JP4562010B2 - アンテナ素子 - Google Patents

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    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
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    • H01Q9/04Resonant antennas
    • H01Q9/0407Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna
    • H01Q9/0414Substantially flat resonant element parallel to ground plane, e.g. patch antenna in a stacked or folded configuration
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01QANTENNAS, i.e. RADIO AERIALS
    • H01Q5/00Arrangements for simultaneous operation of antennas on two or more different wavebands, e.g. dual-band or multi-band arrangements
    • H01Q5/30Arrangements for providing operation on different wavebands
    • H01Q5/378Combination of fed elements with parasitic elements

Description

本発明は、アンテナ素子に関し、特に、GPS衛星からのGPS信号を受信するのに好適なアンテナ素子に関する。
この技術分野において周知のように、現在、車両には種々のアンテナが搭載される。例えば、そのようなアンテナの1つとして、GPS(全地球測位システム)用アンテナがある。
GPS(Global Positioning System)は、人工衛星を用いた衛星測位システムである。GPSは、地球を周回している24基の人工衛星(以下、GPS衛星と呼ぶ)のうちの4基以上のGPS衛星からの電波(GPS信号)を受信し、この受信した電波(GPS信号)から移動体とGPS衛星との位置関係および時間誤差を測定して三角測量の原理に基づいて、移動体の地図上における位置や高度を高精度で算出することを可能としたものである。
GPSは、近年では、走行する自動車の位置を検出するカーナビゲーションシステム等に利用され、広く普及している。カーナビゲーション装置は、このGPS信号を受信するためのGPS用アンテナと、このGPS用アンテナが受信したGPS信号を処理して車両の現在位置を検出する処理装置と、この処理装置で検出された位置を地図上に表示するための表示装置等から構成される。GPS用アンテナとしては、パッチアンテナのような平面アンテナが使用される(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示されたパッチアンテナは、誘電体基板と、アンテナ放射電極(パッチアンテナ電極)と、接地電極と、給電ピンとを有する。誘電体基板は、互いに対向する天面および底面を持つ。誘電体基板には、所定の位置(給電点)で天面から底面へ貫通する基板貫通孔が穿設されている。アンテナ放射電極(パッチアンテナ電極)は、導電体からなり、誘電体基板の天面に形成されている。接地電極は、誘電体からなり、誘電体基板の底面に形成されている。接地電極は、基板貫通孔と実質的に同心で、かつ基板貫通孔の直径よりも大きい径の接地開口部を持つ。給電ピンは、一端と他端とを持つ。給電ピンの一端は、所定の位置(給電点)でアンテナ放射電極(パッチアンテナ電極)と接続される。給電ピンの他端は、基板貫通孔および接地開口部を介して誘電体基板の底面側へ導出されている。給電点は、アンテナ放射電極の中心からX軸方向およびY軸方向に変位した位置に設けられている。
一方、持ち運び可能なポータブルナビゲーション装置も知られている。このようなポータブルナビゲーション装置においても、GPS用アンテナを取り付ける必要がある。GPS用アンテナをポータブルナビゲーション装置に取り付ける際、次の2つの場合がある。第1の場合は、GPS用アンテナをポータブルナビゲーション装置に外付けする場合である。第2の場合は、GPS用アンテナをポータブルナビゲーション装置に内蔵する場合である。また、GPS用アンテナをポータブルナビゲーション装置に外付けする場合には、次の2つの方法がある。第1の方法は、GPS用アンテナを収容したアンテナ筐体を、ポータブルナビゲーション装置の上部に搭載する方法である。第2の方法は、GPS用アンテナを収容したアンテナ筐体を、ポータブルナビゲーション装置の装置筐体に対して角度自在に取り付ける方法である。一方、GPS用アンテナをポータブルナビゲーション装置に内蔵する場合には、ポータブルナビゲーション装置内に収容されている回路基板上に、GPS用アンテナが搭載される。
本発明に関連する先行技術文献として、指向性制御および多周波対応の少なくとも一方を実現できる「アンテナ装置」が知られている(例えば、特許文献2参照)。特許文献2に開示されたアンテナ装置は、地板と、地板の一主面に形成された誘電体と、誘電体に対して地板とは反対側の上面に形成された略矩形の給電素子と、給電素子に対し電界面および磁界面に沿って対称に配置された略矩形の無給電素子と、無給電素子の4つの頂点近傍の領域のうち少なくとも1箇所に形成され、給電素子と地板と短絡する第1のスイッチとを備える。
特開2008−66979号公報 特開2006−261941号公報
前述したように、GPS用アンテナをポータブルナビゲーション装置に内蔵する場合、ポータブルナビゲーション装置内に収容されている回路基板上に、GPS用アンテナを搭載することになる。このようなポータブルナビゲーション装置は、自動車の車内でダッシュボードの上に鉛直方向に立てて搭載することにより、カーナビゲーション装置としても使用することができる。この場合、回路基板も、鉛直方向に立てた状態に置かれる。そのため、GPS用アンテナとして使用されるパッチアンテナも、回路基板の一主面上に搭載されるので、誘電体基板の天面の法線が天頂方向に存在するGPS衛星に対し水平方向、例えば自動車の前方方向を向くことになる。
特許文献1に開示されているような従来のパッチアンテナでは、後で図面を参照して説明するように、常にパッチアンテナ電極(誘電体基板の天面)に対して垂直方向(法線方向)に主ビームが出ている。その為、従来のパッチアンテナでは、GPS衛星からのGPS信号を効率よく受信することが困難になる。
特許文献2は、指向性制御および多周波対向の少なくとも一方を実現できるアンテナ装置を開示しているだけであって、当該アンテナ装置をポータブルナビゲーション装置に内蔵することや、その際の問題点については何ら開示せず示唆する記載もない。
したがって、本発明の課題は、アンテナ放射電極(パッチアンテナ電極)の法線が前方方向を向いている場合においても、効率よくGPS信号などの衛星波を受信することが可能な、アンテナ素子を提供することにある。
本発明の第1の態様によれば、互いに対向する天面(12u)および底面(12d)を持つ誘電体基板(12A)であって、給電点(15)で天面から底面へ貫通する基板貫通孔(12a)が穿設された、誘電体基板(12A)と、導電体からなり、誘電体基板の天面の中央部に形成されたパッチアンテナ電極(14)と、導電体からなり、パッチアンテナ電極を囲むように、かつパッチアンテナ電極から離間して、誘電体基板の天面の外周部に形成されたループアンテナ電極(22)であって、ループ長がパッチアンテナ電極の外周長の2倍であるループアンテナ電極(22)と、導電体からなり、誘電体基板の底面に形成された接地電極(16)であって、基板貫通孔と実質的に同心であって、かつ基板貫通孔よりも大きい径の接地開口部(16a)を持つ、接地電極(16)と、一端(18a)が給電点でパッチアンテナ電極と接続され、他端(18b)が基板貫通孔および接地開口部を介して誘電体基板の底面側へ導出される給電ピン(18)と、ループアンテナ電極からパッチアンテナ電極側に延びた給電線であって、導電体からなり、パッチアンテナ電極と電磁結合する給電線(24)と、導電体からなり、ループアンテナ電極に設けられた摂動素子(26)と、を有するアンテナ素子(10A)が得られる。
上記本発明の第1の態様によるアンテナ素子(10A)において、誘電体基板(12A)は実質的に直方体形状をしていてよい。誘電体基板(12A)は、例えば、セラミックス材料から構成される。パッチアンテナ電極(14)、ループアンテナ電極(22)、接地電極(16)、給電線(24)、および摂動素子(26)は銀パターン印刷によって形成されてよい。パッチアンテナ電極(14)は、互いに対向する一対の長辺(142−1,142−2)と、互いに対向する一対の短辺(144−1,144−2)とを持つ長方形をしていてよく、ループアンテナ電極(22)は、互いに等しい長さの4本の導体線分(222−1,222−2,222−3,222−4)から成る正方形のリング形状をしていてよく、給電点(15)は、パッチアンテナ電極の長方形の中心(O)よりもずれた位置に設けられてよい。この場合、給電線(24)は、給電点がずれた方向とは逆側のパッチアンテナ電極の一対の長辺の一方の長辺(142−1)と対向する、ループアンテナ電極の4本の導体線分の中の1本の特定の導体線分(222−1)から延在していることが好ましい。また、摂動素子(26)は、ループアンテナ電極(22)の特定の導体線分(222−1)に設けられることが好ましい。アンテナ素子(10A)は、例えば、GPS衛星(70)からのGPS信号を受信するものであってよい。
本発明の第2の態様によれば、上記アンテナ素子(10A)を内蔵したポータブルナビゲーション装置(80)であって、回路基板(86)を備え、アンテナ素子(10A)は、回路基板上に搭載されている、ポータブルナビゲーション装置(80)が得られる。
尚、上記括弧内の符号は、本発明の理解を容易にするために付したものであり、一例にすぎず、これらに限定されないのは勿論である。
本発明では、誘電体基板の天面上に、パッチアンテナ電極ばかりでなく、ループアンテナ電極、給電線、および摂動素子を形成したので、パッチアンテナ電極の法線が前方方向を向いている場合においても、効率よくGPS信号などの衛星波を受信することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1乃至図3を参照して、本発明の理解を容易にするために、従来のアンテナ素子(パッチアンテナ)10について説明する。図1はアンテナ素子(パッチアンテナ)10を示す斜視図である。図2において、(A)はアンテナ素子(パッチアンテナ)10の平面図、(B)はアンテナ素子(パッチアンテナ)10の正面図、(C)はアンテナ素子(パッチアンテナ)10の左側面図、(D)はアンテナ素子(パッチアンテナ)10の底面図である。図3は図2(A)のIII-III線での断面図である。図1乃至図3において、前後方向(奥行き)方向をX軸方向で表し、左右方向(幅方向)をY軸方向で表し、上下方向(高さ方向、厚み方向)をZ軸方向で表している。
アンテナ素子(パッチアンテナ)10は、略直方体形状の誘電体基板12と、パッチアンテナ放射電極(放射素子)14と、接地電極(接地導体)16と、リベット状の給電ピン18とから構成されている。
誘電体基板12は、たとえばチタン酸バリウムなどからなる高誘電率(例えば、比誘電率εrが20)のセラミックス材料が用いられる。誘電体基板12は、上下方向Zにおいて互いに対向する天面(上面)12uおよび底面(下面)12dと、側面12sとを持つ。図示の例では、誘電体基板12の側面12sの角が面取りされている。誘電体基板12には、後述する給電点15の設置位置で、天面12uから底面12dへ貫通する基板貫通孔12a(図3)が穿設されている。
図示の例において、誘電体基板12の寸法は、前後方向Xの長さが25mmで、左右方向Yの幅が25mmで、上下方向Zの高さが4mmである。
パッチアンテナ電極(放射素子)14は、導電体からなり、誘電体基板12の天面12uの中央部に形成されている。図示のパッチアンテナ電極14は、12.3mm×12.5mmの寸法を持つ矩形をしている。パッチアンテナ電極14は、例えば、銀パターン印刷によって形成される。
図2(D)に示されるように、接地電極16は、導電体からなり、誘電体基板12の底面12dに形成されている。この基板電極16は、基板貫通孔12aとほぼ同心で、且つ基板貫通孔12aの直径よりも大きい直径の接地開口部16aを持つ。
パッチアンテナ電極14の中心からX軸方向およびY軸方向に変位した位置に上記給電点15が設けられる。この給電点15に給電ピン18の一端(上端部)18aが接続される。給電ピン15の他端(下端部)15bは、基板貫通孔12aおよび接地開口部16aを経て、接地電極(接地導体)16と離間して下側へ導出されている。
ここで、給電点15としては半田が用いられる。その為、給電点15は、パッチアンテナ電極14の主表面から上方へ盛り上がった凸形状をしている。
図示の給電ピン18は、上端部18aに設けられた頭部181と、上端部18aから下端部18bへ延在する棒状の胴体部182と、を有するリベットピンからなる。この場合、リベットピン18の頭部181がパッチアンテナ電極14の主表面上から突出した状態で、このリベットピン18の頭部181が半田によりパッチアンテナ電極14に接合される。そのため、この接合部分が給電点15として凸形状となる。
図1乃至図3に示したアンテナ素子10は、GPS用アンテナとして使用され得る。そして、このような構成のアンテナ素子(GPS用アンテナ)10は、図4に図示されているような、ポータブルナビゲーション装置(PND)80に内蔵される。
図4は、ポータブルナビゲーション装置(PND)80を示す外観斜視図である。ポータブルナビゲーション装置(PND)80は、装置筐体82と、その前面に設けられた表示装置84とを有する。この場合、ポータブルナビゲーション装置80内に収容されている回路基板(後述する)上に、GPS用アンテナ(アンテナ素子)10が搭載されることになる。
図5に示されるように、このようなポータブルナビゲーション装置80は、自動車の車内でダッシュボード90の上に鉛直方向に立てて搭載することにより、カーナビゲーション装置としても使用することができる。この場合、ポータブルナビゲーション装置80の回路基板86も、鉛直方向に立てた状態に置かれる。そのため、GPS用アンテナとして使用されるアンテナ素子10も、回路基板86の一主面上に搭載されるので、誘電体基板12の天面12uの法線が天頂方向に存在するGPS衛星70に対し水平方向、例えば自動車の前方方向を向くことになる。
図5に示されるように、従来のパッチアンテナ(アンテナ素子)10では、常にパッチアンテナ電極14(誘電体基板12の天面12u)に対して垂直方向(法線方向)Aに主ビームが出ている。その為、従来のパッチアンテナ10では、GPS衛星70からのGPS信号を効率よく受信することが困難になる。
図6及び図7を参照して、本発明の一実施の形態に係るアンテナ素子10Aについて説明する。図6はアンテナ素子10Aの平面図である。図7は図6のVII-VII線での断面図である。図示のアンテナ素子10Aは、誘電体基板が後述するように変形されていると共に、ループアンテナ電極22、給電線24、および摂動素子26を更に有する点を除いて、図1乃至図3に示した従来のアンテナ素子10と同様の構成を有する。したがって、誘電体基板に12Aの参照符号を付している。図1乃至図3に示したものと同様の機能を有するものには同一の参照を符号を付し、説明の簡略化のために、以下では相違点についてのみ説明する。
図6および図7において、前後方向(奥行き)方向をX軸方向で表し、左右方向(幅方向)をY軸方向で表し、上下方向(高さ方向、厚み方向)をZ軸方向で表している。
図示の誘電体基板12Aは、誘電体基板12とは異なり、側面12sの角が面取りされていない。図示の例において、誘電体基板12Aは、比誘電率εrが38のセラミック材料が用いられている。誘電体基板12Aの寸法は、前後方向Xの長さが25mmで、左右方向Yの幅が25mmで、上下方向Zの高さが4mmである。
図示のアンテナ素子10Aにおいては、誘電体基板12Aの天面12u上に、パッチアンテナ電極14ばかりでなく、ループアンテナ電極22、給電線24、および摂動素子26も形成されている。
パッチアンテナ電極14は、導電体からなり、誘電体基板12Aの天面12uの中央部に形成されている。当該アンテナ素子10Aの受信波長をλとすると、パッチアンテナ電極14の外周長は1λに等しくなるように設定されている。図示のパッチアンテナ電極14は、銀パターン印刷によって形成されている。パッチアンテナ素子14は、前後方向Xに沿った互いに対向する一対の長辺142−1,142−2と、左右方向Yに沿った互いに対向する一対の短辺144−1,144−2とを持つ長方形をしている。
給電点15は、パッチアンテナ電極14の中心OからX軸方向およびY軸方向に変位した位置に設けられている。図示の例では、給電点15は、パッチアンテナ電極14の中心Oから左後側に変位した位置に設けられている。これにより、パッチアンテナ電極14を含むパッチアンテナ部分は、右旋円偏波を受信することが可能となる。
ループアンテナ電極22は、導電体からなり、誘電体基板12Aの天面12uの外周部に形成されている。すなわち、ループアンテナ電極22は、誘電体基板12Aの天面12u上に、パッチアンテナ電極14を囲むように、かつパッチアンテナ電極14から離間して配置されている。ループアンテナ電極22のループ長は、2λに等しくなるように設定されている。ループアンテナ電極22は、互いに等しい長さの4本の導体線分222−1,222−2,222−3,および222−4から成る正方形のリング形状をしている。図示のループアンテナ電極22も、銀パターン印刷によって形成されている。
給電線24は、導電体からなり、ループアンテナ電極22からパッチアンテナ電極14側に延びている。給電線24は、パッチアンテナ電極14と電磁結合する。すなわち、給電線24は、パッチアンテナ電極14と給電線24との間にギャップδが設けられ、電磁結合によりループアンテナ電極22へ給電を行うためのものである。ループアンテナ電極22に対し電磁結合によって給電を行うことにより、インピーダンスマッチングを容易にとることができる。ギャップδの大きさを変えることにより、インピーダンスの調整を行うことができる。また、給電線24とパッチアンテナ電極14との間の結合長さLを変えることによって、アンテナ素子10Aの周波数特性を変えることができる。
図6に示されるように、給電線24は、給電点15が中心Oからずれた方向とは逆側のパッチアンテナ電極14の一対の長辺142−1,142−2の一方の長辺142−1と対向する、ループアンテナ電極22の4本の導体線分222−1〜222−4の中の1本の特定の導体線分222−1から延在している。
摂動素子26は、導電体からなり、ループアンテナ電極22に設けられている。詳述すると、摂動素子26は、ループアンテナ電極22の上記特定の導体線分222−1に設けられている。換言すれば、摂動素子26は、ループアンテナ電極22の右側に設けられた特定の導体線分222−1の後側に設けられている。この位置に摂動素子26を設けることによって、ループアンテナ電極22を含むループアンテナ部分は、右旋円偏波を受信することが可能である。
尚、給電線24および摂動素子26も、銀パターン印刷によって形成されている。
また、上述のアンテナ素子10Aの構成では、パッチアンテナ電極14の外周長を1λ、ループアンテナ電極22のループ長を2λとしたが、パッチアンテナ電極の外周長に対し、ループアンテナ電極のループ長はその2倍の関係にあればよく、上述したパッチアンテナ電極14とループアンテナ電極22の外周長(ループ長)に限定されるものではない。
このような構成のアンテナ素子10Aは、パッチアンテナ電極14を含むパッチアンテナ部分の放射パターンと、ループアンテナ電極22を含むループアンテナ部分の放射パターンと、を合成した放射パターンを持つことになる。その結果、アンテナ素子10Aの主ビーム方向を、特定の方向(図6の例では、X軸方向の後方)にチルト(偏向)することができる。したがって、このようなアンテナ素子10Aは、「チルトビームアンテナ素子」とも呼ばれる。
また、誘電体基板12Aの天面12u上に、パッチアンテナ電極14、ループアンテナ電極22、給電線24、および摂動素子26を形成したので、給電点15でパッチアンテナ電極14に給電することにより、ループアンテナ電極22にも給電される。したがって、給電点15は1点で済む。
図8に、図6及び図7に図示したアンテナ素子(チルトビームアンテナ素子)10Aを、図4に図示したポータブルナビゲーション装置(PND)80に内蔵した例を示す。
図8に示されるように、ポータブルナビゲーション装置80は、自動車の車内でダッシュボード90の上に鉛直方向に立てて搭載することにより、カーナビゲーション装置としても使用することができる。この場合、ポータブルナビゲーション装置80の回路基板86も、鉛直方向に立てた状態に置かれる。そのため、GPS用アンテナとして使用されるアンテナ素子10Aも、回路基板86の一主面上に搭載され、誘電体基板12Aの天面12uの法線が自動車の前方方向を向くことになる。
しかしながら、前述したように、アンテナ素子10Aの主ビーム方向は、図8の矢印Bで示されるように、特定の方向にチルト(偏向)している。換言すれば、図8に示されるように、アンテナ素子10Aは、パッチアンテナ電極14(誘電体基板12の天面12u)に対して垂直方向(法線方向)より斜め上方に傾いた方向Bに主ビームが出ている。その為、アンテナ素子10Aでは、GPS衛星70からのGPS信号を効率よく受信することができる。すなわち、ポータブルナビゲーション装置80の受信感度を改善することが出来る。
図9は、図6および図7に示したアンテナ素子10Aの放射特性(垂直放射パターン)を示す図である。図9において、RHCPは右旋円偏波の放射パターンを示し、LHCPは左旋円偏波の放射パターンを示す。
図9から、右旋円偏波の主ビーム方向が、Z軸方向(誘電体基板12の天面12uの法線方向)に対して(図8の例でいえば、前方方向に対して)、約25度のチルト角だけ、X軸方向の後方(図8の例でいえば、上方方向)へ傾いていることが分かる。
以上、本発明について好ましい実施の形態によって説明してきたが、本発明は上述した実施の形態に限定しないのは勿論である。例えば、誘電体基板の素材は、セラミックス材料に限らず、樹脂材料から構成されても良い。また、本発明に係るアンテナ素子(パッチアンテナ)は、GPS信号を受信するものに適しているが、これらの信号に限定されず、種々の電波を受信するアンテナ素子としても利用可能である。また、図6及び図7に示したアンテナ素子10Aは、右旋円偏波を受信するアンテナ素子であるが、給電点15および摂動素子26を設ける位置を調整することにより、左旋円偏波を受信するアンテナ素子に変更することが可能である。
従来のアンテナ素子(パッチアンテナ)を示す斜視図である。 図1に示したアンテナ素子(パッチアンテナ)を示す図で、(A)は平面図、(B)は正面図、(C)は左側面図、(D)は底面図である。 図2(A)の線III-IIIについての断面図である。 ポータブルナビゲーション装置を示す斜視図である。 図1乃至図3に示した従来のアンテナ素子を、図4に示したポータブルナビゲーション装置に内蔵した例を示す図である。 本発明の一実施の形態に係るアンテナ素子(チルトビームアンテナ素子)を示す平面図である。 図6に示したアンテナ素子の線VII-VIIについての断面図である。 図6及び図7に示したアンテナ素子を、図4に示したポータブルナビゲーション装置に内蔵した例を示す図である。 図6及び図7に示したアンテナ素子の放射特性(垂直放射パターン)を示す図である。
符号の説明
10A アンテナ素子(チルトビームアンテナ素子)
12A 誘電体基板
12u 天面(上面)
12d 底面(下面)
12a 基板貫通孔
14 パッチアンテナ電極
142−1,142−2 長辺
144−1,144−2 短辺
15 給電点
16 接地電極
16a 接地開口部
18 給電ピン
22 ループアンテナ電極
222−1〜222−4 導体線分
24 給電線
26 摂動素子
70 GPS衛星
80 ポータブルナビゲーション装置
82 装置筐体
84 表示装置
86 回路基板

Claims (8)

  1. 互いに対向する天面および底面を持つ誘電体基板であって、給電点で前記天面から前記底面へ貫通する基板貫通孔が穿設された、前記誘電体基板と、
    導電体からなり、前記誘電体基板の前記天面の中央部に形成されたパッチアンテナ電極と、
    導電体からなり、前記パッチアンテナ電極を囲むように、かつ前記パッチアンテナ電極から離間して、前記誘電体基板の前記天面の外周部に形成されたループアンテナ電極であって、ループ長が前記パッチアンテナ電極の外周長の2倍である前記ループアンテナ電極と、
    導電体からなり、前記誘電体基板の前記底面に形成された接地電極であって、前記基板貫通孔と実質的に同心であって、かつ前記基板貫通孔よりも大きい径の接地開口部を持つ、前記接地電極と、
    一端が前記給電点で前記パッチアンテナ電極と接続され、他端が前記基板貫通孔および前記接地開口部を介して前記誘電体基板の底面側へ導出される給電ピンと、
    導電体からなり、前記ループアンテナ電極から前記パッチアンテナ電極側に延びた給電線であって、前記パッチアンテナ電極と電磁結合する前記給電線と、
    導電体からなり、前記ループアンテナ電極に設けられた摂動素子と、
    を有するアンテナ素子。
  2. 前記誘電体基板は実質的に直方体形状をしている、請求項1に記載のアンテナ素子。
  3. 前記誘電体基板はセラミックス材料から成る、請求項1又は2に記載のアンテナ素子。
  4. 前記パッチアンテナ電極、前記ループアンテナ電極、前記接地電極、前記給電線、および前記摂動素子が銀パターン印刷によって形成されている、請求項1乃至3のいずれか1つに記載のアンテナ素子。
  5. 前記パッチアンテナ電極は、互いに対向する一対の長辺と、互いに対向する一対の短辺とを持つ長方形をしており、
    前記ループアンテナ電極は、互いに等しい長さの4本の導体線分から成る正方形のリング形状をしており、
    前記給電点は、前記パッチアンテナ電極の前記長方形の中心よりもずれた位置に設けられており、
    前記給電線は、前記給電点がずれた方向とは逆側の前記パッチアンテナ電極の前記一対の長辺の一方の長辺と対向する、前記ループアンテナ電極の前記4本の導体線分の中の1本の特定の導体線分から延在している、
    請求項1乃至4のいずれか1つに記載のアンテナ素子。
  6. 前記摂動素子は、前記ループアンテナ電極の前記特定の導体線分に設けられている、請求項5に記載のアンテナ素子。
  7. 前記アンテナ素子は、GPS衛星からのGPS信号を受信する、請求項1乃至6のいずれか1つに記載のアンテナ素子。
  8. 請求項7に記載のアンテナ素子を内蔵したポータブルナビゲーション装置であって、
    回路基板を備え、
    前記アンテナ素子は、前記回路基板上に搭載されている、ポータブルナビゲーション装置。
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