JP3489369B2 - ゴキブリ忌避剤含有電子部品材料を用いた電子部品 - Google Patents
ゴキブリ忌避剤含有電子部品材料を用いた電子部品Info
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Description
飲食業等で用いられる電子機器等、すなわちゴキブリに
より信頼性を損なわれる可能性のある電子機器のゴキブ
リ忌避に有効なゴキブリ忌避剤含有電子部品材料を用い
た電子部品に関するものである。
は想定しておらず、かつゴキブリの死骸や糞による電子
機器の不具合に遭遇することは稀であった。そのため、
ゴキブリ対策自身を電子機器内に施すことはなく、その
環境全体でのゴキブリ対策に努めていた。
食産業の伸長に伴い業務用調理場および飲食業等で用い
られる電子機器例えば電化調理機器や業務用電話機の信
頼性を要求する声が高まり、電子機器自身のゴキブリ対
策が必要になりつつある。
策を施したい場所に付着、塗布、放置等により用いられ
ていたが、従来のゴキブリ忌避対策をそのまま電子機器
の部材に用いると電子機器を作製する上ではんだリフロ
ーやはんだフロー等の熱負荷に対して、蒸発、分解等が
起こりそのままではプリント配線板上に用いることがで
きない。また、電子機器を作製する上での熱負荷後に樹
脂とゴキブリ忌避剤を混合した材料を塗布する技術は紹
介されていた(特開平8−275713号公報、特開平
8−275714号公報)が、この従来の構成の樹脂を
プリント配線板及び電子部品上に用いることはプリント
配線板及び電子部品としての最低限の信頼性である構成
の樹脂の密着性が確保できないし、部品実装時の熱負荷
工程後にこの従来の樹脂を塗布するには電子機器を作製
する工程上で複雑かつ煩雑であった。
忌避剤でははんだリフローの最高到達温度240℃やは
んだフローの250℃(はんだ槽設定温度)では一部の
ゴキブリ忌避剤が蒸発、分解しゴキブリ忌避性を大きく
劣化させる。また、同様の熱負荷後にプリント配線板お
よび電子部品上のゴキブリ忌避剤の密着性が確保できな
い。
リフローやはんだフロー後でもゴキブリ忌避性を有し、
かつ電子機器に用いるに際しての信頼性(密着性)を確
保できるゴキブリ忌避剤含有電子部品材料、およびそれ
を用いた電子部品を提供することである。
に本発明は、プリント配線板用に少なくとも最外層側
に、E型ガラスのクロスもしくはガラス不織布または紙
に主剤エポキシ樹脂、硬化剤、反応促進剤、溶剤及びゴ
キブリ忌避剤を主成分として構成されるワニスを含浸、
仮乾燥させて構成され、主剤エポキシ樹脂100重量部
に対してゴキブリ忌避剤10〜80重量部含有させたプ
リプレグからなるゴキブリ忌避剤含有電子部品材料を銅
箔で挟んで加温、加圧して作製するゴキブリ忌避剤含有
銅張積層板に導電層回路を形成し導電層回路のはんだ付
け等の実装用ランド以外の導電層をソルダレジストで被
覆し、積層板の絶縁層を露出させてなる両面もしくは片
面プリント配線板である電子部品を提供することであ
る。
いた場合ゴキブリ忌避剤が全体に分散されてゴキブリ忌
避性が著しく効果を発揮することになる。
は、プリント配線板用に少なくとも最外層側に、E型ガ
ラスのクロスもしくはガラス不織布または紙に主剤エポ
キシ樹脂、硬化剤、反応促進剤、溶剤及びゴキブリ忌避
剤を主成分として構成されるワニスを含浸、仮乾燥させ
て構成され、主剤エポキシ樹脂100重量部に対してゴ
キブリ忌避剤10〜80重量部含有させたプリプレグか
らなるゴキブリ忌避剤含有電子部品材料を銅箔で挟んで
加温、加圧して作製するゴキブリ忌避剤含有銅張積層板
に導電層回路を形成し導電層回路のはんだ付け等の実装
用ランド以外の導電層をソルダレジストで被覆し、積層
板の絶縁層を露出させてなる両面もしくは片面プリント
配線板としたものであり、ソルダレジストの使用量を削
減し、溶剤の含有により銅張積層板の加温、加圧硬化の
際に本積層板の絶縁層全体にゴキブリ忌避剤が分散され
積層板のゴキブリ忌避剤含有絶縁層を露出させることで
ゴキブリ忌避性を発揮するという作用を有する。
路層用に通常のガラス−エポキシ樹脂で絶縁層を構成し
た内層用銅張積層板に導電層回路を形成し、少なくとも
最外層側に接続する絶縁層に、E型ガラスのクロスもし
くはガラス不織布または紙に主剤エポキシ樹脂、硬化
剤、反応促進剤、溶剤及びゴキブリ忌避剤を主成分とし
て構成されるワニスを含浸、仮乾燥させて構成され、主
剤エポキシ樹脂100重量部に対してゴキブリ忌避剤1
0〜80重量部含有させたプリプレグからなるゴキブリ
忌避剤含有電子部品材料を用い、かつその外側から外層
回路層用の銅箔で挟み、加温、加圧して作製するゴキブ
リ忌避剤含有銅張積層板に外層用導電層回路を形成し導
電層回路のはんだ付け等の実装用ランド以外の導電層を
ソルダレジストで被覆し、積層板の絶縁層を露出させて
なる多層プリント配線板としたものであり、ソルダレジ
ストの使用量を削減し、溶剤の含有により銅張積層板の
加温、加圧硬化の際に積層板の絶縁層全体にゴキブリ忌
避剤が分散され積層板のゴキブリ忌避剤含有絶縁層を露
出させることでゴキブリ忌避性を発揮するという作用を
有する。
路層用に通常のガラス−エポキシ樹脂で絶縁層を構成し
た内層用銅張積層板に導電層回路を形成し、外層側に接
続する絶縁層に通常のガラス−エポキシ樹脂で構成した
プリプレグを用い、かつ少なくとも最外層側に接続する
絶縁層として、E型ガラスのクロスもしくはガラス不織
布または紙に主剤エポキシ樹脂、硬化剤、反応促進剤、
溶剤及びゴキブリ忌避剤を主成分として構成されるワニ
スを含浸、仮乾燥させて構成され、主剤エポキシ樹脂1
00重量部に対してゴキブリ忌避剤10〜80重量部含
有させたプリプレグからなるゴキブリ忌避剤含有電子部
品材料を加温、加圧して作製した銅張積層板で挟み、加
温、加圧して作製するゴキブリ忌避剤含有銅張積層板に
外層用導電層回路を形成し導電層回路のはんだ付け等の
実装用ランド以外の導電層をソルダレジストで被覆し、
積層板の絶縁層を露出させてなるIVH(インタステシ
ャルバイアホール)を有する多層プリント配線板とした
ものであり、ソルダレジストの使用量を削減し、溶剤の
含有により銅張積層板の加温、加圧硬化の際に本積層板
の絶縁層全体にゴキブリ忌避剤が分散され積層板のゴキ
ブリ忌避剤含有絶縁層を露出させることでゴキブリ忌避
性を発揮するという作用を有する。
路層用に通常のガラス−エポキシ樹脂で絶縁層を構成し
た内層用銅張積層板に導電層回路を形成し、少なくとも
最外層側に接続する絶縁層として、主剤エポキシ樹脂、
硬化剤、反応促進剤、溶剤を主成分として構成され、主
剤エポキシ樹脂100重量部に対してゴキブリ忌避剤1
0〜80重量部含有してなる絶縁層樹脂であるゴキブリ
忌避剤含有電子部品材料で構成した絶縁層をスクリーン
印刷、あるいはカーテンコータ、もしくはラミネート等
により塗布、熱硬化して作製するゴキブリ忌避剤含有銅
張積層板に外層用導電層回路を形成し導電層回路のはん
だ付け等の実装用ランド以外の導電層をソルダレジスト
で被覆し、積層板の絶縁層を露出させてなる多層プリン
ト配線板としたものであり、ソルダレジストの使用量を
削減し、溶剤の含有により絶縁層樹脂の硬化の際に絶縁
層全体にゴキブリ忌避剤が分散され積層板のゴキブリ忌
避剤含有絶縁層を露出させることでゴキブリ忌避性を発
揮するという作用を有する。
路層用に通常のガラス−エポキシ樹脂で絶縁層を構成し
た内層用銅張積層板に導電層回路を形成し、少なくとも
最外層側に接続する絶縁層及び外層導電回路用銅箔とし
て、主剤エポキシ樹脂、硬化剤、反応促進剤を主成分と
して構成され、主剤エポキシ樹脂100重量部に対して
ゴキブリ忌避剤10〜80重量部含有してなる熱硬化型
樹脂フィルムであるゴキブリ忌避剤含有電子部品材料に
銅箔をラミネート等により形成、熱硬化して作製するゴ
キブリ忌避剤含有銅張積層板、もしくは加温、加圧して
作製するゴキブリ忌避剤含有銅張積層板に外層用導電層
回路を形成し導電層回路のはんだ付け等の実装用ランド
以外の導電層をソルダレジストで被覆し、積層板の絶縁
層を露出させてなる多層プリント配線板としたものであ
り、ソルダレジストの使用量を削減し、溶剤の含有によ
りゴキブリ忌避剤含有絶縁層の硬化の際に絶縁層全体に
ゴキブリ忌避剤が分散され積層板のゴキブリ忌避剤含有
絶縁層を露出させることでゴキブリ忌避性を発揮すると
いう作用を有する。
しくはガラス不織布または紙に主剤エポキシ樹脂、硬化
剤、反応促進剤、溶剤及びゴキブリ忌避剤を主成分とし
て構成されるワニスを含浸、仮乾燥させたプリプレグで
主剤エポキシ樹脂100重量部に対してゴキブリ忌避剤
10〜80重量部含有させたゴキブリ忌避剤含有プリプ
レグ、もしくは主剤エポキシ樹脂、硬化剤、反応促進
剤、溶剤、ゴキブリ忌避剤を主成分として構成される熱
硬化型樹脂で主剤エポキシ樹脂100重量部に対してゴ
キブリ忌避剤10〜80重量部含有しかつシリカやタル
ク等のフィラーを含有してなるゴキブリ忌避剤含有絶縁
層樹脂、もしくは主剤エポキシ樹脂、硬化剤、反応促進
剤、ゴキブリ忌避剤を主成分として構成される熱硬化型
樹脂フィルムで主剤エポキシ樹脂100重量部に対して
ゴキブリ忌避剤10〜80重量部含有してなるゴキブリ
忌避剤含有絶縁層樹脂付き銅箔)を用いるとしたもので
ある。
子部品材料を用いたプリント配線板や電子部品を示し
た。そのプリント配線板として、絶縁層上に導電層を設
け、はんだ付け等の実装用ランド以外の導電層をソルダ
レジストで被覆し、その(ソルダレジストで導電層を被
覆した領域の)上に上記ゴキブリ忌避剤含有ペーストの
うち少なくとも一つのゴキブリ忌避剤含有ペーストを塗
布形成したプリント配線板、また同様に絶縁層上に導電
層を設け、はんだ付け等の実装用ランド以外の導電層を
上記ゴキブリ忌避剤含有ソルダレジストのうち少なくと
も一つのゴキブリ忌避剤含有ソルダレジストで被覆、形
成したプリント配線板、また、絶縁層上に導電層を設
け、はんだ付け等の実装用ランド以外の導電層をソルダ
レジストで被覆し、その(ソルダレジストで導電層を被
覆した領域の)上に上記着色顔料を含有するゴキブリ忌
避剤含有ペーストで部品配置図を形成すると共に外周部
を10mm以上の幅で被覆したプリント配線板、さらに
また、プリント配線板用に少なくとも最外層側に上記ゴ
キブリ忌避剤含有プリプレグを銅箔で挟んで加温、加圧
して作製するゴキブリ忌避剤含有銅張積層板に導電層回
路を形成し導電層回路のはんだ付け等の実装用ランド以
外の導電層をソルダレジストで被覆し、積層板の絶縁層
を露出させてなる両面もしくは片面プリント配線板、も
しくは内層回路層用に通常のガラス−エポキシ樹脂で絶
縁層を構成した内層用銅張積層板に導電層回路を形成
し、少なくとも最外層側に接続する絶縁層に上記ゴキブ
リ忌避剤含有プリプレグを用い、かつその外側から外層
回路用の銅箔で挟み、加温、加圧して作製するゴキブリ
忌避剤含有銅張積層板に外層用導電層回路を形成し導電
層回路のはんだ付け等の実装用ランド以外の導電層をソ
ルダレジストで被覆し、積層板の絶縁層を露出させてな
る多層プリント配線板、もしくは内層回路層用に通常の
ガラス−エポキシ樹脂で絶縁層を構成した内層用銅張積
層板に導電層回路を形成し、外層側に接続する絶縁層に
通常のガラス−エポキシ樹脂で構成したプリプレグを用
い、かつ少なくとも最外層側に接続する絶縁層として上
記ゴキブリ忌避剤含有積層板用プリプレグを加温、加圧
して作製した銅張積層板で挟み、加温、加圧して作製す
るゴキブリ忌避剤含有銅張積層板に外層用導電層回路を
形成し導電層回路のはんだ付け等の実装用ランド以外の
導電層をソルダレジストで被覆し、積層板の絶縁層を露
出させてなるIVHを有する多層プリント配線板等のよ
うにしてプリント配線板の最外層のゴキブリ忌避剤含有
絶縁層を露出させるとしたプリント配線板である。
子が実装されており、それらの通電により若干の発熱状
態にある。ゴキブリはその成長速度は雰囲気温度により
支配されるため、27±5℃の雰囲気に誘引される。プ
リント基板上では、回路素子がこの温度域に発熱してお
り、その表面などに営巣しやすい。一方、ゴキブリはプ
リント基板上への侵入に際し、触角・前脚などで探査を
するが、その際接触するプリント基板表面に忌避薬剤を
配置するものである。
構造からなり、人間との皮膚構造の差を利用し、ゴキブ
リにのみ皮膚を介した神経伝達系薬剤による刺激を与
え、ゴキブリを忌避するものである。神経伝達系薬剤を
用いることにより、嗅覚刺激薬剤と異なり、薬剤の蒸気
圧を高める必要がない。このことから使用薬剤の無駄な
揮発蒸散を抑制し、ひいては長期間の持続性能を得るも
のである。さらに、ゴキブリの学習効果により、数度こ
の忌避作用をくり返すことにより営巣させない効果が期
待できるものである。
上の加工条件の制約から、半田付けなどの高温に耐える
薬剤を用いる必要があり、そのため熱分解温度等の25
0℃以上の薬剤を少なくとも、忌避薬剤として用いる。
の電子部品の上部(電子部品実装面側を下として)に上
記ゴキブリ忌避剤含有ペーストを塗布形成した電子部
品、もしくはIC,LSI等の電子部品の上部(電子部
品実装側を下として)にゴキブリ忌避剤を含有しかつシ
リカやタルク等のフィラーと酸化チタン等を着色顔料と
して含有したゴキブリ忌避剤含有ペーストを塗布、メー
カ名、品番等を抜き文字もしくは絵柄(印刷しないで電
子部品上部の下地色を浮き上がらせた文字もしくは絵
柄)として形成した電子部品である。
ブリ侵入による信頼性を劣化させることを防止すると共
に、上述の神経伝達系忌避剤を本発明のように電子部品
たとえば、プリント配線板やIC,LSI等の電子部品
に本発明の樹脂構成により形成、使用することにより、
同様の虫、例えば蟻に対しても有効な忌避性を発揮し、
電子機器の信頼性を高め得る。
用いて説明する。図1は本発明の一実施の形態である両
面銅スルーホールプリント配線板の要部の断面図を示
す。図1において、11はガラス−エポキシ(FR−
4)の絶縁層(基板)、12は18μm厚の銅箔に25
μm銅めっきを施した導電層、13は紫外線硬化型ソル
ダレジスト、14は紫外線硬化型ロードマップ(部品配
置図)、15は主剤エポキシアクリレート100重量
部、反応性希釈剤としてメタクリル酸モノマー20重量
部、光開始剤としてベンゾイン3重量部、過酸化物とし
てパーオキシルエステル2重量部、フィラーとしてタル
ク60重量部、シリカ5重量部から構成される紫外線硬
化型ペーストに主剤エポキシアクリレート100重量部
に対して熱分解温度等の最低耐熱温度264℃のピレス
ロイド系の神経伝達系ゴキブリ忌避剤50重量部含有し
てなるゴキブリ忌避剤含有電子部品材料としてのペース
トを紫外線硬化した層である。
る両面銅スルーホールプリント配線板の要部の断面図を
示す。図2において、21はガラス−エポキシ(FR−
4)の絶縁層(基板)、22は18μm銅箔に25μm
銅めっきを施した導電層、23は主剤エポキシアクリレ
ート100重量部、反応性希釈剤としてメタクリル酸モ
ノマー30重量部、光開始剤としてベンゾイン3重量
部、過酸化物としてパーオキシルエステル2重量部、着
色顔料としてフタロシアニングリーン1.5重量部、フ
ィラーとしてタルク58重量部、シリカ5重量部から構
成される紫外線硬化型ソルダレジストに主剤エポキシア
クリレート100重量部に対してピレスロイド系の神経
伝達系ゴキブリ忌避剤50重量部含有してなるゴキブリ
忌避剤含有電子部品材料としての紫外線硬化型ソルダレ
ジスト、24は紫外線硬化型ロードマップ(部品配置
図)である。
態の要部を示す。図3は4層銅スルーホールプリント配
線板であるが、31はガラス−エポキシ(FR−4)の
絶縁層(内層基板)、32は主剤エポキシ樹脂100重
量部に対してピレスロイド系ゴキブリ忌避剤80重量部
含有させたゴキブリ忌避剤含有電子部品材料としてのガ
ラス−エポキシ(FR−4)の(プリプレグを加圧硬化
させた)絶縁層、33は18μm銅箔に25μm銅めっ
きを施した導電層、34はデュアル硬化(紫外線硬化+
熱硬化)型露光現像用ソルダレジスト、35は熱硬化型
ロードマップ(部品配置図)である。
避性を評価した結果を(表1)に示す。ゴキブリ忌避性
の評価は80×100cmの塩化ビニール製のバットに
チャバネゴキブリを入れ、中央に紙製シェルター(巣)
と飲料水を入れた容器を、バットの四隅に検体(従来の
プリント配線板)と対照(実施の形態の構成のプリント
配線板)を置いて評価する。
した。対照と検体は、10cm角に切断したものを使用
した。対照と検体はそれぞれ中央に角砂糖を置き、48
時間後の角砂糖の重量の減少量で忌避率(下式参照)を
算出した(ゴキブリは熱誘引性が大きく、本来は熱誘引
で評価すべきだが、ここでは定量的評価のために餌誘引
による評価とした。)。
検体の角砂糖減少量)/対照の角砂糖減少量[%]
剤エポキシアクリレート、反応性希釈剤、光開始剤、フ
ィラー等から構成される紫外線硬化型ペーストに主剤エ
ポキシアクリレート100重量部に対してピレスロイド
系ゴキブリ忌避剤100重量部を超える量を含有してな
るペースト、もしくは主剤エポキシ樹脂、硬化剤、反応
促進剤、フィラー等から構成される熱硬化型ペーストに
主剤エポキシ樹脂100重量部に対してピレスロイド系
ゴキブリ忌避剤150重量部を超える量を含有してなる
ペースト、もしくは主剤エポキシ樹脂、反応性希釈剤、
光開始剤、硬化剤、反応促進剤、着色顔料、溶剤、フィ
ラー等から構成されるデュアル硬化(紫外線硬化+熱硬
化)型露光現像用ペーストに主剤エポキシ樹脂100重
量部に対してピレスロイド系ゴキブリ忌避剤100重量
部含有してなるペーストは、電子機器作製時の熱負荷
(はんだリフローやはんだフロー等の熱工程)後のソル
ダレジスト等のプリント配線板構成材料との密着性が確
保できず、膨れたり剥がれたりしてプリント配線板の基
本特性上信頼性に乏しい。その状態を(表2)に示す。
で、主剤エポキシアクリレート、反応性希釈剤、光開始
剤、着色顔料、フィラー等から構成される紫外線硬化型
ソルダレジストに主剤エポキシアクリレート100重量
部に対してピレスロイド系ゴキブリ忌避剤80重量部を
超える量を含有してなるソルダレジスト、もしくは主剤
エポキシ樹脂、硬化剤、反応促進剤、着色顔料、フィラ
ー等から構成される熱硬化型ソルダレジストに主剤エポ
キシ樹脂100重量部に対してピレスロイド系ゴキブリ
忌避剤120重量部を超える量を含有してなるソルダレ
ジスト、もしくは主剤エポキシ樹脂、反応性希釈剤、光
開始剤、硬化剤、反応促進剤、着色顔料、フィラー等か
ら構成されるデュアル硬化(紫外線硬化+熱硬化)型露
光現像用ソルダレジスト(ホトレジスト)に主剤エポキ
シ樹脂100重量部に対してピレスロイド系ゴキブリ忌
避剤80重量部を超える量を含有してなるソルダレジス
トは、同様に電子機器作製時の熱負荷(はんだリフロー
やはんだフロー等の熱工程)の後の銅箔、絶縁基板等の
プリント配線板構成材料との密着性が確保できず、膨れ
たり剥がれたりしてプリント配線板の基本特性上信頼性
に乏しい。その結果を(表3)に示す。
まとめる。密着性評価に用いたテープテストは日本工業
規格C−5012による。
部に対してピレスロイド系ゴキブリ忌避剤80重量部を
超える量を含有させたガラス−エポキシ(FR−4)の
(プリプレグを加圧硬化させた)絶縁層を用いた積層板
は、同様に電子機器作製時の熱負荷(はんだリフローや
はんだフロー等の熱工程)後の銅箔等のプリント配線板
構成材料との密着性が確保できず、膨れたり剥がれたり
してプリント配線板の基本特性上信頼性に乏しい。(表
4)に密着性(銅箔の引き剥がし強さ)の評価結果をま
とめる。密着性評価に用いた銅箔の引き剥がし強さの試
験方法は日本工業規格C−6481による。なお、試験
用銅箔厚みは0.018mmを用いた。
基板表面の最高到達温度240℃でかつ200℃以上の
滞留時間45秒)が2回(表裏)の後、はんだフロー
(はんだ槽設定温度260℃で滞留時間が5秒)1回後
イソプロピルアルコールによる洗浄を電子機器作製工程
と想定して同条件を実施後行った。
フローやはんだフロー等の熱工程)や実装時に用いられ
るフラックス等を除去する溶剤(例えば代替フロン、イ
ソプロピルアルコール)での洗浄等の工程、ここではは
んだリフロー(熱源は遠赤外線で基板表面の最高到達温
度240℃でかつ200℃以上の滞留時間が45秒)が
2回(表裏)の後、はんだフロー(はんだ槽設定温度2
60℃で滞留時間が5秒)1回後イソプロピルアルコー
ルによる洗浄を基本工程とした工程でゴキブリ忌避剤脱
落等によりゴキブリ忌避性が劣化する。
は、溶剤での洗浄がない工程条件やはんだリフロー1回
のみの工程で電子機器が作製される場合、あるいは洗浄
溶剤や洗浄方法等の工程条件によって有効な含有量は異
なるが、ゴキブリ忌避剤含有ペーストとしては、主剤エ
ポキシアクリレート、反応性希釈剤、光開始剤、フィラ
ー等から構成される紫外線硬化型ペーストに主剤エポキ
シアクリレート100重量部に対してピレスロイド系ゴ
キブリ忌避剤2重量部以上含有してなるペースト、もし
くは主剤エポキシ樹脂、硬化剤、反応促進剤、フィラー
等から構成される熱硬化型ペーストに主剤エポキシ樹脂
100重量部に対してピレスロイド系ゴキブリ忌避剤5
重量部以上含有してなるペースト、もしくは主剤エポキ
シ樹脂、反応性希釈剤、光開始剤、硬化剤、反応促進
剤、着色顔料、溶剤、フィラー等から構成されるデュア
ル硬化(紫外線硬化+熱硬化)型露光現像用ペーストに
主剤エポキシ樹脂100重量部に対してピレスロイド系
ゴキブリ忌避剤5重量部含有してなるペーストでなけれ
ばならない。
ダレジストとしては、主剤エポキシアクリレート、反応
性希釈剤、光開始剤、着色顔料、フィラー等から構成さ
れる紫外線硬化型ソルダレジストに主剤エポキシアクリ
レート100重量部に対してピレスロイド系ゴキブリ忌
避剤5重量部以上含有してなるソルダレジスト、もしく
は主剤エポキシ樹脂、硬化剤、反応促進剤、フィラー等
から構成される熱硬化型ソルダレジストに主剤エポキシ
樹脂100重量部に対してピレスロイド系ゴキブリ忌避
剤8重量部以上含有してなるソルダレジスト、もしくは
主剤エポキシ樹脂、反応性希釈剤、光開始剤、硬化剤、
反応促進剤、着色顔料、フィラー等から構成されるデュ
アル硬化(紫外線硬化+熱硬化)型露光現像用ソルダレ
ジスト(ホトレジスト)に主剤エポキシ樹脂100重量
部に対してピレスロイド系ゴキブリ忌避剤10重量部以
上含有してなるソルダレジストでなければならない。ゴ
キブリ忌避剤の含有量がそれ以下であると、ゴキブリ忌
避性の評価で忌避率が70%を下回る。
避率70%以上を確保するためには、それぞれ本発明の
請求項に記載する数字以上の含有量を必要とする。
硬化型ペーストおよびソルダレジストでゴキブリ忌避剤
の大多数が表層に浮かび上がり、ペーストおよびレジス
ト中の溶剤の中にゴキブリ忌避剤が拡散、硬化する熱硬
化型ペーストおよびソルダレジストよりも含有量が少な
くても同等のゴキブリ忌避性を有する結果となる。ただ
し、デュアル硬化(紫外線硬化+熱硬化)型ペースト及
びソルダレジスト(ホトレジスト)の硬化の工程上、紫
外線硬化が先で比較的表層にゴキブリ忌避剤が拡散して
レジスト膜となっているため、紫外線硬化型のレジスト
に近いゴキブリ忌避性を示す。
を構成するプリント配線板等の電子部品それ自体にゴキ
ブリ忌避性を持たせゴキブリの侵入および滞在を抑制
し、ゴキブリの死骸および糞等による電子機器の不具合
を抑制し信頼性を高めることができ、かつ人体に対する
影響を少なくすることができる。また、電子機器に用い
る筐体やファーネス(ケーブル線)にも同様の忌避剤を
塗布することと合わせて用いることにより、より一層確
実なゴキブリ忌避性を持たせることができる。
ことにより同様の効果を持たせることは可能である。特
に熱硬化型ペーストや熱硬化型ソルダレジストに同様の
ゴキブリ忌避剤を含有させることによりプリント配線板
等の電子部品の信頼性を確保しやすい。
伝達系忌避剤を本発明のようにレジスト、ペースト、絶
縁層で形成された電子部品を用いることにより、同様な
触角等による活動の情報を得ている蟻等の虫類に対して
も電子機器の信頼性を確保する上で有効な手段となり、
かつ人体に対する影響を少なくする上でも有効な手段と
なる。
の例を示す要部の断面図
の例を示す要部の断面図
の例を示す要部の断面図
Claims (5)
- 【請求項1】 プリント配線板用に少なくとも最外層側
に、E型ガラスのクロスもしくはガラス不織布または紙
に主剤エポキシ樹脂、硬化剤、反応促進剤、溶剤及びゴ
キブリ忌避剤を主成分として構成されるワニスを含浸、
仮乾燥させて構成され、主剤エポキシ樹脂100重量部
に対してゴキブリ忌避剤10〜80重量部含有させたプ
リプレグからなるゴキブリ忌避剤含有電子部品材料を銅
箔で挟んで加温、加圧して作製するゴキブリ忌避剤含有
銅張積層板に導電層回路を形成し導電層回路のはんだ付
け等の実装用ランド以外の導電層をソルダレジストで被
覆し、積層板の絶縁層を露出させてなる両面もしくは片
面プリント配線板である電子部品。 - 【請求項2】 内層回路層用に通常のガラス−エポキシ
樹脂で絶縁層を構成した内層用銅張積層板に導電層回路
を形成し、少なくとも最外層側に接続する絶縁層に、E
型ガラスのクロスもしくはガラス不織布または紙に主剤
エポキシ樹脂、硬化剤、反応促進剤、溶剤及びゴキブリ
忌避剤を主成分として構成されるワニスを含浸、仮乾燥
させて構成され、主剤エポキシ樹脂100重量部に対し
てゴキブリ忌避剤10〜80重量部含有させたプリプレ
グからなるゴキブリ忌避剤含有電子部品材料を用い、か
つその外側から外層回路層用の銅箔で挟み、加温、加圧
して作製するゴキブリ忌避剤含有銅張積層板に外層用導
電層回路を形成し導電層回路のはんだ付け等の実装用ラ
ンド以外の導電層をソルダレジストで被覆し、積層板の
絶縁層を露出させてなる多層プリント配線板である電子
部品。 - 【請求項3】 内層回路層用に通常のガラス−エポキシ
樹脂で絶縁層を構成した内層用銅張積層板に導電層回路
を形成し、外層側に接続する絶縁層に通常のガラス−エ
ポキシ樹脂で構成したプリプレグを用い、かつ少なくと
も最外層側に接続する絶縁層として、E型ガラスのクロ
スもしくはガラス不織布または紙に主剤エポキシ樹脂、
硬化剤、反応促進剤、溶剤及びゴキブリ忌避剤を主成分
として構成されるワニスを含浸、仮乾燥させて構成さ
れ、主剤エポキシ樹脂100重量部に対してゴキブリ忌
避剤10〜80重量部含有させたプリプレグからなるゴ
キブリ忌避剤含有電子部品材料を加温、加圧して作製し
た銅張積層板で挟み、加温、加圧して作製するゴキブリ
忌避剤含有銅張積層板に外層用導電層回路を形成し導電
層回路のはんだ付け等の実装用ランド以外の導電層をソ
ルダレジストで被覆し、積層板の絶縁層を露出させてな
るIVHを有する多層プリント配線板である電子部品。 - 【請求項4】 内層回路層用に通常のガラス−エポキシ
樹脂で絶縁層を構成した内層用銅張積層板に導電層回路
を形成し、少なくとも最外層側に接続する絶縁層とし
て、主剤エポキシ樹脂、硬化剤、反応促進剤、溶剤を主
成分として構成され、主剤エポキシ樹脂100重量部に
対してゴキブリ忌避剤10〜80重量部含有してなる絶
縁層樹脂であるゴキブリ忌避剤含有電子部品材料で構成
した絶縁層をスクリーン印刷、あるいはカーテンコー
タ、もしくはラミネート等により塗布、熱硬化して作製
するゴキブリ忌避剤含有銅張積層板に外層用導電層回路
を形成し導電層回路のはんだ付け等の実装用ランド以外
の導電層をソルダレジストで被覆し、積層板の絶縁層を
露出させてなる多層プリント配線板である電子部品。 - 【請求項5】 内層回路層用に通常のガラス−エポキシ
樹脂で絶縁層を構成した内層用銅張積層板に導電層回路
を形成し、少なくとも最外層側に接続する絶縁層及び外
層導電回路用銅箔として、主剤エポキシ樹脂、硬化剤、
反応促進剤を主成分として構成され、主剤エポキシ樹脂
100重量部に対してゴキブリ忌避剤10〜80重量部
含有してなる熱硬化型樹脂フィルムであるゴキブリ忌避
剤含有電子部品材料に銅箔をラミネート等により形成、
熱硬化して作製するゴキブリ忌避剤含有銅張積層板もし
くは加温、加圧して作製するゴキブリ忌避剤含有銅張積
層板に外層用導電層回路を形成し導電層回路のはんだ付
け等の実装用ランド以外の導電層をソルダレジストで被
覆し、積層板の絶縁層を露出させてなる多層プリント配
線板である電子部品。
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