JP3554186B2 - 露光装置、デバイス製造方法および反力受け方法 - Google Patents

露光装置、デバイス製造方法および反力受け方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体リソグラフィ工程等で用いる露光装置デバイス製造方法および反力受け方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、半導体デバイス等の製造に用いられる露光装置としては、基板(ウエハやガラス基板)をステップ移動させながら基板上の複数の露光領域に原版(レチクルやマスク)のパターンを投影光学系を介して順次露光するステップ・アンド・リピート型の露光装置(ステッパと称することもある)や、ステップ移動と走査露光とを繰り返すことにより、基板上の複数の領域に露光転写を繰り返すステップ・アンド・スキャン型の露光装置(スキャナと称することもある)が代表的である。特にステップ・アンド・スキャン型は、スリットにより制限して投影光学系の比較的光軸に近い部分のみを使用しているため、より高精度且つ広画角な微細パターンの露光が可能となっており、今後の主流になると見られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
これら露光装置はウエハやレチクルを高速で移動させて位置決めするステージ装置(ウエハステージ、レチクルステージ)を有しているが、ステージを駆動すると加減速に伴う慣性力の反力が生じ、これが定盤に伝わると定盤の揺れや振動を引き起こす原因となる。すると露光装置の機構系の固有振動が励起されて高周波振動となって高速,高精度な位置決めを妨げる可能性がある。
【0004】
この反力に関する問題を解決するために、いくつかの提案がなされている。例えば、特開平5−77126号公報に記載された装置では、ステージを駆動するためのリニアモータの固定子をステージ定盤とは独立して床で支持することで、反力によるステージ定盤の揺れを防止するシステムとなっている。また、特開平5−121294号公報に記載された装置では、ウエハステージ及び投影レンズを支持するマシンフレームに対して、水平方向に発生する力アクチュエータによって、ステージの駆動に伴う反力と同等の補償力を付与することによって、反力による装置の揺れを軽減するシステムとなっている。
【0005】
しかしながら、上記いずれの従来例においても、ステージ装置自体の揺れは軽減できても、ステージの駆動に伴う反力は、直接床に対してもしくは実質的に床と一体とみなせる部材を介して床に対して伝達される。このため床を加振してしまうことになり、露光装置の周辺に設置される装置に対して振動を与えて悪影響を及ぼす可能性がある。通常、露光装置を設置する床は20〜40Hz程度の固有振動数を持っており、露光装置の動作に伴って床の固有振動数が励起されると、周辺の装置への悪影響は大きなものになる。
【0006】
昨今、処理速度(スループット)の向上に伴うステージ加速度は増加の一途であり、例えばステップ・アンド・スキャン型の露光装置では、いまやステージの最大加速度はレチクルステージは4G、ウエハステージは1Gにも達する。さらにレチクルや基板の大型化に伴ってステージ質量も増大している。このため、<移動体の質量>×<加速度>で定義される駆動力は非常に大きなものとなり、その反力は膨大なものである。そのため、加速度増加と重量増加による設置床の加振は見過ごせない問題となってきた。
【0007】
また、振動問題ばかりでなく装置の大型化も著しくなり、数多くの製造装置が設置される製造工場内での占有設置面積の増大が問題として顕在化しつつある。
【0008】
本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、上記従来の装置をより進化させた優れた露光装置を提供することを目的とする。
【0009】
本発明のさらなる目的は、ステージの移動に伴う振動や揺れの影響を従来以上に軽減することでができ従来以上の高精度を達成した露光装置を提供することである。また本発明のさらなる目的は、ステージの加減速に伴う反力が床に及ぼす影響を小さくすることで、同一床に設置されている他の装置に与える影響を小さくした露光装置を提供することである。また本発明のさらなる目的は、床への設置面積の増大を防ぐことができる露光装置を提供することである。
【0010】
また本発明のさらなる目的は、上記露光装置を用いた優れた生産性のデバイス生産方法を提供することである。
【0011】
さらなる本発明の課題や目的は、以下の実施例の記載の中で明らかにされる。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する第1の発明は、移動可能なステージと、前記ステージを支持する支持部材と、前記ステージの駆動に伴う反力をキャンセルするために前記支持部材に対する力を発生するアクチュエータと、前記アクチュエータを支持すると共に前記反力を受けるための反力受け構造体と、前記反力受け構造体を支持すると共に、前記反力受け構造体と床との間の振動伝達を遮断する弾性支持体とを有することを特徴とする露光装置である。また、第2の発明は、上記第1の発明の露光装置を用いて基板にパターンを露光する露光工程を含むことを特徴とするデバイス製造方法である。また、第3の発明は、移動可能なステージを支持する支持部材に対し、所定範囲の振動周波数に関して床からアイソレーションされた反力受け構造体に支持されたアクチュエータにより力を加えることを特徴とするステージ装置の反力受け方法である。上記課題を解決する本発明の露光装置のある形態は、被露光物を搭載して移動可能なステージと、該ステージを支持するステージベース部材と、該ステージを駆動した際の反力を受けるための該ステージベース部材とは異なる反力受け構造体とを有し、該反力受け構造体と床との間で所定周波数以上の振動伝達が遮断されていることを特徴とする。これにより、ステージの移動に伴う振動や揺れの影響を従来以上に軽減することができる。
【0013】
また本発明の露光装置のある形態は、被露光物を搭載して移動可能なステージと、該ステージを支持するステージベース部材と、該ステージを駆動した際の反力を受けるための該ステージベース部材とは異なる反力受け構造体と、該ステージベース部材と床との間での振動伝達を遮断する第1機械的フィルタ手段と、該反力受け構造体と床との間での振動伝達を遮断する第2機械的フィルタ手段と、を有することを特徴とする。これにより、ステージの移動に伴う振動や揺れの影響を従来以上に軽減することでができる。
【0014】
また本発明の露光装置のある形態は、被露光物を搭載して移動可能なステージと、該ステージを支持するステージベース部材と、該ステージを駆動した際の反力を受けるための該ステージベース部材とは異なる反力受け構造体と、該反力受け構造体を実質的に床又はベースフレームに対して弾性支持する弾性支持体と、該ステージベース部材と該反力受け構造体の間で鉛直方向と水平方向の少なくとも一方の方向で力を発生する力アクチュエータと、を有することを特徴とする。これにより、ステージの移動に伴う振動や揺れの影響を従来以上に軽減することでができる。
【0015】
また本発明の露光装置のある形態は、被露光物を搭載して移動可能なステージと、該ステージを支持するステージベース部材と、該ステージを駆動した際の反力を受けるための該ステージベース部材とは異なる反力受け構造体と、該反力受け構造体を実質的に床又はベースフレームに対して水平方向に弾性支持する弾性支持体と、を有することを特徴とする。これにより、ステージの移動に伴う振動や揺れの影響を従来以上に軽減することでができる。
【0016】
また本発明の露光装置のある形態は、被露光物を搭載して水平方向に移動可能なステージと、該ステージを支持するステージベース部材と、該ステージを駆動した際の反力を受けるための該ステージベース部材とは異なる反力受け構造体と、該ステージベース部材と該反力受け構造体の間で鉛直方向に力を発生する複数の力アクチュエータと、を有することを特徴とする。これにより、ステージの移動に伴う振動や揺れの影響を従来以上に軽減することでができる。
【0017】
また本発明の露光装置のある形態は、水平方向に被露光物を搭載して移動可能なステージと、該ステージを支持するステージベース部材と、該ステージを駆動した際の反力を受けるための該ステージベース部材とは異なる反力受け構造体と、該ステージベース部材と該反力受け構造体の間で水平方向に力を発生する力アクチュエータとを有し、該ステージの重心高さと該力アクチュエータの力作用位置の高さとがほぼ等しいことを特徴とする。これにより、ステージの移動に伴う振動や揺れの影響を従来以上に軽減することでができる。さらに反力と同一高さに補償力を与えることができるので効果的に反力をキャンセルすることができる。
【0018】
また本発明の露光装置のある形態は、被露光物を搭載して移動可能なステージと、該ステージを支持するステージベース部材と、該ステージを駆動した際の反力を受けるための該ステージベース部材とは異なる反力受け構造体と、該ステージベース部材を実質的に床又はベースフレームに対して鉛直方向に弾性支持するマウントと、該反力受け構造体を実質的に床又はベースフレームに対して弾性支持する弾性支持体とを有し、前記マウントと前記弾性支持体は独立して前記ステージベース部材と前記反力受け構造体を支持することを特徴とする。これにより、ステージの移動に伴う振動や揺れの影響を従来以上に軽減することでができる。
【0019】
また本発明の露光装置のある形態は、被露光物を搭載して移動可能なステージと、該ステージを支持するステージベース部材と、該ステージを駆動した際の反力を受けるための該ステージベース部材とは異なる反力受け構造体とを備え、該反力受け構造体は前記ステージベース部材の下方に位置することを特徴とする露光装置。これにより、ステージの移動に伴う振動や揺れの影響を従来以上に軽減することでができる。また、反力受け構造体はステージベース部材の下方に位置しているため、床への装置の設置占有面積の軽減化を図ることができる。
【0020】
また本発明の露光装置のある形態は、ウエハを搭載して移動するウエハ移動可能なウエハステージと、該ウエハステージを支持するステージベース部材と、該ステージベース部材を実質的に床又はベースフレームに鉛直方向に弾性支持する複数の第1マウントと、レチクルを搭載して前記ウエハステージと同期して移動するレチクルステージと、投影光学系もしくは該レチクルステージを支持する鏡筒定盤と、該鏡筒定盤を実質的に床又はベースフレームに鉛直方向に弾性支持する複数の第2マウントとを有し、上方から見たとき、該複数の第2マウントの内側の領域に前記複数の第1マウントが配置されることを特徴とする。これにより、ステージの移動に伴う振動や揺れの影響を従来以上に軽減することでができる。また高速の走査露光に際して装置の不要な傾きを生じにくい構成となっている。
【0021】
また本発明の露光装置のある形態は、ウエハを搭載して移動するウエハ移動可能なウエハステージと、該ウエハステージを支持するステージベース部材と、該ステージベース部材を実質的に床又はベースフレームに鉛直方向に弾性支持する複数の第1マウントと、レチクルを搭載して前記ウエハステージと同期して移動するレチクルステージと、投影光学系もしくは該レチクルステージを支持する鏡筒定盤と、該鏡筒定盤を実質的に床又はベースフレームに鉛直方向に弾性支持する複数の第2マウントとを有し、上方から見たとき、前記第1マウントで規定される多角形の重心位置と、前記第2マウントで規定される多角形の重心位置と、前記投影光学系の光軸のうちのいづれか2つ以上がほぼ一致していることを特徴とする。これにより、ステージの移動に伴う振動や揺れの影響を従来以上に軽減することでができる。また高速の走査露光に際して装置の不要な傾きを生じにくい構成となっている。
【0022】
また本発明の露光装置のある形態は、ウエハを搭載して移動するウエハステージと、該ウエハステージを支持するステージベース部材と、該ウエハステージを駆動した際の反力を受ける第1反力受け構造体と、レチクルを搭載して該ウエハステージと同期して移動するレチクルステージと、該レチクルステージ及び投影光学系を支持する鏡筒定盤と、該レチクルステージを駆動した際の反力を受ける前記第1の反力受け構造体とは別の第2反力受け構造体とを有することを特徴とする。好ましくは、前記ステージベース部材を実質的に床又はベースフレームに鉛直方向に弾性支持する第1マウントと、前記鏡筒定盤を実質的に床又はベースフレームに鉛直方向に弾性支持する第2マウントとを有し、該第1マウントと該第2マウントによって、前記ウエハステージと前記レチクルステージとは床に対して独立に支持されている。好ましくは、前記ウエハステージの反力に応じた力を発生する第1力アクチュエータと、前記レチクルステージの反力に相当する力を発生する第2力アクチュエータの少なくとも一方を有する。好ましくは、前記第1反力受け構造体を実質的に床もしくはベースフレームに弾性支持する第1弾性支持体と、前記第2反力受け構造体を実質的に床もしくはベースフレームに弾性支持する第2弾性支持体の少なくとも一方を有する。これにより、ステージの移動に伴う振動や揺れの影響を従来以上に軽減することでができる。また同期移動するウエハステージならびにレチクルステージともに反力受けを行うため、極めて振動の少ない優れた走査型の露光装置を提供することができる。
【0023】
また本発明の別の形態は、ステージの駆動に伴う反力を、所定範囲の周波数に関して床からアイソレーションされた反力受け構造体に逃がすことを特徴とするステージ装置の反力受け方法である。これにより、ステージの移動に伴う振動や揺れの影響を従来以上に軽減することでができる。
【0024】
本発明のデバイス製造方法は、上記いずれかの露光装置を用意する工程と、該露光装置を用いて露光を行う工程を含む製造工程によってデバイスを製造することを特徴とするものである。
【0025】
【発明の実施の形態】
<露光装置>
以下、図面を用いて具体的な実施形態を説明していく。図1は実施形態の半導体デバイス製造用の露光装置の概略図である。図2はウエハステージの反力受けシステムの説明図であり、モデル的に描いたものであるため図1とは一部部材形状が異なっている。
【0026】
本例では、レチクルとウエハを共に同期走査しながら露光を行ってウエハの1つのショット領域にレチクルパターンの露光転写を行い、ウエハをステップ移動させることで複数のショット領域にパターンを並べて転写する、いわゆるステップ・アンド・スキャン型の走査型露光装置である。なお、本発明はステップ・アンド・スキャン型の露光装置への適用が特に効果的であるが、これに限定されるものではなく、ウエハステージが高速ステップ移動するステップ・アンド・リピート型の露光装置においても有効である。
【0027】
図1において、本装置は大きくは、露光装置本体の基礎となるベースフレーム2、被露光物であるレチクル4を搭載して移動可能なレチクルステージ5、被露光物であるウエハ6(又はガラス基板)を搭載して移動可能なウエハステージ7、レチクル4を照明光で照明する照明光学系8、レチクル4のパターンをウエハ6に所定の倍率(例えば4:1)で縮小投影する投影光学系9、投影光学系9を保持する鏡筒定盤10、温度調節されたクリーンな空気を供給する空調機械室11を備えている。
【0028】
照明光学系8は光源(超高圧水銀ランプなどの放電灯)を内蔵するか、あるいは露光装置とは別に床に置かれた不図示の光源装置(エキシマレーザ装置)からビームラインを経て照明光を導入する。そして各種レンズや絞りによってスリット光を生成して、レチクルステージ5に保持された原版であるレチクル4を上方からスリット照明する。
【0029】
ベースフレーム2は半導体製造工場のクリーンルームの設置床の上に設置している。ベースフレーム2は床1に対して高い剛性で固定されており、実質的に床1と一体もしくは床1の延長と見なすことができる。ベースフレーム2は、3本あるいは4本の高剛性の支柱3を含み、各々の支柱3の上部でアクティブマウント12(3つ又は4つ)を介して鏡筒定盤10を鉛直方向に支えている。アクティブマウント12は空気ばねとダンパとアクチュエータを内蔵し、床1からの高周波振動が鏡筒定盤10に伝わらないようにすると共に、鏡筒定盤10の傾きや揺れをアクティブに補償するものである。
【0030】
投影光学系9を保持する鏡筒定盤10はさらにレチクル支持フレーム13を介してレチクルステージ定盤14も支持している。また、鏡筒定盤10にはレチクル4とウエハ6のアライメント状態を検出するためのアライメント検出器15を取付けて、鏡筒定盤10を基準にしてアライメントを行う。さらに、鏡筒定盤10を基準にしてウエハステージ7の位置を検出するために、レーザ干渉計の干渉計も鏡筒定盤10に取付けている。これはZ方向のウエハステージ7位置を計測するZ干渉計16と、XY方向のウエハステージ7位置を計測するXY干渉計17を有する。干渉計の参照ミラーはZ干渉計ミラー18はステージ定盤に、XY干渉計ミラー19はウエハステージ7に固定している。ここで、Z干渉計ミラー18をステージベース部材ではなくステージ定盤に取付けた理由は、ステージ定盤が最終位置決めすべきステージに近く、またステージベース部材は力アクチュエータを作動させた際にわずかに変形する可能性があるが、ステージ定盤はその影響が小さいから正確な測定ができるためである。
【0031】
レチクルステージ5はレチクルステージ定盤の上に設置しており、駆動源20(リニアモータ)及び静圧軸受けを含む駆動機構によって、走査露光時には図中左右方向(Y方向)に加速、一定速、減速の順で移動する。また後述するように、レチクルステージ5の駆動源20(リニアモータ)の固定子は、走査方向に沿って、連結部材21及び力アクチュエータ22(リニアモータ)を介してレチクルステージ用の反力受け構造体である空調機械室11に接続している。力アクチュエータ22が発生する可変の推力を駆動源20と空調機械室11の両者の間で伝達することができる。
【0032】
次に、本実施例の大きな特徴であるウエハステージ周辺について説明する。ウエハステージ7はその上に基板であるウエハ6を搭載し、搭載するウエハ6を水平面(XY方向)、鉛直方向(Z方向)への移動と、各方向周りの回転(ωx、ωy、ωz)の計6軸方向に位置決めすることができる。位置決めのための駆動源としてはリニアモータを採用している。基本的にはX方向に直進移動するXステージとXリニアモータ、X方向と直交するY方向に移動するYステージとYリニアモータによる二次元ステージを有し、この上にZ方向、チルト(ωx、ωy)方向、回転方向に移動可能なステージが載っている構造となっている。各方向のガイドには静圧軸受けを用いている。なお、ウエハステージ7のさらに詳細な構成については、例えば特開平1−188241号公報、特開平3−245932号公報、特開平6−267823号公報などを参照されたい。
【0033】
ウエハステージ7はウエハステージ定盤31によって支えており、ウエハステージ定盤31が有するXY水平案内面(ガイド面)上を移動する。ウエハステージ定盤31は3本(又は4本)の支持足32によってステージベース部材33上に支持している。この支持足32は高剛性でありダンピング作用は持っていない。ステージベース部材33は3つのマウント34を介して3ヶ所でベースフレーム2によって鉛直方向に支持している。ステージベース部材33及びそのに搭載された部材の荷重は、基本的には3つのマウント34で大半を支えており、マウント34で受けた荷重は床1と実質一体のベースフレーム2で受けているため、実質的にはウエハステージ7の基本的な荷重は床1で支えているのに等しい。マウント34には大きな荷重を支えることができる空気ばねを用いている。
【0034】
一方、ステージベース部材33の真下には、大きな質量の反力受け構造体35(反力受けパレット)が位置している。反力受け構造体35はステージベース部材33の下方に位置しているため、床1への装置の設置占有面積の小さくすることができる。
【0035】
反力受け構造体35の支持は、鉛直方向に関しては床1に対して4つの鉛直弾性支持体36で行っている。また、水平方向に関してはステージベース部材33の支柱3の側面(もしくは床1に固定した部材の側面)に対して、XYの2方向に対応してそれぞれ設けた水平弾性支持体37で支持している(図1、図2ではY方向の水平弾性支持体37のみを図示している)。これら鉛直弾性支持体36や水平弾性支持体37は、ともにばね要素とダンパ要素を有しており、たとえば防振ゴム、空気ばね、あるいはばね要素としてスプリングや板ばね、ダンパ要素としてオイル粘性や電磁流体などが好適である。ばね要素とダンピング要素を有しているということは、見方を変えれば、所定の周波数範囲の振動伝達を遮断する機械的フィルタ機能を有しているということである。本実施例では、少なくとも床の固有振動数および装置の固有振動数を含む高周波振動の伝達を遮断する。なお、図1では水平弾性支持体37は反力受け構造体35とベースフレーム2の支柱3との間に設けているが、図2に示すように、床1に固定した固定部材41と反力受け構造体35との間に設けるようにしても良い。
【0036】
また、ステージベース部材33と反力受け構造体35の間には、鉛直及び水平方向のそれぞれの方向に推力を発生する力アクチュエータが介在している。鉛直方向に関しては複数(4つ)の鉛直力アクチュエータ38を有し、水平方向に関しては走査露光の方向(Y方向)およびこれと直交する方向(X方向)に対応してそれぞれ複数(2つ)設けている。上方から見たとき、4つの鉛直力アクチュエータ38は4つの鉛直弾性支持体36とにほぼ同位置に設けている(図3又は図4参照)。これら力アクチュエータが発生する可変の推力によって両者の間での力伝達を制御可能となっている。ここで、ウエハステージ7の重心高さ(図1の重心記号で示す)と水平力アクチュエータ39の力作用位置の高さとはほぼ等しくなっている。このため、反力と同一高さに補償力を与えることができるので効果的に反力をキャンセルすることができる。
【0037】
さらに、ステージベース部材33の上には加速度センサ40を取付け、鉛直ならびに水平(Y方向)の加速度を測定することができる。なお、加速度センサ40はウエハステージ定盤31上に取付けてもよい。
【0038】
本実施例では、力アクチュエータとしてはリニアモータを採用している。リニアモータを使うことの意義は以下の通りである。すなわち、リニアモータは制御応答性が高く発生力を高速に制御することができる。加えてリニアモータは固定子と可動子が非接触であり、両者の間はローレンツ力によって力が働く。このため、ローレンツ力によって非接触を保ちながらステージの駆動反力をステージベース部材33から反力受け構造体35へ伝達することができる一方、非接触であるため振動伝達を遮断する機械的フィルタ機能も備えている。つまり、リニアモータは非接触型アクチュエータとしての機能と機械的フィルタとしての機能を兼ね備え、本システムに非常に適している。なお、力アクチュエータとしては、ローレンツ力を利用したリニアモータの代わりに、電磁マグネット力を利用した電磁アクチュエータ、空気圧や油圧等の流体圧による流体アクチュエータ、あるいはピエゾ素子を用いた機械的アクチュエータなどを用いることもできる。
【0039】
本システムにおいては、鏡筒定盤10で実質一体化されたレチクルステージ5と投影光学系9は、アクティブマウント12によってベースフレーム2の支柱3を介して実質的に床1に対して鉛直方向に支持している。一方、ウエハステージ7及びステージベース部材33はマウント34によってベースフレームを介して実質的に床1に対して鉛直方向に支持している。このマウント34を第1マウント、アクティブマウント12を第2マウントと考えると、第1マウントと第2マウントによって、ウエハステージとレチクルステージとは床に対して互いに独立に支持された構成となっており、振動や揺れに対して相互干渉が起きないような系になっている。
【0040】
また、ステージベース部材33はマウント34で鉛直方向に床に対して鉛直方向に支持し、反力受け構造体35は弾性鉛直支持体36にとって実質的に床に対して鉛直方向に支持しており、両者は力アクチュエータ(38、39)を除けば独立して床に支持された構成となっている。
【0041】
図3および図4は、反力受けシステムの構成部材を上方から見た図である。図3はベースフレーム2の支柱3(アクティブマウント12)の数が3つの場合を示す。上方から見たとき、3つのマウント34の各代表点(重心位置)を結んだ三角形と、3つのアクティブマウント12の各代表点(重心位置)を結んだ三角形がいずれもほぼ二等辺三角形を形成している。そして、各二等辺三角形の重心位置同士がほぼ一致している。さらに投影光学系9の光軸(重心位置)もこれら三角形の重心位置とほぼ一致している。
【0042】
図4は支柱3(アクティブマウント12)の数が4つの場合を示す。上方から見たとき、3つのマウント34の各代表点(重心位置)を結んだ三角形と、4つのアクティブマウント12の各代表点(重心位置)を結んだ四角形(長方形)の重心位置とがほぼ一致している。さらに投影光学系9の光軸(重心位置)もこれら重心位置とほぼ一致している。
【0043】
ここで、マウント34を第1マウントとし、アクティブマウント12を第2マウントとしたとき、上方から見たとき、複数の第2マウントの内側の領域に複数の第1マウントが配置された位置関係になっている。さらに、ウエハステージ定盤31はステージベース部材33上に3つの支持足32で支持されているが、上方から見たとき、複数の第1マウントの内側の領域に3つの支持足32が配置された位置関係となっている。また、上方から見たときに、レチクルステージ5は上記一致している重心位置を通って移動するようになっている。これにより、高速の走査露光に際して装置の不要な傾きを生じにくい系となっている。
【0044】
図1、図2に戻って、レチクルステージの反力受け構造体である空調機械室11は、ダンピング作用を持った弾性支持体23を介して床1の上に支持している。弾性支持体23は機械的フィルタとして捉えることもでき、少なくとも床の固有振動数(例えば20〜40Hz)及び露光装置の固有振動数(例えば10〜30Hz)を含む高周波振動の伝達を遮断する。
【0045】
空調機械室11内には送風ファン、温調装置(加熱器や冷凍器)、ケミカルフィルタなどを内蔵しており、露光装置チャンバ内に温度調節された気体を循環させる。基本的には上方からダウンフローによって温調気体を供給するが、投影光学系9ならびにウエハステージ7(特にレーザ干渉計光路付近)に向けても局所的に温調気体を吹出す。このための吹出口を設けて、吹出口には気体中の微粒子をトラップする気体フィルタを取付けている。図2に示すように、吹出口50には空調機械室11からダクト51を経てを温調気体を供給している。吹出口50は反力受け構造体35に取付けた支持体52によって支えている。気体フィルタは気体の流れにとっては抵抗となるため動作中は吹出口がかなり振動する。そこで本実施例では気体フィルタを取付けた吹出口50を振動に対する許容度が大きい反力受け構造体35で支持している。すなわち、気体フィルタを取付けた吹出口50を振動に対する許容度が大きい反力受け構造体で支持することで、吹出口50の振動がウエハステージ7の位置決め精度に与える悪影響を軽減することができる。
【0046】
空調機械室11内の下方の空間には露光装置の制御装置30を内蔵している。制御装置30は露光装置の動作シーケンス制御、力アクチュエータの駆動制御、アクティブマウントの駆動制御などを行う。
【0047】
次に、上記構成の装置の動作について説明する。ステップ・アンド・スキャンの基本的な動作シーケンスは、ウエハステージをX方向もしくはY方向にステップ移動させて転写すべきショット領域を位置決めするステップ動作と、レチクルステージとウエハステージをY方向に同期移動させながら走査露光を行うスキャン動作とを繰り返すものである。スキャン動作においては、スリット形状の照明光に対して、レチクルステージ5とウエハステージ7を共に同期的に所定の速度比(本実施例では4:1)で定速で移動させることによって、レチクル4のパターン全体をウエハ6の1つのショット領域に走査露光転写する。
【0048】
レチクルステージ5ならびにウエハステージ7の駆動に際しては、走査開始時には加速、終了時には減速によってそれぞれ加速度が生じ、ステージを移動させる駆動源であるリニアモータは、<ステージ移動体の質量>×<加速度>だけの駆動力を発生する必要がある。そして、この駆動力の反力がリニアモータ固定子に水平方向に作用し、固定子からこれを支持するステージ定盤を介してステージベース部材33に伝わる。反力は本来は水平方向(Y方向)にのみ生ずるが、ステージの駆動源とステージベース部材33の重心位置高さが異なることでモーメントを生じ、これによりステージベース部材33には水平方向のみならず鉛直方向にも反力の影響が作用する。この反力によって露光装置の機構系の固有振動が励起されると大きな振動となる。
【0049】
この反力の影響による振動や揺れを軽減するための反力受けシステムの基本的な技術思想は、ステージの駆動に伴う反力を、所定範囲の振動周波数に関して床からアイソレーションされた反力受け構造体に逃がすというものである。この所定範囲の振動周波数とは,少なくとも床の固有振動数である20〜40Hzをカバーする、例えば10Hz以上の高周波振動である。つまり、床の加振を軽減するために反力受け構造体それ自体は振動しても構わないという考え方をとっている。なお、上記所定範囲の下限値は10Hzに限らず、10〜40Hz程度の範囲で、床の固有振動数以下であれば良い。
【0050】
これを実現するために本実施例では、被露光物を搭載して移動可能なステージと、該ステージを支持するステージベース部材と、該ステージを駆動した際の反力を受ける前記ステージベース部材とは異なる反力受け構造体とを有し、該反力受け構造体と床との間で所定周波数以上の振動伝達が遮断されている。
【0051】
ここで、制御手段30は、ステージの駆動に応じてフィードフォワード制御(予測制御)によって前記力アクチュエータの駆動を制御する。これには以下の2種類がある。
【0052】
第1に、ステージの加速又は減速に対応して力アクチュエータをフィードフォワード制御して、加減速時の反力によるステージベース部材33の振動や揺れを軽減する。具体的には、反力によって各アクチュエータに作用する力に相当する力を予測して、各力アクチュエータで同等の力を発生することで、反力をキャンセルする。力アクチュエータ発生した力はステージベース部材33と共に反力受け構造体35にも作用するが、反力受け構造体35は弾性支持体36、37(機械的フィルタ手段に相当)で床1又はベースフレーム2に支持されているため、床1への高周波振動伝達がフィルタリングされる。
【0053】
第2に、ステージの移動に伴う荷重移動に対応して力アクチュエータをフィードフォワード制御する。これはステージの移動に伴ってステージの重心位置が水平方向で変化するために、ステージベース部材33が傾く力がステージからステージベース部材33に作用する。これを軽減するためにステージの移動に伴って偏荷重を予測して、複数の鉛直力アクチュエータ38の発生力を個別に変化させる。ステージベース部材33ならびにその上の移動部材の荷重は基本的には3つのマウント34で支えているが、移動に伴う荷重の変化分だけを力アクチュエータによってアクティブに補償している。
【0054】
また、制御手段30はフィードフォワード制御だけでなく、フィードバック制御も行っている。これはステージベース部材33上に取付けた加速度センサ40の検出加速度(鉛直方向、水平方向)を、鉛直力アクチュエータ38ならびに水平力アクチュエータ39の制御にフィードバックすることで、予期しない外乱振動の影響を軽減しウエハステージ7の揺れをより小さくするものである。
【0055】
ところで、マウント34はステージベース部材33を実質的に床1又はベースフレーム2に弾性支持するものであるが、マウント34は一種の機械的フィルタ手段となっており、床1からの振動がステージベース部材33に伝わらないようになっている。これにより本実施例の装置は、(1)ステージの駆動反力による振動を床に伝えない、(2)床の振動をステージに伝えない、の両方を満たす優れたものとなっている。
【0056】
なお、以上はウエハステージ側の反力受けシステムについて詳細に説明してきたが、レチクルステージ側も同様の思想の反力受けシステムとなっている。すなわち、レチクルステージ5を支持する鏡筒定盤10と、鏡筒定盤10を実質的に床1又はベースフレーム2に鉛直方向に弾性支持するマウント(アクティブマウント12)と、該レチクルステージ5を駆動した際の反力を受ける力アクチュエータ22を含む反力受け構造体(空調機械室11)と、反力受け構造体を実質的に床1もしくはベースフレーム2に弾性支持する弾性支持体23とを備えた構成になっており、制御手段30は力アクチュエータ22をフィードフォワード制御することによって、レチクルステージ5の移動に伴う反力の影響を補償している。これにより、同期移動するウエハステージならびにレチクルステージをともに反力受けを行なうため、床の加振が極めて小さい優れたステップ・アンド・スキャン型の露光装置を提供することができる。
【0057】
<デバイス製造方法>
次に上記説明したいずれかの露光装置を利用したデバイス製造方法の例を説明する。図5は微小デバイス(ICやLSI等の半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステップ1(回路設計)ではデバイスのパターン設計を行なう。ステップ2(レチクル製作)では設計したパターンを形成したレチクルを製作する。一方、ステップ3(基板製造)ではシリコンやガラス等の材料を用いて基板を製造する。ステップ4(基板プロセス)は前工程と呼ばれ、上記用意したレチクルと基板を用いて、リソグラフィ技術によって基板上に実際の回路を形成する。次のステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作製された基板を用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テスト等の検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0058】
図6は上記基板プロセスの詳細なフローを示す。ステップ11(酸化)では基板の表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では基板表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)では基板上に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン打込み)では基板にイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)では基板にレジストを塗布する。ステップ16(露光)では上記説明した露光装置によってレチクルの回路パターンを基板の複数のショット領域に並べて焼付露光する。ステップ17(現像)では露光した基板を現像する。ステップ18(エッチング)では現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)ではエッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行なうことによって、基板上に多重に回路パターンが形成される。本実施例の生産方法を用いれば、従来は製造が難しかった高精度デバイスを高い生産性すなわち低コストで製造することができる。
【0059】
【発明の効果】
発明の露光装置によれば、ステージの移動に伴う振動や揺れの影響を軽減することで従来以上の高精度を達成することができる。またステージの加減速に伴う反力が床に及ぼす影響を小さくすることで、同一床に設置されている他の装置に与える影響を小さくすることができる。た本発明の露光装置を用いれば優れた生産性のデバイス製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の露光装置の実施形態の概略図
【図2】ウエハステージの反力受けシステムの説明図
【図3】反力受けシステムの一形態のを上方から見た図
【図4】反力受けシステムの別の形態を上方から見た図
【図5】半導体デバイスの製造フローを示す図
【図6】基板プロセスの詳細なフローを示す図
【符号の説明】
1 製造工場の設置床
2 ベースフレーム
3 支柱
4 レチクル
5 レチクルステージ
6 ウエハ
7 ウエハステージ
8 照明光学系
9 投影光学系
10 鏡筒定盤
11 空調機械室
12 アクティブマウント
13 レチクルステージ支持フレーム
14 レチクルステージ定盤
15 アライメント検出器
16 Z干渉計
17 XY干渉計
18 Z干渉計ミラー
19 XY干渉計ミラー
20 レチクルステージ駆動源(リニアモータ)
21 連結部材
22 力アクチュエータ(リニアモータ)
23 弾性支持体
30 制御装置
31 ウエハステージ定盤
32 支持足
33 ステージベース部材
34 マウント
35 反力受け構造体
36 鉛直弾性支持体
37 水平弾性支持体
38 鉛直力アクチュエータ
39 水平力アクチュエータ
40 加速度センサ
41 固定部材
50 温調気体の吹出口(フィルタ)
51 ダクト
52 支持体

Claims (28)

  1. 動可能なステージと、
    前記ステージを支持する支持部材と、
    前記ステージ駆動に伴う反力をキャンセルするために前記支持部材に対する力を発生するアクチュエータと、
    前記アクチュエータを支持すると共に前記反力を受けるための力受け構造体と
    前記反力受け構造体を支持すると共に、前記反力受け構造体と床との間振動伝達遮断する弾性支持体と
    を有することを特徴とする露光装置。
  2. 前記アクチュエータ、前記反力受け構造体および前記弾性支持体鉛直方向および水平方向の少なくとも一方の方向に対応して設けられていることを特徴とする請求項記載の露光装置。
  3. 前記クチュエータはリニアモータを含むことを特徴とする請求項1または2記載の露光装置。
  4. 前記ステージの重心高さと前記クチュエータの力作用位置の高さとがほぼ等しいことを特徴とする請求項乃至のいずれか記載の露光装置。
  5. 前記支持部材を実質的に床に対し弾性支持するマウントをさらに有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか記載の露光装置。
  6. 前記反力受け構造体は前記支持部材の下方に位置することを特徴とする請求項1乃至のいずれか記載の露光装置。
  7. 前記弾性支持体は、前記床の固有振動数を含む振動数の振動の伝達を遮断することを特徴とする請求項1乃至のいずれか記載の露光装置。
  8. 前記弾性支持体は、20〜40Hzの振動の伝達を遮断することを特徴とする請求項1乃至のいずれか記載の露光装置。
  9. 前記マウントは空気ばねを有することを特徴とする請求項記載の露光装置。
  10. 前記ステージと前記支持部材との間に設けられ、かつ前記ステージの移動基準面を持った定盤を有することを特徴とする請求項1乃至のいずれか記載の露光装置。
  11. 調気体を吹出す吹出口を有し、前記吹出口が前記反力受け構造体で支持されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか記載の露光装置。
  12. 床に設置されたベースフレームを有し、前記マウントは、前記ベースフレームに支持されていることを特徴とする請求項5記載の露光装置。
  13. 床に設置されたベースフレームと、投影光学系を保持する鏡筒定盤と、前記鏡筒定盤を前記ベースフレーム上に支持するマウントとを有することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか記載の露光装置。
  14. 前記ステージおよび前記支持部材が前記鏡筒定盤によって持されていることを特徴とする請求項13記載の露光装置。
  15. テップ・アンド・スキャン型の露光装置であることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか記載の露光装置。
  16. 前記ステージの1つとしてのウエハステージと、前記支持部材の1つとしての、前記ウエハステージを支持する第1支持部材と、前記第1支持部材を実質的に床に対し支持する複数の第1マウントと、前記ステージの1つとしてのレチクルステージと、前記支持部材の1つとしての、前記レチクルステージを支持する第2支持部材と、前記第2支持部材を実質的に床に対し支持する複数の第2マウントとを有し、記第1マウントで規定される多角形の重心位置と、前記第2マウントで規定される多角形の重心位置とほぼ一致していることを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  17. 投影光学系の光軸が前記2つの重心位置とほぼ一致していることを特徴とする請求項16記載の露光装置。
  18. 記レチクルステージは前記ほぼ一致している重心位置の上を通って移動することを特徴とする請求項16または17記載の露光装置。
  19. 前記ステージの1つとしてのウエハステージと、前記支持部材の1つとしての、前記ウエハステージを支持する第1支持部材と、前記反力受け構造体の1つとしての、前記ウエハステージ駆動に伴う反力を受ける第1反力受け構造体と、前記ステージの1つとしてのレチクルステージと、前記支持部材の1つとしての、前記レチクルステージ支持する第2支持部材と、前記反力受け構造体の1つとしての、前記レチクルステージ駆動に伴う反力を受ける第2反力受け構造体と有することを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  20. 前記ステージの駆動に応じて前記クチュエータの駆動を制御する制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至19のいずれか記載の露光装置。
  21. 前記制御手段は、前記ステージの加速又は減速に対応して前記クチュエータをフィードフォワード制御することを特徴とする請求項20記載の露光装置。
  22. 前記制御手段は、前記ステージの移動に伴う荷重移動に対応して前記クチュエータをフィードフォワード制御することを特徴とする請求項20記載の露光装置。
  23. 前記支持部材の加速度検出するセンサを有し、前記制御手段は前記センサの出力に基づいて前記アクチュエータをフィードバックすることを特徴とする請求項20記載の露光装置。
  24. 前記支持部材は、前記ステージを駆動する駆動源の固定子であることを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  25. 請求項1乃至24のいずれか記載の露光装置用いて基板にパターンを露光する露光工程を含むとを特徴とするデバイス製造方法。
  26. 移動可能なステージを支持する支持部材に対し、所定範囲の振動周波数に関して床からアイソレーションされた反力受け構造体に支持されたアクチュエータにより力を加えることを特徴とするステージ装置の反力受け方法。
  27. 前記所定範囲は床の固有振動数を含む範囲であることを特徴とする請求項26記載の反力受け方法。
  28. 前記所定範囲は20〜40Hzを含むことを特徴とする請求項26又は27記載の反力受け方法。
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