JP3631660B2 - フレキシブル基板へのリードレス部品の実装方法および光ピックアップ装置の製造方法 - Google Patents

フレキシブル基板へのリードレス部品の実装方法および光ピックアップ装置の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電子・電気機器に用いられるリードレス部品をフレキシブル基板へ実装する方法に関し、特に、ダウンサイジング化が必要とされる光メディアのピックアップ装置で用いられる実装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、光ピックアップ装置などに用いられるホログラムレーザの従来の実装方法は、図8に示すように、ホログラムレーザ101のリード105を硬質基板104上に電極接合部106で接合する一方、この基板104上に設けられたフレキシブル基板用のコネクタ107にフレキシブル基板102を接続するものがある。この半田付け部106は、図示しない配線でコネクタ107に接続され、ホログラムレーザ101からコネクタ107を介してフレキシブル基板102へ信号を伝達する。
【0003】
なお、図9に示すように、ホログラムレーザ201のリード205を半田付け部206で硬質基板204に接合する点は、図8に示した方法と同様だが、図8に示した方法と異なり、フレキシブル基板202を硬質基板204に直接に接合する方法もある。
【0004】
さらには、図10や図11に示すように、ホログラムレーザ301,401のリード305,405を半田付け部306,406で、直接にフレキシブル基板302,402に接合する方法もある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記図8,図9に示した従来方法では、ホログラムレーザとフレキシブル基板との間の信号の伝達に硬質基板やコネクタが必要であり、それだけ大型化し、且つ、コストを必要とするという問題がある。
【0006】
また、上記図10,図11に示した従来方法では、ホログラムレーザの小型化を行なった場合、そのリード部の強度に問題が生じるので、生産を行なう上ではリード曲がりなどの不良の増加を余儀なくされるという問題がある。
【0007】
そこで、この発明の目的は、リードレス化したホログラムレーザを、フレキシブル基板に直接実装することができ、ダウンサイジング化,低コスト化,生産性の向上を実現することができるフレキシブル基板上へのリードレス部品の実装方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明のフレキシブル基板へのリードレス部品の実装方法では、対向する2辺にそれぞれ複数の電極が配列された長穴をフレキシブル基板に設け、
表裏の2面にそれぞれ複数の電極が形成された電極部を有するリードレス部品であるホログラムレーザの上記電極部を、上記フレキシブル基板の長穴に差し込んで組み合わせ、上記電極部の複数の電極と上記フレキシブル基板の複数の電極を所定の折れ曲がり角度で連続させた状態とし、
この状態で、上記電極部の複数の電極と上記フレキシブル基板の複数の電極とを電極接合し、上記リードレス部品であるホログラムレーザの複数の電極と上記フレキシブル基板の複数の電極とを接合すると共に、上記リードレス部品であるホログラムレーザを上記フレキシブル基板に固定することを特徴とする。
【0009】
この発明の実装方法では、リードレス部品(ホログラムレーザ)を、硬質基板やコネクタ等を用いず、直接フレキシブル基板に接合するから、部品点数を削減できる。また、リードレス部品の電極部をフレキシブル基板の電極露出部に直接に電極接合するから、リードレス部品(ホログラムレーザ)の電極部は、電極接合を行なうための必要最小限の大きさで済む。したがって、リードレス部品(ホログラムレーザ)自体を小型化できる。さらに、リードレス化されたリードレス部品(ホログラムレーザ)を使用するので、リードタイプの部品と異なり、リード曲がりなどの生産上のトラブルを大幅に減少させることができる。
【0010】
また、この発明では、上記フレキシブル基板に形成されている長穴にリードレス部品であるホログラムレーザの電極部を差し込んで組み合わせ、互いの複数の電極を所定の折れ曲がり角度で連続させるから、リードレス部品の各々の電極を、フレキシブル基板の各々の電極に対して、一度に電極接合することができる。したがって、生産性を向上できる。
【0011】
また、この発明では、フレキシブル基板に長穴を設け、この長穴に、リードレス部品であるホログラムレーザの電極部を差し込んで組み合わせ、互いの電極を所定の折れ曲がり角度で連続させた状態で、両電極を電極接合する。これにより、両者の接合における機械的強度が増し、かつ、電極の配置に空間的自由度が生まれる。
【0012】
また、一実施形態の実装方法は、上記長穴は、上記フレキシブル基板が有する露出した電極部に切れ込みを入れて扉を設け、この扉を押し開いてできた開口である。
【0013】
この実施形態では、フレキシブル基板が有する露出した電極部に切れ込みを入れて扉を設け、この扉を押し開いてできた開口に、リードレス部品の電極部を挿入した状態で、フレキシブル基板の扉に存する電極とリードレス部品の電極とを電極接合する。これにより、機械的強度を増大させることができる。
【0014】
また、一実施形態の光ピックアップ装置の製造方法は、上記の実装方法を用いて光ピックアップ装置を製造する。この実施形態では、上記実装方法を用いることによって、ホログラムレーザをリードレス化し、その電極に対応したフレキシブル基板を直接接合するから、ホログラムレーザ側電極の配列,大きさ,面積あるいはフレキシブル基板の取廻しなどの選択の幅を広げることができる。
【0015】
なお、この発明では、フレキシブル基板とはガラスエポキシ基板を貼り付けるなどして補強したものも含む。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、列挙する図に基いて、この発明による実施の形態を説明する。
【0017】
〔第1の参考例〕
図1を参照して、第1参考例を説明する。
【0018】
リードレス部品としてのホログラムレーザ1の電極部9の片面には、所定間隔を隔てて5本の電極5が形成され、フレキシブル基板2の表面の端部電極露出部4には、5本の電極3が露出している。
【0019】
この第1参考例では、ホログラムレーザ1の電極部9を、フレキシブル基板2が有する電極3が露出している電極露出部4の裏面に接触させる。この接触状態で、上記フレキシブル基板2の5本の電極3の端部3Aとホログラムレーザ1の電極部9の5本の電極5とを、一点鎖線で囲まれた円内に例示するように、半田6で半田付けする。
【0020】
この実装方法では、ホログラムレーザ1を、硬質基板やコネクタ等を用いず、直接フレキシブル基板2に接合するから、部品点数を削減できる。また、ホログラムレーザ1の電極部9をフレキシブル基板2の電極露出部4に直接に半田付けするから、ホログラムレーザ1の電極部9は、半田付けを行なうための必要最小限の大きさで済む。したがって、ホログラムレーザ1自体を小型化できる。さらに、リードレス化されたホログラムレーザ1を使用するので、リードタイプの部品と異なり、リード曲がりなどの生産上のトラブルを大幅に減少させることができる。
【0021】
また、ホログラムレーザ1およびフレキシブル基板2に必要な電極面積を最低限に抑えて、半田付けが可能な程度の最小限の面積で済み、ダウンサイジング化と部品点数の削減を図れる。
【0022】
〔第2の参考例〕
次に、図2を参照して、第2の参考例を説明する。
【0023】
この第2参考例は、フレキシブル基板12の配線の取廻しなどに制限があり、フレキシブル基板12側の電極13が端部に配置できないような場合に適用する。図2(C)に示すように、フレキシブル基板12はその表面に略平行に延在する5本の電極13を有し、この5本の電極13はその端部で露出した露出電極13Aを有する。そして、この各露出電極13Aに隣接して、四角形の穴14が形成されている。一方、図2(B)に示すように、ホログラムレーザ11は、第1実施形態と同様に、電極部19の片面には、所定間隔を隔てて5本の電極15が形成されている。
【0024】
この第2参考例では、図2(A)に示すように、ホログラムレーザ11の電極部19を、フレキシブル基板12が有する電極13が露出している電極露出部17の裏面に接触させる。さらに、1点鎖線で囲んだ円内に示すように、ホログラムレーザ11の5本の電極15を、電極露出部17に隣接する5つの四角形の穴14に対向させ、5本の電極15を、フレキシブル基板12の露出した電極13Aに半田16で半田付けする。これにより、ホログラムレーザ11の電極15をフレキシブル基板12の電極13とを接合すると共に、ホログラムレーザ11をフレキシブル基板12に固定する。
【0025】
この第2参考例では、フレキシブル基板12の5つの穴14に、ホログラムレーザ11の5つの電極15を対向させ、この電極15を穴14において露出電極13Aに半田付けする。したがって、この第2参考例では、第1参考例と異なり、半田付けの箇所を、フレキシブル基板12の端部に限る必要がなくなり、半田付け接合部の位置設定自由度を向上できる。
【0026】
尚、この第2参考例では、フレキシブル基板12に穴14を形成したが、穴14に替えて、切れ込みを形成してもよい。
【0027】
〔第3参考例
次に、図3を参照して、この発明の第3参考例を説明する。
【0028】
この第3参考例では、図3(C)に示すように、フレキシブル基板22はその表面に略平行に延在する5本の電極23を有し、この5本の電極23はその端部で露出した露出電極23Aを有する。そして、この5つの露出電極23Aに隣接して横切るように延在している長い四角形状の開口24が形成されている。一方、図3(B)に示すように、ホログラムレーザ21は、第1参考例と同様に、電極部29の片面には、所定間隔を隔てて5本の電極25が形成されている。
【0029】
この第3参考例では、図3(A)に示すように、ホログラムレーザ21の電極部29を、フレキシブル基板22が有する電極23が露出している電極露出部27の裏面に接触させる。さらに、1点鎖線で囲んだ円内に示すように、ホログラムレーザ21の5本の電極25を、電極露出部27に隣接する長い四角形状の開口24に対向させ、5本の電極25を、フレキシブル基板22の露出した電極23Aに半田26で半田付けする。これにより、ホログラムレーザ21の電極25をフレキシブル基板22の電極23とを接合すると共に、ホログラムレーザ21をフレキシブル基板22に固定する。
【0030】
この第3参考例では、フレキシブル基板22の長い四角形状の開口24に、ホログラムレーザ21の5つの電極25を対向させ、この電極25を開口24において露出電極23Aに半田付けする。したがって、この第3参考例では、第1参考例と異なり、半田付けの箇所を、フレキシブル基板22の端部に限る必要がなくなり、半田付け接合部の位置設定自由度を向上できる。
【0031】
これに加え、この第3参考例では、ホログラムレーザ21の5つの電極25を、フレキシブル基板22の5つの電極23Aに対して、一度に半田付けすることができるから、生産性を向上できる。
【0032】
なお、この第3参考例では、フレキシブル基板22に開口24を形成したが、開口24に替えて、切れ込みを形成してもよい。
【0033】
〔第の参考例〕
次に、図4を参照して、第参考例を説明する。
【0034】
この第参考例では、ホログラムレーザ31およびフレキシブル基板32の配置に空間的な制約がある場合について説明する。
【0035】
この第参考例では、フレキシブル基板32の長手方向の一辺に沿って所定の間隔を隔てて5つの露出電極33が形成されている。一方、ホログラムレーザ31は、第3参考例と同様に、電極部39の片面には、所定間隔を隔てて5本の電極35が形成されている。
【0036】
この第参考例では、フレキシブル基板32の露出電極33と、ホログラムレーザ31の電極35とが所定の曲折角度θをなすように配置し、この配置状態で、電極33と35を半田付けする。したがって、上記曲折角度θを調整,設定することで、ホログラムレーザ31とフレキシブル基板32の配置に空間的な制約がある場合にも、両者の接合,固定が可能になる。
【0037】
〔第の実施の形態〕
次に、図5を参照して、この発明の第実施形態を説明する。
【0038】
この第実施形態では、図5(A)に示すように、フレキシブル基板52に、
ホログラムレーザ51の電極部59を差し込めるような略長方形状の穴54を設けた。この穴54の対向する2つの長辺に沿って、それぞれ5つの露出電極53が形成されている。一方、ホログラムレーザ51は、第1参考例と同様に、電極部59の片面には、所定間隔を隔てて5本の電極55が形成されている。
【0039】
この第実施形態では、図5(B)に示すように、フレキシブル基板52の穴54に、ホログラムレーザ51の電極部59を差し込んで組み合わせる。そして、一点鎖線で囲んだ円内に示すように、電極部59の電極55とフレキシブル基板52の露出電極53とを所定の折れ曲がり角度θで連続させ、この状態で、両電極55と53を半田56で半田付けする。これにより、ホログラムレーザ51の電極55とフレキシブル基板52の電極53とを接合すると共に、 ホログラムレーザ51をフレキシブル基板52に固定する。
【0040】
この第実施形態では、フレキシブル基板52の略長方形状の穴54にホログラムレーザ51の電極部59を差し込んだ状態で、電極55と53を半田付けするから、両者の接合における機械的強度が増し、かつ、電極の配置に空間的自由度が生まれる。
【0041】
また、この第実施形態では、図5(A)に示すように、フレキシブル基板52の穴54のの2側辺に電極53を配列したので、ホログラムレーザ51の電極部59の表裏の2面に電極55を形成することが可能となっている。さらに、電極55と電極53とを直接に半田付けするから、電極55の長さを、半田付けが可能な程度の最小限まで小さくすることが可能で、ホログラムレーザ51のダウンサイジングを図れる。
【0042】
〔第の実施の形態〕
次に、図6を参照して、この発明の第実施形態を説明する。
【0043】
この第実施形態では、図6(A)に示すように、フレキシブル基板62が長手方向に所定間隔を隔てて形成された露出電極63を有し、この露出電極63を囲む長方形の部分が電極部60をなす。この電極部60は、その両短辺60a,60aに切れ込みが入れられ、さらに、この両短辺60a,60aの中心同士をつなぐ中心線に沿って切れ込みが入れられている。したがって、この電極部60は、上記中心線から扉68と扉67が開くことで、開口64が形成される。そして、この扉68は上記中心線に沿って所定間隔を隔てて5つの露出電極63を有し、扉67は上記中心線に沿って所定間隔を隔てて5つの露出電極63を有する。一方、ホログラムレーザ61は、第1参考例と同様に、電極部69の片面には、所定間隔を隔てて5本の電極65が形成されている。
【0044】
この第実施形態では、図6(B)に示すよに、この扉67,68を押し開いてできた開口64に、ホログラムレーザ61の電極部69を挿入する。そして、この挿入状態で、1点鎖線で囲む円内に示すように、フレキシブル基板62の扉68に存する電極63とホログラムレーザ61の電極63とを半田付けする。これにより、ホログラムレーザ61の電極65とフレキシブル基板62の電極63とを接合すると共に、ホログラムレーザ61をフレキシブル基板62に固定する。
【0045】
この第実施形態では、フレキシブル基板62が有する露出した電極部60に切れ込みを入れて扉67,68を設け、この扉67,68を押し開いてできた開口64に、ホログラムレーザ61の電極部69を挿入した状態で、フレキシブル基板62の扉68に存する電極63とホログラムレーザ61の電極65とを半田付けする。これにより、フレキシブル基板62の扉67と68とで、ホログラムレーザ61の電極部69を挟んだ状態で、フレキシブル基板62とホログラムレーザ61とを半田付けで接合,固定することとなり、機械的強度を増大できる。
【0046】
また、この第実施形態では、フレキシブル基板62の長手方向に沿って複数の電極63を配列した電極部60を設けたので、フレキシブル基板62の細幅化でき、また、フレキシブル基板62のダウンサイジングを図れ、スペース効率が優れた設計が可能となる。
【0047】
〔第の参考例〕
次に、図7を参照して、第参考例を説明する。この第参考例は、ホログラムレーザ71の電極75が電極部79の同一平面上に配置することができず、電極部79の異なる2つの平面79A,79Bに電極75が配置されている場合に、フレキシブル基板72を折り曲げて電極部79に接合させるものである。
【0048】
この第参考例では、図7(C)に示すように、フレキシブル基板72は、長手方向の所定間隔を隔てた2箇所に電極露出部77,78を有する。この2つの電極露出部77,78は、それぞれ、長手方向に所定間隔を隔てて配置された5つの露出電極73A,73Bを有している。
【0049】
この第参考例では、まず、図7(A)に示すように、フレキシブル基板72の電極露出部78を、ホログラムレーザ71の電極部79の平面79Bに接触させ、電極露出部78の電極73Bを電極部79の平面79Bに形成された電極75に対向させ接触させる。次に、図7(B)に白抜き矢印で示すように、フレキシブル基板72のもう1つの電極露出部77を、電極部79に巻き付けるように折り曲げ、フレキシブル基板72の電極露出部77の電極73Aをホログラムレーザ71の電極部79の平面79Aに形成されている電極75に対向させ接触させる。この接触状態で、フレキシブル基板72の電極73A,73Bを、ホログラムレーザ71の電極部79の面79A,79Bに有る電極75に半田付けする。
【0050】
この第参考例では、ホログラムレーザ71の電極部79の複数の異なる面79A,79Bに形成された電極75に、フレキシブル基板72の複数の電極露出部77,78を接触させるように、フレキシブル基板72を折り曲げた状態で、フレキシブル基板72の電極73A,73Bとホログラムレーザ71の電極部79の電極75とを半田付けする。これにより、ホログラムレーザ71の電極部79の電極75が同一平面上に配置できなくても、フレキシブル基板を、曲げる折る等して、ホログラムレーザ71の電極部79に接合でき、部品点数の削減、およびダウンサイジング化を実現できる。
【0051】
なお、この第参考例では、ホログラムレーザ71側電極75が電極部79の裏表に配置されている場合を説明したが、電極75が電極部79の側面や端面に形成されていてもよい。
【0052】
また、上記実施形態では、リードレス部品側の電極とフレキシブル基板側の電極との接合に、半田を用いた半田付けを採用したが、半田以外の接合用材料を用いて上記電極接合を行う場合にも本発明を適用できる。
【0053】
【発明の効果】
以上より明らかなように、この発明のフレキシブル基板へのリードレス部品の実装方法は、対向する2辺にそれぞれ複数の電極が配列された長穴をフレキシブル基板に設け、表裏の2面にそれぞれ複数の電極が形成された電極部を有するリードレス部品であるホログラムレーザの上記電極部を、上記フレキシブル基板の長穴に差し込んで組み合わせ、上記電極部の複数の電極と上記フレキシブル基板の複数の電極を所定の折れ曲がり角度で連続させた状態とし、この状態で、上記電極部の複数の電極と上記フレキシブル基板の複数の電極とを電極接合し、上記リードレス部品であるホログラムレーザの複数の電極と上記フレキシブル基板の複数の電極とを接合すると共に、上記リードレス部品であるホログラムレーザを上記フレキシブル基板に固定する。
【0054】
この実装方法では、リードレス部品( ホログラムレーザ )を、硬質基板やコネクタ等を用いず、直接フレキシブル基板に接合するから、部品点数を削減できる。また、リードレス部品( ホログラムレーザ )の電極部をフレキシブル基板の電極露出部に直接に電極接合するから、リードレス部品の電極部は、電極接合を行なうための必要最小限の大きさで済む。したがって、リードレス部品( ホログラムレーザ )自体を小型化できる。さらに、リードレス化されたリードレス部品( ホログラムレーザ )を使用するので、リードタイプの部品と異なり、リード曲がりなどの生産上のトラブルを大幅に減少させることができる。
【0055】
また、この発明では、上記フレキシブル基板に形成されている長穴にリードレス部品であるホログラムレーザを差し込んで組み合わせ、互いの複数の電極を所定の折れ曲がり角度で連続させるから、リードレス部品の各々の電極を、フレキシブル基板の各々の電極に対して、一度に電極接合することができる。したがって、生産性を向上できる。
【0056】
また、この発明では、フレキシブル基板に長穴を設け、この長穴に、リードレス部品であるホログラムレーザを差し込んで組み合わせ、互いの電極を所定の折れ曲がり角度で連続させた状態で、両電極を電極接合する。これにより、両者の接合における機械的強度が増し、かつ、電極の配置に空間的自由度が生まれる。
【0057】
また、一実施形態の実装方法は、上記長穴は、上記フレキシブル基板が有する露出した電極部に切れ込みを入れて扉を設け、この扉を押し開いてできた開口である。
【0058】
この実施形態では、フレキシブル基板が有する露出した電極部に切れ込みを入れて扉を設け、この扉を押し開いてできた開口に、リードレス部品の電極部を挿入した状態で、フレキシブル基板の扉に存する電極とリードレス部品の電極とを電極接合する。これにより、機械的強度を増大させることができる。
【0059】
また、一実施形態の光ピックアップ装置の製造方法は、上記実装方法を用いることによって、ホログラムレーザをリードレス化し、その電極に対応したフレキシブル基板を直接接合するから、ホログラムレーザ側電極の配列、大きさ、面積あるいはフレキシブル基板の取廻しなどの選択の幅を広げることができる。
【0060】
したがって、この発明の実装方法を用いることにより、光ピックアップ装置ならびにその最終製品である光メディア機器のダウンサイジング化,部品点数の削減,低コスト化,生産性の向上を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】フレキシブル基板へのリードレス部品の実装方法の第1参考例を説明する斜視図である。
【図2】図2(A)は第2参考例の実装方法を説明する斜視図であり、図2(B)はこの第2参考例でのリードレス部品であるホログラムレーザの斜視図であり、図2(C)はこの第2参考例でのフレキシブル基板の平面図である。
【図3】図3(A)は第3参考例の実装方法を説明する斜視図であり、図3(B)はこの第3参考例でのリードレス部品であるホログラムレーザの斜視図であり、図3(C)はこの第3参考例でのフレキシブル基板の平面図である。
【図4】フレキシブル基板へのリードレス部品の実装方法の第参考例を説明する斜視図である。
【図5】図5(A),(B)はこの発明の第実施形態を説明する斜視図である。
【図6】図6(A),(B)はこの発明の第実施形態を説明する斜視図である。
【図7】図7(A),(B)は第参考例を説明する斜視図である。
【図8】第1従来例を説明する斜視図である。
【図9】第2従来例を説明する斜視図である。
【図10】第3従来例を説明する斜視図である。
【図11】第4従来例を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1,11,21,31,51,61,71…ホログラムレーザ、
2,12,22,32,52,62…フレキシブル基板、
3,5,13,15,23,25,53,55,75…電極、
3A…端部、4…短部電極露出部、6,16,26,36,56…半田、
9,39,59,60,69,79…電極部、
13A,23A,33,63…露出電極、14,54…穴、
17,27,77,78…電極露出部、24,64…開口、67,68…扉、
75…電極、79A,79B…平面。

Claims (3)

  1. 対向する2辺にそれぞれ複数の電極が配列された長穴をフレキシブル基板に設け、
    表裏の2面にそれぞれ複数の電極が形成された電極部を有するリードレス部品であるホログラムレーザの上記電極部を、上記フレキシブル基板の長穴に差し込んで組み合わせ、上記電極部の複数の電極と上記フレキシブル基板の複数の電極を所定の折れ曲がり角度で連続させた状態とし、
    この状態で、上記電極部の複数の電極と上記フレキシブル基板の複数の電極とを電極接合し、上記リードレス部品であるホログラムレーザの複数の電極と上記フレキシブル基板の複数の電極とを接合すると共に、上記リードレス部品であるホログラムレーザを上記フレキシブル基板に固定することを特徴とするフレキシブル基板へのリードレス部品の実装方法。
  2. 請求項1に記載のフレキシブル基板へのリードレス部品の実装方法において、
    上記長穴は、上記フレキシブル基板が有する露出した電極部に切れ込みを入れて扉を設け、この扉を押し開いてできた開口であることを特徴とするフレキシブル基板へのリードレス部品の実装方法。
  3. 請求項1または2に記載の実装方法を用いて製造することを特徴とする光ピックアップ装置の製造方法。
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