JP4291085B2 - 導波路型受光素子 - Google Patents

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Description

この発明は、導波路型受光素子に係り、特に光通信システム等に使用される導波路型受光素子に関するものである。
通信需要量の飛躍的な増加に伴って、通信システムの大容量化が図られてきているが、このためには光通信機器の高速化、小形・高効率化、低コスト化が必要となっている。
光通信の伝送系においては信号光として2波長帯の光が使用されている。一つは信号光の帯域の中心波長が1.3μmである1.3μm帯の信号光ともう一つは信号光の帯域の中心波長が1.55μmである1.55μm帯の信号光である。
1.55μm帯の信号光は光ファイバ損失が小さく長距離通信系の信号光として使用される。これは都市間通信(幹線系)とよばれて、例えば東京−大阪間のように大都市間の通信に使用される。
一方1.3μm帯の信号光は光ファイバ損失は大きいが波長分散が少なく、短距離通信系の信号光として使用される。これは例えば、都市内通信とよばれ大都市内の通信に使用されている。また1.3μm帯の信号光は、アクセス系と呼ばれる基地局−各家庭間の通信にも使用される。
光通信システムにおいて、この二つの波長帯の信号光を受光する導波路型半導体フォトダイオードは、それぞれの波長帯の光に対応して形成された一波長対応の導波路型半導体フォトダイオードが使用されていた。
従来の導波路型受光素子の公知例としては、n導電型InP基板(以下n導電型を“n−”で、またp導電型を“p−”で、また真性半導体を“i−”で表記する。)上に、n−InGaAsP光ガイド層(バンドギャップ波長:11.3μm)、i−InGaAs光吸収層、p−InGaAsP光ガイド層(バンドギャップ波長:1.3μm)、p−InPクラッド層を順次積層し、p−InGaAsP光ガイド層の厚みを0.3μm、n−InGaAsP光ガイド層の厚みを1.7μmとした構成が開示されている(例えば、特許文献1 [0024]〜[0026]、および図1参照)。
また、他の公知例として、光通信システムに用いられる導波路型半導体受光素子において、半絶縁性InP基板上にn−InPクラッド層、n−InAlGaAsガイド層(層厚0.8μm)、i−InGaAs光吸収層(層厚0.5μm)、p−InAlGaAsガイド層(層厚0.1μm)、p−InPクラッド層、およびp−InGaAsコンタクト層からなる導波路メサを形成した構成の半導体受光素子が開示されている(例えば、特許文献2 [0003]および図13参照)。
また、他の公知例として、ギガビット以上の通信容量をもつ光通信ネットワークに使用する受光波長1.5μm帯10Gb/s導波路型PIN−PDの構成として、InGaAlAs系の2重コア構造を有するメサ型で、光吸収層にIn0.53Ga0.47Asを用いたことが開示されている(例えば、非特許文献1 参照)。
特開2001−24211号公報 特開2002−203984号公報 第50回応用物理学関係連合講演会 2003年(平成15年)春季 講演予稿集(2003.3 神奈川大学)1246頁 27p−H−15,「受光波長1.5μm帯10Gb/s導波路型PIN−PDの特性」
従来の導波路型受光素子は、その光通信システムに使用される単一波長帯の信号光に対応したフォトダイオードの構成となっている。しかしながら光通信システムにおける伝送量の拡大により、現段階では都市内通信用に整備されている通信網が都市間通信用として使用される可能性があり、この場合には現在のように各波長に対応した光部品を使用した場合においては、光通信システムにおける光通信機器の構成が複雑にならざるを得ない。
またこの一波長の信号光に対応した光部品、ここでは導波路型フォトダイオード(以下、導波路型PDという)であるが、この一波長の信号光に対応した導波型PDそのままで二波長の信号光を受光したとしても、高感度でかつ高速動作を行わせるのが困難であった。
すなわち、導波路型PDは、光吸収層とこの光吸収層を挟んで設けられた光ガイド層とを有する導波路部分に光を閉じ込め、この導波路部分に閉じ込められた光が光ガイド層と光吸収層とを伝播する間に光を吸収して電気信号に変換する構造を有している。
そして、この導波路型PDは、光吸収層と光ガイド層およびクラッド層との屈折率差を利用して導波路部分に光を閉じ込めかつ吸収させるために、信号光の波長が異なるとそれぞれの光に対して適した光吸収層、光ガイド層およびクラッド層の屈折率が異なる。
従って、単一波長帯に対応する導波路型PDでは、素子構造を受光波長帯に合わせて最適化することが可能である。しかし多波長に対応する導波路型PDでは、ある波長では感度特性がすぐれているが、他の波長では非常に感度特性が悪いということが発生し、場合によってはすべての波長帯で感度特性が悪化するということも起こり得た。
例えば、光ガイド層とクラッド層の屈折率差を大きくすることにより導波路への光の閉じ込めは大きくなるために、光ガイド層の組成波長をバンドギャップ信号光が透過する組成波長の中でなるべく長波長側の組成波長を選択するのがよい。
しかし多波長に対応させるためには、最も短い波長帯の信号光が光ガイド層を透過できる組成波長を有していなければならない。単に最も短い波長帯の信号光の波長を基に光ガイド層の組成波長を決めれば他の波長帯の信号光に対して大きく感度が悪化するということが起こりうる。
さらに、光吸収層に対してn−光ガイド層および光ガイド層の層厚を非対称ににすることにより、対称構造であれば導波路内を伝搬する光のモードが安定し光ガイド層を伝搬する光の量が多くなって光電変換の変換効率が低下するといった不利益を抑制することができる。しかし光吸収層に対して光ガイド層を非対称にする導波路構造においても、多波長に対応する導波路型PDでは、ある波長では感度特性がすぐれているが、他の波長では非常に感度特性が悪いということが発生したり、また単に非対称の導波路構造にすることにより、場合によっては単波長帯の信号光においても感度特性が悪化するということも起こり得た。
以上のように、光ガイド層が非対称の導波路構造を有する導波型PDにおいては、第1の波長帯の信号光に対応して高感度かつ高速動作が可能である導波型PDそのままで、第2或いはその他の波長帯の信号光を受光したとしても、これらの信号光に対して高感度でかつ高速動作を可能とさせることが困難であるという問題点があり、場合によっては単波長信号光に対しても高感度でかつ高速動作を可能とさせることが困難であるという問題点があった。
この発明は上記の問題点を解消するためになされたもので、第1の目的は、高感度で、高速動作が可能な、光ガイド層が非対称である導波路型受光素子を構成することである。
この発明に係る導波路型受光素子は、半絶縁性の半導体基板と、該半導体基板上に配設され、該半導体基板側から、第1の電極に接続された第1導電型の第1クラッド層、第1導電型のInGaAsPである第1光ガイド層、層厚が0.3μm以上0.5μm以下のInGaAsである光吸収層、第2導電型のInGaAsPである第2光ガイド層、および第2の電極に接続された第2導電型の第2クラッド層が順次積層された光導波路層と、を備えるとともに、該第1光ガイド層と該第2光ガイド層のうちいずれか層厚の薄い方の厚みを基準にして、該第1光ガイド層、該第2光ガイド層相互の層厚の比率が1.625以上かつ3.2以下としたものである。
この発明に係る導波路型受光素子においては、所定の信号光波長帯を含む信号光に対して、高い受光感度が保持されつつ高速動作が可能となる。従って所定の信号光波長帯を含む信号光に対して受光感度が高く高速動作が可能な導波路型受光素子を簡単に提供することができる。延いては光通信システムが簡単になり、通信システムの大容量化を安価に進めることができる。
以下の発明の実施の形態においては、光通信システムの受光素子として使用される導波路型受光素子の一例として40Gbps用の1.3μm帯及び1.55μm帯兼用の埋込み導波路型PIN−PDを用いて説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の一実施の形態に係る導波路型受光素子の斜視図である。
図1において、この導波路型のPIN−PD10は前面の劈開端面の受光部12が矢印で示された信号光14を受ける。信号光14は中心波長λ1が1.3μmである第1の信号波長帯としての1.3μm帯及び中心波長λ2が1.55μmである第2の信号光波長帯としての1.55μm帯の2波長帯の光が含まれている。
PIN−PD10の上面側には、劈開端面の受光部12を介して信号光が導入される導波路を含む導波路メサ16が配設され、この導波路メサ16の表面に沿ってp電極18が、また導波路メサ16の両側面およびPIN−PD10の上面にn電極20が配設されている。p電極18およびn電極20が配設されている部分以外の上面は絶縁膜22で覆われている。
図2は図1のII−II断面における導波路型受光素子の断面図、つまり信号光に交差する方向の断面であり、導波路と直交する断面での断面図である。
また図3は図1のIII−III断面における導波路型受光素子の断面図、つまり信号光の進行方向に沿った断面であり、導波路の延長方向の断面での断面図である。
なお図において同じ符号は同一のものか或いは相当のものである。
図2において、半絶縁性の半導体基板としての半絶縁性のFeドープInP基板24上に、n−InGaAsのn−コンタクト層26が配設されている。このn−コンタクト層26の上に受光部12を介して信号光14が導入される導波路メサ16が配設されている。
導波路メサ16は、n−コンタクト層26側からn−コンタクト層26の表面上に配設された第1クラッド層としてのn−InPのn−クラッド層28、このn−クラッド層28の中央部表面上に配設された第1光ガイド層としてのn−InGaAsPのn−光ガイド層30、このn−光ガイド層30の表面上に配設されたi−InGaAsの光吸収層32、光吸収層32の表面上に配設された第2光ガイド層としてのp−InGaAsPのp−光ガイド層34、このp−光ガイド層34の表面上に配設された第2クラッド層としてのp−InPのp−クラッド層36、およびp−クラッド層36の表面上に配設されたp−InGaAsのp−コンタクト層40が順次積層された光導波路層としての導波路16aと、p−コンタクト層40を除くこの導波路16aの両側に配設され導波路メサ16の側面を形成する低屈折率層としてのFeドープInPのブロック層38とを有する。
導波路16aの両側に配設されたブロック層38を光吸収層32よりも屈折率の低い材料で形成することにより、導波路16aとの屈折率差を大きくすることができ、光の閉じ込め効率が高くなり受光素子の受光感度を高めることができる。
さらにp−コンタクト層40の表面はp電極18が、またブロック層38の両側面を覆ってn−コンタクト層26の表面と接するn電極20がそれぞれ配設されている。p電極18とn電極20が覆っていない導波路メサ16の表面は絶縁膜22が配設され、p電極18とn電極20とは絶縁膜22を介して電気的に分離されている。
図3において、導波路16aの前方の受光側は劈開端面38aを有するFeドープInPのブロック層38が配設されている。また導波路16aの後方にもFeドープInPのブロック層38が配設されている。即ち導波路16aはFeドープInPのブロック層38に埋め込まれており、このブロック層38において劈開されチップとして形成される。そしてブロック層38の劈開端面の受光部12を介して導波路16aに信号光が導入される。
この実施の形態においては、導波路16aの長手方向、すなわち光の進行方向の長さは、16μmである。また、n−クラッド層28の層厚は1.5μm、p−クラッド層36の層厚は0.8μmとしている。そしてn−光ガイド層30の層厚は0.70μm、p−光ガイド層34の層厚は0.35μmとし、光吸収層32に対して光ガイド層の層厚を非対称にし、層厚の薄いp−光ガイド層34を基準にしたn−光ガイド層30の層厚とp−光ガイド層34の層厚との比率は2.0である。
このように、導波路の層構造を非対称構造にすることにより、導波路内を伝搬する光のモードを非対称化させて光吸収層に放射させ、光吸収層で吸収する光の量を増やすことにより、広い波長帯で高い感度を実現する導波路型受光素子を得ることができる。
光吸収層32の層厚はキャリアの走行時間を短くすることにより広帯域化が可能であるが、層厚を薄くすると光の吸収が少なくなるので、光吸収層32の層厚daは、0.3μm≦da≦0.5μmが適切な範囲であるが、この実施の形態ではda=0.5μmとしている。
n−クラッド層28及びp−クラッド層36の材料であるInPの組成波長λaは0.92とした。
またn−光ガイド層30及びp−光ガイド層34の材料であるInGaAsPの組成波長λgは、n−クラッド層28及びp−クラッド層36の材料の屈折率である0.92より大きく、1.3μm帯の光に対して透明になるように、即ちλa<λg<λ1となるように、さらに望ましくはλa<λg<0.965λ1となるように、組成波長λgが1.2μmであるInGaAsPを用いた。
各層におけるn型不純物はIV族元素例えばSi、Sなどを、またp型不純物はII族元素、例えばBe、Znなどを添加している。真性半導体層の光吸収層32は特に不純物は添加していない。
各層の不純物濃度は、n−コンタクト層26が5×1018cm−3、n−クラッド層28が5×1017cm−3、n−光ガイド層30が5×1017cm−3、p−光ガイド層34が5×1015cm−3〜5×1017cm−3(ステップ状に変化させる)、p−クラッド層36が1×1018cm−3、p−コンタクト層40は1×1019cm−3である。
従って、導波路16aにおいて、p−光ガイド層34とn−光ガイド層30とにこれらに挟まれた光吸収層32とはp/i/n接合を形成している。
次にこの実施の形態のPIN−PD10の製造方法の概略を説明する。
まず、半絶縁性FeドープのInP基板24上に、n−コンタクト層26としてのn−InGaAs層、n−クラッド層28としてのn−InP層、n−光ガイド層30としてのn−InGaAsP層、光吸収層32としてのi−InGaAs、p−光ガイド層34としてのp−InGaAsP、p−クラッド層36としてのp−InP層、及びp−コンタクト層40としてのp−InGaAs層を、気相成長法例えば、MOCVD法により所定の厚みに順次積層する。
次にこれら積層の最上層であるp−コンタクト層40としてのp−InGaAs層表面にSiO2膜を形成し、形成すべき導波路16aの上表面に対応する絶縁膜を残し周囲に開口を有する絶縁膜パターンを形成し、この絶縁膜パターンをマスクとして、導波路16aを形成する。このとき、絶縁膜パターンを段階的に加工することにより、n−クラッド層28としてのn−InP層が完全に露呈するところでエッチングを停止する部分、即ち導波路16aの前面及び両側面の部分とInP基板24が露呈するまでエッチングを行う部分、即ち導波路16aの後方部分とを形成する。
次にウエットエッチングによりドライエッチングの際に形成されたダメージ層を除去し、導波路16aをFeドープInPで埋め込む埋込み成長を行い、ブロック層38を形成する。
次いで絶縁膜を形成し、ウエットエッチングにより導波路メサ16を形成し、n電極20、絶縁膜22の形成、さらにp電極18を形成する。
この後、適度な厚さまでInP基板24の裏面をエッチングしてボンディング用の裏面メタルを形成しウエハプロセスを完了する。
次に上述した1.3μm帯及び1.55μm帯兼用のPIN−PD10においては、n−光ガイド層30の層厚は0.70μmおよびp−光ガイド層34の層厚は0.35μmと設定しているが、これらn−光ガイド層30およびp−光ガイド層34の層厚の決定法について説明する。
まず導波路16aの長手方向の長さを16μm、n−光ガイド層30とp−光ガイド層34との層厚の和を1.05μmと固定し、さらにその他デバイスの設計値を設定し、p−光ガイド層34の層厚を0.1μm〜0.525μmまで変化させた場合について、BPM(beam propagation method)法を用いて、波長が1.3μmおよび1.55μmの光に関してシミュレーションを行い、各信号光についての光ガイド層厚みに対する感度の依存性を求めた。
図4はこの発明の一実施の形態に係る導波路型受光素子の光ガイド層厚みに対する感度依存性を示すグラフである。図4において、曲線aは波長が1.3μmの光に関するp−光ガイド層厚みに対する感度の依存性を示し、曲線bは波長が1.55μmの光に関するp−光ガイド層厚みに対する感度の依存性を示している。
図4において、曲線aおよび曲線bともp−光ガイド層の層厚みが0.1μmから増加するのに伴って感度が上昇し、極値に達した後少し感度が低下する傾向を示している。
曲線a、つまり波長が1.3μmの光に関しては、p−光ガイド層の層厚みが0.35μm近傍で極大になっており、その時の感度の値が0.9A/W程度である。
また曲線b、つまり波長が1.55μmの光に関しては、p−光ガイド層の層厚みが0.3μm近傍で極大になっており、その時の感度の値が0.95A/W程度である。
これらの感度の極値は、光ガイド層が光吸収層に対して対称の厚さを有する対称構造の光導波路であって、1.3μmと1.55μmそれぞれの波長を有する光に対して最適なn−もしくはp−光ガイド層厚みを定めた場合の受光素子の感度と同等あるいはそれ以上の値を示している。
いまp−光ガイド層の層厚みをd1μm、n−光ガイド層の層厚みをd2μm(d2≧d1)とし、d2とd1の比をr(r=d2/d1)とすると、d2+d1=1.05μmであるので、図4におけるp−光ガイド層の層厚みd1が0.1μmのときは、r=9.5で、d1が0.2μmのときは、r=4.25、d1が0.3μmのときは、r=2.5、d1が0.4μmのときは、r=1.625、d1が0.5μmのときは、r=1.1となる。
仕様上の必要感度を0.7A/W以上と考えると、d1が0.175μmであるr=5以下でかつd1が0.46μmであるr=1.3以上の範囲(1.3≦r≦5)に、さらに望ましくはd1が0.25μmであるr=3.2以下でかつd1が0.4μmであるr=1.625以上の範囲(1.625≦r≦3.2)に、rを設定すると波長が1.55μmの光と波長が1.3μmの光に関して共に高感度な受光素子が期待できる。この実施の形態においては、この範囲の中からr=2.0と定めたものである。
なおこの実施の形態ではn−光ガイド層30とp−光ガイド層34との層厚の和を1.05μmと固定してシミュレーションを行っているが、必ずしもこの値に固定する必要はなく、例えばn−光ガイド層30とp−光ガイド層34との層厚の和を0.9〜1.2μmに変化させても同様の効果が得られる。
図5はこの発明の一実施の形態に係る導波路型受光素子における、受光する光の波長に対する感度の依存性を示すグラフである。
図5においては比較のために、光吸収層に対してn−光ガイド層およびp−光ガイド層の層厚を対称に配置した導波路型受光素子における、受光する光の波長に対する感度の依存性を併記している。
図5において、曲線aはこの発明に係る導波路型受光素子の感度曲線で、p−光ガイド層の層厚みが350nm(0.35μm)、n−光ガイド層の層厚みが700nm(0.70μm)、つまりr=2である。
そして同じ構造の受光素子にたいして、入射光の波長を1.3μmから1.55μmまで変化させて、その感度の計算を行っている。
曲線b、c,dは光吸収層に対してn−光ガイド層およびp−光ガイド層の層厚を対称に配置した導波路型受光素子における受光する光の波長に対する感度曲線であって、曲線bはp−光ガイド層の層厚みおよびn−光ガイド層の層厚みがともに400nm(0.4μm)、曲線cはp−光ガイド層の層厚みおよびn−光ガイド層の層厚みがともに500nm(0.5μm)、曲線dはp−光ガイド層の層厚みおよびn−光ガイド層の層厚みがともに600nm(0.6μm)の場合である。
曲線bにおいては、入射光の波長が1.3μmのとき感度がこの範囲内で最も大きな値を示し、波長が長くなるにつれて感度が悪化する。
曲線cにおいては、波長が1.4μmのとき感度が極値を示し、その両側で感度が悪化している。
曲線dにおいては、波長が1.55μmのときこの範囲内では最も高い感度を示し、波長が短くなるに連れて感度が悪化する。
曲線aでは、入射光の波長が1.3μmから1.55μmまでの間においては、すべての波長において、曲線b、c、dの場合より感度が優っている。
またA、およびBの丸印はp−光ガイド層の層厚みが350nm(0.35μm)、n−光ガイド層の層厚みが700nm(0.70μm)として試作した受光素子の場合の実測値で、Aは波長が1.3μmの光についての感度を示しその値が0.82程度、Bは波長が1.55μmの光についての感度を示し、その値が0.9程度である。一つの受光素子で波長が1.3μmの光および1.55μmの光の多波長信号光に対して高い感度を示している。
このことから光吸収層32に対してn−光ガイド層30およびp−光ガイド層34の層厚を非対称にし、p−光ガイド層の層厚みに対するn−光ガイド層の層厚みの比rとすると、1.3≦r≦5の範囲に、さらに望ましくは1.625≦r≦3.2の範囲に、rを設定することにより、波長が1.3μmの光および1.55μmの光の多波長信号光に対して高い感度を示している導波路型受光素子を構成することができる。
なお、今回のシミュレーションではp−光ガイド層の層厚を薄くして、光吸収層に対して光ガイド層を非対称構造としたが、n−光ガイド層の層厚を薄くして、光吸収層に対して光ガイド層を非対称構造としても同様の結果がえられ、同様の効果が得られる。
またこの実施の形態においては、波長が1.3μmの光および1.55μmの光の多波長信号光に対して高い感度を示している導波路型受光素子の構成を示したが、図5から分かるように光吸収層に対して光ガイド層を非対称とする導波路構造を有する受光素子は光吸収層に対して光ガイド層を対称とする導波路構造を有する受光素子に比べて高い感度を有し、波長1.4μmで極値を示す感度を有している。このことは多波長信号光のみならず単波長信号光に対しても高い感度を有することを示すものである。
従って、図4に示されるように、p−光ガイド層の層厚みに対するn−光ガイド層の層厚みの比rとすると、1.3≦r≦5の範囲に、さらに望ましくは1.625≦r≦3.2の範囲に、rを設定することにより、単波長信号光に対する受光素子としても高感度な特性が期待できる。
以上の説明においては、InGaAsP系の材料を用いた埋込み導波路型PIN−PDについて説明したが、InGaAsP系の材料の他にAlInGaAsP系材料やGaInNAs系材料を用いても良い。
これらの材料は、複数の元素による混晶であるので、格子定数とバンドギャップを変化させることができるために、基板材料と格子定数を同じにして非常に広い範囲でバンドギャップを変化させることができる。このため設計の自由度が高くなり、より高感度な受光素子を設計することができる。
InGaAsP系の材料は古くから研究・開発がなされている材料系であり、現在通信用の受光素子の材料として最も一般的な材料であり、安定した特性を簡単に得ることができる。
またAlInGaAsP系材料でいえば、クラッド層、光ガイド層、光吸収層をそれぞれInAlAs、InGaAlAs、InGaAsといった材料を用いて構成することにより、所定の屈折率差を得ることができ、同様の効果を得ることができる。
また、GaInNAs系材料においても組成比を変えることにより所定の屈折率差を得ることができ、同様の効果を得ることができる。
GaInNAs系材料を用いたPDはInGaAsP系材料やAlInGaAsP系材料を用いたPDよりもより広い範囲のバンドギャップ波長に対応することができる。
以上のように、この実施の形態に係る導波路型PIN−PDにおいては、光吸収層32に対してn−光ガイド層30およびp−光ガイド層34の層厚を非対称にし、p−光ガイド層とn−光ガイド層のいずれか薄い方の層厚を基準としたそれらの層厚の比をrとしたときに1.3≦r≦5の範囲に、さらに望ましくは1.625≦r≦3.2の範囲に、rを設定することにより、波長が1.3μmの光および1.55μmの光の多波長信号光に対して高い感度を示す導波路型受光素子を構成することができる。これにより1.3μm帯信号光および1.55μm帯信号光を含む多波長帯信号光に対して、高い受光感度を保ったまま高速動作を可能にすることができる。従って受光感度が高く高速動作が可能な多波長帯信号光兼用の導波路型受光素子を簡単に構成することができる。延いては光通信システムが簡単になり、通信システムの大容量化を安価に進めることができる。
また、光吸収層に対して光ガイド層を非対称とする導波路構造を有し、p−光ガイド層とn−光ガイド層のいずれか薄い方の層厚を基準としたそれらの層厚の比をrとしたときに1.3≦r≦5の範囲に、さらに望ましくは1.625≦r≦3.2の範囲に、rが設定された受光素子は、光吸収層に対して光ガイド層を対称とする導波路構造を有する受光素子に比べて高い感度を有し、単波長信号光に対しても高い感度を有する。従って、単波長信号光に対する受光素子としても高感度な特性が期待できる。
さらに、光吸収層の厚みをdaとしたとき、0.3μm≦da≦0.5μmを満足するようにしたもので、この構成によりキャリアの走行時間を抑え広帯域化を可能にする。延いては広帯域受光素子を簡単に構成することができる。延いては通信システムの広帯域化が可能になり、システムの大容量化を容易に進めることができる。
またさらに、導波路側面にi−InGaAsの光吸収層より屈折率の低い材料であるFeドープInPのブロック層を配設したものである。この構成により光の閉じ込め効率を高くすることができる。このため光の閉じ込め効率が高くなり受光素子の受光感度を高めることができる。延いては簡単な構成で受光感度の高い導波路型PIN−PDを提供することができる。
また前述した実施の形態においては、光ガイド層の厚みを光吸収層に対して非対称にした構成により、導波路内を伝搬する光のモードを非対称にして感度を向上させたが、光ガイド層の屈折率を光吸収層に対して非対称にした構成を有する導波路としても同様の効果を奏する。また光ガイド層の屈折率を光吸収層に対して非対称にするとともに層厚も非対称とする構成を有する導波路としても同様の効果を奏する。
また以上の実施の形態の説明においては、PIN−PDを例に説明したが、信号を素子内で増幅する作用を有する受光素子、例えば素子内に増倍層を有するAPDアバランシェフォトダイオード、avalanche photodiode)のような受光し変換した電気信号を増幅させる機能を有する素子や、受光部前面に光信号を増幅させる機能を有するSOA(semiconductor optical amplifiers)を配置した受光素子などに適用して同様の効果を得ることができる。
特にAPDにおいてはAlInGaAsP系材料が用いられ、信号を増幅したときにInGaAsP系材料に比べて雑音が少なくなるという効果がある。これによりより受光感度の高いAPDの作成が可能となる。
また上述のような素子を実装してモジュール化したデバイスにおいても同様の効果を有することは云うまでもない。
以上のように、この発明に係る導波路型受光器は、都市内通信用の通信網や都市間通信用の通信網などの光通信システムにおける光通信機器として有用である。特に多波長帯信号光による光通信システムにおいて、高感度で、高速動作が要求される導波路型受光素子に適している。
この発明の一実施の形態に係る導波路型受光素子の斜視図である。 図1のII−II断面における導波路型受光素子の断面図である。 図1のIII−III断面における導波路型受光素子の断面図である。 この発明の一実施の形態に係る導波路型受光素子の光ガイド層厚みに対する感度依存性を示すグラフである。 この発明の一実施の形態に係る導波路型受光素子における、受光する光の波長に対する感度の依存性を示すグラフである。
符号の説明
24 InP基板、 20 n電極、 28 n−クラッド層、 30 n−光ガイド層、 32 光吸収層、 34 p−光ガイド層、 18 p電極、 36 p−クラッド層、 16a 導波路、 38 ブロック層。

Claims (4)

  1. 半絶縁性の半導体基板と、
    この半導体基板上に配設され、この半導体基板側から、第1の電極に接続された第1導電型の第1クラッド層、第1導電型のInGaAsPである第1光ガイド層、層厚が0.3μm以上0.5μm以下のInGaAsである光吸収層、第2導電型のInGaAsPである第2光ガイド層、および第2の電極に接続された第2導電型の第2クラッド層が順次積層された光導波路層と、を備えるとともに、
    前記第1光ガイド層と前記第2光ガイド層のうちいずれか層厚の薄い方の厚みを基準にして、前記第1光ガイド層、前記第2光ガイド層相互の層厚の比率が1.625以上かつ3.2以下であることを特徴とした導波路型受光素子。
  2. 前記光吸収層の厚みをdaとしたとき、
    0.3μm≦da≦0.5μm
    を満足することを特徴とした請求項1記載の導波路型受光素子。
  3. 前記光導波路層が1.3μm波長帯及び1.55μm波長帯の信号光を受光することを特徴とした請求項1または2記載の導波路型受光素子。
  4. 前記第1光ガイド層および前記第2光ガイド層がInGaAsP系半導体材料、またはAlInGaAsP系半導体材料、またはGaInNAs系半導体材料で構成されたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の導波路型受光素子。
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