JP4868874B2 - ループアンテナ、該アンテナを使用したアンテナシステム及び該アンテナシステムを搭載した車両 - Google Patents

ループアンテナ、該アンテナを使用したアンテナシステム及び該アンテナシステムを搭載した車両 Download PDF

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Description

本発明はループアンテナ、該アンテナを使用したアンテナシステム、及び該アンテナシステムを搭載した車両に関し、特に、簡単な構成でパッチアンテナと同等の円偏波の受信性能を得ることができるループアンテナ、該アンテナとケーブルで接続する電子機器を備えたアンテナシステム、及び該アンテナシステムを車両の誘電体部分に設置することにより、パッチアンテナと同等の円偏波の受信性能を得ることができるアンテナシステムを搭載した車両に関する。
従来から、自動車等の車両(移動体)には、移動中にも電波の受信等を可能にするアンテナが搭載されている。一般に、車両が受信する電波は、長年に渡ってAMラジオ用の中波(MW)とFMラジオ用やテレビ用の超短波(VHF)や極超短波(UHF)が主なものであった。
ところが近年、これらの電波を受信するアンテナに加えて、高周波帯のGPS(グローバル・ポジショニング・システム:全地球測位システム)用のアンテナ、あるいは衛星ディジタル放送用の衛星電波やその再放射波(ギャップフィラー波)を受信するアンテナ、及び自動車電話や携帯電話等の電話用の電波を送受信するアンテナ等が車両に必要となりつつある。更には、ITS(高度道路交通システム)の一環として、高速道路や有料道路の料金を自動的に徴収するETC(自動料金所システム)や、道路交通情報を提供するVICS(道路交通情報通信システム)の電波ビーコンに対しても電波の送受信を行うアンテナが必要となってきている。従って、近年の車両は、多くの種類の電波(メディア)を受信、或いは送信するためのアンテナを搭載しなければならなくなってきている。
このような移動体が送信或いは受信すべき電波の中で、GPS用の電波、衛星ディジタル放送用の衛星電波、或いは、ETC用の電波には円偏波が使用されている。そして、従来の円偏波アンテナにはパッチアンテナが多く利用されていた。このパッチアンテナとしては、セラミック等の誘電体基板の一面に平面状のアース導体を設置し、他方の面に放射導体を設置する構成が採用されることが多い。この種のパッチアンテナとして、自動車等の移動体の屋根に設置して使用される、ロープロファイル型の移動体用のパッチアンテナが既に提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−135045号公報(図1,図3)
しかしながら、特許文献1等に開示されているパッチアンテナは、アンテナが2種類の誘電体基板で構成されており、これらが重ね合わされてそれぞれの基板を貫通するように給電部が構成されているので、構造が複雑であり、コストも高いという問題点があった。この結果、特許文献1等に開示されているバッチアンテナをケーブルで電子機器に接続したアンテナシステムもコスト高となっていた。更に、特許文献1等に開示されているバッチアンテナを搭載した車両は、パッチアンテナが屋根に設置して使用されるために見栄えが悪いという問題点もあった。
そこで、本発明は、円偏波アンテナを受信するパッチアンテナと同等の受信性能を備えると共に、使用する誘電体基板が1枚で済み、コストも低く抑えることができるループアンテナ該アンテナを使用したアンテナシステム、及び該アンテナシステムを搭載した車両を提供することを目的としている。
前記目的を達成する本発明のループアンテナは、2つの接続端子を有するループ状素子と、該ループ状素子とは独立して設置された無給電素子とからなるアンテナ素子を有し、アンテナ素子が、誘電体基板の一方の面、又は誘電体基板を構成する部材の或る層に形成されており、誘電体基板の他方の面の接続端子側にはアースパターンが形成されており、円偏波を送信または受信するループアンテナにおいて、誘電体基板を車両のウインドウガラスで構成し、アースパターンを、網状に配置された線状導体で構成されたメッシュ状のアースパターンで構成し、メッシュ状のアースパターンをアンテナ素子の直下の部分まで延長して設けたことを特徴とするループアンテナである。
また、前記目的を達成する本発明のループアンテナシステムは、2つの接続端子を有するループ状素子と、該ループ状素子とは独立して設置された無給電素子とからなるアンテナ素子を有し、アンテナ素子が、誘電体基板の一方の面、又は誘電体基板を構成する部材の或る層に形成されており、誘電体基板の他方の面の接続端子側にはアースパターンが形成されており、円偏波を送信または受信するループアンテナと、ループアンテナで送信または受信する信号を処理する電子機器と、ループアンテナと電子機器とを接続するケーブルとからなるアンテナシステムにおいて、誘電体基板を車両のウインドウガラスで構成し、アースパターンを、網状に配置された線状導体で構成されたメッシュ状のアースパターンで構成し、メッシュ状のアースパターンをアンテナ素子の直下の部分まで延長して設けたことを特徴とするループアンテナを用いたアンテナシステムである。
更に、前記目的を達成する本発明の車両は、2つの接続端子を有するループ状素子と、該ループ状素子とは独立して設置された無給電素子とからなるアンテナ素子を有し、アンテナ素子が、誘電体基板の一方の面、又は誘電体基板を構成する部材の或る層に形成されており、誘電体基板の他方の面の接続端子側にはアースパターンが形成されており、円偏波を送信または受信するループアンテナと、ループアンテナで送信または受信する信号を処理する電子機器と、ループアンテナと電子機器とを接続するケーブルとからなるアンテナシステムが設置される車両において、誘電体基板を車両のウインドウガラスで構成し、アースパターンを、網状に配置された線状導体で構成されたメッシュ状のアースパターンで構成し、メッシュ状のアースパターンをアンテナ素子の直下の部分まで延長して設けたことを特徴とするループアンテナを用いたアンテナシステムを搭載した車両である。
以上説明したように、本発明のループアンテナ、ループアンテナを用いたアンテナシステム、及びアンテナシステムを搭載した車両によれば以下のような効果がある。
(1)アースパターンがメッシュ状なので、自動車のフロントウインドウ等に配置した場合に、ガラスの見通しを良くすることができる。
(2)アースパターンを金属板として兼用しているので、アースパターンが反射板として作用し、受信性能が向上するという、ループアンテナの近傍に金属板を配置したのと同様の効果がある。
(3)実際に車両に配置する場合に、運転者或いは乗員の見通しを確保した状態で車両に配置することができる。
以下添付図面を用いて本発明のループアンテナ、ループアンテナを用いたアンテナシステム、及びこのアンテナシステムを搭載した車両の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。
まず、本発明のループアンテナを従来のパッチアンテナと比較して説明する。図1(a)は従来のパッチアンテナ25の構造を示すものである。パッチアンテナ25は一般に、図1(a)に示されるように、誘電体基板27の上面にアンテナパターン(パッチ素子)28が設けられ、下面にアースパターン29が設けられたものである。誘電体基板27は比誘電率の高いセラミック部材から構成されている。この例のパッチアンテナ25では、誘電体基板27のアースパターン29の下部にはアンプ30が設けられている。アンプ30は、誘電体基板31の一方の面にアースパターン32が形成され、他方の面にアンプ回路パターン33が形成されて構成されたものである。アンプ30は、アースパターン32がパッチアンテナ25のアースパターン29に重ねて配置される。
そして、パッチアンテナ25のアンプ30側に給電用の同軸ケーブル22が接続される場合は、パッチ素子28に接続される給電ピン8が、アンプ30と誘電体基板27を貫通して設けられる。パッチ素子28に一端が接続する給電ピン8の他端は、アンプ30のアンプ回路パターン33において半田付けされる。この場合、同軸ケーブル22は、その中心導体22aがアンプ回路パターン33に半田付けにより接続され、外導体22bがアンプ回路パターン33上のアースパターン34に半田付けにより接続される。通常はこのパッチアンテナ25は樹脂製の筐体の中に収められている。
パッチ素子28は、GPS衛星から送信される円偏波を受信することができるものであり、受信周波数の波長をλとすると、図1(c)に示すように、一辺がλ/2の矩形のアンテナ素子を備えている。但し、パッチ素子28は、GPS衛星からの電波のように比較的低い周波数を受信する場合は、高誘電率基板を用いて小型化することができる。
これに対して、本発明の円偏波を受信することができるループアンテナ10は、ドーム状の樹脂製の容器16の内部に収容されている。ドーム状の容器16内には底面に平行な保持突起17が設けられており、この保持突起17の上に誘電体基板11が載置されている。誘電体基板11の表側の面には、アンテナ素子12と、このアンテナ素子12に接続するローノイズアンプ(LNA)13が設けられている。ローノイズアンプ13には中心導体22aと外導体22bを備える同軸ケーブル22が接続される。一方、誘電体基板11の裏面側には、ローノイズアンプ13の裏面側の誘電体基板11にアースパターン14が設けられている。このアースパターン14は、例えばベタパターンであり、ローノイズアンプ13の下の部分の誘電体基板11に設けられている。
また、ドーム状容器の底面には金属板15が敷設されている。金属板15はアンテナ素子12から所定距離だけ離れており、この金属板15の敷設により、金属板15が反射板として作用し、ドーム側方向からの到来電波に対しての受信性能が向上する。この実施例のループアンテナ10では、アンテナ素子12はGPS衛星から送信される円偏波を受信することができるものであり、図1(d)に示すように、一辺がλ/4の矩形のル−プ素子12Aを備えて構成されている。そして、この矩形のループ素子12Aの近傍には、ル−プ素子12Aに接触しない無給電素子12Bが設けられている。
この実施例のループアンテナ10は、以上のような構成であるので、図1(a)と(c)で説明した従来のパッチアンテナ25に比べて、アンテナ素子12を小型にすることができるので、小型化を図ることができる。
図2(a)は、図1(b)に示したループアンテナ10のアンテナ素子12(ループ素子12Aと無給電素子12B)と、ローノイズアンプ13の誘電体基板11上の配置例を示すものである。誘電体基板11の一方の面の上に設けられたループ素子12Aの一端はローノイズアンプ13に接続されており、他端は誘電体基板11を貫通して、誘電体基板11の一方の面(裏面)に設けられたアースパターン14に接続されている。誘電体基板11は、透明なガラス基板とすることができる。
アースパターン14は、この実施例では誘電体基板11の裏面の約半分の領域(ローノイズアンプ13側)に設けられている。しかしながら、アースパターン14は、アンテナ素子12の直下の部分にまで延長されて設けられても良い。
また、アースパターン14は、通常はベタパターンであるが、図2(b)に示すようなパターンの網目状(メッシュ状)の導体14Aや、図2(c)に示すようなパターンのメッシュ状の導体14Bをアースパターン14の代わりに使用することもできる。メッシュのピッチはλ/10程度にすれば良く、金属板15とアンテナ素子12との誘電体基板11の板厚方向の距離は、λ/4が理想的である。
なお、図2(a)に示した誘電体基板11の裏面側に設けるアースパターン14は、図3(a)に示すように、誘電体基板11の裏面全体に設けることもできる。この場合は、アンテナ素子12の直下にまで拡大されたアースパターン14が、図1(b)に示した金属板15を兼用することになる。誘電体基板11の裏面全体に設けるアースパターン14は、図3(b)に示すようなベタパターンとしても良く、また、図3(c)に示すようなパターンのメッシュ状の導体14Aや、図3(d)に示すようなパターンのメッシュ状の導体14Bとすることもできる。
更に、アンテナ素子12は、図3(e)に示すように、シート状の透明フィルム21の上にアンテナ素子12が形成されたフィルムループアンテナ10Aとして誘電体基板11の上に貼り付けることが可能である。このフィルムループアンテナ10Aの代わりに、図3(f)に示すように、シート状の透明フィルム21のアンテナ素子12が形成されていない面にアースパターン26が形成されたフィルムループアンテナ10Bを使用することもできる。
また、アンテナ素子12は、図3(g)に示すように、誘電体基板11の中に埋め込んで形成することも可能である。この場合は、アンテナ素子12とローノイズアンプ13とはビヤ24を用いて接続すれば良い。そして、アースパターン14も透明部材で形成することができると共に、透明シート上に透明部材で形成することも可能である。
なお、図3(f)の実施例の場合は、誘電体基板11とアースパターン14の距離が近くなるので、アースパターン14は、図1(b)のようにローノイズアンプ13の下部のみに設けた方が、ループアンテナの性能が向上する場合がある。
図4(a)は図1(b)に示した誘電体基板11と金属板15との位置関係を示すものである。この実施例では、網目状の導体14Bがアースパターンとして誘電体基板11の裏面の約半分の領域(ローノイズアンプ13側)に設けられている。また、誘電体基板11と金属板15との間には所定の距離Hがある。
図4(b)は図4(a)の金属板15を電子機器1の金属製の筐体2で置き換えた実施例を示すものである。電子機器1は、例えば、自動車に搭載されるカーナビゲーション装置や、オーディオ装置である。この場合にも、電子機器1の金属製の筐体2と誘電体基板11との間には所定の距離Hを設けることができる。なお、図5に示すように、図3(a)に示した金属板15の代わりに、金属板15と同じサイズの誘電体基板18の上に全面にアースパターン19を設けたものを使用することもできる。
図6(a)は、図4(a)に示した誘電体基板11と金属板15とを所定距離Hだけ離すための方法の一例を示すものである。誘電体基板11と金属板15とを所定距離Hだけ離すためには、誘電体基板11の両端部を、図6(c)に示すようなL字型取付具3を用いて、誘電体基板11から所定距離Hだけ離して誘電体基板11の上に固定すれば良い。
図6(b)は、図4(b)に示した電子機器1の金属製の筐体2の上に誘電体基板11をL字型取付具3で固定した例を示すものである。このL字型取付具3は、金属製でも樹脂製であっても良い。また、L字型取付具3と、誘電体基板11、金属板15、或いは電子機器1の金属製の筐体2との接続は、ねじ、或いは接着剤を用いて行えば良い。
更に、金属板15にL字型取付具3を取り付けるのではなく、図6(f)に示すように、金属板15の一部を誘電体基板11側に前述のL字型取付具3と同様の形状に延伸して延伸部分15Eを形成し、この延伸部分15Eに誘電体基板11を支持させても良い。
一方、誘電体基板11と金属板15との接続、或いは誘電体基板11と電子機器1の金属製の筐体2との接続は、図6(d)に示す門型取付具4を使用することができる。図6(e)には門型取付具4を使用して,図4(b)に示した電子機器1の金属製の筐体2の上に誘電体基板11を取り付けた状態を示している。この場合の門型取付具4には、樹脂製のものを使用することができるが、金属製であっても良い。
図7(a)は、本発明のループアンテナ10を設けた誘電体基板11を、自動車5のインストルメントパネル6内にある車体フレーム7の上部に設置した実施例を示すものである。車体フレーム7は金属製であるので、この車体フレーム7を、前述の金属板15の代わりに使用することができる。また、金属製の車体フレーム7の側面の破線で示す位置に、図7(b)に示すような金属製のブラケット9を取り付けて、この上に本発明のループアンテナ10を設けた誘電体基板11を設置することもできる。
図7(c)は本発明のループアンテナ10を設けた誘電体基板11を、自動車5のインストルメントパネル6等に設置された電子機器1の金属製の筐体2の上部に設置した実施例を示すものである。このように、本発明では、ループアンテナ10を自動車5のインストルメントパネル6の中に設置する場合、インストルメントパネル6内にある金属製の部材を、図1(b)に示した金属板15の代わりに使用することができる。
図8は、本発明のループアンテナ10のアンテナ素子12(ループ素子12Aと無給電素子12B)とローノイズアンプ13の、誘電体基板11上への配置の別の形態を示すものである。前述の実施例では、ローノイズアンプ13はループアンテナ10のループ素子12Aのループの外側に配置されていた。一方、この実施例では、ローノイズアンプ13がループアンテナ10のループ素子12Aのループの内側に配置されている。ローノイズアンプ13をループアンテナ10のループ素子12Aのループの内側に配置しても、ループアンテナ10の受信性能に影響がなく、誘電体基板11の小型化を図ることができ、ひいてはループアンテナ10を小型化できる。この場合のアースパターンの形状は、ローノイズアンプ13と同じ長方形(同形状、同サイズ)とすることができる。
図9は、図8に示した本発明のループアンテナ10のアンテナ素子12(ループ素子12Aと無給電素子12B)とローノイズアンプ13の、誘電体基板11上への配置の変形形態を示すものである。図8に示した実施例では、誘電体基板11の上には1種類のループアンテナ10のみが設けられていたが、この実施例では、ループアンテナ10に加えてもう1つのループアンテナ40が、誘電体基板11の上に設けられている。
ループアンテナ40のアンテナ素子42は、ループアンテナ10と同様に、ループ素子42Aと無給電素子42Bとを備えているが、ローノイズアンプ13はループアンテナ10と共通になっている。ループアンテナア40は、ループアンテナ10よりも低い周波数の円偏波を受信するためのものである。なお、この実施例では無給電素子12Bの位置が、図8に比べて異なっているが、無給電素子はループアンテナのループの中心に対して、180度回転させた位置に設けても、その機能は同じである。また、ローノイズアンプ13をループアンテナ10と40で共通化したことにより、コストの低減およびアンテナの小型化を図ることができる。この場合のアースパターンの形状も、ローノイズアンプ13と同じ長方形(同形状、同サイズ)とすることができる。
図10(a)は本発明のループアンテナ10を設置した誘電体基板11の上に、他のアンテナ(モノポールアンテナ)20と別のループアンテナ50を設置して、誘電体基板11の上に統合アンテナ100を形成した実施例を示すものである。ループアンテナ10はGPS衛星からの電波を受信するものであり、前述の実施例と同様に、ル−プ素子12Aと無給電素子12Bとからなるアンテナ素子12とローノイズアンプ13を備えている。そして、ローノイズアンプ13の出力が合成・分配器70に入力される。モノポールアンテナ20はVICS用のアンテナであり、合成・分配器70に直接接続されている。また、ループアンテナ50はETC用のアンテナであり、ル−プ素子52Aと無給電素子52Bとからなるアンテナ素子52を備えている。ル−プ素子52Aの一端は、誘電体基板11の裏面に設けられているアースパターン14Bに接続しており、他端は合成・分配器70に直接接続されている。
図10(b)は(a)に示した統合アンテナ100を受信器・送信機60に接続した場合の回路構成を示すものである。GPS用のループアンテナ10で受信された電波は、ローノイズアンプ13で増幅された後に合成・分配器70に入力され、フィルタ71を通過した後に合成される。VICS用のモノポールアンテナ20で受信された電波は合成・分配器70に入力され、フィルタ72を通過した後に合成される。ETC用のループアンテナ50で受信された電波は合成・分配器70に入力され、フィルタ73を通過した後に合成される。
統合アンテナ100の合成・分配器70で合成された信号は同軸ケーブル22で受信機・送信機60に内蔵される合成・分配器80に導かれる。合成された信号は合成・分配器80内で分配され、フィルタ81,82,83を通ってそれぞれGPS受信機84、VICS受信機85、およびETC送受信機86に入力され、それぞれの処理が行われる。受信機・送信機60としては、例えばナビゲーション装置等がある。
図11(a)は、本発明のループアンテナ10が、自動車5のフロントウインドウ90に取り付けられた例を示すものである。ループアンテナ10は運転者の視界の邪魔にならないように、フロントウインドウ90の下部に設けられる。ループアンテナ10には、ループ素子12Aと無給電素子12Bがあり、これらの素子よりも室内側にメッシュ状のアースパターン(メッシュワイヤ)44が配置されている。
図11(b)は図11(a)に示したフロントウインドウ90の、ループアンテナ10が設置された部位の断面を示すものである。フロントウインドウ90は、外側ガラス91、樹脂シート92、及び内側ガラス93が積層された合わせガラスで構成されており、アンテナ素子と無給電素子12A,12Bは、中間の樹脂シート92に形成されている。また、メッシュワイヤ44は内側ガラス93の内側{車室内側)に形成されている。樹脂シート92に形成されたアンテナ素子12Aはワイヤ35によって内側ガラス93の車室内側に導かれ、コネクタ95の接続端子96,97に接続する。
図12(a)は本発明のループアンテナ10を設置した自動車のフロントウインドウ90とコネクタ95との接続の一実施例を示すものである。この実施例のフロントウインドウ90は、外側ガラス91、樹脂シート92、および内側ガラス93が積層された合わせガラスで構成されており、その横方向の端部には段差部94が形成されている。本発明のループアンテナ10は、樹脂シート92の部分にフロントウインドウ90を製造する段階で予め埋め込まれており、ループ素子12Aの両端部は、ワイヤ35によってフロントウインドウ90の段差部94に引き出されている。そして、このワイヤ35は段差部94において内側ガラス93側に折り曲げられ、内側ガラス93の車室内側の表面に設けられた接続端子36,37に接続している。
樹脂シート92は視認性を確保するために透過性を有する。なお、樹脂シート92を配置せず、外側ガラス91と内側ガラス92の間にアンテナ素子12A.12Bを配置しても良い。また、ループアンテナ10の周辺部(内側ガラス93の車室側の表面)には、図示のように、金属板の代わりに金属製のメッシュワイヤ44が設けられている。金属板として透明な導体を使用する場合には、ベタパターンを使用することが可能であるが、通常の金属を使用する場合には、べたパターンであると見通すことができないので、金属板の代わりにメッシュワイヤ44を使用してガラスの見通しを良くしている。更に、メッシュワイヤ44を透明な導体で形成することにより、見通しを更に良くすることが可能である。
内側ガラス93の車室内側の表面に設けられた接続端子36,37に接続するコネクタ95は、ばね性を持つ接続端子96,97が備えられた樹脂製の筐体を備えている。コネクタ95の内部には、図13(a)、(b)に示すように、誘電体基板11が内蔵されている。この誘電体基板11の上にはローノイズアンプ13がある。同軸ケーブル22はローノイズアンプ13に接続しており、ばね性を持つ接続端子96,97は、スルーホール23でローノイズアンプ13に接続している。そして、このコネクタ95は、接続端子96,97がそれぞれ内側ガラス93上にある接続端子36,37に接続されるように、両面テープや接着剤などの手段によってフロントウインドウ90に取り付けられる。
図12(b)は本発明のループアンテナ10を、自動車のフロントウインドウ90に形成した場合の、コネクタ95との接続の別の実施例を示すものである。この実施例のフロントウインドウ90も、外側ガラス91、樹脂シート92、および内側ガラス93が積層されたものであり、その横方向の端部には段差部94が形成されている。本発明のループアンテナ10は、樹脂層92の部分にフロントウインドウ90を製造する段階で予め埋め込まれており、ループ素子12Aの両端部は、ワイヤ35によってフロントウインドウ90の段差部94に引き出されている。そして、このワイヤ35は段差部94において内側ガラス93側に折り曲げられ、内側ガラス93の車室内側の表面に設けられた接続突起38,39に接続している。また、ループアンテナ10の周辺部には、図示のように、金属製のメッシュワイヤ44が設けられている。
内側ガラス93の車室内側の表面に設けられた接続突起38、39に接続するコネクタ95は、ばね性を持つ接続端子98,99が備えられた樹脂製の筐体を備えている。コネクタ95の構造はばね性を持つ接続端子98,99の構造を除いて図13(a)、(b)に示した構造と同じである。接続端子98,99は、図12(c)に示すようにそれぞれ2つのばねが向かい合って構成されており、接続突起38,39がこのばねを押圧しながら挿入されるようになっている。コネクタ95のフロントウインドウ90への取り付け方法は、図13(a)の実施例と同様に、両面テープや接着剤などの手段を用いることができる。
なお、図12(a)、(b)で説明した実施例のループアンテナア10に隣接させてモノポールアンテナや別のループアンテナを図10(a)に示したように配置すれば、フロントウインドウ90に統合アンテナを形成することができる。
また、本発明のループアンテナ10は、図14に示すように、自動車5に設けられた誘電体部材であるガラス(フロントウインドウ90)の他に、車両の樹脂製のボディ外板51にも設置することができる。
(a)は従来のパッチアンテナの構成を示す断面図、(b)は本発明のループアンテナの一実施例の構成を示す断面図、(c)は(a)のパッチアンテナチのアンテナ素子の形状と大きさを示す平面図、(d)は本発明のループアンテナのアンテナ素子の形状と大きさを示す平面図である。 (a)は、図1(b)に示したループアンテナのアンテナ素子とローノイズアンプの誘電体基板上の配置例を示す斜視図、(b)は(a)に示した誘電体基板の裏面側のパターンの一例を示す斜視図、(c)は(a)に示した誘電体基板の裏面側のパターンの別の例を示す斜視図である。 (a)は、図2(a)に示したループアンテナのアンテナ素子とローノイズアンプの誘電体基板の裏面側のアースパターンの別の例を示す斜視図、(b)は(a)に示した誘電体基板を裏面側から見た斜視図、(c)、(d)は(b)に示した誘電体基板の裏面側のパターンの別の例を示す斜視図、(e)はアンテナ素子をフィルム上に形成した実施例を示す側断面図、(f)はアンテナ素子をフィルム上に形成した実施例の変形例を示す側断面図、(g)はアンテナ素子を誘電体基板に埋め込んだ実施例を示す側断面図である。 (a)は図1(b)に示した誘電体基板と金属板との位置関係を示す斜視図、(b)は(a)の金属板を電子機器の金属製の筐体で置き換えた実施例を示す斜視図である。 図4(a)に示した金属板をアースパターンを備えた誘電体基板に置換した実施例を示す斜視図である。 (a)は、図4(a)に示した誘電体基板と金属板とをL字型取付具で固定した例を示す側面図、(b)は、図4(b)に示した誘電体基板と電子機器の金属製の筐体とをL字型取付具で固定した例を示す側面図、(c)は(a),(b)に使用したL字型取付具の構成を示す斜視図、(d)は門型取付具の一実施例を示す斜視図、(e)は(d)の門型取付具を使用して図4(a)に示した誘電体基板を金属板、或いは誘電体の上に取り付けた状態を示す側面図、(f)は金属板自体に取り付け具を形成した実施例を示す金属板の斜視図である。 (a)は本発明のループアンテナを設置した誘電体基板を自動車のインストルメントパネル内のフレームの上部に設置した例を示す自動車の要部断面図、(b)は(a)の破線で示す位置に本発明のループアンテナを設置した誘電体基板を取り付ける場合のブラケットの一例の構成を示す斜視図、(c)は本発明のループアンテナを設置した誘電体基板を自動車のインストルメントパネル内に設置された電子機器の金属製の筐体の上部に設置した例を示す自動車の要部断面図である。 本発明のループアンテナのアンテナ素子とローノイズアンプの誘電体基板上への配置の別の形態を示す図である。 図8に示した本発明のループアンテナのアンテナ素子とローノイズアンプの誘電体基板上への配置の変形形態を示す図であり、2種類のループアンテナのアンテナ素子とローノイズアンプの誘電体基板上への配置を示す図である。 (a)は本発明のループアンテナを設置した誘電体基板の上に、他のアンテナと別のループアンテナを設置して統合アンテナを形成した実施例を示す斜視図、(b)は(a)に示した統合アンテナを受信器、送信機に接続した場合の回路構成を示す回路構成図である。 (a)は本発明のループアンテナを自動車のフロントウインドウに設置した実施例を示す自動車の部分斜視図、(b)は(a)のフロントウインドウのループアンテナ設置部分の部分断面図である。 (a)は本発明のループアンテナを自動車のフロントウインドウに形成した場合のコネクタとの接続の一実施例を示す斜視図、(b)は本発明のループアンテナを自動車のフロントウインドウに形成した場合のコネクタとの接続の別の実施例を示す斜視図、(c)は(b)のコネクタの構成を示す断面図である。 (a)は図12(a)のコネクタの内部構成を示す平面図、(b)は(a)のコネクタの側面図である。 本発明のループアンテナを自動車の樹脂製のボディに設置した実施例を示す自動車の部分斜視図である。
符号の説明
2 電子機器の金属製の筐体
6 インストルメントパネル
7 車体フレーム
9 ブラケット
10 本発明のループアンテナ
11 誘電体基板
12 アンテナ素子
12A ループ素子
12B 無給電素子
14 アースパターン
15 金属板
15E 延長部分
20 モノポールアンテナ
22 同軸ケーブル
35 ワイヤ
36,37 接続端子
38,39 接続突起
40、50 ループアンテナ
60 受信機・送信機
70 合成・分配器
80 受信機・通信機
90 フロントウインドウ
95 コネクタ
100 統合アンテナ

Claims (13)

  1. 2つの接続端子を有するループ状素子と、該ループ状素子とは独立して設置された無給電素子とからなるアンテナ素子を有し、前記アンテナ素子が、誘電体基板の一方の面、又は誘電体基板を構成する部材の或る層に形成されており、前記誘電体基板の他方の面の前記接続端子側にはアースパターンが形成されており、円偏波を送信または受信するループアンテナにおいて、
    前記誘電体基板を車両のウインドウガラスで構成し、
    前記アースパターンを、網状に配置された線状導体で構成されたメッシュ状のアースパターンで構成し、
    前記メッシュ状のアースパターンを前記アンテナ素子の直下の部分まで延長して設けたことを特徴とするループアンテナ。
  2. 請求項1に記載のループアンテナであって、
    前記接続端子を前記ループ状素子のループの内側に配置したことを特徴とするループアンテナ。
  3. 請求項に記載のループアンテナであって、
    前記接続端子の外側に、ループ径の異なる2つのループ状素子を、重なり合うことなく二重に形成したことを特徴とするループアンテナ。
  4. 請求項に記載のループアンテナであって、
    前記接続端子を、前記メッシュ状のアースパターンが配置された面に配置し、
    前記アンテナ素子と前記接続端子とを導電ワイヤで接続し、
    前記接続端子に接続するように給電回路部を内蔵するコネクタを設置したことを特徴とするループアンテナ。
  5. 請求項に記載のループアンテナであって、
    前記ウインドウガラスを、外側ガラスと内側ガラスとから構成し、
    前記アンテナ素子を前記外側ガラスと内側ガラスの合わせ面に構成したことを特徴とするループアンテナ。
  6. 請求項に記載のループアンテナであって、
    前記外側ガラスと内側ガラスの合わせ面に樹脂シートを積層し、前記アンテナ素子は前記樹脂シート上に配置したことを特徴とするループアンテナ。
  7. 請求項5又は6に記載のループアンテナであって、
    前記ループアンテナを前記ウインドガラスの端部に配置し、
    前記端部においては前記外側ガラスと内側ガラスの合わせ面に段差部を形成し、
    前記導電ワイヤが前記段差部を通って前記アンテナ素子と前記接続端子とを接続するようにしたことを特徴とするループアンテナ。
  8. 請求項5から7の何れか1項に記載のループアンテナであって、
    前記接続端子を前記車両の車室内側に突出する接続突起から構成し、
    前記コネクタに前記接続突起を受け入れて電気的に接続する接続端子を設けたことを特徴とするループアンテナ。
  9. 請求項1から8の何れか1項に記載のループアンテナであって、
    車両のウインドウガラスがフロントガラスであり、前記ループアンテナが前記フロントガラスの下部に配置されることを特徴とするループアンテナ。
  10. 請求項1から9の何れか1項に記載のループアンテナであって、
    前記網状に配置された線状導体のピッチがλ/10であることを特徴とするループアンテナ。
  11. 請求項1から9の何れか1項に記載のループアンテナであって、
    前記アースパターンと前記アンテナ素子との距離がλ/4以上であることを特徴とするループアンテナ。
  12. 2つの接続端子を有するループ状素子と、該ループ状素子とは独立して設置された無給電素子とからなるアンテナ素子を有し、前記アンテナ素子が、誘電体基板の一方の面、又は誘電体基板を構成する部材の或る層に形成されており、前記誘電体基板の他方の面の前記接続端子側にはアースパターンが形成されており、円偏波を送信または受信するループアンテナと、
    前記ループアンテナで送信または受信する信号を処理する電子機器と、
    前記ループアンテナと前記電子機器とを接続するケーブルとからなるアンテナシステムにおいて、
    前記誘電体基板を車両のウインドウガラスで構成し、
    前記アースパターンを、網状に配置された線状導体で構成されたメッシュ状のアースパターンで構成し、
    前記メッシュ状のアースパターンを前記アンテナ素子の直下の部分まで延長して設けたことを特徴とするループアンテナを用いたアンテナシステム。
  13. 2つの接続端子を有するループ状素子と、該ループ状素子とは独立して設置された無給電素子とからなるアンテナ素子を有し、前記アンテナ素子が、誘電体基板の一方の面、又は誘電体基板を構成する部材の或る層に形成されており、前記誘電体基板の他方の面の前記接続端子側にはアースパターンが形成されており、円偏波を送信または受信するループアンテナと、
    前記ループアンテナで送信または受信する信号を処理する電子機器と、
    前記ループアンテナと前記電子機器とを接続するケーブルとからなるアンテナシステムが設置される車両において、
    前記誘電体基板を車両のウインドウガラスで構成し、
    前記アースパターンを、網状に配置された線状導体で構成されたメッシュ状のアースパターンで構成し、
    前記メッシュ状のアースパターンを前記アンテナ素子の直下の部分まで延長して設けたことを特徴とするループアンテナを用いたアンテナシステムが設置される車両。
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