JP2007529882A - 回路の反対側に位置する面上の金属構造を接続する方法および装置 - Google Patents

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Abstract

本発明の一実施例によれば、互いに反対側に位置する複数の導電性レイヤ間の電気的な接続を形成するための改良された方法および装置が提供される。一実施例においては、金属レイヤの中の1つと絶縁レイヤとの間にビアを形成することにより、中間絶縁レイヤによって分離された2つの金属レイヤの間に導電性の接続を形成している。金属レイヤ間に導電性の接続を形成するために、金から製造された導電性の球体等の導電体をビア内に配置し加圧している。さらなる実施例においては、両方の金属レイヤ内にビアを形成している。この場合には、取付保持具を設けることにより、導電性の球体をビア内にて加圧する際に上記球体を保持具内に対しても加圧することにより、導電性の接続を改善することが可能である。

Description

本発明は、電気部品を製造する方法および装置に関するものである。さらに詳しくは、本発明は、その間に1つまたは複数の絶縁レイヤを有するような互いに反対側に位置する複数の導電性レイヤ間における電気的な接続の形成に関するものである。
(関連出願)
本願のPCT出願は、2004年2月26日付けで出願された米国仮特許出願第60/547,439号、および、2004年6月2日付けで出願された米国特許出願第10/860,163号に対する優先権を主張するものである。
ハードディスク装置は、基本的に、磁気読み取り要素および磁気書き込み要素によってアクセスされる一連の回転可能なディスクから構成される一般的な情報記憶装置である。一般にトランスデューサと呼ばれているデータ転送要素は、通常、読み取り動作または書き込み動作の実行を実現するべくディスク上に形成された個別のデータトラック上の近接した相対位置に保持されるスライダ本体によって支持され、かつ、このスライダ本体の内部に組み込まれている。ディスク表面に対してトランスデューサを適切に配置するべく、スライダ本体上に形成されたエアベアリング面(Air Bearing Surface:ABS)には、ディスクのデータトラックの上方においてスライダおよびトランスデューサを「浮上(fly)」させるのに十分な揚力を供給する流体気流が作用する。磁気ディスクの高速回転によって、ディスクの接線方向の速度に対して実質的に平行な方向に、その表面に沿って気流または風が生成される。この気流がスライダ本体のABSと協働することにより、スライダは、回転するディスクの上方に浮上することが可能である。実際に、懸架されたスライダは、この自己作動型のエアベアリングにより、ディスク表面から物理的に離隔している。スライダのABSは、一般に、回転するディスクに対向するスライダの表面上に形成されており、通常、様々な状態においてディスクの上方に浮上するそれ自身の能力に大きな影響を有している。
トランスデューサは、半導体装置のプロセスに類似したプロセスにより、AlTiC(アルチック)等の導電性材料から製造されたウエハと呼ばれる基板上に形成される。ウエハレベルのプロセスによって形成された内部の電気的経路を通じて、記録ヘッドの外部表面上の金のパッドを記録装置に電気的に接続する。次いで、ウエハを、各々がその上部に個別の記録ヘッドを有し、かつ、基板が装着された矩形片にスライスする(この矩形片をスライダと呼ぶ)。この後に、スライダをサスペンション上に取り付ける。このアセンブリをヘッドジンバル・アセンブリ、またはHGA(Head Gimbal Assembly)と呼ぶ。次いで、導電性接着剤を含む接着剤によってスライダをサスペンション上に接合することにより、基板とサスペンションのステンレススチール・コンポーネントとの間に電気的な接続を形成する。超音波接合または半田付けを含む方法により、記録ヘッド上の金のパッドとサスペンション上の金属トレースラインとの間にさらなる電気的な接続を形成する。最終的に、HGAをハードディスク装置内に組み込み、サスペンションのトレースを(通常は、前置増幅器等の)その他の電気部品に接続し、サスペンションのステンレススチール・コンポーネントの部分をハードディスク装置の電気的なアースに接続する。
一般に、HGAには、有線と無線という2つのタイプが存在している。有線のHGAは、HSA(ヘッドサスペンション・アセンブリ)のフレキシブル回路(flex circuit)と読み取り/書き込みヘッドとの間に別個のリードワイヤが接続されているタイプである。無線のHGAの場合には、導電性トレースがフレクシャ(flexure)と一体化されており、これにより、HSAのフレキシブル回路とスライダの読み取り/書き込みヘッドとの間の導電性が形成されている。当技術分野においては、通常、2つのタイプの無線サスペンションが存在している。TSA(Trace Suspension Assembly)やCIS(Circuit Integrated Suspension)等の第1のタイプにおいては、トレースは、ステンレスステール・フレクシャ上における除去のプロセス(例えば、エッチング処理)または追加のプロセス(例えば、メッキまたは蒸着のプロセス)により、当該トレースとフレクシャとの間に絶縁レイヤを有するように形成される。トレースを定位置に配置した後に、フレクシャをサスペンションのその他の部分に溶接することが可能である。FSA(Flex Suspension Assebmbly)やFOS(Flex On Suspension)等の第2のタイプにおいては、トレースを絶縁レイヤ上に形成した後に、別の絶縁レイヤによって被覆することにより、フレキシブル回路を形成している。次いで、この回路を接着剤によってサスペンションに装着する。或いは、その代わりに、サスペンションに接着する前に、アース用プレーンと呼ばれる追加金属レイヤをフレキシブル回路に装着することも可能である。FSAの場合には、フレクシャは、接続用の一体化されたトレースと共にロードビーム(load beam)およびマウントプレートと一体化されている。
図1に示されているように、一般的なカタマラン・スライダ(catamaran slider)5と呼ばれるABS設計は、ディスクに対向するスライダ表面の外部エッジに沿って伸びる平行なレール2および4の対によって形成されることが可能である。様々な表面の面積および形状を有する3つ以上の追加レールを含むその他のABS構成も開発されている。2つのレール2および4は、通常、リーディングエッジ6からトレーリングエッジ8に向かって、スライダ本体の長さの少なくとも一部に沿って伸びている。リーディングエッジ6は、回転するディスクがトレーリングエッジ8に向かってスライダ5の長さだけ移動する前に通過するスライダのエッジとして規定される。図示のように、リーディングエッジ6には、テーパーが付与されることが可能である(ただし、この機械加工には、通常、大きな望ましくない公差が伴っている)。トランスデューサまたは磁気要素7は、通常、図1に示されているように、スライダのトレーリングエッジ8に沿ったいずれかの場所に取り付けられる。レール2および4は、スライダが浮上するエアベアリング面を形成しており、回転するディスクによって生成される気流と遭遇した際に必要な揚力を供給する。ディスクの回転に伴って生成される風または気流は、カタマラン・スライダのレール2および4の下、ならびに、これらの間に沿って流れる。気流がレール2および4の下を通過することに伴い、レールとディスク間の気圧が増大し、この結果、正の加圧および揚力が生成される。カタマラン・スライダは、一般的に、回転するディスクの上方の適切な高度においてスライダを浮上させるのに十分な量の揚力(即ち、正の荷重力)を生成する。レール2および4が存在しない場合には、スライダ本体5の大きな表面積により、過大なエアベアリング面の面積が生成されることになろう。一般に、エアベアリング面の面積の増大に伴い、生成される揚力の量も増大することになる。したがって、レールがなければ、スライダは、回転するディスクから過剰に離隔して浮上することになり、この結果、低い浮上量(flying height)を有することに伴って生ずるような前述のすべての利点が消滅することになる。
図2に示されているように、ヘッドジンバル・アセンブリ40は、しばしば、スライダの浮上量を表す垂直方向の間隔やピッチ角またはロール角等の複数の自由度をスライダに対して提供している。図2に示されているように、サスペンション74が、回転するディスク76(このディスクは、エッジ70を有し、矢印80によって示されている方向に回転している)の上方においてHGA40を保持している。図2に示されているディスク装置の動作の際には、アクチュエータ72が、ディスク76の様々な直径(例えば、内部直径(ID)、中間直径(MD)、および外部直径(OD))の上方においてHGAを円弧75に沿って移動させる。
ディスク装置およびその他の分野においては、中間材料の両面上に金属等の導電性材料を配置する場合がある。例えば、プリント回路基板は、それぞれの面上に金属レイヤを有する絶縁材料から製造されることが可能である。図3に示されているように、絶縁レイヤ31に対して、1つの面上に第1金属レイヤ33を、そして、もう1つの面上に第2金属レイヤ35を形成することが可能である。第1および第2金属レイヤ33、35間で導電性の接続を行うために、絶縁材料を貫通してビア(via:ビアホールの略)または孔を生成し、次いで、このビアまたは孔を導電性材料によってメッキする(例えば、電気メッキを行う)。この導電性のビア37は、互いに反対側に位置する2つの金属レイヤを1つに結合するための一般的な方法である。このような導電性の接続の形成に伴う問題点は、(例えば、単一ビームレーザーを使用して孔を形成する場合に)絶縁レイヤ31内における孔の形成に多大なるコストがかかるという点にある。
図4には、この導電性の接続を形成する別の一般的な方法が示されている。この場合にも、絶縁レイヤ41は、第1金属レイヤ43と第2金属レイヤ45との間の中間材料として機能している。この方法においては、第1金属レイヤ43および絶縁レイヤ41を貫通して「止まり孔(blind hole)」を形成し、この止まり孔に導電性エポキシ47を充填している。絶縁材料から製造されたカバーコート49によって止まり孔内のエポキシを被覆し、汚染および酸化から保護している。この導電性エポキシは、非導電性媒体内に浮遊する導電性の金属フレーク(例えば、銀)から構成されている。エポキシを貫通する導電性経路は、金属フレーク間の鎖状の接触に基づいている。したがって、金属レイヤ41と金属レイヤ45との間において導電性エポキシ47が提供する導電性の接続は、相対的に良好なものではない。また一方で、カバーコート49の使用により、この接続の生成プロセスに対して、潜在的に多大なるコストを要するステップが追加されることになる。
以上の内容に鑑みて、互いに反対側に位置する複数の金属レイヤ間に導電性の接続を形成するための改良された方法および装置を提供することが要望されている。
本発明の実施例によれば、上記の改良された方法および装置(システム)が提供される。一実施例においては、中間絶縁レイヤによって分離された第1金属レイヤおよび第2金属レイヤを含む構造が提供されている。これらの金属レイヤの中の2つ、または3つのすべてを貫通して孔を生成し、導電性ボール(例えば、金から製造されたものや金メッキされた導電体等)を孔の内部に挿入し、次いで、(必要に応じて)孔の内部を加圧することにより、金属レイヤ間の導電性の接続を形成する。或いは、その代わりに、さらに小さな粒子またはさらに小さなボールの形態で導電性ボールを形成することも可能であろう。この場合には、止まり孔の内部において導電体を溶解させて金属接続を形成することが可能であろう。
図5Aおよび図5Bを参照すれば、本発明の一実施例による2つの金属レイヤ間の導電性の接続の断面が示されている。この実施例においては、第1金属レイヤ51、第2金属レイヤ53、および中間絶縁レイヤ55を含む構造が提供されている。これらのレイヤを貫通し、第1および第2金属レイヤ51、53間において電気的な接続が望ましい場所に、孔またはビアを形成する。ビアは、レーザーやICチップ製造プロセス(例えば、ウエハエッチング)等の使用を含む様々な公知の方法のいずれかを使用して形成されることが可能である。導電性の球体57(金から製造されたものや金メッキされたもの等)をビア内に挿入する。次いで、球体をビア内にて加圧することにより、第1および第2金属レイヤ51、53間に電気的接続を形成する。この実施例においては、金属レイヤ51、53および絶縁レイヤ55を含む被加工物50は、ビア内における球体57の拡散を促進するべく、取付保持具59上に配置されている。例えば、取付保持具59には、被加工物の底部と保持具59の上部表面との間に空間を形成するための中空領域を設けることが可能である。この結果、第2金属レイヤ53と接触するように、球体の拡散状況を改善することが可能である。金または金メッキされた球体の場合には、例えば、超音波接合を使用して改良された電気的接続を実現することが可能である。
図6には、本発明の一実施例による電気的接続を実現する方法を説明するためのフローチャートが示されている。ブロック61において、被加工物の反対側の面上に第1および第2金属レイヤを含む絶縁レイヤを有する被加工物が提供される。ブロック62において、電気的接続が望ましい場所に、2つの金属レイヤを貫通してビアを形成する。被加工物を取付保持具上に配置した後に(ブロック63)、ブロック64において、ビア内に金属の球体を供給する。ブロック65において、2つの金属レイヤ間に電気的接続を形成するために、金属の球体をビア内にて加圧する。
図7Aおよび図7Bを参照すれば、本発明の第2実施例が示されている。この実施例においては、両方の金属レイヤを貫通したビアを形成する代わりに、金属レイヤの1つと絶縁レイヤとを貫通して「止まり孔」を形成している。図7Aおよび図7Bを参照すれば、第1金属レイヤ71には、ポリイミド絶縁レイヤ78が形成されている。この実施例においては、第1金属レイヤは、ステンレススチールから製造されている。この実施例においては、金メッキされた銅から製造された第2金属レイヤ73が形成されている。さらに、金属の球体77を止まり孔内に配置する。図7Bに示されているように、第1および第2金属レイヤ71、72間に導電性の接続を形成するために、金属の球体77を止まり孔内にて加圧する。前述の図5Aおよび図5Bの例と同様に、この加圧処理のために、止まり孔の下に取付保持具を設けることが可能である。或いは、その代わりに、導電性ボールをさらに小さな粒子またはさらに小さなボールの形態で導電性ボールを供給することも可能であろう。この場合には、図7Bに示されているように、導電性材料を溶解させて止まり孔を湿らせることにより、電気的接続を形成することが可能であろう。
図8には、図7Aおよび図7Bの導電性の接続を形成するための装置用のフローチャートが示されている。ブロック81において、被加工物の反対側に位置する面上に第1および第2金属レイヤを含む絶縁レイヤを有する被加工物が提供される。ブロック82において、電気的接続が望ましい場所に、第1金属レイヤおよび絶縁レイヤを貫通して止まり孔を形成する。被加工物を取付保持具上に配置した後に(ブロック83)、ブロック84において、金属の球体を止まり孔内に供給する。ブロック85において、2つの金属レイヤの間に電気的接続を生成するために、金属の球体を止まり孔内にて加圧する。
前述の方法および装置の使用法は、様々な技術分野において使用されることが可能である。一例として、2つの金属レイヤ間における電気的接続の形成は、ディスク装置に使用されるヘッドサスペンション・アセンブリ(HSA)の製造に適用されることが可能である。図9を参照すれば、アセンブリの断面図が示されている。この実施例においては、スライダ91に、読み取り信号および書き込み信号の伝送に使用されるパッドに加えて、アース用パッド92が形成されている。(例えば、はんだボール接合等の)スライダ91のアース用パッド92に対する接続用の接合パッド93を含む様々な公知の方式のいずれかにより、アセンブリ上に銅のトレースを形成している。この実施例においては、サスペンションは、絶縁レイヤ94およびステンレススチール基板95を含んでいる。銅トレースは、絶縁レイヤを含み、かつ、ステンレススチール基板に装着されているFSA(Flex Suspension Assembly)の一部として形成されることが可能である。この例においては、ステンレススチール基板95は、アースに結合されている。したがって、銅のトレースをサスペンションに接続するために、前述の方法および装置を使用することが可能である。
図10Aおよび図10Bを参照すれば、ステンレススチール基板101、ステンレススチール基板上のポリイミドから製造された絶縁レイヤ102、および、スライダ(図10aには図示されていない)のアース用パッドに接続される銅のトレース103を含むサスペンションの一部が示されている。図10Bに示されているように、ステンレススチール基板を貫通し、かつ、ポリイミド絶縁レイヤを貫通して(ビア106)、ビア105を形成する。次いで、このステンレススチール基板と絶縁レイヤとを貫通するビア105、106を用いて、前述の止まり孔の実施例と同様に、これらのビア内にて導電性の球体を加圧することが可能である。或いは、その代わりに、銅トレースを貫通してビア107を同様に形成することも可能である。この場合には、(好ましくは、ビアの下に配置された取付保持具を用いて)金属球を3つのビア105〜107内にて加圧することにより、電気的接続を形成することが可能である。すべての電気的接続が実行された後に、スライダのアース用パッドを、サスペンションのステンレススチール基板および金属トレースを介してアースに効果的に接続する。
以上、前述のアプリケーションを参照し、本発明について説明したが、上記のような好適な実施例に関する説明は、本発明に対する制限を意図するものと解釈してはならない。様々な原理および変数に左右される本発明のすべての態様は、本明細書に示されている特定の描写、構成、または寸法に限定されるものではないことを理解されたい。開示された装置の形態および細部における様々な変更、ならびに、本発明のその他の変形は、本明細書の開示内容を参照することにより、当業者には明らかであろう。したがって、添付の特許請求の範囲の請求項は、本発明の真の精神および範囲に属する前述の実施例のすべての変更または変形を包含することを意図している。
例えば、図3〜図10の実施例においては、金の球体または金メッキされた球体について説明しているが、はんだ、銅および銀を含むその他の導電性材料を使用することも可能である。また一方で、2つの金属レイヤ間の電気的接続の実現に使用される導電体は、図3〜図10の実施例においては、その形状が球形であるが、その他の形状を使用することも可能である。
テーパーを有する従来のカタマラン・エアベアリングスライダ構造を有する読み取り要素および書き込み要素アセンブリを有する浮上中のスライダの透視図である。 移動する磁気記憶媒体上に取り付けられたエアベアリングスライダの平面図である。 当技術分野において公知の導電性の接続を含む被加工物の断面図である。 当技術分野において公知の導電性の接続を含む被加工物の別の断面図である。 本発明の一実施例による2つの金属レイヤの導電性の接続を示す被加工物の断面図(その1)である。 本発明の一実施例による2つの金属レイヤの導電性の接続を示す被加工物の断面図(その2)である。 本発明の一実施例による図5Aおよび図5Bに示されている導電性の接続を実現する方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の別の実施例による2つの金属レイヤの導電性の接続を示す被加工物の断面図(その1)である。 本発明の別の実施例による2つの金属レイヤの導電性の接続を示す被加工物の断面図(その2)である。 本発明の一実施例による図7Aおよび図7Bに示されている導電性の接続を実現する方法を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施例を使用するためのアース用パッドおよび金属サスペンションを示すスライダサスペンションの断面図である。 本発明の一実施例による金属サスペンションに金属トレースを接続するサスペンションの一部の平面図(その1)である。 本発明の一実施例による金属サスペンションに金属トレースを接続するサスペンションの一部の平面図(その2)である。

Claims (17)

  1. 絶縁レイヤによって分離された第1導電性レイヤおよび第2導電性レイヤ間に導電性の結合を形成する方法において、
    前記第1導電性レイヤ内にビアを形成するステップと、
    前記絶縁レイヤ内にビアを形成するステップと、
    前記ビア内に導電性の球体を配置することによって、前記第1導電性レイヤおよび前記第2導電性レイヤ間に導電性の接続を形成するステップとを有することを特徴とする方法。
  2. 前記ビア内に導電性の球体を配置するステップは、前記導電性の球体を前記ビア内にて加圧する段階を含む請求項1記載の方法。
  3. 前記ビア内に導電性の球体を配置するステップは、前記導電性の球体を前記第1導電性レイヤおよび前記第2導電性レイヤに超音波接合する段階を含む請求項1記載の方法。
  4. 絶縁レイヤによって分離された第1金属レイヤおよび第2金属レイヤ間に導電性の結合を形成する方法において、
    前記第1金属レイヤ内にビアを形成するステップと、
    前記絶縁レイヤ内にビアを形成するステップと、
    前記ビア内に金属の球体を配置することによって、前記第1金属レイヤおよび前記第2金属レイヤ間に導電性の接続を形成するステップとを有することを特徴とする方法。
  5. 前記ビア内に金属の球体を配置するステップは、前記金属の球体を前記ビア内にて加圧する段階を含む請求項4記載の方法。
  6. 前記ビア内に金属の球体を配置するステップは、前記金属の球体を前記第1金属レイヤおよび前記第2金属レイヤに超音波接合する段階を含む請求項4記載の方法。
  7. 前記ビア内に金属の球体を配置するステップの前に、前記第2金属レイヤを貫通してビアを形成するステップをさらに有する請求項4記載の方法。
  8. 前記第1金属レイヤ、前記第2金属レイヤおよび前記絶縁レイヤは、被加工物の一部であり、
    前記方法は、前記ビア内に金属の球体を配置するステップの前に、前記被加工物を取付保持具上に配置するステップをさらに有する請求項7記載の方法。
  9. 前記取付保持具は、前記取付保持具の表面と前記被加工物内の前記ビアとの間に空間を有している請求項8記載の方法。
  10. 前記金属の球体を前記ビア内にて、かつ、前記取付保持具に対して加圧するステップをさらに有する請求項9記載の方法。
  11. 前記金属の球体は、金、銀および銅の中の少なくとも1つから製造されている請求項10記載の方法。
  12. ビアを有する第1導電性レイヤと、
    第2導電性レイヤと、
    前記第1導電性レイヤと第2導電性レイヤとの間の絶縁レイヤであって、前記第1導電性レイヤの前記ビアと一直線上に配列されたビアを有する絶縁レイヤと、
    前記第1導電性レイヤおよび前記第2導電性レイヤ間に導電性の接続を形成するために、前記ビア内に配置された導電性の球体とを具備することを特徴とする、第1導電性レイヤおよび第2導電性レイヤ間に導電性の接続を形成する回路。
  13. 前記第2導電性レイヤは、前記第1導電性レイヤおよび前記絶縁レイヤの前記ビアと一直線上に配列されたビアを含んでいる請求項12記載の回路。
  14. 前記導電性の球体は、金、銀および銅の中の1つから製造されている請求項13記載の回路。
  15. 金属サスペンションと、
    前記金属サスペンション上の金属レイヤと、
    前記金属レイヤと前記金属サスペンションとの間の絶縁レイヤであって、前記金属レイヤおよび前記絶縁レイヤは、それぞれ、一直線上に配列されたビアを有する絶縁レイヤと、
    前記金属サスペンションと前記金属レイヤとの間で導電性の接続を行うために、前記ビア内に配置された導電性の球体とを具備することを特徴とするヘッドサスペンション・アセンブリ。
  16. 前記金属サスペンションは、前記金属レイヤおよび前記絶縁レイヤの前記ビアと一直線上に配列されたビアを含んでいる請求項15記載のヘッドサスペンション・アセンブリ。
  17. 前記導電性の球体は、金、銀および銅の中の1つから製造されている請求項15記載のヘッドサスペンション・アセンブリ。
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