JP3556001B2 - 自転車用発電機内装ハブおよび自転車用照明装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、ハブ軸、このハブ軸に回動自在に外嵌するハブ体、このハブ体の内側に位置する発電機を備え、この発電機が、ハブ軸芯方向に並ぶ複数個の発電コイル部を備え、前記複数個の発電コイル部それぞれが、ハブ軸芯と同芯状のコイル軸芯を有する発電コイル、鉄芯部材のハブ軸一端側からハブ軸他端側に向かって延出するとともに発電コイル周方向に並ぶ複数個の第1磁極片、前記鉄芯部材のハブ軸他端側からハブ軸一端側に向かって延出するとともに発電コイル周方向に並ぶ複数個の第2磁極片を備えている自転車用発電機内装ハブ、および、この自転車用発電機内装ハブを備える自転車用照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記自転車用発電機内装ハブにおいて、ハブ軸芯方向に並ぶ複数個の発電コイル部をコイル部間に隙間ができるようにして配置すると、発電機のハブ軸芯方向長さがコイル部間の隙間のために長くなる。これに対し、たとえば実開平6−75978号公報に示されるように、隣接し合う発電コイル部の鉄芯部材どうしを接触させてコイル部間に隙間ができないようにすると、発電機のハブ軸芯方向長さが極力短くなり、ハブ全体を小型化できる。
このため、従来、図7(イ),(ロ)に示すように、複数個の発電コイル部11a〜11cそれぞれに備える第1磁極片15aと第2磁極片15bのうちの鉄芯部材15のハブ軸一端側からハブ軸他端側に向かって延出する方の第1磁極片15aが、他の発電コイル部の第1磁極片15aと発電コイル周方向での同一箇所に位置し、第1磁極片15aと第2磁極片15bのうちの鉄芯部材15のハブ軸他端側からハブ軸一端側に向かって延出する方の第2磁極片15bが、他の発電コイル部の第2磁極片15bと発電コイル周方向での同一箇所に位置する組み合わせ状態で、隣接し合う発電コイル部11aと11b、11bと11cの鉄芯部材15どうしを接触させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、ハブ体が回動して発電機が駆動される際、図7(イ)に示すように、複数個の発電コイル部11a〜11c全ての第1磁極片15aがN極で、第2磁極片15bがS極になる状態と、図7(ロ)に示すように、複数個の発電コイル部11a〜11c全ての第1磁極片15aがS極で、第2磁極片15bがN極になる状態とが交互に発生する。このため、隣接し合う一対の発電コイル部の間において、N極とS極が接触することになり、磁石体から供給される磁束が接触し合っている磁極片の間で発電コイル外にもれる事態が発生していた。この結果、複数個の発電コイル部のうちの一部が発電しないとか、発電しても磁石体によって得られる磁束密度の割りには低出力の電力しか得られない発電不良が発生していた。
本発明の目的は、小型化できる割りには高出力の電力供給ができる自転車用発電機内装ハブを得ることと、コンパクトに組み付けられるとともに照明の面でも耐久性の面でも優れた自転車用照明装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明による自転車用発電機内装ハブは、
ハブ軸、このハブ軸に回動自在に外嵌するハブ体、このハブ体の内側に位置する発電機を備え、
前記発電機が、ハブ軸芯方向に並ぶ複数個の発電コイル部を備え、
前記複数個の発電コイル部それぞれが、ハブ軸芯と同芯状のコイル軸芯を有する発電コイル、鉄芯部材のハブ軸一端側からハブ軸他端側に向かって延出するとともに発電コイル周方向に並ぶ複数個の第1磁極片、前記鉄芯部材のハブ軸他端側からハブ軸一端側に向かって延出するとともに発電コイル周方向に並ぶ複数個の第2磁極片を備えている自転車用発電機内装ハブにおいて、
前記複数個の発電コイル部において隣接し合う一対の発電コイル部の鉄芯部材どうしが接触し、前記一対の発電コイル部の一方の前記第1磁極片と他方の前記第2磁極片とが発電コイル周方向での同一箇所に位置し、前記一対の発電コイル部の一方の前記第2磁極片と他方の前記第1磁極片とが発電コイル周方向での同一箇所に位置していることを特徴とする。
【0005】
本発明による自転車用照明装置は、請求項1〜6のいずれか一つに記載の自転車用発電機内装ハブ、この自転車用発電機内装ハブによって電力供給される前照灯装置を備えるとともに、前記前照灯装置の照明灯にかかる電圧を設定電圧以下に制御する電圧規制手段を備えていることを特徴とする。
【0006】
【作用】
本発明による自転車用発電機内装ハブにあっては、磁極片の前記配置構成のために、隣接し合う一対の発電コイル部において、一方の発電コイル部の第2磁極片と他方の発電コイル部の第1磁極片とが、鉄芯部材どうしの接触のために接触し合うことになる。発電機が駆動されると、一方の発電コイル部の第1磁極片と他方の発電コイル部の第2磁極片とがN極で、一方の発電コイル部の第2磁極片と他方の発電コイル部の第1磁極片とがS極になる第1状態と、一方の発電コイル部の第1磁極片と他方の発電コイル部の第2磁極片とがS極で、一方の発電コイル部の第2磁極片と他方の発電コイル部の第1磁極片とがN極になる第2状態とが交互に発生することになる。すると、第1状態でも第2状態でも、S極どうしが接触し合うとともにN極どうしが接触し合うことになる。つまり、接触し合う磁極片は同一極になり、磁束が従来のように接触し合う磁極片間でもれることなく発電コイルに至って電流を発生させる。
この場合、隣接し合う一対の発電コイル部の一方における磁束密度の方向と他方における磁束密度の方向とが逆になる。このため、一対の発電コイル部の発電コイルの巻き方向を同じ方向にすれば、両発電コイル部の発電コイルでの電流の流れ方向が逆方向になり、一対の発電コイル部の発電コイルの巻き方向を逆方向にすれば、両発電コイル部の発電コイルでの電流の流れ方向が同じ方向になる。しかし、複数個の発電コイル部を電力取り出し部に対して直列に接続するコイル直列型に構成する場合においても、複数個の発電コイル部を電力取り出し部に対して並列に接続するコイル並列型に構成する場合においても、その接続形式と、各発電コイル部の発電コイルでの電流の流れ方向とを考慮して、複数個の発電コイルが接続して形成する回路上での電流の流れ方向が同じになるようにして各発電コイル部のコイル端を接続することにより、隣接し合う一対の発電コイル部での磁束密度の方向が逆方向であることを何ら障害とすることなく電力取り出しできる。
【0007】
請求項2による構成を採用すると、発電コイルを直列に接続する型式と並列に接続する型式のいずれにも配線面で有利にできる。すなわち、隣接し合う一対の発電コイル部の一方と他方での磁束密度の方向が逆であるにもかかわらず、一方の発電コイル部と他方の発電コイル部のコイル巻き方向が同一であると、たとえば一方の発電コイル部で発電コイルのハブ軸左端側がプラス側になれば、他方の発電コイル部では発電コイルのハブ軸左端側がマイナス側になるように、一部の発電コイルのハブ軸一端側と、他の発電コイルのハブ軸一端側とが反対の電極側になり、コイル直列型とコイル並列型のいずれにする場合でも、各コイルから延びる線が複雑に交錯しやすくなる。これに対し、一方の発電コイル部と他方の発電コイル部のコイル巻き方向が逆である構成を採用すると、たとえば一方の発電コイル部で発電コイルのハブ軸左端側がプラス側になれば、他方の発電コイル部でも発電コイルのハブ軸左端側がプラス側になるように、全ての発電コイルの同じ横端側が同一の電極側になる。すると、たとえば隣接する発電コイルを隣接し合うコイル横端側どうしで接続すれば直列型になり、全ての発電コイルを同じ横端側で接続すれば並列型になるなど、各コイルから延びる線を交錯しにくくしながら直列型にも並列型にもできる。その上、隣接し合う一対の発電コイルの逆巻き構成を得るに当たり、発電コイル部を製作する際に、全ての発電コイル部のコイルの巻き方向を同じにし、複数個の発電コイル部を組み合わせて発電機を完成する際に、隣接する一対の発電コイル部の一方の製作時における左端側と、他方の製作時における右端側とが接触し合うように、一対の発電コイル部の製作時における左右向きを互いに逆にするところの発電機製作方法を採用することにより、逆巻き構成が得られる。すなわち、発電コイル部の製作時に巻き方向が逆である2種類を製作しなくとも、巻き方向が同じである1種類を製作するだけも、完成状態の発電機としては逆巻きになっているものが得られる。
【0008】
請求項3による構成を採用すると、樹脂製連結具が発電コイル部とハブ軸の間に入り込んで成型される際、複数個の発電コイル部が同芯状に精度よく並んでおれば、たとえ一部の発電コイル部でのハブ軸との間隔が、他の発電コイル部でのハブ軸との間隔よりも大きくなるとか小さくなっているなど、発電コイル部によって発電コイル部とハブ軸の間隔が製作誤差などに起因して異なっていても、その間隔誤差のあるままの形状になり、全ての発電コイル部を同芯状に精度よく並んだ配列状態でハブ軸に連結する。
【0009】
請求項4による構成を採用すると、備える磁石体の数量を発電コイル部の数量の割りには少なくしながら全ての発電コイル部が所望どおり発電作用するようにできる。
【0010】
請求項5による構成を採用すると、複数個の発電コイルを直列に接続して発電するに比べ、細い巻き線でなる発電コイルを採用しても、発電コイルによって発生する抵抗が小になるとか同じになるようにしながら所望電圧の電力が得られる。
【0011】
請求項6による構成を採用すると、3個の発電コイルが並列になり、コイルの巻き線径の割りにはコイルによる抵抗を小にしながら所望電圧の電力を供給するようになる。
【0012】
本発明による自転車用照明装置の場合、照明灯に供給しても球切れが発生しない最高値の電圧を前記設定電圧として設定する。すると、下り坂走行などのためにハブ体が高速回転して発電機内装ハブが前記設定電圧よりも高電圧の電力を供給することになっても、電圧規制手段が照明灯には前記設定電圧までの電圧しからかからないようにして、球切れが発生しないようにする。
【0013】
請求項8による構成を採用すると、照明が必要となる照度を前記第1設定ルクスとして設定し、たとえば第1設定ルクスより10ルクス明るい照度を第2設定ルクスとして設定することにより、照明制御装置が照度検出部と照明制御部とによって照明灯の自動制御を行い、昼間など明るい場合には照明灯を自動的に消灯させ、夜間など暗い場合には照明灯を自動的に点灯させる。さらに、点灯時に街灯付近などを通過する際、照度検出部が第1設定ルクスより明るい照度を検出しても、検出照度が第2設定ルクスより小であれば、照明制御部が照明灯を消灯させないで点灯のままにする。
【0014】
【発明の効果】
本発明による自転車用発電機内装ハブにあっては、鉄芯部材どうしが接触していることから発電機のハブ軸芯方向長さが短くなり、ハブ全体としても小型で運搬時に取扱いやすいとか、自転車用車体にコンパクトに組み付けられるなど優れてたものにできた。しかも、その割りには、接触し合う磁極片の間での磁束もれが発生しないことから、複数個の発電コイル部それぞれにおいて磁極片に供給される磁束が無駄なく発電に寄与するようになり、全ての発電コイル部が効率よく発電するようになった。そして、隣接する一対の発電コイル部のコイル巻き方向を同一方向と逆方向のいずれにする場合でも、さらに、複数個の発電コイル部を並列と直列のいずれにして使用する場合でも、発電コイルを適切に接続することによって各発電コイル部による発電力を支障なく取り出せることにより、低速走行時でもハブ体の回転速度の割りには、磁束密度を無駄なく利用した高出力の電力が得られるものになった。
【0015】
請求項2による構成を採用すると、複数個の発電コイルから延びる線が交錯しないようにできることにより、配線面からもコンパクトに得られるようになる。その上、組み立て時における発電コイルの接続ミスが発生しにくくなるのであり、さらには、発電コイル部自体としては巻き方向が同一の1種類を作成するだけでもよいことから、製作ミスのない状態に容易に得られるようになる。
【0016】
請求項3による構成を採用すると、複数個の発電コイル部を同芯状に精度よく配列して固定できることにより、発電コイル部の磁極片と磁石体との間隔がいずれの発電コイル部においても所定どおりになるとか、所定の間隔から大きくは外れない間隔になり、この面からも高出力の電力が所望どおり得られる信頼性の高いものになる。
【0017】
請求項4による構成を採用すると、磁石体の必要数量を少なく済ませ得ることから、磁石体の組み付けが比較的構造簡単にできるようになり、この面からもコンパクト化ができるようになる。
【0018】
請求項5による構成を採用すると、比較的細い巻き線でなる発電コイルを採用できることにより、発電コイルを細い線で容易に製作できるとか、発電コイルを巻き数の割りには小型に形成できるようになり、この面からも容易にかつコンパクトに得られるようになる。
【0019】
請求項6による構成を採用すると、より一層細い巻き線でなる発電コイルを採用できるとか、発電コイルによる抵抗が一層小になることにより、高出力の電力が得られる割りには一層コンパクトに得られるとか軽く駆動できるようになる。
【0020】
本発明による自転車用照明装置にあっては、請求項1〜6のうちのいずれか一つに記載の発電機内装ハブによって照明装置に電力供給することにより、発電機内装ハブの面から自転車用車体にコンパクトに組み付けられるとともに、比較的低速で走行している場合でも明るく照明できるなど、請求項1〜6の発明に対応する組み付け面や照明面での効果が得られるように優れたものになった。
しかも、発電機内装ハブは高出力の電力供給をすることから、下り坂走行の際など、高速走行すると一層高出力の電力供給をすることになるが、この場合でも、電圧規制手段による電圧規制によって球切れが発生しないように耐久性の面でも優れたものになった。
【0021】
請求項8による構成を採用すると、照明灯が自動的に点灯したり、消灯することにより、電力供給源として発電機内装ハブを採用している割りには、昼間など照明不要時には照明灯用電力を使用しないようにして、点灯のままにしておくよりも楽に走行駆動できるようになるとともに、点灯や消灯操作の手間が不要なように便利なものになる。さらには、点灯制御のための照度よりも明るい照度の検出によって消灯制御度が行われることにより、たとえば街灯箇所を通過する毎に照明灯が点滅するトラブルを伴わないで街灯沿いを走行できるなど照明しながらの走行が行いやすくなる。
【0022】
【実施例】
図1に示すように左右一対のハブ鍔1,1を備えるハブ体本体2aと、このハブ体本体2aの一端側に螺着したハブキャップ2bとで成るハブ体2を左右一対の玉受け3,3とボール4,4および玉押し5a,5bを介してハブ軸6に回動自在に支持されるように外嵌してあるとともに前記ハブ体2の内側に発電機10を備えてある自転車用発電機内装ハブと、図8および図9に示すように照明装置ケース21の前端側にランプホルダー22を介して照明灯23および予備ランプ24を取り付けるとともに、反射鏡25および透明ランプカバー26を備えて成る前照灯装置20と、前記照明装置ケース21の後端側に内装した照明制御装置30とにより、自転車用照明装置を構成してある。ハブおよび各装置20,30は詳しくはつぎのように構成してある。
【0023】
発電機内装ハブは、図1に示すように前輪用ハブに構成してあり、ハブ軸6の玉押し5a,5bよりも軸端側に位置する左右一対のロックナット7,7と取り付けナット8,8とでハブ軸6を自転車前輪用フォークFの先端部に回動しないように締め付け固定することによって、前輪用フォークFに取り付けるようにしてある。そして、ハブ体2が回動することによって発電機10が駆動されて発電し、ハブ軸6の一端側に形成したコード引き出し溝6aを通ってハブ体2の内側から外側に延出している電気コード9によって電力を前記前照灯装置20および照明制御装置30に供給するようにしてある。
【0024】
発電機10は、図1に示す如くハブ軸6の軸芯に沿う方向すなわちハブ軸芯方向にハブ軸6の軸芯と同芯状に並ぶ3個の発電コイル部11a,11b,11cと、発電コイル部11a〜11cの外周側にハブ軸6の軸芯と同芯状に位置する筒状の磁石体12とによって構成してある。
【0025】
3個の発電コイル部11a〜11cのそれぞれに、図1に示すように樹脂製ボビン13に巻き付けた発電コイル14を備えてあるとともに、この発電コイル14の外周側に発電コイル14の周方向に等間隔で並ぶ32個の図2および図3に示す如き磁極片15aまたは15bを有した純鉄製の鉄芯部材15を備えてある。3個の発電コイル部11a〜11cは、これらの発電コイル部11a〜11cでなる発電コイル群のハブ軸6の軸芯方向での長さが極力小になるように、隣接し合う一対の発電コイル部11aと11bの間、11bと11cの間のそれぞれにおいて鉄芯部材15どうしが接触し合うようにしてハブ軸6の外周側に配置してあり、そして、発電コイル部11a〜11cとハブ軸6の間に設けた樹脂製連結具16によってハブ軸6に固定して、ハブ軸6にこれの軸芯方向にも周方向にもずれ動かないように支持されるようにしてある。
【0026】
3個の発電コイル部11a〜11cは、それぞれの前記磁極片15a,15bが図6に示す配列になるように組み合わせてある。すなわち、両端に位置する発電コイル部11a,11cそれぞれの前記磁極片15aと15bのうちの鉄芯部材15のハブ軸一端側からハブ軸他端側に向かって延出している方の第1磁極片15aと、中央に位置する発電コイル部11bの前記磁極片15aと15bのうちの鉄芯部材15のハブ軸他端側からハブ軸一端側に向かって延出している方の第2磁極片15bとがハブ軸6の軸芯方向に一直線状に並ぶように、すなわち発電コイル周方向での同一箇所に位置するように配列し、両端に位置する発電コイル部11a,11cそれぞれの前記磁極片15aと15bのうちの鉄芯部材15のハブ軸他端側からハブ軸一端側に向かって延出している方の第2磁極片15bと、中央に位置する発電コイル部11bの前記磁極片15aと15bのうちの鉄芯部材15のハブ軸一端側からハブ軸他端側に向かって延出している方の第1磁極片15aとがハブ軸6の軸芯方向に一直線状に並ぶように、すなわち発電コイル周方向での同一箇所に位置するように配列してある。つまり、隣接する発電コイル部11aと11bの間、11bと11cの間それぞれにおいて鉄芯部材15どうしの接触のために接触し合うことになる第1磁極片15aと第2磁極片15bとは、一方がN極になる際には他方もN極になり、一方がS極になる際には他方もS極になるように常に同一極の磁極片になるようにしてある。尚、この場合、3個の発電コイル部11a〜11cの磁極片が発電コイル14の周方向で全く同一箇所に位置しなくて、若干位置ずれしても、各磁極片が磁石体12から所定どおり磁束供給されて支障なく発電できる程度の位置ずれであれば、この配置も、発電コイル周方向での同一箇所に位置している配置であるとみなし、このように呼称するものとする。
【0027】
3個の発電コイル部11a〜11cの発電コイル14は、図11に示す如く電力取り出し部としての電気コード9に対して並列に接続してある。3個の発電コイル部11a〜11cにおいて隣接し合う一対の発電コイル部11aと11bまたは11bと11cでの一方の発電コイル巻き方向と他方の発電コイル巻き方向とが逆方向になるように、端の発電コイル部11aと11cの発電コイル14の巻き方向を同一の巻き方向にし、中央の発電コイル部11bの発電コイル14の巻き方向を両端の発電コイル部11a,11cの発電コイル14の巻き方向とは逆方向にしてある。これにより、3個の発電コイル14を直列に接続するに比べ、取り出し可能な電圧の割りには発電コイル14によって発生する抵抗が小になる。しかも、磁極片15a,15bの前記配置構成のために両端の発電コイル部11a,11cと中央の発電コイル部11bとでは磁束密度の方向が逆になるにもかかわらず、両端の発電コイル14のハブ軸一端側がプラス側になる場合には中央の発電コイル14のハブ軸一端側もプラス側になるように、全ての発電コイル14の同じ横端側が同一の電極側になる。このため、全ての発電コイル14の巻き方向を同一にするに比べ、各発電コイル14を前記電気コード9に接続したり、ハブ軸6に接触して導通しているアース端子17に接続するために各発電コイル14から引き出す線が交錯しにくくなる。
【0028】
筒状の磁石体12は、図4に示す如き円弧形磁石片12aの4個で成り、これらの磁石片12aを、図1に示す如くハブ体本体2aの内側にハブ軸6の軸芯と同芯状に位置する純鉄製の筒型バックヨーク18にハブ体周方向に環状に並べて装着し、ハブキャップ2bによるハブ体本体2aへの押し付け作用と、ハブキャップ2bの係止部2cによる係止作用でバックヨーク18と共にハブ体本体2aに固定することによって形成してある。4個の円弧形磁石片12aそれぞれは、図5に示す如く4つのN極と4つのS極がハブ体周方向に前記磁極片15a,15bの配列ピッチと同じ配列ピッチで交互に位置するように着磁してあるとともに、4個の円弧形磁石片12aそれぞれのハブ軸芯方向での長さを、3個の発電コイル部11a〜11cでなる発電コイル群のハブ軸芯方向長さに等しいまたはこれに近い長さにしてある。これにより、筒状の磁石体12は、発電コイル群のハブ軸芯方向長さに等しいまたはこれに近いハブ軸芯方向での長さを備えるとともに、発電コイル14の周方向に各発電コイル部11a〜11cの合計32極の磁極片15a,15bと同じ数量で同じ配列ピッチの磁極を備え、ハブ体2と共にハブ体2の回転速度と同じ回転速度で回動して、3個の発電コイル部11a〜11cのいずれにも磁束供給する。
【0029】
つまり、ハブ体2が回動すると、筒状の磁石体12が3個の発電コイル部11a〜11c対してこれらの外周側を回動し、磁石体12のハブ体周方向に並んでいる磁極が3個の発電コイル部11a〜11cそれぞれの第1磁極片15aと第2磁極片15bとに順次対向して磁束供給して行く。すると、発電コイル群は、図6(イ)に示すように端の発電コイル部11a,11cの全ての第1磁極片15aと、中央の発電コイル部11bの全ての第2磁極片15bとがN極で、端の発電コイル部11a,11cの全ての第2磁極片15bと、中央の発電コイル部11bの全ての第1磁極片15aとがS極になる第1状態になったり、図6(ロ)に示すように端の発電コイル部11a,11cの全ての第1磁極片15aと、中央の発電コイル部11bの全ての第2磁極片15bとがS極で、端の発電コイル部11a,11cの全ての第2磁極片15bと、中央の発電コイル部11bの全ての第1磁極片15aとがN極になる第2状態になったりする。このために、3個の発電コイル部11a〜11cそれぞれにおいて、磁束密度が第1磁極片15aから第2磁極片15bに向かう方向になる状態と、第2磁極片15bから第1磁極片15aに向かう方向になる状態とに繰り返し変化し、発電コイル14に電流が発生する。この時、図6(イ)および(ロ)に示すように、発電コイル部11aと11bの間、11bと11cの間それぞれにおいて、接触し合っている第1磁極片15aと第2磁極片15bとのいずれもが常に同一極の磁極になる。このため、磁石体12から3個の発電コイル11a〜11cのそれぞれに供給される磁束は、接触し合っている磁極片の間で発電コイル外にもれることなく各発電コイル部11aまたは11bまたは11cの発電コイル14に確実に至り、全ての発電コイル部11a〜11cは磁石体12が磁極片15a,15bに供給する磁束密度に応じた電力の発電を確実に行う。
【0030】
図1に示すように、前記樹脂製連結具16の一端側に、前記玉押し5aの端部に当接してこの玉押し5aのハブ軸6に対する位置決めを行う当たり部16aを備え、玉押し5aをハブ軸6に対して前記当たり部16aに当接するまでねじ込み操作した後に他方の玉押し5bをハブ軸6にねじ込み操作し、ハブ体2を左右の玉押し5a,5bによって玉受け3とボール4を介して受け止め支持されてハブ軸6にハブ軸芯方向にずれ動かないように取り付ける組み付け方法により、発電機内装ハブの組み立てを行うようにしてある。つまり、前記当たり部16aが発電コイル群と磁石体12とのハブ軸芯方向で位置合わせするための基準になる。これにより、発電機10はハブ体2の内部に位置して外部から見えない割りには、発電コイル部11a〜11cをハブ軸6に固定するための樹脂製連結具6を位置合わせ手段に有効に利用し、発電コイル部11a〜11cと磁石体12とが所定のハブ軸芯方向での位置わせ状態に精度よくなって所望どおり確実に発電するように容易に組み立てられる。
【0031】
図1に示すように、前記樹脂製連結具16の他端側に、前記コード引き出し溝6aの端部に入り込んでハブ軸6に回動しないように係合する係止部16bを備え、樹脂製連結具16のハブ軸6に対する回り止めを図ってある。すなわち、樹脂製連結具16のハブ軸6に対する接着だけではなく、コード引き出し溝6aを回り止め手段に有効に利用して、樹脂製連結具16のハブ軸6に対する回り止めを行ってある。これにより、樹脂製連結具16のハブ軸6に対する接着力が低下した場合でも発電コイル部11a〜11cがハブ軸6に確実に固定して所望どおり発電する。
【0032】
前記前照灯装置20は、照明装置ケース21から延出してある取り付けアーム27と、この取り付けアーム27を前輪用フォークFに締め付け連結するように構成してある取り付けねじ28とによって前輪用フォークFに取り付け、前記照明灯23を前記発電機10からの電力で点灯して照明するようにしてある。
【0033】
前記照明制御装置30は、図10に示すように、CdS31、抵抗32a,32b,32c、ヒステリシスコンパレータ33、ダイオード34、トランジスタ35、トランジスタ36、複数個のツェナダイオード37などを備えた電気回路によって構成してあり、前記CdS31で成る照度検出部31、前記抵抗32a〜32c、ヒステリシスコンパレータ33、ダイオード34、トランジスタ35、トランジスタ36などを備える回路部分でなる照明制御部38、前記複数個のツェナダイオード37を備える回路部分でなる電圧規制手段39を備え、照明灯23を自動的に点灯および消灯するように制御するとともに、照明灯23の玉切れ防止を行う。
【0034】
すなわち、照度検出部31は、図8および図9に示す照明装置ケース21の受光窓29を通してケース外部から受光し、受光量が変化すると電気抵抗が変化することにより、ケース外の照度を検出するとともに、検出照度が何ルクスの検出照度であるかを電気信号として照明制御部38に出力する。
【0035】
照明制御部38は、抵抗32a〜32cおよびダイオード34を備える回路部分の作用により、点灯用照度としての第1設定ルクスL1を設定するとともに、この第1設定ルクスL1よりも明るい第2設定ルクスL2を消灯用照度として設定し、ヒステリシスコンパレータ33の作用により、照度検出部31による検出照度Lを前記第1設定ルクスL1や第2設定ルクスL2と比較して、検出照度Lが第1設定ルクスL1以下であるか否かを判断したり、第2設定ルクスL2以上であるか否かを判断する。照度検出部31による検出照度Lが前記第1設定ルクスL1以下であると判断すると、ダイオード35を備える回路部分の作用により、ダイオード36を点灯側に自動的に切り換えてこのダイオード36に照明灯23の点灯操作を行わせ、照度検出部31による検出照度Lが前記第2設定ルクスL2以上であると判断すると、ダイオード35を備える回路部分の作用により、ダイオード36を消灯側に自動的に切り換えてこのダイオード36に照明灯23の消灯操作を行わせる。そして、ヒステリシスコンパレータ33は、抵抗32cやダイオード34を備える回路部分の作用により、図12に示す如く検出照度Lが第1設定ルクスL1と第2設定ルクスL2の間の範囲にある際にはダイオード36が点灯側になる場合も消灯側になる場合もあるようにヒステリシスを持たせてダイオード36の切り換え操作を行わせる。このため、照度検出部31による検出照度が第2設定ルクスL2以上になると、この後、検出照度Lが第2設定ルクスL2よりも低ルクスに変化しても、第1設定ルクスL1以下に変化するまでは、ダイオード36が消灯側になっており、検出照度Lが第1設定ルクスL1以下にまで変化して始めてダイオード36が点灯側に切り換わる。また、照度検出部31による検出照度Lが第1設定ルクスL1以下になると、この後、検出照度Lが第1設定ルクスL1よりも高ルクスに変化しても、第2設定ルクスL2以上に変化するまでは、ダイオード36が点灯側になっており、検出照度Lが第2設定ルクスL2以上にまで変化して始めてダイオード36が消灯側に切り換わる。そして、前記第1設定ルクスL1および第2設定ルクスL2としては、走行コースの照度条件、あるいは、照明用基準などに応じた任意の値を設定すればよいが、具体的には、照明を使用することが好ましい照度、点灯したままでは発電機の駆動抵抗による駆動負荷が比較的大きく感じられる照度などに鑑みて前記第1設定ルクスL1として約10ルクスを設定し、前記第2設定ルクスL2として約20ルクスを設定してある。
【0036】
これにより、夜間走行の際など、照度検出部31が約10ルクス以下の照度を検出すると、この検出照度に基いて照明制御部38が照明灯23を自動的に点灯させ、昼間走行の際など、照度検出部31が約20ルクス以上の照度を検出すると、この検出照度に基いて照明制御部38が照明灯23を自動的に点灯させるのであり、前照灯装置20を入り切り操作する手間を掛けなくとも、照明が必要な場合には前照灯装置20が点灯して照明しながら走行でき、照明が不要な場合には前照灯装置20が消灯して発電機10の駆動負荷を伴わないで走行できる。しかも、たとえば街灯付近など、比較的明るい箇所を通過する場合でも、その照度が約20ルクスに達しない場合には、照明灯23が点滅しないように点灯のままにして走行できる。
【0037】
前記電圧規制手段39は、図10に示すように照明灯23に対して並列に接続している複数個の電圧規制回路39aを備えているとともに、複数個の電圧規制回路39aそれぞれは、交流の電流に作用するように互いに逆方向に向かって接続している一対のツェナダイーオド37,37を備えていることにより、発電機10から供給される電流を照明灯23の他に、複数個の電圧規制回路39aのそれぞれにも流す。これにより、電圧規制手段39は、発電機10から供給されて照明灯23にかかる電圧を設定電圧以下に制御する。この設定電圧としては、照明灯23に玉切れが発生しにくい電圧を設定してある。このため、発電機10が高速回転で駆動されて高電圧の電力を供給する場合でも、照明灯23に玉切れが発生することを防止しながら照明できる。さらに、照明灯23が玉きれして発電機10からの電流が電圧規制回路39aにのみ流れることになっても、複数個の電圧規制回路39aに流れて、各電圧規制回路39aのツェナダイーオド37に流れる電流が極力小電流になる。このため、電圧規制手段39は、照明灯23が玉きれしても、ツェナダイーオド37が破損しにくくて、照明灯交換後にも玉切れ防止を確実に行うように信頼性の高いものになる。
【0038】
発電コイル群はつぎの製作方法によって作成してある。
すなわち、前記ボビン13に巻き付けた発電コイル14と、図2および図3に示す如く同一形状に形成した第1鉄芯部材19Aと第2鉄芯部材19Bを、図1および図6に示す如く組み合わせて、一つの発電コイル部11aまたは11bまたは11cを作成する。すなわち、第1鉄芯部材19Aの外周側にその周方向に等間隔で並ぶ配列で備えてある16個の舌片19aと、第2鉄芯部材19Bの外周側にその周方向に等間隔で並ぶ配列で備えてある16個の舌片19bとが図6(イ)および(ロ)に示す如く互いに反対方向に向かって延出するとともに噛み合う組み付け向きにして組み合わせる。この組み合わせ状態にした3個の発電コイル部11a〜11bのうちの両端に配置する発電コイル部11a,11cの左右向きは同じで、中央に配置する発電コイル部11bの左右向は両端に配置する発電コイル部11a,11cの左右向きとは逆になるようして、かつ、隣接し合う発電コイル部11aと11b、11bと11cの第1鉄芯部材19Aと第2鉄芯部材19Bとが接触するようにして同芯状に並列させた3個の発電コイル部11a〜11cと、これら発電コイル部11a〜11cの内側に同芯状に配置したハブ軸6とを樹脂成型用型(図示せず)に装着し、樹脂を発電コイル部11a〜11cとハブ軸6との間に供給してから固形化させて図1に示す形状に成型することにより、前記樹脂製連結具16を作成するとともに、発電コイル群を作成する。つまり、3個の発電コイル部11a〜11cのそれぞれを作成する際には、全ての発電コイル部11a〜11cの発電コイル14の巻き方向が同一方向になるようにして作成する。そして、3個の発電コイル部11a〜11cを発電コイル群に組み合わせて樹脂製連結具16で連結する際に、両端に配置する発電コイル部11a,11cの左右向きと中央に配置する発電コイル部11bの左右向きとを逆にすることにより、両端の発電コイル部11aと11cとでは発電コイル14の巻き方向が同じになり、中央の発電コイル部11bの発電コイル14の巻き方向が両端の発電コイル部11a,11cのコイル巻き方向とは逆方向になるようにする。そして、両端の発電コイル部11aと11cとでは、第1鉄芯部材19Aの舌片19aによって前記第1磁極片15aを形成し、第2鉄芯部材19Bの舌片19bによって前記第2磁極片15bを形成する。そして、中央の発電コイル部11bでは、第2鉄芯部材19Bの舌片19bによって前記第1磁極片15aを形成し、第1鉄芯部材19Aの舌片19aによって前記第2磁極片15bを形成する。
【0039】
これにより、発電コイル部11a〜11bの製作時には発電コイル14の巻き方向が逆である2種類を製作しなくとも、巻き方向が同じである1種類を製作するだけも、完成状態の発電機としては、隣接する一対の発電コイル部11aと11bの間、および、11bと11cの間では発電コイル14の巻き方向が逆巻きになっているものが得られる。樹脂製連結具16が発電コイル部11a〜11cとハブ軸6の間に入り込んで成型される際、発電コイル部11a〜11cが同芯状に精度よく並んでおれば、たとえ一部の発電コイル部でのハブ軸6との間隔が、他の発電コイル部でのハブ軸6との間隔よりも大きくなるとか小さくなっていても、樹脂製連結体16が前記間隔誤差のあるままの形状になり、全ての発電コイル部11a〜11cを同芯状に精度よく並んだ配列状態でハブ軸6に連結する。
【0040】
尚、図2および図3に示す鉄芯部材19A,19Bの突起19cと貫通孔19dは、3個の発電コイル部11a〜11cを組み付ける際の位置決め用である。すなわち、3個の発電コイル部11a〜11cの組み付けを行う際、隣接し合う鉄芯部材15の一方の突起19cを他方の鉄芯部材15のいずれかの貫通孔19cに入り込むようにする。すると、この入り込みにより、隣接し合う一対の発電コイル部11aと11b、11bと11cのそれぞれにおいて、各発電コイル部11a〜11cの第1磁極片15aと第2磁極片15bとが発電コイル周方向での所定の位置合わせ状態になる。
【0041】
〔別実施例〕
請求項1〜4による発明は、複数個の発電コイルを電力取り出し部に対して直列に接続して構成する発電機内装ハブにも適応できる。
【0042】
請求項1〜6による発明は、発電コイル部として2個または4個以上備える発電機内装ハブにも適応できる。
【0043】
照明灯にかかる電圧を規制するに、ツェナダイオード37に替え、低電流ダイオードを採用したり、発電機からの電力が設定電圧以上になると照明灯に対して自動的に直列接続するように切り換え制御されるとともに抵抗を備えた電圧規制回路を採用してもよい。したがって、これらを電圧規制手段39と総称する。
【0044】
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自転車前輪用発電機内装ハブの断面図
【図2】鉄芯部材の断面図
【図3】鉄芯部材の側面図
【図4】磁石体の断面図
【図5】磁極配列の説明図
【図6】磁極片配列の説明図
【図7】従来の磁極片配列の説明図
【図8】前照灯装置の断面図
【図9】前照灯装置の断面図
【図10】電気回路図
【図11】発電コイル接続の説明図
【図12】照明灯のヒステリシス制御の説明図
【符号の説明】
2 ハブ体
6 ハブ軸
9 電力取り出し部
10 発電機
11a,11b,11c 発電コイル部
12 磁石体
14 発電コイル
15 鉄芯部材
16 樹脂製連結具
20 前照灯装置
23 照明灯
30 照明制御装置
31 照度検出部
38 照明制御部
39 電圧規制手段
L 検出照度
L1 第1設定ルクス
L2 第2設定ルクス
Claims (8)
- ハブ軸(6)、このハブ軸(6)に回動自在に外嵌するハブ体(2)、このハブ体(2)の内側に位置する発電機(10)を備え、
前記発電機(10)が、ハブ軸芯方向に並ぶ複数個の発電コイル部(11a,11b,11c)を備え、
前記複数個の発電コイル部(11a,11b,11c)それぞれが、ハブ軸芯と同芯状のコイル軸芯を有する発電コイル(14)、鉄芯部材(15)のハブ軸一端側からハブ軸他端側に向かって延出するとともに発電コイル周方向に並ぶ複数個の第1磁極片(15a)、前記鉄芯部材(15)のハブ軸他端側からハブ軸一端側に向かって延出するとともに発電コイル周方向に並ぶ複数個の第2磁極片(15b)を備えている自転車用発電機内装ハブであって、
前記複数個の発電コイル部(11a,11b,11c)において隣接し合う一対の発電コイル部(11a,11b,),(11b,11c)の鉄芯部材(15)どうしが接触し、前記一対の発電コイル部(11a,11b,),(11b,11c)の一方の前記第1磁極片(15a)と他方の前記第2磁極片(15b)とが発電コイル周方向での同一箇所に位置し、前記一対の発電コイル部(11a,11b,),(11b,11c)の一方の前記第2磁極片(15b)と他方の前記第1磁極片(15a)とが発電コイル周方向での同一箇所に位置している自転車用発電機内装ハブ。 - 前記複数個の発電コイル部(11a,11b,11c)において隣接し合う一対の発電コイル部(11a,11b,),(11b,11c)の一方の発電コイル巻き方向と、他方の発電コイル巻き方向とが逆方向である請求項1記載の自転車用発電機内装ハブ。
- 前記複数個の発電コイル部(11a,11b,11c)と前記ハブ軸(6)との間に位置する樹脂製連結具(16)を備えているとともに、この樹脂製連結具(16)が前記複数個の発電コイル部(11a,11b,11c)と前記ハブ軸(6)の間に供給してから成型されて、前記複数個の発電コイル部(11a,11b,11c)を前記ハブ軸(6)に固定している請求項1または2記載の自転車用発電機内装ハブ。
- 前記発電機(10)が備える磁石体(12)が、前記複数個の発電コイル部(11a,11b,11c)でなる発電コイル群のハブ軸芯方向長さに等しいまたはこれに近いハブ軸芯方向長さを有する磁石体で、前記複数個の発電コイル部(11a,11b,11c)のいずれにも磁束供給する請求項3記載の自転車用発電機内装ハブ。
- 前記複数個の発電コイル部(11a,11b,11c)に各別に備えられている複数個の発電コイル(14)が電力取り出し部(9)に対して並列に接続している請求項4記載の自転車用発電機内装ハブ。
- 前記発電機(10)が3個の発電コイル部(11a,11b,11c)を備え、最もハブ軸一端側に位置する発電コイル部(11a)と、中間に位置する発電コイル部(11b)との鉄芯部材(15)どうしが接触し、最もハブ軸他端側に位置する発電コイル部(11c)と、中間に位置する発電コイル部(11b)との鉄芯部材(15)どうしが接触している請求項5記載の自転車用発電機内装ハブ。
- 請求項1〜6のいずれか一つに記載の自転車用発電機内装ハブ、この自転車用発電機内装ハブによって電力供給される前照灯装置(20)を備えるとともに、前記前照灯装置(20)の照明灯(23)にかかる電圧を設定電圧以下に制御する電圧規制手段(39)を備えている自転車用照明装置。
- 前記前照灯装置(20)を制御する照明制御装置(30)を備えるとともに、この照明制御装置(30)は、照度検出部(31)、および、この照度検出部(31)による検出照度(L)に基づいて前記前照灯装置(20)を自動的に制御する照明制御部(38)を備え、前記照度検出部(31)による検出照度(L)が第1設定ルクス(L1)以下であると前記前照灯装置(20)を点灯させ、前記照度検出部(31)による検出照度(L)が前記第1設定ルクス(L1)より明るい第2設定ルクス(L2)以上であると前記前照灯装置(20)を消灯させる請求項7記載の自転車用照明装置。
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