JPH11115480A - パワーウィンドウ制御装置 - Google Patents

パワーウィンドウ制御装置

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JPH11115480A
JPH11115480A JP9280323A JP28032397A JPH11115480A JP H11115480 A JPH11115480 A JP H11115480A JP 9280323 A JP9280323 A JP 9280323A JP 28032397 A JP28032397 A JP 28032397A JP H11115480 A JPH11115480 A JP H11115480A
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JP
Japan
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power window
control unit
power
window control
window glass
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JP9280323A
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Yukio Kawamura
幸生 川村
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Harness System Technologies Research Ltd
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Publication date
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    • E05F15/00Power-operated mechanisms for wings
    • E05F15/70Power-operated mechanisms for wings with automatic actuation
    • E05F15/72Power-operated mechanisms for wings with automatic actuation responsive to emergency conditions, e.g. fire
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2201/00Constructional elements; Accessories therefor
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E05Y2900/50Application of doors, windows, wings or fittings thereof for vehicles
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    • E05Y2900/55Windows

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  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Window Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常時に何ら支障とならず、水没した場合に
ウィンドウガラスが自動的に降下するパワーウィンドウ
制御装置を提供する。 【解決手段】 電動機の駆動によりウィンドウガラスを
昇降制御させるパワーウィンドウ制御部3が、自動車の
運転席側ドア内に備えられる。運転席側ドアのパワーウ
ィンドウ制御部3より下方に位置した前後位置に水の浸
入を検出する水没センサ4、5がそれぞれ設けられる。
少なくとも一方の水没センサ4、5が水の浸入を検出し
た際、パワーウィンドウ制御部3のウィンドウガラス降
下回路を接続する自動降下制御部8が備えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パワーウィンドウ
を具備する自動車等の車両において、水没等の緊急時に
ウィンドウガラスを自動的に降下させるパワーウィンド
ウ制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パワーウィンドウを具備した自動
車が水没した場合等においては、自動車内に水が浸入す
るため電気系統が正常に作動しないことがあり、ウィン
ドウガラスを開操作できなくなることがあった。
【0003】そこで、実開昭59−82179号公報に
開示の如く、水没等の緊急時に電気系統の故障等により
動かなくなったパワーウィンドウを手動操作により開操
作可能とすべく、パワーウィンドウ操作用スイッチ以外
に手動操作用のハンドルを別途、備えた構造のものがあ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来公報に開示の構造によれば、ハンドル側の手動用ピニ
オンとウィンドウガラス駆動機構側の歯車とをかみ合わ
せた後、手動によるハンドルの回転操作によってウィン
ドウガラスを開操作する必要があるので、ウィンドウガ
ラスの開閉を手動操作できることを忘れていたり、気付
かなかったときには役立たないおそれがあった。
【0005】また、パワーウィンドウ操作用のスイッチ
以外に手動操作用のハンドルをドア内側に別途、設ける
必要があり、普段のパワーウィンドウ操作時には手動操
作用のハンドルが邪魔になるという問題もあった。
【0006】そこで、本発明の課題は、通常時に何ら支
障とならず、水没した場合にウィンドウガラスが自動的
に降下するパワーウィンドウ制御装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの第1の技術的手段は、電動機の駆動によりウィンド
ウガラスを昇降制御させるパワーウィンドウ制御部が、
車両の運転席側ドア内に備えられてなるパワーウィンド
ウにおいて、前記運転席側ドアのパワーウィンドウ制御
部より下方に位置した前後位置に水の浸入を検出する水
没センサがそれぞれ設けられ、少なくとも一方の水没セ
ンサが水の浸入を検出した際、パワーウィンドウ制御部
のウィンドウガラス降下回路を接続する自動降下制御部
が備えられてなる点にある。
【0008】また、イグニッションスイッチがオン状態
でエンジン停止またはオルタネータによる発電の低下・
停止時に、前記自動降下制御部に電源を供給する降下用
電源供給回路が備えられてなる構造としてもよい。
【0009】さらに、上記の課題を解決するための第2
の技術的手段は、電動機の駆動によりウィンドウガラス
を昇降制御させるパワーウィンドウ制御部が、車両の運
転席側ドア内に備えられてなるパワーウィンドウにおい
て、前記運転席側ドアのパワーウィンドウ制御部より下
方に位置した前後位置に水の浸入を検出する対の電極が
配置され、両電極間に発生するリーク電流が所定値を超
えた際に、パワーウィンドウ制御部のウィンドウガラス
降下回路を接続する自動降下回路が備えられてなる点に
ある。
【0010】また、前記パワーウィンドウ制御部の上
下、左右、前後にそれぞれ間隔を有して囲繞する六面体
を構成する各コーナー位置に、前記電極がそれぞれ配置
されると共に、互いに隣接するコーナー位置に配置され
た電極が互いに前記対をなす電極とされた構造としても
よい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、第1発明の第1の実施形態
を図面に基づいて説明すると、図1は車両の一例として
のパワーウィンドウを具備する自動車1を示しており、
その運転席側ドア2内には、各ドア2のウィンドウガラ
ス2aを個別に昇降制御するためのパワーウィンドウ制
御部3が備えられており、ドア2内面側に露出して配置
されたパワーウィンドウ操作用の各スイッチの操作によ
り、各ドア2に配置された電動機としてのモータが正逆
回転駆動されて、各ウィンドウガラス2aが昇降操作さ
れるように構成されている。
【0012】また、運転席側ドア2のパワーウィンドウ
制御部3より例えば10cm程度下方に位置すると共
に、そのドア2の前端部側内および後端部側内に位置し
て、水の浸入を検出する水没センサ4、5がそれぞれ設
けられている。この水没センサ4、5としては、例え
ば、水が電極間に付着して電気抵抗が低下し電流が増加
することによって水の浸入を検出する方式等、水の浸入
を検出できるセンサであればよい。
【0013】そして、図2に示される如く、前側水没セ
ンサ4もしくは後側水没センサ5の少なくともいずれか
一方が水の浸入、即ち水没を検出すると、その水没検出
信号がオア回路7を介して自動降下制御部8に入力さ
れ、自動降下制御部8に水没検出信号が入力されるとパ
ワーウィンドウ制御部3にウィンドウガラス降下信号を
出力し、パワーウィンドウ制御部3にウィンドウガラス
降下信号が入力されるとパワーウィンドウ制御部3にお
ける運転席側ドア2のウィンドウガラス2aを降下させ
る降下回路を接続するように構成されている。
【0014】なお、オア回路7や自動降下制御部8もパ
ワーウィンドウ制御部3と同様、ドア2内の配置される
と共に、パワーウィンドウ制御部3と同高さ位置、もし
くはパワーウィンドウ制御部3と同じユニット内に配置
されている。
【0015】本実施形態は以上のように構成されてお
り、車内に水が浸入してきて前側水没センサ4もしくは
後側水没センサ5のいずれか一方が水の浸入を検出すれ
ば、オア回路7、自動降下制御部8を通じてパワーウィ
ンドウ制御部3のウィンドウガラス降下回路が自動的に
接続され、運転席側ドア2のウィンドウガラス2aが自
動的に降下する。
【0016】なお、この際、各水没センサ4、5がパワ
ーウィンドウ制御部3よりも10cm程下方に配置され
ているため、パワーウィンドウ制御部3が水没して制御
不能となるまでにある程度の時間を確保でき、パワーウ
ィンドウ制御部3が水没する前にウィンドウガラス2a
を有効に下降操作できる利点がある。
【0017】また、ドア2内面側に露出して手動操作用
のハンドル等を別途設ける必要がなく、従来のパワーウ
ィンドウを具備した自動車1と外見上、全く変わらず、
パワーウィンドウの操作性や美観を何ら損なわない利点
もある。
【0018】図3は第1発明の第2の実施形態を示して
おり、上記第1の実施形態と同様構成部分は同一符号を
付し、その説明を省略する。
【0019】即ち、自動車1のオルタネータ10のL端
子は、エンジンストップまたはオルタネータ10自身の
故障によりその発電が低下あるいは停止した際に「Lo
w」を出力するように接続されており、この「Low」
の出力によりイグニッション電源から各分圧抵抗R1、
R2およびトランジスタTR1を通じて電流が流れ、そ
のためにトランジスタTR2がオンし、自動降下制御部
8に電源を供給する降下用電源供給回路11を備えた構
成とされている。
【0020】そして、前記オア回路7側の回路と降下用
電源供給回路11側の回路とは、アンド回路12を介し
て自動降下制御部8側に入力されるように構成されてい
る。
【0021】本実施形態は以上のように構成されてお
り、大雨時等の水掛かりでいずれかの水没センサ4、5
が作動して水没検出信号を出力した場合であっても、エ
ンジンが停止せずにオルタネータ10が正常な発電機能
を発揮していれば、自動降下制御部8に電源が供給され
ず、従って、自動降下制御部8に水没検出信号が入力し
ても、パワーウィンドウ制御部3にウィンドウガラス降
下信号を出力せず、ここに不用意なウィンドウガラス2
a降下の誤作動が有効に防止できる。
【0022】一方、水没時には、イグニッションスイッ
チがオンの状態でエンジンが停止しているため、降下用
電源供給回路11から自動降下制御部8に電源が供給さ
れ、さらに、前側水没センサ4もしくは後側水没センサ
5のいずれかから水没検出信号が自動降下制御部8に入
力されれば、自動降下制御部8はパワーウィンドウ制御
部3にウィンドウガラス降下信号を出力し、パワーウィ
ンドウ制御部3における運転席側ドア2のウィンドウガ
ラス2aを降下させるウィンドウガラス降下回路が接続
されて、運転席側ドア2のウィンドウガラス2aが自動
的に降下する。
【0023】従って、本実施形態においても上記第1の
実施形態と同様の効果を奏する。
【0024】図4および図5は第2発明の第1の実施形
態を示しており、上記第1発明の実施形態と同様構成部
分は同一符号を付し、その説明を省略する。
【0025】図4に示される如く、パワーウィンドウ制
御部3のユニットから対の電極21、22が延設状に配
設されており、各電極21、22は運転席側ドア2内に
配設されたパワーウィンドウ制御部3位置より下方に位
置したドア2内にそれぞれ配設されている。
【0026】なお、各電極21、22は金メッキ等によ
り腐食防止が図られている。
【0027】そして、パワーウィンドウ制御部3には、
図5に示される如く、運転席側ドア2のウィンドウガラ
ス2aを昇降制御するためのパワーウィンドウ制御回路
3aと、該パワーウィンドウ制御回路3aにおけるウィ
ンドウガラス降下回路を接続するための自動降下回路2
3とが備えられている。
【0028】即ち、パワーウィンドウ制御回路3aにお
いては、従来同様、スイッチアップ操作(スイッチu
p)を行えば、upリレー24が励磁され、常開接点が
閉じてウィンドウガラス上昇回路が接続され、電動機と
してのモータ25がup方向に回転駆動され、ウィンド
ウガラス2aが上昇操作される。そして、スイッチアッ
プ操作(スイッチup)を中止すれば、upリレー24
が消磁されて接点が初期状態に復帰し、モータ25の回
転が停止し、ここにウィンドウガラス2aの上昇が停止
する。
【0029】また、スイッチダウン操作(スイッチdo
wn)を行えば、downリレー26が励磁され、常開
接点が閉じてウィンドウガラス降下回路が接続され、モ
ータ25がdown方向に回転駆動され、ウィンドウガ
ラス2aが下降操作される。そして、スイッチダウン操
作(スイッチdown)を中止すれば、downリレー
26が消磁されて接点が初期状態に復帰し、モータ25
の回転が停止し、ここにウィンドウガラス2aの降下が
停止する。
【0030】一方、自動降下回路23においては、第1
発明の第2の実施形態と同様、自動車1のオルタネータ
10のL端子は、エンジンストップまたはオルタネータ
10自身の故障によりその発電が低下あるいは停止した
際に「Low」を出力するように接続されており、この
「Low」の出力によりイグニッション電源から各分圧
抵抗R1、R2およびトランジスタTR1を通じて電流
が流れ、そのためにトランジスタTR2がオンし、パワ
ーウィンドウ制御回路3a側に電源を供給するように構
成されている。
【0031】また、水の浸入によって両電極21、22
間にリーク電流が発生すると、このリーク電流による抵
抗R3の電位差が、分圧抵抗R4、R5で分圧されるコ
ンパレータ27の基準電圧を超えると、前記イグニッシ
ョン電源から供給された電源をパワーウィンドウ制御回
路3aのスイッチダウン操作側に供給するように構成さ
れている。
【0032】本実施形態は以上のように構成されてお
り、大雨時等の水掛かりで両電極21、22が濡れた場
合であっても、エンジンが停止せずにオルタネータ10
が正常な発電機能を発揮していれば、両電極21、22
間にリーク電流が発生せず、自動降下回路23に電源が
供給されない。従って、不用意なウィンドウガラス2a
降下の誤作動が有効に防止できる。
【0033】一方、水没時には、イグニッションスイッ
チがオンの状態でエンジンが停止しているため、イグニ
ッション電源から電極21に電源が供給されて、両電極
21、22にリーク電流が発生し、パワーウィンドウ制
御回路3aのスイッチダウン操作側に電源を供給し、d
ownリレー26が励磁されてウィンドウガラス降下回
路が接続され、ウィンドウガラス2aが自動的に降下す
る。
【0034】以上のように、車内に水が浸入してきた場
合に、運転席側ドア2のウィンドウガラス2aが自動的
に降下され、また、両電極21、22がパワーウィンド
ウ制御部3よりも下方に配置されているため、パワーウ
ィンドウ制御部3が水没して制御不能となるまでにある
程度の時間を確保でき、パワーウィンドウ制御部3が水
没する前にウィンドウガラス2aを有効に下降操作でき
る利点もある。
【0035】さらに、ドア2内面側に露出して手動操作
用のハンドル等を別途設ける必要がなく、従来のパワー
ウィンドウを具備した自動車1と外見上、全く変わら
ず、パワーウィンドウの操作性や美観を何ら損なわない
利点もある。
【0036】図6は第2発明の第2の実施形態を示して
おり、上記第2発明の第1の実施形態における対の電極
21、22が複数備えられた構造とされており、他の部
分の構成は同様とされている。
【0037】即ち、運転席側のドア2内において、対の
電極21、22の複数が、仮想線で示される如く、前記
パワーウィンドウ制御部3の上下、左右、前後にそれぞ
れ間隔を有して囲繞する六面体を構成する各コーナー位
置に、それぞれ配置されると共に、互いに隣接するコー
ナー位置に配置された電極21、22同士が互いに対を
なす配置とされている。
【0038】従って、本実施形態によれば、自動車1の
車体がどのような向きで水没しても、その水没を検出し
てウィンドウガラス2aが自動的に降下される構造とさ
れている。
【0039】なお、第1発明における各水没センサ4、
5の配置も、第2発明の第2の実施形態のようにパワー
ウィンドウ制御部3を囲繞する位置に多数配置する構造
であってもよい。
【0040】また、上記第1発明および第2発明の各実
施形態において、運転席側ドア2のウィンドウガラス2
aのみが自動的に降下する構造を示しているが、各ドア
2のウィンドウガラス2aが全て自動的に降下される構
造としてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、本発明のパワーウィンド
ウ制御装置によれば、運転席側ドアのパワーウィンドウ
制御部より下方に位置した前後位置に水の浸入を検出す
る水没センサがそれぞれ設けられ、少なくとも一方の水
没センサが水の浸入を検出した際、パワーウィンドウ制
御部のウィンドウガラス降下回路を接続する自動降下制
御部が備えられてなるものであり、車内への水の浸入を
検出すれば、パワーウィンドウ制御部のウィンドウガラ
ス降下回路が自動的に接続され、ここにウィンドウガラ
スが自動的に降下されるという利点がある。さらに、ド
ア内面側に露出して手動操作用のハンドル等を別途設け
る必要がなく、従来のパワーウィンドウを具備した車両
と外見上、全く変わらず、パワーウィンドウの操作性や
美観を何ら損なわない利点もある。
【0042】また、イグニッションスイッチがオン状態
でエンジン停止またはオルタネータによる発電の低下・
停止時に、前記自動降下制御部に電源を供給する降下用
電源供給回路が備えられてなる構造とすれば、単なる水
掛かり等による誤作動が有効に防止できる。
【0043】さらに、運転席側ドアのパワーウィンドウ
制御部より下方に位置した前後位置に水の浸入を検出す
る対の電極が配置され、両電極間に発生するリーク電流
が所定値を超えた際に、パワーウィンドウ制御部のウィ
ンドウガラス降下回路を接続する自動降下回路が備えら
れてなる構造としても上記同様の効果が得られる。
【0044】また、前記パワーウィンドウ制御部の上
下、左右、前後にそれぞれ間隔を有して囲繞する六面体
を構成する各コーナー位置に、前記電極がそれぞれ配置
されると共に、互いに隣接するコーナー位置に配置され
た電極が互いに対をなす電極とされた構造とすれば、車
体の水没向きに左右されずにウィンドウガラスの自動降
下がなされるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1発明の第1の実施形態を示す全体斜視図で
ある。
【図2】同要部ブロック図である。
【図3】第1発明の第2の実施形態を示す回路図であ
る。
【図4】第2発明の第1の実施形態を示す説明図であ
る。
【図5】同回路図である。
【図6】第2発明の第2の実施形態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 自動車 2 ドア 3 パワーウィンドウ制御部 4 前側水没センサ 5 後側水没センサ 8 自動降下制御部 11 降下用電源供給回路 21 電極 22 電極 23 自動降下回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機の駆動によりウィンドウガラスを
    昇降制御させるパワーウィンドウ制御部が、車両の運転
    席側ドア内に備えられてなるパワーウィンドウにおい
    て、 前記運転席側ドアのパワーウィンドウ制御部より下方に
    位置した前後位置に水の浸入を検出する水没センサがそ
    れぞれ設けられ、少なくとも一方の水没センサが水の浸
    入を検出した際、パワーウィンドウ制御部のウィンドウ
    ガラス降下回路を接続する自動降下制御部が備えられて
    なることを特徴とするパワーウィンドウ制御装置。
  2. 【請求項2】 イグニッションスイッチがオン状態でエ
    ンジン停止またはオルタネータによる発電の低下・停止
    時に、前記自動降下制御部に電源を供給する降下用電源
    供給回路が備えられてなることを特徴とする請求項1記
    載のパワーウィンドウ制御装置。
  3. 【請求項3】 電動機の駆動によりウィンドウガラスを
    昇降制御させるパワーウィンドウ制御部が、車両の運転
    席側ドア内に備えられてなるパワーウィンドウにおい
    て、 前記運転席側ドアのパワーウィンドウ制御部より下方に
    位置した前後位置に水の浸入を検出する対の電極が配置
    され、両電極間に発生するリーク電流が所定値を超えた
    際に、パワーウィンドウ制御部のウィンドウガラス降下
    回路を接続する自動降下回路が備えられてなることを特
    徴とするパワーウィンドウ制御装置。
  4. 【請求項4】 前記パワーウィンドウ制御部の上下、左
    右、前後にそれぞれ間隔を有して囲繞する六面体を構成
    する各コーナー位置に、前記電極がそれぞれ配置される
    と共に、互いに隣接するコーナー位置に配置された電極
    が互いに前記対をなす電極とされたことを特徴とする請
    求項3記載のパワーウィンドウ制御装置。
JP9280323A 1997-10-14 1997-10-14 パワーウィンドウ制御装置 Pending JPH11115480A (ja)

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JP9280323A JPH11115480A (ja) 1997-10-14 1997-10-14 パワーウィンドウ制御装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6337550B1 (en) 1999-01-14 2002-01-08 Keihin Corporation Vehicle submergence detection sensor
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CN103510780A (zh) * 2013-09-29 2014-01-15 芜湖市顺昌汽车配件有限公司 一种具有防夹功能的车窗控制系统及其控制方法

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