JP3586369B2 - ビデオ・クロックの周波数を下げる方法及びコンピュータ - Google Patents

ビデオ・クロックの周波数を下げる方法及びコンピュータ Download PDF

Info

Publication number
JP3586369B2
JP3586369B2 JP07183098A JP7183098A JP3586369B2 JP 3586369 B2 JP3586369 B2 JP 3586369B2 JP 07183098 A JP07183098 A JP 07183098A JP 7183098 A JP7183098 A JP 7183098A JP 3586369 B2 JP3586369 B2 JP 3586369B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
vclk
window
video clock
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP07183098A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11296128A (ja
Inventor
一雄 関家
達 相原
浩 石川
享 下遠野
実裕 古市
昇 上條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
International Business Machines Corp
Original Assignee
International Business Machines Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by International Business Machines Corp filed Critical International Business Machines Corp
Priority to JP07183098A priority Critical patent/JP3586369B2/ja
Priority to US09/270,416 priority patent/US6678834B1/en
Publication of JPH11296128A publication Critical patent/JPH11296128A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3586369B2 publication Critical patent/JP3586369B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G3/00Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes
    • G09G3/20Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters
    • G09G3/34Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source
    • G09G3/36Control arrangements or circuits, of interest only in connection with visual indicators other than cathode-ray tubes for presentation of an assembly of a number of characters, e.g. a page, by composing the assembly by combination of individual elements arranged in a matrix no fixed position being assigned to or needed to be assigned to the individual characters or partial characters by control of light from an independent source using liquid crystals
    • G09G3/3611Control of matrices with row and column drivers
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/324Power saving characterised by the action undertaken by lowering clock frequency
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/325Power saving in peripheral device
    • G06F1/3265Power saving in display device
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09GARRANGEMENTS OR CIRCUITS FOR CONTROL OF INDICATING DEVICES USING STATIC MEANS TO PRESENT VARIABLE INFORMATION
    • G09G2330/00Aspects of power supply; Aspects of display protection and defect management
    • G09G2330/02Details of power systems and of start or stop of display operation
    • G09G2330/021Power management, e.g. power saving
    • G09G2330/022Power management, e.g. power saving in absence of operation, e.g. no data being entered during a predetermined time
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Description

【0001】
本発明は、パワーマネージメントに関し、より詳しくは、ビデオ・クロック(video clock; Vclk)の周波数を下げることにより省電力を可能にする技術に関する。なお、Vclkは、表示装置に表示を行うための基本クロック信号であり、例えばLCD(Liquid Crystal Display)への表示データを画素単位で出力するためのクロック信号を含む。
【0002】
【従来の技術】
クロックの周波数を下げる又は止めることにより電子回路の消費電力を減らす技術は従来から用いられていた。近年特にCPU(Central Processing Unit)の消費電力が多くなったため、CPUについては必要とされる処理量に応じてクロックの周波数の低下又は停止ということが実施されている。一方、LCDなどの表示装置に関連するビデオ・クロックの周波数は、解像度や表示色数の増加により増加傾向にあり、それに伴い消費電力も増加している。しかし、ビデオ・クロックの周波数を下げるとフリッカ等が発生し、表示品質が低下するため、通常の表示装置では行われていない。ビデオ・クロックを下げる又は表示装置のリフレッシュ・レートを下げる技術には、以下のようなものがある。なお、リフレッシュ・レートを下げることとVclkを下げることとは均等ではない。Vclkをそのままにしておき水平又は垂直帰線期間を長くすることや、水平・垂直帰線期間にあてるクロック数を一定にしたまま表示に関係する全てのクロックの根本となるVclkの周波数を下げることにより、リフレッシュ・レートを下げることができる。しかし、消費電力を減少させるためにはVclkの周波数を下げることが効果的であり、本願ではVclkを下げることによりリフレッシュ・レートを下げることを前提としている。
【0003】
米国特許第5524249号は、サスペンド状態やスタンバイ状態等で表示装置の電力供給を停止する際に、Pclk(ビデオ・クロックとほぼ同じ)を止め、Mclk(メモリ・クロック:ビデオ・コントローラの駆動周波数)の周波数を下げるという技術を開示している。しかし、サスペンド状態やスタンバイ状態等の省電力モード以外の通常状態においてPclkを下げる又は止めること、合わせて通常状態においてPclk及びMclkを同時に下げるということは何等記載されていない。
【0004】
米国特許第5615376号は、VCLK(ビデオ・クロック)を水平及び垂直帰線期間に止めること、MCLKをフレーム・バッファへのアクセスがない場合には下げるという事項を開示している。しかし、VCLKを通常の表示期間に下げるということ、及び通常状態においてVCLKとMCLKを同時に下げるということは何等記載していない。
【0005】
特開平7−64665号公報は、表示用メモリに対し所定時間内に各種情報データの書き込みが行われず記憶内容が変更されない場合や、電源電圧の低下が検出された場合、スリープ状態になった場合、LCDへの表示タイミングを遅くすることを開示している。しかし、表示タイミイングを遅くすることにより生ずるフリッカ等の対応策や、表示内容に影響を与えないように表示タイミングを遅くすることについては何等記載されていない。
【0006】
特開平7−239463号公報は、アクティブマトリクス型表示装置において、リフレッシュ操作を、1フレームにつき表示装置の一部の行(例えば全20行のうち4行おき)を対象にして、数フレーム(上の例では4フレーム)にかけて行うことを開示している。ここではフリッカ対策として上記のようなリフレッシュ操作を実施しているが、このような操作だけでは十分でない。さらに、パネル側の回路を変更する必要とする。
【0007】
特開平6−342148号公報は、強誘電性液晶表示装置において、低フレーム周波数においても、カーソルの移動、スムーズ・スクロールやマルチウインドウ等の動画表示又はビデオ動画表示を実質的に高速化するため、画像情報の変更があった走査線のみをリフレッシュすることを開示している。これは強誘電性液晶表示装置特有の性質を用いたものである。
【0008】
特開平9−5789号公報は、全画素中任意の1画素を書替え可能な液晶表示装置を用意し、当該表示装置の駆動周波数を下げる技術について開示している。当該駆動周波数は、表示色により又は動画か静止画により選択される。また、静止画又は動画にかかわらず、フリッカの生じやすい画像と生じにくい画像で駆動周波数を変更して、表示画像ごとに消費電力を最適化することも開示している。表示色は、輝度についても考慮されている。しかし、全画素中任意の1画素を書替え可能な、特別な液晶表示装置を必要としている。
【0009】
特開平8−179269号公報は、フリッカ発生を防止するため、背景の色が明るいポジ表示と背景の色が暗いネガ表示とを表示データから区別し、ポジ表示ではフレーム周波数を増加し、ネガ表示ではフレーム周波数を減少させることが開示されている。しかし、ネガ又はポジの2段階しか判断できず、さらにフレーム周波数を変更する具体的時期、変更の具体的な仕方については詳しく記載されていない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ビデオ・クロックの周波数を表示品質に影響を与えないように変更することを目的とする。
【0011】
また、より消費電力を減少させることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
ビデオ・クロックの周波数を下げるため本発明は以下のステップを実施する。すなわち、ビデオ・クロックの周波数を下げる契機を検出するステップと、ビデオ・クロックを使用する回路(実施例ではPLL(Phase Lock Loop)回路)が当該周波数変動に追従できる範囲においてビデオ・クロックの周波数を下げるステップと、ビデオ・クロックの周波数を下げるステップを、当該ステップにより変更されたビデオ・クロックの周波数が所定の周波数になるまで繰り返すステップとを含む。PLL回路等の動作が乱れることによる表示内容の乱れを防止することができる。
【0013】
本発明の他の態様では、ビデオ・クロックの周波数を下げるため、ビデオ・クロックの周波数を下げる契機を検出するステップと、ビデオ・クロックを使用する表示装置の垂直帰線期間中に、ビデオ・クロックの周波数を所定の周波数まで下げるステップと、ビデオ・クロックの周波数を変更する必要が生じるまで、下げられたビデオ・クロックの周波数を所定の周波数に保持するステップとを実施する。液晶表示装置を用いる携帯型コンピュータであってもCRTに接続される場合に備え垂直帰線期間が存在する。この間は何等表示動作を実施しないので、この間にビデオ・クロックの周波数を変更すれば、表示内容に乱れを生じることなく、省電力を達成することができる。
【0014】
本発明の第3の態様では、ビデオ・クロックの周波数を下げるために、ビデオ・クロックの周波数を下げる契機を検出するステップと、表示装置のスクリーン上の表示色をフリッカが目立たないような色に変更するステップと、ビデオ・クロックの周波数を下げるステップとを実行する。従来、表示色を基準に駆動周波数を変更する技術は存在したが(特開平9−5789号公報)、これではいつまでもビデオ・クロックの周波数を下げることができない。というのは、例えばWindows 95(Miscrosoft社の商標)の環境では、ビデオ・クロックの周波数を下げるとフリッカが目立ってしまうような表示色が多く用いられており、表示色を基準にしては省電力を達成することができない。よって、省電力を達成するためには、逆に、フリッカが目立たないような色に表示画面を変更した上で、ビデオ・クロックの周波数を下げることが必要である。これは、ワード・プロセッサのような比較的静的なアプリケーションを実行している際に、携帯型コンピュータのバッテリ残量が少なくなってしまった場合等に特に有効であると考えられる。
【0015】
ビデオ・クロックの周波数を下げる契機は、表示装置のスクリーン上に表示されるウインドウのアプリケーションの種類により検出されるようにすることも考えられる。例えば、表示内容が頻繁に変わらないようなアプリケーションを実行しており、そのアプリケーションのウインドウが最前面で且つ表示内容が頻繁に変わるようなアプリケーションのウインドウが表示されていないような場合である。
【0016】
また上記契機は、表示装置のスクリーン上に表示され且つ予め指定された注目ウインドウの大きさの変更により検出されるようにすることも考えられる。例えば、表示内容が頻繁に変わるようなアプリケーションのウインドウが最小化された場合には、ビデオ・クロックの周波数を下げることができる。
【0017】
さらに上記契機は、ユーザ操作頻度の変化によって検出されるようにすることも考えられる。例えば、マウスやキーボード入力が頻繁に行われている場合には、マウス・カーソルなどの動きがユーザにストレスを感じさせないようにする必要があるため、ビデオ・クロックの周波数を下げることができない。しかし、マウスやキーボード入力が所定のレベル以下である場合には、ビデオ・クロックの周波数を下げることができる。
【0018】
また上記契機は、プロセッサの処理内容の変化によって検出されるようにすることも可能である。通常、プロセッサの実行命令数が減少すると表示画面の変更も減少する。よって、このことを検出することによりビデオ・クロックの周波数を下げることができる。
【0019】
また、ビデオ・コントローラの駆動周波数を、ビデオ・クロックの周波数と共に下げることも考えられる。従来技術には、Mclkの周波数をビデオ・クロックの停止と共に下げることを開示したものもあるが、これは通常の表示動作を実施している場合ではない。本発明の主たる対象である通常表示期間中のビデオ・クロックの周波数の低下及びビデオ・コントローラの駆動周波数の低下を示しているものではない。
【0020】
以上は、本発明における処理のステップについて説明したものであるが、本発明は、以上の処理ステップを実行するプログラム又は回路又はそれらの組み合わせにおいて実施可能である。また、プログラムは、CD−ROMやフロッピー・ディスク、ROMなどの記憶媒体に記憶される。
【0021】
【発明の実施の形態】
本発明の処理の一例を図1を用いて説明する。ここでは、現在多く用いられているウインドウ・システムを採用したコンピュータにおける処理の一例を示す。最初に、Vclkの周波数を変更する契機を検出する(ステップ110)。具体的には、ウインドウ・メッセージをフックし、このウインドウ・メッセージを検査することにより、アプリケーションの起動等を検出する。ウインドウ・メッセージは、ウインドウ・プロシジャにより処理される、アプリケーションの仕事の単位に関連するものである。例えばWindows 95のAPI(Application Program Interface)である SetWindowsHookEx()を使用することで、特定のメッセージに応答して特定の処理をするためのメッセージ・フィルタ関数(フック関数)をシステムに導入できる。この機能を使用することで、ウインドウ・プロシジャにSendMessage()を用いて送られてきたエッセージをモニタしたり(フック・タイプ WH_CALLWNDPROC のフック)、GetMessage()又はPeekMessage()を呼び出した直後のメッセージをモニタしたり(フック・タイプ WH−GETMESSAGEのフック)することができる。アクティブ・ウィンドウの切り替えは、WM_ACTIVATE メッセージやWM_ACTIVEAPPメッセージをモニタすることで検出できる。
【0022】
最初の実施例としては、スクリーン上に表示されるウインドウのアプリケーションの名前により、Vclkの周波数を変更するか判断する(ステップ120)。なお、Vclkの周波数を変更しない場合にはステップ110に戻る。Windows 95では、各ウインドウに対してウインドウ・クラスがシステムにおいて一意になるように定義されており、アプリケーションの名前は、ウインドウ・クラス名とアプリケーション名との対応表を用いれば簡単に分かる。また、ダイアログ・ボックス等で対応表に登録されていないものであっても、ウインドウの所有関係をたどり、より上位のウインドウを検査することによりアプリケーション名を判別することができる。このことは下で詳しく述べる。最初にスクリーン上に表示されているウインドウを調べる場合には、デスクトップ上に開かれているウインドウのタイトル又はウインドウ・クラス名を検査していることでアプリケーション名を知ることができる。ウインドウのタイトルは、Windows 95のAPIのGetWindowText()を用いれば分かる。ウインドウ・クラス名は、同じくAPIのGetClassName()で知ることができる。また、本ステップの2回目以降の処理では、ウインドウ・メッセージを検査すれば、新たに起動されたウインドウ又は終了されたウインドウなどのアプリケーション名を知ることができる。
【0023】
アプリケーションの名前が分かると、当該アプリケーションの性質により、高速なVclkを必要とするか否かを判断することができる。すなわち、動画を伴うゲームやビデオを表示するアプリケーションなどは高速なVclkを必要とするが、ワードプロセッサやスプレッド・シートのような比較的静的なアプリケーションにおいては、フリッカを生じない程度のVclkでよい。よって、一例としては、各アプリケーションごとにVclkの周波数を定義しておき、表示されるウインドウのアプリケーションのうち最も高速なVclkを必要とするアプリケーションのVclkを採用することが考えられる。
【0024】
また、他の例としては、高速なVclkを必要とするアプリケーション群と低速なVclkで構わないアプリケーション群に、実行する可能性のあるアプリケーションを予め分類しておき、表示されるアプリケーションが全て低速なVclkで構わないアプリケーションである場合には、低速なVclkに変更する。一方、一つでも表示されるアプリケーションに高速なVclkを必要とする場合には、高速なVclkを採用する。
【0025】
このような定義は、ユーザが実施してもよいし、コンピュータを出荷する際にプリ・インストールするアプリケーションについてメーカーが予め登録しておくことも可能である。
【0026】
上ではアプリケーションごとにVclkを規定するということを述べたが、ウインドウ・クラス名で判断する場合には、あるアプリケーションが幾つかのウインドウを所有している場合や子供のウインドウを生成した場合、アプリケーションが何であるかという問題が生じる。この際には、Windows 95のAPIである GetWindow() や GetParent() を用いることにより、ダイアログボックスなどの子ウィンドウから、呼び出し元の親ウィンドウを調べることができる。これを用いてアプリケーション名を知ることができる。
【0027】
このようにして、Vclkの周波数を変更する場合には、周波数が増加する場合と減少する場合があり、いずれかによって処理が異なる(ステップ130)。当然、動画などを表示するウインドウがスクリーン上に新たに発生したり、前面に出されると、Vclkの周波数を増加しなければならない(ステップ160)。この場合には、なるべく早くVclkの周波数を増加させないと、フリッカが生じたり、表示内容がとぎれたりして、ユーザビリティが低下する。
【0028】
一方、Vclkの周波数を減少させる場合には、すぐさま周波数を減少させなくともユーザビリティの低下はない。よって、ここでユーザにVclkの周波数を下げることを通知する(ステップ140)。このステップは任意である。当該通知は、ユーザにポップアップ・ウインドウを表示することにより行っても、音声によっておこなってもよい。単にVclkの周波数を削減するだけでなく、さらに表示色の変更を行うとさらにVclkの周波数を下げることができ、それにより消費電力を削減することができることを通知するようにしてもよい。Vclkの周波数を下げると副作用としてフリッカを生じるが、人間がフリッカを感じるのは特定の場合であり、フリッカを感じにくい配色も存在する。例えば、中間調を含まないRGB(赤・緑・青)三原色のみの組み合わせで作成される色や白黒は、フリッカを感じさせにくい。また、Windows 95における画面のデザインでハイコントラスト(白)と呼ばれる配色もフリッカを感じさせにくい。よって、表示されているウインドウの各パーツの色を、フリッカを感じさせにくい色の組み合わせに変更すれば、よりVclkの周波数を下げることができる。色の変更を実施する場合の処理の概略を図2に示す。なお、ユーザに予告することなく色の変更を実施してもよいが、故障等と誤解される場合もあるので、少なくとも1度は通知することが好ましい。
#d
なお、図2の処理は独立して実施可能であり、例えば図2における契機は、ユーザの命令、ユーザ・インタラクションが所定時間なかったということ、画面の更新が所定時間なかったということ、予め指定された注目ウインドウがバックグランドになったこと等が考えられる。
【0029】
そして、Vclkの周波数を実際に下げる処理を実施する(ステップ150)。この処理については後ほど詳しく述べる。そして、処理が終了するか否か判断し、終了しない場合にはステップ110に戻る(ステップ170)。
【0030】
以上では、ウインドウのアプリケーション名によってVclkの周波数を変化させる場合を述べたが、これだけがVclkの周波数を変化させる契機ではない。例えば、ウインドウ・メッセージのうちマウスやキーボードに関するものをフック(WM_KEYDOWNメッセージやWM_LBOTTONDOWNなど)して、ユーザの操作頻度を検出し、頻繁に操作を実施していると判断できる場合には、Vclkの周波数を高速に保ち、あまり操作を実施していないと判断された場合には、Vclkの周波数を低速にするということが考えられる。マウスやキーボードのイベントを監視するのは、ウインドウ・メッセージのみならず、デバイス・ドライバのレベルでハードウエア割り込みを監視することでも実現することができる。
【0031】
さらに、予め指定された注目すべきウインドウのミニマイズやマキシマイズなどのウインドウの大きさの変更も、ウインドウ・メッセージWM_SIZEを監視することにより、検出することができる。そして、注目ウインドウが例えば動画を表示するようなアプリケーションのウインドウである場合には、ウインドウが所定以下の大きさになった場合には、Vclkの周波数を下げることも考えられる。また、注目ウインドウが例えばワードプロセッサようなアプリケーションのウインドウである場合、ウインドウがマキシマイズされた場合には、Vclkの周波数を下げることも考えられる。
【0032】
さらに、デスクトップ画面全体又はフォアグラウンドのアプリケーション・ウインドウのビットマップを調べて、その内容によってフリッカを生じないようなVclkの周波数を設定することも可能である。
【0033】
さらに、Pentium(Intel社の商標)プロセッサにおいては、MSR(Model Specific Register)というレジスタが用意されており、このレジスタからプロセッサの実行命令数や実行I/O命令数などが分かる。この実行命令数や実行I/O命令数等をMSRから取得することにより、プロセッサの処理内容、実行状況、負荷状態を検出することができる。例えば、実行命令数が少ない場合には、通常は描画命令の実効数も少ないばずであるので、Vclkの周波数を下げることができると考えられる。よって、プロセッサの実行状況等を契機として、Vclkの周波数を変更することも可能である。
【0034】
では、Vclkの周波数を実際に下げる処理(ステップ150)について述べる前に、図3を用いてコンピュータ1の構成を説明しておく。コンピュータ1では、プロセッサ3とビデオ・コントローラ7がバス5に接続している。プロセッサ3は、周辺回路を介してバス5に接続する場合もある。バス5は、バス・クロック(Bus CLK)で動作している。ビデオ・コントローラ7は、フレーム・バッファ29とLVDS1(Low Voltage Differential Signal19)とに接続している。また、ビデオ・コントローラ7は外部からベース・クロックが供給されている。ビデオ・コントローラ7に接続されているLVDS1(19)は送信側であり、受信側のLVDS2(25)に接続されている。なお、LVDS1(19)にはPLL3(21)が、LVDS2(23)にはPLL4(23)が接続されている。LVDS2(25)の出力は、ゲート・ドライバ31とデータ・ドライバ33に接続され、これらゲート・ドライバ31及びデータ・ドライバ33によりLCDパネル27が駆動されるようになっている。なお、LVDS1及びLVDS2は、PanelLink(Silicon Image Inc. 社の商標)など、複数ビットの画素データをシリアル化してLCDパネル27へ送信する、同等なデバイスで代替可能である。
【0035】
また、ビデオ・コントローラ7内は、PLL1(9)とPLL2(11)と、バス・インターフェース13と、LCD出力回路17と、それ以外の制御回路15がある。PLL1(9)はメモリ・クロックMclkを制御回路15に供給し、PLL2(11)はVclkをLCD出力回路17に供給しており、制御回路15はMclkで、LCD出力回路17はVclkで動作する。バス・インターフェース13はバス・クロックにて動作している。バス・インターフェース13と制御回路15、制御回路15とLCD出力回路17は接続されている。
【0036】
では、図3のコンピュータ1の動作を説明する。プロセッサ1はバス5を介してビデオ・コントローラ7に描画に必要なデータ及び命令を送信する。ビデオ・コントローラ7のバス・インターフェース13は、バス5とやり取りをして必要な情報を制御回路15に渡す。制御回路15は、フレーム・バッファ29の読み書き、描画処理及びビデオ・コントローラ7の制御を実施する。制御回路15はLCDパネル27の定期的なリフレッシュを行うため、フレーム・バッファ29の内容をLCD出力回路17に出力する。そして、LCD出力回路17は、表示されるRGBデータをVclkで出力し、水平同期信号Hsync、垂直同期信号Vsyncも出力する。LVDS1(19)は、EMI対策のためRGBのディジタル信号をR・G・Bそれぞれ1本のシリアルな差動電圧信号に変換し且つ送信するものであって、PLL3(21)から供給されるクロックで動作している。一方、受信側のLVDS2(25)は、LVDS1(19)からの信号を受信し、データ・ドライバにVclkでRGBデータを出力する。さらに、ゲート・ドライバ31に、Hsync信号及びVsync信号を出力する。ここで、LVDS2(25)は、LVDS1(19)から送られてくる信号を正確に取り込み、Vclkで信号を出力するため、PLL4(23)からのクロック信号を使用する。
【0037】
データ・ドライバ33及びゲート・ドライバ31及びLCD27の動作は、通常と同様であって、ゲート・ドライバ31がLCDパネル27をゲート線1本ずつ走査していき、それに合わせてデータ・ドライバ33は、ゲート線1本ずつデータを書き込んでいき、全体として必要なデータをLCDパネル27に書き込む。
【0038】
以上のように、Vclkが用いられるのは、LCD出力回路17及びLVDS1(19)及びLVDS2(25)及びデータ・ドライバ33においてである。この図3のような構成において、Vclkの周波数を下げると、PLL3(21)及びPLL4(23)の動作に影響が及ぶ。これは、PLL3(21)はVclk又はVclkに同期した信号を用いて発振しているからである。特にLVDS1(19)に接続されるPLL3(21)の発振が乱れると、その影響が後ろの回路に及ぶ。よって、PLL3(21)の発振が安定していないと、表示される画像にも影響が生じてしまう。
【0039】
そこで、本発明では、PLL3(21)が追従できる範囲で少しずつ、Vclkが所望の周波数となるように変更していく。この処理を図4に示す。上で述べたようにVclkの周波数を下げる契機を検出し(ステップ210)、PLLが追従できる幅でVclkの周波数を下げる(ステップ220)。例えば、最大5%の振れまで追従できるようなPLLであれば、1回当たり5%以下の幅でVclkの周波数を下げる。例えば、このステップ220を1フレーム当たり1回行う。そして、この下げられたVclkの周波数が、所望の周波数になるまで繰り返す(ステップ230)。なお、ステップ220及びステップ230は、ソフトウエアによって実施することも、制御回路15にて実施することも可能である。
【0040】
このようにすれば、PLL3(21)の発振は乱れることがないので、LVDS2(23)以降の回路に混乱が伝搬されず、表示内容も乱れずに、ユーザビリティの低下はない。なお、PLLの周波数は、分子と分母と分周器の3パラメータで指定するのが一般的で、次にセットする値を現在のパラメータ構成となるべく近い値にすれば、各パラメータがPLLの位相検出器にロードされるタイミングの時間差に起因するPLLの大きな動揺を抑えることができる。例えば、「分子=15、分母=23」でリフレッシュ・レート60Hzだとすると、59Hzを達成するために「分子=30、分母=43」をセットするのではなく、近似的に「分子=15、分母=22」の方が好ましい。
【0041】
図3はコンピュータ1の一例であって、特に解像度の高い(例えばXGA)コンピュータについての例である。このような解像度の場合、例えばVclkは65MHzであり、Mclkは84MHzである。
【0042】
また、図5に示すようにコンピュータ1’ビデオ・コントローラ以降の回路を構成することも可能である。図3に表されたものと機能的に同様のものには同じ参照番号が付されている。ここでは、LCD出力回路17の出力がそのままデータ・ドライバ33及びゲート・ドライバ31に出力されている。このLCD出力回路17の出力はVclkに従う。図3の回路と異なる点には、ビデオ・コントローラ41がフレーム・バッファ29を内蔵している点もあるが、これは本発明では大きな問題ではない。このような構成では、解像度は図3の場合のように高くなく、例えばSVGA(800×600)程度であり、例えばVclk=40MHz、Mclk=58MHzである。
【0043】
図5のような構成においては、LCD出力回路17のRGBデータはデータ・ドライバ33に、Hsync信号及びVsync信号はゲート・ドライバ31に直接出力される。このような構成においては、LVDSのPLLの心配をする必要はないが、データ・ドライバ33及びゲート・ドライバ31が描画動作を実施している間にVclkの周波数を下げると、制御回路15からLCD出力回路17へのデータの受渡しが乱れ、その結果表示内容が乱れてしまう。よって、本発明では、Vclkの変更を垂直帰線期間に行う。なお、Hsync信号Vsync信号はVclkをカウンタで分周することにより生成されるので、Vclkが連続的に変化する限りVclkに追従できる。
【0044】
すなわち、Vclkの周波数を下げる契機を検出しても(図6、ステップ310)、直ぐには周波数を下げず、垂直帰線期間を検出して、その期間中に、所定の周波数にVclkの周波数を下げる(ステップ320)。そして、次の周波数変更までVclkの周波数を保持する(ステップ330)。なお、ステップ320及び330は、ソフトウエアで実施することも可能であり、また制御回路15が実施してもよい。
【0045】
ステップ320をさらに詳しく説明すると、図7における垂直帰線期間中、Vsync信号より前をフロント・ポーチ期間、後ろをバック・ポーチ期間といい、好ましくはフロント・ポーチ期間中にVclkの周波数の変更を実施する。但し、ソフトウエアで実施する場合には、Vsync信号のタイミングしか分からないような場合もあるので、Hsync信号を乱さないように、バック・ポーチ期間に変更することでも構わない。制御回路15で行う場合又は他の別の回路で行う場合には、各タイミングを検出するようにすることが可能である。
【0046】
また、上で述べたようにVclkの周波数はMclkの周波数より低く、通常Mclkは、Vclkに必要な帯域幅(周波数)に加えて、フレーム・バッファのリフレッシュやプロセッサ及びビデオ・コントローラに必要な帯域幅(周波数)を加えて設計される。よって、Vclkの周波数が下げられる場合には、Mclkには余裕が生じる。この余裕を、プロセッサやビデオ・コントローラに振り分けることもできるが、実際にVclkの周波数を下げる場合には描画が頻繁に行われる期間ではないので、Vclkの周波数を減らした分はMclkを減らすことも可能である。さらに、描画が頻繁に行われる期間ではないので、Vclkの周波数を減らした分以上にMclkの周波数を減らすことも可能である。
【0047】
【効果】
ビデオ・クロックを表示品質に影響を与えないように変更することができた。
【0048】
また、より消費電力を減少させることもできた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理フローを表した図である。
【図2】図1のステップ130の詳細な処理フローを示した図である。
【図3】本発明におけるコンピュータの第1の構成例の図である。
【図4】図1のステップ140の詳細な処理フローを示した図である。
【図5】本発明のにおけるコンピュータの第2の構成例の図である。
【図6】図1のステップ140の詳細な処理フローを示した図である。
【図7】(a)は表示タイミングを表し、(b)は水平同期信号を表す図であり、(c)は垂直同期信号を表す図であり、フロント・ポーチ期間とバック・ポーチ期間を説明するための図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ
3 プロセッサ
5 バス
7 ビデオ・コントローラ
9 PLL1
11 PLL2
13 バス・インターフェース
15 制御回路
17 LCD出力回路
19 LVDS1
21 PLL3
23 PLL4
25 LVDS2
27 LCDパネル
29 フレーム・バッファ
31 ゲート・ドライバ
33 データ・ドライバ
41 ビデオ・コントローラ

Claims (3)

  1. 表示装置を有するコンピュータにおいて、前記表示装置に表示を行うための基本クロック信号であるビデオ・クロックの周波数を下げる方法であって、
    前記コンピュータが、前記ビデオ・クロックの周波数を下げる契機を検出するステップと、
    前記コンピュータが、表示装置のスクリーン上の表示色をフリッカが目立たないような色に変更するステップと、
    前記コンピュータが、前記ビデオ・クロックの周波数を下げるステップを含み、
    前記契機が、表示装置のスクリーン上に表示され且つ予め指定された注目ウインドウの大きさの変更により検出される、
    ビデオ・クロックの周波数を下げる方法。
  2. 表示装置を有するコンピュータであって、
    前記表示装置に表示を行うための基本クロック信号であるビデオ・クロックの周波数を下げる契機を検出する検出器と、
    前記表示装置のスクリーン上の表示色をフリッカが目立たないような色に変更し、前記ビデオ・クロックの周波数を下げるコントローラを有し、
    前記契機が、表示装置のスクリーン上に表示され且つ予め指定された注目ウインドウの大きさの変更により検出される、
    コンピュータ。
  3. 前記表示装置に表示を行うための基本クロック信号であるビデオ・クロックの周波数をコンピュータに下げさせるプログラムを格納した記憶媒体であって、前記プログラムは、
    前記ビデオ・クロックの周波数を下げる契機を検出するステップと、
    表示装置のスクリーン上の表示色をフリッカが目立たないような色に変更するステップと、
    前記ビデオ・クロックの周波数を下げるステップをコンピュータに実行させ、
    前記契機が、表示装置のスクリーン上に表示され且つ予め指定された注目ウインドウの大きさの変更により検出される、
    記憶媒体。
JP07183098A 1998-03-20 1998-03-20 ビデオ・クロックの周波数を下げる方法及びコンピュータ Expired - Fee Related JP3586369B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07183098A JP3586369B2 (ja) 1998-03-20 1998-03-20 ビデオ・クロックの周波数を下げる方法及びコンピュータ
US09/270,416 US6678834B1 (en) 1998-03-20 1999-03-16 Apparatus and method for a personal computer system providing non-distracting video power management

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07183098A JP3586369B2 (ja) 1998-03-20 1998-03-20 ビデオ・クロックの周波数を下げる方法及びコンピュータ

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004091139A Division JP3887755B2 (ja) 2004-03-26 2004-03-26 ビデオ・クロックの周波数を下げる方法、コンピュータおよび記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11296128A JPH11296128A (ja) 1999-10-29
JP3586369B2 true JP3586369B2 (ja) 2004-11-10

Family

ID=13471867

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07183098A Expired - Fee Related JP3586369B2 (ja) 1998-03-20 1998-03-20 ビデオ・クロックの周波数を下げる方法及びコンピュータ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6678834B1 (ja)
JP (1) JP3586369B2 (ja)

Families Citing this family (50)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002026801A (ja) * 2000-07-05 2002-01-25 Toshiba Corp 無線通信端末
JP5243675B2 (ja) * 2000-08-14 2013-07-24 レノボ シンガポール プライヴェート リミテッド コンピュータ装置および記憶媒体
JP2002123488A (ja) * 2000-10-16 2002-04-26 Sony Corp 機器制御方法と装置
TW582000B (en) 2001-04-20 2004-04-01 Semiconductor Energy Lab Display device and method of driving a display device
JP2005003692A (ja) * 2001-07-12 2005-01-06 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 表示装置、コンピュータ装置および表示制御方法
GB2378343B (en) * 2001-08-03 2004-05-19 Sendo Int Ltd Image refresh in a display
KR100418703B1 (ko) * 2001-08-29 2004-02-11 삼성전자주식회사 디스플레이장치 및 그 제어방법
KR100429880B1 (ko) * 2001-09-25 2004-05-03 삼성전자주식회사 Lcd 프레임 비율 제어 회로 및 방법과 lcd 시스템
JP4011320B2 (ja) * 2001-10-01 2007-11-21 株式会社半導体エネルギー研究所 表示装置及びそれを用いた電子機器
JP2003271099A (ja) * 2002-03-13 2003-09-25 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 表示装置および表示装置の駆動方法
JP2006507515A (ja) * 2002-04-19 2006-03-02 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ディスプレイを有する装置
KR20040013609A (ko) * 2002-08-07 2004-02-14 삼성전자주식회사 휴대용 컴퓨터 및 그 제어방법
TWI359394B (en) * 2002-11-14 2012-03-01 Semiconductor Energy Lab Display device and driving method of the same
JP2004341101A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Nec Corp 表示パネル駆動装置
WO2004109484A1 (ja) * 2003-05-30 2004-12-16 Fujitsu Limited 表示装置の制御装置、制御方法、及び電子機器
US7418606B2 (en) * 2003-09-18 2008-08-26 Nvidia Corporation High quality and high performance three-dimensional graphics architecture for portable handheld devices
US7315957B1 (en) * 2003-12-18 2008-01-01 Nvidia Corporation Method of providing a second clock while changing a first supplied clock frequency then supplying the changed first clock
JP4759920B2 (ja) * 2004-01-29 2011-08-31 セイコーエプソン株式会社 表示装置、表示制御方法及びその方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
KR100609056B1 (ko) * 2004-12-01 2006-08-09 삼성전자주식회사 디스플레이장치 및 그 제어방법
JP4252954B2 (ja) 2004-12-02 2009-04-08 インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション 情報処理装置、情報処理装置のパワーマネージメント方法、およびそのためのプログラム
US7337335B2 (en) * 2004-12-21 2008-02-26 Packet Digital Method and apparatus for on-demand power management
US7228446B2 (en) 2004-12-21 2007-06-05 Packet Digital Method and apparatus for on-demand power management
US7692642B2 (en) 2004-12-30 2010-04-06 Intel Corporation Method and apparatus for controlling display refresh
EP1720149A3 (en) * 2005-05-02 2007-06-27 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device
CN102394049B (zh) * 2005-05-02 2015-04-15 株式会社半导体能源研究所 显示装置的驱动方法
US7636078B2 (en) * 2005-05-20 2009-12-22 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device and electronic device
EP1724751B1 (en) * 2005-05-20 2013-04-10 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Liquid crystal display device and electronic apparatus
US8059109B2 (en) * 2005-05-20 2011-11-15 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Display device and electronic apparatus
JP4653561B2 (ja) * 2005-05-31 2011-03-16 株式会社東芝 情報処理装置および表示制御方法
US7598959B2 (en) * 2005-06-29 2009-10-06 Intel Corporation Display controller
US7421600B2 (en) * 2005-07-29 2008-09-02 Silicon Integrated Systems Corp. Power saving method
US9262837B2 (en) 2005-10-17 2016-02-16 Nvidia Corporation PCIE clock rate stepping for graphics and platform processors
JP4916156B2 (ja) * 2005-10-28 2012-04-11 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路装置
JP4713427B2 (ja) * 2006-03-30 2011-06-29 エルジー ディスプレイ カンパニー リミテッド 液晶表示装置の駆動装置及び方法
US8314806B2 (en) * 2006-04-13 2012-11-20 Intel Corporation Low power display mode
JP2008015006A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Nec Electronics Corp 表示コントローラ、表示装置、及び表示データ転送方法
KR20080040281A (ko) * 2006-11-02 2008-05-08 삼성전자주식회사 디스플레이 시스템 및 이의 구동방법
JP2008276132A (ja) * 2007-05-07 2008-11-13 Nec Electronics Corp ドットクロック発生回路、半導体装置及びドットクロック発生方法
US20100277409A1 (en) * 2008-01-22 2010-11-04 Kouji Yamamoto Terminal, method for controlling display device thereof, and recording medium where program for controlling display is recorded
US8578192B2 (en) 2008-06-30 2013-11-05 Intel Corporation Power efficient high frequency display with motion blur mitigation
TWI406240B (zh) * 2008-10-17 2013-08-21 Hannstar Display Corp Liquid crystal display and its control method
TW201214372A (en) * 2010-09-21 2012-04-01 Chunghwa Picture Tubes Ltd Display device
KR102005872B1 (ko) 2011-10-26 2019-08-01 삼성디스플레이 주식회사 표시 장치 및 그 구동 방법
WO2013183582A1 (ja) * 2012-06-04 2013-12-12 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 情報機器、表示制御方法及びプログラム
US9110527B2 (en) * 2012-06-08 2015-08-18 Apple Inc. Condition based controls for a display based on at least one operating parameter
US9013493B2 (en) 2012-12-18 2015-04-21 Apple Inc. Low power display port with arbitrary link clock frequency
JP2015129873A (ja) * 2014-01-08 2015-07-16 株式会社半導体エネルギー研究所 プログラム、情報処理装置
US11127106B2 (en) 2019-06-28 2021-09-21 Intel Corporation Runtime flip stability characterization
US11158292B2 (en) * 2020-01-24 2021-10-26 Intel Corporation Method and apparatus for dynamically changing display clock frequency
CN111443888B (zh) * 2020-03-27 2024-03-22 Tcl华星光电技术有限公司 显示控制方法、装置、电子设备及存储介质

Family Cites Families (36)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3090714B2 (ja) 1990-06-27 2000-09-25 テキサス インスツルメンツ インコーポレイテツド 集積回路
JPH04107623A (ja) * 1990-08-28 1992-04-09 Seiko Epson Corp 表示装置
JP3210385B2 (ja) 1991-03-11 2001-09-17 株式会社東芝 液晶表示装置
JPH05273950A (ja) 1992-01-24 1993-10-22 Nec Corp 画像表示装置
JP3063936B2 (ja) 1992-06-29 2000-07-12 株式会社リコー コンピュータ利用機器の省電制御システム
JP3240218B2 (ja) 1992-08-19 2001-12-17 株式会社日立製作所 多色表示可能な情報処理装置
US5537650A (en) * 1992-12-14 1996-07-16 International Business Machines Corporation Method and apparatus for power management in video subsystems
JPH0764665A (ja) 1993-08-30 1995-03-10 Mitsubishi Electric Corp 表示制御装置
JPH07140933A (ja) 1993-11-16 1995-06-02 Sanyo Electric Co Ltd 液晶表示装置の駆動方法
US5524249A (en) 1994-01-27 1996-06-04 Compaq Computer Corporation Video subsystem power management apparatus and method
JP3476241B2 (ja) 1994-02-25 2003-12-10 株式会社半導体エネルギー研究所 アクティブマトリクス型表示装置の表示方法
JP2633191B2 (ja) 1994-03-14 1997-07-23 キヤノン株式会社 表示制御装置
JPH0818819A (ja) 1994-07-01 1996-01-19 Hitachi Ltd 画像表示装置
US5615376A (en) 1994-08-03 1997-03-25 Neomagic Corp. Clock management for power reduction in a video display sub-system
DE69522633T2 (de) 1994-10-19 2002-07-04 Advanced Micro Devices Inc Integrierte Prozessorsysteme für tragbare Informationsgeräte
JPH08179269A (ja) 1994-12-21 1996-07-12 Canon Inc 表示装置
US5739802A (en) * 1995-05-24 1998-04-14 Rockwell International Staged active matrix liquid crystal display with separated backplane conductors and method of using the same
US5752044A (en) 1995-06-07 1998-05-12 International Business Machines Corporation Computer system having multi-level suspend timers to suspend from operation in attended and unattended modes
DE69606769T2 (de) * 1995-06-07 2000-11-16 Seiko Epson Corp Rechnersystem mit einem videoanzeigesteuergerät mit leistungssparbetriebsarten
JP3234131B2 (ja) 1995-06-23 2001-12-04 株式会社東芝 液晶表示装置
US5818419A (en) 1995-10-31 1998-10-06 Fujitsu Limited Display device and method for driving the same
JPH09128092A (ja) 1995-10-31 1997-05-16 Toshiba Corp 情報処理装置
JPH09160520A (ja) 1995-12-08 1997-06-20 Fujitsu General Ltd 画像表示装置
JPH09160521A (ja) 1995-12-08 1997-06-20 Fujitsu General Ltd 画像表示装置
JPH09198016A (ja) 1996-01-12 1997-07-31 Canon Inc 画像表示方法とその装置
JP3233010B2 (ja) 1996-04-04 2001-11-26 株式会社日立製作所 液晶表示装置
JPH09265275A (ja) 1996-03-28 1997-10-07 Hitachi Ltd 液晶表示装置
JPH09284614A (ja) 1996-04-10 1997-10-31 Canon Inc 画像処理装置及び画像表示方法
JPH09282042A (ja) 1996-04-15 1997-10-31 Sony Corp データ処理装置
JP3299117B2 (ja) 1996-05-31 2002-07-08 エヌイーシービューテクノロジー株式会社 情報処理装置
US5991883A (en) * 1996-06-03 1999-11-23 Compaq Computer Corporation Power conservation method for a portable computer with LCD display
FR2752312B1 (fr) 1996-08-07 1998-10-30 Motorola Semiconducteurs Procede et circuit permettant d'ajuster dynamiquement la tension d'alimentation et, ou bien, la frequence du signal d'horloge dans un circuit numerique
US6486862B1 (en) * 1996-10-31 2002-11-26 Kopin Corporation Card reader display system
US5952991A (en) * 1996-11-14 1999-09-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Liquid crystal display
US5822599A (en) * 1996-12-17 1998-10-13 Intel Corporation Method and apparatus for selectively activating a computer display for power management
US6476800B2 (en) * 1998-03-23 2002-11-05 International Business Machines Corporation Method and apparatus for adjusting video refresh rate in response to power mode changes in order to conserve power

Also Published As

Publication number Publication date
US6678834B1 (en) 2004-01-13
JPH11296128A (ja) 1999-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3586369B2 (ja) ビデオ・クロックの周波数を下げる方法及びコンピュータ
US7692642B2 (en) Method and apparatus for controlling display refresh
US8436863B2 (en) Switch for graphics processing units
US5977933A (en) Dual image computer display controller
US8643658B2 (en) Techniques for aligning frame data
US7948556B2 (en) Electronic apparatus and display control method
US20070222774A1 (en) Artifact-free transitions between dual display controllers
CN102272825B (zh) 多个视频图像的无缝显示迁移
US20070285428A1 (en) Self-refreshing display controller for a display device in a computational unit
KR100910683B1 (ko) 듀얼 디스플레이 컨트롤러 사이의 인공물이 없는 전환을제공하는 시스템 및 그 방법
JP2002123223A (ja) 液晶表示装置及びコンピュータ
JP4868313B2 (ja) 表示副システムの消費電力低減方法
US20100164964A1 (en) Display system with improved graphics abilities while switching graphics processing units
US20130335309A1 (en) Electronic devices configured for adapting display behavior
US6597373B1 (en) System and method of aligning images for display devices
US20020075251A1 (en) Method and apparatus for adjusting video refresh rate in response to power mode changes in order to conserve power
US8194065B1 (en) Hardware system and method for changing a display refresh rate
US9087473B1 (en) System, method, and computer program product for changing a display refresh rate in an active period
US20010043182A1 (en) Image display device and image display method
CN101535930A (zh) 具有双显示控制器的显示系统及其驱动方法
JP3887755B2 (ja) ビデオ・クロックの周波数を下げる方法、コンピュータおよび記憶媒体
EP1484737A1 (en) Display controller
WO2007112021A2 (en) Self-refreshing display controller for a display device in a computational unit
CN114023238A (zh) 显示装置
JPH09244584A (ja) 表示制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20031224

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20040105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040326

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040513

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20040622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040727

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040806

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080813

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090813

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100813

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees