JPH08192784A - 自転車用発電機内装ハブおよび自転車用照明装置 - Google Patents

自転車用発電機内装ハブおよび自転車用照明装置

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JPH08192784A
JPH08192784A JP7005787A JP578795A JPH08192784A JP H08192784 A JPH08192784 A JP H08192784A JP 7005787 A JP7005787 A JP 7005787A JP 578795 A JP578795 A JP 578795A JP H08192784 A JPH08192784 A JP H08192784A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数個の発電コイル部をコンパクトに、か
つ、確実に発電するように備えた自転車用発電機内装ハ
ブを提供する。 【構成】 3個の発電コイル部11a,11b,11c
のうち、隣接し合う11aと11b、および、11bと
11cの鉄芯部材15どうしが接触し合い、発電コイル
部11a〜11cがハブ軸芯方向にコンパクトに並んで
いる。発電コイル部11aと11cそれぞれの鉄芯部材
15の第1磁極片15aと、第2磁極片15bとが発電
コイルの周方向での同一箇所に位置し、発電コイル部1
1aと11cそれぞれの鉄芯部材15の第2磁極片15
bと、発電コイル部11bの鉄芯部材15の第1磁極片
15aとが発電コイルの周方向での同一箇所に位置して
いる。これにより、隣接し合う発電コイル部11aと1
1b、および、11bと11cの間において、接触し合
う第1磁極片15aと第2磁極片15bとが常に同一極
の磁極になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハブ軸、このハブ軸に
回動自在に外嵌するハブ体、このハブ体の内側に位置す
る発電機を備え、この発電機が、ハブ軸芯方向に並ぶ複
数個の発電コイル部を備え、前記複数個の発電コイル部
それぞれが、ハブ軸芯と同芯状のコイル軸芯を有する発
電コイル、鉄芯部材のハブ軸一端側からハブ軸他端側に
向かって延出するとともに発電コイル周方向に並ぶ複数
個の第1磁極片、前記鉄芯部材のハブ軸他端側からハブ
軸一端側に向かって延出するとともに発電コイル周方向
に並ぶ複数個の第2磁極片を備えている自転車用発電機
内装ハブ、および、この自転車用発電機内装ハブを備え
る自転車用照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記自転車用発電機内装ハブにおいて、
ハブ軸芯方向に並ぶ複数個の発電コイル部をコイル部間
に隙間ができるようにして配置すると、発電機のハブ軸
芯方向長さがコイル部間の隙間のために長くなる。これ
に対し、たとえば実開平6−75978号公報に示され
るように、隣接し合う発電コイル部の鉄芯部材どうしを
接触させてコイル部間に隙間ができないようにすると、
発電機のハブ軸芯方向長さが極力短くなり、ハブ全体を
小型化できる。このため、従来、図7(イ),(ロ)に
示すように、複数個の発電コイル部11a〜11cそれ
ぞれに備える第1磁極片15aと第2磁極片15bのう
ちの鉄芯部材15のハブ軸一端側からハブ軸他端側に向
かって延出する方の第1磁極片15aが、他の発電コイ
ル部の第1磁極片15aと発電コイル周方向での同一箇
所に位置し、第1磁極片15aと第2磁極片15bのう
ちの鉄芯部材15のハブ軸他端側からハブ軸一端側に向
かって延出する方の第2磁極片15bが、他の発電コイ
ル部の第2磁極片15bと発電コイル周方向での同一箇
所に位置する組み合わせ状態で、隣接し合う発電コイル
部11aと11b、11bと11cの鉄芯部材15どう
しを接触させていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、ハブ体が回動し
て発電機が駆動される際、図7(イ)に示すように、複
数個の発電コイル部11a〜11c全ての第1磁極片1
5aがN極で、第2磁極片15bがS極になる状態と、
図7(ロ)に示すように、複数個の発電コイル部11a
〜11c全ての第1磁極片15aがS極で、第2磁極片
15bがN極になる状態とが交互に発生する。このた
め、隣接し合う一対の発電コイル部の間において、N極
とS極が接触することになり、磁石体から供給される磁
束が接触し合っている磁極片の間で発電コイル外にもれ
る事態が発生していた。この結果、複数個の発電コイル
部のうちの一部が発電しないとか、発電しても磁石体に
よって得られる磁束密度の割りには低出力の電力しか得
られない発電不良が発生していた。本発明の目的は、小
型化できる割りには高出力の電力供給ができる自転車用
発電機内装ハブを得ることと、コンパクトに組み付けら
れるとともに照明の面でも耐久性の面でも優れた自転車
用照明装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による自転車用発
電機内装ハブは、ハブ軸、このハブ軸に回動自在に外嵌
するハブ体、このハブ体の内側に位置する発電機を備
え、前記発電機が、ハブ軸芯方向に並ぶ複数個の発電コ
イル部を備え、前記複数個の発電コイル部それぞれが、
ハブ軸芯と同芯状のコイル軸芯を有する発電コイル、鉄
芯部材のハブ軸一端側からハブ軸他端側に向かって延出
するとともに発電コイル周方向に並ぶ複数個の第1磁極
片、前記鉄芯部材のハブ軸他端側からハブ軸一端側に向
かって延出するとともに発電コイル周方向に並ぶ複数個
の第2磁極片を備えている自転車用発電機内装ハブにお
いて、前記複数個の発電コイル部において隣接し合う一
対の発電コイル部の鉄芯部材どうしが接触し、前記一対
の発電コイル部の一方の前記第1磁極片と他方の前記第
2磁極片とが発電コイル周方向での同一箇所に位置し、
前記一対の発電コイル部の一方の前記第2磁極片と他方
の前記第1磁極片とが発電コイル周方向での同一箇所に
位置していることを特徴とする。
【0005】本発明による自転車用照明装置は、請求項
1〜6のいずれか一つに記載の自転車用発電機内装ハ
ブ、この自転車用発電機内装ハブによって電力供給され
る前照灯装置を備えるとともに、前記前照灯装置の照明
灯にかかる電圧を設定電圧以下に制御する電圧規制手段
を備えていることを特徴とする。
【0006】
【作用】本発明による自転車用発電機内装ハブにあって
は、磁極片の前記配置構成のために、隣接し合う一対の
発電コイル部において、一方の発電コイル部の第2磁極
片と他方の発電コイル部の第1磁極片とが、鉄芯部材ど
うしの接触のために接触し合うことになる。発電機が駆
動されると、一方の発電コイル部の第1磁極片と他方の
発電コイル部の第2磁極片とがN極で、一方の発電コイ
ル部の第2磁極片と他方の発電コイル部の第1磁極片と
がS極になる第1状態と、一方の発電コイル部の第1磁
極片と他方の発電コイル部の第2磁極片とがS極で、一
方の発電コイル部の第2磁極片と他方の発電コイル部の
第1磁極片とがN極になる第2状態とが交互に発生する
ことになる。すると、第1状態でも第2状態でも、S極
どうしが接触し合うとともにN極どうしが接触し合うこ
とになる。つまり、接触し合う磁極片は同一極になり、
磁束が従来のように接触し合う磁極片間でもれることな
く発電コイルに至って電流を発生させる。この場合、隣
接し合う一対の発電コイル部の一方における磁束密度の
方向と他方における磁束密度の方向とが逆になる。この
ため、一対の発電コイル部の発電コイルの巻き方向を同
じ方向にすれば、両発電コイル部の発電コイルでの電流
の流れ方向が逆方向になり、一対の発電コイル部の発電
コイルの巻き方向を逆方向にすれば、両発電コイル部の
発電コイルでの電流の流れ方向が同じ方向になる。しか
し、複数個の発電コイル部を電力取り出し部に対して直
列に接続するコイル直列型に構成する場合においても、
複数個の発電コイル部を電力取り出し部に対して並列に
接続するコイル並列型に構成する場合においても、その
接続形式と、各発電コイル部の発電コイルでの電流の流
れ方向とを考慮して、複数個の発電コイルが接続して形
成する回路上での電流の流れ方向が同じになるようにし
て各発電コイル部のコイル端を接続することにより、隣
接し合う一対の発電コイル部での磁束密度の方向が逆方
向であることを何ら障害とすることなく電力取り出しで
きる。
【0007】請求項2による構成を採用すると、発電コ
イルを直列に接続する型式と並列に接続する型式のいず
れにも配線面で有利にできる。すなわち、隣接し合う一
対の発電コイル部の一方と他方での磁束密度の方向が逆
であるにもかかわらず、一方の発電コイル部と他方の発
電コイル部のコイル巻き方向が同一であると、たとえば
一方の発電コイル部で発電コイルのハブ軸左端側がプラ
ス側になれば、他方の発電コイル部では発電コイルのハ
ブ軸左端側がマイナス側になるように、一部の発電コイ
ルのハブ軸一端側と、他の発電コイルのハブ軸一端側と
が反対の電極側になり、コイル直列型とコイル並列型の
いずれにする場合でも、各コイルから延びる線が複雑に
交錯しやすくなる。これに対し、一方の発電コイル部と
他方の発電コイル部のコイル巻き方向が逆である構成を
採用すると、たとえば一方の発電コイル部で発電コイル
のハブ軸左端側がプラス側になれば、他方の発電コイル
部でも発電コイルのハブ軸左端側がプラス側になるよう
に、全ての発電コイルの同じ横端側が同一の電極側にな
る。すると、たとえば隣接する発電コイルを隣接し合う
コイル横端側どうしで接続すれば直列型になり、全ての
発電コイルを同じ横端側で接続すれば並列型になるな
ど、各コイルから延びる線を交錯しにくくしながら直列
型にも並列型にもできる。その上、隣接し合う一対の発
電コイルの逆巻き構成を得るに当たり、発電コイル部を
製作する際に、全ての発電コイル部のコイルの巻き方向
を同じにし、複数個の発電コイル部を組み合わせて発電
機を完成する際に、隣接する一対の発電コイル部の一方
の製作時における左端側と、他方の製作時における右端
側とが接触し合うように、一対の発電コイル部の製作時
における左右向きを互いに逆にするところの発電機製作
方法を採用することにより、逆巻き構成が得られる。す
なわち、発電コイル部の製作時に巻き方向が逆である2
種類を製作しなくとも、巻き方向が同じである1種類を
製作するだけも、完成状態の発電機としては逆巻きにな
っているものが得られる。
【0008】請求項3による構成を採用すると、樹脂製
連結具が発電コイル部とハブ軸の間に入り込んで成型さ
れる際、複数個の発電コイル部が同芯状に精度よく並ん
でおれば、たとえ一部の発電コイル部でのハブ軸との間
隔が、他の発電コイル部でのハブ軸との間隔よりも大き
くなるとか小さくなっているなど、発電コイル部によっ
て発電コイル部とハブ軸の間隔が製作誤差などに起因し
て異なっていても、その間隔誤差のあるままの形状にな
り、全ての発電コイル部を同芯状に精度よく並んだ配列
状態でハブ軸に連結する。
【0009】請求項4による構成を採用すると、備える
磁石体の数量を発電コイル部の数量の割りには少なくし
ながら全ての発電コイル部が所望どおり発電作用するよ
うにできる。
【0010】請求項5による構成を採用すると、複数個
の発電コイルを直列に接続して発電するに比べ、細い巻
き線でなる発電コイルを採用しても、発電コイルによっ
て発生する抵抗が小になるとか同じになるようにしなが
ら所望電圧の電力が得られる。
【0011】請求項6による構成を採用すると、3個の
発電コイルが並列になり、コイルの巻き線径の割りには
コイルによる抵抗を小にしながら所望電圧の電力を供給
するようになる。
【0012】本発明による自転車用照明装置の場合、照
明灯に供給しても球切れが発生しない最高値の電圧を前
記設定電圧として設定する。すると、下り坂走行などの
ためにハブ体が高速回転して発電機内装ハブが前記設定
電圧よりも高電圧の電力を供給することになっても、電
圧規制手段が照明灯には前記設定電圧までの電圧しから
かからないようにして、球切れが発生しないようにす
る。
【0013】請求項8による構成を採用すると、照明が
必要となる照度を前記第1設定ルクスとして設定し、た
とえば第1設定ルクスより10ルクス明るい照度を第2
設定ルクスとして設定することにより、照明制御装置が
照度検出部と照明制御部とによって照明灯の自動制御を
行い、昼間など明るい場合には照明灯を自動的に消灯さ
せ、夜間など暗い場合には照明灯を自動的に点灯させ
る。さらに、点灯時に街灯付近などを通過する際、照度
検出部が第1設定ルクスより明るい照度を検出しても、
検出照度が第2設定ルクスより小であれば、照明制御部
が照明灯を消灯させないで点灯のままにする。
【0014】
【発明の効果】本発明による自転車用発電機内装ハブに
あっては、鉄芯部材どうしが接触していることから発電
機のハブ軸芯方向長さが短くなり、ハブ全体としても小
型で運搬時に取扱いやすいとか、自転車用車体にコンパ
クトに組み付けられるなど優れてたものにできた。しか
も、その割りには、接触し合う磁極片の間での磁束もれ
が発生しないことから、複数個の発電コイル部それぞれ
において磁極片に供給される磁束が無駄なく発電に寄与
するようになり、全ての発電コイル部が効率よく発電す
るようになった。そして、隣接する一対の発電コイル部
のコイル巻き方向を同一方向と逆方向のいずれにする場
合でも、さらに、複数個の発電コイル部を並列と直列の
いずれにして使用する場合でも、発電コイルを適切に接
続することによって各発電コイル部による発電力を支障
なく取り出せることにより、低速走行時でもハブ体の回
転速度の割りには、磁束密度を無駄なく利用した高出力
の電力が得られるものになった。
【0015】請求項2による構成を採用すると、複数個
の発電コイルから延びる線が交錯しないようにできるこ
とにより、配線面からもコンパクトに得られるようにな
る。その上、組み立て時における発電コイルの接続ミス
が発生しにくくなるのであり、さらには、発電コイル部
自体としては巻き方向が同一の1種類を作成するだけで
もよいことから、製作ミスのない状態に容易に得られる
ようになる。
【0016】請求項3による構成を採用すると、複数個
の発電コイル部を同芯状に精度よく配列して固定できる
ことにより、発電コイル部の磁極片と磁石体との間隔が
いずれの発電コイル部においても所定どおりになると
か、所定の間隔から大きくは外れない間隔になり、この
面からも高出力の電力が所望どおり得られる信頼性の高
いものになる。
【0017】請求項4による構成を採用すると、磁石体
の必要数量を少なく済ませ得ることから、磁石体の組み
付けが比較的構造簡単にできるようになり、この面から
もコンパクト化ができるようになる。
【0018】請求項5による構成を採用すると、比較的
細い巻き線でなる発電コイルを採用できることにより、
発電コイルを細い線で容易に製作できるとか、発電コイ
ルを巻き数の割りには小型に形成できるようになり、こ
の面からも容易にかつコンパクトに得られるようにな
る。
【0019】請求項6による構成を採用すると、より一
層細い巻き線でなる発電コイルを採用できるとか、発電
コイルによる抵抗が一層小になることにより、高出力の
電力が得られる割りには一層コンパクトに得られるとか
軽く駆動できるようになる。
【0020】本発明による自転車用照明装置にあって
は、請求項1〜6のうちのいずれか一つに記載の発電機
内装ハブによって照明装置に電力供給することにより、
発電機内装ハブの面から自転車用車体にコンパクトに組
み付けられるとともに、比較的低速で走行している場合
でも明るく照明できるなど、請求項1〜6の発明に対応
する組み付け面や照明面での効果が得られるように優れ
たものになった。しかも、発電機内装ハブは高出力の電
力供給をすることから、下り坂走行の際など、高速走行
すると一層高出力の電力供給をすることになるが、この
場合でも、電圧規制手段による電圧規制によって球切れ
が発生しないように耐久性の面でも優れたものになっ
た。
【0021】請求項8による構成を採用すると、照明灯
が自動的に点灯したり、消灯することにより、電力供給
源として発電機内装ハブを採用している割りには、昼間
など照明不要時には照明灯用電力を使用しないようにし
て、点灯のままにしておくよりも楽に走行駆動できるよ
うになるとともに、点灯や消灯操作の手間が不要なよう
に便利なものになる。さらには、点灯制御のための照度
よりも明るい照度の検出によって消灯制御度が行われる
ことにより、たとえば街灯箇所を通過する毎に照明灯が
点滅するトラブルを伴わないで街灯沿いを走行できるな
ど照明しながらの走行が行いやすくなる。
【0022】
【実施例】図1に示すように左右一対のハブ鍔1,1を
備えるハブ体本体2aと、このハブ体本体2aの一端側
に螺着したハブキャップ2bとで成るハブ体2を左右一
対の玉受け3,3とボール4,4および玉押し5a,5
bを介してハブ軸6に回動自在に支持されるように外嵌
してあるとともに前記ハブ体2の内側に発電機10を備
えてある自転車用発電機内装ハブと、図8および図9に
示すように照明装置ケース21の前端側にランプホルダ
ー22を介して照明灯23および予備ランプ24を取り
付けるとともに、反射鏡25および透明ランプカバー2
6を備えて成る前照灯装置20と、前記照明装置ケース
21の後端側に内装した照明制御装置30とにより、自
転車用照明装置を構成してある。ハブおよび各装置2
0,30は詳しくはつぎのように構成してある。
【0023】発電機内装ハブは、図1に示すように前輪
用ハブに構成してあり、ハブ軸6の玉押し5a,5bよ
りも軸端側に位置する左右一対のロックナット7,7と
取り付けナット8,8とでハブ軸6を自転車前輪用フォ
ークFの先端部に回動しないように締め付け固定するこ
とによって、前輪用フォークFに取り付けるようにして
ある。そして、ハブ体2が回動することによって発電機
10が駆動されて発電し、ハブ軸6の一端側に形成した
コード引き出し溝6aを通ってハブ体2の内側から外側
に延出している電気コード9によって電力を前記前照灯
装置20および照明制御装置30に供給するようにして
ある。
【0024】発電機10は、図1に示す如くハブ軸6の
軸芯に沿う方向すなわちハブ軸芯方向にハブ軸6の軸芯
と同芯状に並ぶ3個の発電コイル部11a,11b,1
1cと、発電コイル部11a〜11cの外周側にハブ軸
6の軸芯と同芯状に位置する筒状の磁石体12とによっ
て構成してある。
【0025】3個の発電コイル部11a〜11cのそれ
ぞれに、図1に示すように樹脂製ボビン13に巻き付け
た発電コイル14を備えてあるとともに、この発電コイ
ル14の外周側に発電コイル14の周方向に等間隔で並
ぶ32個の図2および図3に示す如き磁極片15aまた
は15bを有した純鉄製の鉄芯部材15を備えてある。
3個の発電コイル部11a〜11cは、これらの発電コ
イル部11a〜11cでなる発電コイル群のハブ軸6の
軸芯方向での長さが極力小になるように、隣接し合う一
対の発電コイル部11aと11bの間、11bと11c
の間のそれぞれにおいて鉄芯部材15どうしが接触し合
うようにしてハブ軸6の外周側に配置してあり、そし
て、発電コイル部11a〜11cとハブ軸6の間に設け
た樹脂製連結具16によってハブ軸6に固定して、ハブ
軸6にこれの軸芯方向にも周方向にもずれ動かないよう
に支持されるようにしてある。
【0026】3個の発電コイル部11a〜11cは、そ
れぞれの前記磁極片15a,15bが図6に示す配列に
なるように組み合わせてある。すなわち、両端に位置す
る発電コイル部11a,11cそれぞれの前記磁極片1
5aと15bのうちの鉄芯部材15のハブ軸一端側から
ハブ軸他端側に向かって延出している方の第1磁極片1
5aと、中央に位置する発電コイル部11bの前記磁極
片15aと15bのうちの鉄芯部材15のハブ軸他端側
からハブ軸一端側に向かって延出している方の第2磁極
片15bとがハブ軸6の軸芯方向に一直線状に並ぶよう
に、すなわち発電コイル周方向での同一箇所に位置する
ように配列し、両端に位置する発電コイル部11a,1
1cそれぞれの前記磁極片15aと15bのうちの鉄芯
部材15のハブ軸他端側からハブ軸一端側に向かって延
出している方の第2磁極片15bと、中央に位置する発
電コイル部11bの前記磁極片15aと15bのうちの
鉄芯部材15のハブ軸一端側からハブ軸他端側に向かっ
て延出している方の第1磁極片15aとがハブ軸6の軸
芯方向に一直線状に並ぶように、すなわち発電コイル周
方向での同一箇所に位置するように配列してある。つま
り、隣接する発電コイル部11aと11bの間、11b
と11cの間それぞれにおいて鉄芯部材15どうしの接
触のために接触し合うことになる第1磁極片15aと第
2磁極片15bとは、一方がN極になる際には他方もN
極になり、一方がS極になる際には他方もS極になるよ
うに常に同一極の磁極片になるようにしてある。尚、こ
の場合、3個の発電コイル部11a〜11cの磁極片が
発電コイル14の周方向で全く同一箇所に位置しなく
て、若干位置ずれしても、各磁極片が磁石体12から所
定どおり磁束供給されて支障なく発電できる程度の位置
ずれであれば、この配置も、発電コイル周方向での同一
箇所に位置している配置であるとみなし、このように呼
称するものとする。
【0027】3個の発電コイル部11a〜11cの発電
コイル14は、図11に示す如く電力取り出し部として
の電気コード9に対して並列に接続してある。3個の発
電コイル部11a〜11cにおいて隣接し合う一対の発
電コイル部11aと11bまたは11bと11cでの一
方の発電コイル巻き方向と他方の発電コイル巻き方向と
が逆方向になるように、端の発電コイル部11aと11
cの発電コイル14の巻き方向を同一の巻き方向にし、
中央の発電コイル部11bの発電コイル14の巻き方向
を両端の発電コイル部11a,11cの発電コイル14
の巻き方向とは逆方向にしてある。これにより、3個の
発電コイル14を直列に接続するに比べ、取り出し可能
な電圧の割りには発電コイル14によって発生する抵抗
が小になる。しかも、磁極片15a,15bの前記配置
構成のために両端の発電コイル部11a,11cと中央
の発電コイル部11bとでは磁束密度の方向が逆になる
にもかかわらず、両端の発電コイル14のハブ軸一端側
がプラス側になる場合には中央の発電コイル14のハブ
軸一端側もプラス側になるように、全ての発電コイル1
4の同じ横端側が同一の電極側になる。このため、全て
の発電コイル14の巻き方向を同一にするに比べ、各発
電コイル14を前記電気コード9に接続したり、ハブ軸
6に接触して導通しているアース端子17に接続するた
めに各発電コイル14から引き出す線が交錯しにくくな
る。
【0028】筒状の磁石体12は、図4に示す如き円弧
形磁石片12aの4個で成り、これらの磁石片12a
を、図1に示す如くハブ体本体2aの内側にハブ軸6の
軸芯と同芯状に位置する純鉄製の筒型バックヨーク18
にハブ体周方向に環状に並べて装着し、ハブキャップ2
bによるハブ体本体2aへの押し付け作用と、ハブキャ
ップ2bの係止部2cによる係止作用でバックヨーク1
8と共にハブ体本体2aに固定することによって形成し
てある。4個の円弧形磁石片12aそれぞれは、図5に
示す如く4つのN極と4つのS極がハブ体周方向に前記
磁極片15a,15bの配列ピッチと同じ配列ピッチで
交互に位置するように着磁してあるとともに、4個の円
弧形磁石片12aそれぞれのハブ軸芯方向での長さを、
3個の発電コイル部11a〜11cでなる発電コイル群
のハブ軸芯方向長さに等しいまたはこれに近い長さにし
てある。これにより、筒状の磁石体12は、発電コイル
群のハブ軸芯方向長さに等しいまたはこれに近いハブ軸
芯方向での長さを備えるとともに、発電コイル14の周
方向に各発電コイル部11a〜11cの合計32極の磁
極片15a,15bと同じ数量で同じ配列ピッチの磁極
を備え、ハブ体2と共にハブ体2の回転速度と同じ回転
速度で回動して、3個の発電コイル部11a〜11cの
いずれにも磁束供給する。
【0029】つまり、ハブ体2が回動すると、筒状の磁
石体12が3個の発電コイル部11a〜11c対してこ
れらの外周側を回動し、磁石体12のハブ体周方向に並
んでいる磁極が3個の発電コイル部11a〜11cそれ
ぞれの第1磁極片15aと第2磁極片15bとに順次対
向して磁束供給して行く。すると、発電コイル群は、図
6(イ)に示すように端の発電コイル部11a,11c
の全ての第1磁極片15aと、中央の発電コイル部11
bの全ての第2磁極片15bとがN極で、端の発電コイ
ル部11a,11cの全ての第2磁極片15bと、中央
の発電コイル部11bの全ての第1磁極片15aとがS
極になる第1状態になったり、図6(ロ)に示すように
端の発電コイル部11a,11cの全ての第1磁極片1
5aと、中央の発電コイル部11bの全ての第2磁極片
15bとがS極で、端の発電コイル部11a,11cの
全ての第2磁極片15bと、中央の発電コイル部11b
の全ての第1磁極片15aとがN極になる第2状態にな
ったりする。このために、3個の発電コイル部11a〜
11cそれぞれにおいて、磁束密度が第1磁極片15a
から第2磁極片15bに向かう方向になる状態と、第2
磁極片15bから第1磁極片15aに向かう方向になる
状態とに繰り返し変化し、発電コイル14に電流が発生
する。この時、図6(イ)および(ロ)に示すように、
発電コイル部11aと11bの間、11bと11cの間
それぞれにおいて、接触し合っている第1磁極片15a
と第2磁極片15bとのいずれもが常に同一極の磁極に
なる。このため、磁石体12から3個の発電コイル11
a〜11cのそれぞれに供給される磁束は、接触し合っ
ている磁極片の間で発電コイル外にもれることなく各発
電コイル部11aまたは11bまたは11cの発電コイ
ル14に確実に至り、全ての発電コイル部11a〜11
cは磁石体12が磁極片15a,15bに供給する磁束
密度に応じた電力の発電を確実に行う。
【0030】図1に示すように、前記樹脂製連結具16
の一端側に、前記玉押し5aの端部に当接してこの玉押
し5aのハブ軸6に対する位置決めを行う当たり部16
aを備え、玉押し5aをハブ軸6に対して前記当たり部
16aに当接するまでねじ込み操作した後に他方の玉押
し5bをハブ軸6にねじ込み操作し、ハブ体2を左右の
玉押し5a,5bによって玉受け3とボール4を介して
受け止め支持されてハブ軸6にハブ軸芯方向にずれ動か
ないように取り付ける組み付け方法により、発電機内装
ハブの組み立てを行うようにしてある。つまり、前記当
たり部16aが発電コイル群と磁石体12とのハブ軸芯
方向で位置合わせするための基準になる。これにより、
発電機10はハブ体2の内部に位置して外部から見えな
い割りには、発電コイル部11a〜11cをハブ軸6に
固定するための樹脂製連結具6を位置合わせ手段に有効
に利用し、発電コイル部11a〜11cと磁石体12と
が所定のハブ軸芯方向での位置わせ状態に精度よくなっ
て所望どおり確実に発電するように容易に組み立てられ
る。
【0031】図1に示すように、前記樹脂製連結具16
の他端側に、前記コード引き出し溝6aの端部に入り込
んでハブ軸6に回動しないように係合する係止部16b
を備え、樹脂製連結具16のハブ軸6に対する回り止め
を図ってある。すなわち、樹脂製連結具16のハブ軸6
に対する接着だけではなく、コード引き出し溝6aを回
り止め手段に有効に利用して、樹脂製連結具16のハブ
軸6に対する回り止めを行ってある。これにより、樹脂
製連結具16のハブ軸6に対する接着力が低下した場合
でも発電コイル部11a〜11cがハブ軸6に確実に固
定して所望どおり発電する。
【0032】前記前照灯装置20は、照明装置ケース2
1から延出してある取り付けアーム27と、この取り付
けアーム27を前輪用フォークFに締め付け連結するよ
うに構成してある取り付けねじ28とによって前輪用フ
ォークFに取り付け、前記照明灯23を前記発電機10
からの電力で点灯して照明するようにしてある。
【0033】前記照明制御装置30は、図10に示すよ
うに、CdS31、抵抗32a,32b,32c、ヒス
テリシスコンパレータ33、ダイオード34、トランジ
スタ35、トランジスタ36、複数個のツェナダイオー
ド37などを備えた電気回路によって構成してあり、前
記CdS31で成る照度検出部31、前記抵抗32a〜
32c、ヒステリシスコンパレータ33、ダイオード3
4、トランジスタ35、トランジスタ36などを備える
回路部分でなる照明制御部38、前記複数個のツェナダ
イオード37を備える回路部分でなる電圧規制手段39
を備え、照明灯23を自動的に点灯および消灯するよう
に制御するとともに、照明灯23の玉切れ防止を行う。
【0034】すなわち、照度検出部31は、図8および
図9に示す照明装置ケース21の受光窓29を通してケ
ース外部から受光し、受光量が変化すると電気抵抗が変
化することにより、ケース外の照度を検出するととも
に、検出照度が何ルクスの検出照度であるかを電気信号
として照明制御部38に出力する。
【0035】照明制御部38は、抵抗32a〜32cお
よびダイオード34を備える回路部分の作用により、点
灯用照度としての第1設定ルクスL1を設定するととも
に、この第1設定ルクスL1よりも明るい第2設定ルク
スL2を消灯用照度として設定し、ヒステリシスコンパ
レータ33の作用により、照度検出部31による検出照
度Lを前記第1設定ルクスL1や第2設定ルクスL2と
比較して、検出照度Lが第1設定ルクスL1以下である
か否かを判断したり、第2設定ルクスL2以上であるか
否かを判断する。照度検出部31による検出照度Lが前
記第1設定ルクスL1以下であると判断すると、ダイオ
ード35を備える回路部分の作用により、ダイオード3
6を点灯側に自動的に切り換えてこのダイオード36に
照明灯23の点灯操作を行わせ、照度検出部31による
検出照度Lが前記第2設定ルクスL2以上であると判断
すると、ダイオード35を備える回路部分の作用によ
り、ダイオード36を消灯側に自動的に切り換えてこの
ダイオード36に照明灯23の消灯操作を行わせる。そ
して、ヒステリシスコンパレータ33は、抵抗32cや
ダイオード34を備える回路部分の作用により、図12
に示す如く検出照度Lが第1設定ルクスL1と第2設定
ルクスL2の間の範囲にある際にはダイオード36が点
灯側になる場合も消灯側になる場合もあるようにヒステ
リシスを持たせてダイオード36の切り換え操作を行わ
せる。このため、照度検出部31による検出照度が第2
設定ルクスL2以上になると、この後、検出照度Lが第
2設定ルクスL2よりも低ルクスに変化しても、第1設
定ルクスL1以下に変化するまでは、ダイオード36が
消灯側になっており、検出照度Lが第1設定ルクスL1
以下にまで変化して始めてダイオード36が点灯側に切
り換わる。また、照度検出部31による検出照度Lが第
1設定ルクスL1以下になると、この後、検出照度Lが
第1設定ルクスL1よりも高ルクスに変化しても、第2
設定ルクスL2以上に変化するまでは、ダイオード36
が点灯側になっており、検出照度Lが第2設定ルクスL
2以上にまで変化して始めてダイオード36が消灯側に
切り換わる。そして、前記第1設定ルクスL1および第
2設定ルクスL2としては、走行コースの照度条件、あ
るいは、照明用基準などに応じた任意の値を設定すれば
よいが、具体的には、照明を使用することが好ましい照
度、点灯したままでは発電機の駆動抵抗による駆動負荷
が比較的大きく感じられる照度などに鑑みて前記第1設
定ルクスL1として約10ルクスを設定し、前記第2設
定ルクスL2として約20ルクスを設定してある。
【0036】これにより、夜間走行の際など、照度検出
部31が約10ルクス以下の照度を検出すると、この検
出照度に基いて照明制御部38が照明灯23を自動的に
点灯させ、昼間走行の際など、照度検出部31が約20
ルクス以上の照度を検出すると、この検出照度に基いて
照明制御部38が照明灯23を自動的に点灯させるので
あり、前照灯装置20を入り切り操作する手間を掛けな
くとも、照明が必要な場合には前照灯装置20が点灯し
て照明しながら走行でき、照明が不要な場合には前照灯
装置20が消灯して発電機10の駆動負荷を伴わないで
走行できる。しかも、たとえば街灯付近など、比較的明
るい箇所を通過する場合でも、その照度が約20ルクス
に達しない場合には、照明灯23が点滅しないように点
灯のままにして走行できる。
【0037】前記電圧規制手段39は、図10に示すよ
うに照明灯23に対して並列に接続している複数個の電
圧規制回路39aを備えているとともに、複数個の電圧
規制回路39aそれぞれは、交流の電流に作用するよう
に互いに逆方向に向かって接続している一対のツェナダ
イーオド37,37を備えていることにより、発電機1
0から供給される電流を照明灯23の他に、複数個の電
圧規制回路39aのそれぞれにも流す。これにより、電
圧規制手段39は、発電機10から供給されて照明灯2
3にかかる電圧を設定電圧以下に制御する。この設定電
圧としては、照明灯23に玉切れが発生しにくい電圧を
設定してある。このため、発電機10が高速回転で駆動
されて高電圧の電力を供給する場合でも、照明灯23に
玉切れが発生することを防止しながら照明できる。さら
に、照明灯23が玉きれして発電機10からの電流が電
圧規制回路39aにのみ流れることになっても、複数個
の電圧規制回路39aに流れて、各電圧規制回路39a
のツェナダイーオド37に流れる電流が極力小電流にな
る。このため、電圧規制手段39は、照明灯23が玉き
れしても、ツェナダイーオド37が破損しにくくて、照
明灯交換後にも玉切れ防止を確実に行うように信頼性の
高いものになる。
【0038】発電コイル群はつぎの製作方法によって作
成してある。すなわち、前記ボビン13に巻き付けた発
電コイル14と、図2および図3に示す如く同一形状に
形成した第1鉄芯部材19Aと第2鉄芯部材19Bを、
図1および図6に示す如く組み合わせて、一つの発電コ
イル部11aまたは11bまたは11cを作成する。す
なわち、第1鉄芯部材19Aの外周側にその周方向に等
間隔で並ぶ配列で備えてある16個の舌片19aと、第
2鉄芯部材19Bの外周側にその周方向に等間隔で並ぶ
配列で備えてある16個の舌片19bとが図6(イ)お
よび(ロ)に示す如く互いに反対方向に向かって延出す
るとともに噛み合う組み付け向きにして組み合わせる。
この組み合わせ状態にした3個の発電コイル部11a〜
11bのうちの両端に配置する発電コイル部11a,1
1cの左右向きは同じで、中央に配置する発電コイル部
11bの左右向は両端に配置する発電コイル部11a,
11cの左右向きとは逆になるようして、かつ、隣接し
合う発電コイル部11aと11b、11bと11cの第
1鉄芯部材19Aと第2鉄芯部材19Bとが接触するよ
うにして同芯状に並列させた3個の発電コイル部11a
〜11cと、これら発電コイル部11a〜11cの内側
に同芯状に配置したハブ軸6とを樹脂成型用型(図示せ
ず)に装着し、樹脂を発電コイル部11a〜11cとハ
ブ軸6との間に供給してから固形化させて図1に示す形
状に成型することにより、前記樹脂製連結具16を作成
するとともに、発電コイル群を作成する。つまり、3個
の発電コイル部11a〜11cのそれぞれを作成する際
には、全ての発電コイル部11a〜11cの発電コイル
14の巻き方向が同一方向になるようにして作成する。
そして、3個の発電コイル部11a〜11cを発電コイ
ル群に組み合わせて樹脂製連結具16で連結する際に、
両端に配置する発電コイル部11a,11cの左右向き
と中央に配置する発電コイル部11bの左右向きとを逆
にすることにより、両端の発電コイル部11aと11c
とでは発電コイル14の巻き方向が同じになり、中央の
発電コイル部11bの発電コイル14の巻き方向が両端
の発電コイル部11a,11cのコイル巻き方向とは逆
方向になるようにする。そして、両端の発電コイル部1
1aと11cとでは、第1鉄芯部材19Aの舌片19a
によって前記第1磁極片15aを形成し、第2鉄芯部材
19Bの舌片19bによって前記第2磁極片15bを形
成する。そして、中央の発電コイル部11bでは、第2
鉄芯部材19Bの舌片19bによって前記第1磁極片1
5aを形成し、第1鉄芯部材19Aの舌片19aによっ
て前記第2磁極片15bを形成する。
【0039】これにより、発電コイル部11a〜11b
の製作時には発電コイル14の巻き方向が逆である2種
類を製作しなくとも、巻き方向が同じである1種類を製
作するだけも、完成状態の発電機としては、隣接する一
対の発電コイル部11aと11bの間、および、11b
と11cの間では発電コイル14の巻き方向が逆巻きに
なっているものが得られる。樹脂製連結具16が発電コ
イル部11a〜11cとハブ軸6の間に入り込んで成型
される際、発電コイル部11a〜11cが同芯状に精度
よく並んでおれば、たとえ一部の発電コイル部でのハブ
軸6との間隔が、他の発電コイル部でのハブ軸6との間
隔よりも大きくなるとか小さくなっていても、樹脂製連
結体16が前記間隔誤差のあるままの形状になり、全て
の発電コイル部11a〜11cを同芯状に精度よく並ん
だ配列状態でハブ軸6に連結する。
【0040】尚、図2および図3に示す鉄芯部材19
A,19Bの突起19cと貫通孔19dは、3個の発電
コイル部11a〜11cを組み付ける際の位置決め用で
ある。すなわち、3個の発電コイル部11a〜11cの
組み付けを行う際、隣接し合う鉄芯部材15の一方の突
起19cを他方の鉄芯部材15のいずれかの貫通孔19
cに入り込むようにする。すると、この入り込みによ
り、隣接し合う一対の発電コイル部11aと11b、1
1bと11cのそれぞれにおいて、各発電コイル部11
a〜11cの第1磁極片15aと第2磁極片15bとが
発電コイル周方向での所定の位置合わせ状態になる。
【0041】〔別実施例〕請求項1〜4による発明は、
複数個の発電コイルを電力取り出し部に対して直列に接
続して構成する発電機内装ハブにも適応できる。
【0042】請求項1〜6による発明は、発電コイル部
として2個または4個以上備える発電機内装ハブにも適
応できる。
【0043】照明灯にかかる電圧を規制するに、ツェナ
ダイオード37に替え、低電流ダイオードを採用した
り、発電機からの電力が設定電圧以上になると照明灯に
対して自動的に直列接続するように切り換え制御される
とともに抵抗を備えた電圧規制回路を採用してもよい。
したがって、これらを電圧規制手段39と総称する。
【0044】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】自転車前輪用発電機内装ハブの断面図
【図2】鉄芯部材の断面図
【図3】鉄芯部材の側面図
【図4】磁石体の断面図
【図5】磁極配列の説明図
【図6】磁極片配列の説明図
【図7】従来の磁極片配列の説明図
【図8】前照灯装置の断面図
【図9】前照灯装置の断面図
【図10】電気回路図
【図11】発電コイル接続の説明図
【図12】照明灯のヒステリシス制御の説明図
【符号の説明】
2 ハブ体 6 ハブ軸 9 電力取り出し部 10 発電機 11a,11b,11c 発電コイル部 12 磁石体 14 発電コイル 15 鉄芯部材 16 樹脂製連結具 20 前照灯装置 23 照明灯 30 照明制御装置 31 照度検出部 38 照明制御部 39 電圧規制手段 L 検出照度 L1 第1設定ルクス L2 第2設定ルクス

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハブ軸(6)、このハブ軸(6)に回動
    自在に外嵌するハブ体(2)、このハブ体(2)の内側
    に位置する発電機(10)を備え、 前記発電機(10)が、ハブ軸芯方向に並ぶ複数個の発
    電コイル部(11a,11b,11c)を備え、 前記複数個の発電コイル部(11a,11b,11c)
    それぞれが、ハブ軸芯と同芯状のコイル軸芯を有する発
    電コイル(14)、鉄芯部材(15)のハブ軸一端側か
    らハブ軸他端側に向かって延出するとともに発電コイル
    周方向に並ぶ複数個の第1磁極片(15a)、前記鉄芯
    部材(15)のハブ軸他端側からハブ軸一端側に向かっ
    て延出するとともに発電コイル周方向に並ぶ複数個の第
    2磁極片(15b)を備えている自転車用発電機内装ハ
    ブであって、 前記複数個の発電コイル部(11a,11b,11c)
    において隣接し合う一対の発電コイル部(11a,11
    b,),(11b,11c)の鉄芯部材(15)どうし
    が接触し、前記一対の発電コイル部(11a,11
    b,),(11b,11c)の一方の前記第1磁極片
    (15a)と他方の前記第2磁極片(15b)とが発電
    コイル周方向での同一箇所に位置し、前記一対の発電コ
    イル部(11a,11b,),(11b,11c)の一
    方の前記第2磁極片(15b)と他方の前記第1磁極片
    (15a)とが発電コイル周方向での同一箇所に位置し
    ている自転車用発電機内装ハブ。
  2. 【請求項2】 前記複数個の発電コイル部(11a,1
    1b,11c)において隣接し合う一対の発電コイル部
    (11a,11b,),(11b,11c)の一方の発
    電コイル巻き方向と、他方の発電コイル巻き方向とが逆
    方向である請求項1記載の自転車用発電機内装ハブ。
  3. 【請求項3】 前記複数個の発電コイル部(11a,1
    1b,11c)と前記ハブ軸(6)との間に位置する樹
    脂製連結具(16)を備えているとともに、この樹脂製
    連結具(16)が前記複数個の発電コイル部(11a,
    11b,11c)と前記ハブ軸(6)の間に供給してか
    ら成型されて、前記複数個の発電コイル部(11a,1
    1b,11c)を前記ハブ軸(6)に固定している請求
    項1または2記載の自転車用発電機内装ハブ。
  4. 【請求項4】 前記発電機(10)が備える磁石体(1
    2)が、前記複数個の発電コイル部(11a,11b,
    11c)でなる発電コイル群のハブ軸芯方向長さに等し
    いまたはこれに近いハブ軸芯方向長さを有する磁石体
    で、前記複数個の発電コイル部(11a,11b,11
    c)のいずれにも磁束供給する請求項3記載の自転車用
    発電機内装ハブ。
  5. 【請求項5】 前記複数個の発電コイル部(11a,1
    1b,11c)に各別に備えられている複数個の発電コ
    イル(14)が電力取り出し部(9)に対して並列に接
    続している請求項4記載の自転車用発電機内装ハブ。
  6. 【請求項6】 前記発電機(10)が3個の発電コイル
    部(11a,11b,11c)を備え、最もハブ軸一端
    側に位置する発電コイル部(11a)と、中間に位置す
    る発電コイル部(11b)との鉄芯部材(15)どうし
    が接触し、最もハブ軸他端側に位置する発電コイル部
    (11c)と、中間に位置する発電コイル部(11b)
    との鉄芯部材(15)どうしが接触している請求項5記
    載の自転車用発電機内装ハブ。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一つに記載の自
    転車用発電機内装ハブ、この自転車用発電機内装ハブに
    よって電力供給される前照灯装置(20)を備えるとと
    もに、前記前照灯装置(20)の照明灯(23)にかか
    る電圧を設定電圧以下に制御する電圧規制手段(39)
    を備えている自転車用照明装置。
  8. 【請求項8】 前記前照灯装置(20)を制御する照明
    制御装置(30)を備えるとともに、この照明制御装置
    (30)は、照度検出部(31)、および、この照度検
    出部(31)による検出照度(L)に基づいて前記前照
    灯装置(20)を自動的に制御する照明制御部(38)
    を備え、前記照度検出部(31)による検出照度(L)
    が第1設定ルクス(L1)以下であると前記前照灯装置
    (20)を点灯させ、前記照度検出部(31)による検
    出照度(L)が前記第1設定ルクス(L1)より明るい
    第2設定ルクス(L2)以上であると前記前照灯装置
    (20)を消灯させる請求項7記載の自転車用照明装
    置。
JP00578795A 1995-01-18 1995-01-18 自転車用発電機内装ハブおよび自転車用照明装置 Expired - Fee Related JP3556001B2 (ja)

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