JPH09232013A - 導線とフレキシブル基板の結線構造 - Google Patents

導線とフレキシブル基板の結線構造

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JPH09232013A
JPH09232013A JP8033728A JP3372896A JPH09232013A JP H09232013 A JPH09232013 A JP H09232013A JP 8033728 A JP8033728 A JP 8033728A JP 3372896 A JP3372896 A JP 3372896A JP H09232013 A JPH09232013 A JP H09232013A
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JP
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wire
hole
flexible substrate
holding
wiring
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Application number
JP8033728A
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English (en)
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Ikuo Mori
郁夫 森
Taizo Tomioka
泰造 冨岡
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH09232013A publication Critical patent/JPH09232013A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3431Leadless components
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3447Lead-in-hole components

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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Moving Of Heads (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 フレキシブル基板と導線との結線を行う場合
において、結線の点数が非常に多い場合であっても、こ
の結線が非常に容易でかつ確実に行える結線構造を提供
する。 【手段】 複数の導線4とフレキシブル基板6に設けら
れた複数の配線パターン9とを結線する結線構造であっ
て、前記フレキシブル基板6に設けられ、各導線4を上
記各配線に対向させた状態で保持するための複数のスル
ーホール12を具備する接続体10を有し、このスルー
ホール12内に注入されたソルダペスト16で上記導線
4を仮保持すると共に、このソルダペースト16を溶融
・凝固させることでこの導線4を上記配線パターン9に
結線する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、配線基板と導線
との結線を容易に行える配線基板の結線構造に関し、例
えば、磁気ディスク装置のヘッドから導出された導線
と、制御装置側から延出されたフレキシブル配線基板と
を結線できる結線構造に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータに内蔵されるハ
ードディスク装置は、一般に、ケース内に回転駆動自在
に保持された複数枚のハードディスクと、このハードデ
ィスクの外側で揺動自在に保持されたアームと、アーム
の先端部に保持されこのアームが揺動駆動されることで
上記ハードディスクの半径方向任意の位置に対向する磁
気ヘッドとを有する。
【0003】図11は、基端部が揺動軸1に保持された
上記アーム2と、このアーム2の先端部に固定された磁
気ヘッド3を示す平面図である。この磁気ヘッド3から
は、読み書き用の導線4が延出され、上記アーム2の基
端部に取り出されている。そして、このアーム2の基端
部において、図に5で示す制御部から導出されたフレキ
シブル基板6に接続されている。上記アーム2は、頻繁
に揺動するものであるため、上記制御部5との接続用配
線は、このような折り曲げ可能なフレキシブル基板6に
形成されているのが一般的である。
【0004】図12は、このフレキシブル基板6と前記
導線4の結線構造を示す斜視図である。このフレキシブ
ル基板6の一端部には、図に示すように、上記導線4の
数に応じた電極パッド8(フットプリント部)を有する
配線パターン9が導出されており、各導線4は、この電
極パッド8にハンダ付けにより結線させるようになって
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の結線
構造には、以下の解決すべき課題がある。すなわち、パ
ーソナルコンピュータ等に内蔵されるハードディスク装
置は、年々その記憶容量が増大する一方で、ますます小
型化する傾向にある。このため、ハードディスク装置
は、前記ハードディスク(図示しない)を複数枚所定の
隙間を存した状態で積層保持し、かつ、前記アーム2
は、上記磁気ヘッド3を保持する先端部を各ハードディ
スク間の隙間に進入させている。
【0006】このことに伴い、上記結線を要する導線4
と電極パッド8の数は、数十〜40本程度にまで達して
いる。従来、上記導線4と電極パッド8との結線は、コ
ネクタ等では行えず、作業者がピンセット等で上記導線
4を上記フレキシブル基板6の各電極パッド8に位置決
めし、一本一本ハンダごて等でハンダ付けを行っていく
方法を採っていた。
【0007】しかし、このような作業は、上記導線4と
電極パッド8の数の増加に伴い、ハードディスク装置の
組立を行う上での作業上の大きなネックとなっていた。
この発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、
フレキシブル基板と導線との結線を行う場合において、
結線の点数が非常に多い場合であっても、この結線が非
常に容易でかつ確実に行える結線構造を提供することを
目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の手段
は、複数の導線とフレキシブル基板に設けられた複数の
配線とを結線する結線構造であって、前記フレキシブル
基板に設けられ、各導線を上記各配線に対向させた状態
で保持する複数の保持部を具備する保持手段を有し、各
保持部に保持された導線をこの導線が対向する配線に接
続することを特徴とする結線構造である。
【0009】第2の手段は、第1の手段の結線構造にお
いて、上記保持手段は、上記フレキシブル基板に固定さ
れる絶縁性の保持体を有し、前記保持部は、この保持体
を貫通し、上記フレキシブル基板に連通する貫通孔と、
この貫通孔の内面に被着され、上記フレキシブル基板の
各配線と導通する導電膜とを有し、前記各導線を上記貫
通孔内に挿入し固定することで、上記導電膜を介して上
記導線と上記配線との結線を行うことを特徴とする結線
構造である。
【0010】第3の手段は、第1の手段の結線構造にお
いて、前記保持手段は、上記フレキシブル基板と一体に
形成された絶縁性の保持体を有し、前記保持部は、この
保持体およびフレキシブル基板を貫通する貫通孔と、こ
の貫通孔内に設けられ、上記フレキシブル基板の各配線
と導通する導電膜とを有し、前記各導線を上記貫通孔内
に挿入・固定することで、上記導電膜を介して上記導線
と上記配線との結線を行うことを特徴とする結線構造で
ある。
【0011】第4の手段は、第2あるいは第3の手段の
結線構造において、上記貫通孔内には、上記導線と上記
導電膜とを接合するための導電性の接合剤が満たされる
ことを特徴とする結線構造である。
【0012】第5の手段は、第2あるいは第3の手段の
結線構造において、上記各貫通孔内に挿入される接続部
材を有し、上記導線を上記貫通孔内に挿入した後、上記
接続部材を挿入することで上記導線を上記導電膜に圧接
させることを特徴とする結線構造である。
【0013】第6の手段は、第2あるいは第3の手段の
結線構造において、上記各貫通孔は、上記導線の挿入方
向に傾けて形成されていることを特徴とする結線構造で
ある。
【0014】第7の手段は、第2あるいは第3の手段の
結線構造において、上記保持部は、上記貫通孔と交差
し、かつ上記各配線と平行に設けられた保持溝を有し、
この保持溝で、上記導線を保持することを特徴とする結
線構造である。
【0015】第8の手段は、第1の手段の結線構造にお
いて、上記保持手段は、上記フレキシブル基板に固定さ
れる絶縁性の保持体を有し、前記保持部は、この配線と
平行に設けられ、上記導線を上記配線に平行に対向させ
た状態で保持する保持溝を有し、上記保持溝に保持され
た導線を上記各配線に接合することで上記配線との結線
を行うことを特徴とする結線構造である。
【0016】このような手段によれば、各導線は、フレ
キシブル基板に設けられた保持手段によって結線される
べき配線に対向保持されるから、この導線と配線との結
線を容易に行うことができる。
【0017】また、導線が挿入される貫通孔に導電粘着
性の接合剤を満たすことで、導線挿入後、結線前の脱落
を有効に防止することができる。また、接続部材を用い
て上記導線を貫通孔内の導電膜に圧接することで、上記
導線を結線するようにすれば、はんだ等を用いなくとも
上記導線の結線が行える。
【0018】さらに、各貫通孔を、導線の挿入方向に傾
けて形成することで、より容易に導線の挿入が行えると
共に、結線構造を小型化することができる。また、上記
導線を、保持体に設けられた保持溝で、フレキシブル基
板の配線と平行に保持するようにすることで、導線の最
先端を孔に位置決めして挿入する場合と比較して、上記
導線の位置決めが容易になる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面を参照して説明する。まず、第1の実施形態について
図1及び図2を参照して説明する。図1(a)は、フレ
キシブル基板6と導線4の結線構造を示す斜視図であ
り、同図(b)は、その縦断面図である。なお、上記フ
レキシブル基板6及び導線4は、従来の技術の項で説明
したものと同様のものであるので、同一符号を付してそ
の詳しい説明は省略する。
【0020】この結線構造は、上記フレキシブル基板6
に設けられた配線パターン9の電極パッド8と上記リー
ド線4とを図に10で示す接続体(保持手段、保持体)
を介して結線することを特徴とするものである。この接
続体10は、上記フレキシブル基板6のほぼ全幅に亘る
長さのブロック状の本体11を有する。
【0021】この本体11は、例えば通常のリジット・
プリント基板(PCB)と同じ材料で形成されたもの
で、この本体11には、上下に貫通する複数のスルーホ
ール12(貫通孔)が、上記フレキシブル基板6に設け
られた各電極パッド8の配置パターンに対応するように
千鳥足状に配設されている。
【0022】また、図1(b)に示すように、このスル
ーホール12の内面は、スルーホールめっきの手法ある
いはプリントコンタクトめっきの手法によりめっき層1
3が形成されている。なお、このめっき層13は、上記
本体11の上下面の上記スルーホール12の周囲にも及
んでいる。なお、メッキ層13を設ける代わりに筒形の
電極(円筒電極)を上記スルーホール12内に嵌入し、
この円筒電極の上下端を上記本体11の上下面と係合す
るように曲げ広げるようにしても良い。
【0023】次に、この接続体10を使用した結線構造
を、その結線方法と共に説明する。この接続体10は、
図1(b)に示すように、上記フレキシブル基板6側に
あらかじめ固定され、アッセンブリとしてこのフレキシ
ブル基板6と一体的に供給される。この接続体10と上
記フレキシブル基板6の接続は、例えばリフローはんだ
付けで行われる。すなわち、まず、上記フレキシブル基
板6の電極パッド8上に接続材となるはんだ材15を塗
布あるいはメッキ等で供給した後、上記接続体10を、
各スルーホール12を上記電極パッド8に対向位置決め
した状態で上記フレキシブル基板6上に載置する。この
とき、上記接続体10と上記フレキシブル基板6とを接
着剤で仮止めするようにしても良い。
【0024】ついで、これらをリフロー炉内に挿入する
ことで、上記はんだ材15を再溶融させ、上記電極パッ
ド8と上記スルーホール12に設けられたメッキ層13
とをはんだ付けする。このことで、図1(b)に示すア
ッセンブリが完成する。
【0025】次に、上記導線4の結線方法を、図2を参
照して説明する。まず、図2(a)に示すように、上記
接続体10の各スルーホール12(めっき層13)の上
端から、ソルダペースト16(フラックス入りはんだ)
を注入する。このソルダペースト16の注入は、いわゆ
るディスペンス・ユニットを用いて行えば良く、作業者
が手作業で行っても良いし、専用のディスペンス装置を
用いて行っても良い。
【0026】ついで、作業者は、上記導線4の先端部
を、同図(b)に示すように上記各スルーホール12内
に挿入する。この挿入は、作業者が手作業で一本ずつ行
っても良いし、特別な治具を用いてすべての導線4を一
度に挿入するようにしても良い。また、上記スルーホー
ル12内には、前記粘着性のソルダペースト16(導電
性の接合材)が注入されているものであるから、上記ス
ルーホール12内に挿入された導線4は上記ソルダペー
スト16の粘着力により保持され、上記スルーホール1
2から抜け出ることが防止される。
【0027】次に、上記スルーホール12内のソルダペ
ースト16を再溶融させて上記導線4を本体11内に固
定する。この再溶融は、例えば、図2(c)に示すよう
に、上記スルーホール12の上部にレーザ光Lを照射す
ることによって行う。図に17で示すのは、光ファイバ
であり、この光ファイバ17は、レーザ発振源18に接
続されている。
【0028】このようにして、スルーホール12にレー
ザ光Lを照射することにより、このスルーホール12内
に注入されたソルダペースト16が瞬時に溶融し、照射
を停止することで瞬時に凝固する。このことによって上
記各導線4は、上記各スルーホール12内にはんだ付け
され、前記めっき層13を介して上記フレキシブル基板
6の各電極パッド8と導通する。
【0029】このことにより、上記リード線4とフレキ
シブル基板6の配線パターン9は、前記接続体10を介
して結線される。このような構成によれば、導線4とフ
レキシブル基板6との結線を容易に行うことができる効
果がある。
【0030】すなわち、従来の結線方法は、作業者がピ
ンセット等で上記導線4を上記フレキシブル基板6の各
電極パッド8に位置決めし、一本一本ハンダごて等でハ
ンダ付けを行っていく方法を採っていた。
【0031】このような作業は、上記導線4と電極パッ
ド8の数の増加に伴い、ハードディスク装置の組み立て
を行う上での作業上の大きなネックとなっているという
ことがあった。
【0032】しかし、この発明の結線方法によれば、フ
レキシブル基板6に固定された接続体10を用い、この
接続体10に形成されたスルーホール12内に導線の先
端部を挿入することで、この導線4を位置決め及び仮固
定することができるから、上記導線4を一本一本位置決
めしてはんだ付けする場合と比較して上記結線を容易か
つ正確に行うことができる。このような構成であれば、
上記導線4と電極パッド8の接続点数が増加した場合で
あってもこれに容易に対応することができる効果があ
る。
【0033】次に、この発明の第2の実施形態を図3
(a)、(b)を参照して説明する。前記第1の実施形
態の結線構造は、スルーホール12内にソルダペースト
16を注入し、これにより上記導線4のはんだ付けを行
っていたが、この第2の実施形態では、ソルダペースト
16を用いずに、図3(b)に20で示すコネクタを用
いて機械的に接続を行うものである。
【0034】すなわち、まず、図3(b)に示すよう
に、作業者は、上記導線4の先端部をこのスルーホール
12内に挿入する。ついで、この接続体10に、上記コ
ネクタ20を挿着する。
【0035】このコネクタ20は、プラスチック材料等
の非導電材料で形成された支持部21と、この支持部2
1から下方向に突設された接続部材としての固定子22
(接続部材)とからなる。この固定子22は、導電材料
で形成されたもので、先端部が細径に形成されてなる針
状のものであるが、その最先端部は曲面に形成されてお
り、挿着の際に、上記導線4が引っかかるということが
ないように構成されている。なお、このような接続部材
としてのコネクタ20は、保持手段の一部を構成してい
る。
【0036】このような構成であっても、上記導線4を
上記フレキシブル基板6に電気的・機械的に固定するこ
とができる効果がある。しかも、はんだ付けによる接続
ではないので、そのための設備が不要となる。
【0037】なお、上記固定子22は、導電体であるこ
とが好ましいが、絶縁体であっても良い。次に、第3の
実施形態について図4を参照して説明する。
【0038】この第3の実施形態の結線構造は、図4に
23で示す接続体を有するものである。この接続体23
は、上記第1の実施形態の接続体10と基本構造は同じ
であるが、上記スルーホール12’が、上記導線4の差
し込み方向にあわせて傾斜している点で異なるものであ
る。
【0039】このような構成であれば、上記第1、第2
の実施形態と同様の効果を得ることができる他、上記ス
ルーホール12’が導線4の挿入方向に傾けられている
から、上記導線4の挿入がより容易に行える効果があ
る。
【0040】次に、第4の実施形態について図5
(a)、(b)を参照して説明する。この第4の実施形
態は、上記スルーホールの向きを変えるだけでな上記本
体の形状自体を変更したものである。すなわち、前記第
1の実施形態の本体11は、図1に示すように矩形状で
あり、上記スルーホール12の開口面がほぼ水平であっ
たが、この実施形態の本体25は、このスルーホール2
6の開口面25aをこのスルーホール26の傾きに併せ
て、このスルーホール26の傾き角度とほぼ直行する角
度に傾けたものである。従って、この本体11は、縦断
面がほぼ三角形状に形成されている。
【0041】上記挿入孔26内には、導電めっき層27
が被着されており、この導電めっき層27は、上記開口
面の上記スルーホール26の周囲にも被着されている。
そして、この開口面25aには、各スルーホール26か
ら、図に28で示す配線パターンが下端側に延出されて
いる。
【0042】この接続体25は、上記フレキシブル基板
6の表面に接着剤等で固定されていると共に、この接続
体25の開口面25aに形成された配線パターン28
と、上記フレキシブル基板6の配線パターン9は、図に
29で示すはんだ材で接続されている。
【0043】なお、このフレキシブル基板6は、前記第
1の実施形態のフレキシブル基板6と異なり、電極パッ
ド8は形成されておらず、そのまま上記フレキシブル基
板6の一端部に延出されている。
【0044】このような構成によれば、上記スルーホー
ル26が傾いているから上記導線4の挿入接続がより容
易になり、かつ、結線構造が小型簡略化される効果があ
る。
【0045】次に、第5、第6の実施形態をそれぞれ図
6及び図7を参照して説明する。この第5の実施形態
は、図6に示すように、接続体10をフレキシブル基板
6に一体に形成したものである。
【0046】また、第6の実施形態は、図7に示すよう
に、上記接続体10を前記フレキシブル基板6の上記導
線4の挿入側と反対の面(図では下面)に設けると共
に、上記フレキシブル基板6に、上記導線4の挿入側か
ら上記接続体10側に貫通するスルーホール30を設け
たものである。
【0047】フレキシブル基板側スルーホール30にも
メッキ層31を設けるとともに、図に示すように、この
フレキシブル基板側スルーホール30(めっき層31)
と上記接続体側スルーホール12(めっき層13)とを
リフローはんだ付けにより接合したものである(図に1
5で示すのがはんだ材)。
【0048】上記導線4の結線を行う場合には、上記2
つの連通するスルーホール30、12内に上記フレキシ
ブル基板6側からソルダペースト16を注入した後に、
このスルーホール30、12内に上記導線4の先端部を
挿入する。
【0049】そして、上記第1の実施形態と同様に、こ
のソルダペーストを再度溶融・凝固させることで、上記
導線4の結線を行うことができる。次に、第7の実施形
態について図8を参照して説明する。
【0050】前記第1〜第6の実施形態では、上記導線
4の最先端を、上記スルーホール12に位置決めした
後、このスルーホール12内に挿入するようにしていた
が、この実施形態では、上記本体11に、上記スルーホ
ール12と直行しかつ上記配線パターン9と直行するス
リット33(保持溝)を設け、図に示すように、このス
リット33内に上記導線4を保持するようにしたもので
ある。
【0051】この実施形態においても、上記スルーホー
ル12内にあらかじめソルダペースト16を注入してお
き、このソルダペースト16を再溶融・凝固させること
で、この導線4を上記フレキシブル基板6の各配線パタ
ーン9の電極パッド8に接合するようにしたものであ
る。
【0052】なお、上記第2の実施形態(図3)に示し
たようなコネクタ20を用いて、上記各導線4をスルー
ホール12内に固定するようにしても良い。このような
構成によれば、上記細径の導線4の先端部をスルーホー
ル12内に挿入するという動作が不要になるから、上記
導線4の位置決めが容易になり、接続ミスを少なくする
ことができる効果がある。
【0053】次に、第8、第9の実施形態を図9、図1
0を参照して説明する。前記第7の実施形態では、上記
本体11にスルーホール12を設けていたが、図9に示
すように、この第8の実施形態では、スリット33内に
保持された各導線4を、上記フレキシブル基板6の配線
パターン9の電極パッド8に直接的に接合するようにし
たものである。
【0054】このために、上記本体11には、上記すべ
ての電極パッド8を露出させるための開口35が設けら
れている。上記接合を行う場合には、上記電極パッド8
上に、あらかじめはんだ材を供給しておく。この供給
は、塗布あるいは印刷の手法によって行うことができ
る。
【0055】そして、上記スリット33内に保持され上
記各導線4は、各電極パッド8の上方に位置することと
なるから、図に36で示すようなパルスツールを用い
て、上記導線4を上記電極パッド8に加熱すると共に押
し付けることで、この導線4を上記電極パッド8にはん
だ付けすることができる。
【0056】このような構成によれば、上記導線の位置
決め及び保持が容易に行えるから、上記第1の実施形態
とほぼ同一の効果を得ることができる。前記第9の実施
形態は、図10に示すようなものであり、前記第8の実
施形態と異なり、前記開口35を設ける代わりに、上記
本体11を、前後でそれぞれスリット33a、33bが
設けられてなる2つ保持部11a、11bに分離したも
のである。このような構成によっても、上記第8の実施
形態と同様の効果を得ることができる。
【0057】なお、この発明は、上記一実施形態に限定
されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で種
々変形可能である。例えば、上記1実施形態では、導線
とフレキシブル基板の結線構造は、ハードディスク装置
に設けられていたが、これに限定されるものではなく、
他の装置に設けられていても良い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したこの発明の構成によれば、
各導線は、フレキシブル基板に設けられた保持手段によ
って結線されるべき配線に対向保持されるから、この導
線と配線との結線を容易に行うことができる。
【0059】また、導線が挿入される貫通孔に導電粘着
性の接合剤を満たすことで、導線挿入後、結線前の脱落
を有効に防止することができる。また、接続部材を用い
て上記導線を貫通孔内の導電膜に圧接することで、上記
導線を結線するようにすれば、はんだ等を用いなくとも
上記導線の結線が行える。
【0060】さらに、各貫通孔を、導線の挿入方向に傾
けて形成することで、より容易に導線の挿入が行えると
共に、結線構造を小型化することができる。また、上記
導線を、保持体に設けられた保持溝で、フレキシブル基
板の配線と平行に保持するようにすることで、導線の最
先端を孔に位置決めして挿入する場合と比較して、上記
導線の位置決めが容易になる。
【0061】したがって、フレキシブル基板と導線との
結線を行う場合において、結線の点数が非常に多い場合
であっても、この結線が非常に容易でかつ確実に行える
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す斜視図及び縦
断面図。
【図2】同じく、結線工程を示す工程図。
【図3】同じく、第2の実施形態を示す縦断面図。
【図4】同じく、第3の実施形態を示す縦断面図。
【図5】同じく、第4の実施形態を示す斜視図及び縦断
面図。
【図6】同じく、第5の実施形態を示す縦断面図。
【図7】同じく、第6の実施形態を示す縦断面図。
【図8】同じく、第7の実施形態を示す斜視図。
【図9】同じく、第8の実施形態を示す斜視図。
【図10】同じく、第9の実施形態を示す斜視図。
【図11】一般的な、ハードディスク装置のアームを示
す平面図。
【図12】従来の結線構造を示す斜視図。
【符号の説明】
4…導線、6…フレキシブル基板、9…配線パターン
(配線)、10…接続体(保持手段)、11…本体(保
持体)、12…スルーホール(保持部:貫通孔)、13
…めっき層(導電膜)、16…ソルダペースト(導電性
の接合材)、22…固定子(接続部材)、33…スリッ
ト(保持溝)。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の導線とフレキシブル基板に設けら
    れた複数の配線とを結線する結線構造であって、 前記フレキシブル基板に設けられ、各導線を上記各配線
    に対向させた状態で保持する複数の保持部を具備する保
    持手段を有し、 各保持部に保持された導線が、この導線に対向する各配
    線に接続されていることを特徴とする結線構造。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の結線構造において、 上記保持手段は、 上記フレキシブル基板に固定される絶縁性の保持体を有
    し、 前記保持部は、 この保持体を貫通し、上記フレキシブル基板に連通する
    貫通孔と、 この貫通孔の内面に被着され、上記フレキシブル基板の
    各配線と導通する導電膜とを有し、 前記各導線は、上記貫通孔内に固定され上記導電膜を介
    して上記配線と結線されていることを特徴とする結線構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の結線構造において、 前記保持手段は、 上記フレキシブル基板と一体に形成された絶縁性の保持
    体を有し、 前記保持部は、 この保持体およびフレキシブル基板を貫通する貫通孔
    と、 この貫通孔内に設けられ、上記フレキシブル基板の各配
    線と導通する導電膜とを有し、 前記各導線は、上記貫通孔内に固定され、上記導電膜を
    介して上記配線と結線されていることを特徴とする結線
    構造。
  4. 【請求項4】 請求項2あるいは3記載の結線構造にお
    いて、 上記貫通孔内には、上記導線と上記導電膜とを接合する
    導電性の接合材が注入されていることを特徴とする結線
    構造。
  5. 【請求項5】 請求項2あるいは3記載の結線構造にお
    いて、 この結線構造は、 上記各貫通孔内に挿入される接続部材を有し、 上記導線が挿入された上記貫通孔内に、上記接続部材を
    挿入することで上記導線を上記導電膜に圧接しているこ
    とを特徴とする結線構造。
  6. 【請求項6】 請求項2あるいは3記載の結線構造にお
    いて、 上記各貫通孔は、上記導線の挿入方向に傾けて形成され
    ていることを特徴とする結線構造。
  7. 【請求項7】 請求項2あるいは3記載の結線構造にお
    いて、 上記保持部は、 上記貫通孔と交差し、かつ上記各配線と平行に設けられ
    た保持溝を有し、 この保持溝で、上記導線を保持することを特徴とする結
    線構造。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の結線構造において、 上記保持手段は、 上記フレキシブル基板に固定される絶縁性の保持体を有
    し、 前記保持部は、 この配線と平行に設けられ、上記導線を上記配線に平行
    に対向させた状態で保持する保持溝を有し、 上記保持溝に保持された導線は、平行に対向する各配線
    に接合されることで上記配線と結線されていることを特
    徴とする結線構造。
JP8033728A 1996-02-21 1996-02-21 導線とフレキシブル基板の結線構造 Pending JPH09232013A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001320158A (ja) * 2000-05-11 2001-11-16 Sharp Corp フレキシブル基板へのリードレス部品の実装方法および光ピックアップ装置の製造方法
JP2013066293A (ja) * 2011-09-16 2013-04-11 Asmo Co Ltd モータ

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