JP2001068717A - 進行波型半導体光検出器 - Google Patents

進行波型半導体光検出器

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JP2001068717A
JP2001068717A JP23770199A JP23770199A JP2001068717A JP 2001068717 A JP2001068717 A JP 2001068717A JP 23770199 A JP23770199 A JP 23770199A JP 23770199 A JP23770199 A JP 23770199A JP 2001068717 A JP2001068717 A JP 2001068717A
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JP23770199A
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Yukihiro Hirota
幸弘 廣田
Takuo Hirono
卓夫 廣野
Yutaka Matsuoka
松岡  裕
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の光検出器を周期的に導波路上に配置し
た進行波型光検出器で、微細加工を行うことなく光検出
器を作製し、光吸収効率を向上させ、高耐入力かつ高出
力の進行波型半導体光検出器を実現させる。 【解決手段】 半絶縁性材料で形成された基板と、前記
基板に格子整合したエピタキシャル成長層で形成された
コア層と、前記コア層を上下に挟むように設けられ、前
記コア層よりも屈折率が小さいエピタキシャル成長層で
形成された上下部クラッド層とを有し、前記コア層上の
上部クラッド層の一部を取り除いてなる導波路上に、I
nGaAs層の光吸収層をn型層及びp型層で挟んだ構
成を有するpin型光検出器を所定間隔で周期的に複数
個配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、長波長帯域の半導
体光検出器に関し、特に、進行波型半導体光検出器に適
用して有効な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在、長波長帯域(例えば、1.3μ
m、1.5μm帯)の光検出器の高感度化、高出力化、
広帯域化さらには高耐入力化を目指し様々な構造の光検
出器の研究が進められている。
【0003】長波長帯域の光検出器では、吸収端波長の
関係からバンドギャップの狭いInGaAs、InGa
AsP等が光吸収層に用いられる。光検出器は、構造に
よって大きく、面入射型、導波路型、進行波型などに分
けられる。このなかで、面入射型及び導波路型光検出器
では、CR時定数による周波数帯域の制限があり広帯域
化には素子面積を小さくし素子容量(C)を低減させる
必要がある。
【0004】一方、進行波型半導体光検出器は、導波路
構造を持つものの、電極は伝送路として取り扱われ、発
生した信号は電極上を進行波の形で伝搬する。ここで、
導波路を伝搬する光の速度(Vop)と、発生した信号の
電極を伝搬する位相速度(Ve)が一致している場合
(速度整合Ve=Vop)には、変調された光の波面と発
生した信号の波面は一定に保たれるため、光の変調がい
かに速くとも発生した信号は追随でき理想的には変調帯
域は無限になる。
【0005】このため、進行波型半導体光検出器は、C
R時定数による帯域制限から逃れられ、面入射型及び導
波路型光検出器と比較し、より広帯域化に適した構造で
ある。
【0006】従来の長波長帯の進行波型半導体光検出器
では、(1)pin型光検出器の光吸収層が導波路のコ
ア層を兼ねる導波路構造、或いは(2)導波路上に金属
−半導体−金属(MSM)型光検出器を周期的に配置
し、導波路の横にCPS(Coplanar strips)電極を設
けた構造(図5、図6参照)が採られてきた。
【0007】このうち、前記(1)は、速度整合がとれ
ないため、厳密な意味での進行波型半導体光検出器では
ない。このため、以下では前記(2)の構造の進行波型
半導体光検出器に限って説明する。
【0008】まず、この進行波型半導体光検出器の具体
的な構造を説明する。図5は、従来のMSM型光検出器
を用いた進行波型半導体光検出器の概略を示した斜視図
である。図6は、図5に示すC−C’面での断面図であ
る。この進行波型半導体光検出器は、半絶縁性InP基
板301上にノンドープのInPからなるバッファ層3
02、半絶縁性InAlGaAsからなる下部クラッド
層303、半絶縁性InAlGaAsからなるコア層3
04、及び半絶縁性InAlGaAsからなる上部クラ
ッド層305を備え、上部クラッド層305(或いはコ
ア層304)の一部をエッチングによって取り除き形成
した導波路を備えている。下部クラッド層303、コア
層304及び上部クラッド層305を形成するための屈
折率の制御は、半絶縁性InAlGaAsの組成を変え
ることで行われる。例えば、上部及び下部クラッド層の
InAlGaAsの組成で、In0.52Al0. 37Ga0.11
As、コア層ではIn0.52Al0.18Ga0.3Asとす
る。屈折率は、クラッド層で3.28、コア層で3.42
である。導波路上には、ノンドープのInGaAsから
なる光吸収層306の島が周期的に配置され、この島上
に半絶縁性のInAlAsからなるキャップ層307を
介してTi/Pt/Auからなる櫛形電極308が形成
されている。これにより、MSM型光検出器が導波路上
に周期的に配置された構造になる。各島上の櫛形電極3
08は、絶縁膜309上のTi/Pt/AuからなるC
PS電極310につながれ進行波型半導体光検出器を構
成する。
【0009】次に、この進行波型半導体光検出器の速度
整合とインピーダンス整合について説明する。この進行
波型半導体光検出器は、MSM光検出器が周期的に配置
されているため、CPS或いはCPW(Coplanar wave
guide)電極に周期的に容量が付加された構造となって
いる。一般にCPS或いはCPW電極に周期的に容量が
付加された場合には、Ve及びインピーダンスZは、以
下の数1の式で表される。
【0010】
【数1】
【0011】ここで、CCP、LCPはCPS或いはCPW
電極の単位長さ当たりの電気的容量及びインダクタン
ス、CPDは周期的に配置された光検出器の素子容量、b
は素子の配置の周期間隔である。このため、光検出器の
容量CPD及び配置の周期間隔bを変化させることで、V
eとZを変えることができ、速度整合とインピーダンス
整合をとることができる。例えば、InAlGaAsで
構成された導波路の実効的な屈折率(neff)が3.3の
場合、導波路を伝搬する光の速度(Vop=c/neff
cは真空中の光の速度)は、約9×107m/secと
なる。
【0012】一方、CPS電極の間隔を22μm、電極
幅を23μm、光検出器の素子容量をC=9fF、周期
をb=100μmとすると、Ve=9×107m/se
c、Z=50Ωとなり速度整合(Vop=Ve)とインピ
ーダンス整合(50Ω系ならば)がとれる。
【0013】MSM型光検出器は、半導体表面に櫛形電
極を形成すれば光検出器を構成でき、また、吸収層30
6を直接導波路上に設け導波路と吸収層を接近させる事
で結合効率を大きくし高効率化が図れる。
【0014】一方、進行波型半導体光検出器にpin型
光検出器を用いた場合には、導波路と光吸収層の間にp
型層或いはn型層が存在するため結合効率が低下し、高
効率化が困難である。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このM
SM型光検出器を用いた進行波型半導体光検出器を広帯
域化するには、MSM型光検出器の櫛形電極の電極間隔
を極力小さくする必要がある。進行波型半導体光検出器
の3dB帯域(f3dB)は、速度整合(Vop=Ve)の場
合には以下の数2の式で示される。
【0016】
【数2】
【0017】ここで、dはMSM型光検出器では櫛形電
極の電極間隔(pin型光検出器では吸収層厚)であ
る。ρはコンタクト抵抗、V(E)はキャリアーのドリ
フト速度である。V(E)は、主に電界強度(E)で決
まる。εrは比誘電率、ε0は真空の誘電率である。今、
コンタクト抵抗ρ=1×10~6Ωcm2とした場合、f3
dBはほぼ第1項で決まり、d=0.3μmでf3dB=15
0GHz、d=0.2μmでf3dB=180GHz、d=
0.1μmでf3dB=250GHzとなる。このため、f
3dBの増大にはMSM型光検出器の櫛形電極の電極間隔
を減少させることが重要である。このような微細な櫛形
電極を形成するには、電子ビーム露光による微細加工技
術が不可欠であり、広帯域の進行波型半導体光検出器を
実現する上での制約になっている。
【0018】先に、V(E)は、主に電界強度(E)で
きまるとした。しかし、長波長用のMSM型光検出器で
は、このV(E)が低下する可能性がある。図5に示す
ように、長波長帯域のMSM型光検出器では、暗電流を
減少させるために、InGaAs光吸収層306上にキ
ャップ層307が必要である。これは、直接櫛形電極3
08をInGaAs306上に形成した場合、電子の金
属と伝導帯端とのショットキー障壁高さが0.2eVと
小さく暗電流が大きくなるためである。
【0019】しかし、このキャップ層307は、InG
aAs光吸収層306で光励起された電子・正孔に対し
障壁として働き、電子及び正孔の電極側への流れを遮り
ヘテロ(InAlAs307/InGaAs306)界
面に電子及び正孔を蓄積させる。また、キャップ層30
7は、空間的に光吸収層を電極から遠ざけInGaAs
光吸収層内の電界強度を緩和し光励起された電子・正孔
のドリフト速度を低下させる可能性がある。
【0020】このように、MSM型光検出器を用いた進
行波型半導体光検出器では、速度整合及びインピーダン
ス整合がとれるものの、MSM型光検出器の櫛形電極を
作製するには電子ビーム露光による微細加工が必要であ
り、広帯域の進行波型半導体光検出器を作製する上の制
約となっている。
【0021】また、長波長帯のMSM型光検出器では、
暗電流を減少させるために導入したキャップ層307
が、逆に光励起された電子・正孔のドリフト速度を低下
させ、広帯域の進行波型半導体光検出器を実現する上で
の障害となる可能性がある。
【0022】本発明の目的は、従来の進行波型半導体光
検出器の問題を解決し光吸収効率を向上することが可能
な技術を提供することにある。本発明の他の目的は、高
耐入力かつ高出力の進行波型半導体光検出器を実現する
ことが可能な技術を提供することにある。本発明の前記
ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述
及び添付図面によって明らかにする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。 (1)半絶縁性材料で形成された基板と、前記基板に格
子整合したエピタキシャル成長層で形成されたコア層
と、前記コア層を上下に挟むように設けられ、前記コア
層よりも屈折率が小さいエピタキシャル成長層で形成さ
れた上下部クラッド層とを有し、前記コア層上の上部ク
ラッド層の一部を取り除いてなる導波路上に、InGa
As層の光吸収層をn型層及びp型層で挟んだ構成を有
するpin型光検出器を所定間隔で周期的に複数個配置
した進行波型半導体光検出器である。
【0024】(2)前記手段(1)の進行波型半導体光
検出器において、前記導波路のコア層上の上部クラッド
層厚より、前記コア層下の下部クラッド層厚を大きくし
導波路の構造を非対称とし、前記コア層の層厚を導波路
の全体(上部クラッド層+コア層+下部クラッド層)の
層厚の8分の1前後にしたものである。
【0025】(3)前記手段(1)の進行波型半導体光
検出器において、前記pin型光検出器のn型層及びp
型層の屈折率は、前記導波路のコア層の屈折率以上で、
かつ、前記光吸収層の屈折率よりも小さい値を有し、p
in型光検出器が導波路構造である。
【0026】(4)前記手段(1)の進行波型半導体光
検出器において、前記導波路の上部クラッド層と前記光
吸収層に挟まれるpin型光検出器のn型層またはp型
層の導波路方向の長さを、前記pin型光検出器の光吸
収層の導波路方向の長さより大きくし、前記光吸収層か
ら導波路方向にはみ出した前記n型層またはp型層を設
けたものである。
【0027】すなわち、本発明では、進行波型半導体光
検出器に組み込まれる検出器にpin型光検出器を用い
る。pin型光検出器の光吸収層は、MBE成長或いは
MOCVD成長により膜厚を精密に制御できるため、電
子ビーム露光による微細プロセスを必要としない。この
ため、より進行波型半導体光検出器を作製しやすいとい
う利点がある。しかし、pin型光検出器を用いた進行
波型半導体光検出器は、導波路と光吸収層の間にp型層
或いはn型層が存在するため、大きな吸収効率がとれな
い。このため、本発明では、導波路及びpin型光検出
器の構造に従来と異なる構造を用い、光の吸収効率の増
大を図る。
【0028】本発明に係わる進行波型半導体光検出器の
構造は以下のとおりである。進行波型半導体光検出器の
導波路の層構造は、クラッド層/コア層/クラッド層の
うちコア層厚を導波路の全層厚の1/8前後に留め、コ
ア層下のクラッド層厚を大きく上部のクラッド層厚を小
さくした非対称構造とする。導波路は上部のクラッド層
の一部を取り除いて作製する。導波路上に周期的に配置
された複数のpin型光検出器では、pin層のうちn
型層及びp型層の屈折率が、コア層の屈折率以上であ
り、かつInGaAs光吸収層の屈折率よりも小さいよ
うにする。これにより、pin型光検出器を導波路構造
とし、pin型光検出器のある領域での平均の屈折率を
大きくする。加えて、pin型光検出器でコア層上のク
ラッド層と光吸収層に挟まれた層(例えばn型層)の導
波路方向の長さを、InGaAs光吸収層の長さより大
きくし、その光吸収層から導波路方向にはみ出すように
この層を設け、InGaAs光吸収層の前後にこの層の
一部が導波路上にある様にする。各pin型光検出器の
電極は、CPS電極或いはCPW電極に接続される。
【0029】前記の構成により、本発明では、導波路内
を伝搬する光の閉じ込めを弱め、逆にpin型光検出器
が配置された導波路上ではpin型光検出器の各層と伝
搬する光の結合を強める。
【0030】また、pin型光検出器自体を導波路構造
にし、各pin型光検出器の光吸収効率を増大させ進行
波型半導体光検出器の高効率化を図る。
【0031】さらに、pin型光検出器のp,n型層の
うち導波路と光吸収層に挟まれた層の導波路方向の長さ
をInGaAs光吸収層の長さより大きくし、その光吸
収層から導波路方向にはみ出すようにこの層を設け、光
吸収層の前後にこの層の一部を置くことで、「導波路」
から「pin型光検出器+導波路」及び「pin型光検
出器+導波路」から「導波路」へ光の伝搬モードが変化
したときに生じる光強度の損失を低減し、後段のpin
型光検出器への光の伝搬効率が増大するようにする。
【0032】本発明により、従来のMSM型光検出器に
代りpin型光検出器を用いても進行波型半導体光検出
器の光の吸収効率を増大させることができる。また、p
in型光検出器を用いるため、電子ビーム露光による微
細プロセスを必要とせず、ドリフト速度の低下による帯
域の劣化を避けることができる。進行型光検出器では、
信号出力は各光検出器の出力の和である。このため、本
発明で実現される進行波型半導体光検出器の特性も、高
効率かつ高出力であるのはいうまでもない。
【0033】本発明で実現される進行波型半導体光検出
器は、複数のpin型光検出器が光を吸収する構造であ
る。このため、光入力に対するpin型光検出器の負荷
を分散させることができ、進行波型半導体光検出器を高
耐入力化することもできる。
【0034】したがって、本発明により、広帯域、高効
率、高出力かつ高耐入力の進行波型半導体光検出器が実
現できる。以下、図面を参照して、本発明について、そ
の実施形態(実施例)ともに詳細に説明する。
【0035】
【発明の実施の形態】本発明では、進行波型半導体光検
出器に組み込まれる検出器にpin型光検出器を用い
る。pin型光検出器の光吸収層は、MBE成長或いは
MOCVD成長により膜厚を精密に制御できるため、電
子ビーム露光による微細プロセスを必要としない。この
ため、より進行波型半導体光検出器を作製しやすいとい
う利点がある。
【0036】しかし、従来のpin型光検出器を用いた
進行波型半導体光検出器は、導波路と光吸収層の間にp
型層或いはn型層が存在するため、大きな吸収効率がと
れない。
【0037】これにより、本発明では、導波路及びpi
n型光検出器の構造に従来と異なる構造にして、光の吸
収効率の増大を図る。
【0038】本発明の実施形態では、進行波電極として
CPS電極を用い、下部にn型層、上部にp型層を設け
た構造を有するpin型光検出器を用いた進行波型半導
体光検出器を実施形態(実施例)1とし、また、CPW
電極を用いpin型光検出器の構造に下部にp型層、上
部にn型層を設けた構造を有するpin型光検出器を用
いた進行波型半導体光検出器を実施形態(実施例)1と
して説明する。
【0039】(実施形態1)図1は、本発明による実施
形態1の進行波型半導体光検出器の概略構成を示す斜視
図である。図2は、図1に示すA−A’面で切った断面
図である。
【0040】まず、図1の進行波型半導体光検出器の構
成を説明する。この進行波型半導体光検出器は、半絶縁
性のInPからなる基板101上にノンドープのInA
lAsからなるバッファ層102を備え、その上にノン
ドープのInAlGaAsからなる下部クラッド層10
3、ノンドープのInAlGaAsからなるコア層10
4、ノンドープのInAlGaAsからなる上部クラッ
ド層105を有し、上部クラッド層105の一部をエッ
チングにより取り除いて形成した導波路を備えている。
【0041】さらに、この進行波型半導体光検出器は、
コア層104と同等の屈折率3.42のInAlGaA
sからなるn型層106及びp型層108、ノンドープ
のInGaAsからなる光吸収層107で構成されたp
in型光検出器が導波路上に周期的に配置されている。
【0042】図1及び図2は、3個のpin型光検出器
が導波路上に配置された場合である。下部クラッド層1
03/コア層104/上部クラッド層105の構造は、
InAlGaAsの組成を変え屈折率を変化させ作製す
る。例えば、InAlGaAsではクラッド層及びコア
層の組成を、In0.52Al0.37Ga0.11As、In0.52
Al0.18Ga0.3Asとする。屈折率は、クラッド層1
03及び105で3.28、コア層104で3.42であ
る。InGaAs光吸収層107の屈折率の実部は3.
6であり、n型層106及びp型層108の屈折率3.
42より大きいため各pin型光検出器は導波路構造と
なる。
【0043】また、本実施形態1では、上部クラッド層
105と光吸収層107に挟まれた層(ここではn型層
106)の導波路方向の長さを、光吸収層107よりも
大きくし、その光吸収層から導波路方向にはみ出すよう
にこの層を設け、かつ光吸収層107の前後にこの層が
ある領域(図2上にLで示される領域)を設ける。すな
わち、光吸収層107をn型層上の中心位置に設け、光
吸収層107の前後に長さLのn型層のはみ出し領域を
持たせる。このLの領域は、導波路からの光吸収をより
向上させるための光吸収補助領域である。
【0044】pin型光検出器のAuGeNi/Auよ
りなるn型電極110は、導波路横のn型層106上に
設け、AuZn/Auよりなるp電極109はpin型
光検出器上部のp型層108上に形成される。
【0045】各pin型光検出器のn型電極110及び
p型電極109は導波路に平行して設けたTi/Pt/
AuよりなるCPS電極112に接続され進行波型半導
体光検出器を構成する。なお、CPS電極112は、絶
縁膜111上に設ける。
【0046】次に、本実施形態1における進行波型受光
検出器の構成の詳細について説明する。
【0047】本実施形態1では、下部クラッド層103
/コア層104/上部クラッド層105の各層厚さの最
適な値を以下に示す表により設定する。
【0048】
【表1】
【0049】
【表2】
【0050】
【表3】
【0051】
【表4】
【0052】表1は、本実施形態1で導波路の端面から
強度がガウス分布で近似される光が入射した時の、導波
路上に設けられた3個のpin型光検出器の光吸収効率
のコア層厚依存性を計算した結果である。計算には、ビ
ーム伝搬法(BPM:Beampropagation method)を用
いた。表1には、全pin型光検出器の吸収効率と各段
でのpin型光検出器の吸収効率が示されている。
【0053】ただし、導波路の全膜厚は1.7μmと
し、この導波路の膜厚の中心とコア層104の中心との
差(h)を0.3μmとしている。pin型光検出器の
長は、12μmとした。表1より、コア層104の膜厚
が0.2μmの時、最大の光吸収効率が得られることが
判る。
【0054】表2に、コア層104の膜厚が0.2μm
の時に、全膜厚1.7μmの中心とコア層104の中心
との差(h)と光吸収効率の関係を示す。光吸収層10
7の層厚は、0.2μmである。表2より、中心差
(h)が0.3μmの時に最大の吸収効率が得られるこ
とが判る。
【0055】これは、導波路の層厚が1.7μmのと
き、コア層104の層厚を導波路の全層厚の1/8程度
にし、コア層を表面寄にする非対称構造にすることで、
pin型光検出器を周期的に配置した進行波型半導体光
検出器でも吸収効率の増大が図れることを示している。
【0056】本実施形態1では、前記の条件により、下
部クラッド層103/コア層104/上部クラッド層1
05の各層厚を、1.05μm/0.2μm/0.45μ
mとする。
【0057】表3に、pin型光検出器のp型層108
の層厚を変化させたときの光吸収効率の変化を示す。p
in型光検出器のn型層106及び光吸収層107の層
厚は、0.4μm、0.2μmである。表3より、光吸収
効率の増大には、pin型光検出器のp型層108の層
厚を0.2μm〜0.3μmとし導波路構造にする必要が
あることが判る。
【0058】表4は、図2に示す光吸収層107の両端
のn型層領域の長さ(L)と光吸収効率の関係を示した
ものである。表4より、両端に長さLのn型層領域があ
る場合には、ない場合(L=0)と比較し全光吸収率が
増大することが判る。また、L=8〜11μmの時に比
較的大きな光吸収効率が得られることが判る。
【0059】このため、本実施形態1では、吸収効率を
増大させるためには、pin型光検出器のn型層106
及びp型層108の層厚をそれぞれ0.4μm、0.2μ
m、屈折率を3.42の導波路構造とし、光吸収層10
7の前後に屈折率の大きいn型層領域(8〜11μm)
を導波路方向に設けるのが良い。
【0060】以上説明したように、この実施形態1によ
れば、導波路の層構造を非対称とし、コア層104の層
厚を導波路の全層厚の1/8程度にし、pin型光検出
器のn型層106及びp型層108の屈折率を光吸収層
107の屈折率の実部より小さくした導波路構造とし、
さらに光吸収層107直下のn型層106を導波路方向
に光吸収層107より前後に大きくすることでCPS型
電極を用いた進行波型半導体光検出器の光吸収効率を増
大させることが可能となる。
【0061】また、pin型光検出器のp,n型層のう
ち導波路と光吸収層に挟まれた層の導波路方向の長さを
InGaAs光吸収層の長さより大きくし、その光吸収
層から導波路方向にはみ出すようにこの層を設け、光吸
収層の前後にこの層の一部(光吸収補助領域)を設ける
ことで、「導波路」から「pin型光検出器+導波路」
及び「pin型光検出器+導波路」から「導波路」へ光
の伝搬モードが変化したときに生じる光強度の損失を低
減し、後段のpin型光検出器への光の伝搬効率が増大
するようにする。
【0062】(実施形態2)次に、本発明による実施形
態(実施例)2について説明する。図3は、本発明の実
施形態2の進行波型半導体光検出器の概略構成を示す斜
視図である。図4は、B−B’面で切った断面図であ
る。図3の進行波型半導体光検出器の構成を説明する。
この進行波型半導体光検出器は、半絶縁性のInPから
なる基板201上にノンドープのInAlAsからなる
バッファ層202を備え、その上にノンドープのInA
lGaAsからなる下部クラッド層203、ノンドープ
のInAlGaAsからなるコア層204、ノンドープ
のInAlGaAsからなる上部クラッド層205を有
し、上部クラッド層205の一部をエッチングにより取
り除いて形成した光導波路を備えている。
【0063】さらに、この進行波型半導体光検出器は、
コア層204と同等の屈折率3.42のInAlGaA
sからなるp型層206及びn型層208、ノンドープ
のInGaAsからなる光吸収層207で構成されたp
in型光検出器が光導波路上に所定間隔で周期的に配置
されている。
【0064】図3及び図4は、3個のpin型光検出器
が光導波路上に配置された場合である。下部クラッド層
203/コア層204/上部クラッド層205の構造
は、前記実施形態1と同様である。
【0065】pin型光検出器は、p型層206及びn
型層208の屈折率を3.42とし、導波路構造にす
る。また、前記実施形態1と同様に、上部クラッド層2
05と光吸収層207に挟まれた層(ここではp型層2
06)の導波路方向の長さを、光吸収層207よりも大
きくし、光吸収層207の前後に長さL分だけはみ出さ
せた光吸収補助領域(図3のLで示される領域)を設け
る。
【0066】さらに、本実施形態2では、p型電極20
9を形成するためのp型層領域を、図3に示すように、
光吸収層207の両側に設け、AuZn/Auよりなる
p型電極209を導波路の両側のp型層206上に形成
する。AuGeNi/Auよりなるn型電極210は、
pin型光検出器上部のn型層208上に設ける。p型
電極209及びn型電極210は、光導波路に平行及び
光導波路上に作られたTi/Pt/AuよりなるCPW
電極212に接続され進行波型半導体光検出器を構成す
る。
【0067】CPW電極212は、導波路上及び上部ク
ラッド層205上に形成した絶縁膜211上に設ける。
CPW電極212は、前記実施形態1のCPS電極11
2と比較し、周波数に対するVe及びZの変化が小さく
周波数全域に対して整合が採りやすい。
【0068】また、本実施形態2では、p型層206を
光導波路を中心に対称に作ることができるため、光吸収
層207での光の強度分布が対称となり光の吸収効率が
より増大する可能性がある。
【0069】以上説明したように、この実施形態2の進
行波型半導体光検出器では、光導波路の層構造でコア層
204の層厚を導波路の全層厚の1/8程度にし、コア
層204を表面寄に配置し、pin型光検出器の光吸収
層207を挟むn型層208及びp型層206の屈折率
を光吸収層207の屈折率の実部より小さくし導波路構
造とする。さらに光吸収層207直下のp型層206を
光吸収層207より導波路方向に前後に大きくすること
でCPW電極を持つ進行波形光検出器の光吸収効率を増
大させることが可能となる。
【0070】前記実施形態1では、進行波電極としてC
PS電極を用い、pin型光検出器の構造は下部にn型
層、上部にp型層を設けた場合について、また、本実施
形態2では、CPW電極を用いpin型光検出器の構造
に下部にp型層、上部にn型層を配置した場合について
示した。
【0071】本発明の実施形態1及び2では、このpi
n型光検出器の構造は、光吸収層を挟み上部にp型層、
下部にn型層、或いは上部にn型層、下部にp型層どち
らの構造でもよいことは言うまでもない。
【0072】また、本発明の各実施の形態では、pin
型光検出器の場合に限ったが、導波路構造の単一走行キ
ャリアー(UTC)型光検出器(T.Ishibashi et.a
l.:IEEE PHOTONICS TECHNOLOG
Y LETTERS VOL.10,NO.3,412(1
998))を用いて進行波型半導体光検出器を構成して
も良い。UTC型光検出器は、pin型光検出器のノン
ドープのInGaAsからなる光吸収層をp型のInG
aAsに置き換えることで可能であり、導波路構造もn
型及びp型のInGaAsPからなる層を用いることで
可能である。
【0073】この他に、n型及びp型のInAlGaA
s等の半導体層を用いてUTC型光検出器の導波路構造
を構成し進行波型半導体光検出器としても良い。UTC
型光検出器は、正孔の蓄積による空間電荷効果を緩和で
きるため高出力化が可能であり、進行波型半導体光検出
器の特徴を生かす上で有利である。
【0074】また、本発明では、pin型光検出器を用
いているため、結晶成長法による吸収層の薄膜化が可能
であり、電子ビーム露光による微細加工を用いずとも広
帯域の進行波型半導体光検出器を実現できる。
【0075】さらに、複数のpin型光検出器が導波路
上に配置されているため、高い光吸収効率の実現と相ま
って高出力の進行波型半導体光検出器を実現できる。
【0076】加えて、本発明で実現される進行波型半導
体光検出器は、複数のpin型光検出器が光を吸収する
ため、光入力に対するpin型光検出器の負荷を分散さ
せることができ高耐入力化が可能である。
【0077】したがって、本発明により、高効率、高出
力、高耐入力かつ広帯域の進行波型半導体光検出器が実
現できる。
【0078】以上、本発明者によってなされた発明を、
前記実施形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、
前記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸
脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論で
ある。
【0079】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。 (1)光導波路の層構造でコア層の層厚を導波路の全層
厚の1/8程度にし、コア層を表面寄に配置し、pin
型光検出器の光吸収層を挟むn型層及びp型層206の
屈折率を光吸収層の屈折率の実部より小さくし導波路構
造を有する複数の光検出器を導波路上に所定間隔で周期
的に配置した進行波型半導体光検出器で、光検出器にp
in型光検出器を用いても大きな光の吸収効率を得るこ
とが可能となる。
【0080】(2)pin型光検出器を用いているた
め、結晶成長法による吸収層の薄膜化が可能であり、電
子ビーム露光による微細加工を用いずとも広帯域の進行
波型半導体光検出器を実現できる。
【0081】(3)複数のpin型光検出器が導波路上
に配置されているため、高い光吸収効率の実現と相まっ
て高出力の進行波型半導体光検出器を実現できる。
【0082】(4)複数のpin型光検出器が光を吸収
するため、光入力に対するpin型光検出器の負荷を分
散させることができ高耐入力化が可能である。
【0083】これらにより、高効率、高出力、高耐入力
かつ広帯域の進行波型半導体光検出器が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施形態1の進行波型半導体光検
出器の概略構成を示す斜視図である。
【図2】図1に示すA−A’面で切った断面図である。
【図3】本発明による実施形態2の進行波型半導体光検
出器の概略構成を示す斜視図である。
【図4】図3に示すB−B’面で切った断面図である。
【図5】従来のMSM型光検出器を周期的に配置した進
行波型半導体光検出器の構成を示す概略図である。
【図6】図6に示すC−C’面で切った断面図である。
【符号の説明】
101…基板、102…バッファ層、103…下部クラ
ッド層、104…コア層、105…上部クラッド層、1
06…n型層、107…光吸収層、108…P型層、1
09…p型電極、110…n型電極、111…絶縁膜、
112…CPS電極、201…基板、202…バッファ
層、203…下部クラッド層、204…コア層、205
…上部クラッド層、206…p型層、207…光吸収
層、208…n型層、209…P型電極、210…n型
電極、211…絶縁膜、212…CPW電極、301…
基板、302…バッファ層、303…下部クラッド層、
304…コア層、305…上部クラッド層、306…光
吸収層、307…キャップ層、308…櫛形電極、30
9…絶縁膜、310…CPS電極。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松岡 裕 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5F049 MA04 MB07 NA01 NA03 NA20 NB01 PA04 PA20 QA08 SE05 SS04 WA01 WA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半絶縁性材料で形成された基板と、前記
    基板に格子整合したエピタキシャル成長層で形成された
    コア層と、前記コア層を上下に挟むように設けられ、前
    記コア層よりも屈折率が小さいエピタキシャル成長層で
    形成された上下部クラッド層とを有し、前記コア層上の
    上部クラッド層の一部を取り除いてなる導波路上に、I
    nGaAs層の光吸収層をn型層及びp型層で挟んだ構
    成を有するpin型光検出器を所定間隔で周期的に複数
    個配置したことを特徴とする進行波型半導体光検出器。
  2. 【請求項2】 前記請求項1に記載の進行波型半導体光
    検出器において、 前記導波路のコア層上の上部クラッド層厚より、前記コ
    ア層下の下部クラッド層厚を大きくし導波路の構造を非
    対称とし、前記コア層の層厚を導波路の全体(上部クラ
    ッド層+コア層+下部クラッド層)の層厚の8分の1前
    後にしたことを特徴とする進行波型半導体光検出器。
  3. 【請求項3】 前記請求項1に記載の進行波型半導体光
    検出器において、 前記pin型光検出器のn型層及びp型層の屈折率は、
    前記導波路のコア層の屈折率以上で、かつ、前記光吸収
    層の屈折率よりも小さい値を有し、pin型光検出器が
    導波路構造であることを特徴とする進行波型半導体光検
    出器。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載の進行波型半導体光
    検出器において、 前記導波路の上部クラッド層と前記光吸収層に挟まれる
    pin型光検出器のn型層またはp型層の導波路方向の
    長さを、前記pin型光検出器の光吸収層の導波路方向
    の長さより大きくし、前記光吸収層から導波路方向には
    み出した前記n型層またはp型層を設けたことを特徴と
    する進行波型半導体光検出器。
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