JP3544352B2 - 半導体受光素子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光通信システムの受信モジュールや送受信モジュールに用いられる導波路型等の半導体受光素子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
光通信システムの受信モジュールあるいは送受信モジュールに用いられる半導体受光素子として、導波路型半導体受光素子の研究開発が進められている。従来の面入射型素子では光吸収層に対して垂直な方向から信号光を入射するのに対し、導波路型半導体受光素子では水平な方向から入射する。従って光吸収層を薄く設計した場合でも導波路長を十分長くとれば高い光電変換効率が得られる。すなわち、従来の面入射型では素子応答特性の高速化(キャリア走行時間短縮)と光電変換効率がトレードオフの関係であったのに対し、導波路型半導体受光素子では両者の両立が可能となる。
【0003】
このような高速性と高い光電変換効率の両立という特徴に着目してして作製された導波路型半導体受光素子としては、例えば「1998年7月、第3回オプトエレクトロニクス・アンド・コミュニケーションズ・コンファレンス、テクニカルダイジェスト、354〜355頁(Third Optoelectronics and Communications Conference (OECC‘98) technical Digest, July 1998)」にその一例が報告されている。この素子は、図13に示すように、半絶縁性InP基板101上にn−InPクラッド層102、n−InAlGaAsガイド層103(コア層とクラッド層の中間の屈折率を有する層、層厚0.8μm)、i−InGaAs光吸収層104(層厚0.5μm)、p−InAlGaAsガイド層105(層厚0.1μm)、p−InPクラッド層106、p−InGaAsコンタクト層107からなる導波路メサを形成し、その表面に窒化シリコン膜108を形成した構造となっている。そして、p−InGaAsコンタクト層107上とn−InPクラッド層102上の一部の窒化シリコン膜108を除去し、そこにp側電極109とn側電極110を形成している。
この導波路型受光素子では、n側電極を導波路メサの側面近くのn−InPクラッド層102上に直接形成していることにより素子の寄生抵抗を低く抑えることができる。そして、光吸収層104の層厚を0.5μmと薄く設計することで、3dBダウンの遮断周波数が40GHz以上と高速応答が得られ、同時に、導波路型素子構造を採用していることにより77%という高い光電変換効率(外部量子効率)が得られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の導波路型半導体受光素子では、素子抵抗を低く抑えることができるものの、導波路メサが薄い窒化シリコン膜にて直接被覆されて露出して形成されているため放熱性が悪く、高いパワーの光が入射されたときに素子が劣化、破壊しやすいという問題があった。
本発明の目的は、素子抵抗を低く維持したまま、高いパワーの光が入射した場合であっても、素子が劣化、破壊することがないようにして、高速で信頼性の高い導波路型半導体受光素子を提供できるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明によれば、半導体基板上に、バンドギャップ波長が入射光波長と等しいかこれより長い光吸収層を含む光電変換部が導波路としてメサ状に形成され、かつ、この導波路メサがバンドギャップ波長が入射光波長よりも短い半導体からなる埋め込み層で覆われている導波路型の半導体受光素子において、前記導波路メサの前方領域の側方においては前記埋め込み層が除去されずに残っており、かつ、この前方領域よりも後方の領域においては前記埋め込み層が該導波路メサの側壁を薄く覆う部分を残して除去されており、その除去された部分にコンタクト電極が形成されていることを特徴とする半導体受光素子、が提供される。
【0006】
また、上記の目的を達成するために、本発明によれば、半導体基板上に、バンドギャップ波長が入射光波長と等しいかこれより長い光吸収層を含む光電変換部が導波路としてメサ状に形成され、かつ、この導波路メサがバンドギャップ波長が入射光波長よりも短い半導体からなる埋め込み層で覆われている導波路型の半導体受光素子において、前記導波路メサの後端において、後端面から一定距離をおいた前記埋め込み層が除去されており、その除去された端面に反射光を前記光電変換部に再び入射させる反射ミラーが形成されていることを特徴とする半導体受光素子、が提供される。
【0007】
また、上記の目的を達成するために、本発明によれば、半導体受光素子半導体基板上に、バンドギャップ波長が入射光波長と等しいかこれより長い光吸収層を含む光電変換部が形成されている半導体受光素子において、一方の電極が、前記光電変換部の上部を覆って形成されると共に該光電変換部の上部からその外部に引き出されており、かつ、前記一方の電極は前記光電変換部の上部でその膜厚が他の部分よりも厚く形成されていることを特徴とする半導体受光素子、が提供される。
【0008】
また、上記の目的を達成するために、本発明によれば、半導体基板上に、バンドギャップ波長が入射光波長と等しいかこれより長い光吸収層を含む光電変換部が導波路としてメサ状に形成されている導波路型の半導体受光素子において、一方の電極が、前記光電変換部の上部全体を覆って形成されると共に該光電変換部の上部からその外部に引き出されており、かつ、前記一方の電極は前記光電変換部の上部で放熱電極としてその膜厚が他の部分よりも厚く形成されていることを特徴とする半導体受光素子、が提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、実施例に則して図面を参照して詳細に説明する。
[第一の実施例]
図1は、本発明の第一の実施例の平面図であり、図2、図3は、それぞれ図1中のA−A’、B−B’線での断面図である。本実施例の結晶層構造は、半絶縁性InP基板1上に、n−InPクラッド層2、n−InGaAsPガイド層3(波長組成1.3μm)、i−InGaAs光吸収層4(層厚0.5μm)、p−InGaAsPガイド層5(波長組成1.3μm)、p−InPクラッド層6、p−InGaAsコンタクト層7が順次積層されたものである。そして、図2、図3に示すように、深さの異なる複数回のエッチング工程により、半絶縁性InP基板1が露出するまでエッチングした領域、n−InPクラッド層2が露出するまでエッチングした領域、および、エッチングを施さず、p−InGaAsコンタクト層7が残った領域が形成されている。このp−InGaAsコンタクト層7が残った領域が、入射光を光電変換する光電変換部8である。ここで、光電変換部8の長さ(図2で示した方向の寸法)は、20μmである。さらに、このメサ構造を囲むように、FeドープInP層9が形成されている。ここで、図3に示すように、このFeドープInP層9は、光電変換部8の片側(図3では左側)に充分な厚さが残されており、反対側は光電変換部8に接する部分のみ薄く残して、後はn−InPクラッド層2が露出するまでエッチング除去されている。
【0010】
さらに、図2に示すように、FeドープInP層9は、光電変換部8の後部においてもエッチング除去され、溝が形成されている。この溝の光電変換部8側の側壁が、後に説明する反射ミラー10である。そして、図2、図3に示すように、素子表面を覆うように窒化シリコン膜11が形成されている。さらに、窒化シリコン膜11の一部が除去され、光電変換部8の上部にはp側電極としてのAuZnアロイ電極12が、n−InPクラッド層2が露出した領域上にはn側電極としてのAuGeNiアロイ電極13が形成されている。そして、図2、図3に示すように、AuZnアロイ電極12、AuGeNiアロイ電極13を拡大、延長する形態にてTiPtAu電極14a、14bが形成され、さらに、図1、図2、図3に示すようにこれらのTiPtAu電極上に、これを補強する形でAuメッキ電極15a、15b(層厚1μm)が形成されている。そして、光電変換部8の上部に層厚5μm のAuメッキ膜からなる放熱電極16が形成されている。さらに、素子の入射端面に反射防止膜として窒化シリコン膜17が形成されている。
【0011】
次に、第一の実施例の動作、効果について説明する。本実施例と図12に示した従来の導波路型受光素子と異なる点は、まず、従来の受光素子では導波路メサが直接窒化シリコン膜で覆われた構造であるのに対し、本実施例の導波路メサ(光電変換部8)はFeドープInP層9で周囲が覆われている点である。本実施例のFeドープInP層9は、従来例において導波路メサを覆っていた窒化シリコン膜、及びその外側の空気と比較して熱伝導率が極めて高いので放熱性がよく、素子にハイパワー光が入射した場合にも温度上昇が少なく、素子が劣化、破壊しにくいという効果が得られる。また、本実施例のFeドープInP層9は、光電変換部8の片側(図3では左側)に充分な厚さが残されており、反対側は光電変換部8に接する部分のみ薄く残して、後はn−InPクラッド層2が露出するまでエッチング除去され、導波路メサ(光電変換部8)のごく近くにAuGeNiアロイ電極13が形成されているため、上記の放熱のよさを保ったまま、素子抵抗を低くすることができ、応答速度の速い素子が得られる。
【0012】
また、本実施例のFeドープInP層9は、光電変換部8の後部においてもエッチング除去され、溝が形成されており、この溝の光電変換部8に接する側壁が、反射ミラー10として機能する。すなわち、従来は、入射光の全パワーのうち光電変換部8で吸収しきれなかったパワー成分は、そのまま光電変換部の後端から放射され損失となったが、本実施例では、反射ミラー10により光電変換部8で変換しきれなかったパワー成分が反射されており返され、光電変換部8で吸収される。
【0013】
したがって、従来よりも光電変換効率が高まり、高感度な素子が得られる。また、本実施例では、光電変換部8の上部に層厚5μm のAuメッキ膜からなる放熱電極16が形成されている。Auは熱伝導率が極めて高い材料であるため、光電変換部8からの放熱性が高くなり、素子にハイパワー光を入射した場合にも温度上昇が少なく、素子が劣化、破壊しにくいという効果が得られる。なお、第一の実施例では放熱電極16の材料としてAuを用いた例を示したが、Auに限らず、Cuなど、熱伝導率の高い他の材料であっても同様の効果が得られる。
【0014】
[第二の実施例]
図4は、本発明の第二の実施例の平面図であり、図5、図6、図7は、それぞれ図4中のA−A’、B−B’、C−C’線での断面図である。第二の実施例が第一の実施例と異なる点は、図6に示すように、入射端面から後方に離れた部位においてはAuGeNiアロイ電極13が光電変換部8の両側に形成され、AuGeNiアロイ電極13からTiPtAu電極14b、14cとAuメッキ電極15b、15cが導波路メサの両側に引き出される一方、入射端面近傍では、図7に示すように、光電変換部8の両側にFeドープInP層9がエッチングされずに残されている点と、図4、図5に示すように、AuZnアロイ電極12から引き出されたTiPtAu電極14aとAuメッキ電極15aとが反射ミラー10を形成するための溝を越えて光電変換部の後方に延在している点である。なお、ここで、反射ミラー用の溝の上部のTiPtAu電極14aとAuメッキ電極15aは、橋渡し状の構造、すなわちいわゆるエアブリッジ構造となっている。それ以外の、素子の基本的な構成については第一の実施例と同様である。
【0015】
次に、第二の実施例の動作、効果を説明する。一般に導波路型半導体受光素子に光を入射すると、その光吸収は入射端面近傍に集中し、したがって発熱量も入射端面近傍が特に大きい。これに対して第二の実施例では、図7に示すように、入射端面近傍において光電変換部8の両側にFeドープInP層9がエッチングされずに残されており、特に発熱の大きい部位の放熱性が向上しているので、ハイパワー光が入射された場合にも素子が劣化、破壊しにくいという効果が得られる。さらに、入射端部よりも後方の、比較的発熱の小さい部位については、図6に示すように、導波路メサ(光電変換部8)の両側にAuGeNiアロイ電極13が形成されているため、上記の放熱のよさを保ったまま、素子抵抗を低く抑えることができ、応答速度の速い素子が得られる。
【0016】
[第三の実施例]
図8は、本発明の第三の実施例を示す平面図であり、図9、図10は、それぞれ図8中のA−A’、B−B’線での断面図である。第三の実施例の第一の実施例と異なる点は、第三の実施例では図9に示すように、 p−InGaAsP ガイド層(5)が削除されている点と、光電変換部8の前方において、p−InGaAsコンタクト層7、p−InPクラッド層6およびi−InGaAs光吸収層4がエッチングされる一方でn−InGaAsPガイド層3がエッチングされずに残されており、そのエッチングされずに残されたn−InGaAsPガイド層3上のみにFeドープInP層9が形成されている点であって、それ以外の素子構成は第一の実施例と同様である。
本実施例は、入射光はn−InGaAsPガイド層3に入射される形態、即ちいわゆる装荷型構造の素子となっている。
【0017】
次に、第三の実施例の動作、効果について説明する。第三の実施例では、入射光は、まずn−InGaAsPガイド層3に入射され、光電変換部8まで導波された後、i−InGaAs光吸収層4へ下層から沁み込むようにして侵入し光電変換される。したがって、i−InGaAs光吸収層4への光の入射の仕方がいわば間接的であり、第一の実施例と比較して、入射端部への光電流集中が緩和され、よりハイパワーな光が入射された場合であっても素子が劣化、破壊しにくいという効果が得られる。この他、第一の実施例の効果として前述した効果は、第三の実施例においても全て同様に得られる。
なお、以上説明した第三の実施例は、装荷型構造の素子に第一の実施例の構造を適用した例であるが、同様に、第二の実施例を適用することも可能であり、同様の効果が得られる。
【0018】
[第四の実施例]
図11は、本発明の第四の実施例を示す断面図であって、これは、第三の実施例における図9に対応する図である。第四の実施例が第三の実施例と異なる点は、n−InGaAsPガイド層3(波長組成1.3μm)の下層に、n−InAlGaAs第二ガイド層19(波長組成1.2μm)、n−InAlGaAs第三ガイド層18(波長組成1.1μm)、が形成されている点である。これ以外の基本的な素子構成は第三の実施例と同様である。
【0019】
次に、第四の実施例の動作、効果について説明する。第四の実施例においてはn−InGaAsPガイド層3(波長組成1.3μm)の下層に、n−InAlGaAs第二ガイド層19(波長組成1.2μm)、n−InAlGaAs第三ガイド層18(波長組成1.1μm)が形成されており、i−InGaAs光吸収層4に近いガイド層ほど波長組成が長い、すなわち、屈折率が高い構造となっている。したがって、ガイド層中を導波する光は、より屈折率の高い方、すなわちi−InGaAs光吸収層4に近い方へと導かれ、光電変換部8においてより効率のよい光電変換が行われ、高感度な素子が得られる。さらにここで、i−InGaAs光吸収層4に接する部分のガイド層は、InGaAsPで形成され、その他のガイド層はInAlGaAsで構成されていることにより、暗電流が少ない素子が容易に作製できるという効果が得られる。その理由を以下に説明する。InAlGaAsは、化学的反応性の高いAlを含むため、FeドープInP層9を形成するときに、FeドープInPとInAlGaAsとの界面に酸化物等が残り易く、界面近傍のFeドープInPの結晶品質が劣化し易い。従って、素子動作時に電界がかかる部分、すなわちi−InGaAs光吸収層4に近い部分にInAlGaAsが存在すると、この結晶品質劣化の影響により、素子の暗電流が増加するという問題が起こる。この問題に対し、第四の実施例ではi−InGaAs光吸収層4に接する部分のガイド層はAlを含まないInGaAsPで形成されているので暗電流増加が起こりにくい。一方、InGaAsPは、V族元素がAsとPの2種類含まれるため、組成制御が難しく、組成の異なるInGaAsPを複数積層しようとした場合、格子定数のずれにより結晶品質の劣化が起こり、やはり暗電流の増加が起こり易い。この問題に対し、第四の実施例では組成の異なる層を積層する部分には、V族元素をAsしか含まず組成制御が比較的容易なInAlGaAsを用いているので暗電流増加が起こりにくい。
【0020】
[第五の実施例]
図12は本発明の第五の実施例を示す断面図であって、これは第四の実施例における図11に対応する図である。第五の実施例が第四の実施例と異なる点は、FeドープInP層9の層厚が薄く、素子の半導体表面を覆うような形で形成されている点である。このような構造は、図13の従来の実施例における窒化シリコン膜108の替わりにFeドープInP層9の薄膜を用いた構造とみなすことができ、一般に、エピパッシベーション構造、と呼ばれている構造である。これ以外の基本的な素子構成は第三の実施例と同様である。
【0021】
次に、第五の実施例の動作、効果について説明する。第五の実施例においてはFeドープInP層9の層厚が薄いため、放熱性によるハイパワー光入射時の温度上昇抑制効果は小さいものの、図13の従来の実施例における窒化シリコン膜108と比較してFeドープInP層9は長期的に安定な材料であり、素子の長期信頼性が向上するという効果が得られる。ここで、i−InGaAs光吸収層4に接する部分のガイド層は、InGaAsPで形成され、その他のガイド層はInAlGaAsで構成されていることにより、暗電流が少ない素子が容易に作製できるという効果、及びその理由については第四の実施例と同様である。
【0022】
上記の第四の実施例においては、第三の実施例におけるガイド層がn−InGaAsPガイド層3、n−InAlGaAs第二ガイド層19、n−InAlGaAs第三ガイド層18からなる多層構造である例を示したが、第一、第二の実施例におけるn−InGaAsPガイド層3、あるいはp−InGaAsPガイド層5に同様の多層構造を導入した場合にも同様の効果が得られる。
また、上記の第一、第二、第三、第四、第五の実施例では、光電変換部の構造がそれぞれいわゆるpinフォトダイオード構造である場合を説明したが、これらに限らず、アバランシェフォトダイオード構造や、ショットキーフォトダイオード構造など他のフォトダイオード構造であっても同様の効果が得られる。また、各実施例では、光電変換部と反射ミラーとの間には、FeドープInP層9が介在していたが、これを介することなく光電変換部の後端面に直接的に反射ミラーを形成するようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明による導波路型半導体受光素子は、光電変換部の導波路メサがFeドープInP層等の熱伝導率の高い材料にて覆われたものであるので、あるいは光電変換部の導波路メサ上に厚い放熱電極が形成されたものであるので、放熱性が高く、素子にハイパワー光が入射された場合であっても温度上昇が少なく、素子の劣化、破壊が起こりにくいという効果が得られる。さらに、導波路メサを埋め込んだFeドープInP層等の埋め込み層は、光電変換部8の片側に充分な厚さを残して、反対側は光電変換部8に接する部分のみ薄く残してエッチング除去され、そこに直接AuGeNiアロイ電極13が形成されているため、上記の放熱性のよさを維持したまま、素子の寄生抵抗を低く抑えることができ、応答速度の速い素子が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例を示す平面図。
【図2】図1のA−A′線の断面図。
【図3】図1のB−B′線の断面図。
【図4】本発明の第二の実施例を示す平面図。
【図5】図4のA−A′線の断面図。
【図6】図4のB−B′線の断面図。
【図7】図4のC−C′線の断面図。
【図8】本発明の第三の実施例を示す平面図。
【図9】図8のA−A′線の断面図。
【図10】図8のB−B′線の断面図。
【図11】本発明の第四の実施例を示す断面図。
【図12】本発明の第五の実施例を示す断面図。
【図13】従来例の断面図。
【符号の説明】
1 半絶縁性InP基板
2 n−InPクラッド層
3 n−InGaAsPガイド層
4 i−InGaAs光吸収層
5 p−InGaAsPガイド層
6 p−InPクラッド層
7 p−InGaAsコンタクト層
8 光電変換部
9 FeドープInP層
10 反射ミラー
11 窒化シリコン膜
12 AuZnアロイ電極
13 AuGeNiアロイ電極
14a、14b、14c TiPtAu電極
15a、15b、15c Auメッキ電極
16 放熱電極
17 窒化シリコン膜
18 n−InAlGaAs第三ガイド層(波長組成1.1μm)
19 n−InAlGaAs第二ガイド層(波長組成1.2μm)
101 半絶縁性InP基板
102 n−InPクラッド層
103 n−InAlGaAsガイド層
104 i−InGaAs光吸収層
105 p−InAlGaAsガイド層
106 p−InPクラッド層
107 p−InGaAsコンタクト層
108 窒化シリコン膜
109 p側電極
110 n側電極

Claims (13)

  1. 半導体基板上に、バンドギャップ波長が入射光波長と等しいかこれより長い光吸収層を含む光電変換部が導波路としてメサ状に形成され、かつ、この導波路メサがバンドギャップ波長が入射光波長よりも短い半導体からなる埋め込み層で覆われている導波路型の半導体受光素子において、前記導波路メサの前方領域の側方においては前記埋め込み層が除去されずに残っており、かつ、この前方領域よりも後方の領域においては前記埋め込み層が該導波路メサの側壁を薄く覆う部分を残して除去されており、その除去された部分にコンタクト電極が形成されていることを特徴とする半導体受光素子。
  2. 前記導波路メサの後端において、後端面から一定距離をおいた前記埋め込み層が除去されており、その除去された端面に反射光を前記光電変換部に再び入射させる反射ミラーが形成されていることを特徴とする請求項1記載の半導体受光素子。
  3. 半導体基板上に、バンドギャップ波長が入射光波長と等しいかこれより長い光吸収層を含む光電変換部が導波路としてメサ状に形成され、かつ、この導波路メサがバンドギャップ波長が入射光波長よりも短い半導体からなる埋め込み層で覆われている導波路型の半導体受光素子において、前記導波路メサの後端において、後端面から一定距離をおいた前記埋め込み層が除去されており、その除去された端面に反射光を前記光電変換部に再び入射させる反射ミラーが形成されていることを特徴とする半導体受光素子。
  4. 前記埋め込み層が、FeがドープされたInPによって形成されていることを特徴とする請求項1〜の内の何れかに記載の半導体受光素子。
  5. 一方の電極が、前記光電変換部の上部を覆って形成されると共に該光電変換部の上部からその外部に引き出されており、かつ、前記一方の電極は前記光電変換部の上部でその膜厚が他の部分よりも厚くなされていることを特徴とする請求項1〜の内の何れかに記載の半導体受光素子。
  6. 半導体基板上に、バンドギャップ波長が入射光波長と等しいかこれより長い光吸収層を含む光電変換部が形成されている半導体受光素子において、一方の電極が、前記光電変換部の上部を覆って形成されると共に該光電変換部の上部からその外部に引き出されており、かつ、前記一方の電極は前記光電変換部の上部で放熱電極としてその膜厚が他の部分よりも厚く形成されていることを特徴とする半導体受光素子。
  7. 前記光電変換部が導波路としてメサ状に形成されていることを特徴とする請求項記載の半導体受光素子。
  8. 前記光電変換部を構成する導波路メサの表面が、コンタクト形成部および光入射端面部を除いてFeがドープされたInP層によって被覆されていることを特徴とする請求項記載の半導体受光素子。
  9. 前記一方の電極の少なくとも上部が、AuまたはCuで構成されていることを特徴とする請求項の内の何れかに記載の半導体受光素子。
  10. 前記光電変換部には、信号光が入射される、前記半導体基板よりも屈折率が高く、かつ、バンドギャップ波長が入射光波長よりも短い半導体からなるガイド層が備えられていることを特徴とする請求項1〜の内の何れかに記載の半導体受光素子。
  11. 前記光電変換部には、信号光が入射される、前記半導体基板よりも屈折率が高く、かつ、バンドギャップ波長が入射光波長よりも短い半導体からなるガイド層が備えられ、かつ、前記光吸収層が前記ガイド層の一部領域上で重なり、かつ、前記ガイド層の前記信号光が入射される端部から離れた位置に形成されていることを特徴とする請求項1〜の内の何れかに記載の半導体受光素子。
  12. 前記ガイド層は、前記光吸収層に近い側の近傍ガイド層と前記光吸収層から離れた側のバンドギャップ波長が前記近傍ガイド層のバンドギャップ波長より短い遠方ガイド層とを含んで構成されており、かつ、前記近傍および遠方ガイド層はそれぞれInGaAsP、InAlGaAsから形成されていることを特徴とする請求項1または1記載の半導体受光素子。
  13. 前記遠方ガイド層は、組成の異なる複数のInAlGaAs層によって形成され、各InAlGaAs層は前記光吸収層から離れるにつれてそのバンドギャップギャップ波長が順次短くなることを特徴とする請求項1記載の半導体受光素子。
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