JP4164071B2 - クローポール形発電機及び自転車用発電ハブ - Google Patents

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Description

本発明は、クローポール形発電機及びそれを用いた自転車用発電ハブに関する。
自転車の発電ハブには、クローポール形発電機を用いたものが知られている。従来のクローポール形発電機において、板状片を積層した複数組の第1及び第2積層ヨークでヨークを構成したものが知られている。積層ヨークで構成された従来のクローポール形発電機には、板状片が、C字状に形成されヨーク内周部とヨーク外周部とそれらを接続する胴部とを有しているもの(たとえば、特許文献1参照)と、板状片が、円板部と円板部の周縁から放射状に形成されかつ円板部と交差するする方向に折り曲げられたヨーク外周部とを有しているもの(たとえば、特許文献2参照)とが知られている。
前者の従来の発電機では、第1及び第2積層ヨークは、ハブ軸に取り付けられ、コイルの両端に積層ヨークの幅に形成されたヨーク取付溝に円周方向に並べて挿入されている。ヨーク取付溝に取り付けられた第1及び第2積層ヨークは、積層された板状片のヨーク外周部の先端が重なりかつ逆向きになるように交互に配置される。
後者の従来の発電機では、第1及び第2積層ヨークは、積層された板状片の円板部がコイルの両端でハブ軸に軸方向に並べて取り付けられ、第1及び第2積層ヨークは、積層された板状片のヨーク外周部の先端が逆向きになるように交互に配置される。
いずれの発電機も、積層ヨークの板状片のヨーク外周部は、発電効率を高めるためにハブシェルに固定された永久磁石と僅かな隙間をあけて配置されている。このような交互に配置された第1及び第2積層ヨークでヨークを構成すると、渦電流による損出が低減して出力特性を改善できる。
特開2001−202017号公報(図2,図3) 特開2004−229403号公報(図5)
前者の従来の発電機では、積層ヨークの各板状片がハブ軸の径方向にずれるおそれがある。また、後者の従来の発電機では、ヨーク外周部の折り曲げ角度が僅かでも異なると、やはりヨークの外周面が不揃いになるおそれがある。前記従来の発電機では、いずれのものも積層ヨークの外周部が磁石と僅かな隙間をあけて配置されるため、ヨークの外周面がずれたり不揃いであると、突出した板状片の外周部が磁石に接触するおそれがある。このため、これを防止するために、ヨークを含むハブ軸に固定された部分をインサート成形等の手法により合成樹脂等で固めることが考えられる。しかし、このようにすると、固定部分の重量が樹脂の分だけ重くなり、発電機の重量増を招く。
本発明の課題は、積層ヨークを有するクローポール形発電機及びそれを用いた発電ハブにおいて、重量増を抑えつつヨーク外周部が磁石に接触しないようにすることにある。
発明1に係るクローポール形発電機は、円周上に配置された永久磁石と、永久磁石の内周側に配置されたリング状のコイル及びコイルの周囲を囲むように配置されたヨークを有し永久磁石と相対回転可能に配置される内側固定ユニットとを備えた発電機において、ヨークは、コイルと永久磁石との間に配置されるステータヨークと、ステータヨークと磁気的に結合されコイル内周に配置されるコアヨークとを有し、ステータヨークは、積層された複数の板状片からなりコイルを挟んで軸方向反対側に配置される複数組の第1及び第2積層ヨークを有し、内側固定ユニットは、両積層ヨークの外周面の少なくとも一部を覆うカバー部材をさらに有することを特徴とし、カバー部材は、ヨークの外周面を覆う外周部と、外周部と一体形成され外周部の両端側のヨークの両側面を覆う1対の側面部とを有し、カバー部材は収縮時に板状片を内周側に押圧する。
このクローポール形発電機では、永久磁石とステータヨークとが対向しており、これらが相対回転することによって、コアヨークに交番磁束が発生する。これによりコイルに電流が流れて発電される。具体的には、第1積層ヨークのヨーク外周部がN極となり第2積層ヨークのヨーク外周部がS極となる状態と、第1積層ヨークのヨーク外周部がS極となり第2積層ヨークのヨーク外周部がN極となる状態とを交互に入れ替えて交番磁束を発生させている。この発電時には、交番磁束に加えて、渦電流も発生するが、板状片を積層することによりヨークを形成しているので、渦電流の発生を抑えることができる。ここでは、渦電流の発生が少ないクローポール形のヨークの少なくとも外周面の一部をカバー部材が覆っているので、第1及び第2積層ヨークを構成する板状片がずれにくくなるとともに、不揃いになりにくくなる。このため、複数の板状片を積層させた第1及び第2積層ヨークのヨーク外周部と永久磁石の隙間を狭くしてもヨークが永久磁石に接触しにくくなる。しかも、全体を合成樹脂で固めるのではなく、少なくともヨークの外周面の一部を覆うだけであるので、カバー部材を設けても内側固定ユニットの重量増は僅かであり、発電機の重量増を可及的に抑えることができる。
また、カバー部材がヨークの外周面だけでなく側面も覆うので、カバー部材がヨークに確実に固定され、カバー部材が外れにくくなる。
さらに,カバー部材は、熱収縮性を有する合成樹脂製の筒状部材を熱により収縮させて形成されている。この場合には、合成樹脂製の筒状部材を熱により収縮させてカバー部材が形成されているので、ヨークの形状に沿ったカバー部材を簡単に形成できる。
発明2に係るクローボール形発電機は、発明1に記載の発電機において、複数の板状片は、円周方向に積層され、コイルと永久磁石との間に配置されるステータヨークとして機能するヨーク外周部を有し、複数組の第1及び第2積層ヨークは、ヨーク外周部が円周方向に交互に位置するように設けられており、カバー部材は、少なくともヨーク外周部の一部を覆う。この場合には、積層ヨークが板状片を円周方向に積層して形成されているとともに、ステータヨークとして機能するヨーク外周部を有しているので、板状片を折り曲げることにより生じやすい磁気的歪みが生じにくくなる。また、カバー部材がヨーク外周部の少なくとも一部を覆っているので、板状片が径方向にずれにくくなる。
発明3に係るクローポール形発電機は、発明1又は2に記載の発電機において、コアヨークは、第1積層ヨーク及び第2積層ヨークと一体形成され、積層された複数の板状片は、ヨーク外周部の内周側に対向して配置されコアヨークとなるヨーク内周部を有する。この場合には、ステータヨークとコアヨークとが一体形成されるので、発電機の組立が容易であるとともに、コイルの外周側と内周側とでヨークが一体形成されるので、磁気損失が少なくなる。
発明4に係るクローポール形発電機は、発明3に記載の発電機において、第1及び第2積層ヨークは、板状片のそれぞれのヨーク内周部が軸方向に対向している。この場合には、ヨーク内周部が軸方向に対向して配置されているので、第1積層ヨークと第2積層ヨークとのコアヨーク部分が、それぞれのヨーク内周部によって磁気的に直接接続されることとなり、両積層ヨークを接続するための他の磁性体が不要となる。しかも、両積層ヨーク間を磁束が通過する磁路断面積を十分に確保して磁気飽和を避けることができる。
発明5に係るクローポール形発電機は、発明1から4のいずれかに記載の発電機において、軸方向に延びる筒状部と、筒状部の軸方向両端に設けられた1対のフランジ部とを有し、筒状部の外周にコイルが巻かれたボビンをさらに備えている。この場合には、コイルがボビンに巻かれるので、コイルの巻線を整列しやすくなる。また、ボビンを利用して第1及び第2積層ヨークを周方向に間隔を隔てて配置しやすくなる。
発明に係るクローポール形発電機は、発明1から5のいずれかに記載の発電機において、カバー部材は、塩化ビニル樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂,エチレン・プロピレン樹脂,ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂からなる群から選択されたひとつの熱収縮性を有する合成樹脂製である。
発明に係る発電ハブは、自転車のフレームに装着される車輪中央部に設けられる発電ハブであって、ハブ軸と、ハブシェルと、軸受と、クローポール形発電機とを備えている。ハブ軸は、フレームに装着される軸である。ハブシェルは、ハブ軸の外周側に配置された筒状のものである。軸受は、ハブシェルをハブ軸に対して回転自在に支持するためのものである。クローポール形発電機は、軸受の間に配置され、ハブシェルの内周面に円周状に設けられた永久磁石と、永久磁石の内周側に配置され、ハブ軸に固定された内側固定ユニットとを有する、発明1から7のいずれかに記載のものである。
この発電ハブでは、車輪が回転して永久磁石と内側固定ユニットとが相対回転すると、
永久磁石とヨーク外周部とが対向しているので、コアヨークに交番磁束が発生する。具体的には、第1積層ヨークのヨーク外周部がN極となり第2積層ヨークのヨーク外周部がS極となる状態と、第1積層ヨークのヨーク外周部がS極となり第2積層ヨークのヨーク外周部がN極となる状態とを交互に入れ替えて交番磁束を発生させている。この発電時には、交番磁束に加えて、渦電流も発生するが、板状片を積層することによりヨークを形成しているので、渦電流の発生を抑えることができる。ここでは、渦電流の発生が少ないクローポール形のヨークの少なくとも外周面の一部をカバー部材が覆っているので、第1及び第2積層ヨークを構成する板状片がずれにくくなる。このため、複数の板状片を積層させた第1及び第2積層ヨークのヨーク外周部と永久磁石の隙間を狭くしてもヨークが永久磁石に接触しにくくなる。しかも、全体を合成樹脂で固めるのではなく、少なくともヨークの外周面の一部を覆うだけであるので、カバー部材を設けても内側固定ユニットの重量増は僅かであり、発電機の重量増を可及的に抑えることができる。
本発明によれば、渦電流の発生が少ないクローポール形のヨークの少なくとも外周面の一部をカバー部材が覆っているので、第1及び第2積層ヨークを構成する板状片がずれにくくなるとともに、不揃いになりにくくなる。このため、複数の板状片を積層させた第1及び第2積層ヨークのヨーク外周部と永久磁石の隙間を狭くしてもヨークが永久磁石に接触しにくくなる。しかも、全体を合成樹脂で固めるのではなく、少なくともヨークの外周面の一部を覆うだけであるので、カバー部材を設けても内側固定ユニットの重量増は僅かであり、発電機の重量増を可及的に抑えることができる。
図1において、本発明の一実施形態を採用した自転車101は、フロントフォーク102aを有するフレーム102と、ハンドル104と、チェーンやペダル等から成る駆動部105と、スポーク99を有する前輪(車輪)106と、後輪107とを備えている。この自転車101の前輪106に発電ハブ10が組み込まれ、光センサ付きの前照灯14に発電した電力が電源線13を介して供給されている。
図2及び図3に示す発電ハブ10は、自転車の前輪106とともに、フロントフォーク102aの先端に装着されるものである。この発電ハブ10は、フロントフォーク102aに両端部が固定されたハブ軸15と、ハブ軸15の外周側に配置され1対の軸受16,17によってハブ軸15に回転自在に支持されたハブシェル18と、ハブ軸15とハブシェル18との間に配置された発電機構(クローポール形発電機の一例)20と、発電機構20で発生した電力を外部のたとえば前照灯14などの電気機器に供給するためのコネクタ22とを備えている。コネクタ22には、電源線13が接続されている。
ハブ軸15の外周面には、両端に形成された第1雄ねじ部15a,15bと、第1雄ねじ部15a,15bの間に形成され第1雄ねじ部15a,15bより大径の第2雄ねじ部15cが形成されている。また、発電機構20の装着部分から第1雄ねじ部15bの端部にかけて、ハブ軸15の外周面には、発電機構20とコネクタ22とを接続する内部配線30を通すための配線挿通溝15dが形成されている。ハブ軸15は、第1雄ねじ部15a,15bに螺合する固定ナット24,25によりフロントフォーク102aに回転不能に固定される。
ハブシェル18は、ケース本体31と、ケース本体の一端(図2右端)を覆う蓋部材32とを有している。ケース本体31は、ハブ軸15の軸方向に延びて形成された筒状の部材であり、軸方向の一端側(図2右側)に、他端部に比較して外周側に膨らんだ膨出部31aを有している。ケース本体31の両端部外周面には、1対のハブフランジ33a,33bが形成されている。ハブフランジ33a,33bには、それぞれスポーク99の内側端部を装着するための複数の装着孔34a,34bが円周方向に等間隔で位相を半分ずらして形成されている。蓋部材32は、ケース本体31の膨出部31aの内周面に螺合するねじ筒部32aと、ハブ軸15に回転自在に装着される円板状の回転支持部32bとを有している。蓋部材32は、ねじ筒部32aによりケース本体31にねじ込み固定されている。
ケース本体31及び蓋部材32を有するハブシェル18は、ハブ軸15の第1雄ねじ部15a,15bにそれぞれ螺合する軸受16,17の内輪である玉押し16a,17aによりハブ軸15に固定されている。これらの玉押し16a,17aは、ロックナット35,36により位置決めされロックされている。右側のロックナット36は、玉押し17aをロックするとともにコネクタ22をハブ軸15に固定している。
発電機構20は、クローポール形の発電機構であり、ハブシェル18の蓋部材32のねじ筒部32aの内周面に固定された永久磁石41と、永久磁石41の内周部に対向して配置されハブ軸15に固定され永久磁石41と相対回転可能に配置された内側固定ユニット42とを有している。永久磁石41は、ハブシェル18のケース本体31の膨出部31a内面に固定されており、円周方向に等間隔に分割された複数(たとえば4個)の磁石体からなる。この永久磁石41には、等間隔で交互にN極とS極とが着磁されており、それぞれが後述するヨーク46の外周部と対向している。
内側固定ユニット42は、リング状のコイル44と、コイル44の周囲を囲むように設けられたヨーク46と、ヨーク46の少なくとも外周面の一部を覆うカバー部材49とを有している。そして、これらのコイル44及びヨーク46は、第2雄ねじ部15cに螺合する1対の装着ナット38a,38bにより挟まれるようにしてハブ軸15に回転不能に固定され、かつ軸方向において膨出部31a内に収納されるような位置関係に位置決めされている。
コイル44は、図5に示すようなボビン55に巻かれている。ボビン55は、図5A,図5B及びその拡大部分図である図6A,図6Bで示すように(図5、図6ともに、ヨークは取り外して示している)、外周にコイル44が巻かれた筒状の胴部56と、胴部56の軸方向両端部に形成された第1フランジ57及び第2フランジ58とを有している。第1及び第2フランジ57,58において、軸方向外側の側面には、ほぼ放射状に延びる複数の溝57a,58aが形成されている。これらの溝57a,58aは、外周側では、軸方向視で互いにずれるように、すなわち、第1フランジ57の隣接する2つの溝57aの間に第2フランジ58の溝58aが位置するように、また半径方向のほぼ中間部においては両溝57a,58aが軸方向視で部分的に重なるように、さらに、内周側では、両溝57a,58aの軸方向視でほぼ全部が重なるように形成されている。そして、各溝57a,58aの外周側一部は、切り欠かれて切欠部57b,58bとなっている。また、各フランジ57,58の外周面において、溝57a,58aが形成されていない部分には、図6A,図6B及びその斜視部分図である図7に示すように、軸方向の内側から外側に所定長さの複数の凹部57c,58cが形成されている。なお、図7では、説明の便宜のために、一部のヨークを取り外して示している。
コイル44の一端(図2右端)は、配線挿通溝15dを通る内部配線30を介してコネクタ22に電気的に接続され、コイル44の他端(図2左端)は装着ナット38a等を介してハブ軸15と電気的に接続されている。
ヨーク46は、図2に示すように、永久磁石41とコイル44との間に配置されたステータヨーク47と、ステータヨーク47と磁気的に結合され、コイル44の内周部とハブ軸15との間に配置されるコアヨーク48とを有している。なお、この実施形態では、ステータヨーク47とコアヨーク48とは一体形成されている。
図8にボビン55に装着されたヨーク46を示し、図9及び図10にヨーク46のみを取り出して示す。このヨーク46は、図7及び図8に示すように、ボビン55の第1フランジ57の溝57aに嵌め込むようにして装着された複数組の第1積層ヨーク60と、同様にボビン55の第2フランジ58の溝58aに嵌め込むようにして装着された複数組の第2積層ヨーク61とを有している。複数組の両積層ヨーク60,61は、コイル44を挟んで軸方向反対側に配置されている。
各積層ヨーク60,61は、図9及び図10に示すような複数の板状片62を積層する61ことにより構成されている。各板状片62は、表面に酸化被膜が形成されている珪素鋼板(より詳しくは無方向性珪素鋼板)で形成されている。各板状片62の基本的な形状は同じであり、ステータヨーク47として機能するヨーク外周部62aと、コアヨーク48として機能するヨーク内周部62bと、それらを連結する連結部62cとを有している。ヨーク外周部62aは、連結部62cの一方の端部からハブ軸5の軸方向(図9におけるO−O方向)に沿って延びるように設けられ、先端側にいくにしたがって細くなるような形状である。また、ヨーク内周部62bは、連結部62cの他方の端部から同様に軸方向に沿って延びて設けられている。そして、これらの板状片62は、図10に示すように、軸方向視で、ヨーク外周部62aとヨーク内周部62bとが異なる放射線上に位置するように形成されている。
また、各板状片62の厚みは0.25〜1mmのものが使用され、0.5mmのものがコスト的にも性能的にも利用価値が高い。各板状片62は長さが異なっている。すなわち、各積層ヨーク60,61は、8枚の板状片62を円周方向に積層することによって構成されているが、各積層ヨーク60,61において、図10に示すように、最も外側の1対の板状片621,628は内周側の長さが最も短く、その内側の1対の板状片622,627はその次に短く、さらにその内側の1対の板状片623,626はその次に短く、最も内側の1対の板状片624,625は最も長く形成されている。このような長さに設定することによって、円周方向において隣接する積層ヨークの内周部が互いに接触しないように、かつ磁路の断面積が最も広くとれるような効率の良い構成とすることができる。
さらに、図7から明らかなように、各積層ヨーク60,61を構成する板状片62のうち、円周方向の両外側に位置する板状片621,628は、コア外周部62aの長さが他の板状片と比較してほぼ1/2程度に短く形成されている。これは、円周方向において隣接する板状片621,628同士が近接するのを防止し、両者の間で磁束が漏れるのを抑えるためである。
なお、以上のような各板状片62は、第1積層ヨーク60及び第2積層ヨーク61に共通で用いることができる。
このような板状片62は積層されて、ボビン55の各フランジ57,58に形成された溝57a,58aに嵌め込まれている。また、各板状片62のヨーク外周部62aの先端部は、ボビン55の対向する側のフランジ57,58に形成された凹部57c,58cに嵌め込まれて保持されている。
このようなヨーク46によって、図2に示すように、コイル44の内周側に第1及び第2積層ヨーク60,61のコアヨーク48としてのヨーク内周部62bが位置し、コイル44と永久磁石41との間にステータヨーク47としてのヨーク外周部62aが位置することになる。また、図8及び図2から明らかなように、第1積層ヨーク60と第2積層ヨーク61のヨーク内周部62bは、互いに直接的に接続されることになる。したがって、第1積層ヨーク60と第2積層ヨーク61とを接続するための他の磁性材料からなる部材が不要となり、抵抗を非常に小さく抑えることができる。
カバー部材49は、図2及び図4に示すように、ヨーク46の外周面及び両側面を覆うように形成されている。カバー部材49は、ヨークの外周面を覆う外周部49aと、ヨーク46の両側面を覆う1対の側面部49bとを有している。カバー部材49は、熱収縮性を有する合成樹脂製の筒状部材を熱により収縮させて形成されている。カバー部材49は、塩化ビニル樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂,エチレン・プロピレン樹脂,ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂からなる群から選択されたひとつの熱収縮性を有する、たとえば透明な合成樹脂製である。カバー部材49は、収縮時に板状片62を内周側に押圧してヨーク外周面を整列しやすくする。この実施形態では、カバー部材49は、厚みが0.05mm程度のあつみのポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂製である。カバー部材49の厚みは、0.03mm〜0.5mm程度、好ましくは、0.04mm〜0.2mm程度がよい。カバー部材49の厚みが0.03mm未満であるとカバー部材49が破れて破損しやすくなるとともに、カバー部材49により板状片62を収縮時に整列させにくくなる。また、厚みが0.5mmを超えると、永久磁石41との隙間を大きくあける必要が生じ発電効率が低下する。ここでは、渦電流の発生が少ないクローポール形のヨーク46の少なくとも外周面をカバー部材49が覆っているので、第1及び第2積層ヨーク60,61を構成する板状片62がずれにくくなる。このため、複数の板状片62を積層させた第1及び第2積層ヨーク60,61のヨーク外周部62aと永久磁石41の隙間を狭くしてもヨーク46が永久磁石41に接触しにくくなる。しかも、全体を合成樹脂で固めるのではなく、少なくともヨーク46の外周面の一部を覆うだけであるので、カバー部材49を設けても内側固定ユニット42の重量増は僅かであり、発電機構20の重量増を可及的に抑えることができる。
次に、発電ハブ10による発電について説明する。
自転車の走行にしたがって、ハブ軸15に対して前輪すなわちハブシェル18が回転すると、ハブ軸15に固定されている内側固定ユニット42に対して永久磁石41が回転する。これにより、コイル44及びヨーク46のヨーク外周部62aの外周側を永久磁石41が回転することになる。
ここで、第1積層ヨーク60のヨーク外周部62aと、第2積層ヨーク61の外周部62aとは、一方が永久磁石41からN極の磁束供給を受けるときには他方がS極の磁束供給を受け、一方が永久磁石41からS極の磁束供給を受けるときには他方がN極の磁束供給を受ける。すなわち、第1及び第2積層ヨーク60,61のヨーク外周部62aの外周側を永久磁石41が回転することにより、第1積層ヨーク60がN極で第2積層ヨーク61がS極である第1状態、及び第1積層ヨーク60がS極で第2積層ヨーク61がN極である第2状態が繰り返されて、両者60,61を磁気的に連結している両積層ヨーク60,61のヨーク内周部62b(コアヨーク48)に交番磁束が発生する。このコイル44の内側に発生する交番磁束によって、コイル44に電流が発生し、発電がされる。
この実施形態による発電ハブ10では、ヨーク46を板状の板状片62を積層して構成しているので、従来の板金プレス成形によって構成した場合に比較して、渦電流の発生を抑えることができる。
また、本実施形態のように、クローポール構造では、ヨーク46を単純に積層構造に置き換えただけでは、対向するヨーク同士を接続するために他の磁性材料を必要とし、そのために磁気抵抗が増加して効率が低下する。しかし、本実施形態では、ヨークの形状を工夫し、対向する第1及び第2積層ヨーク60,61の内周側部分を互いに直接的に接続可能としたので、第1及び第2積層ヨーク60,61を接続するための他の部材が不要となり、しかも磁束が通過するのに必要充分な断面積を確保することができる。したがって、磁気抵抗を非常に小さくでき、効率を向上することができる。
さらに、カバー部材49により少なくともヨーク外周面を覆うようにしたので、第1及び第2積層ヨーク60,61を構成する板状片62がずれにくくなる。このため、複数の板状片62を積層させた第1及び第2積層ヨーク60,61のヨーク外周部62aと永久磁石41の隙間を狭くしてもヨーク46が永久磁石41に接触しにくくなる。しかも、全体を合成樹脂で固めるのではなく、少なくともヨーク46の外周面を覆うだけであるので、カバー部材49を設けても内側固定ユニット42の重量増は僅かであり、発電機構20の重量増を可及的に抑えることができる。
<他の実施形態>
(a)前記実施形態では、コア外周部62a、コア内周部62b及び連結部62cが一体で形成された板状片62を用いたが、板状片62の形状等は前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、コア外周部、コア内周部及び連結部がそれぞれ分割して形成されたものでも良い。このような分割板状片を採用することによって、珪素鋼板から板状片を製作する際の歩留まりの向上を図ることができる。
(b)前記実施形態では、板状片62を円周方向に積層したヨーク46を開示したが、図11に示すように板状片162をハブ軸方向に積層したヨーク146にも本発明を適用できる。なお、図11では、前記実施形態と同形状の部材には同じ符号を付し、形状が異なる対応する部材には100を加算した符号を付している。
内側固定ユニット142を構成するヨーク146は、図11に示すように、永久磁石41とコイル44との間に配置されたステータヨーク147と、ステータヨーク147と磁気的に結合され、コイル44の内周部とハブ軸15との間に配置されるコアヨーク148とを有している。なお、ここでは、ステータヨーク147は、コアヨーク148とは別体である。
第1及び第2積層ヨーク160,161は、図12に示すような複数の板状片162をハブ軸方向に積層することにより構成されている。各板状片162の基本的な形状は同じであり、ボビン55の両端部でハブ軸15に装着される円板部162cと、円板部162cの外周部から径方向に延びる部分をハブ軸15に沿って折り曲げたヨーク外周部162aとを有している。このヨーク外周部162aがステータヨーク147として機能する。
第1積層ヨーク160と第2積層ヨーク161は、前記実施形態と同様にヨーク外周部162aが交互に配置され、かつヨーク外周部162aは、コイル44を囲むように配置されている。ヨーク外周部162aの長さは、コイル44に最も近い板状片162が最も長くそれから図12に二点鎖線で示すように徐々に短くなる。ただし、折り曲げ位置は、図13から明らかなように、コイル44に最も近い位置の板状片162が最も小径側で折り曲げられ、それから徐々に大径側で折り曲げられる。ヨーク外周部162aは、円板部162cの外周部からハブ軸15の軸方向よりやや径方向に沿って延びるよう円板部162cから鈍角に折り曲げて形成され、先端側にいくにしたがって幅が細くなるような形状である。これらの板状片162は、図13に示すように、ヨーク外周部162aの先端をつなぐ線が直線になるように形成され、軸方向に並べて配置されている。このヨーク外周部162aをカバーするようにカバー部材149が装着されている。
このような構成のヨーク146では、折り曲げ角度が変動すると、各板状片162のヨーク外周部162aが不揃いになることがある。しかし、カバー部材149を被せることにより、折り曲げ角度が多少変動してもそれを矯正して揃えることができる。このため、複数の板状片162を積層させた第1及び第2積層ヨーク160,161のヨーク外周部162aと永久磁石41の隙間を狭くしてもヨーク146が永久磁石41に接触しにくくなる。しかも、全体を合成樹脂で固めるのではなく、少なくともヨーク146の外周面を覆うだけであるので、カバー部材149を設けても内側固定ユニット142の重量増は僅かであり、発電機構20の重量増を可及的に抑えることができる。
本発明の一実施形態を採用した自転車の側面図。 本発明の一実施形態である発電ハブの半截断面図。 前記発電ハブの側面図。 内側固定ユニットの斜視図。 ボビンの断面側面図 ボビンの正面図。 図5Aの拡大部分図 図5Bの拡大部分図 ボビン及びヨークの斜視部分図。 ボビン及びヨークの正面図。 板状片の側面図。 板状片の正面図。 他の実施形態の図2に相当する図。 その板状片の正面図。 図12の拡大部分図。
符号の説明
10 発電ハブ
15 ハブ軸
16,17 軸受
18 ハブシェル
20 発電機構(クローポール形発電機の一例)
41 永久磁石
42 内側固定ユニット
44 コイル
46 ヨーク
47 ステータヨーク
48 コアヨーク
49 カバー部材
49a 外周部
49b 側面部
55 ボビン
57,58 フランジ
60,61、160,161 第1及び第2積層ヨーク
62,162 板状片
62a,162a ヨーク外周部
62b ヨーク内周部
102a フロントフォーク
106 前輪

Claims (7)

  1. 円周上に配置された永久磁石と、前記永久磁石の内周側に配置されたリング状のコイル及び前記コイルの周囲を囲むように配置されたヨークを有し前記永久磁石と相対回転可能に配置される内側固定ユニットとを備えたクローポール形発電機において、
    前記ヨークは、前記コイルと前記永久磁石との間に配置されるステータヨークと、前記ステータヨークと磁気的に結合され前記コイル内周に配置されるコアヨークとを有し、
    前記ステータヨークは、積層された複数の板状片からなり前記コイルを挟んで軸方向反対側に配置される複数組の第1及び第2積層ヨークを有し、
    前記内側固定ユニットは、前記両積層ヨークの外周面の少なくとも一部を覆うカバー部材をさらに有することを特徴とし、
    前記カバー部材は、熱収縮性を有する合成樹脂製の筒状部材を熱により収縮させて形成されており、
    前記カバー部材は、前記ヨークの外周面を覆う外周部と、前記外周部と一体形成され前記外周部の両端側の前記ヨークの両側面を覆う1対の側面部とを有し、前記カバー部材は収縮時に前記板状片を内周側に押圧する、クローポール形発電機。

  2. 前記複数の板状片は円周方向に積層され、前記コイルと前記永久磁石との間に配置される前記ステータヨークとして機能するヨーク外周部を有し、
    複数組の前記第1及び第2積層ヨークは、前記ヨーク外周部が円周方向に交互に位置するように設けられており、
    前記カバー部材は、少なくとも前記ヨーク外周部の一部を覆う、請求項1に記載のクローポール形発電機
  3. 前記コアヨークは、前記第1積層ヨーク及び第2積層ヨークと一体形成され、
    前記積層された複数の板状片は、前記ヨーク外周部の内周側に対向して配置され前記コアヨークとなるヨーク内周部を有する、請求項1又は2に記載のクローポール形発電機。
  4. 前記第1及び第2積層ヨークは、前記板状片のそれぞれの前記ヨーク内周部が軸方向に対向している、請求項3に記載のクローポール形発電機。
  5. 軸方向に延びる筒状部と、前記筒状部の軸方向両端に設けられた1対のフランジ部とを有し、前記筒状部の外周に前記コイルが巻かれたボビンをさらに備えている、請求項1から4のいずれか1項に記載のクローポール形発電機。
  6. 前記カバー部材は、塩化ビニル樹脂、フッ素樹脂、シリコーン樹脂,エチレン・プロピレン樹脂,ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂からなる群から選択されたひとつの熱収縮性を有する合成樹脂製である、請求項1から5のいずれか1項に記載のクローポール形発電機。
  7. 自転車のフレームに装着される車輪中央部に設けられる発電ハブであって、
    前記フレームに装着されるハブ軸と、
    前記ハブ軸の外周側に配置された筒状のハブシェルと、
    前記ハブシェルを前記ハブ軸に対して回転自在に支持するための軸受と、
    前記軸受の間に配置され、前記ハブシェルの内周面に円周状に設けられた前記永久磁石と、前記永久磁石の内周側に配置され、前記ハブ軸に固定された前記内側固定ユニットとを有する、請求項1から7のいずれか1項に記載のクローポール形発電機と、
    を備えた自転車用発電ハブ。
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