JP3420233B2 - 複合アンテナ - Google Patents

複合アンテナ

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JP3420233B2
JP3420233B2 JP2001362303A JP2001362303A JP3420233B2 JP 3420233 B2 JP3420233 B2 JP 3420233B2 JP 2001362303 A JP2001362303 A JP 2001362303A JP 2001362303 A JP2001362303 A JP 2001362303A JP 3420233 B2 JP3420233 B2 JP 3420233B2
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    • H01Q21/00Antenna arrays or systems
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    • HELECTRICITY
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    • H01Q1/00Details of, or arrangements associated with, antennas
    • H01Q1/36Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith
    • H01Q1/38Structural form of radiating elements, e.g. cone, spiral, umbrella; Particular materials used therewith formed by a conductive layer on an insulating support
    • HELECTRICITY
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    • H01Q5/00Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
    • H01Q5/40Imbricated or interleaved structures; Combined or electromagnetically coupled arrangements, e.g. comprising two or more non-connected fed radiating elements
    • HELECTRICITY
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    • H01Q7/00Loop antennas with a substantially uniform current distribution around the loop and having a directional radiation pattern in a plane perpendicular to the plane of the loop
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    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
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    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q9/00Electrically-short antennas having dimensions not more than twice the operating wavelength and consisting of conductive active radiating elements
    • H01Q9/04Resonant antennas
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    • H01Q9/0464Annular ring patch

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、第1の周波数帯で
動作するアンテナと、この第1の周波数帯より高くされ
ている第2の周波数帯で動作するアンテナと、この第2
の周波数帯より高くされている第3の周波数帯で動作す
るアンテナとが同じ基板上に設けられている複合アンテ
ナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】DSRC(Dedicated Short Range Comm
unication)といわれる狭域通信システムが知られてい
る。DSRCは、電波の到達距離が数メートルないし数
十メートルの無線通信システムのことで、ETC(Elec
tronic Toll Collection Systems:自動料金収受システ
ム)やITS(Intelligent Transport Systems:高度道
路交通システム)に用いられている。ETCは、自動車
が高速道路などの料金所を通過する際、ゲートに設置さ
れたアンテナと車両に搭載した車載機との間で通信を行
い、自動的に料金の支払いを行うシステムである。ET
Cを採用すると、料金所において停止する必要がなくな
ることから、自動車がゲートを通過する所要時間が大幅
に短縮される。このため、料金所付近の交通渋滞を緩和
することができると共に、排出ガスを低減することがで
きる。
【0003】また、ITSは、カー・ナビゲーション・
システム(以下、「カーナビ」という)など自動車をイ
ンテリジェント化するシステムと、広域交通管制システ
ムなど道路をインテリジェント化するシステムを融合さ
せた交通システムである。例えば、カーナビにはVIC
S(Vehicle Information and Communication System:
道路交通情報通信システム)との連携が可能とされたシ
ステムがある。このような場合にITSを用いて、警察
が収集した一般路の情報と首都高速道路公団・日本道路
公団などが収集した高速道路の情報とをVICSセンタ
ーが編集して発信する。そして、この情報をカーナビが
受信すると渋滞を迂回するルート等を検索してモニター
に表示することができるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、DSRCで
はこのように情報を、道路の路側や駐車場等に設けられ
た無線通信設備から送信するようにされていた。そし
て、カーナビを搭載した自動車においては無線通信設備
から送信された電波を受信することのできるDSRC用
アンテナを搭載するようにしている。DSRCは5.8
GHz帯を使用している。また、カーナビ用にはGPS
アンテナが必要とされ、GPSアンテナが自動車には搭
載されている。GPSは1.5GHz帯を使用してい
る。そして、カーナビをVICSと連動させるにはVI
CS用アンテナが必要であり、VICS用アンテナが自
動車に搭載されるようになる。VICS(電波ビーコ
ン)は2.5GHz帯を使用している。
【0005】このように、DSRC、GPSおよびVI
CSにおいてはその使用周波数帯がそれぞれ異なること
から、それぞれのアンテナを自動車に搭載しなければな
らず、複数のアンテナが必要となり広い取付面積が占め
られてしまうようになると共に、複数のアンテナの取付
作業が繁雑になるという問題点があった。そこで、本発
明は異なる複数の周波数帯で動作することの可能な小型
の複合アンテナを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の複合アンテナは、誘電体基板のおも
て面に形成されている第1の周波数帯において動作する
第1ループアンテナと、該第1ループアンテナの内側に
形成されており、前記第1の周波数帯より高くされてい
る第2の周波数帯において動作する第2ループアンテナ
と、該第2ループアンテナの内側に形成されており、前
記第2の周波数帯より高くされている第3の周波数帯に
おいて動作するパッチアンテナとを備え、前記誘電体基
板の裏面には、前記第1ループアンテナおよび第2ルー
プアンテナに対する第1のアースパターンが形成されて
いると共に、そのほぼ中央に凹部が形成されており、該
凹部の底面に形成されているパターンが、前記パッチア
ンテナに対する第2のアースパターンとされている。ま
た、上記本発明の第1の複合アンテナにおいて、前記第
1ループアンテナと前記第2ループアンテナおよび前記
パッチアンテナはほぼ同一軸上に形成されており、前記
第1ループアンテナには一対の摂動素子が対向するよう
に形成されて円偏波用アンテナとされ、前記第2ループ
アンテナは直線偏波用アンテナとされ、前記パッチアン
テナには一対の縮退分離素子が対向するよう形成されて
円偏波用アンテナとされていてもよい。
【0007】さらに、上記本発明の第1の複合アンテナ
において、前記誘電体基板は、複数枚のプリント基板を
重合して形成されており、最も上に配置されるプリント
基板のおもて面には前記第1ループアンテナと前記第2
ループアンテナおよび前記パッチアンテナのパターンが
形成されており、その裏面には前記パッチアンテナに対
向するように前記第2のアースパターンが形成されてお
り、中間に配置されるプリント基板にはほぼ中央に前記
凹部を形成するための貫通孔が形成されていると共に、
そのおもて面には前記第1ループアンテナと電磁結合す
る第1給電用パターンと、前記第2ループアンテナと電
磁結合する第2給電用パターンとが形成されており、最
も下に配置されるプリント基板にはほぼ中央に前記凹部
を形成するための貫通孔が形成されていると共に、その
裏面には前記第1のアースパターンが形成されていても
よい。さらにまた、上記本発明の第1の複合アンテナに
おいて、前記凹部の周壁面に前記第2のアースパターン
と前記第1のアースパターンとを接続するパターンが形
成されていてもよい。
【0008】次に、上記課題を解決することのできる本
発明の第2の複合アンテナは、ほぼ中央に凹部が設けら
れている誘電体基板のおもて面に、前記凹部を取り囲む
ように形成されている第1の周波数帯において動作する
第1ループアンテナと、該第1ループアンテナの内側に
前記凹部を取り囲むように形成されており、前記第1の
周波数帯より高くされている第2の周波数帯において動
作する第2ループアンテナと、前記凹部の底面に形成さ
れており、前記第2の周波数帯より高くされている第3
の周波数帯において動作するパッチアンテナとを備え、
前記誘電体基板の裏面にアースパターンが形成されてい
る。また、上記本発明の第2の複合アンテナにおいて、
前記第1ループアンテナと前記第2ループアンテナおよ
び前記パッチアンテナはほぼ同一軸上に形成されてお
り、前記第1ループアンテナには一対の摂動素子が対向
するように形成されて円偏波用アンテナとされ、前記第
2ループアンテナは直線偏波用アンテナとされ、前記パ
ッチアンテナには一対の縮退分離素子が対向するよう形
成されて円偏波用アンテナとされていてもよい。
【0009】さらに、上記本発明の第2の複合アンテナ
において、前記誘電体基板は、複数枚のプリント基板を
重合して形成されており、最も上に配置されるプリント
基板にはほぼ中央に前記凹部を形成するための貫通孔が
形成されていると共に、そのおもて面には前記第1ルー
プアンテナと前記第2ループアンテナのパターンがほぼ
同軸上に形成されており、中間に配置されるプリント基
板にはほぼ中央に前記凹部を形成するための貫通孔が形
成されていると共に、そのおもて面には前記第1ループ
アンテナと電磁結合する第1給電用パターンと、前記第
2ループアンテナと電磁結合する第2給電用パターンと
が形成されており、最も下に配置されるプリント基板の
おもて面には前記パッチアンテナのパターンが形成され
ていると共に、その裏面には前記アースパターンが形成
されていてもよい。
【0010】次に、上記課題を解決することのできる本
発明の第3の複合アンテナは、ほぼ中央に第1凹部が設
けられている誘電体基板のおもて面に、前記第1凹部を
取り囲むように形成されている第1の周波数帯において
動作する第1ループアンテナと、該第1ループアンテナ
の内側に前記第1凹部を取り囲むように形成されてお
り、前記第1の周波数帯より高くされている第2の周波
数帯において動作する第2ループアンテナと、前記第1
凹部の底面に形成されており、前記第2の周波数帯より
高くされている第3の周波数帯において動作するパッチ
アンテナとを備え、前記誘電体基板の裏面には、前記第
1ループアンテナおよび第2ループアンテナに対する第
1のアースパターンが形成されていると共に、そのほぼ
中央に第2凹部が形成されており、該第2凹部の底面に
形成されているパターンが、前記パッチアンテナに対す
る第2のアースパターンとされている。また、上記本発
明の第3の複合アンテナにおいて、前記第1ループアン
テナと前記第2ループアンテナおよび前記パッチアンテ
ナはほぼ同一軸上に形成されており、前記第1ループア
ンテナには一対の摂動素子が対向するように形成されて
円偏波用アンテナとされ、前記第2ループアンテナは直
線偏波用アンテナとされ、前記パッチアンテナには一対
の縮退分離素子が対向するよう形成されて円偏波用アン
テナとされていてもよい。
【0011】さらに、上記本発明の第3の複合アンテナ
において、前記誘電体基板は、複数枚のプリント基板を
重合して形成されており、最も上に配置されるプリント
基板にはほぼ中央に前記第1凹部を形成するための貫通
孔が形成されていると共に、そのおもて面には前記貫通
孔の周囲に前記第1ループアンテナおよび前記第2ルー
プアンテナのパターンが形成されており、中間に配置さ
れる第1のプリント基板にはほぼ中央に前記第1凹部を
形成するための貫通孔が形成されていると共に、そのお
もて面には前記第1ループアンテナと電磁結合する第1
給電用パターンと、前記第2ループアンテナと電磁結合
する第2給電用パターンとが形成されており、中間に配
置される第2のプリント基板のおもて面には前記パッチ
アンテナのパターンが形成されていると共に、その裏面
には前記パッチアンテナに対向するように前記第2のア
ースパターンが形成されており、最も下に配置されるプ
リント基板にはほぼ中央に前記第2凹部を形成するため
の貫通孔が形成されていると共に、その裏面には前記第
1のアースパターンが形成されていてもよい。さらにま
た、上記本発明の第3の複合アンテナにおいて、前記第
2凹部の周壁面に前記第2のアースパターンと前記第1
のアースパターンとを接続するパターンが形成されてい
てもよい。
【0012】さらにまた、上記本発明の第1ないし第3
の複合アンテナにおいて、前記パッチアンテナに代えて
前記第3の周波数帯において動作すると共に、摂動素子
を備える第3のループアンテナが形成されていてもよ
い。さらにまた、上記本発明の第1ないし第3の複合ア
ンテナにおいて、前記パッチアンテナに代えて前記第3
の周波数帯において動作するスパイラルアンテナが形成
されていてもよい。
【0013】次に、上記課題を解決することのできる本
発明の第4の複合アンテナは、誘電体基板のおもて面に
形成されている第1の周波数帯において動作する第1ル
ープアンテナと、該第1ループアンテナの内側に形成さ
れており、前記第1の周波数帯より高くされている第2
の周波数帯において動作する第2ループアンテナと、前
記誘電体基板のほぼ中央に設けられており、前記第2の
周波数帯より高くされている第3の周波数帯において動
作するヘリカルアンテナとを備え、前記誘電体基板の裏
面にアースパターンが形成されている。
【0014】このような本発明によれば、第1の周波数
帯において動作する第1ループアンテナの内側に、第2
の周波数帯において動作する第2ループアンテナおよび
第3の周波数帯において動作するパッチアンテナを形成
するようにしたので、異なる3つの周波数帯で動作する
小型の複合アンテナとすることができるようになる。こ
のように、本発明においては第1の周波数帯において動
作する第1ループアンテナの内部の空間を利用して第2
の周波数帯において動作する第2ループアンテナを形成
すると共に、第2ループアンテナの内部の空間を利用し
て第3の周波数帯において動作するパッチアンテナを形
成するようにしているので、小型の複合アンテナとする
ことができ、その取付面積を小さくすることができると
共に、その取り扱いを容易とすることができるようにな
る。また、第1ループアンテナと第2ループアンテナお
よびパッチアンテナをほぼ同一軸上に設けるようにした
ので、互いに影響を与えにくいようにすることができ
る。さらに、縮退分離素子をパッチアンテナに設ける
と、ETC等のDSRC用の円偏波アンテナとすること
ができ、第1ループアンテナに摂動素子を設けて円偏波
アンテナとすることにより、GPSアンテナとすること
ができる。また、第2ループアンテナはVICS用の直
線偏波アンテナとすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態にかか
る複合アンテナの構成を図1ないし図9に示す。ただ
し、図1は本発明にかかる複合アンテナの平面図であ
り、図2はその側面図であり、図3はその裏面図であ
り、図4はそのA−A線で切断した断面図であり、図5
はそのB−B線で切断した断面図であり、図6は第1ル
ープアンテナへの給電構造を示す斜視図であり、図7は
その構成を示す側面図であり、図8は第2ループアンテ
ナへの給電構造を示す図であり、図9はその構成を示す
側面図である。図1ないし図9に示す第1の複合アンテ
ナ1は3周波用の複合アンテナとされており、例えば
1.5GHz帯のGPSアンテナ、2.5GHz帯のV
ICSの電波ビーコン用アンテナおよび5.8GHz帯
のETC等のDSRC用アンテナとして動作するように
されている。
【0016】このような複合アンテナ1を構成している
円形の誘電体基板10のおもて面には、プリントパター
ンにより第1ループアンテナ2が形成されている。この
第1ループアンテナ2は、一対の摂動素子2aが外方へ
向かって対向するように形成されて円偏波アンテナとさ
れている。また、第1ループアンテナ2とほぼ同軸にな
るように、第1ループアンテナ2の内側に第2ループア
ンテナ3がプリントパターンにより形成されている。こ
の第2ループアンテナ3は直線偏波用アンテナとされて
いる。さらに、誘電体基板10のほぼ中央に所定深さの
凹部12が形成されており、この凹部12の底面に方形
のパッチアンテナ4が形成されている。このパッチアン
テナ4は、一対の縮退分離素子4aが対向する頂部に形
成されて円偏波アンテナとされている。
【0017】誘電体基板10の裏面の全面には図3に示
すようにアースパターン11が形成されている。第1ル
ープアンテナ2は、電磁結合するように配置されている
円弧状の第1給電パターン5から給電されることにより
右旋円偏波アンテナとして動作するようにされている。
この場合の給電点は図6に示す第1給電点2bとされ
る。この第1給電パターン5は誘電体基板10内に埋め
込まれるように配置されており、この構造が図6および
図7に示されている。なお、図6および図7においては
誘電体基板10が透明なものとして示されている。この
第1給電パターン5の第1給電点2bには同軸ケーブル
とされている第1給電線20の芯線が接続されており、
第1給電線20のシールド部はアースパターン11に接
続されている。
【0018】第2ループアンテナ3は、電磁結合するよ
うに配置されている円弧状の第2給電パターン6から給
電されることにより直線偏波アンテナとして動作するよ
うにされている。この場合の給電点は図8に示す第2給
電点3bとされる。この第2給電パターン6は誘電体基
板10内に埋め込まれるように配置されており、この構
造が図8および図9に示されている。なお、図8および
図9においては誘電体基板10が透明なものとして示さ
れている。この第2給電パターン6の第2給電点3bに
は同軸ケーブルとされている第2給電線21の芯線が接
続されており、第2給電線21のシールド部はアースパ
ターン11に接続されている。さらに、図1に示すパッ
チアンテナ4の第3給電点4bに同軸ケーブルとされて
いる第3給電線22の芯線が接続されて給電されること
により、パッチアンテナ4は右旋円偏波アンテナとして
動作するようになる。なお、第3給電線22のシールド
部はアースパターン11に接続されている。
【0019】誘電体基板10のおもて面に凹部12を設
けるのは、パッチアンテナ4とアースパターン11との
間隔h2を小さくするためである。このように、間隔h
2を小さくするのは、ループアンテナに比べてパッチア
ンテナにおけるアースパターンとの間隔が小さくなるた
めである。誘電体基板10は、テフロン(登録商標)基
板や他の樹脂基板とすることができると共に、ハネカム
コア等のほぼ空気層からなる基板としてもよい。
【0020】このような本発明の第1の実施の形態にか
かる複合アンテナ1の作成方法の一例を図10に示す。
この作成方法は、円形のほぼ同径のプリント基板とされ
ている誘電体基板を3枚重合することにより、複合アン
テナ1を作成するようにしている。最も上に配置される
第1誘電体基板10aには、そのほぼ中央に凹部12を
形成するための貫通孔15が形成されており、そのおも
て面Aには、貫通孔15を取り囲むように第1ループア
ンテナ2のパターンが形成されており、第1ループアン
テナ2の内側に第2ループアンテナ3のパターンが形成
されている。中間に配置される第2誘電体基板10bに
は、そのほぼ中央に凹部12を形成するための貫通孔1
4が形成されている。そして、そのおもて面Aには第1
ループアンテナ2に電磁結合する円弧状の第1給電パタ
ーン5と、第2ループアンテナ3に電磁結合する円弧状
の短い第2給電パターン6が、ほぼ対向するように形成
されている。
【0021】さらに、最も下に配置される第3誘電体基
板10cのおもて面には、そのほぼ中央にパッチアンテ
ナ4のパターンが形成されており、その裏面Bにはアー
スパターン11が全面に形成されている。このような3
枚の誘電体基板10a、10b、10cを位置合わせし
て重合することにより、本発明にかかる第1の複合アン
テナ1を作成することができる。なお、誘電体基板10
a、10b、10cのパターンは銅箔や導電材をメッキ
等することにより形成されている。本発明にかかる第1
の複合アンテナ1は、誘電体基板10上に形成されたG
PS帯で動作する右旋円偏波ループアンテナである第1
ループアンテナ2を備えている。ループアンテナである
ことから、その内部の空間を利用することができる。そ
こで、本発明にかかる第1の複合アンテナ1では第1ル
ープアンテナ2の内側に、VICS帯で動作する直線偏
波用の第2ループアンテナ3を形成している。さらに、
第2ループアンテナ3の内部の空間を利用して、ETC
の周波数帯において動作する方形のパッチアンテナ4
を、第1ループアンテナ2および第2ループアンテナ3
とほぼ同一軸上に配置するようにしている。これによ
り、異なる3つの周波数帯で動作することのできる小型
の複合アンテナとすることができ、この複合アンテナ1
の取付面積を小さくすることができると共に、その取り
扱いを容易とすることができる。
【0022】ここで、図1ないし図10に示す本発明の
第1の実施の形態にかかる複合アンテナ1の寸法につい
て図2、図4および図11を参照して説明する。第1ル
ープアンテナ2をGPSアンテナとして1.5GHz帯
の周波数1.57542GHzの波長をλ1とし、第2
ループアンテナ3をVICSの電波ビーコン用アンテナ
として2.5GHz帯の周波数2.4997GHzの波
長をλ2とし、パッチアンテナ4をETC用のアンテナ
として5.8GHz帯の中心周波数5.82GHzの波
長をλ3とした場合は、誘電体基板10の直径Rは、約
0.52λ1以上とされ、誘電体基板10の厚みh1は
約0.07λ1とされる。また、第1ループアンテナ2
のループ素子半径r1は約0.19λ1とされ、摂動素
子2aの長さLは約0.07λ1とされ、第1ループア
ンテナ2のループ素子線路幅W1は約0.03λ1とさ
れる。さらに、第2ループアンテナ3のループ素子半径
r2は約0.22λ2とされ、第2ループアンテナ3の
ループ素子線路幅W2は約0.04λ2とされる。な
お、誘電体基板10の厚みh1は波長λ2で示すと約
0.12λ2となる。さらにまた、パッチアンテナ4の
縦・横の一辺の長さは約0.5λ3とされ、縮退分離素
子4aの長さbは約0.1λ3とされ、パッチアンテナ
4とアースパターン11との間隔は約0.03λ3
0.13λ3とされる。
【0023】次に、本発明の第2の実施の形態にかかる
複合アンテナの構成を図12ないし図20に示す。ただ
し、図12は本発明にかかる第2の複合アンテナ100
の平面図であり、図13はその側面図であり、図14は
その裏面図であり、図15はそのA−A線で切断した断
面図であり、図16はそのB−B線で切断した断面図で
あり、図17は第1ループアンテナへの給電構造を示す
図であり、図18はその構成を示す側面図であり、図1
9は第2ループアンテナへの給電構造を示す図であり、
図20はその構成を示す側面図である。図12ないし図
20に示す第2の複合アンテナ100は3周波用の複合
アンテナとされ、例えば1.5GHz帯のGPSアンテ
ナ、2.5GHz帯のVICSの電波ビーコン用アンテ
ナおよび5.8GHz帯のETC等のDSRC用アンテ
ナとして動作するようにされている。これらの図におい
て、複合アンテナ100を構成している円形の誘電体基
板110のおもて面には、プリントパターンにより第1
ループアンテナ102が形成されている。この第1ルー
プアンテナ102は、一対の摂動素子102aが外方へ
向かって対向するように形成されて円偏波アンテナとさ
れている。
【0024】また、第1ループアンテナ102とほぼ同
軸になるように、誘電体基板110上に第1ループアン
テナ102の内側に第2ループアンテナ103がプリン
トパターンにより形成されている。この第2ループアン
テナ103は直線偏波用アンテナとされている。さら
に、第1ループアンテナ102および第2ループアンテ
ナ103とほぼ同軸になるように、誘電体基板110の
ほぼ中央にパッチアンテナ104が形成されている。こ
のパッチアンテナ104は方形パッチアンテナとされて
おり、一対の縮退分離素子104aが対向する頂部に形
成されて円偏波アンテナとされている。さらに、誘電体
基板110の裏面の全面には第1アースパターン111
が形成されており、そのほぼ中央部に所定深さの凹部1
12が形成されている。この凹部112の底面には第2
アースパターン113が形成されている。
【0025】このような複合アンテナ100において、
第1ループアンテナ102は、電磁結合するように配置
されている円弧状の第1給電パターン105から給電さ
れることにより右旋円偏波アンテナとして動作するよう
にされている。この場合の給電点は図17に示す第1給
電点102bとされる。この第1給電パターン105は
誘電体基板110内に埋め込まれるように配置されてお
り、この構造が図17および図18に示されている。な
お、図17および図18においては誘電体基板110が
透明なものとして示されている。この第1給電パターン
105の第1給電点102bには同軸ケーブルとされて
いる第1給電線120の芯線が接続されており、第1給
電線120のシールド部は第1アースパターン111に
接続されている。第2ループアンテナ103は、電磁結
合するように配置されている円弧状の第2給電パターン
106から給電されることにより直線偏波アンテナとし
て動作するようにされている。この場合の給電点は図1
9に示す第2給電点103bとされる。この第2給電パ
ターン106は誘電体基板110内に埋め込まれるよう
に配置されており、この構造が図19および図20に示
されている。なお、図19および図20においては誘電
体基板110が透明なものとして示されている。この第
2給電パターン106の第2給電点103bには同軸ケ
ーブルとされている第2給電線121の芯線が接続され
ており、第2給電線121のシールド部は第1アースパ
ターン111に接続されている。さらに、パッチアンテ
ナ104の図12に示す第3給電点104bに同軸ケー
ブルとされている第3給電線122の芯線が接続されて
給電されることにより、パッチアンテナ104は右旋円
偏波アンテナとして動作するようになる。なお、第3給
電線122のシールド部は第2アースパターン113に
接続されている。
【0026】誘電体基板110の裏面に凹部112を設
けるのは、パッチアンテナ104と第2アースパターン
113との間隔を小さくするためである。このように、
間隔を小さくするのは、ループアンテナに比べてパッチ
アンテナにおけるアースパターンとの間隔が小さくなる
ためである。誘電体基板110は、テフロン基板や他の
樹脂基板とすることができると共に、ハネカムコア等の
ほぼ空気層からなる基板としてもよい。また、凹部11
2の周壁面に導電膜を形成して第2アースパターン11
3と第1アースパターン111とを接続することによ
り、凹部112の周壁面から電磁波が漏れることを防止
するようにしてもよい。
【0027】次に、本発明の第2の実施の形態にかかる
複合アンテナ100の作成方法の一例を図21に示す。
この作成方法では、円形とされたほぼ同径のプリント基
板とされている誘電体基板を3枚重合することにより、
複合アンテナ100を作成するようにしている。最も上
に配置される第1誘電体基板110aのおもて面Aに
は、ほぼ中央にパッチアンテナ104のパターンが形成
されており、パッチアンテナ104を取り囲むように第
2ループアンテナ103のパターンおよび第1ループア
ンテナ102のパターンが、パッチアンテナ104とほ
ぼ同一軸上に順次形成されている。また、その裏面Bに
はほぼ中央にはパッチアンテナ104に対向するよう円
形の第2アースパターン113が形成されている。中間
に配置される第2誘電体基板110bには、そのほぼ中
央に凹部112を形成するための貫通孔114が形成さ
れており、そのおもて面Aには第1ループアンテナ10
2に電磁結合する円弧状の第1給電パターン105と、
第2ループアンテナ103に電磁結合する円弧状の短い
第2給電パターン106が、ほぼ対向するように形成さ
れている。なお、貫通孔114の周側面に導電膜を形成
するようにしてもよい。さらに、最も下に配置される第
3誘電体基板110cには、そのほぼ中央に凹部112
を形成するための貫通孔115が形成されており、その
裏面Bには第1アースパターン111が形成されてい
る。なお、貫通孔115の周側面に導電膜を形成するよ
うにしてもよい。このような3枚の誘電体基板110
a、110b、110cを位置合わせして重合すること
により、本発明にかかる第2の複合アンテナ100を作
成することができる。なお、誘電体基板110a、11
0b、110cのパターンは銅箔や導電材をメッキ等す
ることにより形成されている。
【0028】本発明にかかる第2の複合アンテナ100
は、誘電体基板110上に形成されたGPS帯で動作す
る右旋円偏波ループアンテナである第1ループアンテナ
102を備えている。ループアンテナであることから、
その内部の空間を利用することができる。そこで、本発
明にかかる第2の複合アンテナ100では第1ループア
ンテナ102の内側に、VICS帯で動作する直線偏波
用の第2ループアンテナ103を形成している。さら
に、第2ループアンテナ103の内部の空間を利用し
て、ETCの周波数帯において動作する方形のパッチア
ンテナ104を、第1ループアンテナ102および第2
ループアンテナ103とほぼ同一軸上に配置するように
している。これにより、異なる3つの周波数帯で動作す
ることのできる小型の複合アンテナとすることができ、
この複合アンテナ100の取付面積を小さくすることが
できると共に、その取り扱いを容易とすることができ
る。
【0029】ここで、図12ないし図21に示す本発明
の第1の実施の形態にかかる複合アンテナ1の寸法につ
いて図11、図13ないし図15を参照して説明する。
第1ループアンテナ102をGPSアンテナとして1.
5GHz帯の周波数1.57542GHzの波長をλ1
とし、第2ループアンテナ103をVICSの電波ビー
コン用アンテナとして2.5GHz帯の周波数2.49
97GHzの波長をλ2とし、パッチアンテナ104を
ETC用のアンテナとして5.8GHz帯の中心周波数
5.82GHzの波長をλ3とした場合は、誘電体基板
110の直径Rは、約0.52λ1以上とされ、誘電体
基板110の厚みh1は約0.07λ1とされる。ま
た、第1ループアンテナ102のループ素子半径r1は
約0.19λ1とされ、摂動素子102aの長さLは約
0.07λ1とされ、第1ループアンテナ102のルー
プ素子線路幅W1は約0.03λ1とされる。さらに、
第2ループアンテナ103のループ素子半径r2は約
0.22λ2とされ、第2ループアンテナ103のルー
プ素子線路幅W2は約0.04λ2とされる。なお、誘
電体基板110の厚みh1は波長λ2で示すと約0.1
2λ2となる。さらにまた、パッチアンテナ104の縦
・横の一辺の長さは約0.5λ3とされ、縮退分離素子
104aの長さbは約0.1λ3とされ、パッチアンテ
ナ104と第2アースパターン113との間隔は約0.
03λ3〜0.13λ3とされる。
【0030】次に、本発明の第3の実施の形態にかかる
複合アンテナの構成を図22ないし図30に示す。ただ
し、図22は本発明にかかる第3の複合アンテナ200
の平面図であり、図23はその側面図であり、図24は
その裏面図であり、図25はそのA−A線で切断した断
面図であり、図26はそのB−B線で切断した断面図で
あり、図27は第1ループアンテナへの給電構造を示す
図であり、図28はその構成を示す側面図であり、図2
9は第2ループアンテナへの給電構造を示す図であり、
図23はその構成を示す側面図である。図22ないし図
30に示す第3の複合アンテナ200は3周波用の複合
アンテナとされ、例えば1.5GHz帯のGPSアンテ
ナ、2.5GHz帯のVICSの電波ビーコン用アンテ
ナおよび5.8GHz帯のETC等のDSRC用アンテ
ナとして動作するようにされている。これらの図におい
て、複合アンテナ200を構成している円形の誘電体基
板210のおもて面には、プリントパターンにより第1
ループアンテナ202が形成されている。この第1ルー
プアンテナ202は、一対の摂動素子202aが外方へ
向かって対向するように形成されて円偏波アンテナとさ
れている。
【0031】また、第1ループアンテナ202とほぼ同
軸になるように、誘電体基板210上に第1ループアン
テナ202の内側に第2ループアンテナ203がプリン
トパターンにより形成されている。この第2ループアン
テナ203は直線偏波用アンテナとされている。さら
に、誘電体基板210のおもて面のほぼ中央には所定深
さの上部凹部212が形成されており、上部凹部212
の底面のほぼ中央に位置するようにプリントパターンに
よりパッチアンテナ204が形成されている。このパッ
チアンテナ204は方形パッチアンテナとされており、
一対の縮退分離素子204aが対向する頂部に形成され
て円偏波アンテナとされている。さらに、誘電体基板2
10の裏面の全面には第1アースパターン211が形成
されている。また、誘電体基板210の裏面のほぼ中央
には所定深さの下部凹部216が形成されており、下部
凹部216の底面には円形の第2アースパターン213
が形成されている。
【0032】このような複合アンテナ200において、
第1ループアンテナ202は、電磁結合するように配置
されている円弧状の第1給電パターン205から給電さ
れることにより右旋円偏波アンテナとして動作するよう
にされている。この場合の給電点は図27に示す第1給
電点202bとされる。この第1給電パターン205は
誘電体基板210内に埋め込まれるように配置されてお
り、この構造が図27および図28に示されている。な
お、図27および図28においては誘電体基板210が
透明なものとして示されている。この第1給電パターン
205の第1給電点202bには同軸ケーブルとされて
いる第1給電線220の芯線が接続されており、第1給
電線220のシールド部は第1アースパターン211に
接続されている。第2ループアンテナ203は、電磁結
合するように配置されている円弧状の第2給電パターン
206から給電されることにより直線偏波アンテナとし
て動作するようにされている。この場合の給電点は図2
9に示す第2給電点203bとされる。この第2給電パ
ターン206は誘電体基板210内に埋め込まれるよう
に配置されており、この構造が図29および図30に示
されている。なお、図29および図30においては誘電
体基板210が透明なものとして示されている。この第
2給電パターン206の第2給電点203bには同軸ケ
ーブルとされている第2給電線221の芯線が接続され
ており、第2給電線221のシールド部は第1アースパ
ターン211に接続されている。さらに、パッチアンテ
ナ204の図22に示す第3給電点204bに同軸ケー
ブルとされている第3給電線222の芯線が接続されて
給電されることにより、パッチアンテナ204は右旋円
偏波アンテナとして動作するようになる。なお、第3給
電線222のシールド部は第2アースパターン213に
接続されている。
【0033】誘電体基板210のおもて面に上部凹部2
12を設け、裏面に下部凹部216を設けるのは、パッ
チアンテナ204と第2アースパターン213との間隔
を小さくするためである。このように、間隔を小さくす
るのは、ループアンテナに比べてパッチアンテナにおけ
るアースパターンとの間隔が小さくなるためである。誘
電体基板210は、テフロン基板や他の樹脂基板とする
ことができると共に、ハネカムコア等のほぼ空気層から
なる基板としてもよい。また、下部凹部216の周壁面
に導電膜を形成して第2アースパターン213と第1ア
ースパターン211とを接続することにより、下部凹部
216の周壁面から電磁波が漏れることを防止するよう
にしてもよい。
【0034】このような本発明の第3の実施の形態にか
かる複合アンテナ200の作成方法の一例を図31に示
す。この作成方法は、円形のほぼ同径のプリント基板と
されている誘電体基板を4枚重合することにより、複合
アンテナ200を作成するようにしている。最も上に配
置される第1誘電体基板210aには、そのほぼ中央に
上部凹部212を形成するための貫通孔215が形成さ
れており、そのおもて面Aには、貫通孔215を取り囲
むように第1ループアンテナ202のパターンが形成さ
れており、第1ループアンテナ202の内側に第2ルー
プアンテナ203のパターンが形成されている。中間に
配置される第2誘電体基板210bには、そのほぼ中央
に上部凹部212を形成するための貫通孔214が形成
されており、そのおもて面Aには第1ループアンテナ2
02に電磁結合する円弧状の第1給電パターン205
と、第2ループアンテナ203に電磁結合する円弧状の
短い第2給電パターン206が、ほぼ対向するように形
成されている。
【0035】第2誘電体基板210bの下に配置される
第3誘電体基板210cのおもて面には、そのほぼ中央
にパッチアンテナ204のパターンが形成されており、
その裏面Bのほぼ中央にはパッチアンテナ204に対向
するよう円形の第2アースパターン213が形成されて
いる。さらに、最も下に配置される第4誘電体基板21
0dには、そのほぼ中央に下部凹部216を形成するた
めの貫通孔217が形成されており、その裏面Bには全
面に第1アースパターン211が形成されている。な
お、貫通孔217の周側面に導電膜を形成してもよい。
このような4枚の誘電体基板210a、210b、21
0c、210dを位置合わせして重合することにより、
本発明にかかる第3の複合アンテナ200を作成するこ
とができる。なお、誘電体基板210a、210b、2
10c、210dのパターンは銅箔や導電材をメッキ等
することにより形成されている。
【0036】本発明にかかる第3の複合アンテナ200
は、誘電体基板210上に形成されたGPS帯で動作す
る右旋円偏波ループアンテナである第1ループアンテナ
202を備えている。ループアンテナであることから、
その内部の空間を利用することができる。そこで、本発
明にかかる第2の複合アンテナ200では第1ループア
ンテナ202の内側に、VICS帯で動作する直線偏波
用の第2ループアンテナ203を形成している。さら
に、第2ループアンテナ203の内部の空間を利用し
て、ETCの周波数帯において動作する方形のパッチア
ンテナ204を、第1ループアンテナ202および第2
ループアンテナ203とほぼ同一軸上に配置するように
している。これにより、異なる3つの周波数帯で動作す
ることのできる小型の複合アンテナとすることができ、
この複合アンテナ200の取付面積を小さくすることが
できると共に、その取り扱いを容易とすることができ
る。
【0037】ここで、図22ないし図31に示す本発明
の第3の実施の形態にかかる複合アンテナ200の寸法
について図11、図23ないし図25を参照して説明す
る。第1ループアンテナ202をGPSアンテナとして
1.5GHz帯の周波数1.57542GHzの波長を
λ1とし、第2ループアンテナ203をVICSの電波
ビーコン用アンテナとして2.5GHz帯の周波数2.
4997GHzの波長をλ2とし、パッチアンテナ20
4をETC用のアンテナとして5.8GHz帯の中心周
波数5.82GHzの波長をλ3とした場合は、誘電体
基板210の直径Rは、約0.52λ1以上とされ、誘
電体基板210の厚みh1は約0.07λ1とされる。
また、第1ループアンテナ202のループ素子半径r1
は約0.19λ1とされ、摂動素子202aの長さLは
約0.07λ1とされ、第1ループアンテナ202のル
ープ素子線路幅W1は約0.03λ1とされる。さら
に、第2ループアンテナ203のループ素子半径r2は
約0.22λ2とされ、第2ループアンテナ203のル
ープ素子線路幅W2は約0.04λ2とされる。なお、
誘電体基板210の厚みh1は波長λ2で示すと約0.
12λ2となる。さらにまた、パッチアンテナ204の
縦・横の一辺の長さは約0.5λ3とされ、縮退分離素
子204aの長さbは約0.1λ3とされ、パッチアン
テナ204と第2アースパターン213との間隔は約
0.03λ3〜0.13λ3とされる。
【0038】次に、第1の実施の形態にかかる複合アン
テナ1のアンテナ特性を図32ないし図43に示すが、
その際の複合アンテナ1における各部の寸法は上述した
値とされている。図32には、第1ループアンテナ2の
GPS帯におけるVSWR特性を示している。図32を
参照するとGPS帯において使用される1.57542
GHzにおいて約1.35の良好なVSWRが得られて
いる。また、図33は第1ループアンテナ2のGPS帯
におけるインピーダンス特性を示すスミスチャートであ
る。図33を参照するとGPS帯において使用される
1.57542GHzにおいて正規化された1に近い良
好なインピーダンスが得られている。図34は、第1ル
ープアンテナ2のGPS帯におけるφ=0°(中心から
摂動素子2aの中央を通る方向)面の軸比特性を示して
いる。図34を参照すると約−90°〜90°の上方向
の範囲において良好な軸比が得られている。また、図3
5は第1ループアンテナ2のGPS帯におけるφ=90
°面の軸比特性を示している。図35を参照すると約−
90°〜80°の上方向の範囲において良好な軸比が得
られている。
【0039】さらに、図36は第2ループアンテナ3の
VICS(電波ビーコン)の周波数帯におけるVSWR
特性を示している。図36を参照するとマーカ1で示さ
れるVICSの電波ビーコンで使用される2.4997
GHzにおいて約1.04の良好なVSWRが得られて
いる。さらにまた、図37は第2ループアンテナ3のV
ICS(電波ビーコン)の周波数帯におけるインピーダ
ンス特性を示すスミスチャートである。図37を参照す
るとマーカ1で示されるVICSの電波ビーコンで使用
される2.4997GHzにおいて正規化されたほぼ1
の良好なインピーダンスが得られている。さらにまた、
図38は第2ループアンテナ3のVICSの電波ビーコ
ンで使用される2.4997GHzにおけるφ=0°面
の垂直偏波の指向特性を示している。図38を参照する
と約−90°〜90°の上方向の範囲において−10d
B以内の良好な指向特性が得られている。また、図39
は第2ループアンテナ3のVICSの電波ビーコンで使
用される2.4997GHzにおけるφ=90°面の水
平偏波の指向特性を示している。図39を参照すると約
−90°〜90°の上方向の範囲において−10dB以
内の良好な指向特性が得られている。
【0040】さらにまた、図40はパッチアンテナ4の
ETCの周波数帯におけるVSWR特性を示している。
図40を参照するとマーカ1ないしマーカ4で示される
ETCの周波数帯において約1.37以下の良好なVS
WRが得られている。さらにまた、図41はパッチアン
テナ4のETCの周波数帯におけるインピーダンス特性
を示すスミスチャートである。図41を参照するとマー
カ1ないしマーカ4で示されるETCの周波数帯におい
て正規化された1に近い良好なインピーダンスが得られ
ている。さらにまた、図42はパッチアンテナ4のET
Cの中心周波数におけるφ=0°面の軸比特性を示して
いる。図42を参照すると約−90°〜90°の上方向
の範囲において良好な軸比が得られている。また、図4
3はパッチアンテナ4のETCの中心周波数におけるφ
=90°面の軸比特性を示している。図43を参照する
と約−90°〜80°の上方向の範囲において良好な軸
比が得られている。
【0041】次に、上述した本発明にかかる第1の複合
アンテナ1ないし第3の複合アンテナ200の変形例を
図44(a)(b)(c)に示す。なお、図44(a)
(b)(c)は、本発明にかかる複合アンテナの変形例
の平面図である。図44(a)に示す複合アンテナの変
形例では、3周波用の複合アンテナ400とされ、例え
ば1.5GHz帯のGPSアンテナ、2.5GHz帯の
VICSの電波ビーコン用アンテナおよび5.8GHz
帯のETC等のDSRC用アンテナとして動作するよう
にされている。複合アンテナ400を構成している誘電
体基板410のおもて面には、プリントパターンにより
GPS用の第1ループアンテナ402が形成されてい
る。この第1ループアンテナ402には、一対の摂動素
子402aが外方へ向かって対向するように形成されて
円偏波ループアンテナとされている。この第1ループア
ンテナ402の内側にVICS用における第2ループア
ンテナ403がプリントパターンにより形成されてい
る。第2ループアンテナ403は直線偏波用アンテナと
されている。この第2ループアンテナ403のほぼ中央
に、プリントパターンによりDSRCの周波数帯で動作
する右旋偏波用のスパイラルアンテナ404が形成され
ている。また、誘電体基板410の裏面には全面にアー
スパターンが形成されている。この複合アンテナ400
においては、誘電体基板410上に形成されたGPS帯
で動作する第1ループアンテナ402の内側に、VIC
Sの電波ビーコン用の第2ループアンテナ403および
ETCの周波数帯において動作するスパイラルアンテナ
404を、ほぼ同一軸上に配置するようにしたので、異
なる3つの周波数帯で動作することのできる小型の複合
アンテナとすることができる。
【0042】図44(b)に示す複合アンテナの変形例
では、3周波用の複合アンテナ500とされ、例えば
1.5GHz帯のGPSアンテナ、2.5GHz帯のV
ICSの電波ビーコン用アンテナおよび5.8GHz帯
のETC等のDSRC用アンテナとして動作するように
されている。複合アンテナ500を構成している誘電体
基板510のおもて面には、プリントパターンによりG
PS用の第1ループアンテナ502が形成されている。
この第1ループアンテナ502には、一対の第1摂動素
子502aが外方へ向かって対向するように形成されて
円偏波ループアンテナとされている。この第1ループア
ンテナ502の内側にVICS用の第2ループアンテナ
503がプリントパターンにより形成されている。第2
ループアンテナ503は直線偏波用アンテナとされてい
る。この第2ループアンテナ503のほぼ中央に、プリ
ントパターンによりDSRCの周波数帯で動作する第3
ループアンテナ504が形成されている。この第3ルー
プアンテナ504には、一対の第2摂動素子504aが
内側へ向かって対向するように形成されて円偏波ループ
アンテナとされている。また、誘電体基板510の裏面
には全面にアースパターンが形成されている。この複合
アンテナ500においては、誘電体基板510上に形成
されたGPS帯で動作する第1ループアンテナ502の
内側に、VICSにおける電波ビーコン用の第2ループ
アンテナ503およびETCの周波数帯において動作す
る第3ループアンテナ504を、ほぼ同一軸上に配置す
るようにしたので、異なる3つの周波数帯で動作するこ
とのできる小型の複合アンテナとすることができる。
【0043】図44(c)に示す複合アンテナの変形例
では、3周波用の複合アンテナ600とされ、例えば
1.5GHz帯のGPSアンテナ、2.5GHz帯のV
ICSの電波ビーコン用アンテナおよび5.8GHz帯
のETC等のDSRC用アンテナとして動作するように
されている。複合アンテナ600を構成している誘電体
基板610のおもて面には、プリントパターンによりG
PS用の第1ループアンテナ602が形成されている。
この第1ループアンテナ602には、一対の摂動素子6
02aが外方へ向かって対向するように形成されて円偏
波ループアンテナとされている。この第1ループアンテ
ナ602の内側にVICS用の第2ループアンテナ60
3がプリントパターンにより形成されている。第2ルー
プアンテナ603は直線偏波用アンテナとされている。
この第2ループアンテナ603のほぼ中央に、プリント
パターンによりDSRCの周波数帯で動作する円形パッ
チアンテナ604が形成されている。この円形パッチア
ンテナ604には、一対の縮退分離素子604aが対向
するように形成されて円偏波ループアンテナとされてい
る。また、誘電体基板610の裏面には全面にアースパ
ターンが形成されている。この複合アンテナ600にお
いては、誘電体基板610上に形成されたGPS帯で動
作する第1ループアンテナ602の内側に、VICSに
おける電波ビーコン用の第2ループアンテナ603およ
びETCの周波数帯において動作する円形パッチアンテ
ナ604を、ほぼ同一軸上に配置するようにしたので、
異なる3つの周波数帯で動作することのできる小型の複
合アンテナとすることができる。
【0044】次に、本発明の第4の実施の形態の複合ア
ンテナの構成を図45および図46に示す。ただし、図
45は本発明にかかる第4の複合アンテナ300の平面
図であり、図46はその側面図である。図45および図
46に示す第4の複合アンテナ300は、3周波用の複
合アンテナとされ、例えば1.5GHz帯のGPSアン
テナ、2.5GHz帯のVICSにおける電波ビーコン
用アンテナおよび5.8GHz帯のETC等のDSRC
用アンテナとして動作するようにされている。複合アン
テナ300を構成している誘電体基板310のおもて面
には、プリントパターンによりGPS用の第1ループア
ンテナ302が形成されている。この第1ループアンテ
ナ302には、一対の摂動素子302aが外方へ向かっ
て対向するように形成されて円偏波ループアンテナとさ
れている。この第1ループアンテナ302の内側にVI
CS用における第2ループアンテナ303がプリントパ
ターンにより形成されている。第2ループアンテナ30
3は直線偏波用アンテナとされている。3周波用の複合
アンテナ400とされ、例えば1.5GHz帯のGPS
アンテナ、2.5GHz帯のVICSの電波ビーコン用
アンテナおよび5.8GHz帯のETC等のDSRC用
アンテナとして動作するようにされている。複合アンテ
ナ300を構成している誘電体基板310のおもて面に
は、プリントパターンによりGPS用の第1ループアン
テナ302が形成されている。この第1ループアンテナ
302には、一対の摂動素子302aが外方へ向かって
対向するように形成されて円偏波ループアンテナとされ
ている。この第1ループアンテナ302の内側にVIC
S用における第2ループアンテナ303がプリントパタ
ーンにより形成されている。第2ループアンテナ303
は直線偏波用アンテナとされている。また、誘電体基板
310の裏面には全面にアースパターン311が形成さ
れている。
【0045】ところで、誘電体基板310のおもて面の
ほぼ中央にはETC用の右旋円偏波用のヘリカルアンテ
ナ304が配置されている。このような複合アンテナ3
00において、第1ループアンテナ302は、電磁結合
するように配置されている図示しない円弧状の第1給電
パターンから給電されることにより右旋円偏波アンテナ
として動作するようにされている。また、第2ループア
ンテナ303は、電磁結合するように配置されている図
示しない円弧状の短い第2給電パターンから給電される
ことにより直線偏波アンテナとして動作するようにされ
ている。これらの給電パターンは誘電体基板310内に
前述したように埋め込まれるように配置されている。第
1給電パターンに第1給電線320が接続されると共に
第2給電パターンに第2給電線321が接続されて、第
1ループアンテナ302は右旋円偏波アンテナとして動
作すると共に第2ループアンテナ303は直線偏波アン
テナとして動作するようになされている。また、ヘリカ
ルアンテナ304は右旋円偏波アンテナとして動作する
方向に線材がヘリカル状に巻回されて構成されており、
第3給電線322から給電されている。
【0046】本発明にかかる第4の複合アンテナ300
は、誘電体基板310上に形成されたGPS帯で動作す
る右旋円偏波ループアンテナである第1ループアンテナ
302を備えている。ループアンテナであることから、
その内部の空間を利用することができる。そこで、本発
明にかかる第4の複合アンテナ300では第1ループア
ンテナ302の内側に、VICS帯で動作する直線偏波
用の第2ループアンテナ303を形成している。さら
に、第2ループアンテナ303の内部の空間を利用し
て、ETCの周波数帯において動作するヘリカルアンテ
ナ304を、第1ループアンテナ302および第2ルー
プアンテナ303とほぼ同一軸上に配置するようにして
いる。これにより、異なる3つの周波数帯で動作するこ
とのできる小型の複合アンテナとすることができ、この
複合アンテナ300の取付面積を小さくすることができ
ると共に、その取り扱いを容易とすることができる。
【0047】以上説明した本発明にかかる複合アンテナ
においては、誘電体基板の形状を円形として説明した
が、本発明はこれに限るものではなく、三角形、矩形や
六角形、八角形等の多角形とすることができる。また、
上記の説明においては本発明にかかる複合アンテナを
1.5GHz帯のGPSアンテナ、2.5GHz帯のV
ICSの電波ビーコン用アンテナおよび5.8GHz帯
のETC等のDSRC用アンテナとして動作させるよう
にしたが、これに限るものではなく外側の第1ループア
ンテナをGPS用アンテナとし、内側の第2ループアン
テナを2.6GHz帯の衛星ラジオ用(MSB)アンテ
ナとし、内側のパッチアンテナを5.8GHz帯のET
C等のDSRC用アンテナとしてもよい。さらに、外側
の第1ループアンテナを1.2GHz帯のGPS用アン
テナとし、内側の第2ループアンテナを1.5GHz帯
のGPS用アンテナあるいは2.5GHz帯のVICS
の電波ビーコン用アンテナとし、内側のパッチアンテナ
を5.8GHz帯のETC等のDSRC用アンテナとし
てもよい。さらに、GPSシステム、DSRCシステ
ム、VICSシステム等に加えて衛星通信システム、自
動車電話システム、衛星ラジオシステム等を加えたシス
テムの内の複数のシステムにおけるアンテナとして、本
発明にかかる複合アンテナを適用することができる。
【0048】
【発明の効果】上記説明したように、本発明は、第1の
周波数帯において動作する第1ループアンテナの内側
に、第2の周波数帯において動作する第2ループアンテ
ナおよび第3の周波数帯において動作するパッチアンテ
ナを形成するようにしたので、異なる3つの周波数帯で
動作する小型の複合アンテナとすることができるように
なる。このように、本発明においては第1の周波数帯に
おいて動作する第1ループアンテナの内部の空間を利用
して第2の周波数帯において動作する第2ループアンテ
ナを形成すると共に、第2ループアンテナの内部の空間
を利用して第3の周波数帯において動作するパッチアン
テナを形成するようにしているので、小型の複合アンテ
ナとすることができ、その取付面積を小さくすることが
できると共に、その取り扱いを容易とすることができる
ようになる。また、第1ループアンテナと第2ループア
ンテナおよびパッチアンテナをほぼ同一軸上に設けるよ
うにしたので、互いに影響を与えにくいようにすること
ができる。さらに、縮退分離素子をパッチアンテナに設
けると、ETC等のDSRC用の円偏波アンテナとする
ことができ、第1ループアンテナに摂動素子を設けて円
偏波アンテナとすることにより、GPSアンテナとする
ことができる。また、第2ループアンテナはVICS用
の直線偏波アンテナとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アンテ
ナの構成を示す平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アンテ
ナの構成を示す側面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アンテ
ナの構成を示す裏面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アンテ
ナの構成を示すA−A断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アンテ
ナの構成を示すB−B断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態にかかる第1ループ
アンテナへの給電構造を示す斜視図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態にかかる第1ループ
アンテナへの給電構造を示す側面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態にかかる第2ループ
アンテナへの給電構造を示す斜視図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態にかかる第2ループ
アンテナへの給電構造を示す側面図である。
【図10】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナの作成方法を説明するための展開図である。
【図11】本発明の実施の形態にかかる複合アンテナの
各部の寸法を説明するための図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示す平面図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示す側面図である。
【図14】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示す裏面図である。
【図15】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示すA−A断面図である。
【図16】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示すB−B断面図である。
【図17】本発明の第2の実施の形態にかかる第1ルー
プアンテナへの給電構造を示す斜視図である。
【図18】本発明の第2の実施の形態にかかる第1ルー
プアンテナへの給電構造を示す側面図である。
【図19】本発明の第2の実施の形態にかかる第2ルー
プアンテナへの給電構造を示す斜視図である。
【図20】本発明の第2の実施の形態にかかる第2ルー
プアンテナへの給電構造を示す側面図である。
【図21】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナの作成方法を説明するための展開図である。
【図22】本発明の第3の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示す平面図である。
【図23】本発明の第3の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示す側面図である。
【図24】本発明の第3の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示す裏面図である。
【図25】本発明の第3の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示すA−A断面図である。
【図26】本発明の第3の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示すB−B断面図である。
【図27】本発明の第3の実施の形態にかかる第1ルー
プアンテナへの給電構造を示す斜視図である。
【図28】本発明の第3の実施の形態にかかる第1ルー
プアンテナへの給電構造を示す側面図である。
【図29】本発明の第3の実施の形態にかかる第2ルー
プアンテナへの給電構造を示す斜視図である。
【図30】本発明の第3の実施の形態にかかる第2ルー
プアンテナへの給電構造を示す側面図である。
【図31】本発明の第3の実施の形態にかかる複合アン
テナの作成方法を説明するための展開図である。
【図32】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのGPS帯におけるVSWR特性を示すグラフであ
る。
【図33】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのGPS帯におけるインピーダンス特性を示すスミ
スチャートである。
【図34】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのGPS帯におけるφ=0°面の軸比特性を示す図
である。
【図35】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのGPS帯におけるφ=90°面の軸比特性を示す
図である。
【図36】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのVICSにおける電波ビーコンの周波数帯におけ
るVSWR特性を示すグラフである。
【図37】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのVICSにおける電波ビーコンの周波数帯におけ
るインピーダンス特性を示すスミスチャートである。
【図38】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのVICSにおける電波ビーコンの周波数帯におけ
るφ=0°面の垂直偏波の指向特性を示す図である。
【図39】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのVICSにおける電波ビーコンの周波数帯におけ
るφ=90°面の垂直偏波の指向特性を示す図である。
【図40】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのETC帯におけるVSWR特性を示すグラフであ
る。
【図41】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのETC帯におけるインピーダンス特性を示すスミ
スチャートである。
【図42】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのETC帯におけるφ=0°面の軸比特性を示す図
である。
【図43】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのETC帯におけるφ=90°面の軸比特性を示す
図である。
【図44】本発明の第1ないし第3の実施の形態にかか
る複合アンテナの変形例の構成を示す平面図である。
【図45】本発明の第4の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示す平面図である。
【図46】本発明の第4の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示す側面図である。
【符号の説明】
1 複合アンテナ、2 第1ループアンテナ、2a 摂
動素子、2b 第1給電点、3 第2ループアンテナ、
3b 第2給電点、4 パッチアンテナ、4a縮退分離
素子、4b 第3給電点、5 第1給電パターン、6
第2給電パターン、10 誘電体基板、10a 第1誘
電体基板、10b 第2誘電体基板、10c 第3誘電
体基板、11 アースパターン、12 凹部、14 貫
通孔、15 貫通孔、20 第1給電線、21 第2給
電線、22 第3給電線、100複合アンテナ、102
第1ループアンテナ、102a 摂動素子、102b
第1給電点、103 第2ループアンテナ、103b
第2給電点、104パッチアンテナ、104a 縮退分
離素子、104b 第3給電点、105 第1給電パタ
ーン、106 第2給電パターン、110 誘電体基
板、110a第1誘電体基板、110b 第2誘電体基
板、110c 第3誘電体基板、111 第1アースパ
ターン、112 凹部、113 第2アースパターン、
114貫通孔、115 貫通孔、120 第1給電線、
121 第2給電線、122第3給電線、200 複合
アンテナ、202 第1ループアンテナ、202a摂動
素子、202b 第1給電点、203 第2ループアン
テナ、203b第2給電点、204 パッチアンテナ、
204a 縮退分離素子、204b 第3給電点、20
5 第1給電パターン、206 第2給電パターン、2
10 誘電体基板、210a 第1誘電体基板、210
b 第2誘電体基板、210c第3誘電体基板、210
d 第4誘電体基板、211 第1アースパターン、2
12 上部凹部、213 第2アースパターン、214
貫通孔、215 貫通孔、216 下部凹部、217
貫通孔、220 第1給電線、221 第2給電線、
222 第3給電線、300 複合アンテナ、302
第1ループアンテナ、302a 摂動素子、303 第
2ループアンテナ、304 ヘリカルアンテナ、310
誘電体基板、311 アースパターン、320 第1
給電線、321 第2給電線、322 第3給電線、4
00 複合アンテナ、402 第1ループアンテナ、4
02a 摂動素子、403 第2ループアンテナ、40
4スパイラルアンテナ、410 誘電体基板、500
複合アンテナ、502 第1ループアンテナ、502a
第1摂動素子、503 第2ループアンテナ、504
第3ループアンテナ、504a 第2摂動素子、51
0 誘電体基板、600 複合アンテナ、602 第1
ループアンテナ、602a 摂動素子、603 第2ル
ープアンテナ、604 円形パッチアンテナ、604a
縮退分離素子、610 誘電体基板
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01Q 21/28 H01Q 21/28 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 5/01 H01Q 1/38 H01Q 7/00 H01Q 11/08 H01Q 13/08 H01Q 21/28

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体基板のおもて面に形成されている
    第1の周波数帯において動作する第1ループアンテナ
    と、 該第1ループアンテナの内側に形成されており、前記第
    1の周波数帯より高くされている第2の周波数帯におい
    て動作する第2ループアンテナと、 該第2ループアンテナの内側に形成されており、前記第
    2の周波数帯より高くされている第3の周波数帯におい
    て動作するパッチアンテナとを備え、 前記誘電体基板の裏面には、前記第1ループアンテナお
    よび第2ループアンテナに対する第1のアースパターン
    が形成されていると共に、そのほぼ中央に凹部が形成さ
    れており、該凹部の底面に形成されているパターンが、
    前記パッチアンテナに対する第2のアースパターンとさ
    れていることを特徴とする複合アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記第1ループアンテナと前記第2ルー
    プアンテナおよび前記パッチアンテナはほぼ同一軸上に
    形成されており、前記第1ループアンテナには一対の摂
    動素子が対向するように形成されて円偏波用アンテナと
    され、前記第2ループアンテナは直線偏波用アンテナと
    され、前記パッチアンテナには一対の縮退分離素子が対
    向するよう形成されて円偏波用アンテナとされているこ
    とを特徴とする請求項1記載の複合アンテナ。
  3. 【請求項3】 前記誘電体基板は、複数枚のプリント基
    板を重合して形成されており、最も上に配置されるプリ
    ント基板のおもて面には前記第1ループアンテナと前記
    第2ループアンテナおよび前記パッチアンテナのパター
    ンが形成されており、その裏面には前記パッチアンテナ
    に対向するように前記第2のアースパターンが形成され
    ており、中間に配置されるプリント基板にはほぼ中央に
    前記凹部を形成するための貫通孔が形成されていると共
    に、そのおもて面には前記第1ループアンテナと電磁結
    合する第1給電用パターンと、前記第2ループアンテナ
    と電磁結合する第2給電用パターンとが形成されてお
    り、最も下に配置されるプリント基板にはほぼ中央に前
    記凹部を形成するための貫通孔が形成されていると共
    に、その裏面には前記第1のアースパターンが形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の複合アンテナ。
  4. 【請求項4】 前記凹部の周壁面に前記第2のアースパ
    ターンと前記第1のアースパターンとを接続するパター
    ンが形成されていることを特徴とする請求項1記載の複
    合アンテナ。
  5. 【請求項5】 ほぼ中央に凹部が設けられている誘電体
    基板のおもて面に、前記凹部を取り囲むように形成され
    ている第1の周波数帯において動作する第1ループアン
    テナと、 該第1ループアンテナの内側に前記凹部を取り囲むよう
    に形成されており、前記第1の周波数帯より高くされて
    いる第2の周波数帯において動作する第2ループアンテ
    ナと、 前記凹部の底面に形成されており、前記第2の周波数帯
    より高くされている第3の周波数帯において動作するパ
    ッチアンテナとを備え、 前記誘電体基板の裏面にアースパターンが形成されてい
    ることを特徴とする複合アンテナ。
  6. 【請求項6】 前記第1ループアンテナと前記第2ルー
    プアンテナおよび前記パッチアンテナはほぼ同一軸上に
    形成されており、前記第1ループアンテナには一対の摂
    動素子が対向するように形成されて円偏波用アンテナと
    され、前記第2ループアンテナは直線偏波用アンテナと
    され、前記パッチアンテナには一対の縮退分離素子が対
    向するよう形成されて円偏波用アンテナとされているこ
    とを特徴とする請求項5記載の複合アンテナ。
  7. 【請求項7】 前記誘電体基板は、複数枚のプリント基
    板を重合して形成されており、最も上に配置されるプリ
    ント基板にはほぼ中央に前記凹部を形成するための貫通
    孔が形成されていると共に、そのおもて面には前記第1
    ループアンテナと前記第2ループアンテナのパターンが
    ほぼ同軸上に形成されており、中間に配置されるプリン
    ト基板にはほぼ中央に前記凹部を形成するための貫通孔
    が形成されていると共に、そのおもて面には前記第1ル
    ープアンテナと電磁結合する第1給電用パターンと、前
    記第2ループアンテナと電磁結合する第2給電用パター
    ンとが形成されており、最も下に配置されるプリント基
    板のおもて面には前記パッチアンテナのパターンが形成
    されていると共に、その裏面には前記アースパターンが
    形成されていることを特徴とする請求項5記載の複合ア
    ンテナ。
  8. 【請求項8】 ほぼ中央に第1凹部が設けられている誘
    電体基板のおもて面に、前記第1凹部を取り囲むように
    形成されている第1の周波数帯において動作する第1ル
    ープアンテナと、 該第1ループアンテナの内側に前記第1凹部を取り囲む
    ように形成されており、前記第1の周波数帯より高くさ
    れている第2の周波数帯において動作する第2ループア
    ンテナと、 前記第1凹部の底面に形成されており、前記第2の周波
    数帯より高くされている第3の周波数帯において動作す
    るパッチアンテナとを備え、 前記誘電体基板の裏面には、前記第1ループアンテナお
    よび第2ループアンテナに対する第1のアースパターン
    が形成されていると共に、そのほぼ中央に第2凹部が形
    成されており、該第2凹部の底面に形成されているパタ
    ーンが、前記パッチアンテナに対する第2のアースパタ
    ーンとされていることを特徴とする複合アンテナ。
  9. 【請求項9】 前記第1ループアンテナと前記第2ルー
    プアンテナおよび前記パッチアンテナはほぼ同一軸上に
    形成されており、前記第1ループアンテナには一対の摂
    動素子が対向するように形成されて円偏波用アンテナと
    され、前記第2ループアンテナは直線偏波用アンテナと
    され、前記パッチアンテナには一対の縮退分離素子が対
    向するよう形成されて円偏波用アンテナとされているこ
    とを特徴とする請求項8記載の複合アンテナ。
  10. 【請求項10】 前記誘電体基板は、複数枚のプリント
    基板を重合して形成されており、最も上に配置されるプ
    リント基板にはほぼ中央に前記第1凹部を形成するため
    の貫通孔が形成されていると共に、そのおもて面には前
    記貫通孔の周囲に前記第1ループアンテナおよび前記第
    2ループアンテナのパターンが形成されており、中間に
    配置される第1のプリント基板にはほぼ中央に前記第1
    凹部を形成するための貫通孔が形成されていると共に、
    そのおもて面には前記第1ループアンテナと電磁結合す
    る第1給電用パターンと、前記第2ループアンテナと電
    磁結合する第2給電用パターンとが形成されており、中
    間に配置される第2のプリント基板のおもて面には前記
    パッチアンテナのパターンが形成されていると共に、そ
    の裏面には前記パッチアンテナに対向するように前記第
    2のアースパターンが形成されており、最も下に配置さ
    れるプリント基板にはほぼ中央に前記第2凹部を形成す
    るための貫通孔が形成されていると共に、その裏面には
    前記第1のアースパターンが形成されていることを特徴
    とする請求項8記載の複合アンテナ。
  11. 【請求項11】 前記第2凹部の周壁面に前記第2のア
    ースパターンと前記第1のアースパターンとを接続する
    パターンが形成されていることを特徴とする請求項8記
    載の複合アンテナ。
  12. 【請求項12】 前記パッチアンテナに代えて前記第3
    の周波数帯において動作すると共に、摂動素子を備える
    第3のループアンテナが形成されていることを特徴とす
    る請求項1ないし11のいずれかに記載の複合アンテ
    ナ。
  13. 【請求項13】 前記パッチアンテナに代えて前記第3
    の周波数帯において動作するスパイラルアンテナが形成
    されていることを特徴とする請求項1ないし11のいず
    れかに記載の複合アンテナ。
  14. 【請求項14】 誘電体基板のおもて面に形成されてい
    る第1の周波数帯において動作する第1ループアンテナ
    と、 該第1ループアンテナの内側に形成されており、前記第
    1の周波数帯より高くされている第2の周波数帯におい
    て動作する第2ループアンテナと、 前記誘電体基板のほぼ中央に設けられており、前記第2
    の周波数帯より高くされている第3の周波数帯において
    動作するヘリカルアンテナとを備え、 前記誘電体基板の裏面にアースパターンが形成されてい
    ることを特徴とする複合アンテナ。
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