JP3461432B2 - パワーウインド装置 - Google Patents

パワーウインド装置

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JP3461432B2 JP17592697A JP17592697A JP3461432B2 JP 3461432 B2 JP3461432 B2 JP 3461432B2 JP 17592697 A JP17592697 A JP 17592697A JP 17592697 A JP17592697 A JP 17592697A JP 3461432 B2 JP3461432 B2 JP 3461432B2
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    • B60J7/02Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes
    • B60J7/04Non-fixed roofs; Roofs with movable panels, e.g. rotary sunroofs of sliding type, e.g. comprising guide shoes with rigid plate-like element or elements, e.g. open roofs with harmonica-type folding rigid panels
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーウインド装
置に係わり、特に、何等かの原因によって自動車が水中
に落ちたような場合、ウインド下降スイッチの操作によ
ってドアウインドを開くことができるようにしたパワー
ウインド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車に用いられるパワーウイ
ンド装置は、自動車が水中に落ちたような場合、ウイン
ド上昇スイッチの接点間及びウインド下降スイッチの接
点間が、浸水してきた水によって電気的絶縁の維持が困
難になり、ウインド上昇スイッチ及びウインド下降スイ
ッチの各接点が開いているにも係わらず、電気的に導通
した状態になり、以後、ウインド下降スイッチを操作し
てもウインドの下降操作、即ち、ウインドの開放操作を
行うことができなくなる。
【0003】ここで、図5は、かかる既知のパワーウイ
ンド装置の主要部分の回路構成の一例を示す回路図であ
る。
【0004】図5に示されるように、パワーウインド装
置は、ウインド上昇用スイッチ21と、ウインド上昇用
リレー22及びその接点221 と、ウインド下降用スイ
ッチ23と、ウインド下降用リレー24及びその接点2
1 と、自動上昇用スイッチ25と、自動下降用スイッ
チ26と、ウインド開閉用モーター27と、制御用集積
回路(IC)28と、車載電源(バッテリー)29とか
らなっている。
【0005】そして、車載電源29と接地間に、ウイン
ド上昇用スイッチ21とウインド上昇用リレー22が直
列接続されるとともに、ウインド下降用スイッチ23と
ウインド下降用リレー24が直列接続される。ウインド
上昇用スイッチ21とウインド上昇用リレー22の接続
点aは、制御用集積回路28の端子に接続され、ウイ
ンド下降用スイッチ23とウインド下降用リレー24の
接続点bは、制御用集積回路28の端子に接続され
る。自動上昇用スイッチ25は、接続点aと制御用集積
回路28の端子との間に接続され、自動下降用スイッ
チ26は、接続点bと制御用集積回路28の端子との
間に接続される。ウインド上昇用リレー22の接点22
1 は、可動接点がウインド開閉用モーター27の一端
に、一方の固定接点が車載電源29に、他方の固定接点
が接地点にそれぞれ接続され、ウインド下降用リレー2
4の接点241 は、可動接点がウインド開閉用モーター
27の他端に、一方の固定接点が車載電源29に、他方
の固定接点が接地点にそれぞれ接続される。制御用集積
回路28は、端子がウインド上昇用リレー22に、端
子がウインド下降用リレー24に、端子が車載電源
29にそれぞれ接続されている。
【0006】前記構成によるパワーウインド装置は、概
略、次のように動作する。
【0007】自動車のドライバー等がウインド上昇用ス
イッチ21を操作すると、その接点が閉じ、ウインド上
昇用リレー22が車載電源29によって駆動される。こ
のとき、ウインド上昇用リレー22の接点221 が切替
わり、ウインド開閉用モーター27が一方方向に回転
し、それによりウインドが上昇方向(閉じる方向)に移
動する。そして、ウインド上昇用スイッチ21の操作を
停止すれば、その接点が開き、ウインド上昇用リレー2
2の駆動が停止するので、ウインド開閉用モーター27
の回転も停止し、ウインドの上昇も停止する。一方、ウ
インド下降用スイッチ23を操作すると、その接点が閉
じ、ウインド下降用リレー24が車載電源29によって
駆動される。このとき、ウインド下降用リレー24の接
点241 が切替わり、ウインド開閉用モーター27が他
方方向に回転し、それによりウインドが下降方向(開く
方向)に移動する。そして、ウインド下降用スイッチ2
3の操作を停止すれば、その接点が開き、ウインド下降
用リレー24の駆動が停止するので、ウインド開閉用モ
ーター27の回転も停止し、ウインドの下降も停止す
る。
【0008】また、自動車のドライバー等が自動上昇用
スイッチ25を操作すると、その接点が閉じるととも
に、ウインド上昇用スイッチ21も同時操作され、その
接点も閉じるようになる。このウインド上昇用スイッチ
21の接点の閉鎖により、ウインド上昇用リレー22が
車載電源29によって駆動され、前述のウインド上昇用
スイッチ21を操作した場合と同様に、ウインド開閉用
モーター27が一方方向に回転し、それによりウインド
が上昇方向(閉じる方向)に移動する。また、ウインド
上昇用スイッチ21の接点の閉鎖及び自動上昇用スイッ
チ25の接点の閉鎖により、制御用集積回路28の端子
と端子にそれぞれ接続点aの電圧が供給され、その
電圧の供給に応答して、制御用集積回路28の端子に
車載電源29の電圧がラッチされて出力され、ウインド
上昇用リレー22に供給されるようになる。このため、
自動上昇用スイッチ25を操作を停止し、その接点を開
き、同時に、ウインド上昇用スイッチ21の操作が停止
され、その接点が開かれても、端子の出力電圧はラッ
チされているのでウインド上昇用リレー22が駆動され
続け、ウインド開閉用モーター27が一方方向に回転
し、それによりウインドが上昇方向(閉じる方向)に移
動し続ける。そして、このウインドの上昇方向(閉じる
方向)への移動は、ウインドが全閉状態になるまで続行
される。
【0009】同様にして、自動下降用スイッチ26を操
作すると、その接点が閉じるとともに、ウインド下降用
スイッチ23も同時操作され、その接点も閉じる。この
場合も、前述のウインド下降用スイッチ23を操作した
場合と同様に、ウインド開閉用モーター27が他方方向
に回転し、それによりウインドが下降方向(開く方向)
に移動する。また、ウインド下降用スイッチ23の接点
の閉鎖及び自動下降用スイッチ26の接点の閉鎖で、制
御用集積回路28の端子と端子にそれぞれ接続点b
の電圧が供給され、その電圧の供給に応答して、制御用
集積回路28の端子に車載電源29の電圧がラッチさ
れて出力され、ウインド下降用リレー24に供給され
る。このため、自動下降用スイッチ26を操作を停止
し、その接点を開き、同時に、ウインド下降用スイッチ
23の操作が停止され、その接点が開かれても、端子
の出力電圧はラッチされているのでウインド下降用リレ
ー24が駆動され続け、ウインド開閉用モーター27が
他方方向に回転し、ウインドが下降方向(開く方向)に
移動し続ける。そして、このウインドの下降方向(開く
方向)への移動は、ウインドが全開状態になるまで続行
される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記既知のパワーウイ
ンド装置は、何等かの原因で自動車が水中に落ち、ウイ
ンド上昇用スイッチ21及びウインド下降用スイッチ2
3が浸水すると、それらの接点間に水による導通抵抗が
接続された形になり、ウインド上昇用スイッチ21及び
ウインド下降用スイッチ23の各接点が開いているにも
係わらず、ウインド上昇用リレー22及びウインド下降
用リレー24に車載電源29の出力が加わり、ウインド
上昇用リレー22及びウインド下降用リレー24が同時
駆動されるか、ウインド上昇用リレー22及びウインド
下降用リレー24が同時半駆動されるようになり、その
結果、それらの接点221 、241 が同時に切替られる
か、それらの接点221 、241 がどちらの固定接点に
も切替えられない状態になる。このとき、自動車のドラ
イバがウインドを開けるために、ウインド下降用スイッ
チ23を操作しても、ウインド開閉用モーター27が回
転駆動されない。
【0011】このように、前記既知のパワーウインド装
置は、自動車が水中に落ち、浸水状態になったとき、も
はや正常な動作を行うことができなくなるという問題を
有しているものである。
【0012】本発明は、かかる問題点を解決するもの
で、その1つの目的は、自動車が水中に落ち、浸水状態
になったときでも、スイッチの操作によってウインドを
開くことができるパワーウインド装置を提供することに
ある。
【0013】また、本発明の他の目的は、自動車が水中
に落ち、浸水状態になったときに、スイッチを操作しな
くても、自動的にウインドを開くことができるパワーウ
インド装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記1つの目的を達成す
るために、本発明によるパワーウインド装置は、車載電
源と接地間に、第1スイッチと第1リレーの直列回路及
び第2スイッチと第2リレーの直列回路を接続し、第1
スイッチの操作でウインドを上昇させ、第2スイッチの
操作でウインドを下降させる場合に、第1スイッチ及び
第2スイッチを1回路2接点のもので構成し、第1スイ
ッチ及び第2スイッチの常閉固定接点を接地接続する
か、第1スイッチ及び第2スイッチの常閉固定接点を車
載電源に接続し、かつ、それらの常開固定接点を接地接
続する第1の手段を具備する。
【0015】この第1の手段によれば、自動車が水中に
落ち、第1スイッチや第2スイッチが浸水し、第1スイ
ッチの接点間及び第2スイッチの接点間にそれぞれ水の
導通抵抗が挿入接続されたとしても、車載電源の電圧は
これら導通抵抗を通して接地点に流れるので、第1リレ
ー及び第2リレーに車載電源の電圧が印加されず、第1
リレー及び第2リレーが駆動されない。このとき、第2
スイッチを操作すると、その接点の切替によって接点間
に挿入接続されていた導通抵抗が短絡され、車載電源の
電圧が第2リレーに印加されるので、第2リレーが駆動
されてモーターが他方方向に回転し、ウインドが開かれ
る。
【0016】また、前記他の目的を達成するために、本
発明によるパワーウインド装置は、車載電源と接地間
に、第1スイッチと第1リレーの直列回路及び第2スイ
ッチと第2リレーの直列回路を接続し、第1スイッチの
操作でウインドを上昇させ、第2スイッチの操作でウイ
ンドを下降させる場合に、第1スイッチを1回路2接点
のもので構成し、第1スイッチの常閉固定接点を接地接
続し、第2スイッチは開放されている第2の手段を具備
する。
【0017】この第2の手段によれば、自動車が水中に
落ち、第1スイッチや第2スイッチが浸水し、第1スイ
ッチの接点間及び第2スイッチの接点間にそれぞれ水の
導通抵抗が挿入接続されたとき、車載電源の電圧は第1
スイッチ側の導通抵抗を通して接地点に流れるので、第
1リレーに車載電源の電圧が印加されず、第1リレーが
駆動されない。一方、車載電源の電圧は第2スイッチ側
の導通抵抗を通して第2リレーに印加され、第2リレー
を駆動するようになるので、モーターが他方方向に回転
し、ウインドが自動的に開かれる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態におい
て、パワーウインド装置は、車載電源と接地間に、第1
スイッチと第1リレーとからなる第1直列回路、及び、
第2スイッチと第2リレーとからなる第2直列回路をそ
れぞれ接続し、第1スイッチの操作時に、第1リレーが
付勢され、その接点の切替によってモーターが1方方向
に回転駆動され、ウインドを上昇させるとともに、第2
スイッチの操作時に、第2リレーが付勢され、その接点
の切替によってモーターが他方方向に回転駆動され、ウ
インドを下降させるものであって、第1スイッチ及び第
2スイッチは、1回路2接点スイッチからなり、第1ス
イッチ及び第2スイッチの非操作時に切替えられている
固定接点が接地接続されているものである。
【0019】この本発明の第1の実施の形態の変形例と
して、第1スイッチ及び第2スイッチの非操作時に切替
えられている固定接点は、微小ギャップを介して接地接
続されているものである。
【0020】この本発明の第1の実施の形態の他の例と
して、パワーウインド装置は、車載電源と接地間に、第
1スイッチと第1リレーとからなる第1直列回路、及
び、第2スイッチと第2リレーとからなる第2直列回路
をそれぞれ接続し、第1スイッチの操作時に、第1リレ
ーが付勢され、その接点の切替によってモーターが1方
方向に回転駆動され、ウインドを上昇させるとともに、
第2スイッチの操作時に、第2リレーが付勢され、その
接点の切替によってモーターが他方方向に回転駆動さ
れ、ウインドを下降させるものであって、第1スイッチ
及び第2スイッチは、1回路2接点スイッチからなり、
第1スイッチ及び第2スイッチの非操作時に切替えられ
ている固定接点が車載電源に接続され、かつ、第1スイ
ッチ及び第2スイッチの操作時に切替えられている固定
接点が接地接続されているものである。
【0021】これら本発明の第1の実施の形態によれ
ば、自動車が水中に落ち、第1スイッチや第2スイッチ
の配置部分が浸水し、それにより第1スイッチの接点間
及び第2スイッチの接点間にそれぞれ水の導通抵抗が挿
入接続されるようになったとしても、車載電源の電圧は
これら水の導通抵抗を通り、接地接続された固定接点側
に切替られている可動接点を経て接地点に流れてしまう
ので、第1リレー及び第2リレーに車載電源の電圧が印
加されることがなく、第1リレー及び第2リレーがこれ
ら水の導通抵抗の挿入接続によって駆動されることがな
い。そして、このとき、自動車のドライバー等が第2ス
イッチを操作すると、その可動接点が車載電源に接続さ
れている固定接点側または接地接続されている固定接点
側に切替えられ、それまで接点間に挿入接続されていた
導通抵抗を短絡するので、車載電源の電圧が直接第2リ
レーに印加されるようになり、その結果、第2リレーが
駆動され、その接点が切替えられてモーターが他方方向
に回転し、ウインドが開くようになる。
【0022】また、本発明の第2の実施の形態におい
て、パワーウインド装置は、車載電源と接地間に、第1
スイッチと第1リレーとからなる第1直列回路、及び、
第2スイッチと第2リレーとからなる第2直列回路をそ
れぞれ接続し、第1スイッチの操作時に、第1リレーが
付勢され、その接点の切替によってモーターが1方方向
に回転駆動され、ウインドを上昇させるとともに、第2
スイッチの操作時に、第2リレーが付勢され、その接点
の切替によってモーターが他方方向に回転駆動され、ウ
インドを下降させるものであって、第1スイッチは、1
回路2接点スイッチからなり、第1スイッチの非操作時
に切替えられている固定接点が接地接続され、第2スイ
ッチは、非操作時に開放されているものである。
【0023】本発明の第2の実施の形態によれば、自動
車が水中に落ち、第1スイッチや第2スイッチの配置部
分が浸水し、それにより第1スイッチの接点間及び第2
スイッチの接点間にそれぞれ水の導通抵抗が挿入接続さ
れるようになったとき、車載電源の電圧は、第1スイッ
チ側に挿入接続された水の導通抵抗を通り、接地接続さ
れた固定接点側に切替られている可動接点を経て接地点
に流れてしまうので、第1リレーに車載電源の電圧が印
加されることがなく、第1リレーが水の導通抵抗の挿入
接続によって駆動されることがない。一方、車載電源の
電圧は、第2スイッチ側に挿入接続された水の導通抵抗
を通して第2リレーに印加され、第2リレーを駆動する
ので、その接点が切替えられてモーターが他方方向に回
転し、ウインドが自動的に開くようになる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0025】図1は、本発明によるパワーウインド装置
の第1実施例における主要部分の回路構成を示す回路図
である。
【0026】図1に示されるように、第1実施例のパワ
ーウインド装置は、ウインド上昇用スイッチ(第1スイ
ッチ)1と、ウインド上昇用リレー(第1リレー)2及
びその接点21 と、ウインド下降用スイッチ(第2スイ
ッチ)3と、ウインド下降用リレー(第2リレー)4及
びその接点41 と、自動上昇用スイッチ5と、自動下降
用スイッチ6と、第1逆流阻止用ダイオード7と、第2
逆流阻止用ダイオード8と、ウインド開閉用モーター9
と、制御用集積回路(IC)10と、車載電源(バッテ
リー)11とからなっている。
【0027】そして、車載電源11と接地間に、ウイン
ド上昇用スイッチ1と第1逆流阻止用ダイオード7とウ
インド上昇用リレー2との直列接続からなる第1直列回
路が、ウインド下降用スイッチ3と第2逆流阻止用ダイ
オード8とウインド下降用リレー4が直列接続からなる
第2直列回路がそれぞれ接続される。この場合、ウイン
ド上昇用スイッチ1及びウインド下降用スイッチ2は、
いずれも1回路2接点スイッチからなるもので、常閉固
定接点が接地接続され、常開固定接点が車載電源11に
接続され、可動接点が第1逆流阻止用ダイオード7また
は第2逆流阻止用ダイオード8に接続される。ウインド
上昇用リレー2と第1逆流阻止用ダイオード7との接続
点aは、制御用集積回路10のポートに接続され、ウ
インド下降用リレー4と第2逆流阻止用ダイオード8と
の接続点bは、制御用集積回路10のポートに接続さ
れる。自動上昇用スイッチ5は、一端が接続点aに、他
端が制御用集積回路10のポートにそれぞれ接続さ
れ、自動下降用スイッチ6は、一端が接続点bに、他端
が制御用集積回路10のポートにそれぞれ接続され
る。ウインド上昇用リレー2の接点21 は、可動接点が
ウインド開閉用モーター9の一端に、一方の固定接点が
車載電源11に、他方の固定接点が接地点にそれぞれ接
続され、ウインド下降用リレー4の接点41 は、可動接
点がウインド開閉用モーター9の他端に、一方の固定接
点が車載電源11に、他方の固定接点が接地点にそれぞ
れ接続される。制御用集積回路10は、ポートがウイ
ンド上昇用リレー2と第1逆流阻止用ダイオード7の接
続点に、ポートがウインド下降用リレー4と第2逆流
阻止用ダイオード8の接続点に、ポートが車載電源1
1にそれぞれ接続されている。
【0028】前記構成による第1実施例のパワーウイン
ド装置は、概略、次のように動作する。
【0029】自動車のドライバー等がウインド上昇用ス
イッチ1を操作すると、その接点が図示の常閉固定接点
側から常開固定接点側に切替えられ、車載電源11の電
圧がウインド上昇用スイッチ1及び第1逆流阻止用ダイ
オード7を通してウインド上昇用リレー2に印加され、
ウインド上昇用リレー2が駆動される。このとき、ウイ
ンド上昇用リレー2の接点21 が図示の接続状態から逆
の接続状態に切替わり、ウインド開閉用モーター9に車
載電源11の電圧が供給されて、ウインド開閉用モータ
ー9が一方方向に回転する。このウインド開閉用モータ
ー9の一方方向への回転により、ウインドを上昇させ、
ウインドが閉じるように動作する。そして、ウインド上
昇用スイッチ1の操作を停止すれば、その接点が図示の
常閉固定接点側に切替えられ、車載電源11の電圧がウ
インド上昇用スイッチ1によって阻止され、ウインド上
昇用リレー2の駆動が停止するので、ウインド開閉用モ
ーター9も回転を停止し、ウインドの上昇が停止して、
その位置に保持される。
【0030】一方、自動車のドライバー等がウインド下
降用スイッチ3を操作すると、その接点が図示の常閉固
定接点側から常開固定接点側に切替えられ、車載電源1
1の電圧がウインド下降用スイッチ3及び第2逆流阻止
用ダイオード8を通してウインド下降用リレー4に印加
され、ウインド下降用リレー4が駆動される。このと
き、ウインド下降用リレー4の接点41 が図示の接続状
態から逆の接続状態に切替わり、ウインド開閉用モータ
ー9に車載電源11の電圧が供給されて、ウインド開閉
用モーター9が他方方向に回転する。このウインド開閉
用モーター9の他方方向への回転により、ウインドを下
降させ、ウインドが開くように動作する。そして、ウイ
ンド下降用スイッチ3の操作を停止すれば、その接点が
図示の常閉固定接点側に切替えられ、車載電源11の電
圧がウインド下降用スイッチ3によって阻止され、ウイ
ンド下降用リレー4の駆動が停止するので、ウインド開
閉用モーター9も回転を停止し、ウインドの下降が停止
してその位置に保持される。
【0031】また、自動車のドライバー等が自動上昇用
スイッチ5を操作すると、その操作に連動してウインド
上昇用スイッチ1も同時操作され、自動上昇用スイッチ
5の接点が閉じるとともに、ウインド上昇用スイッチ1
の接点も図示の常閉固定接点側から常開固定接点側に切
替えられる。ウインド上昇用スイッチ1の接点が常開固
定接点側に切替えられると、車載電源11の電圧がウイ
ンド上昇用スイッチ1及び第1逆流阻止用ダイオード7
を介してウインド上昇用リレー2に印加され、前述のウ
インド上昇用スイッチ1を操作した場合と同様に、ウイ
ンド上昇用リレー2が駆動され、ウインド開閉用モータ
ー9が一方方向に回転し、このウインド開閉用モーター
9の一方方向の回転により、ウインドを上昇させ、ウイ
ンドを閉じるように動作する。このとき、ウインド上昇
用スイッチ1の接点が常開固定接点側に切替えられたこ
と、及び、自動上昇用スイッチ5の接点が閉じたことに
より、制御用集積回路10のポートとポートにそれ
ぞれ接続点aの電圧が供給され、制御用集積回路10
は、その電圧の供給に応答してポートに供給される車
載電源11の電圧をラッチしてポートに出力し、ウイ
ンド上昇用リレー2に供給する。ここで、自動上昇用ス
イッチ5を操作を停止し、それに連動してウインド上昇
用スイッチ1の操作を停止すると、ウインド上昇用スイ
ッチ1の接点が常開固定接点側から常閉固定接点側に切
替えられ、ウインド上昇用リレー2へのウインド上昇用
スイッチ1を介する車載電源11の電圧の供給が停止さ
れるが、制御用集積回路10のポートから出力される
車載電源11の電圧はラッチされていて、依然としてウ
インド上昇用リレー2に印加されるので、ウインド上昇
用リレー2は駆動され続ける。このため、ウインド開閉
用モーター9は、一方方向に回転し続け、それによりウ
インドを上昇させ続ける。なお、このウインドの上昇は
ウインドが最上部まで到達して全閉状態になるまで続行
される。この場合、第1逆流阻止用ダイオード7は、制
御用集積回路10のポートから出力される車載電源1
1の電圧が全てウインド上昇用リレー2に印加するよう
に接続しているものである。
【0032】同じように、自動車のドライバー等が自動
下降用スイッチ6を操作すると、その操作に連動してウ
インド下降用スイッチ3も同時操作され、自動下降用ス
イッチ5の接点が閉じるとともに、ウインド下降用スイ
ッチ3の接点も図示の常閉固定接点側から常開固定接点
側に切替えられる。ウインド下降用スイッチ3の接点が
常開固定接点側に切替えられると、車載電源11の電圧
がウインド下降用スイッチ3及び第2逆流阻止用ダイオ
ード8を介してウインド下降用リレー4に印加され、前
述のウインド下降用スイッチ3を操作した場合と同様
に、ウインド下降用リレー4が駆動され、ウインド開閉
用モーター9が他方方向に回転し、ウインド開閉用モー
ター9の他方方向の回転により、ウインドを下降させ、
ウインドを開くように動作する。このとき、ウインド下
降用スイッチ3の接点が常開固定接点側に切替えられた
こと、及び、自動下降用スイッチ6の接点が閉じたこと
により、制御用集積回路10のポートとポートにそ
れぞれ接続点aの電圧が供給され、制御用集積回路10
は、その電圧の供給に応答してポートに供給される車
載電源11の電圧がラッチされてポートに出力され、
ウインド下降用リレー4に供給する。ここで、自動下降
用スイッチ6を操作を停止し、それに連動してウインド
下降用スイッチ3の操作を停止すると、ウインド下降用
スイッチ3の接点が常開固定接点側から常閉固定接点側
に切替えられ、ウインド下降用リレー4へのウインド下
降用スイッチ3を介する車載電源11の電圧の供給が停
止されるが、制御用集積回路10のポートから出力さ
れる車載電源11の電圧はラッチされていて、依然とし
てウインド下降用リレー4に印加されるので、ウインド
下降用リレー4は駆動され続ける。このため、ウインド
開閉用モーター9は、他方方向に回転し続け、それによ
りウインドを下降させ続ける。なお、このウインドの下
降はウインドが最下部まで到達して全開状態になるまで
続行される。この場合も、第2逆流阻止用ダイオード8
は、制御用集積回路10のポートから出力される車載
電源11の電圧が全てウインド下降用リレー4に印加さ
れるように接続しているものである。
【0033】さらに、自動車のウインドが閉じた状態に
あるとき、その自動車が何等かの原因で水中に落ちたと
すると、ドアの内部に取り付けられているパワーウイン
ド装置に浸水し、ウインド上昇用スイッチ1及びウイン
ド下降用スイッチ3も浸水するようになる。この場合、
パワーウインド装置は周辺回路部分が防水処理され、し
かも、ウインド上昇用スイッチ1やウインド下降用スイ
ッチ3自体も防水処理されているが、パワーウインド装
置が浸水すると、僅かな隙間からウインド上昇用スイッ
チ1やウインド下降用スイッチ3内に水が浸水するよう
になる。ウインド上昇用スイッチ1及びウインド下降用
スイッチ3が浸水すると、それらの常開固定接点と可動
接点間に水の導通抵抗が挿入接続されるようになるが、
ウインド上昇用スイッチ1及びウインド下降用スイッチ
3は、いずれも常閉固定接点が接地接続されているの
で、車載電源11の電圧は、ウインド上昇用スイッチ1
及びウインド下降用スイッチ3の双方において、常開固
定接点と可動接点間にある水の導通抵抗及び常閉固定接
点側に切替えられている接点を通して接地点に流れ、ウ
インド上昇用リレー2及びウインド下降用リレー4に印
加されない。このため、ウインド上昇用リレー2及びウ
インド下降用リレー4の各接点21 、41 は図示の接続
状態にあって、ウインド開閉用モーター9は回転しな
い。
【0034】このような状態のとき、自動車のドライバ
ー等がウインド下降用スイッチ3を操作すると、ウイン
ド下降用スイッチ3においては、その接点が常閉固定接
点側から常開固定接点側に切替えられ、常開固定接点と
可動接点間に接続されていた水の導通抵抗が接点の切替
えによって短絡状態になり、同時に、常閉固定接点と可
動接点間が短絡状態から開放状態になり、常閉固定接点
と可動接点間に水の導通抵抗が挿入接続されるようにな
る。このため、車載電源11の電圧は、短絡状態にある
ウインド下降用スイッチ3を通してウインド下降用リレ
ー4に印加され、ウインド下降用リレー4が駆動され
る。そして、ウインド下降用リレー4の駆動により、そ
の接点41 が図示の接続状態から逆の接続状態に切替え
られて、ウインド開閉用モーター9に車載電源11の電
圧が印加され、ウインド開閉用モーター9が他方方向に
駆動される。これにより、ウインドが下降し、ウインド
が開かれるので、自動車のドライバー等は開いたウイン
ドから脱出することが可能になる。
【0035】このように、第1実施例のパワーウインド
装置は、自動車が水中に落ち、それによりパワーウイン
ド装置に浸水するようになっても、ウインド下降用スイ
ッチ3を操作することにより、ウインドを開くことが可
能なものである。
【0036】ところで、第1実施例のパワーウインド装
置においては、ウインド上昇用スイッチ1及びウインド
下降用スイッチ3として、常閉固定接点を接地接続した
1回路2接点のスイッチを用いた例を挙げて説明した
が、常閉固定接点を直接接地接続せずに、微小ギャップ
を介して接地接続した1回路2接点のスイッチを用いる
ようにしてもよい。
【0037】図2は、このようなスイッチを用いたウイ
ンド上昇用スイッチ及びウインド下降用スイッチの構成
例を示す回路構成図である。
【0038】図2に示されるように、ウインド上昇用ス
イッチ1’は、1回路2接点のスイッチである点で第1
実施例のウインド上昇用スイッチ1と同じであるが、常
閉固定接点が直接接地される代りに、微小ギャップを介
して接地接続されている点でウインド上昇用スイッチ1
と異なっている。同様に、ウインド下降用スイッチ3’
も、1回路2接点のスイッチである点で第1実施例のウ
インド下降用スイッチ3と同じであるが、常閉固定接点
が直接接地される代りに、微小ギャップを介して接地接
続されている点でウインド下降用スイッチ3と異なって
いる。
【0039】このような構成のウインド上昇用スイッチ
1’及びウインド下降用スイッチ3’を用いれば、水の
導通抵抗が比較的小さく、常閉固定接点と可動接点間に
接続される水の導通抵抗だけでは、車載電源11の電圧
を大きく消耗してしまうような場合に好適である。
【0040】さらに、第1実施例のパワーウインド装置
においては、ウインド上昇用スイッチ1と第1逆流防止
用ダイオード7とがウインド上昇用リレー2の車載電源
11側に接続され、ウインド下降用スイッチ3と第2逆
流防止用ダイオード8とがウインド下降用リレー4の車
載電源11側に接続された例を示すものであるが、ウイ
ンド上昇用スイッチ1と第1逆流防止用ダイオード7と
をウインド上昇用リレー2の接地側に接続し、ウインド
下降用スイッチ3と第2逆流防止用ダイオード8とをウ
インド下降用リレー4の接地側に接続することもでき
る。
【0041】図3は、ウインド上昇用リレー2の接地側
にウインド上昇用スイッチ1を、ウインド下降用リレー
4の接地側にウインド下降用スイッチ3を接続した場合
の回路構成を示す回路図であって、ウインド上昇用リレ
ー2及びウインド下降用リレー4に直接関連した構成部
分だけを示したものである。
【0042】図3において、図1に示された構成要素と
同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0043】図3に示されるように、ウインド上昇用ス
イッチ1は、常閉固定接点が車載電源11に接続され、
常開固定接点が接地接続され、可動接点が第1逆流防止
用ダイオード7を介してウインド上昇用リレー2の他端
(接地側端子)に接続されている。ウインド上昇用リレ
ー2は、一端(電源側端子)が車載電源11に直接接続
されている。ウインド下降用スイッチ3は、常閉固定接
点が車載電源11に接続され、常開固定接点が接地接続
され、可動接点が第2逆流防止用ダイオード8を介して
ウインド下降用リレー4の他端(接地側端子)に接続さ
れている。ウインド下降用リレー4は、一端(電源側端
子)が車載電源11に直接接続されている。
【0044】前記構成によるパワーウインド装置の動作
は、第1実施例のパワーウインド装置の動作と殆んど同
じであるので、詳しい動作説明は省略する。
【0045】なお、この構成によるパワーウインド装置
においても、図2に示されるようなウインド上昇用スイ
ッチ1’及びウインド下降用スイッチ3’を用いるよう
にしてもよい。
【0046】これまでに説明した例は、自動車が水中に
落ち、パワーウインド装置が浸水したときに、ウインド
下降用スイッチ3を操作することにより、ウインドを開
くようにするものであるが、パワーウインド装置が浸水
したときに、ウインド下降用スイッチ3を操作しなくて
も、自動的にウインドが開かれるものであれば、より好
ましい。
【0047】図4は、本発明によるパワーウインド装置
の第2実施例における主要部分の回路構成を示す回路図
であって、パワーウインド装置が浸水したとき、ウイン
ドを自動的に開くことができる例を示すものである。
【0048】図4において、図1に示された構成要素と
同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0049】図4に示された第2実施例と図1に示され
た第1実施例との構成の相違は、1回路2接点のスイッ
チからなるウインド下降用スイッチとして、第1実施例
が常閉固定接点を接地接続しているのに対し、第2実施
例が常閉固定接点を開放状態にしている点、及び、第1
実施例が第2逆流防止用ダイオード8を用いているのに
対し、第2実施例が第2逆流防止用ダイオード8を用い
ていない点だけであって、その他に、第2実施例と第1
実施例との間に構成上の違いはない。このため、第2実
施例の構成については、これ以上の説明を省略する。
【0050】また、第2実施例の動作については、通常
時の動作、即ち、ウインド上昇用スイッチ1を操作した
場合の動作、ウインド下降用スイッチ3を操作した場合
の動作、自動上昇用スイッチ5を操作した場合の動作、
自動下降用スイッチ6を操作した場合の動作は、第1実
施例における対応したウインド上昇用スイッチ1を操作
した場合の動作、ウインド下降用スイッチ3を操作した
場合の動作、自動上昇用スイッチ5を操作した場合の動
作、自動下降用スイッチ6を操作した場合の動作と殆ん
ど同じであるので、これらの動作については説明を省略
し、以下においては、パワーウインド装置に浸水したと
きの動作について説明する。
【0051】自動車のウインドが閉じた状態にあると
き、その自動車が何等かの原因で水中に落ちた場合、ド
アの内部に取り付けられているパワーウインド装置に浸
水し、前述のように、ウインド上昇用スイッチ1及びウ
インド下降用スイッチ3も浸水する。このときに、ウイ
ンド上昇用スイッチ1においては、浸水によって、常開
固定接点と可動接点間に水の導通抵抗が挿入接続される
が、常閉固定接点が接地接続されているので、車載電源
11の電圧は、ウインド上昇用スイッチ1において、常
開固定接点と可動接点間にある水の導通抵抗及び常閉固
定接点側に切替えられている接点を通して接地点に流
れ、ウインド上昇用リレー2に印加されない。このた
め、ウインド上昇用リレー2の接点21 が図示の接続状
態に維持されている。また、ウインド下降用スイッチ3
においては、浸水によって、常開固定接点と可動接点間
に水の導通抵抗が挿入接続される点はウインド上昇用ス
イッチ1の場合と同じであるが、常閉固定接点側が開放
状態にあるため、車載電源11の電圧は、常開固定接点
と可動接点間に挿入接続される水の導通抵抗を通してウ
インド下降用リレー4に印加され、ウインド下降用リレ
ー4が駆動される。そして、ウインド下降用リレー4が
駆動されると、その接点41 が図示の接続状態から逆の
接続状態に切替えられ、ウインド開閉用モーター9に車
載電源11の電圧が印加され、ウインド開閉用モーター
9が他方方向に駆動される。これにより、ウインドが下
降し、ウインドが自動的に開かれるので、自動車のドラ
イバー等はウインド下降用スイッチ3を操作することな
しに、開いたウインドから脱出することが可能になる。
【0052】このように、第2実施例のパワーウインド
装置は、自動車が水中に落ち、それによりパワーウイン
ド装置に浸水するようになったとき、ウインド下降用ス
イッチ3を操作することなしに、ウインドが自動的に開
かれるものである。
【0053】この第2実施例においては、ウインド下降
用スイッチ4に1回路2接点のスイッチを用い、その常
閉固定接点を開放し、常開固定接点を車載電源11に接
続した例であるが、ウインド下降用スイッチ4を1回路
1接点の常開スイッチを用い、その固定接点を車載電源
11に接続してもよい。
【0054】なお、この第2実施例においても、ウイン
ド上昇用スイッチ1の代りに、図2に図示されるウイン
ド上昇用スイッチ1’を用いてもよい。
【0055】また、この第2実施例においても、ウイン
ド上昇用スイッチ1等をウインド上昇用リレー2の電源
側に接続し、かつ、ウインド下降用スイッチ3等をウイ
ンド下降用リレー4の電源側に接続する代りに、図3に
図示されるように、ウインド上昇用スイッチ1等をウイ
ンド上昇用リレー2の接地側に接続し、かつ、ウインド
下降用スイッチ3等をウインド下降用リレー4の接地側
に接続するようにしてもよい。
【0056】さらに、前記各実施例においては、自動上
昇スイッチ5及び自動下降スイッチ6を用い、制御用集
積回路10を用いている例を挙げて説明したが、簡易型
パワーウインド装置として、自動上昇スイッチ5や自動
下降スイッチ6及びそれらに関連する回路構成部、それ
に制御用集積回路10を省いても、前記各実施例の機能
を達成することができる。
【0057】
【発明の効果】以上のように、請求項1、2及び5に記
載の発明によれば、ウインド上昇用スイッチ(第1スイ
ッチ)及びウインド下降用スイッチ(第2スイッチ)に
1回路2接点のスイッチを用い、非操作時に切替られて
いる固定接点を接地接続するか、非操作時に切替えられ
ている固定接点を車載電源に接続し、かつ、操作時に切
替えられる固定接点を接地接続した構成にしているの
で、自動車が水中に落ち、浸水によって、ウインド上昇
用スイッチ(第1スイッチ)及びウインド下降用スイッ
チ(第2スイッチ)の接点間及びの接点間にそれぞれ水
の導通抵抗が挿入接続されたとき、車載電源の電圧は、
これら水の導通抵抗を通して接地点に流れ、ウインド上
昇用リレー(第1リレー)及びウインド下降用リレー
(第2リレー)が車載電源の電圧で駆動されない。この
ような状態のとき、ウインド下降用スイッチ(第2スイ
ッチ)を操作すると、その接点の切替で接点間に挿入接
続されていた水の導通抵抗が短絡され、車載電源の電圧
がウインド下降用リレー(第2リレー)を駆動し、モー
ターが回転してウインドを開くので、自動車からの脱出
が可能になるという効果がある。
【0058】また、請求項3、4に記載の発明によれ
ば、ウインド上昇用スイッチ(第1スイッチ)に1回路
2接点のスイッチを用い、ウインド上昇用スイッチ(第
1スイッチ)の非操作時に切替られている固定接点を接
地接続し、ウインド下降用スイッチ(第2スイッチ)の
接点を非操作時に開放しているので、自動車が水中に落
ち、浸水によって、ウインド上昇用スイッチ(第1スイ
ッチ)やウインド下降用スイッチ(第2スイッチ)の接
点間にそれぞれ水の導通抵抗が挿入接続されたとき、車
載電源の電圧は、ウインド上昇用スイッチ(第1スイッ
チ)の水の導通抵抗を通して接地点に流れ、ウインド上
昇用リレー(第1リレー)が車載電源の電圧で駆動され
ない。一方、車載電源の電圧は、ウインド下降用スイッ
チ(第2スイッチ)の水の導通抵抗を通してウインド下
降用リレー(第2リレー)を駆動し、モーターが回転し
てウインドが自動的に開かれるので、ウインド下降用ス
イッチ(第2スイッチ)を操作することなに、自動車か
らの脱出が可能になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるパワーウインド装置の第1実施例
における主要部分の回路構成を示す回路図である。
【図2】ウインド上昇用スイッチ及びウインド下降用ス
イッチの他の構成例を示す回路構成図である。
【図3】ウインド上昇用リレーの接地側にウインド上昇
用スイッチを、ウインド下降用リレーの接地側にウイン
ド下降用スイッチを接続した場合の回路構成を示す回路
図である。
【図4】本発明によるパワーウインド装置の第2実施例
における主要部分の回路構成を示す回路図である。
【図5】既知のパワーウインド装置の主要部分の回路構
成の一例を示す回路図である。
【符号の説明】
1、1’ ウインド上昇用スイッチ(第1スイッチ) 2 ウインド上昇用リレー(第1リレー) 21 ウインド上昇用リレーの接点 3、3’ ウインド下降用スイッチ(第2スイッチ) 4 ウインド下降用リレー(第2リレー) 41 ウインド下降用リレーの接点 5 自動上昇用スイッチ 6 自動下降用スイッチ 7 第1逆流阻止用ダイオード 8 第2逆流阻止用ダイオード 9 ウインド開閉用モーター 10 制御用集積回路(IC) 11 車載電源(バッテリー)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 晃 東京都大田区雪谷大塚町1番7号 アル プス電気株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−325277(JP,A) 特開 昭61−282572(JP,A) 登録実用新案3043616(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05F 15/16 B60J 1/17 H01H 9/54 H01H 47/00 A62B 37/00 B60R 21/00 630

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車載電源と接地間に、第1スイッチと第
    1リレーとからなる第1直列回路、及び、第2スイッチ
    と第2リレーとからなる第2直列回路をそれぞれ接続
    し、前記第1スイッチの操作時に、前記第1リレーが付
    勢され、その接点の切替によってモーターが1方方向に
    回転駆動され、ウインドを上昇させるとともに、前記第
    2スイッチの操作時に、前記第2リレーが付勢され、そ
    の接点の切替によって前記モーターが他方方向に回転駆
    動され、前記ウインドを下降させるパワーウインド装置
    であって、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチは、
    1回路2接点スイッチからなり、前記第1スイッチ及び
    前記第2スイッチの非操作時に切替えられている固定接
    点が接地接続されていることを特徴とするパワーウイン
    ド装置。
  2. 【請求項2】 前記第1スイッチ及び前記第2スイッチ
    の非操作時に切替えられている固定接点は、微小ギャッ
    プを介して接地接続されていることを特徴とする請求項
    1に記載のパワーウインド装置。
  3. 【請求項3】 車載電源と接地間に、第1スイッチと第
    1リレーとからなる第1直列回路、及び、第2スイッチ
    と第2リレーとからなる第2直列回路をそれぞれ接続
    し、前記第1スイッチの操作時に、前記第1リレーが付
    勢され、その接点の切替によってモーターが1方方向に
    回転駆動され、ウインドを上昇させるとともに、前記第
    2スイッチの操作時に、前記第2リレーが付勢され、そ
    の接点の切替によって前記モーターが他方方向に回転駆
    動され、前記ウインドを下降させるパワーウインド装置
    であって、前記第1スイッチは、1回路2接点スイッチ
    からなり、前記第1スイッチの非操作時に切替えられて
    いる固定接点が接地接続され、前記第2スイッチは、非
    操作時に開放されていることを特徴とするパワーウイン
    ド装置。
  4. 【請求項4】 前記第1スイッチの非操作時に切替えら
    れている固定接点は、微小ギャップを介して接地接続さ
    れていることを特徴とする請求項3に記載のパワーウイ
    ンド装置。
  5. 【請求項5】 車載電源と接地間に、第1スイッチと第
    1リレーとからなる第1直列回路、及び、第2スイッチ
    と第2リレーとからなる第2直列回路をそれぞれ接続
    し、前記第1スイッチの操作時に、前記第1リレーが付
    勢され、その接点の切替によってモーターが1方方向に
    回転駆動され、ウインドを上昇させるとともに、前記第
    2スイッチの操作時に、前記第2リレーが付勢され、そ
    の接点の切替によって前記モーターが他方方向に回転駆
    動され、前記ウインドを下降させるパワーウインド装置
    であって、前記第1スイッチ及び前記第2スイッチは、
    1回路2接点スイッチからなり、前記第1スイッチ及び
    前記第2スイッチの非操作時に切替えられている固定接
    点が前記車載電源に接続されていることを特徴とするパ
    ワーウインド装置。
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