JP3524040B2 - ショックアブソーバ - Google Patents

ショックアブソーバ

Info

Publication number
JP3524040B2
JP3524040B2 JP2000212424A JP2000212424A JP3524040B2 JP 3524040 B2 JP3524040 B2 JP 3524040B2 JP 2000212424 A JP2000212424 A JP 2000212424A JP 2000212424 A JP2000212424 A JP 2000212424A JP 3524040 B2 JP3524040 B2 JP 3524040B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve assembly
shock absorber
float ring
normally closed
fluid passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000212424A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001056039A (ja
Inventor
シモン・アン・ドゥ・モリナ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tenneco Automotive Inc
Original Assignee
Tenneco Automotive Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tenneco Automotive Inc filed Critical Tenneco Automotive Inc
Publication of JP2001056039A publication Critical patent/JP2001056039A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3524040B2 publication Critical patent/JP3524040B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/50Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics
    • F16F9/516Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics resulting in the damping effects during contraction being different from the damping effects during extension, i.e. responsive to the direction of movement
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/34Special valve constructions; Shape or construction of throttling passages
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/50Special means providing automatic damping adjustment, i.e. self-adjustment of damping by particular sliding movements of a valve element, other than flexions or displacement of valve discs; Special means providing self-adjustment of spring characteristics
    • F16F9/512Means responsive to load action, i.e. static load on the damper or dynamic fluid pressure changes in the damper, e.g. due to changes in velocity
    • F16F9/5126Piston, or piston-like valve elements

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に使用され
るようなサスペンション装置に使用されるようになって
いる液圧ダンパまたはショックアブソーバに関する。さ
らに詳細には、本発明は、小さい動きには比較的に低水
準の減衰が行われ、大きな動きには比較的に高水準の減
衰が行われる二段階の減衰特性を有する液圧ダンパに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来技術の液圧ダンパまたはショックア
ブソーバは、内部にピストンが摺動可能に配置されたシ
リンダを有し、ピストンは、シリンダの内部を2つの液
体室に分離している。ピストンロッドがピストンに接続
され、シリンダの一端に出ている。液圧ダンパの伸長行
程の間、減衰力を発生するように弁装置が組み込まれて
おり、液圧ダンパの圧縮行程の間に減衰力を発生するた
めに第2の弁装置が組み込まれている。
【0003】シリンダ内のピストンの速度及び/または
動きに関連して所望の減衰力を発生するために種々のタ
イプの減衰力発生装置が開発されて来た。これらの多減
衰力発生装置は、車の通常の走行中には比較的に小さい
低い減衰力を、大きなサスペンション運動を必要とする
間には比較的に大きな減衰力を提供するために開発され
た。車の通常の走行は、車のばね下部分の小さい細かい
振動を伴い、従って、これらの振動からばね上部分を隔
離するためにサスペンション装置の柔らかい乗り心地ま
たは低い減衰特性が必要とされる。一例として、回転ま
たはブレーキ動作中、車のばね上部分は、比較的に低周
波及び/または大きい振動を行うようになり、これらの
振動は、ばね上部分を安定支持するために堅い乗り心地
または大きな緩衝特性を必要とする。従って、これらの
多減衰力発生装置は、ばね上部分の大きな振動を生じる
車の動作中に、サスペンション装置の必要な減衰または
堅い乗り心地を提供しながら、ばね上部分からの高周波
の小さい振動を無くすことによって円滑で安定した走行
状態を提供する。
【0004】液圧ダンパの連続的な開発は、多減衰力発
生装置の開発を含み、この装置は、製造が容易であり、
低コストで製造することができ、所望の力発生特性を提
供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、行程の振幅の
大きさによって減衰を変化させる二段階の液圧ダンパま
たはショックアブソーバを当業者に提供する。柔らかい
ダンパは、小さい行程で行われ、かたい減衰は、大きな
行程で行われる。ショックアブソーバが小さい行程を移
動するとき、フロートリングは非作動のままであり、流
体は、柔らかい減衰を行いながら、ブリード通路を通っ
て流体が流れる。ショックアブソーバが大きな行程を移
動するとき、フロートリングは、ブリード通路を閉鎖す
るように移動し、かたい減衰を行う。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照して詳細に説明する。
【0007】図面を参照すると、いくつかの図面を通じ
て同じまたは対応する部品には同じ参照符号が付されて
いる。図1には、本発明による多減衰力発生装置を組み
込み、参照符号10によって指定される二段階単一管シ
ョックアブソーバが示されている。ショックアブソーバ
10は、単一管の構成であり、ピストンロッド組立体1
2及び圧力管14を有する。ピストンロッド組立体12
は、ピストン弁組立体16及びピストンロッド18を有
する。弁組立体16は圧力管14を上方作業室20と下
方作業室22とに分割する。ピストンロッド18は圧力
管14から出ており、車のばね上部分またはばね下部分
の一方に取り付けられる取付部分の固定部分24を有す
る。圧力管14は、流体で充填され、車のばね上または
ばね下部分の他方に取り付ける固定具26を有する。よ
って、車のサスペンションの動きは、圧力管14に関し
てピストンロッド組立体12の伸長または圧縮運動を生
じ、これらの動きは、弁組立体16を通って室20と2
2との間の制限された流体流によって減衰される。
【0008】弁組立体16は、ピストンロッド18に取
り付けられ、上方弁組立体42と、フロートリング44
と、下方弁組立体46とを有する。図2及び図3を参照
すると、ピストンロッド18は、弁組立体16の残りの
部品を取り付けるショルダ50を形成するために圧力管
14内に配置されているピストンロッド18の一端に配
置された小径部分を有する。上方弁組立体42は、ショ
ルダ50に隣接して配置されている。弁スペーサ52が
上方弁組立体42に隣接して配置されており、下方弁組
立体46は、スペーサ52に隣接して配置されている。
部品の組立体を維持するためにピストンロッド18の端
部にナット54がねじ込まれるように受けられている。
これらの組立体の開閉を制御するために上方弁組立体4
2と下方弁組立体46との間にコイルばね56が配置さ
れている。フロートリング44は、本発明による複合力
減衰力発生装置を達成するために上方弁組立体42と下
方弁組立体46との間に配置されている。圧力管14に
組み立てられたとき、上方弁組立体42及び下方弁組立
体46は、圧力管14に関するピストンロッド18の動
きが、上方及び下方弁組立体42及び46を通る流体の
動きを生じるが、上方弁組立体46と圧力管14との間
で流体が流れないように圧力管14内に摺動可能に密封
するように受けられる。またフロートリング44は、上
方及び下方弁組立体42及び46の間で圧力管14内に
摺動可能に密封するように受けられる。フロートリング
44は、ショックアブソーバ10の緩衝レートを制御す
るために上方及び下方弁組立体42及び46と協働す
る。
【0009】上方弁組立体42は、弁プレート停止部6
0と、排出弁プレート62と、弁本体64と、インテー
ク弁ディスク68と組み合わされた柔軟ブリードディス
ク66とを有する。弁本体64は、ピストンロッド組立
体12が圧力管14に関して移動するとき、流体流が弁
本体64を通って流れることができるようにするために
第1の通路70と第2の通路72を画定する。排出弁プ
レート62が通路70を通る流体流の量を制御し、イン
テーク弁ディスク68と組み合わされた柔軟ブリードデ
ィスク66は、通路72を通る流体流の量を制御する。
弁プレート停止部60は、ショルダ50に隣接して配置
され、排出弁プレート62は、ワッシャ74によって停
止部60から間隔を置いている。排出弁プレート62
は、弁本体64に接触し、弁本体64の上方部分に配置
された環状の空洞を閉鎖する。排出弁プレート62は、
少なくとも1つの開口部78を画定し、この開口部78
を通って弁本体64の通路70を通って流れる流体がシ
ョックアブソーバ10の行程中に流れる。また排出弁プ
レート62は圧縮行程中に流体圧によって上方にたわむ
ことができる。プレート62の上方へのたわみは、停止
部60によって制限される。柔軟ブリードディスク66
及びインテーク弁ディスク68は、排出弁プレート62
から弁本体64の反対側に配置される。このようなブリ
ードディスク66は、弁本体64に隣接して配置され、
ディスク66とディスク68との双方は、コイルばね5
6によって弁本体64に対して偏倚する。柔らかいブリ
ードディスク66は、弁本体64に接触し、弁本体64
の下方部分に配置された環状室80を閉鎖する。柔軟ブ
リードディスク66は、少なくとも1つの開口部82
画定し、その開口部82を通ってショックアブソーバ1
0の行程中に弁本体64の通路72を通って流体が流れ
る。柔軟ブリードディスク66及びインテーク弁ディス
ク68は、ショックアブソーバ10の伸長行程中に流体
圧によって生じるばね56のたわみによって弁本体64
に関して接触しない位置まで移動する。
【0010】下方弁組立体46は、上方弁組立体42と
同様であるが、反対の方法で作動する。下方弁組立体4
6は、ピストンロッド18の下端に取り付けられ、スペ
ーサ52によって上方弁組立体42から間隔を置いてい
る。この間隔は、コイルばね56が配置されており、フ
ロートリング44が作動する中間室84を画定する。下
方弁組立体46は、弁プレート停止部86と、排出弁プ
レート88と、排出柔軟ブリードディスク89と、弁本
体90と、柔軟なブリードディスク92とインテーク弁
ディスク94とを有する。弁本体90は、ピストンロッ
ド組立体12が圧力管14に関して移動するとき流体流
が弁本体90を通って流れることができるように第1の
通路96及び第2の通路98を画定する。排出柔軟ブリ
ードディスク89と組み合わされた排出弁プレート88
は、通路96を通る流体流を制御し、インテーク弁ディ
スク94と組み合わされた柔軟なブリードディスク92
は通路98を通る流体流を制御する。弁プレート停止部
86はナット54に隣接して配置され、排出弁プレート
88はワッシャ100によって停止部86から間隔を置
いている。排出弁プレート88は、弁本体90に接触す
る柔軟な排出ブリードディスク89に接触し、弁本体9
0の下方部分に配置された環状室102を閉鎖する。柔
軟な排出ブリードディスク89は、ショックアブソーバ
10の行程の間、弁本体90の通路96を通って流体が
流れる少なくとも1つの開口部104を画定する。排出
弁プレート88は、ショックアブソーバ10の伸長行程
の間流体圧によって下方にたわむことができる。プレー
ト88の下方へのたわみは、停止部86によって制限さ
れる。柔らかいブリードディスク92及びインテーク弁
ディスク94は、排出弁プレート88から弁本体90の
反対側に配置されている。柔軟なブリードディスク92
は、弁本体90に隣接して配置されており、ディスク9
2及びディスク94の双方は、コイルばね56によって
弁本体90に向かって偏倚される。柔軟ブリードディス
ク92は、弁本体90に接触し、弁本体90の上方部分
に配置された環状室106を閉鎖する。柔軟ブリードデ
ィスク92は、ショックアブソーバ10の行程中に弁本
体90の通路88を通って流れる流体が通る少なくとも
1つの開口部108を画定する。柔軟ブリードディスク
92及びインテーク弁ディスク94は、ショックアブソ
ーバ10の圧縮行程中に流耐圧によって生じるばねのた
わみによって本体に関して接触しない位置まで移動する
ことができる。
【0011】図2ないし図5は、ショックアブソーバ1
0のピストンロッド組立体12によって得られる種々の
減衰特性を示す。図2は、ショックアブソーバ10に関
する小さい伸長、図3は、大きい伸長、図4は、小さい
圧縮、図5は大きい圧縮を示すものである。
【0012】ショックアブソーバ10の小さい伸長は流
体流を矢印で示した図2に示されている。小さい伸長の
間、フロートリング44は、圧力管14との摩擦によっ
て中間室84の所定の位置に残り、上方弁組立体42ま
たは下方弁組立体46には接触しない。圧力管14の上
方室20から中間室84を通って圧力管14の下方室へ
の流体の流れは、2つの平行な通路を通ることによって
生じる。第1の通路は参照符号110であり、圧力管1
4の上方室20から弁本体64から通路72,接触しな
い柔軟なブリードディスク66及びインテーク弁ディス
ク68を通って中間室に入る。流体流は、室84から通
路96を通って下方弁組立体46の排出弁プレート88
を越えて圧力管14の下方室22に入る。同時に流体の
流れは、矢印によって示すように第2の流通路112を
通って流れる。流体流は、柔軟ブリードディスク92の
開口部108を通って中間室84を出て通路98を通っ
て圧力管14の下方室22に入る。これらの二重の平行
な流れ通路110及び112は、ショックアブソーバ1
0の小さい動きにおいて比較的に柔らかい乗り心地を提
供する。
【0013】ショックアブソーバ10の大きな伸長は、
流体の流れを矢印で示す図3において示される。大きく
伸長する間、フロートリング44は、摩擦によって所定
の位置に残り、可方弁組立体46は、ピストンロッド1
4と共に移動してフロートリング44に接触する。圧力
管14の上方室20から中間室84を通り圧力管14の
下方室22への流体流は、通路110のみの通路を通っ
て生じる。上述したように通路110は、圧力管14の
上方室20から通路72の接触しない柔軟ブリードディ
スク66及び弁本体64からのインテーク弁ディスク6
8を通って中間室84に入る。流体流は、室84から通
路96を通って流れ続け、下方弁組立体46の排出弁プ
レート88を出て圧力管14の下方室22に入る。図2
に示すように、流通路112はフロートリング44の位
置によって遮断される。単一の流通路は、ショックアブ
ソーバ10の比較的に堅い乗り心地を提供する。
【0014】ショックアブソーバ10の小さい圧縮が、
図4に示され、矢印は流体の流れを示している。小さい
圧縮の間、フロートリング44は、圧力管14との摩擦
によって中間室84の所定の位置に残り、上方弁組立体
42または下方弁組立体46には接触しない。圧力管1
4の下方室22から中間室84を通って圧力管14の上
方室20への流体の流れは、2つの平行な通路を通るこ
とによって生じる。第1の通路は参照符号114であ
り、圧力管14の下方室22から弁本体64から通路7
2,接触しない柔軟なブリードディスク92及び弁本体
90からのインテーク弁ディスク94を通って中間室8
4に入る。流体流は、室84から通路70を通って上方
弁組立体42の排出弁プレート62を越えて圧力管14
の上方室20に入る。同時に流体の流れは、矢印によっ
て示すように第2の流通路116を通って流れる。流体
流は、柔軟なブリードディスク66の開口部82を通っ
て中間室84を出て圧力管14の上方室20に入る。こ
れらの二重の平行な流れ通路114及び116は、ショ
ックアブソーバ10の小さい動きにおいて比較的に柔ら
かい乗り心地を提供する。
【0015】ショックアブソーバ10の大きな圧縮は図
5に示され、矢印は流体流を示す。大きい圧縮の間、フ
ロートリング44は、摩擦によって所定の位置に残り、
上方弁組立体42はピストンロッド18とともに移動し
フロートリング44に接触する。圧力管14の下方室2
2から中間室84を通って圧力管14の上方室20への
流体の流れは、通路114のみを通って生じる。上述し
たように通路114は、圧力管14の下方室22から通
路98、接触しない柔軟ブリードディスク92及び弁本
体90からのインテーク弁ディスク94を通って中間室
84に入る。流体流は、室84から通路70を通って上
方弁組立体42の排出弁プレート62を越えて圧力管1
4の上方室20に入る。図4に示す流体通路116は、
フロートリング44の位置によって遮断される。単一の
流通路は、ショックアブソーバ10の大きな動きの場
合、比較的にかたい乗り心地を提供する。
【0016】図6ないし図10は、参照符号210によ
って本発明による多減衰力発生装置を組み込んだ二段階
の二重管ショックアブソーバを示す。ショックアブソー
バ210は、二重管構成であり、ピストンロッド組立体
212と、圧力管214と、リザーバ管215とを有す
る。ピストンロッド組立体212は、弁組立体216及
びピストンロッド218を有する。弁組立体216は、
圧力管214を上方作業室220及び下方室222に分
割する。ピストンロッド18は圧力管214及びリザー
バ管215の外側に延び、車のばね上またはばね下部分
の一方に取り付けられるねじ付き部分を有する。圧力管
214は、弁組立体216の動きの間弁組立体216を
通って室220と222との間を移動する液体で充填さ
れる。リザーバ管215は、圧力管214を包囲し、車
のばね上またはばね下部分の他方に取り付ける固定具2
26を有する。よって、車のサスペンションの動きは、
圧力管214に関してピストンロッド組立体212の伸
長または圧縮運動を生じ、これらの運動は、弁組立体2
16を通って室220と222との間の制限された流体
流によって減衰される。ショックアブソーバ210の行
程の間室220と222の容量差は、“ロッド容量”と
して知られ、ショックアブソーバ10の底部に配置され
たベース弁(図示せず)によって補償される。ベース弁
は当業者に公知の圧力管214とリザーバ管215との
間に配置された下方室222とリザーバ室230との間
の流れを制御する。
【0017】弁組立体216は、ピストンロッド218
に取り付けられ、カップ形状のハウジング242と、フ
ロートリング244と、上方ばねリテーナ246と、上
方コイルばね248と、上方インテーク弁ディスク25
0と、上方柔軟ブリードディスク252と、弁本体25
4と、下方柔軟ブリードディスク256と、下方インテ
ーク弁ディスク258と、下方ばねリテーナ260と、
下方コイルばね262及びナット264とを有する。ピ
ストンロッド218は、弁組立体216を位置決めする
肩部268を画定する小径部分を形成している。カップ
形状ハウジング242は肩部268に隣接して配置さ
れ、弁本体254は圧力管214内に中間室270を形
成する。上方のばねリテーナ246がハウジング242
と弁本体254との間に配置され、上方コイルばね24
8が作用する肩部272を有する。上方コイルばね24
8は、上方インテーク弁ディスク250及び上方柔軟ブ
リードディスク252の双方を弁本体254に向かって
偏倚するように上方ばねリテーナと弁本体254との間
に配置されている。上方のインテーク弁ディスク250
と上方ブリードディスク252は、上方コイルばね24
8と弁本体254との間に配置され、弁本体254の上
方部分に画定された環状室274を閉鎖するために弁本
体254に対して偏倚されている。上方柔軟ブリードデ
ィスク252は、ショックアブソーバ210の流体流を
可能にする少なくとも1つの開口部276を画定する。
【0018】弁本体254は、上方ばねリテーナ246
に隣接して配置され、圧力管214に摺動可能に及び密
封するように係合する。弁本体254と圧力管214と
の間に密封関係を提供する。弁本体254は、ピストン
ロッド組立体212が圧力管214に関して移動すると
き、弁本体254を通る流体の流れが可能になるように
第1の通路282及び第2の通路284を画定する。フ
ロートリング244は、圧力管214に摺動可能及び密
封可能に係合し、弁本体254とハウジング242との
間で中間室270内に配置される。
【0019】下方柔軟ブリードディスク256及び下方
インテーク弁ディスク258は、弁本体254の下端に
隣接して配置され、弁本体254の下方部分によって画
定された環状室に接近するように下方のコイルばね26
2によって弁本体に対して偏倚される。下方柔軟ブリー
ドディスク256は、ショックアブソーバ10の流体が
流れることができる少なくとも1つの開口部288を画
定する。下方ばねリテーナ260は、下方インテーク弁
ディスク258に隣接するように配置され、下方コイル
ばね262に反作用する肩部分290を提供すると同時
にコイルばね262の偏倚力を適当に配置する肩部29
2を提供する。下方コイルばね262は、弁本体254
に対して下方の柔軟ブリードディスク256と下方のイ
ンテーク弁ディスク258を偏倚するために下方ばねリ
テーナ260とナット264との間に配置されそれに対
して作用する。ナット264は、ピストンロッド218
の自由端にねじ込むように受けられ、弁組立体216の
種々のエレメントを位置決め及び保持するために作動
し、上方コイルばね248及び下方コイルばね262を
予め圧縮する。
【0020】図7ないし図10は、ショックアブソーバ
210によって得られる種々の減衰特徴を示す。図7
は、小さい伸長を示し、図8は、大きい伸長を示し、図
9は、小さい圧縮を示し、図10は、ショックアブソー
バ210の大きい圧縮を示す。
【0021】ショックアブソーバ210の小さい伸長
は、図7に示され、流れの方向を矢印で示している。小
さい伸長において、フロートリング244は、圧力管2
14との摩擦によって中間室270内で所定の位置に止
まり、ハウジング242または上方インテーク弁ディス
ク250には接触しない。圧力管214の上方室220
から中間室270を通り、圧力管214の下方室222
に流れる流体は、2つの平行な通路を通って生じる。第
1の通路は、参照符号294が付されており、圧力管1
4の上方室からハウジング242に形成された通路29
6を通って中間室270に入る。流体流は、弁本体25
4の通路284を通って上方ブリードディスク252の
開口部276を通って室270から連続して流れ、圧力
管214の下方室222に入る。同時に、第2の流通路
298を通る流体の流れは、矢印によって図に示され
る。流体流は、ハウジング242の周りの中間室270
に入り、弁本体254の通路282を通って中間室27
0を出て、下方の柔軟ブリードディスク256の開口部
288を通って圧力管214の下方室に入る。これらの
二重平行流通路294及び298は、ショックアブソー
バ210の小さい動きに関して比較的に柔軟な乗り心地
を提供する。
【0022】ショックアブソーバ210の大きい伸長
は、図8に示され、流れの方向を矢印で示している。大
きい伸長において、フロートリング244は、摩擦によ
って所定の位置に止まり、弁本体254は、上方インテ
ーク弁ディスク250がフロートリング244に接触す
るようにピストンロッド218と移動する。圧力管21
4の上方室220から中間室270を通り、圧力管21
4の下方室222に流れる流体は、1つのみの通路29
8を通って生じる。上述したように、通路298は、ハ
ウジング242の周りの圧力管214の上方室220か
ら中間室270に入る。流体流は、室270から通路2
82を通って流れ続け、下方の柔軟なブリードディスク
256及び下方のインテーク弁ディスク258を越えて
圧力管214の下方室222に入る。図7に示す流通路
294は、フロートリング244の位置によって遮断さ
れる。1つの流通路は、ショックアブソーバ210の大
きな動きによって比較的にかたい乗り心地を提供する。
【0023】ショックアブソーバ210の小さい圧縮
は、図9に示され、矢印によって示されている。小さい
圧縮において、フロートリング244は、圧力管214
との摩擦によって中間室270内で所定の位置に止ま
り、ハウジング242または上方インテーク弁ディスク
250には接触しない。圧力管214の上方室220か
ら中間室270を通り、圧力管214の下方室222に
流れる流体は、1つの通路300を通って生じる。流通
路300は、上方ブリードディスク252の開口部27
6を通って通路284を通って圧力管14の下方室22
2から中間室270に入る。流体は、ハウジング242
の通路296を通って中間室270を出る。通路284
及び上方コイルばね248によって及ぼされる荷重の大
きさは、ショックアブソーバ210の小さい動きについ
ての必要な減衰を提供する。
【0024】ショックアブソーバ210の大きな圧縮
は、図10に示され、矢印によって示されている。大き
い圧縮において、摩擦によって所定の位置に止まり、ハ
ウジング242は、ハウジング242がフロートリング
244に接触するようにピストンロッド218と共に移
動する。フロートリングに係合するハウジング242の
動きは、通路296の寸法を著しく低減せず、従って、
ショックアブソーバ210の減衰率に効果を与えない。
高速で生じる圧縮の大きさにおいて、ショックアブソー
バ210の減衰を制限するためには望ましくない。よっ
て、圧縮時において、ショックアブソーバ210の減衰
率は、動きの大小の振幅において同じである。
【0025】図1ないし図10に示す実施例のすべて
は、柔軟なブリードディスクとともに形成された開口部
を示している。これは、フロートリング310と、イン
テーク弁ディスク312と、柔軟ブリード弁ディスク3
14と、弁本体316が示されている図11に図示され
ている。柔軟なブリード弁ディスク314は、ショック
アブソーバにおいて柔軟ブリード特徴を提供する少なく
とも1つの開口部318を有する。弁本体316は、内
側環状隆起部322及び外側環状隆起部324とによっ
て形成された環状室320を画定する。よって、柔軟な
ブリード弁ディスク314が弁本体に接触するとき、イ
ンテーク弁ディスク312は、柔軟ブリード弁ディスク
314に接触し、室320への流れに流入及び流出は、
柔軟ブリード弁ディスク314の開口部318を通って
可能となる。このタイプの構成は、図1及び図10に示
す柔軟ブリード性能の全部について通常のものである。
【0026】図12は、柔軟ブリード弁ディスク314
の必要性をなくす構成を示している。図12において、
フロートリング310と、インテーク弁ディスク312
と、弁本体316とが示される。弁本体316′は、内
側環状隆起部322′及び外側環状隆起部324′によ
って形成された環状室320′を画定する。外側環状隆
起部324′は、ショックアブソーバの柔軟ブリード特
徴を提供する少なくとも1つの開口部318′を有す
る。よって、インテーク弁ディスク312は、弁本体3
16′に接触するとき、室320′に流入流出する流れ
は、外側環状隆起部324′で開口部318′を通って
可能になる。
【0027】図11及び図12の2つの実施例は、柔軟
な減衰からかたい減衰に迅速にオンオフ状況と同様に切
り替わるシステムを示す。図13は、柔らかい減衰から
かたい減衰に次第にまたは連続的に変化するように切り
替わる装置を示す。図13は、フロートリング410
と、インテーク弁ディスク412と、柔軟ブリード弁デ
ィスク414及び弁本体416とを示す。柔軟ブリード
弁ディスク414は、ショックアブソーバの柔軟ブリー
ド特徴を提供する複数の開口部418を有する。弁本体
416は、内側環状隆起部422と外側環状隆起部42
4によって形成された環状室420を有する。インテー
ク弁ディスク412は、インテーク弁ディスク312の
ような連続的なディスクではない。その代わり、インテ
ーク弁ディスク412は、環状アーム426を形成する
ために外側に形成された一端を有するスプリットディス
クである。よって、柔軟ブリード弁ディスク414が弁
本体416に対して接触し、インテーク弁ディスク41
2が柔軟ブリード弁ディスク414に対して接触すると
き、室420に流入流出する流体流は、柔軟ブリード弁
ディスク414の開口部418を通って可能になる。柔
軟な乗り心地からかたい乗り心地に切り替わる間、この
変化は、アーム426の動きによって漸進的に行われ、
このアームの動きは、ダッシュラインに示すように複数
の開口部の各々を漸進的に閉鎖して遮断する。漸進的で
連続的に変化する閉鎖は、前の実施例において示す柔軟
ブリード特徴に示すオンオフ閉鎖と反対である。図13
に示す連続的な可変的な柔軟なブリード装置は、柔軟ブ
リード特性が必要であればいつでもショックアブソーバ
10またはショックアブソーバ210内に配置すること
ができる。
【0028】これまでの説明で本発明の好ましい実施例
を説明したが、本発明の範囲を逸脱せずに変形、変更及
び改造を行うことができることは理解できよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による多減衰力発生装置を組み込んだ単
一管ショックアブソーバの側断面図である。
【図2】ショックアブソーバの小さい伸長行程の間の図
1に示すショックアブソーバのピストン組立体を示す拡
大側断面図である。
【図3】ショックアブソーバの大きい伸長行程の間の図
1に示すショックアブソーバのピストン組立体を示す拡
大側断面図である。
【図4】ショックアブソーバの小さい圧縮行程の間の図
1に示すショックアブソーバのピストン組立体を示す拡
大側断面図である。
【図5】ショックアブソーバの大きい圧縮行程の間の図
1に示すショックアブソーバのピストン組立体を示す拡
大側断面図である。
【図6】本発明の多減衰力発生装置を組み込んだ二重管
ショックアブソーバの側断面図である。
【図7】ショックアブソーバの小さい伸長行程の間の図
6に示すショックアブソーバのピストン組立体を示す拡
大側断面図である。
【図8】ショックアブソーバの大きい伸長行程の間の図
6に示すショックアブソーバのピストン組立体を示す拡
大側断面図である。
【図9】ショックアブソーバの小さい圧縮行程の間の図
6に示すショックアブソーバのピストン組立体を示す拡
大側断面図である。
【図10】ショックアブソーバの大きい圧縮行程の間の
図6に示すショックアブソーバのピストン組立体を示す
拡大側断面図である。
【図11】本発明による弁本体、ブリードディスク及び
フロートリングの拡大図である。
【図12】本発明の他の実施例による弁本体、ブリード
ディスク及びフロートリングの拡大図である。
【図13】本発明の他の実施例による弁本体、ブリード
ディスク及びフロートリングの拡大図である。
【符号の説明】
10 ショックアブソーバ 12 ピストンロッド組立体 14 圧力管 16 ピストン弁組立体 18 ピストンロッド 20 作業室 22 下方作業室 24,26 固定具 42 上方弁組立体 44 フロートリング 48 小径部分 50 肩部分 52 スペーサ 54 ナット 56 コイルばね 60 弁プレート停止部 62 排出弁プレート 66 柔軟ブリードディスク 70,72 通路 76 環状室 78 開口部 80 環状室 86 弁プレート停止部 88 排出弁プレート 90 弁本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 シモン・アン・ドゥ・モリナ ベルギー国 ベ−1785 メルクテム,ポ バーシュトラート 10 (56)参考文献 実開 昭59−92235(JP,U) 実開 昭59−10537(JP,U) 実開 昭62−73136(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16F 9/00 - 9/58

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力管と、 前記圧力管内に摺動可能に突出するピストンロッドと、 前記ピストンロッドに固定され、前記圧力管内に摺動可
    能に配置された弁組立体であって、常閉流体通路(7
    2,98,284)および該常閉流体通路に連通するブ
    リード開口部(82,108,276,318,31
    8′,418)を伸長行程および圧縮行程の両行程の間
    に提供し、該常閉流体通路およびブリード開口部は前記
    弁組立体の移動に対して低い抵抗を与える弁組立体と、 前記圧力管内に摺動可能に配置された独立のフロートリ
    ングと、を有し、 前記弁組立体は、通常は前記フロートリングから離隔し
    た第1位置に配置され、該第1位置と前記フロートリン
    グに係合する第2位置との間を移動可能であり、 前記弁組立体の移動が特定の距離を越えるとき前記フロ
    ートリングが該弁組立体に係合して前記ブリード開口部
    を閉鎖して前記弁組立体の移動に対して高い抵抗を与え
    る二段階ショックアブソーバ。
  2. 【請求項2】 前記弁組立体は、前記フロートリングよ
    りピストンロッド先端側に配置された第1弁組立体を有
    し、該第1弁組立体は常閉流体通路および該常閉流体通
    路に連通するブリード開口部を提供し、該第1弁組立体
    が伸長方向に前記特定の距離移動するとき、前記フロー
    トリングが前記第1弁組立体に係合して該第1弁組立体
    の前記ブリード開口部を閉鎖して前記弁組立体の移動に
    対して高い抵抗を与える請求項1の二段階ショックアブ
    ソーバ。
  3. 【請求項3】 前記弁組立体は、前記フロートリングに
    対し前記第1弁組立体の反対側に配置された第2弁組立
    体を有し、該第2弁組立体は、常閉流体通路および該常
    閉流体通路に連通するブリード開口部を提供し、該第2
    弁組立体が圧縮方向に前記特定の距離移動するとき前記
    フロートリングが前記第2弁組立体に係合して該第2弁
    組立体の前記ブリード開口部を閉鎖して前記弁組立体の
    移動に対して高い抵抗を与える請求項2の二段階ショッ
    クアブソーバ。
  4. 【請求項4】 前記低い抵抗から前記高い抵抗への変化
    が連続可変的に起る請求項1〜3のいづれか1項の二段
    階ショックアブソーバ。
  5. 【請求項5】 前記弁組立体は、前記フロートリングに
    対し前記第1弁組立体の反対側に配置されたハウジング
    を有し、該ハウジングは前記圧力管と協働して流体通路
    を提供し、該ハウジングは圧縮方向に前記特定の距離移
    動するとき前記フロートリングに係合する請求項2の二
    段階ショックアブソーバ。
  6. 【請求項6】 圧力管と、 前記圧力管内に摺動可能に配置されて前記圧力管を2つ
    の液体室に分割する弁組立体と、 前記2つの液圧室を伸長行程および圧縮行程の両行程の
    間流体的に連通させるよう前記弁組立体を貫通する常閉
    流体通路および該常閉流体通路に連通するブリード開口
    部と、 前記液体室の1つを貫通し、一端は前記弁組立体に連結
    され、他端は前記圧力室外へ突出するピストンロッド
    と、 前記圧力管内に摺動可能に配置された独立のフロートリ
    ングと、を有し、 前記弁組立体は、通常は前記フロートリングから隔離し
    た第1位置に配置され、該第1位置と前記フロートリン
    グに係合する第2位置との間を移動可能であり、 前記弁組立体の前記圧力管に対する移動が特定の距離を
    越えるとき前記フロートリングが該弁組立体に係合して
    前記ブリード開口部を閉鎖する二段階ショックアブソー
    バ。
  7. 【請求項7】 前記弁組立体は、前記フロートリングよ
    りピストンロッドの前記一端の先端側に配置された第1
    弁組立体を有し、該第1弁組立体は常閉流体通路および
    該常閉流体通路に連通するブリード開口部を提供し、該
    第1弁組立体が伸長方向に前記特定の距離移動するとき
    前記フロートリングが前記第1弁組立体に係合して該第
    1弁組立体の前記ブリード開口部を閉鎖する請求項6の
    二段階ショックアブソーバ。
  8. 【請求項8】 前記弁組立体は、前記フロートリングに
    対し前記第1弁組立体の反対側に配置された第2弁組立
    体を有し、該第2弁組立体は常閉流体通路および該常閉
    流体通路に連通するブリード開口部を提供し、該第2弁
    組立体が圧縮方向に前記特定の距離移動するとき前記フ
    ロートリングが前記第2弁組立体に係合して該第2弁組
    立体の前記ブリード開口部を閉鎖する請求項7の二段階
    ショックアブソーバ。
  9. 【請求項9】 前記弁組立体は、前記フロートリングに
    対し前記第1弁組立体の反対側に配置されたハウジング
    を有し、該ハウジングは前記圧力管と協働して流体通路
    を提供し、該ハウジングは圧縮方向に前記特定の距離移
    動するとき前記フロートリングに係合する請求項7の二
    段階ショックアブソーバ。
  10. 【請求項10】 前記ブリード開口部の閉鎖が連続可変
    的に起る請求項7〜9のいづれか1項の二段階ショック
    アブソーバ。
JP2000212424A 1996-11-12 2000-07-13 ショックアブソーバ Expired - Fee Related JP3524040B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US746388 1996-11-12
US08/746,388 US5823306A (en) 1996-11-12 1996-11-12 Stroke dependent damping

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31044097A Division JP3180069B2 (ja) 1996-11-12 1997-11-12 ショックアブソーバ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001056039A JP2001056039A (ja) 2001-02-27
JP3524040B2 true JP3524040B2 (ja) 2004-04-26

Family

ID=25000622

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31044097A Expired - Fee Related JP3180069B2 (ja) 1996-11-12 1997-11-12 ショックアブソーバ
JP2000212424A Expired - Fee Related JP3524040B2 (ja) 1996-11-12 2000-07-13 ショックアブソーバ

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31044097A Expired - Fee Related JP3180069B2 (ja) 1996-11-12 1997-11-12 ショックアブソーバ

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5823306A (ja)
JP (2) JP3180069B2 (ja)
DE (1) DE19749356B4 (ja)
GB (1) GB2319321B (ja)

Families Citing this family (60)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2738317B1 (fr) * 1995-08-31 1997-10-17 Soframca Piston a clapet flottant pour tube d'amortisseur hydraulique, notamment de type monotube
NL1002426C2 (nl) * 1996-02-22 1997-08-25 Koni Bv Continu regelbare één-pijpsschokdemper met bi-directionele regelklep.
US6499572B2 (en) 1996-04-10 2002-12-31 Kayaba Kogyo Kabushiki Kaisha Damping force generator
DE19618055C1 (de) * 1996-05-06 1998-01-15 Mannesmann Sachs Ag Kolben-Zylinderaggregat mit wegabhängigem Dämpfkraftfeld
DE19738617C2 (de) * 1997-09-04 2003-03-13 Daimler Chrysler Ag Stoßdämpfer für Kraftfahrzeuge
US6352145B1 (en) * 1998-10-07 2002-03-05 Tenneco Automotive Inc. Stroke dependent damping
DE19951538A1 (de) * 1998-10-26 2000-04-27 Tenneco Automotive Inc Stoßdämpfer mit Verriegelungsmechanismus
SE515321C2 (sv) 1998-12-02 2001-07-16 Oehlins Racing Ab Stötdämpare med cylinder innefattande en kolvstång med minst två kolvar
JP2002532313A (ja) 1998-12-18 2002-10-02 ジェネラル ダイナミックス オードナンス アンド タクティカル システムズ、インコーポレイテッド オートバイ・サスペンション構成要素
US6219946B1 (en) * 1999-08-18 2001-04-24 Harnischfeger Technologies, Inc Power shovel with dipper door snubber and/or closure assembly
US6382372B1 (en) 2000-01-03 2002-05-07 Tenneco Automotive Inc. Ported disc variable bleed orifice
US6318523B1 (en) * 2000-02-25 2001-11-20 Delphi Technologies, Inc. Flexible monotube valve with digressive performance and independent low speed orifice
US6672436B1 (en) 2000-04-19 2004-01-06 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Variable bleed orifice valving
US6340081B1 (en) 2000-06-23 2002-01-22 Tenneco Automotive Inc. Shock absorber having ported plate low speed tunability
DE10051971C1 (de) * 2000-10-20 2002-03-28 Krupp Bilstein Gmbh Arbeitskolben für einen hydraulischen Stoßdämpfer und Verfahren zu seiner Hers tellung
US6655512B2 (en) * 2000-12-19 2003-12-02 Delphi Technologies, Inc. Variable area low speed orifice in a vehicle damper
AUPR371501A0 (en) * 2001-03-14 2001-04-12 Wright, Stewart James Dampening apparatus
US6669217B2 (en) * 2001-05-17 2003-12-30 Hadley Products Anti-roll suspension valve body
US6929271B2 (en) * 2001-11-09 2005-08-16 Illinois Tool Works Inc. Hydraulically compensated stabilizer system
US6637560B2 (en) * 2002-02-26 2003-10-28 Delphi Technologies, Inc. Vehicle damper assembly and method of modulating fluid flow
US6843472B2 (en) 2003-01-21 2005-01-18 The Pullman Company Upper shock mount isolator with integral air spring housing pivot bearing
DE10326482A1 (de) * 2003-06-10 2005-01-05 Suspa Holding Gmbh Dämpfer
US20050040574A1 (en) * 2003-08-19 2005-02-24 Ivers Douglas E. Pneumatic surface effect damper
US7281614B2 (en) * 2003-10-06 2007-10-16 Lg Electronics Inc. Damper in a washing machine and fabricating method of the same
DE502004001034D1 (de) * 2003-12-01 2006-09-07 Zahnradfabrik Friedrichshafen Dämpfventileinrichtung mit progressiver Dämpfkraftkennlinie
KR100766003B1 (ko) * 2003-12-24 2007-10-11 주식회사 만도 쇽 업소버
GB2412954A (en) * 2004-04-08 2005-10-12 Mojo Suspension Hoodoo Ltd A damper for a vehicle suspension system
DE102004058965B4 (de) 2004-12-08 2010-07-08 Zf Friedrichshafen Ag Schwingungsdämpfer mit amplitudenselektiver Dämpfkraft
DE102005020293A1 (de) * 2005-04-30 2006-11-09 Zf Friedrichshafen Ag Schwingungsdämpfer mit amplitudenselektiver Dämpfkraft
JP4753238B2 (ja) * 2005-09-09 2011-08-24 ヤマハ発動機株式会社 油圧緩衝器
US20070067698A1 (en) * 2005-09-19 2007-03-22 King Steven R Techniques to perform prefetching of content in connection with integrity validation value determination
DE102005045267B3 (de) * 2005-09-22 2006-12-21 Zf Friedrichshafen Ag Schwingungsdämpfer mit amplitudenselektiver Dämpfkraft
US20070158154A1 (en) * 2006-01-12 2007-07-12 Avm, Inc. Piston assembly with reduced shuttle
EP1925845B1 (en) * 2006-11-24 2018-10-31 BWI Company Limited S.A. A hydraulic suspension damper
US8162112B2 (en) 2007-02-09 2012-04-24 Competition Tire East Methods and apparatus for protecting a shock absorber from bottoming
JP4967091B2 (ja) * 2007-04-19 2012-07-04 日立オートモティブシステムズ株式会社 流体圧緩衝器
JP4919045B2 (ja) * 2007-04-19 2012-04-18 日立オートモティブシステムズ株式会社 減衰力調整式流体圧緩衝器
CA2639822A1 (en) * 2007-09-26 2009-03-26 Bombardier Recreational Products Inc. Position sensitive shock absorber
JP2009085245A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Showa Corp 油圧緩衝器の減衰力調整構造
DE102007053160A1 (de) * 2007-11-08 2009-05-20 Zf Friedrichshafen Ag Schwingungsdämpfer mit amplitudenselektiver Dämpfkraft
JP4638921B2 (ja) * 2008-03-26 2011-02-23 本田技研工業株式会社 減衰力可変装置
US8297418B2 (en) * 2008-06-05 2012-10-30 Tenneco Automotive Operating Company Inc. Nested check high speed valve
KR100947389B1 (ko) * 2008-09-29 2010-03-16 현대자동차주식회사 진폭 감응형 댐퍼 장치
US8196723B1 (en) 2008-11-14 2012-06-12 Robust Systems Solutions, LLC Pneumatic damper
KR20110001283A (ko) * 2009-06-30 2011-01-06 주식회사 만도 쇽업소버의 피스톤 밸브 조립체
JP5536600B2 (ja) * 2010-09-24 2014-07-02 株式会社ショーワ 周波数応答型液圧緩衝装置
DE102011053127A1 (de) * 2011-08-30 2013-02-28 B-Labs Ag Feder-Dämpfervorrichtung für ein Fahrrad
JP5613191B2 (ja) * 2012-03-28 2014-10-22 カヤバ工業株式会社 バルブ構造
JP5683634B2 (ja) * 2012-11-28 2015-03-11 株式会社ショーワ 圧力緩衝装置
NL2010038C2 (en) * 2012-12-21 2014-06-24 Koni Bv Shock absorber.
GB2510628A (en) * 2013-02-11 2014-08-13 Trelleborg Ind Products Uk Ltd A damper for use in a suspension module and a suspension module including such a damper
KR102161566B1 (ko) 2014-03-28 2020-10-05 주식회사 만도 쇽업소버
JP6574343B2 (ja) * 2014-06-21 2019-09-11 日本発條株式会社 気体ばね装置及びその減衰力制御方法
EP3212958B1 (de) * 2014-10-27 2019-09-04 ThyssenKrupp Bilstein GmbH Verfahren zum betreiben eines regelbaren schwingungsdämpfers für kraftfahrzeuge
US10393211B2 (en) * 2017-02-08 2019-08-27 Beijingwest Industries Co., Ltd. Hydraulic damper with a hydraulic stop arrangement
US10961673B2 (en) * 2017-12-04 2021-03-30 Abbas Nejati Retractable speed bump and a method for retracting a speed bump
DE102019106203A1 (de) * 2019-03-12 2020-09-17 Ottobock Se & Co. Kgaa Pneumatische Dämpfereinrichtung
CN113074206B (zh) 2021-04-12 2022-03-22 北京京西重工有限公司 液压阻尼器
EP4075012A1 (en) 2021-04-12 2022-10-19 BeijingWest Industries Co. Ltd. Hydraulic damper with piston assembly having blow-off valves
CN114046332B (zh) * 2021-11-17 2023-08-04 浙江路得坦摩汽车部件股份有限公司 一种独立排气泄压的减振器

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA472645A (en) * 1951-04-03 G. Patriquin William Shock absorbers
US1164371A (en) * 1913-11-10 1915-12-14 Ralph M Lovejoy Shock-absorber.
US2355491A (en) * 1943-03-22 1944-08-08 Monroe Auto Equipment Co Hydraulic shock absorber
US2395027A (en) * 1944-08-28 1946-02-19 Monroe Auto Equipment Co Shock absorber
FR965353A (ja) * 1947-05-28 1950-09-11
US2599477A (en) * 1950-03-17 1952-06-03 Gabriel Co Shock absorber
US2637414A (en) * 1951-08-31 1953-05-05 Gabriel Co Shock absorber
US2729308A (en) * 1952-01-05 1956-01-03 Gabriel Co Multiple stage shock absorber
US2907414A (en) * 1956-06-06 1959-10-06 Gabriel Co Shock absorber with hydraulic compression stops
GB1033810A (en) * 1963-07-15 1966-06-22 Woodhead Monroe Ltd Improvements relating to vibration dampers
GB1160373A (en) * 1965-11-02 1969-08-06 Pier Luigi Panigati Improvements in or relating to Fluid-Pressure Motors.
US3828897A (en) * 1972-12-27 1974-08-13 Maremont Corp Special piston seal
DE2659488A1 (de) * 1976-12-30 1978-07-06 Stabilus Gmbh Gasfeder mit arretierkolben
US4121704A (en) * 1977-03-21 1978-10-24 Girling Limited Valve assembly for a piston of a telescopic damper
DE2933590A1 (de) * 1979-08-18 1981-03-26 Stabilus Gmbh, 56070 Koblenz Gasfeder mit hydraulischer oder hydropneumatischer enddaempfung
DE3419364C2 (de) * 1984-05-24 1994-03-24 Stabilus Gmbh Stufenlos blockierbares Hubaggregat
US4807860A (en) * 1984-06-28 1989-02-28 Simons Stephen W Motorcycle front fork anti-cavity damping system
DE3533387A1 (de) * 1985-09-19 1987-03-26 Fichtel & Sachs Ag Zweirohr-schwingungsdaempfer mit hydraulischem druckanschlag
DE3623787A1 (de) * 1986-07-15 1988-01-21 Bauer Fritz & Soehne Ohg Gasfeder mit endlagendaempfung
US4775038A (en) * 1986-10-30 1988-10-04 Maremont Corporation Spring loaded piston seal and valving component for shock absorbers, Macpherson struts and the like
CA2015119C (en) * 1989-04-24 1994-11-08 Fumiyuki Yamaoka Variable damping force shock absorber with stroke dependent variation characteristics of damping force
US5219414A (en) * 1989-04-24 1993-06-15 Atsugi Unisia Corporation Variable damping force shock absorber with stroke dependent variation characteristics of damping force
US5325943A (en) * 1990-09-28 1994-07-05 The Boeing Company Variable orifice oil/gass damper for aircraft landing gear
DE4033186A1 (de) * 1990-10-19 1992-04-23 Stabilus Gmbh Drosseleinrichtung mit bewegungsrichtungsabhaengiger bypass-schaltung
DE4212078A1 (de) * 1992-04-10 1993-10-14 Stabilus Gmbh Endlagendämpfer
DE4427273B4 (de) * 1993-08-19 2004-08-26 Volkswagen Ag Hydraulischer Teleskop-Schwingungsdämpfer
DE4342755A1 (de) * 1993-12-15 1995-06-22 Bosch Gmbh Robert Stoßdämpfer
US5509513A (en) * 1994-10-17 1996-04-23 Caterpillar Inc. Bidirectional snubber for a hydraulic suspension cylinder
DE19523397C1 (de) * 1995-06-28 1996-08-14 Fichtel & Sachs Ag Kolben mit richtungsabhängigen Voröffnungsquerschnitten
DE19618055C1 (de) * 1996-05-06 1998-01-15 Mannesmann Sachs Ag Kolben-Zylinderaggregat mit wegabhängigem Dämpfkraftfeld

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10184760A (ja) 1998-07-14
DE19749356B4 (de) 2004-08-26
US5823306A (en) 1998-10-20
JP2001056039A (ja) 2001-02-27
GB9723894D0 (en) 1998-01-07
JP3180069B2 (ja) 2001-06-25
GB2319321A (en) 1998-05-20
DE19749356A1 (de) 1998-06-10
GB2319321B (en) 2000-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3524040B2 (ja) ショックアブソーバ
JP3516889B2 (ja) 二段型ショックアブソーバ
US5810130A (en) Suspension damper with rebound cut-off
JP3538364B2 (ja) ショックアブソーバ
US8256586B2 (en) Shock absorber having a continuously variable valve with base line valving
US6918473B2 (en) Stroke dependent bypass
CN103277448B (zh) 嵌套式单向高速阀
US6776269B1 (en) Twin piston shock absorber
JP2950594B2 (ja) 液圧流体用弁を包含するショックアブソーバ
CN104379960B (zh) 用于减震器的双区间阻尼系统
JPH023720A (ja) ダンピング調節可能な流体圧衝撃・振動ダンパー
CN114776755B (zh) 用于车辆的阻尼器系统
JP2013050198A (ja) 緩衝器
JPH06185562A (ja) 油圧緩衝器
JP2014185687A (ja) 緩衝装置
JPH10259841A (ja) ショックアブソーバおよびその減衰率を調整する方法
US20010009214A1 (en) Hydraulic damper for suspension systems
US7172057B2 (en) Vibration damper with amplitude-dependent damping force
US20040211633A1 (en) Valve structure of hydraulic shock absorber for vehicle
WO2022202472A1 (ja) 流体圧緩衝器
US6148969A (en) Frequency dependant damper
JPH10339345A (ja) 液圧緩衝装置
JP2020016288A (ja) 緩衝器
CN112352117B (zh) 缓冲器
JPH08135714A (ja) 液圧緩衝装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040130

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20040210

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080220

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090220

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100220

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110220

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120220

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees