JP3420232B2 - 複合アンテナ - Google Patents

複合アンテナ

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JP3420232B2 JP2001352074A JP2001352074A JP3420232B2 JP 3420232 B2 JP3420232 B2 JP 3420232B2 JP 2001352074 A JP2001352074 A JP 2001352074A JP 2001352074 A JP2001352074 A JP 2001352074A JP 3420232 B2 JP3420232 B2 JP 3420232B2
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  • Electromagnetism (AREA)
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  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、第1の周波数帯で
動作するアンテナと、この第1の周波数帯より低くされ
ている第2の周波数帯で動作するアンテナとが同じ基板
上に形成されている複合アンテナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】DSRC(Dedicated Short Range Comm
unication)といわれる狭域通信システムが知られてい
る。DSRCは、電波の到達距離が数メートルないし数
十メートルの無線通信システムのことで、ETC(Elec
tronic Toll Collection Systems:自動料金収受システ
ム)やITS(Intelligent Transport Systems:高度道
路交通システム)に用いられている。ETCは、自動車
が高速道路などの料金所を通過する際、ゲートに設置さ
れたアンテナと車両に搭載した車載機との間で通信を行
い、自動的に料金の支払いを行うシステムである。ET
Cを採用すると、料金所において停止する必要がなくな
ることから、自動車がゲートを通過する所要時間が大幅
に短縮される。このため、料金所付近の交通渋滞を緩和
することができると共に、排出ガスを低減することがで
きる。
【0003】また、ITSは、カー・ナビゲーション・
システム(以下、「カーナビ」という)など自動車をイ
ンテリジェント化するシステムと、広域交通管制システ
ムなど道路をインテリジェント化するシステムを融合さ
せた交通システムである。例えば、カーナビにはVIC
S(Vehicle Information and Communication System:
道路交通情報通信システム)との連携が可能とされたシ
ステムがある。このような場合にITSを用いて、警察
が収集した一般路の情報と首都高速道路公団・日本道路
公団などが収集した高速道路の情報とをVICSセンタ
ーが編集して発信する。そして、この情報をカーナビが
受信すると渋滞を迂回するルート等を検索してモニター
に表示することができるようになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、DSRCで
はこのように情報を、道路の路側や駐車場等に設けられ
た無線通信設備から送信するようにされていた。そし
て、カーナビを搭載した自動車においては無線通信設備
から送信された電波を受信することのできるDSRC用
アンテナを搭載するようにしている。DSRCは5.8
GHz帯を使用している。また、カーナビ用にはGPS
アンテナが必要とされ、GPSアンテナが自動車には搭
載されている。GPSは1.5GHz帯を使用してい
る。そして、カーナビをVICSと連動させるにはVI
CS用アンテナが必要であり、VICS用アンテナが自
動車に搭載されるようになる。VICSは2.5GHz
帯を使用している。
【0005】このように、DSRC、GPSおよびVI
CSにおいてはその使用周波数帯がそれぞれ異なること
から、それぞれのアンテナを自動車に搭載しなければな
らず、複数のアンテナが必要となり広い取付面積が占め
られてしまうようになると共に、複数のアンテナの取付
作業が繁雑になるという問題点があった。そこで、本発
明は異なる複数の周波数帯で動作することの可能な小型
の複合アンテナを提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の第1の複合アンテナは、誘電体基板のほぼ
中央に形成されている第1の周波数帯において動作する
パッチアンテナと、該パッチアンテナを取り囲むように
前記誘電体基板上に形成されている前記第1の周波数帯
より低くされている第2の周波数帯において動作するル
ープアンテナとを備え、前記誘電体基板の裏面には、前
記ループアンテナに対する第1のアースパターンが形成
されていると共に、そのほぼ中央に凹部が形成されてお
り、該凹部の底面に形成されているパターンが、前記パ
ッチアンテナに対する第2のアースパターンとされてい
る。また、上記本発明の第1の複合アンテナにおいて、
前記パッチアンテナと前記ループアンテナとはほぼ同一
軸上に形成されており、前記パッチアンテナには一対の
縮退分離素子が対向するよう形成されて円偏波用アンテ
ナとされ、前記ループアンテナには一対の摂動素子が対
向するように形成されて円偏波用アンテナとされていて
もよい。
【0007】さらに、上記本発明の第1の複合アンテナ
において、前記誘電体基板は、複数枚のプリント基板を
重合して形成されており、最も上に配置されるプリント
基板のおもて面には前記パッチアンテナと前記ループア
ンテナのパターンが形成されており、その裏面には前記
パッチアンテナに対向するように前記第2のアースパタ
ーンが形成されており、中間に配置されるプリント基板
にはほぼ中央に前記凹部を形成するための貫通孔が形成
されていると共に、そのおもて面には前記ループアンテ
ナと電磁結合する給電用パターンが形成されており、最
も下に配置されるプリント基板にはほぼ中央に前記凹部
を形成するための貫通孔が形成されていると共に、その
裏面には前記第1のアースパターンが形成されていても
よい。さらにまた、上記本発明の第1の複合アンテナに
おいて、前記凹部の周壁面に前記第2のアースパターン
と前記第1のアースパターンとを接続するパターンが形
成されていてもよい。
【0008】次に、上記課題を解決することのできる本
発明の第2の複合アンテナは、誘電体基板のほぼ中央に
設けられている凹部の底面に形成されている第1の周波
数帯において動作するパッチアンテナと、該パッチアン
テナを取り囲むように前記誘電体基板上に形成されてい
る前記第1の周波数帯より低くされている第2の周波数
帯において動作するループアンテナとを備え、前記誘電
体基板の裏面にアースパターンが形成されている。ま
た、上記本発明の第2の複合アンテナにおいて、前記パ
ッチアンテナと前記ループアンテナとはほぼ同一軸上に
形成されており、前記パッチアンテナには一対の縮退分
離素子が対向するよう形成されて円偏波用アンテナとさ
れ、前記ループアンテナには一対の摂動素子が対向する
ように形成されて円偏波用アンテナとされていてもよ
い。
【0009】さらに、上記本発明の第2の複合アンテナ
において、前記誘電体基板は、複数枚のプリント基板を
重合して形成されており、最も上に配置されるプリント
基板にはほぼ中央に前記凹部を形成するための貫通孔が
形成されていると共に、そのおもて面には前記ループア
ンテナのパターンが形成されており、中間に配置される
プリント基板にはほぼ中央に前記凹部を形成するための
貫通孔が形成されていると共に、そのおもて面には前記
ループアンテナと電磁結合する給電用パターンが形成さ
れており、最も下に配置されるプリント基板のおもて面
には前記パッチアンテナのパターンが形成されていると
共に、その裏面には前記アースパターンが形成されてい
てもよい。
【0010】次に、上記課題を解決することのできる本
発明の第3の複合アンテナは、誘電体基板のほぼ中央に
設けられている第1の凹部の底面に形成されている第1
の周波数帯において動作するパッチアンテナと、該パッ
チアンテナを取り囲むように前記誘電体基板上に形成さ
れている前記第1の周波数帯より低くされている第2の
周波数帯において動作するループアンテナとを備え、前
記誘電体基板の裏面には、前記ループアンテナに対する
第1のアースパターンが形成されていると共に、そのほ
ぼ中央に第2の凹部が形成されており、該第2の凹部の
底面に形成されているパターンが、前記パッチアンテナ
に対する第2のアースパターンとされている。また、上
記本発明の第3の複合アンテナにおいて、前記パッチア
ンテナと前記ループアンテナとはほぼ同一軸上に形成さ
れており、前記パッチアンテナには一対の縮退分離素子
が対向するよう形成されて円偏波用アンテナとされ、前
記ループアンテナには一対の摂動素子が対向するように
形成されて円偏波用アンテナとされていてもよい。
【0011】さらに、上記本発明の第3の複合アンテナ
において、前記誘電体基板は、複数枚のプリント基板を
重合して形成されており、最も上に配置されるプリント
基板にはほぼ中央に前記第1の凹部を形成するための貫
通孔が形成されていると共に、そのおもて面には前記ル
ープアンテナのパターンが形成されており、中間に配置
される第1のプリント基板にはほぼ中央に前記第1の凹
部を形成するための貫通孔が形成されていると共に、そ
のおもて面には前記ループアンテナと電磁結合する給電
用パターンが形成されており、中間に配置される第2の
プリント基板のおもて面には前記パッチアンテナのパタ
ーンが形成されていると共に、その裏面には前記パッチ
アンテナに対向するように前記第2のアースパターンが
形成されており、最も下に配置されるプリント基板には
ほぼ中央に前記第2の凹部を形成するための貫通孔が形
成されていると共に、その裏面には前記第1のアースパ
ターンが形成されていてもよい。さらにまた、上記本発
明の第3の複合アンテナにおいて、前記第2の凹部の周
壁面に前記第2のアースパターンと前記第1のアースパ
ターンとを接続するパターンが形成されていてもよい。
【0012】さらにまた、上記本発明の第1ないし第3
の複合アンテナにおいて、前記パッチアンテナに代えて
前記第1の周波数帯において動作すると共に、摂動素子
を備える第2のループアンテナが形成されていてもよ
い。さらにまた、上記本発明の第1ないし第3の複合ア
ンテナにおいて、前記パッチアンテナに代えて前記第1
の周波数帯において動作するスパイラルアンテナが形成
されていてもよい。
【0013】次に、上記課題を解決することのできる本
発明の第4の複合アンテナは、誘電体基板のほぼ中央に
設けられている第1の周波数帯において動作するヘリカ
ルアンテナと、該ヘリカルアンテナを取り囲むように前
記誘電体基板上に形成されている前記第1の周波数帯よ
り低くされている第2の周波数帯において動作する円偏
波ループアンテナとを備え、前記誘電体基板の裏面にア
ースパターンが形成されている。
【0014】このような本発明によれば、第1の周波数
帯において動作するパッチアンテナを取り囲むように第
2の周波数帯において動作するループアンテナを誘電体
基板上に形成するようにしたので、異なる2つの周波数
帯で動作する小型の複合アンテナとすることができるよ
うになる。このように、本発明においては第2の周波数
帯において動作するループアンテナの内部の空間を利用
して、第1の周波数帯において動作するパッチアンテナ
を形成するようにしているので、小型の複合アンテナと
することができ、その取付面積を小さくすることができ
ると共に、その取り扱いを容易とすることができるよう
になる。また、ループアンテナとパッチアンテナとをほ
ぼ同一軸上に設けるようにしたので、互いに影響を与え
にくいようにすることができる。さらに、縮退分離素子
をパッチアンテナに設けると、ETC等のDSRC用の
円偏波アンテナとすることができ、ループアンテナに摂
動素子を設けて円偏波アンテナとすることにより、GP
Sアンテナとすることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第1の実施の形態にかか
る複合アンテナの構成を図1ないし図7に示す。ただ
し、図1は本発明にかかる複合アンテナの平面図であ
り、図2はその側面図であり、図3はその裏面図であ
り、図4はそのA−A線で切断した断面図であり、図5
はそのB−B線で切断した断面図であり、図6はその概
略構成を示す斜視図であり、図7はその概略構成を示す
側面図である。図1ないし図7に示す第1の複合アンテ
ナ1は2周波用の複合アンテナとされており、例えば
5.8GHz帯のETC等のDSRC用アンテナおよび
1.5GHz帯のGPSアンテナとして動作するように
されている。複合アンテナ1を構成している円形の誘電
体基板10のおもて面には、プリントパターンにより第
1アンテナ2が形成されている。この第1アンテナ2は
ループアンテナとされており、一対の摂動素子2aが外
方へ向かって対向するように形成されて円偏波アンテナ
とされている。また、第1アンテナ2とほぼ同軸になる
ようにそのほぼ中央に位置して第2アンテナ3がプリン
トパターンにより形成されている。この第2アンテナ3
は方形パッチアンテナとされており、一対の縮退分離素
子3aが対向する頂部に形成されて円偏波アンテナとさ
れている。
【0016】誘電体基板10の裏面の全面には第1アー
スパターン11が形成されている。また、誘電体基板1
0の裏面のほぼ中央には所定深さの凹部12が形成され
ており、凹部12の底面には円形の第2アースパターン
13が形成されている。第1アンテナ2は、電磁結合す
るように配置されている円弧状の給電パターン4から給
電されることにより右旋円偏波アンテナとして動作する
ようにされている。この給電パターン4は誘電体基板1
0内に埋め込まれるように配置されており、図6および
図7においては誘電体基板10が透明なものとして示さ
れている。この給電パターン4の第1給電点2bには同
軸ケーブルとされている第1給電線20の芯線が接続さ
れており、第1給電線20のシールド部は第1アースパ
ターン11に接続されている。また、第2アンテナ3の
第2給電点3bに同軸ケーブルとされている第2給電線
21の芯線が接続されて給電されることにより、第2ア
ンテナ3は右旋円偏波アンテナとして動作するようにな
る。なお、第2給電線21のシールド部は凹部10の底
面に形成されている第2アースパターン13に接続され
ている。
【0017】誘電体基板10の裏面に凹部12を設ける
のは、第2アンテナ3と第2アースパターン13との間
隔h2を小さくするためである。このように、間隔h2
を小さくするのは、ループアンテナに比べてパッチアン
テナにおけるアースパターンとの間隔が小さくなるため
である。誘電体基板10は、テフロン(登録商標)基板
や他の樹脂基板とすることができると共に、ハネカムコ
ア等のほぼ空気層からなる基板としてもよい。また、凹
部12の周壁面に導電膜を形成して第2アースパターン
13と第1アースパターン11とを接続することによ
り、凹部12の周壁面から電磁波が漏れることを防止す
るようにしてもよい。
【0018】次に、本発明の第1の実施の形態にかかる
複合アンテナ1の作成方法の一例を図8に示す。この作
成方法では、円形とされたほぼ同径のプリント基板とさ
れている誘電体基板を3枚重合することにより、複合ア
ンテナ1を作成するようにしている。最も上に配置され
る第1誘電体基板10aのおもて面Aには、ほぼ中央に
第2アンテナ3のパターンが形成されており、第2アン
テナ3を取り囲むようにほぼ同一軸上に第1アンテナ2
のパターンが形成されている。また、その裏面Bにはほ
ぼ中央に円形の第2アースパターン13が形成されてい
る。中間に配置される第2誘電体基板10bには、その
ほぼ中央に凹部12を形成するための貫通孔14が形成
されており、そのおもて面Aには第1アンテナ2に電磁
結合する円弧状の給電パターン4が形成されている。な
お、貫通孔14の周側面に導電膜を形成するようにして
もよい。さらに、最も下に配置される第3誘電体基板1
0cには、そのほぼ中央に凹部12を形成するための貫
通孔15が形成されており、その裏面Bには第1アース
パターン11が形成されている。なお、貫通孔15の周
側面に導電膜を形成するようにしてもよい。このような
3枚の誘電体基板10a、10b、10cを位置合わせ
して重合することにより、本発明にかかる第1の複合ア
ンテナ1を作成することができる。なお、誘電体基板1
0a、10b、10cのパターンは銅箔や導電材をメッ
キ等することにより形成されている。
【0019】本発明にかかる第1の複合アンテナ1は、
誘電体基板10上に形成されたGPS帯で動作する右旋
円偏波ループアンテナである第1アンテナ2を備えてい
る。ループアンテナであることから、その内部の空間を
利用することができる。そこで、本発明にかかる第1の
複合アンテナ1では第1のアンテナ2の内部の空間に、
ETCの周波数帯において動作する方形パッチアンテナ
とされる第2のアンテナ3を、第1アンテナ2とほぼ同
一軸上に配置するようにしている。これにより、異なる
2つの周波数帯で動作することのできる小型の複合アン
テナとすることができ、この複合アンテナ1の取付面積
を小さくすることができると共に、その取り扱いを容易
とすることができる。
【0020】ここで、図1ないし図8に示す本発明の第
1の実施の形態にかかる複合アンテナ1の寸法について
説明する。第1アンテナ2をGPSアンテナとして1.
5GHz帯の周波数1.57542GHzの波長をλ1
とし、第2アンテナ3をETC用のアンテナとして5.
8GHz帯の中心周波数5.82GHzの波長をλ2
した場合は、誘電体基板10の直径Rは、約0.52λ
1以上とされ、誘電体基板10の厚みh1は約0.07
λ1とされる。また、第1アンテナ2のループ素子半径
rは約0.19λ1とされ、摂動素子2aの長さLは約
0.07λ1とされ、第1アンテナ2のループ素子線路
幅Wは約0.03λ1とされる。さらに、第2アンテナ
3の縦・横の一辺の長さaは約0.5λ2とされ、縮退
分離素子3aの長さbは約0.1λ2とされ、第2アー
スパターン13の直径Cは約0.7λ2〜1.2λ2とさ
れ、第2アンテナ3と第2アースパターン13との間隔
h2は約0.03λ2〜0.13λ2とされる。
【0021】上述した寸法とされた際の本発明の第1の
実施の形態にかかる複合アンテナ1のアンテナ特性を図
9ないし図20に示す。図9には、第1アンテナ2のG
PS帯におけるVSWR特性を示している。図9を参照
するとGPS帯において使用される1.57542GH
zにおいて約1.3の良好なVSWRが得られている。
また、図10は第1アンテナ2のGPS帯におけるイン
ピーダンス特性を示すスミスチャートである。図10を
参照するとGPS帯において使用される1.57542
GHzにおいて正規化された1に近い良好なインピーダ
ンスが得られている。さらに、図11は第2アンテナ3
のETCの周波数帯におけるVSWR特性を示してい
る。図11を参照するとマーカ1ないしマーカ4で示さ
れるETCの周波数帯において約1.45以下の良好な
VSWRが得られている。さらにまた、図12は第2ア
ンテナ3のETCの周波数帯におけるインピーダンス特
性を示すスミスチャートである。図12を参照するとマ
ーカ1ないしマーカ4で示されるETCの周波数帯にお
いて正規化された1に近い良好なインピーダンスが得ら
れている。
【0022】図13は、第1アンテナ2のGPS帯にお
けるφ=0°(中心から摂動素子2aの中央を通る方
向)面の軸比特性を示している。図13を参照すると約
0°〜90°および約0°〜−60°の範囲において良
好な軸比が得られている。また、図14は第1アンテナ
2のGPS帯におけるφ=90°面の軸比特性を示して
いる。図14を参照すると約0°〜60°および約0°
〜−80°の範囲において良好な軸比が得られている。
さらに、図15は第1アンテナ2の右旋円偏波における
φ=0°面における指向特性(GPS帯)を示してい
る。図15を参照すると90°〜−90°の範囲におい
て−10dB以内の良好な指向特性が得られている。さ
らにまた、図16は第1アンテナ2の右旋円偏波におけ
るφ=90°面における指向特性(GPS帯)を示して
いる。図16を参照すると75°〜−90°の範囲にお
いて−10dB以内の良好な指向特性が得られている。
【0023】図17は、第2アンテナ3のETCの周波
数帯におけるφ=0°面の軸比特性を示している。図1
7を参照すると90°〜−90°の範囲において良好な
軸比が得られている。また、図18は第2アンテナ3の
ETCの周波数帯におけるφ=90°面の軸比特性を示
している。図18を参照すると90°〜−90°の範囲
において良好な軸比が得られている。さらに、図19は
第2アンテナ3の右旋円偏波におけるφ=0°面におけ
る指向特性(ETC帯)を示している。図19を参照す
ると80°〜−85°の範囲において−10dB以内の
良好な指向特性が得られている。さらにまた、図20は
第2アンテナ3の右旋円偏波におけるφ=90°面にお
ける指向特性(ETC帯)を示している。図20を参照
すると85°〜−90°の範囲において−10dB以内
の良好な指向特性が得られている。
【0024】次に、本発明の第2の実施の形態にかかる
複合アンテナの構成を図21ないし図28に示す。ただ
し、図21は本発明にかかる第2の複合アンテナ100
の平面図であり、図22はその側面図であり、図23は
その裏面図であり、図24はそのA−A線で切断した断
面図であり、図25はそのB−B線で切断した断面図で
あり、図26はその概略構成を示す斜視図であり、図2
7はその概略構成を示す側面図である。図21ないし図
27に示す第2の複合アンテナ100は2周波用の複合
アンテナとされ、例えば5.8GHz帯のETC等のD
SRC用アンテナおよび1.5GHz帯のGPSアンテ
ナとして動作するようにされている。複合アンテナ10
0を構成している円形の誘電体基板110のおもて面に
は、プリントパターンにより第1アンテナ102が形成
されている。この第1アンテナ102はループアンテナ
とされており、一対の摂動素子102aが外方へ向かっ
て対向するように形成されて円偏波アンテナとされてい
る。
【0025】また、誘電体基板110のおもて面のほぼ
中央には所定深さの凹部112が形成されており、凹部
112の底面のほぼ中央に位置するようにプリントパタ
ーンにより第2アンテナ103が形成されている。この
第2アンテナ103は方形パッチアンテナとされてお
り、一対の縮退分離素子103aが対向する頂部に形成
されて円偏波アンテナとされている。さらに、誘電体基
板110の裏面の全面にはアースパターン111が形成
されている。このような複合アンテナ100において、
第1アンテナ102は、電磁結合するように配置されて
いる円弧状の給電パターン104から給電されることに
より右旋円偏波アンテナとして動作するようにされてい
る。この給電パターン104は誘電体基板110内に埋
め込まれるように配置されており、図26および図27
においては誘電体基板110が透明なものとして示され
ている。この給電パターン104の第1給電点102b
には同軸ケーブルとされている第1給電線120の芯線
が接続されており、第1給電線120のシールド部はア
ースパターン111に接続されている。また、第2アン
テナ103の第2給電点103bに同軸ケーブルとされ
ている第2給電線121の芯線が接続されて給電される
ことにより、第2アンテナ103は右旋円偏波アンテナ
として動作するようになる。なお、第2給電線121の
シールド部もアースパターン111に接続されている。
【0026】誘電体基板110のおもて面に凹部112
を設けるのは、第2アンテナ103とアースパターン1
11との間隔を小さくするためである。このように、間
隔を小さくするのは、ループアンテナに比べてパッチア
ンテナにおけるアースパターンとの間隔が小さくなるた
めである。誘電体基板110は、テフロン基板や他の樹
脂基板とすることができると共に、ハネカムコア等のほ
ぼ空気層からなる基板としてもよい。
【0027】このような本発明の第2の実施の形態にか
かる複合アンテナ100の作成方法の一例を図28に示
す。この作成方法は、円形のほぼ同径のプリント基板と
されている誘電体基板を3枚重合することにより、複合
アンテナ100を作成するようにしている。最も上に配
置される第1誘電体基板110aには、そのほぼ中央に
凹部112を形成するための貫通孔115が形成されて
おり、そのおもて面Aには、貫通孔115を取り囲むよ
うに第1アンテナ102のパターンが形成されている。
中間に配置される第2誘電体基板110bには、そのほ
ぼ中央に凹部112を形成するための貫通孔114が形
成されており、そのおもて面Aには第1アンテナ102
に電磁結合する円弧状の給電パターン104が形成され
ている。
【0028】さらに、最も下に配置される第3誘電体基
板110cのおもて面には、そのほぼ中央に第2アンテ
ナ103のパターンが形成されており、その裏面Bには
アースパターン111が全面に形成されている。このよ
うな3枚の誘電体基板110a、110b、110cを
位置合わせして重合することにより、本発明にかかる第
2の複合アンテナ100を作成することができる。な
お、誘電体基板110a、110b、110cのパター
ンは銅箔や導電材をメッキ等することにより形成されて
いる。本発明にかかる第2の複合アンテナ100は、誘
電体基板110上に形成されたGPS帯で動作する円偏
波ループアンテナである第1アンテナ102を備えてい
る。ループアンテナであることから、その内部の空間を
利用することができる。そこで、本発明にかかる第2の
複合アンテナ100では第1のアンテナ102の内部の
空間に、ETCの周波数帯において動作する方形パッチ
アンテナとされる第2のアンテナ103を、第1アンテ
ナ102とほぼ同一軸上に配置するようにしている。こ
れにより、異なる2つの周波数帯で動作することのでき
る小型の複合アンテナとすることができ、この複合アン
テナ100の取付面積を小さくすることができると共
に、その取り扱いを容易とすることができる。
【0029】ここで、図21ないし図28に示す本発明
の第2の実施の形態にかかる複合アンテナ100の寸法
について説明する。第1アンテナ102をGPSアンテ
ナとして、第2アンテナ103をETC用のアンテナと
した場合は、誘電体基板110の直径は、約0.52λ
1以上とされ、誘電体基板110の厚みは約0.07λ1
とされる。また、第1アンテナ102のループ素子半径
は約0.19λ1とされ、摂動素子102aの長さLは
約0.07λ1とされ、第1アンテナ102のループ素
子線路幅Wは約0.03λ1とされる。さらに、第2ア
ンテナ103の縦・横の一辺の長さは約0.5λ2とさ
れ、縮退分離素子103aの長さbは約0.1λ2とさ
れ、第2アンテナ103とアースパターン111との間
隔は約0.03λ2〜0.13λ2とされる。
【0030】次に、本発明の第3の実施の形態にかかる
複合アンテナの構成を図29ないし図35に示す。ただ
し、図29は本発明にかかる第3の複合アンテナ200
の平面図であり、図30はその側面図であり、図31は
その裏面図であり、図32はそのA−A線で切断した断
面図であり、図33はそのB−B線で切断した断面図で
あり、図34はその概略構成を示す斜視図であり、図3
5はその概略構成を示す側面図である。図29ないし図
35に示す第3の複合アンテナ200は2周波用の複合
アンテナとされ、例えば5.8GHz帯のETC等のD
SRC用アンテナおよび1.5GHz帯のGPSアンテ
ナとして動作するようにされている。複合アンテナ20
0を構成している円形の誘電体基板210のおもて面に
は、プリントパターンにより第1アンテナ202が形成
されている。この第1アンテナ202はループアンテナ
とされており、一対の摂動素子202aが外方へ向かっ
て対向するように形成されて円偏波アンテナとされてい
る。
【0031】また、誘電体基板210のおもて面のほぼ
中央には所定深さの上部凹部212が形成されており、
上部凹部212の底面のほぼ中央に位置するようにプリ
ントパターンにより第2アンテナ203が形成されてい
る。この第2アンテナ203は方形パッチアンテナとさ
れており、一対の縮退分離素子203aが対向する頂部
に形成されて円偏波アンテナとされている。さらに、誘
電体基板210の裏面の全面には第1アースパターン2
11が形成されている。また、誘電体基板210の裏面
のほぼ中央には所定深さの下部凹部216が形成されて
おり、下部凹部216の底面には円形の第2アースパタ
ーン213が形成されている。このような複合アンテナ
200において、第1アンテナ202は、電磁結合する
ように配置されている円弧状の給電パターン204から
給電されることにより右旋円偏波アンテナとして動作す
るようにされている。この給電パターン204は誘電体
基板210内に埋め込まれるように配置されており、図
34および図35においては誘電体基板210が透明な
ものとして示している。この給電パターン204の第1
給電点202bには同軸ケーブルとされている第1給電
線220の芯線が接続されており、第1給電線220の
シールド部は第1アースパターン211に接続されてい
る。また、第2アンテナ203の第2給電点203bに
同軸ケーブルとされている第2給電線221の芯線が接
続されて給電されることにより、第2アンテナ203は
右旋円偏波アンテナとして動作するようになる。なお、
第2給電線221のシールド部は、第2アースパターン
213に接続されている。
【0032】誘電体基板210のおもて面に上部凹部2
12を設け、裏面に下部凹部216を設けるのは、第2
アンテナ203と第2アースパターン213との間隔を
小さくするためである。このように、間隔を小さくする
のは、ループアンテナに比べてパッチアンテナにおける
アースパターンとの間隔が小さくなるためである。誘電
体基板210は、テフロン基板や他の樹脂基板とするこ
とができると共に、ハネカムコア等のほぼ空気層からな
る基板としてもよい。
【0033】このような本発明の第3の実施の形態にか
かる複合アンテナ200の作成方法の一例を図36に示
す。この作成方法は、円形のほぼ同径のプリント基板と
されている誘電体基板を4枚重合することにより、複合
アンテナ200を作成するようにしている。最も上に配
置される第1誘電体基板210aには、そのほぼ中央に
上部凹部212を形成するための貫通孔215が形成さ
れており、そのおもて面Aには、貫通孔215を取り囲
むように第1アンテナ202のパターンが形成されてい
る。中間に配置される第2誘電体基板210bには、そ
のほぼ中央に上部凹部212を形成するための貫通孔2
14が形成されており、そのおもて面Aには第1アンテ
ナ202に電磁結合する給電パターン204が形成され
ている。
【0034】第2誘電体基板210bの下に配置される
第3誘電体基板210cのおもて面には、そのほぼ中央
に第2アンテナ203のパターンが形成されており、そ
の裏面Bのほぼ中央には円形の第2アースパターン21
3が形成されている。さらに、最も下に配置される第4
誘電体基板210dには、そのほぼ中央に下部凹部21
6を形成するための貫通孔217が形成されており、そ
の裏面Bには全面に第1アースパターン211が形成さ
れている。なお、貫通孔217の周側面に導電膜を形成
してもよい。このような4枚の誘電体基板210a、2
10b、210c、210dを位置合わせして重合する
ことにより、本発明にかかる第3の複合アンテナ200
を作成することができる。なお、誘電体基板210a、
210b、210c、210dのパターンは銅箔や導電
材をメッキ等することにより形成されている。
【0035】本発明にかかる第3の複合アンテナ200
は、誘電体基板210上に形成されたGPS帯で動作す
る円偏波ループアンテナである第1アンテナ202を備
えている。ループアンテナであることから、その内部の
空間を利用することができる。そこで、本発明にかかる
第3の複合アンテナ200では第1のアンテナ202の
内部の空間に、ETCの周波数帯において動作する方形
パッチアンテナとされる第2のアンテナ203を、第1
アンテナ202とほぼ同一軸上に配置するようにしてい
る。これにより、異なる2つの周波数帯で動作すること
のできる小型の複合アンテナとすることができ、この複
合アンテナ200の取付面積を小さくすることができる
と共に、その取り扱いを容易とすることができる。
【0036】ここで、図29ないし図36に示す本発明
の第3の実施の形態にかかる複合アンテナ200の寸法
について説明する。第1アンテナ202をGPSアンテ
ナとして、第2アンテナ203をETC用のアンテナと
した場合は、誘電体基板210の直径は、約0.52λ
1以上とされ、誘電体基板210の厚みは約0.07λ1
とされる。また、第1アンテナ202のループ素子半径
は約0.19λ1とされ、摂動素子202aの長さLは
約0.07λ1とされ、第1アンテナ202のループ素
子線路幅Wは約0.03λ1とされる。さらに、第2ア
ンテナ203の縦・横の一辺の長さは約0.5λ2とさ
れ、縮退分離素子203aの長さbは約0.1λ2とさ
れ、第2アースパターン213の直径は約0.7λ2
1.2λ2とされ、第2アンテナ203と第2アースパ
ターン213との間隔は約0.03λ2〜0.13λ2
される。
【0037】上述した寸法とされた際の本発明の第2の
実施の形態にかかる複合アンテナ100のアンテナ特性
と、第3の実施の形態にかかる複合アンテナ200のア
ンテナ特性はほぼ同様のアンテナ特性となる。そこで、
上述した寸法とされた際の本発明の第2の実施の形態に
かかる複合アンテナ100のアンテナ特性を図37ない
し図48に示す。図37には、第1アンテナ102のG
PS帯におけるVSWR特性を示している。図37を参
照するとGPS帯において使用される1.57542G
Hzにおいて約1.25の良好なVSWRが得られてい
る。また、図38は第1アンテナ102のGPS帯にお
けるインピーダンス特性を示すスミスチャートである。
図38を参照するとGPS帯において使用される1.5
7542GHzにおいて正規化された1に近い良好なイ
ンピーダンスが得られている。さらに、図39は第2ア
ンテナ103のETCの周波数帯におけるVSWR特性
を示している。図39を参照するとマーカ1ないしマー
カ4で示されるETCの周波数帯において約1.29以
下の良好なVSWRが得られている。さらにまた、図4
0は第2アンテナ103のETCの周波数帯におけるイ
ンピーダンス特性を示すスミスチャートである。図40
を参照するとマーカ1ないしマーカ4で示されるETC
の周波数帯において、正規化されたほぼ1の良好なイン
ピーダンスが得られている。
【0038】図41は、第1アンテナ102のGPS帯
におけるφ=0°(中心から摂動素子2aの中央を通る
方向)面の軸比特性を示している。図41を参照すると
90°〜−90°の範囲において良好な軸比が得られて
いる。また、図42は第1アンテナ102のGPS帯に
おけるφ=90°面の軸比特性を示している。図42を
参照すると90°〜−90°の範囲において良好な軸比
が得られている。さらに、図43は第1アンテナ102
における右旋円偏波におけるφ=0°面における指向特
性(GPS帯)を示している。図43を参照すると90
°〜−90°の範囲においてほぼ−10dB以内の良好
な指向特性が得られている。さらにまた、図44は第1
アンテナ102における右旋円偏波におけるφ=90°
面における指向特性(GPS帯)を示している。図44
を参照すると90°〜−90°の範囲においてほぼ−1
0dB以内の良好な指向特性が得られている。
【0039】図45は、第2アンテナ103のETCの
周波数帯におけるφ=0°面の軸比特性を示している。
図45を参照すると0°を中心として約±25°の範
囲、および約60°〜80°、約−60°〜−80°の
範囲において良好な軸比が得られている。また、図46
は第2アンテナ103のETCの周波数帯におけるφ=
90°面の軸比特性を示している。図46を参照すると
0°を中心として約±25°の範囲、および約60°〜
80°、約−60°〜−80°の範囲において良好な軸
比が得られている。さらに、図47は第2アンテナ10
3における右旋円偏波におけるφ=0°面における指向
特性(ETC帯)を示している。図47を参照すると約
30°〜−30°の範囲において−10dB以内の良好
な指向特性が得られている。さらにまた、図48は第2
アンテナ103の右旋円偏波におけるφ=90°面にお
ける指向特性(ETC帯)を示している。図48を参照
するとほぼ30°〜−30°の範囲において−10dB
以内の良好な指向特性が得られている。図45ないし図
48を参照すると、第2アンテナ103は天頂方向にお
いて良好なアンテナ特性とされているが、ETCにおい
ては天頂方向から電波が到来するので、十分なアンテナ
特性ということができる。
【0040】次に、本発明の第4の実施の形態の複合ア
ンテナの構成を図49および図50に示す。ただし、図
49は本発明にかかる第4の複合アンテナ300の平面
図であり、図50はその側面図である。図49および図
50に示す第4の複合アンテナ300は2周波用の複合
アンテナとされ、例えば5.8GHz帯のETC等のD
SRC用アンテナおよび1.5GHz帯のGPSアンテ
ナとして動作するようにされている。複合アンテナ30
0を構成している円形の誘電体基板310のおもて面に
は、プリントパターンによりGPS用のループアンテナ
302が形成されている。このループアンテナ302に
は、一対の摂動素子302aが外方へ向かって対向する
ように形成されて円偏波ループアンテナとされている。
また、誘電体基板310の裏面には全面にアースパター
ン311が形成されている。
【0041】ところで、誘電体基板310のおもて面の
ほぼ中央にはETC用のヘリカルアンテナ303が配置
されている。このような複合アンテナ300において、
ループアンテナ302は、電磁結合するように配置され
ている図示しない円弧状の給電パターンから給電される
ことにより右旋円偏波アンテナとして動作するようにさ
れている。この給電パターンは誘電体基板310内に前
述したように埋め込まれるように配置されている。この
給電パターンに第1給電線320が接続されて、ループ
アンテナ302は右旋円偏波アンテナとして動作するよ
うになされている。また、ヘリカルアンテナ303は右
旋円偏波アンテナとして動作する方向に線材がヘリカル
状に巻回されて構成されており、第2給電線321から
給電されている。
【0042】本発明にかかる第4の複合アンテナ300
は、誘電体基板310上に形成されたGPS帯で動作す
る右旋円偏波用のループアンテナ302を備えている。
ループアンテナであることから、その内部の空間を利用
することができる。そこで、本発明にかかる第4の複合
アンテナ300ではループアンテナ302の内部の空間
に、ETCの周波数帯において動作するヘリカルアンテ
ナ303を、ループアンテナ302とほぼ同一軸上に配
置するようにしている。これにより、異なる2つの周波
数帯で動作することのできる小型の複合アンテナとする
ことができ、この複合アンテナ300の取付面積を小さ
くすることができると共に、その取り扱いを容易とする
ことができる。
【0043】次に、上述した本発明にかかる第1の複合
アンテナ1ないし第3の複合アンテナ200の変形例を
図51(a)(b)(c)に示す。なお、図51(a)
(b)(c)は、本発明にかかる複合アンテナの変形例
の平面図である。図51(a)に示す複合アンテナの変
形例では、2周波用の複合アンテナ400とされ、例え
ば5.8GHz帯のETC等のDSRC用アンテナおよ
び1.5GHz帯のGPSアンテナとして動作するよう
にされている。複合アンテナ400を構成している誘電
体基板410のおもて面には、プリントパターンにより
GPS用のループアンテナ402が形成されている。こ
のループアンテナ402には、一対の摂動素子402a
が外方へ向かって対向するように形成されて円偏波ルー
プアンテナとされている。また、誘電体基板410の裏
面には全面にアースパターンが形成されている。このル
ープアンテナ402のほぼ中央に、プリントパターンに
よりDSRCの周波数帯で動作するスパイラルアンテナ
403が形成されている。この複合アンテナ400にお
いては、誘電体基板410上に形成されたGPS帯で動
作するループアンテナ402の内部に、ETCの周波数
帯において動作するスパイラルアンテナ403を、ほぼ
同一軸上に配置するようにしたので、異なる2つの周波
数帯で動作することのできる小型の複合アンテナとする
ことができる。
【0044】図51(b)に示す複合アンテナの変形例
では、2周波用の複合アンテナ500とされ、例えば
5.8GHz帯のETC等のDSRC用アンテナおよび
1.5GHz帯のGPSアンテナとして動作するように
されている。複合アンテナ500を構成している誘電体
基板510のおもて面には、プリントパターンによりG
PS用の第1ループアンテナ502が形成されている。
この第1ループアンテナ502には、一対の第1摂動素
子502aが外方へ向かって対向するように形成されて
円偏波ループアンテナとされている。また、誘電体基板
510の裏面には全面にアースパターンが形成されてい
る。この第1ループアンテナ502のほぼ中央に、プリ
ントパターンによりDSRCの周波数帯で動作する第2
ループアンテナ503が形成されている。この第2ルー
プアンテナ503には、一対の第2摂動素子503aが
内側へ向かって対向するように形成されて円偏波ループ
アンテナとされている。この複合アンテナ500におい
ては、誘電体基板510上に形成されたGPS帯で動作
する第1ループアンテナ502の内部に、ETCの周波
数帯において動作する第2ループアンテナ503をほぼ
同一軸上に配置するようにしたので、異なる2つの周波
数帯で動作することのできる小型の複合アンテナとする
ことができる。
【0045】図51(c)に示す複合アンテナの変形例
では、2周波用の複合アンテナ600とされ、例えば
5.8GHz帯のETC等のDSRC用アンテナおよび
1.5GHz帯のGPSアンテナとして動作するように
されている。複合アンテナ600を構成している誘電体
基板610のおもて面には、プリントパターンによりG
PS用のループアンテナ602が形成されている。この
ループアンテナ602には、一対の摂動素子602aが
外方へ向かって対向するように形成されて円偏波ループ
アンテナとされている。また、誘電体基板610の裏面
には全面にアースパターンが形成されている。このルー
プアンテナ602のほぼ中央に、プリントパターンによ
りDSRCの周波数帯で動作する円形パッチアンテナ6
03が形成されている。この円形パッチアンテナ603
には、一対の縮退分離素子603aが対向するように形
成されて円偏波パッチアンテナとされている。この複合
アンテナ600においては、誘電体基板610上に形成
されたGPS帯で動作するループアンテナ602の内部
に、ETCの周波数帯において動作する円形パッチアン
テナ603をほぼ同一軸上に配置するようにしたので、
異なる2つの周波数帯で動作することのできる小型の複
合アンテナとすることができる。
【0046】以上説明した本発明にかかる複合アンテナ
においては、誘電体基板の形状を円形として説明した
が、本発明はこれに限るものではなく、三角形、矩形や
六角形、八角形等の多角形とすることができる。また、
上記の説明においては本発明にかかる複合アンテナを
5.8GHz帯のDSRC用アンテナと、1.5GHz
帯のGPS用アンテナとして動作させるようにしたが、
これに限るものではなく外側のループアンテナをGPS
用アンテナとし、内側のアンテナを2.5GHz帯のV
ICS(電波ビーコン)用アンテナとしてもよく、さら
に、外側のループアンテナを2.5GHz帯のVICS
(電波ビーコン)用アンテナとし、内側のアンテナを
5.8GHz帯のDSRC用アンテナとしてもよい。さ
らに、GPSシステム、DSRCシステム、VICSシ
ステム等に加えて衛星通信システム、自動車電話システ
ム、衛星ラジオシステム等を加えたシステムの内の複数
のシステムにおけるアンテナとして、本発明にかかる複
合アンテナを適用することができる。
【0047】
【発明の効果】上記説明したように、本発明は、第1の
周波数帯において動作するパッチアンテナを取り囲むよ
うに第2の周波数帯において動作するループアンテナを
誘電体基板上に形成するようにしたので、異なる2つの
周波数帯で動作する小型の複合アンテナとすることがで
きるようになる。このように、本発明においては第2の
周波数帯において動作するループアンテナの内部の空間
を利用して、第1の周波数帯において動作するパッチア
ンテナを形成するようにしているので、小型の複合アン
テナとすることができ、その取付面積を小さくすること
ができると共に、その取り扱いを容易とすることができ
るようになる。また、ループアンテナとパッチアンテナ
とをほぼ同一軸上に設けるようにしたので、互いに影響
を与えにくいようにすることができる。さらに、縮退分
離素子をパッチアンテナに設けると、ETC等のDSR
C用の円偏波アンテナとすることができ、ループアンテ
ナに摂動素子を設けて円偏波アンテナとすることによ
り、GPSアンテナとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アンテ
ナの構成を示す平面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アンテ
ナの構成を示す側面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アンテ
ナの構成を示す裏面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アンテ
ナの構成を示すA−A断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アンテ
ナの構成を示すB−B断面図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アンテ
ナの概略構成を示す斜視図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アンテ
ナの概略構成を示す側面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アンテ
ナの作成方法を説明するための展開図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アンテ
ナのGPS帯におけるVSWR特性を示すグラフであ
る。
【図10】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのGPS帯におけるインピーダンス特性を示すスミ
スチャートである。
【図11】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのETC帯におけるVSWR特性を示すグラフであ
る。
【図12】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのETC帯におけるインピーダンス特性を示すスミ
スチャートである。
【図13】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのGPS帯におけるφ=0°面の軸比特性を示す図
である。
【図14】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのGPS帯におけるφ=90°面の軸比特性を示す
図である。
【図15】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのGPS帯におけるφ=0°面の指向特性を示す図
である。
【図16】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのGPS帯におけるφ=90°面の指向特性を示す
図である。
【図17】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのETC帯におけるφ=0°面の軸比特性を示す図
である。
【図18】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのETC帯におけるφ=90°面の軸比特性を示す
図である。
【図19】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのETC帯におけるφ=0°面の指向特性を示す図
である。
【図20】本発明の第1の実施の形態にかかる複合アン
テナのETC帯におけるφ=90°面の指向特性を示す
図である。
【図21】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示す平面図である。
【図22】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示す側面図である。
【図23】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示す裏面図である。
【図24】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示すA−A断面図である。
【図25】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示すB−B断面図である。
【図26】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナの概略構成を示す斜視図である。
【図27】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナの概略構成を示す側面図である。
【図28】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナの作成方法を説明するための展開図である。
【図29】本発明の第3の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示す平面図である。
【図30】本発明の第3の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示す側面図である。
【図31】本発明の第3の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示す裏面図である。
【図32】本発明の第3の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示すA−A断面図である。
【図33】本発明の第3の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示すB−B断面図である。
【図34】本発明の第3の実施の形態にかかる複合アン
テナの概略構成を示す斜視図である。
【図35】本発明の第3の実施の形態にかかる複合アン
テナの概略構成を示す側面図である。
【図36】本発明の第3の実施の形態にかかる複合アン
テナの作成方法を説明するための展開図である。
【図37】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナのGPS帯におけるVSWR特性を示すグラフであ
る。
【図38】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナのGPS帯におけるインピーダンス特性を示すスミ
スチャートである。
【図39】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナのETC帯におけるVSWR特性を示すグラフであ
る。
【図40】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナのETC帯におけるインピーダンス特性を示すスミ
スチャートである。
【図41】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナのGPS帯におけるφ=0°面の軸比特性を示す図
である。
【図42】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナのGPS帯におけるφ=90°面の軸比特性を示す
図である。
【図43】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナのGPS帯におけるφ=0°面の指向特性を示す図
である。
【図44】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナのGPS帯におけるφ=90°面の指向特性を示す
図である。
【図45】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナのETC帯におけるφ=0°面の軸比特性を示す図
である。
【図46】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナのETC帯におけるφ=90°面の軸比特性を示す
図である。
【図47】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナのETC帯におけるφ=0°面の指向特性を示す図
である。
【図48】本発明の第2の実施の形態にかかる複合アン
テナのETC帯におけるφ=90°面の指向特性を示す
図である。
【図49】本発明の第4の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示す平面図である。
【図50】本発明の第4の実施の形態にかかる複合アン
テナの構成を示す側面図である。
【図51】本発明の第1ないし第3の実施の形態にかか
る複合アンテナの変形例の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1 複合アンテナ、2 第1アンテナ、2a 摂動素
子、2b 第1給電点、3第2アンテナ、3a 縮退分
離素子、3b 第2給電点、4 給電パターン、10
凹部、10 誘電体基板、10a 第1誘電体基板、1
0b 第2誘電体基板、10c 第3誘電体基板、11
第1アースパターン、12 凹部、13第2アースパ
ターン、14 貫通孔、15 貫通孔、20 第1給電
線、21第2給電線、100 複合アンテナ、102
第1アンテナ、102a 摂動素子、102b 第1給
電点、103 第2アンテナ、103a 縮退分離素
子、103b 第2給電点、104 給電パターン、1
10 誘電体基板、110a 第1誘電体基板、110
b 第2誘電体基板、110c 第3誘電体基板、11
1 アースパターン、112 凹部、114 貫通孔、
115 貫通孔、120 第1給電線、121 第2給
電線、200 複合アンテナ、202 第1アンテナ、
202a 摂動素子、202b 第1給電点、203
第2アンテナ、203b 第2給電点、203a 縮退
分離素子、204 給電パターン、210 誘電体基
板、210a 第1誘電体基板、210b 第2誘電体
基板、210c 第3誘電体基板、210d 第4誘電
体基板、211 第1アースパターン、212 上部凹
部、213 第2アースパターン、214 貫通孔、2
15 貫通孔、216 下部凹部、217 貫通孔、2
20 第1給電線、221第2給電線、300 複合ア
ンテナ、302 ループアンテナ、302a 摂動素
子、303 ヘリカルアンテナ、310 誘電体基板、
311 アースパターン、320 第1給電線、321
第2給電線、400 複合アンテナ、402 ループ
アンテナ、402a 摂動素子、403 スパイラルア
ンテナ、410 誘電体基板、500 複合アンテナ、
502 第1ループアンテナ、502a 第1摂動素
子、503 第2ループアンテナ、503a 第2摂動
素子、510 誘電体基板、600 複合アンテナ、6
02 ループアンテナ、602a摂動素子、603 円
形パッチアンテナ、603a 縮退分離素子、610誘
電体基板、A おもて面、B 裏面

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 誘電体基板のほぼ中央に形成されている
    第1の周波数帯において動作するパッチアンテナと、 該パッチアンテナを取り囲むように前記誘電体基板上に
    形成されている前記第1の周波数帯より低くされている
    第2の周波数帯において動作するループアンテナとを備
    え、 前記誘電体基板の裏面には、前記ループアンテナに対す
    る第1のアースパターンが形成されていると共に、その
    ほぼ中央に凹部が形成されており、該凹部の底面に形成
    されているパターンが、前記パッチアンテナに対する第
    2のアースパターンとされていることを特徴とする複合
    アンテナ。
  2. 【請求項2】 前記パッチアンテナと前記ループアンテ
    ナとはほぼ同一軸上に形成されており、前記パッチアン
    テナには一対の縮退分離素子が対向するよう形成されて
    円偏波用アンテナとされ、前記ループアンテナには一対
    の摂動素子が対向するように形成されて円偏波用アンテ
    ナとされていることを特徴とする請求項1記載の複合ア
    ンテナ。
  3. 【請求項3】 前記誘電体基板は、複数枚のプリント基
    板を重合して形成されており、最も上に配置されるプリ
    ント基板のおもて面には前記パッチアンテナと前記ルー
    プアンテナのパターンが形成されており、その裏面には
    前記パッチアンテナに対向するように前記第2のアース
    パターンが形成されており、中間に配置されるプリント
    基板にはほぼ中央に前記凹部を形成するための貫通孔が
    形成されていると共に、そのおもて面には前記ループア
    ンテナと電磁結合する給電用パターンが形成されてお
    り、最も下に配置されるプリント基板にはほぼ中央に前
    記凹部を形成するための貫通孔が形成されていると共
    に、その裏面には前記第1のアースパターンが形成され
    ていることを特徴とする請求項1記載の複合アンテナ。
  4. 【請求項4】 前記凹部の周壁面に前記第2のアースパ
    ターンと前記第1のアースパターンとを接続するパター
    ンが形成されていることを特徴とする請求項1記載の複
    合アンテナ。
  5. 【請求項5】 誘電体基板のほぼ中央に設けられている
    凹部の底面に形成されている第1の周波数帯において動
    作するパッチアンテナと、 該パッチアンテナを取り囲むように前記誘電体基板上に
    形成されている前記第1の周波数帯より低くされている
    第2の周波数帯において動作するループアンテナとを備
    え、 前記誘電体基板の裏面にアースパターンが形成されてい
    ることを特徴とする複合アンテナ。
  6. 【請求項6】 前記パッチアンテナと前記ループアンテ
    ナとはほぼ同一軸上に形成されており、前記パッチアン
    テナには一対の縮退分離素子が対向するよう形成されて
    円偏波用アンテナとされ、前記ループアンテナには一対
    の摂動素子が対向するように形成されて円偏波用アンテ
    ナとされていることを特徴とする請求項5記載の複合ア
    ンテナ。
  7. 【請求項7】 前記誘電体基板は、複数枚のプリント基
    板を重合して形成されており、最も上に配置されるプリ
    ント基板にはほぼ中央に前記凹部を形成するための貫通
    孔が形成されていると共に、そのおもて面には前記ルー
    プアンテナのパターンが形成されており、中間に配置さ
    れるプリント基板にはほぼ中央に前記凹部を形成するた
    めの貫通孔が形成されていると共に、そのおもて面には
    前記ループアンテナと電磁結合する給電用パターンが形
    成されており、最も下に配置されるプリント基板のおも
    て面には前記パッチアンテナのパターンが形成されてい
    ると共に、その裏面には前記アースパターンが形成され
    ていることを特徴とする請求項5記載の複合アンテナ。
  8. 【請求項8】 誘電体基板のほぼ中央に設けられている
    第1の凹部の底面に形成されている第1の周波数帯にお
    いて動作するパッチアンテナと、該パッチアンテナを取
    り囲むように前記誘電体基板上に形成されている前記第
    1の周波数帯より低くされている第2の周波数帯におい
    て動作するループアンテナとを備え、 前記誘電体基板の裏面には、前記ループアンテナに対す
    る第1のアースパターンが形成されていると共に、その
    ほぼ中央に第2の凹部が形成されており、該第2の凹部
    の底面に形成されているパターンが、前記パッチアンテ
    ナに対する第2のアースパターンとされていることを特
    徴とする複合アンテナ。
  9. 【請求項9】 前記パッチアンテナと前記ループアンテ
    ナとはほぼ同一軸上に形成されており、前記パッチアン
    テナには一対の縮退分離素子が対向するよう形成されて
    円偏波用アンテナとされ、前記ループアンテナには一対
    の摂動素子が対向するように形成されて円偏波用アンテ
    ナとされていることを特徴とする請求項8記載の複合ア
    ンテナ。
  10. 【請求項10】 前記誘電体基板は、複数枚のプリント
    基板を重合して形成されており、最も上に配置されるプ
    リント基板にはほぼ中央に前記第1の凹部を形成するた
    めの貫通孔が形成されていると共に、そのおもて面には
    前記ループアンテナのパターンが形成されており、中間
    に配置される第1のプリント基板にはほぼ中央に前記第
    1の凹部を形成するための貫通孔が形成されていると共
    に、そのおもて面には前記ループアンテナと電磁結合す
    る給電用パターンが形成されており、中間に配置される
    第2のプリント基板のおもて面には前記パッチアンテナ
    のパターンが形成されていると共に、その裏面には前記
    パッチアンテナに対向するように前記第2のアースパタ
    ーンが形成されており、最も下に配置されるプリント基
    板にはほぼ中央に前記第2の凹部を形成するための貫通
    孔が形成されていると共に、その裏面には前記第1のア
    ースパターンが形成されていることを特徴とする請求項
    8記載の複合アンテナ。
  11. 【請求項11】 前記第2の凹部の周壁面に前記第2の
    アースパターンと前記第1のアースパターンとを接続す
    るパターンが形成されていることを特徴とする請求項8
    記載の複合アンテナ。
  12. 【請求項12】 前記パッチアンテナに代えて前記第1
    の周波数帯において動作すると共に、摂動素子を備える
    第2のループアンテナが形成されていることを特徴とす
    る請求項1ないし11のいずれかに記載の複合アンテ
    ナ。
  13. 【請求項13】 前記パッチアンテナに代えて前記第1
    の周波数帯において動作するスパイラルアンテナが形成
    されていることを特徴とする請求項1ないし11のいず
    れかに記載の複合アンテナ。
  14. 【請求項14】 誘電体基板のほぼ中央に設けられてい
    る第1の周波数帯において動作するヘリカルアンテナ
    と、 該ヘリカルアンテナを取り囲むように前記誘電体基板上
    に形成されている前記第1の周波数帯より低くされてい
    る第2の周波数帯において動作する円偏波ループアンテ
    ナとを備え、 前記誘電体基板の裏面にアースパターンが形成されてい
    ることを特徴とする複合アンテナ。
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