JP5297232B2 - 車載レーダ用アンテナ - Google Patents

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本発明は、車両外部にレーダ波を送信して周囲に存在する物体で反射された反射波を受信する車載レーダ用アンテナに関する。
近年、自動車等の車両においては、レーダを搭載して自車両の周囲に存在する物体を検出し、衝突防止やオートクルーズ走行制御等に利用する技術が採用されている。この場合、車両周囲の物体を検出するには、レーダ用のアンテナを車体の複数箇所に配置する必要がある。例えば、特許文献1では、車両前部の左右のピラー内、サイドプロテクタ内、ルーフの縁部等にアンテナを取付けることで、車両周囲の物体を検出して測距を行うようにしている。
特開平9−178839号公報
しかしながら、実際に車両にアンテナを取り付けようとする場合、レーダの周波数帯域やアンテナの形状・大きさ等によっては、特許文献1のように、ピラー内、サイドプロテクタ内、ルーフの縁部等にアンテナを格納することが困難となり、取付部位が大幅に制限される。
特に、車両側面をレーダによって観測する場合には、車両の外観を損ねることなく走行状態や障害物等による破損を回避しなければならず、装着自由度の高いコンパクトなアンテナが要求される。更には、雨や雪等の天候の変化によるアンテナ自身の劣化に対する配慮も必要となる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、装着自由度の高いコンパクトなアンテナを実現し、車両の外観を損ねることなく走行状態や障害物等による破損を防止することができ、また、天候の変化によるアンテナ自身の劣化を防止することのできる車載レーダ用アンテナを提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明による車載レーダ用アンテナは、車両外部にレーダ波を送信して周囲に存在する物体で反射された反射波を受信する車載レーダ用アンテナであって、上記車載レーダ用アンテナを、車両の床側部の金属フレームであるサイドシルと、該サイドシルを覆う樹脂製の外装部材とで形成される空間内に配置し、上記サイドシルと上記外装部材とで挟持されて上記サイドシルに取り付けられる誘電体からなる基板と、上記基板の上記サイドシルに当接される面と反対側の面であって上記外装部材と間隙をもって形成される導電性部材からなるアンテナ要素とで構成することを特徴とする。
本発明によれば、アンテナ要素を形成した基板を車両の金属部位に当接させることで、装着自由度の高いコンパクトなアンテナを実現することができ、車両の外観を損ねることなく走行状態や障害物等による破損を防止することができ、また、天候の変化によるアンテナ自身の劣化を防止することができる。
アンテナの配置を示す説明図 アンテナの構造を示す説明図 コネクタ部の斜視図 アンテナの設置を示す説明図
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1において、符号100は自動車であり、この自動車100は、周囲に存在する物体を検出して距離を測定するレーダ装置を備えている。本実施の形態においては、自動車100は、特に、側方の物体を検出して測距を行うための複数のアンテナ10,…を、左右のフロントドア101下部とリヤドア102下部とに配設している。
アンテナ10は、図2に示すように、同一形状の送信アンテナ10aと受信アンテナ10bとを対にして、車両の金属部位である車体フレームFLに所定の間隔で取り付けられて構成されている。ここでは、送信アンテナ10a及び受信アンテ10bを代表してアンテナ10と記載するが、アンテナ10は、送信及び受信を兼用するタイプのものであっても良い。
アンテナ10は、ガラスエポキシ等の誘電体で形成される基板11上に、銅等の導電性部材からなるアンテナ要素12を形成したものである。このアンテナ10は、基板11のアンテナ要素12と反対側の面を車体フレームFLに当接し、車体フレームFLを地板として接地することにより、薄板状のパッチアンテナとして用いることができる。
基板11は、本実施の形態においては、長方形状に形成されて横長に配置され、外側4隅のコーナ部に取付用の孔11aが設けられている。この基板11の孔11aと車体フレームFLの既存の孔FLaとを利用することで、アンテナ10を車体フレームFLに取付けることができる。
アンテナ要素12は、基板11の中央部にプリント成形等により略矩形状に形成されている。このアンテナ要素12からは、インピーダンスマッチング用のマイクロストリップを形成するリード部12aが下方に延出されている。このリード部12aは、基板11の中央部下端に設けられた給電用のコネクタ部13に接続されている。
コネクタ部13は、車体フレームFLの下部に取り付けられ、図3に示すように、略矩形状のベース15の一辺側に導線14が固定されて構成されている。導線14からは、その中心導体である芯線14aが延出され、アンテナ要素12のリード部12aに半田付け等で接続されている。このコネクタ部13を設けることにより、車体に新たな孔を穿設して車体及び基板11を貫通することなく、導線14からアンテナ要素12へ給電することが可能となる。
次に、アンテナ10の自動車100への100への具体的な設置例について説明する。図4に示すように、アンテナ10は、パッチアンテナの地板を構成する車体フレームFLとして、自動車100の床側部の金属フレームであるサイドシル105を利用して取り付けられる。サイドシル105には、ドア下部の外装部材となる樹脂製のサイドシルスポイラ106を装着するための孔105aが設けられており、この孔105aを利用してアンテナ10をサイドシル105に固定する。
すなわち、先ず、アンテナ10の基板11の孔11aとサイドシル105の孔105aとの位置を合わせた状態で、基板11のコネクタ部13を、サイドシル105の下端に金属製のビス107で締結・固定する。詳細には、コネクタ部13には、ベース15の導線14の反対側に孔15aが穿設されており(図3参照、2カ所)、この孔15aにビス107を挿入してサイドシル105に締結・固定する。
一方、サイドシルスポイラ106の内側には、サイドシル105の孔105aに圧入・固定するためのクリップ106aが一体的に設けられている。クリップ106aは、サイドシルスポイラ106の内側をサイドシル105に当接させる段部106bから突出されている。従って、クリップ106aを孔11a,105aに圧入してサイドシルスポイラ106を装着することにより、基板11をサイドシル105とサイドシルスポイラ106とで挟持し、アンテナ10をサイドシル105に圧着して固定することができる。
この場合、アンテナ10は、薄板状であるため、サイドシル105とサイドシルスポイラ106の間の空間に容易に設置することができる。これにより、車両の外観を損なうことがないばかりでなく、車両側面をレーダによって観測する際に、走行状態(車速、舵角)や障害物等による破損を防止することができ、また、雨や雪等の環境条件の変化に対してアンテナ自身の劣化を防止することができる。
また、アンテナ10は、車体金属部をグランドとしたパッチアンテナであるため、従来のパッチアンテナのように誘電体の一面側にメッキ等により地板を形成する必要がなく、低コストのアンテナとすることができる。
しかも、アンテナ10をサイドシル105に取り付ける際には、サイドシルスポイラ106を取り付けるための既存の穴を利用するため、新たに車体に孔を開ける必要がなく、容易に設置することができる。同様に、アンテナ10への給電も、アンテナ要素12にマイクロストリップを介して平面的に接続されるコネクタ部13から導線14を車体の下まで伸ばす構造であるため、アンテナ要素12への給電線を通すための孔を車体に開ける必要が無い。
誘電体である基板11の大きさは、サイドシル105とサイドシルスポイラ106の間のスペースに納まる大きさであれば良い。しかしながら、アンテナの性能を好適に発揮させるには、基板(誘電体)11のサイズ、アンテナ要素12のサイズ、基板11に対するアンテナ要素12の位置を、レーダの周波数や取付用の孔11aの位置・サイズを考慮して最適に設定することが望ましい。
すなわち、図2に示すように、基板11上のアンテナ要素12の大きさを、横方向の長さA’、縦方向の長さB’とするとき、A’=B’とすることが望ましい。また、アンテナ性能をより向上させるには、基板11の端部とアンテナ要素12の端部との間の横方向の長さA、縦方向の長さBは、以下の(1),(2)式の関係となるように設定することが望ましい。
A≧λg/4 …(1)
B≧B’/2 …(2)
但し、λg:誘電体における周波数の波長
例えば、レーダの周波数を2.4GHzとして、基板11(誘電体)を1.2mm厚のガラスエポキシ基板で形成する場合、A’=B’=33.4mm、A≧9.3mm、B≧16.7mmとすることが望ましい。
10 アンテナ
11 基板
12 アンテナ要素
13 コネクタ部
100 自動車
105 サイドシル
106 サイドシルスポイラ

Claims (2)

  1. 車両外部にレーダ波を送信して周囲に存在する物体で反射された反射波を受信する車載レーダ用アンテナであって、
    上記車載レーダ用アンテナを、
    車両の床側部の金属フレームであるサイドシルと、該サイドシルを覆う樹脂製の外装部材とで形成される空間内に配置し、
    上記サイドシルと上記外装部材とで挟持されて上記サイドシルに取り付けられる誘電体からなる基板と、
    上記基板の上記サイドシルに当接される面と反対側の面であって上記外装部材と間隙をもって形成される導電性部材からなるアンテナ要素と
    で構成することを特徴とする車載レーダ用アンテナ。
  2. 上記アンテナ要素に、上記基板と上記サイドシルとを貫通することなく給電可能なコネクタ部を接続したことを特徴とする請求項1記載の車載レーダ用アンテナ。
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