JP2006305634A - 半田付け装置及びディスクドライブにおける半田付け方法 - Google Patents

半田付け装置及びディスクドライブにおける半田付け方法 Download PDF

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【課題】非接触にて半田付けを行い、接合箇所において半田付けに伴う変形が全く無いか、あるいは、非常に少なくすることができ、また、ESD性能の向上を図ることもできる半田付け方法の提供。
【解決手段】接合ヘッド部72は、主通路82と、この主通路82に通ずる2つの補助通路を備え、レーザ装置は、主通路82に連結されており、当該主通路82を通過するようレーザビーム90を照射可能であり、加圧ガス供給装置は、一方の補助通路84に連結されており、加圧ガスを一方の補助通路84を通過させて主通路82に供給可能であり、半田ボール供給装置は、他方の補助通路86に連結されており、半田ボール94を他方の補助通路86を通過させて主通路82へ供給可能であり、さらに、上記主通路82は、半田ボール94を保持するテーパ構造部を備えている。
【選択図】図6

Description

本発明は、ディスクドライブに関し、また、半田付け装置とディスクドライブにおける半田付け方法に関する。
情報記憶装置として知られるものの1つに、データを記憶するための磁気ディスクと、当該ディスク対してデータを記録再生するためにディスク媒体上を位置決め可動される記録再生ヘッドと、を用いたディスクドライブがある。
図1乃至図2に、モーターベースアセンブリ12と、トップカバー14と、プリント基板アセンブリ(PCBA)16と、を備えた基本的なディスクドライブ10を示す。モーターベースアセンブリ12は、図3に示すように磁気ヘッドスライダ20を装備したヘッドスタックアセンブリ(HSA)18と、スピンドルモータ24に搭載され回転される磁気ディスク22と、上記構成を囲うモーターベース26と、を備えている。また、磁気ヘッドスライダ20は、磁気ディスク22上に同心に形成されたデータトラックからデータを高速に記録再生すべく磁気ディスク22の表面上に浮上される。そして、例えば、エポキシポッティングやオーバーモールドによって、HSA18の扇形スペーサー30に組み込まれたボイスコイル28にて、半径方向の位置決めが行われる。一般的には、ボイスコイルモータがボイスコイル28を駆動するために用いられる。
図3乃至図4に示すように、代表的なヘッドスタックアセンブリ(HSA)18は、2つのヘッドジンバルアセンブリ(HGA)32,34と、HGA32,34の間に挟まれている扇形スペーサー30(ボイスコイル28を含む)と、上記2つのHGA32,34と扇形スペーサー30を結合する複数の締結手段と、2つのHGA32,34を電気的に接続するFPCアセンブリ38によって扇形スペーサー30に連結されるフレキシブルプリント回路(FPC)36と、扇形スペーサー30と、ボイスコイル28と、を備えている。
各HGA32,34は、磁気ヘッドスライダ20を搭載して支持するサスペンション40を備えている。そして、図4に示すように、上記複数の締結手段は、ベアリング42と、ワッシャー44と、ナット46と、を備えている。また、各サスペンション50のサスペンションベースプレート50には、組付け用孔48が形成されており、同様に、扇形スペーサー30にも組付け用孔52が形成されている。そして、上記組付け用孔48,52には、ベアリング42が貫通して挿通され、図3に示すように上記ワッシャー44とナット46とによって締結され、上記各構成が一体化される。
そして、各HGA32,34は、フレキシャ上に設けられた磁気ヘッドスライダ20からトレース端子54に延びるトレース配線を備えている。また、磁気ヘッドスライダ20は、トレース配線のサスペンション側パッドに近接して電気的に接合されるスライダ側パッドを備えている。さらに、トレース端子54は、FPCアセンブリ38に電気的に接合されるサスペンション側パッド56を備えている。
特に、FPCアセンブリ38は、ボイスコイル用接合パッド58、グラウンドピン用接合パッド60、FPC側パッド62を含む複数のFPC側の接合パッドを備えている。そして、HSA18が組み付けられる際には、FPC36は、まず、ボイルコイル用接合パッド58がボイルコイル28のボイルコイルリード64に電気的に接続され、また、グラウンドピン用接合パッド60が扇形スペーサー30に設けられたグラウンドピン66に電気的に接合されることで、扇形スペーサー30に組み付けられる。続いて、それぞれに磁気ヘッドスライダ20が搭載された各HGA32,34は、扇形スペーサー30に締結手段によって締め付け固定される。このとき、各HGA32,34のサスペンション側パッド56は、FPCアセンブリ38のFPC側パッド62に電気的に接合される。その後、組み付けられたHSA18は、モーターベース26に搭載され、FPC36は、PCBA16に電気的に接続されることにより、ディスクドライブ10が構成される。
特開平5−208266号公報
ここで、ディスクドライブ10のアセンブリは、(1)磁気ヘッドスライダ20とサスペンション40、(2)フレキシャとFPC36、(3)FPC36と扇形スペーサー30に設けられたグラウンドピン66、(4)FPC36と扇形スペーサー30に設けられたボイスコイルリード64、(5)FPC36とPCBA16、の相互間に電気的接合部を有している。そして、これら電気的接合部の形成方法としては、従来よりいくつかの問題点があった。
例えば、磁気ヘッドスライダ20とサスペンション40を接合する従来方法としては、金ボールボンディング(GBB)があった。しかし、GBBは再接合、つまり、接続作業のやり直しが困難であり、また、小さいスライダ側パッドと狭いピッチに対応することができなかった。さらに、GBBは、ESD(静電破壊)の問題もあった。
また、フレキシャとFPC36とを接続する従来方法としては、USBやACF(異方性導電フィルム)、又は、半田付けがあった。しかしながら、USBは、機械的な強度が弱い材質に影響を受けやすいため、それを保護するコンフォーマルコーティングが必要である。また、ACFは、再接合が難しく、このため、多数のヘッドボンディングの代用にはできない。さらに、従来例における半田付けでは、パッドのレイアウトに対して広い空間を必要としていた。
また、FPC36とグラウンドピン66とを接合する従来方法は、手動による半田付けや、ビスによる締め付けにより行われていた。しかしながら、手動による半田付けやビスによる締め付けでは、部品の汚染を招いてしまう、という問題があった。
また、FPC36とボイスコイルリード64とを接続する従来方法としては、手動の半田付けがあった。しかしながら、かかる手動による半田付けでは、上述同様に部品汚染という問題があった。
さらに、FPC36とPCBA16とを接続する従来方法としては、従来方式の半田付けや、オス/メス型のコネクターによる方法があった。しかしながら、従来型の半田付けでは、部品汚染と言う結果を招いてしまい、また、オス/メス型コネクターでは、微小デバイスにとっては不適切である広い空間が必要である、という問題があった。
このように、上述した従来方法では、各構成を接合する場合における種々の手法があるにも関わらず、これらの方法はいくつかの問題点を有していた。従って、ディスクドライブにおける電気的接合を行うための装置及び方法について、技術的な改良が必要とされている。
本発明の一形態は、加圧ガスとレーザビームとを用いて、溶融した半田ボールの吐出を行い、ディスクドライブにおける電気的半田接合部を形成する半田付け装置に関するものである。
また、本発明の他の形態は、接合ヘッド部と、レーザ装置と、加圧ガス供給装置と、半田ボール供給装置と、を備え、ディスクドライブにおける電気的半田接合部を形成する半田付け装置に関するものである。そして、接合ヘッド部は、主通路と、この主通路に通ずる2つの補助通路と、を備えたハウジングを有する。また、レーザ装置は、主通路に連結されており、当該主通路を通過するようレーザビームを照射可能である。また、加圧ガス供給装置は、一方の補助通路に連結されており、加圧ガスを一方の補助通路を通過させて主通路に供給可能である。また、半田ボール供給装置は、他方の補助通路に連結されており、半田ボールを他方の補助通路を通過させて主通路へ供給可能である。そして、さらに、上記主通路は、接合ヘッド部から加圧ガスによって半田ボールが吐出される前に、主通路内で、半田ボールにレーザ装置からのレーザビームが照射されるよう当該半田ボールを保持するテーパ構造部を備えている。
また、上記主通路の内径は、吐出口に向かって徐々に小さくなるよう形成されている。また、主通路の吐出口付近の内径は、半田ボール供給装置から受け付けた半田ボールの直径よりも小さく形成されている。
また、半田ボール供給装置は、供給する半田ボールの直径を制御する機能を有する。また、レーザビームは、半田ボールを溶融し半田付け可能なよう設定されている。さらに、加圧ガスは、不活性ガスである。
また、本発明の他の形態であるディスクドライブにおける電気的半田接合部を形成する半田付け方法は、接合ヘッド部に形成された通路に半田ボールを供給し、この通路内でレーザビームによって半田ボールを溶融し、この溶融された半田ボールを、加圧ガスにて通路から所定の半田付け箇所に吐出する、ことを特徴としている。
そして、加圧ガスによって半田ボールが吐出される前に、レーザビームにて半田ボールを溶融させるよう、当該半田ボールを接合ヘッド部の吐出口付近の通路内に保持する、ことを特徴としている。
さらに、本発明の他の形態である、ディスクドライブにおける電気的接合部を形成する半田付け装置に装備された接合ヘッド部は、半田ボール供給装置から半田ボールを受け取り可能なよう構成された主通路を有するハウジングを備えると共に、上記主通路は、半田ボール供給装置から受け付けられた半田ボールを吐出口付近の主通路内に保持するよう当該吐出口付近の内径が半田ボールの直径よりも狭く形成されたテーパ構造部を備えている。
また、上述した半田付け方法は、例えば、以下のような半田付けに利用可能である。例えば、ヘッドジンバルアセンブリの磁気ヘッドスライダとサスペンションとの間の電気的接合部を形成する半田付け方法であって、
サスペンションに前記磁気ヘッドスライダを搭載して、当該磁気ヘッドスライダのスライダ側パッドをサスペンションのサスペンション側パッドに近接させ、
スライダ側パッドとサスペンション側パッドに、接合ヘッド部を近接させて配置し、
接合ヘッド部に形成された通路内に半田ボールを供給し、
この通路内の半田ボールをレーザビームによって溶融し、
スライダ側パッドとサスペンション側パッドとの間を半田付けして電気的半田接合部を形成するよう、溶融された半田ボールを加圧ガスによって通路から前記スライダ側パッド及びサスペンション側パッド上に吐出する。
また、扇形スペーサーに設けられたグラウンドピンとフレキシブルプリント回路(FPC)との間の電気的接合部を形成する半田付け方法であって、
扇形スペーサーにFPCを搭載して、グラウンドピンをFPCの接合パッドに近接させ、
グラウンドピンと接合パッドとに、接合ヘッド部を近接させて配置し、
接合ヘッド部に形成された通路内に半田ボールを供給し、
この通路内の半田ボールをレーザビームによって溶融し、
グラウンドピンと接合パッドとの間を半田付けして電気的半田接合部を形成するよう、溶融された半田ボールを加圧ガスによって通路からグラウンドピン及び接合パッド上に吐出する。
また、扇形スペーサーに設けられたボイスコイルリードとフレキシブルプリント回路(FPC)との間の電気的接合部を形成する半田付け方法であって、
FPCを扇形スペーサーに搭載して、ボイスコイルリードをFPCの接合パッドに近接させ、
ボイスコイルリードと接合パッドとに、接合ヘッド部を近接させて配置し、
接合ヘッド部に形成された通路内に半田ボールを供給し、
この通路内の半田ボールをレーザビームによって溶融し、
ボイスコイルリードと接合パッドとの間を半田付けして電気的半田接合部を形成するよう、溶融された半田ボールを加圧ガスによって通路から前記ボイスコイルリード及び接合パッド上に吐出する。
また、ヘッドジンバルアセンブリのフレキシャとフレキシブルプリント回路(FPC)との間の電気的接合部を形成する半田付け方法であって、
フレキシャをFPCに搭載して、フレキシャのサスペンション側パッドをFPCの接合パッドに近接させ、
サスペンション側パッドと接合パッドとに、接合ヘッド部を近接させて配置し、
接合ヘッド部に形成された通路内に半田ボールを供給し、
この通路内の半田ボールをレーザビームによって溶融し、
サスペンション側パッドと接合パッドとの間を半田付けして電気的半田接合部を形成するよう、溶融された半田ボールを加圧ガスによって通路からサスペンション側パッド及び接合パッド上に吐出する。
さらに、プリント基板アセンブリ(PCBA)とフレキシブルプリント回路(FPC)との間の電気的接合部を形成する半田付け方法であって、
PCBAをFPCに搭載して、PCBAのPCBA側パッドをFPCのFPC側パッドに近接させ、
PCBA側パッドとFPC側パッドとに、接合ヘッド部を近接させて配置し、
接合ヘッド部に形成された通路内に半田ボールを供給し、
この通路内の半田ボールをレーザビームによって溶融し、
PCBA側パッドとFPC側パッドとの間を半田付けして電気的半田接合部を形成するよう、溶融された半田ボールを加圧ガスによって通路からPCBA側パッド及びFPC側パッド上に吐出する。
なお、本発明のさらなる特徴及び利点は、後述する実施例にて、本発明の本質の一部を解説し、及び、図示した図面等を参照して説明する。
本発明は、以上のように構成され機能するので、これによると、非接触にて半田付けを行うことができるため、接合箇所において半田付けに伴う変形が全く無いか、あるいは、非常に少なくすることができ、また、ESD性能の向上を図ることもできる。また、汚染もなく、狭いスペースであっても半田付けが可能となり、さらには、高速な半田付けを実現できる、という従来似ない優れた効果を有する。
本発明の種々の実施例を、図を参照して説明する。上述したように、本実施例は、半田付け装置及びディスクドライブにおける電気的半田接合部を形成する方法の改良に関するものである。
本発明の第1の実施例における半田付け装置及びディスクドライブにおける電気的半田接合部を形成する方法を説明する。以下では、本実施例を、上述した図1乃至4に示すような従来のディスクドライブのアセンブリに適用した形にて表し、図を参照して説明する。但し、本発明は、このような形態に限定されるわけではなく、本発明である半田付け装置及び方法は、ディスクドライブやHSAの構造に関係なく、電気的半田接合部を必要とするいかなるディスクドライブのアセンブリにも適用することができる。
図5は、本実施例の半田付け装置70の構成を示す。この図に示すように、半田付け装置70は、半田ボール供給装置74と、この半田ボール供給装置74に連結される接合ヘッド部72と、加圧ガス供給装置76と、レーザ装置78と、を備えている。
そして、図6(a)〜(c)に示すように、接合ヘッド部72は、毛細管である筒状の主通路82と、この主通路に82に連結される筒状の2本の補助通路84,86と、を備えたハウジング80を有する。そして、この図に示すように、主通路82は、その内径が先端又は半田ボールの吐出口88に向かうにつれて徐々に小さくなるようテーパ状に形成されている(テーパ構造部)。
そして、主通路82には、図6(b)に示すように当該主通路82内にレーザビーム90を通過させるよう当該レーザビーム90を照射するレーザ装置78が連結されている。また、レーザ装置78は、所望の半田接合を行うために適したレーザビーム90を供給するよう構成されている。そして、一方の補助通路84は、図6(b)に示すように、当該補助通路84を通過し主通路82内に加圧ガス92を供給する加圧ガス供給装置76に連結されている。また、他方の補助通路86は、図6(a)に示すように、当該補助通路86を通過し主通路82内に1つの半田ボール94を供給する半田ボール供給装置74に連結されている。なお、半田ボール94は、半田付け可能であればいかなる材料にて構成されていてもよい。また、半田ボール供給装置74から供給される半田ボール94は、予め設定された直径を有する。
そして、実際の使用時には、接合ヘッド部72は、希望する半田接合箇所、例えば、図6(a)に示す2つの接合パッドP,P付近に、対応するよう位置決めされる。そして、半田ボール供給装置74は、1つの半田ボールを主通路82に供給するよう作動される。ここで、主通路82は、その先端部88(吐出口)付近の内径が1つの半田ボール94の直径よりも狭くなるようテーパ状に形成されている。つまり、半田ボール94は、主通路82の先端部88付近の直径よりもより大きい直径を有する。従って、主通路82に供給された半田ボール94は、図6(a)に示すように、主通路82内の先端部88付近で保持され、すぐに吐出されることが阻止された状態になる。
その後、図6(b)に示すように、レーザビーム90が、主通路82内を通過し、先端部88付近の半田ボール94に対して照射されるよう、レーザ装置78が作動される。このとき、レーザビーム90は、主通路82内の半田ボール94を溶融可能なよう、その強度などが設定されている。このため、半田ボール94は、レーザ装置78が作動される前に吐出され接合パッドP,Pに接触することは無い。そして、レーザビーム90が主通路82内で半田ボール94を溶融するため、加圧ガス供給装置76は、図6(b)に示すように、加圧ガス92を、主通路82を通過させ溶融した半田ボール94に導くよう作動される。すると、加圧ガス92は、接合ヘッド部72から溶融された半田ボール94に対して噴出されると共に、接合パッドP,P上に噴出される。これにより、接合ヘッド部72は、図6(b)に示すように、所望の半田付け箇所に対して、溶融された半田ボールを半田ボール噴出94として供給することができる。そして、溶融された半田94は、図6(c)に示すように、接合パッドP,P間である所望の接合部に付着するよう噴出される。なお、加圧ガス92は、上述した噴射工程の間、酸化を防止する不活性ガスであると望ましい。
このように、上述した図5乃至図6に示す半田付け装置及び方法は、いくつかの効果を有する。例えば、非接触にて半田付けを行っているため、半田付け箇所に位置する接合パッド上に外力/外圧を加えることがない。従って、接合後の構成には、半田付けに伴う変形が全く無いか、あるいは、非常に少なく抑制できる。これにより、PSA/RSA(Pitch Static Attitude/Roll Static Attitude)特性を改善することができ、特に優れた効果となる。また、本実施例における半田付け装置及び方法は、非接触半田接合であるため、ESD性能の向上を図ることもできる。さらに、本実施例の半田付け装置及び方法は、汚染問題も無く、レーザビームを用いてフラックスフリーリフローを提供できる。また、本装置及び方法は、優れた電気的及び機械的性能を提供している。加えて、例えば、1秒間に6つの半田ボールを周囲に噴射できるなど、高速な半田付けを実現でき、高効率でもある。さらに、本装置及び方法では、接合を行う箇所が高密集スペースや狭いスペースにであっても、半田ボールを供給することが可能である。また、本装置及び方法では、半田付けのやり直し(リワーク)を容易に実行することができる。
なお、接合ヘッド部72がテーパ構造であることに伴い、加圧ガス92の圧力、レーザビーム90、半田ボールの構造と容積は、応用例に応じて適切に調整されるとよい。
ここで、図5乃至図6に示す半田付け装置及び方法は、ディスクドライブの種々の構成部品間における電気的半田接合部を形成する際に利用することが可能である。例えば、以下に説明する図7〜29に示す他の実施例では、図5乃至図6に示した半田付け装置及び方法を、以下の(1)〜(5)に示す相互間を電気的半田接合するために利用している様子を示している。具体的には、(1)磁気ヘッドスライダとサスペンション、(2)FPCと扇形スペーサー上に設けられているグラウンドピン、(3)FPCと扇形スペーサー上に設けられているボイスコイルリード、(4)フレキシャとFPC、(5)FPCとPCBA、の各相互間を接合するために利用可能である。但し、上記利用例は一例であって、上述した箇所の半田付けに限定されない。
本発明の第2の実施例を、図7乃至図8を参照して説明する。本実施例では、上述した図5乃至図6の半田付け装置及び方法を、磁気ヘッドスライダ20とヘッドジンバルアセンブリ(HGA)32のサスペンション40との間の電気的接合部を形成することに利用する例を説明する。
まずはじめに、磁気ヘッドスライダ20は、サスペンション40に形成されたタング部上にエポキシなどを用いて搭載される。但し、磁気ヘッドスライダ20とサスペンション40とはいかなる構造を採っていてもよく、また、いかなる方法にて磁気ヘッドスライダ20がサスペンション40に搭載されてもよい。
次に、磁気ヘッドスライダ20は、HGA32のサスペンション40上に設けられたトレース配線98に電気的に接続される。図7に示すように、磁気ヘッドスライダ20は、複数のスライダ側パッド100(例えば、4つのスライダ側パッド)を備えており、これらはトレース配線98の各サスペンション側パッド102に、それぞれ対応して位置が合わせされている。そして、スライダ側パッド100は、上述した図5乃至図6に示す半田付け装置及び方法によって、各サスペンション側パッド102に電気的に半田接合される。
具体的に、接合ヘッド部72は、位置あわせされたスライダ側パッド100及びサスペンション側パッド102の一箇所付近に位置決めされ、半田ボール94が接合ヘッド部72の主通路内でレーザビームによって溶融される。その後、溶融された半田ボール94は、接合ヘッド部72から加圧ガスによってスライダ側パッド100及びサスペンション側パッド102上に吐出される(図7参照)。そして、スライダ側パッド100とサスペンション側パッド102との間で電気的接合部が形成されるようリフロー半田付けが行われる。その後、噴射を終えるとすぐに、接合ヘッド72は、位置あわせされた次のスライダ側パッド100及びサスペンション側パッド102上に別の溶融半田ボールを噴射する。図8(a)、(b)には、磁気ヘッドスライダ20のスライダ側パッド100とトレース配線98のサスペンション側パッド102との間における半田付けされた接合部を示す。図8(a)に示すように、4つの電気的接合部が、磁気ヘッドスライダ20とトレース配線98を接合するために形成される。但し、上記とは異なる数の電気的接合部が(例えば、4〜6つ)、磁気ヘッドスライダ20とトレース配線98とを接合するために形成されてもよい。
本発明の第3の実施例を、図9乃至図14を参照して説明する。本実施例では、上述した図5乃至図6の半田付け装置及び方法を、FPC36と扇側スペーサー30との間で電気的半田接合部を形成するために利用している例を説明する。
まずはじめに、FPC36は、図9に示すように、扇形スペーサー30に位置あわせされる。具体的には、FPCアセンブリ38のグラウンドピン用接合パッド60が扇形スペーサー30のグラウンドピン66に、FPCアセンブリ38のボイスコイル用接合パッド58が扇型スペーサー30のボイスコイルリード64に、それぞれ位置あわせされる。
次に、FPC36は、扇形スペーサー30に組付けられる。このとき、グラウンドピン66がFPC36のグラウンドピン用接合パッド60に形成された貫通孔に貫通し(図10及び図11(a)参照)、ボイスコイルリード64がFPC36のボイスコイル用パッドに形成された各貫通孔にそれぞれ貫通する(図12参照)。その後、上記図5乃至図6に示した半田付け装置及び方法によって、グラウンドピン用接続パッド60がグラウンドピン66と電気的に接合され、また、ボイスコイル用接合パッド58が各ボイスコイルリード64と電気的に接合される。
具体的に、図10乃至図11は、グラウンドピン用接合パッド60とグラウンドピン66とが電気的に接合される様子を示している。図11に示すように、FPCアセンブリ38は、グラウンドピン用接合パッド60、カバー層110、ベース層112、補強層114を含む複数層にて形成されている。そして、図示するように、扇形スペーサー30上に設けられたグラウンドピン66は、各層60,110,112,114に形成された貫通孔に挿通される。但し、FPCアセンブリ38は、いかなる構造であってもよく、また、グラウンドピン用接合パッド60とグラウンドピン66とは、いかなる方法にて位置決めされてもよい。
続いて、接合ヘッド部72が、グラウンドピン66及びグラウンドピン用接合パッド60付近に位置決めされ、半田ボール94がレーザビーム90によって接合ヘッド部72の主通路82内で溶融される。その後、溶融された半田ボール94は、接合ヘッド部72から加圧ガスによってグラウンドピン用接合パッド60及びグラウンドピン66上に噴出される(図11(a)参照)。そして、グラウンドピン用接合パッド60とグラウンドピン66との間でグラウンド接続部が形成されるよう半田接合される。このとき、接合ヘッド部72は、1つあるいはそれ以上の溶融された半田ボールを、グラウンドピン66の周囲にグラウンド接続するために噴射する。なお、図11(b)には、FPC36のグラウンドピン用接合パッド60と扇形スペーサー30のグラウンドピン66との間に、半田付けされた半田ボールによる接合部を示す。このようなグラウンドピン用接合パッド60とグラウンドピン66との間におけるグラウンド接続部は、また、FPC38のFPCアセンブリ38を扇形スペーサー30にしっかりと安全に搭載するためにも機能している。
図12乃至図14は、ボイスコイル用接合パッド58が各ボイスコイルリード64と電気的に接合される様子を示している。上述したように、FPCアセンブリ38は複数層(例えば、ボイスコイル用接合58、カバー層110、ベース層112、補強層114)にて形成されており、各ボイスコイルリード64は、上記各層58,110,112,114に形成された貫通孔に挿通されている(図11参照)。そして、図12に示すように、各ボイスコイルリード64は、当該各ボイスコイルリード64が各ボイスコイル用接合パッド58にほぼ平行になるよう折り曲げられている。但し、ボイスコイルリード64とFPCアセンブリ38は、いかなる構造であってもよく、また、ボイスコイルリード64は、いかなる方法にてボイスコイル用接合パッド58に対して位置決めされてもよい。なお、上記では、2つのボイスコイルリード64がFPCアセンブリ38に接合されるよう設けられている場合を説明したが、その数は限定されるものではない。例えば、2以上のボイスコイルリード64がFPCアセンブリ38と接合するよう設けられていてもよい。
続いて、接合ヘッド部72が、ボイスコイルリード64及びボイスコイル用接合パッド58の1つの付近に位置決めされ、半田ボール94がレーザビーム90によって接合ヘッド部72の主通路82内で溶融される。その後、溶融された半田ボール94は、接合ヘッド部72から加圧ガスによってボイスコイルリード64及びボイスコイル用接合パッド58上に吐出される(図13参照)。すると、ボイスコイルリード64とボイスコイル用接合パッド58との間で電気的接続部が形成されるよう半田接合される。このとき、接合ヘッド部72は、1つあるいはそれ以上の溶融された半田ボールを、ボイスコイルリード64及びボイスコイル用接合パッド58上に、電気的接合するために噴射する。そして、噴射を終えるとすぐに、接合ヘッド72は、位置あわせされた次のボイスコイルリード64及びボイスコイル用接合パッド58上に別の溶融半田ボールを噴射する。図14(a)、(b)には、FPC36のボイスコイル用接合パッド58と扇形スペーサー30のボイスコイルリード64との間に、半田ボールによって半田付けされた接合部を示す。この図においては、半田ボール94によって、ボイスコイルリード64の端部の周囲を半田付けしており、電気的接合が実現されている。
本発明の第4の実施例を、図15乃至図28を参照して説明する。本実施例では、上記図5乃至図6の半田付け装置及び方法を、FPCとHGAのフレキシャとの間で電気的半田接合部を形成するために利用している例を説明する。
まずはじめに、フレキシャは、FPCに位置あわせされる。具体的には、フレキシャ上のサスペンション側パッドがFPCアセンブリの各FPCパッドにそれぞれ位置あわせされる。その後、上記図5乃至図6に示した半田付け装置及び方法によって、サスペンション側パッドが複数のFPCパッドに電気的接合される。
具体的に、図15乃至図18は、HGAをFPCに電気的接合する場合の一例を示している。まず、上述したようにボイスコイル用接合パッド58にボイスコイルリード64が、また、グラウンドピン用接合パッド60にグラウンドピン66が、電気的接合されることによって、FPC36はボイス扇形スペーサー30に組み付けられる。その後、磁気ヘッドスライダ20が搭載されたHGA32,34が、扇形スペーサー30に締結手段によって固定され、これにより、各HGA32,34の複数のサスペンション側パッド56が、FPCアセンブリ38の複数のFPC側パッド62(図4参照)に位置あわせされる。
図15(図4)に示すように、複数のサスペンション側パッド56は、複数のFPC側パッド62と平行に位置しており、サスペンション側パッド56がPCT側パッド62を覆った状態になる。また、各HGA32,34のサスペンション側パッド56は、扇形スペーサー30のそれぞれ反対側に位置する面に配置されているため、当該扇形スペーサー30の両面上には、半田付け箇所が存在することとなる。
そして、図16乃至図17(a)に示すように、各サスペンション側パッド56は、導電性接合パッド120と、当該接合パッド120を挟んでその反対面側にそれぞれ位置する各絶縁層122,124と、を有する複数層にて形成されている。図示するように、接合パッド120には、複数のFPC側パッド62と接合されるよう当該FPC側パッド62を挿通させる貫通孔126が設けられている。また、図17(b)に示すように、各FPC側パッド62は、導電性接合パッド130と、絶縁層132と、導電層134と、を有する複数層にて形成されている。また、半田付け工程を容易にするために、接合パッド130上には半田コーティング136が予め設けられている。但し、サスペンション側パッド56とFPC側パッド62は、いかなる構造であってもよく、また、サ各スペンション側パッド56は、いかなる方法にて各FPC側パッド62に位置あわせされてもよい。また、図では、4つのサスペンション側パッド56と4つのFPC側パッド62が、各HGA32,34をFPCアセンブリ38に接合するために設けられているが、その数は4つに限定されず、それ以上の各パッド56,62が設けられていて、HGA32,34とFPCアセンブリ38とを接合するために用いられてもよい。
続いて、図18(a)に示すように、接合ヘッド部72が、位置あわせされたサスペンション側パッド56とFPC側パッド62の1つの付近に位置決めされ、半田ボール94がレーザビーム90によって接合ヘッド部72の主通路82内で溶融される。その後、溶融された半田ボール94は、接合ヘッド部72から加圧ガスによって接合パッド120上に吐出される。すると、貫通孔126を介してFPC側パッド62の接合パッド130上で、電気的接合部が形成されるよう半田接合される。そして、噴射を終えるとすぐに、接合ヘッド72は、位置あわせされた次のサスペンション側パッド56及びFPC用パッド62上に別の溶融半田ボールを噴射する。図18(b)には、フレキシャ上のサスペンション側パッド56とFPCアセンブリ38のFPC側パッド62との間に、半田ボールによって半田付けされた接合部を示す。この図に示すように、接合パッド130上に設けられた半田コーティング136と半田ボール94とが共に接合され、これにより電気的接合が実現されている。
続いて、図19乃至図25は、HGAをFPCに電気的接合する場合の第2の例を示している。まず、図19に示すように、磁気ヘッドスライダ220が搭載されたHGA232,234は、扇形スペーサー230上に設けられたFPC236に位置あわせされ、これにより、HGA232,234のサスペンション側パッド256が、FPC236のFPCアセンブリ238に設けられたFPC側パッド262に位置あわせされる。図示するように、複数のサスペンション側パッド256は、複数のFPC側パッド262と平行に位置しており、サスペンション側パッド256が複数のFPC側パッド262を覆った状態になる。また、各HGA232,234のサスペンション側パッド256は、扇形スペーサー230の同一側面に配置されているため、当該扇形スペーサー30の一側面上で半田付けが行われることとなる。
そして、図20乃至図21(a)に示すように、各サスペンション側パッド256は、導電性接合パッド120と、当該接合パッド120を挟んでその反対面側にそれぞれ位置する各絶縁層122,124と、を有する複数層にて形成されている。そして、図示するように、接合パッド120には、複数のFPC側パッド262と接合されるよう当該FPC側パッド262を挿通させる貫通孔126が設けられている。また、図21(b)に示すように、各FPC側パッド262は、導電性接合パッド130と、絶縁層132と、導電層134と、を有する複数層にて形成されている。また、半田付け工程を容易にするために、接合パッド130上には半田コーティング136が設けられている。但し、サスペンション側パッド256とFPC側パッド262は、いかなる構造であってもよく、また、各サスペンション側パッド256は、いかなる方法にて各FPC側パッド262に位置あわせされてもよい。また、図では、4つのサスペンション側パッド256と4つのFPC側パッド262が、各HGA232,234をFPCアセンブリ238に接合するために設けられているが、その数は上述したものに限定されず、いかなる数の各パッドが設けられていてもよく、HGA232,234とFPCアセンブリ238とを接合するために用いられてもよい。例えば、図22に示すように、1つのHGAにつき、サスペンション側パッド256が8つ設けられていてもよい。
そして、図23乃至図24(図23に示す符号F24の拡大図)に示すように、各HGA232,234のフレキシャ250は、FPCアセンブリ238に装着される。図示するように、FPCアセンブリ238には、各HGA232,234のフレキシャ250に設けられた複数の貫通孔を挿通するピン206を設けてられており、各HGA232,234のサスペンション側パッド256がFPCアセンブリ238の複数のFPC側パッド262に位置あわせされる。
続いて、図23乃至図25(a)に示すように、接合ヘッド部72が、位置あわせされたサスペンション側パッド256とFPC側パッド262の1つの付近に位置決めされ、半田ボール94がレーザビーム90によって接合ヘッド部72の主通路82内で溶融される。その後、溶融された半田ボール94は、接合ヘッド部72から加圧ガスによって接合パッド120上に吐出される(図25(a)参照)。すると、貫通孔126を介してFPC側パッド262の接合パッド130上で、電気的接続部が形成されるよう半田接合される。そして、噴射を終えるとすぐに、接合ヘッド72は、位置あわせされた次のサスペンション側パッド256及びFPC用パッド262上に別の溶融半田ボールを噴射する。図25(b)には、フレキシャ250上のサスペンション側パッド256とFPCアセンブリ238のFPC側パッド262との間に、半田ボールによって半田付けされた接合部を示す。この図に示すように、接合パッド130上に設けられた半田コーティング136と半田ボール94とが共に接合され、これにより電気的接合が実現されている。
続いて、図26乃至図28は、HGAをFPCに電気的接合する場合の第3の例を示している。まず、図26乃至図27に示すように、磁気ヘッドスライダ320が搭載された複数のHGA332,334のベースプレート350は、扇形スペーサー330に対して位置あわせされ、このとき、例えばベアリング342とワッシャー344とナット346からなる複数の締結手段によって締結される。そして、締結時に、HGA332,334のサスペンション側パッド356が、FPCアセンブリ338に設けられた複数のFPC側パッド362に位置あわせされる。特に、図27乃至図28に示すように、複数のサスペンション側パッド356は、複数のFPC側パッド362に対して、例えば、ほぼ垂直となるよう位置している。また、各HGA332,334のサスペンション側パッド356は、扇形スペーサー330の同一側面に配置されているため、当該扇形スペーサー330の一側面上で半田付けが行われることとなる。
なお、サスペンション側パッド356とFPC側パッド362は、いかなる構造であってもよく、また、各サスペンション側パッド356は、いかなる方法にて各FPC側パッド362に位置あわせされてもよい。また、図では、5つのサスペンション側パッド356と5つのFPC側パッド362が、各HGA332,334をFPCアセンブリ338に接合するために設けられているが、その数は上述したものに限定されない。いかなる数の各パッドが設けられていてもよく、HGA332,334とFPCアセンブリ338とを接合するために用いられてもよい。
続いて、図27乃至図28に示すように、接合ヘッド部72が、位置あわせされたサスペンション側パッド356とFPC側パッド362の1つの付近に位置決めされ、半田ボール94がレーザビーム90によって接合ヘッド部72の主通路82内で溶融される。その後、溶融された半田ボール94は、接合ヘッド部72から加圧ガスによってサスペンション側パッド356及びFPC側パッド362上に吐出される(図28参照)。すると、サスペンション側パッド356とFPC側パッド362との間で、電気的接続部が形成されるよう半田接合される。そして、噴射を終えるとすぐに、接合ヘッド72は、位置あわせされた次のサスペンション側パッド356及びFPC用パッド362上に別の溶融半田ボールを噴射する。図28には、HGAのフレキシャ上のサスペンション側パッド356とFPCアセンブリ338のFPC側パッド362との間に、半田ボールによって半田付けされた接合部(右側)を示す。
本発明の第5の実施例を、図29を参照して説明する。本実施例では、上記図5乃至図6の半田付け装置及び方法を、FPC36とPCBA(プリント基板アセンブリ)16との間で電気的半田接合部を形成するために利用している例を示す。このFPC36とPCBA16との間における電気的半田接合部は、上述した図15乃至25に示したFPC36とHGA32,34,232,234のフレキシャとの間の電気的接合部と同様の構成である。
具体的には、まず、PCBA16は、ディスクドライブのトップカバー14又はモーターベース26に搭載され、PCBA16に設けられた複数のPCBA側パッド140にFPC36に設けられたFPC側パッド142(例えば、図2参照)に位置あわせされる。このとき、図29(a)に示すように、PCBA側パッド140がFPC側パッド142を覆うよう、PCBA側パッド140がFPC側パッド142と平行になる。その後、上記図5乃至図6に示した半田付け装置及び方法によって、PCBA側パッド140が複数のFPC側パッド142に電気的接合される。
そして、各FPC側パッド142は、導電性接合パッド120と、当該接合パッド120を挟んでその反対面側にそれぞれ位置する各絶縁層122,124と、を有する複数層にて形成されている。そして、図示するように、接合パッド120には、複数のPCBA側パッド140と接合されるよう当該PCBA側パッド140を挿通させる貫通孔126が設けられている。また、各PCBA側パッド140は、導電性接合パッド130と、半田付け工程を容易にするための接合パッド130上に設けられた半田コーティング136と、を有する複数層にて形成されている。但し、FPC側パッド142とPCBA側パッド140は、いかなる構造であってもよく、また、各PCBAパッド140は、いかなる方法にて各FPC側パッド142に位置あわせされてもよい。また、PCBA16とFPC36と接合するために、いかなる数のパッドを設けてもよい。
続いて、図29(a)に示すように、接合ヘッド部72が、位置あわせされたPCBA側パッド140とFPC側パッド142の1つの付近に位置決めされ、半田ボール94がレーザビーム90によって接合ヘッド部72の主通路82内で溶融される。その後、溶融された半田ボール94は、接合ヘッド部72から加圧ガスによって接合パッド130及びFPC側パッド142上に吐出される。すると、FPCの貫通孔126を通じてPCBAの接合パッド130上で電気的接続部が形成されるよう半田接合される。そして、噴射を終えるとすぐに、接合ヘッド72は、位置あわせされた次のPCBA側パッド140及びFPC側パッド142上に別の溶融半田ボールを噴射する。図29(b)には、PCBA側パッド140上に設けられた半田コーティング136が、リフローされた半田ボール94と一体化して、電気的接合部が形成された様子を示している。
なお、上述した図5乃至図6に示した半田付け装置及び方法は、ディスクドライブの他の構成間に電気的半田接合部を形成する場合にも用いることができる。例えば、モータ用配線とPCBAの間や、モータ用配線とFPCの間などの接合に用いてもよい。
また、上述した電気的半田接合部に用いられる接合パッドは、いかなる材質、いかなる大きさに形成されていてもよい。
本発明は、上述した実施例を参照して説明したが、かかる内容に限定されず、本発明の思想の範囲に含まれる種々の改良や同等の変形例も含まれる。
本発明における半田付け装置及び方法は、ディスクドライブの各構成間を電気的に接合するために利用することができるため、産業上の利用可能性を有する。
一般的なディスクドライの構成を示す斜視図である。 図1に示すディスクドライブの分解斜視図である。 図1に開示したヘッドスタックアセンブリ(HSA)の構成を示す斜視図である。 図3に開示したヘッドスタックアセンブリ(HSA)の構成を示す分解斜視図である。 実施例1におけるディスクドライブにおける電気的半田接合部を形成する半田付け装置及び方法の構成を示すブロック図である。 図6(a)〜(c)は、実施例1における半田付け装置の接合ヘッド部の構成を示す図であり、また、半田付け方法を示す図でもある。 実施例2における磁気ヘッドスライダをヘッドジンバルアセンブリのサスペンションに半田付けする様子を示す図である。 図8(a)は、図7に開示した磁気ヘッドスライダとサスペンションとの間に形成された電気的接合部を示す図であり、図8(b)はその断面図である。 実施例3におけるフレキシブルプリント回路(FPC)を扇形スペーサーに位置あわせする様子を示す斜視図である。 図9に開示したFPCに扇形スペーサーに設けられたグラウンドピンを接合する様子を示す斜視図である。 図11(a),(b)は、図10に開示したFPCに扇形スペーサーに設けられたグラウンドピンを接合する/接合した様子を示す断面図である。 図9に開示したFPCに扇形スペーサーに設けられたボイスコイルリードを接合する様子を示す斜視図である。 図12に開示したFPCに扇形スペーサーに設けられたボイスコイルリードを接合する様子を示す断面図である。 図14(a),(b)は、図13に開示したFPCに扇形スペーサーに設けられたボイスコイルリードを接合した様子を示す断面図である。 実施例4におけるヘッドジンバルアセンブリのフレキシャをFPCに半田付けする様子を示す図である。 図15に開示したフレキシャに設けられたサスペンション側パッドの拡大図を示す。 図17(a)は、図16に開示したサスペンション側パッドの断面図であり、図17(b)は、FPCに設けられたFPC側パッドの断面図である。 図18(a),(b)は、図15乃至図17に開示したフレキシャとFPCを接合する/接合した様子を示す断面図である。 実施例4における2つのヘッドジンバルアセンブリとFPCを有する扇形スペーサーを備えたHSAの別の接合例を示す斜視図である。 図19に開示したヘッドジンバルアセンブリのフレキシャに設けられたサスペンション側パッドの拡大図を示す。 図21(a)は、図20に開示したサスペンション側パッドの断面図であり、図21(b)は、図19に開示したFPCに設けられたFPC側パッドの断面図である。 図19に開示したヘッドジンバルアセンブリのフレキシャに設けられたサスペンション側パッドの別の例を示す図である。 図19に開示したヘッドジンバルアセンブリのフレキシャをFPCに接合する様子を示す斜視図である。 図23に開示した符号F24に示す部分の拡大図である。 図25(a),(b)は、図22乃至図24に開示したフレキシャとFPCを接合する/接合した様子を示す断面図である。 実施例4における2つのヘッドジンバルアセンブリとFPCを有する扇形スペーサーを備えたHSAのさらに別の接合例を示す斜視図である。 図26に開示したヘッドジンバルアセンブリのフレキシャをFPCに接合する様子を示す斜視図である。 図26に開示したヘッドジンバルアセンブリのフレキシャをFPCに接合する様子を示す断面図である。 図29(a),(b)は、実施例5における図2に開示したディスクドライブのFPCとプリント基板アセンブリ(PCBA)とを接合する/接合した様子を示す断面図である。
符号の説明
10 ディスクドライブ
12 モーターベースアセンブリ
14 トップカバー
16 プリント基板アセンブリ(PCBA)
18 ヘッドスタックアセンブリ(HSA)
20 磁気ヘッドスライダ
30 扇形スペーサー
32,34 ヘッドジンバルアセンブリ(HGA)
36 フレキシブルプリント回路(FPC)
38 FPCアセンブリ
40 サスペンション
70 半田付け装置
72 接合ヘッド部
74 半田ボール供給装置
76 加圧ガス供給装置
78 レーザ装置
80 ハウジング
82 主通路
84,86 補助通路
88 吐出口
90 レーザビーム
92 加圧ガス
94 半田ボール(半田)
98 トレース配線
,P 接合パッド

Claims (15)

  1. ディスクドライブにおける電気的半田接合部を形成する半田付け装置であって、
    主通路と、この主通路に通ずる2つの補助通路と、を備えたハウジングを有する接合ヘッド部と、
    前記主通路に連結されており、当該主通路を通過するようレーザビームを照射可能なレーザ装置と、
    一方の前記補助通路に連結されており、加圧ガスを前記一方の補助通路を通過させて前記主通路に供給可能な加圧ガス供給装置と、
    他方の前記補助通路に連結されており、半田ボールを前記他方の補助通路を通過させて前記主通路へ供給可能な半田ボール供給装置と、を備え、
    前記主通路は、前記接合ヘッド部から前記加圧ガスによって前記半田ボールが吐出される前に、前記主通路内で、前記半田ボールに前記レーザ装置からのレーザビームが照射されるよう当該半田ボールを保持するテーパ構造部を備えた、
    ことを特徴とする半田付け装置。
  2. 前記主通路の内径は、吐出口に向かって徐々に小さくなるよう形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の半田付け装置。
  3. 前記主通路の吐出口付近の内径は、前記半田ボール供給装置から受け付けた前記半田ボールの直径よりも小さく形成されている、ことを特徴とする請求項2記載の半田付け装置。
  4. 前記半田ボール供給装置は、供給する前記半田ボールの直径を制御する機能を有する、ことを特徴とする請求項1,2又は3記載の半田付け装置。
  5. 前記レーザビームは、前記半田ボールを溶融し半田付け可能なよう設定されている、ことを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の半田付け装置。
  6. 前記加圧ガスは、不活性ガスである、ことを特徴とする請求項1,2,3,4又は5記載の半田付け装置。
  7. ディスクドライブにおける電気的半田接合部を形成する半田付け方法であって、
    接合ヘッド部に形成された通路に半田ボールを供給し、
    この通路内でレーザビームによって半田ボールを溶融し、
    この溶融された半田ボールを、加圧ガスにて前記通路から所定の半田付け箇所に吐出する、
    ことを特徴とする半田付け方法。
  8. 前記加圧ガスによって前記半田ボールが吐出される前に、レーザビームにて前記半田ボールを溶融させるよう、当該半田ボールを前記接合ヘッド部の吐出口付近の前記通路内に保持する、ことを特徴とする請求項7記載の半田付け方法。
  9. ディスクドライブにおける電気的接合部を形成する半田付け装置に装備された接合ヘッド部であって、
    半田ボール供給装置から半田ボールを受け取り可能なよう構成された主通路を有するハウジングを備えると共に、
    前記主通路は、前記半田ボール供給装置から受け付けられた半田ボールを吐出口付近の主通路内に保持するよう当該吐出口付近の内径が前記半田ボールの直径よりも狭く形成されたテーパ構造部を備えた、
    ことを特徴とする接合ヘッド部。
  10. 前記主通路の内径は、前記吐出部に向かって徐々に小さくなるよう形成されている、ことを特徴とする請求項9記載の接合ヘッド部。
  11. ヘッドジンバルアセンブリの磁気ヘッドスライダとサスペンションとの間の電気的接合部を形成する半田付け方法であって、
    前記サスペンションに前記磁気ヘッドスライダを搭載して、当該磁気ヘッドスライダのスライダ側パッドを前記サスペンションのサスペンション側パッドに近接させ、
    前記スライダ側パッドと前記サスペンション側パッドに、接合ヘッド部を近接させて配置し、
    前記接合ヘッド部に形成された通路内に半田ボールを供給し、
    この通路内の半田ボールをレーザビームによって溶融し、
    前記スライダ側パッドと前記サスペンション側パッドとの間を半田付けして電気的半田接合部を形成するよう、前記溶融された半田ボールを加圧ガスによって前記通路から前記スライダ側パッド及び前記サスペンション側パッド上に吐出する、
    ことを特徴とする半田付け方法。
  12. 扇形スペーサーに設けられたグラウンドピンとフレキシブルプリント回路との間の電気的接合部を形成する半田付け方法であって、
    前記扇形スペーサーに前記フレキシブルプリント回路を搭載して、前記グラウンドピンを前記フレキシブルプリント回路の接合パッドに近接させ、
    前記グラウンドピンと前記接合パッドとに、接合ヘッド部を近接させて配置し、
    前記接合ヘッド部に形成された通路内に半田ボールを供給し、
    この通路内の半田ボールをレーザビームによって溶融し、
    前記グラウンドピンと前記接合パッドとの間を半田付けして電気的半田接合部を形成するよう、前記溶融された半田ボールを加圧ガスによって前記通路から前記グラウンドピン及び前記接合パッド上に吐出する、
    ことを特徴とする半田付け方法。
  13. 扇形スペーサーに設けられたボイスコイルリードとフレキシブルプリント回路との間の電気的接合部を形成する半田付け方法であって、
    前記フレキシブルプリント回路を前記扇形スペーサーに搭載して、前記ボイスコイルリードを前記フレキシブルプリント回路の接合パッドに近接させ、
    前記ボイスコイルリードと前記接合パッドとに、接合ヘッド部を近接させて配置し、
    前記接合ヘッド部に形成された通路内に半田ボールを供給し、
    この通路内の半田ボールをレーザビームによって溶融し、
    前記ボイスコイルリードと前記接合パッドとの間を半田付けして電気的半田接合部を形成するよう、前記溶融された半田ボールを加圧ガスによって前記通路から前記ボイスコイルリード及び前記接合パッド上に吐出する、
    ことを特徴とする半田付け方法。
  14. ヘッドジンバルアセンブリのフレキシャとフレキシブルプリント回路との間の電気的接合部を形成する半田付け方法であって、
    前記フレキシャを前記フレキシブルプリント回路に搭載して、前記フレキシャのサスペンション側パッドを前記フレキシブルプリント回路の接合パッドに近接させ、
    前記サスペンション側パッドと前記接合パッドとに、接合ヘッド部を近接させて配置し、
    前記接合ヘッド部に形成された通路内に半田ボールを供給し、
    この通路内の半田ボールをレーザビームによって溶融し、
    前記サスペンション側パッドと前記接合パッドとの間を半田付けして電気的半田接合部を形成するよう、前記溶融された半田ボールを加圧ガスによって前記通路から前記サスペンション側パッド及び前記接合パッド上に吐出する、
    ことを特徴とする半田付け方法。
  15. プリント基板アセンブリとフレキシブルプリント回路との間の電気的接合部を形成する半田付け方法であって、
    前記プリント基板アセンブリをフレキシブルプリント回路に搭載して、前記プリント基板アセンブリのPCBA側パッドを前記フレキシブルプリント回路のFPC側パッドに近接させ、
    前記PCBA側パッドと前記FPC側パッドとに、接合ヘッド部を近接させて配置し、
    前記接合ヘッド部に形成された通路内に半田ボールを供給し、
    この通路内の半田ボールをレーザビームによって溶融し、
    前記PCBA側パッドと前記FPC側パッドとの間を半田付けして電気的半田接合部を形成するよう、前記溶融された半田ボールを加圧ガスによって前記通路から前記PCBA側パッド及び前記FPC側パッド上に吐出する、
    ことを特徴とする半田付け方法。

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