーを設けることにより、投擲時に使用者がスプールの回転抵抗力を調節して投擲力に対し適当な回転抵抗力を発揮することのできる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術によるベイトキャストリールの遠心ブレーキを示した部分断面図である。
【図2】本発明によるベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置の内部構造を示した断面図である。
【図3】本発明によるベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置を示した分解斜視図である。
【図4】本発明によるベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置の主要部であるカバー及びブレーキシューの設置装置を示した平面図である。
【図5】図4のA−A′線の断面図である。
【図6】図4のB−B′線の断面図である。
【図7】本発明によるベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置の作動を順次に示した作動状態図である。
【図8】本発明によるベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置の作動を順次に示した作動状態図である。
【図9】本発明によるベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置の作動を順次に示した作動状態図である。

Claims (8)

  1. スプール軸がリールに回転可能に結合されるスプールと、前記スプール軸に結合されスプールと一緒に回転し、放射方向に複数のスライド溝を配置してこれら各スライド溝にそれぞれブレーキシューがそのほぼ全長に渡ってスライド移動できるように保持したブレーキハウジングと、前記ブレーキハウジングに結合されスプールと一緒に回転し、前記ブレーキハウジングに対し回動可能に結合され、各ブレーキシューに対応してその移動を制限する複数の引っ掛け突起(engaging protrusion)が形成されたカバーとを備え、前記ブレーキシューは、前記ブレーキハウジングの径方向内側から外側まで延在する内側ブレーキシューと、前記内側ブレーキシューに対し所定長さが縮小されてブレーキハウジングの径方向外側に備えられる外側ブレーキシューとから成り、これら内側、外側ブレーキシューは周方向に交互に複数設けられ、前記ブレーキハウジングに対する前記カバーの所定回動位置により、移動が制限されるブレーキシューが選択され、スプールが回転されるとき、引っ掛け突起に制限を受けないブレーキシューが遠心力によって移動されブレーキドラムに摩擦力を作用することを特徴とするベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置。
  2. 前記スライド溝は、前記ブレーキシューが装着されるようブレーキシューの形状に対応するように形成され、端部にブレーキシューの離脱を防止する引っ掛け顎が形成されている請求項1に記載のベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置。
  3. 前記引っ掛け突起は、前記カバーの径方向内側に形成され内側ブレーキシューの移動を制限する内側引っ掛け突起と、カバーの径方向外側に形成され外側ブレーキシューの移動を制限する外側引っ掛け突起とから成り、前記内側及び外側引っ掛け突起は直径方向に対向するように対をなして設けられ、前記対をなす内外の引っ掛け突起はカバーの中心に対し同一の円周角をもつ円弧形状に形成されている請求項1または2に記載のベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置。
  4. 前記ブレーキシューは、自体の一端部がブレーキドラムに接して摩擦力を作用するシューと、前記シューの他端一面に引っ掛け突起が円滑に接触するよう引っ掛け面(engaging surface)が形成されて、前記引っ掛け面の両側に前記スライド溝から離脱されることを防止する引っ掛けバー(engaging bar)が形成されている請求項1ないし3のいずれかに記載のベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置。
  5. 前記ブレーキハウジングの所定位置に挿入溝が形成されて、挿入溝に挿入されるスプリングと、スプリングによって支持されるクリック突起(click protrusion)とが備えられ、前記カバーの一側に前記挿入溝に挿入されたクリック突起に対応するクリック溝(click groove)が形成され、前記カバーをブレーキハウジングに対し回転するとき、クリック溝にクリック突起が離脱または挿入しながらクリック音を発生し、クリック溝にクリック突起が挿入したときにカバーの所定回動位置が確保される請求項1ないし4のいずれかに記載のベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置。
  6. 前記クリック溝は、カバーの中心に対し所定角度で均一に複数個が形成されている請求項5に記載のベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置。
  7. 前記ブレーキハウジングの中心に対し所定角度を持つ円弧状の制限溝が形成されて、前記カバーの一側に前記制限溝に挿入される制限突起が形成され、前記カバーがブレーキハウジングに対し所定角度以上回転されることを防止する請求項1ないし6のいずれかに記載のベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置。
  8. 前記ブレーキハウジングの外周面の両端に前記カバーの外径と同一の内径を有する内側面を備えた一対の支持パネルが形成されて、前記支持パネルの端部にカバーの離脱を防止する支持突起が突き出て形成されている請求項1ないし7のいずれかに記載のベイトキャストリールの遠心ブレーキ装置。
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