JP5895960B2 - アンテナ装置及び可搬型電子機器 - Google Patents
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Description
本発明は、アンテナ装置及び可搬型電子機器に関する。
従来、GPS(Global Positioning System)アンテナによりGPS衛星から送信されたGPS電波を受信し、GPS電波に含まれるGPS信号を用いて現在地の緯度及び経度の測位を行うGPSシステムが知られている。GPSアンテナとしては、例えば、パッチアンテナが利用されている。また、GPSアンテナを含むGPS受信部を備え、現在位置の測位が可能なハンディターミナルも知られている。
また、アンテナを複数設け、周波数の異なる電波を受信する複合アンテナが知られている。例えば、ETC(Electronic Toll Collection System)やDSRC(Dedicated Short Range Communications)送受信用のパッチアンテナと、GPS用ループアンテナと、を備え、2つの異なる周波数の電波を受信する複合アンテナが知られている(特許文献1参照)。また、ETCやDSRC送受信用のパッチアンテナと、GPS用ループアンテナと、電波ビーコン受信用ループアンテナと、を備え、3つの異なる周波数の電波を受信する複合アンテナが知られている(特許文献2参照)。
また、RFID(Radio Frequency IDentification)(NFC(Near field communication))のリーダ/ライタを実装したハンディターミナルにGPSアンテナを実装する要請がある。しかし、特許文献1、2のように、複数のアンテナをまとめて配置する場合、RFID用のループアンテナ(アンテナコイル)の近傍にGPSアンテナを実装することになり、お互いのアンテナが干渉することにより、指向性等のアンテナ性能の劣化を生じてしまう。
逆に、両方のアンテナが互いに干渉せず、両方のアンテナ性能を確保するためには、使用する周波数の波長λ/4程度の距離を離間した位置に各アンテナを実装する必要があり、ハンディターミナルの小型化の邪魔になっていた。
本発明の課題は、2つのアンテナを近傍に配置し、且つそのアンテナ性能を高めることである。
上記課題を解決するために、本発明のアンテナ装置は、共振周波数が第1の周波数のパッチアンテナと、共振周波数が前記第1の周波数と異なる第2の周波数のループアンテナと、を備え、前記ループアンテナのループ長は、当該ループアンテナが前記第1の周波数の電波を受信するときに定常波を発生する長さであり、前記パッチアンテナは、前記ループアンテナと磁界結合する位置に配置されている。
本発明によれば、ループアンテナとパッチアンテナとを近傍に配置でき、且つ第1の周波数の電波に対して、アンテナの指向性を多くの方向にとりアンテナ性能を高めることができる。
以下、添付図面を参照して本発明に係る実施の形態及び変形例を順に詳細に説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
図1〜図8を参照して、本発明に係る実施の形態を説明する。先ず、図1〜図4を参照して、本実施の形態の装置構成を説明する。図1は、本実施の形態のハンディターミナル1の外観図である。図2は、ハンディターミナル1の機能構成を示すブロック図である。図3は、パッチアンテナ30の斜視図である。図4は、ループアンテナ40の斜視図である。
先ず、図1を参照して、本実施の形態の可搬型電子機器としてのハンディターミナル1の外観構成を説明する。ハンディターミナル1は、シンボル(1次元バーコード、2次元コード)の読み取り機能と、RFIDのリーダ/ライタ機能と、GPSの測位機能と、各種情報の入出力機能と、を有する携帯端末である。ハンディターミナル1は、例えば、配送時の商品管理、商品の在庫管理等に用いられる。
図1に示すように、ハンディターミナル1は、樹脂からなる上ケース2a及び下ケース2bを備え、上ケース2aと下ケース2bとの間の内部に、バッテリー(図示略)、基板10(図1で図示略)等を有する。基板10は、PCB(Printed Circuit Board)であり、各種回路部品が実装される。
ハンディターミナル1は、上ケース2aの平面(上面)部に、表示部14と、キー群12aと、を備える。表示部14は、LCD(Liquid Crystal Display)やEL(Electro-Luminescent)ディスプレイ等で構成され、各種情報を表示する。キー群12aは、ユーザからの押下操作を受け付ける複数のキーであり、メニューキー、文字(数字)入力キー、カーソルキー、RFIDの読み取り/書き込みのトリガキー等を有する。
また、ハンディターミナル1は、下ケース2bの先端部に、撮像部19を有する。撮像部19は、被写体の撮像を行い画像データを出力する光学系、撮像素子及び処理回路を有する。撮像部19は、特に、被写体をシンボルとし、当該シンボルの情報読み取りのための撮像を行う。
また、ハンディターミナル1は、下ケース2bの両側面部に、サイドキー12bを有する。サイドキー12bは、RFIDの読み取り/書き込みのトリガキーである。
次いで、図2を参照して、ハンディターミナル1の機能構成を説明する。図2の各構成要素は、基板10上に実装され、又は接続されている。
図2に示すように、ハンディターミナル1は、CPU(Central Processing Unit)11と、操作部12と、RAM(Random Access Memory)13と、表示部14と、ROM(Read Only Memory)15と、パッチアンテナ30と、第1の通信手段としてのGPS通信部16と、ループアンテナ40と、第2の通信手段としてのRFID通信部17と、記憶部18と、撮像部19と、を備える。ハンディターミナル1の各部は、バス20を介して接続されている。アンテナ装置ANTは、パッチアンテナ30及びループアンテナ40を有する。
CPU11は、ハンディターミナル1の各部を制御する。CPU11は、ROM15に記憶されているシステムプログラム及びアプリケーションプログラムのうち、指定されたプログラムを読み出し、当該プログラムとの協働で、各種処理を実行する。
操作部12は、キー群12a、サイドキー12bを有し、ユーザから各キーへの押下入力を受け付け、その操作情報をCPU11に出力する。操作部12は、表示部14に一体的に形成されたタッチパネルを含む構成としてもよい。
RAM13は、揮発性のメモリであり、各種のデータやプログラムを一時的に格納するワークエリアを有する。表示部14は、CPU11から指示された表示情報に従い各種表示を行う。ROM15は、各種データ及びプログラムを記憶し、情報の読み出し専用のメモリである。
パッチアンテナ30は、GPS電波の受信アンテナであり、その共振周波数f1が1.5754[GHz]である。GPS通信部16は、パッチアンテナ30を介して、GPS衛星から送信されたGPS電波を受信し、GPS電波に含まれるGPS信号を取得する受信部である。GPS通信部16は、GPS受信回路16aを有する。GPS受信回路16aは、パッチアンテナ30から出力されたGPS電波によるアンテナ電流を処理する回路であり、復調回路、アンプ、信号処理回路等を有する。CPU11は、パッチアンテナ30を介してGPS通信部16により受信されたGPS信号を用いて、ハンディターミナル1の緯度経度の位置情報を算出して測位する。
ループアンテナ40は、RFID通信用のコイルアンテナであり、その共振周波数f2が13.56[MHz]である。RFID通信部17は、ループアンテナ40を介して、RFIDタグやRFIDのICカードと近距離通信を行う通信部である。RFID通信部17は、RFID用ドライブ回路17aを有する。RFID用ドライブ回路17aは、ループアンテナ40に入力するアンテナ電流を生成し、またループアンテナ40から出力されたアンテナ電流を処理する回路であり、変復調回路、アンプ、信号処理回路等を有する。RFIDタグを読み取る場合に、CPU11の指示により、RFID通信部17がループアンテナ40を介してRFIDタグ等と通信を行い、RFIDタグ等に記憶されている情報を受信して取得する。RFIDタグ等に情報を書き込む場合に、CPU11の指示により、RFID通信部17が情報をRFIDタグ等に送信し、当該情報を記憶させる。
記憶部18は、フラッシュメモリ、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等で構成され、情報の読み出し及び書き込みが可能なメモリである。
撮像部19は、CPU11の指示により、撮像を行い、画像データを出力する。シンボルを読み取る場合に、撮像部19が被写体としてのシンボルを撮像して画像データを生成し、CPU11が当該画像データをデコードしてシンボルに含まれる情報を取得する。
なお、ハンディターミナル1には、他のアンテナ及び通信部を実装する構成としてもよい。例えば、ハンディターミナル1が、無線LAN(Local Area Network)、携帯電話通信等のアンテナ及び通信部を備える構成としてもよい。
次いで、図3を参照して、パッチアンテナ30の構成を説明する。なお、図3〜図5のパッチアンテナ30及びループアンテナ40は、説明を簡単にするために、簡略化した形状で表しているが、実際は、図8に示す形状とする。
パッチアンテナ30は、面電極31と、グランド電極32と、基体部33と、給電端子34と、を備える。面電極31は、基体部33の上面に形成された銀パターン等の導電体の面電極である。
グランド電極32は、基体部33の下面に設けられた銅箔等の導電体の面電極であり、接地されている。基体部33は、誘電体等で構成され、例えば直方体形状の基体である。給電端子34は、面電極31に電気的に接続され、基体部33を貫通するように配置された導電体の端子である。また、GPS受信回路16aは、グランド電極32及び給電端子34に接続されている。
図3において、面電極31に垂直な方向(パッチアンテナ30の上方向)をZ軸とし、パッチアンテナ30上面の1辺に平行な方向(ここでは長手方向)をX軸とし、X軸に垂直でパッチアンテナ30上面の他辺に平行な方向(短手方向)をY軸とする。パッチアンテナ30の指向性30Aは、±Z方向の2方向に表れる。
次いで、図4を参照してループアンテナ40の構成を説明する。ループアンテナ40は、導線部41を有する。導線部41は、絶縁体フィルム(図示略)上に形成された導電体(銅箔)パターンにより構成される。但し、導線部41の構成は、絶縁体フィルム上の導電体パターンに限定されるものではなく、例えば、リード線を巻回した構成としてもよい。また、RFID用ドライブ回路17aは、導線部41の2つの導線端部に接続されている。
また、ループアンテナ40は、例えば略矩形状に3ターン巻回されたループ形状(コイル形状)を有する。但し、導線部41のターン数は、RFIDの磁気コイルとして最適な巻き数を設定するので、3ターンに限定されるものではない。
図4において、導線部41のループ部分の軸方向をZ軸とし、導線部41の1辺に平行な方向(ここでは長手方向)をX軸とし、X軸に垂直で導線部41の他辺に平行な方向(短手方向)をY軸とする。ループアンテナ40の指向性40Bは、導線部41のループ部分の4辺にそれぞれ垂直な±X方向,±Y方向の4方向に表れる。
ループアンテナ40の指向性により、電波の偏波面によらないため、垂直偏波、水平偏波のどちらにも同様に電波を拾うことができ、さらには偏波面が変動する円偏波のような電波でも拾うことができる。
導線部41のループ部分の1周の線長をループ長41Lとする。ループ長41Lは、GPS電波の1波長λ1に設定される。GPS電波の共振周波数f1は、1.5754[GHz]であるので、ループ長41L=c/f1=0.1904[m]となる。
また、ループ長41LをGPS電波の1波長λ1にする構造により、ダイポールアンテナ等と同様に、導線(エレメント)にGPS電波の周波数の定常波を生じさせることができ電場を形成する。このため、ループアンテナ40は、上記のループ長41L及び指向性により、右旋円偏波であるGPS電波を効率的に拾うことができる。
次に、図5及び図6を参照して、パッチアンテナ30及びループアンテナ40の磁界結合を説明する。図5は、パッチアンテナ30がGPS電波W1を受信した場合の磁界結合を示す斜視図である。図6は、ループアンテナ40がGPS電波W2を受信した場合の磁界結合を示す斜視図である。
パッチアンテナ30の面電極31に垂直な方向(図3のZ方向)と、ループアンテナ40のループ部分の軸方向(図4のZ方向)と、が平行になり、パッチアンテナ30及びループアンテナ40が近傍にある配置を考える。
図5に示すように、パッチアンテナ30の指向性30Aに対応する+Z方向からのGPS電波W1をパッチアンテナ30が受信するケースを考える。GPS電波W1の周波数1.5754[GHz]で共振したパッチアンテナ30は、磁界B1を発生する。発生した磁界B1の中に、ループアンテナ40のループ部分を配置し、パッチアンテナ30及びループアンテナ40を磁界結合させる。磁界B1により、導線部41にアンテナ電流I1が流れる。パッチアンテナ30でのGPS電波受信で発生したアンテナ電流は、GPS受信回路16aに入力される。
次いで、図6に示すように、ループアンテナ40の指向性40Bに対応する+X方向、−X方向、+Y方向又は−Y方向からのGPS電波W2をループアンテナ40が受信するケースを考える。ループアンテナ40は、GPS電波W2受信により、導線部41にループ長41Lによる定常波が生じてアンテナ電流I2が流れ、磁界B2を発生する。但し、ループアンテナ40の共振周波数f2は13.56[MHz]であるので、GPS電波W2をループアンテナ40が受信しても共振はしない。
パッチアンテナ30は、GPS電波を受信するときにループアンテナ40と磁界結合する位置に配置されている。つまり、パッチアンテナ30は、ループアンテナ40が発生する磁界B2の中に配置されている。パッチアンテナ30及びループアンテナ40が磁界結合されるので、磁界B2は、パッチアンテナ30でカップリングされ、パッチアンテナ30経由でアンテナ電流としてGPS受信回路16aに到達する。このようにして、ループアンテナ40は、GPS電波の受信アンテナとしても機能する。このため、パッチアンテナ30及びループアンテナ40は、+Z方向、±X方向又は±Y方向から入力されるGPS電波を受信できる。
次に、図7を参照して、ループアンテナ40に関する共振回路及び等価回路を説明する。図7(a)は、ループアンテナ40の共振回路50aを示す図である。図7(b)は、ループアンテナ40及びRFID用ドライブ回路17aの等価回路50bを示す図である。
ループアンテナ40は、RFIDの電磁界(電波)で共振する。図7(a)に示すように、ループアンテナ40の共振回路50aは、ループアンテナ40に対応するコイルL1と、コンデンサC1と、が直列に接続された構成を有する。共振回路50aは、RFIDの電磁界の周波数13.56[MHz]でLC共振し、そのときの直列インピーダンスZが0[Ω]となる。
ここで、一般的なRFID回路におけるコンデンサC1の計算例を説明する。一般に、3ターンのコイルのインダクタンスLは、1[nH]程度である。このコイルを周波数13.56[MHz]で共振させるためには、次式(1)から、コンデンサC1の容量Cが0.138[μF]と算出される。
1/(2π√LC)=共振周波数 …(1)
1/(2π√LC)=共振周波数 …(1)
ループアンテナ40及びRFID用ドライブ回路17aの等価回路50bは、図7(b)に示す回路となる。等価回路50bは、電源17Eと、電源17Eから見て並列に接続されたコイルL1及びコンデンサC1と、を有する。電源17E及びコンデンサC1は、RFID用ドライブ回路17aの等価回路である。等価回路50bは、電源17Eから周波数13.56[MHz]の電流を発生することで共振し、インピーダンスZが0となる。
共振周波数f1と共振周波数f2とに関し、共振回路50aのQファクター(Quality factor)を考える。本実施の形態のように、共振周波数f2でループアンテナ40に共振が発生してアンテナ電流が流れ、共振周波数f1でもループアンテナ40にアンテナ電流を流すような幅広い周波数でアンテナ電流を流したい場合には、Q値を小さな値にする必要がある。コイルL1のインダクタンス(1[nH])、コンデンサC1の容量(0.138[μF])、電線の純抵抗1[Ω]だと、Q=0.0851のような小さい値となる。
また、共振周波数f1の電波受信時にループアンテナ40のインピーダンスが、ループ長41Lにより発生した定常波によるアンテナ電流を流すことができる程度に低いことが要求される。共振回路50aにおいて、1.575[GHz]の電流を流した場合のインピーダンスZは、jωL+(1/jωC)の式から、9.89[Ω]と算出される。このインピーダンスZの値は、ループアンテナ40に定常波を発生するアンテナ電流を流すには障害とならない。
次に、図8を参照して、パッチアンテナ30及びループアンテナ40によるハンディターミナル1でのアンテナの指向性を説明する。図8(a)は、基板10に取り付けられたパッチアンテナ30及びループアンテナ40と合成された指向性とを示す斜視図である。図8(b)は、パッチアンテナ30及びループアンテナ40と合成された指向性とを示す平面図である。
図8(a)に示すように、パッチアンテナ30及びループアンテナ40は、ハンディターミナル1の基板10の先端部に取り付けられる。パッチアンテナ30は、面電極に垂直な方向がZ方向になるように配置されている。ループアンテナ40は、ループ部分の軸方向がZ方向になるように配置されている。また、ループアンテナ40は、ループの中心の空き部分に撮像部19が位置するように、配置されている。
図8(a)、(b)に示すように、パッチアンテナ30は、図3で説明した原理通りに、±Z方向に指向性30Aを有する。ループアンテナ40は、±X方向及び±Y方向に指向性40Bを有する。ループアンテナ40は、GPS電波を受信すると、上述したパッチアンテナ30との磁界結合により、パッチアンテナ30経由でGPS受信回路16aにアンテナ電流として入力される。
この原理により、ハンディターミナル1は、GPS電波に対して、パッチアンテナ30の指向性30A及びループアンテナ40の指向性40Bを合成でき、基板10が邪魔にならない+Z方向、±X方向及び±Y方向の全ての方向に指向性30A,40Bを有する。
GPS衛星は、地球の天頂方向に存在する。このため、ハンディターミナル1の先端の方向(+Z方向)、ケース(上ケース2a、下ケース2b)の平面に垂直な方向(±Y方向)、同じくケースの側面に垂直な方向(±X方向)のいずれを天頂方向に向けても、GPS電波を受信することができる。
以上、本実施の形態によれば、ハンディターミナル1は、共振周波数f1がGPS通信の周波数であるパッチアンテナ30と、共振周波数f2がRFID通信の周波数であるループアンテナ40と、を備える。ループアンテナ40のループ長41Lは、ループアンテナ40がGPS電波を受信するときに定常波を発生する長さである。また、パッチアンテナ30は、ループアンテナ40と磁界結合する位置に配置されている。
このため、パッチアンテナ30及びループアンテナ40を磁界結合する近傍の位置に配置でき、GPS電波に対して、パッチアンテナ30の指向性にループアンテナ40の指向性を合成でき、多くの方向に対応する指向性を有することができ、アンテナ性能を高めることができる。また、パッチアンテナ30及びループアンテナ40を磁界結合によりカップリングさせて機能させることで、本来近傍に実装すると機能できない2つのアンテナを両立させることができ、ハンディターミナル1内のアンテナの小型化(高密度)実装を実現できる。また、ループ長41Lにより、共振回路を持たなくても定常波を作ることができ、高感度を実現できる。さらに、ループアンテナ40がパッチアンテナ30に磁界結合するので、GPS受信回路16aとは別にGPS用としての配線や回路を必要とせず、単純な構造でGPS電波を受信できる効果を奏する。
また、ループ長41Lが、GPS電波の1波長λ1の長さである。このため、ループアンテナ40をハンディターミナル1に応じた適切なサイズにとることができる。
また、パッチアンテナ30及びループアンテナ40は、パッチアンテナ30の面電極31に垂直なZ方向とループアンテナ40のループ部分の軸方向とが平行になる位置に配置される。このため、+Z方向、±X方向及び±Y方向の全ての方向に指向性を得ることができる。
また、パッチアンテナ30の共振周波数がGPS通信の周波数であり、ループアンテナ40の共振周波数がRFID通信の周波数である。このため、ループアンテナ40によりRFID通信を行うことができるとともに、アンテナ装置ANT(ハンディターミナル1)の姿勢をどの方向に変えても、GPS衛星から出射されるGPS電波を受信することができる。
(変形例)
図9を参照して、上記実施の形態の変形例を説明する。図9は、パッチアンテナ30及びループアンテナ40cの平面図である。
図9を参照して、上記実施の形態の変形例を説明する。図9は、パッチアンテナ30及びループアンテナ40cの平面図である。
上記実施の形態のループアンテナ40の形状は、取り付け先の形状(基板10、撮像部19等)や、パッチアンテナ30の形状、取り付けスペース等を考慮して設定されている。図8(a)に示すように、パッチアンテナ30は、ループアンテナ40側に、上面(Z方向に垂直な面)の短手方向に延在した第1の辺部と、第1の辺部に隣り合う長手方向に延在した第2の辺部と、を有する。ループアンテナ40は、パッチアンテナ30の近傍に位置しY方向に延在した第3の辺部と、同じくX方向に延在した第4の辺部と、を有する。第1の辺部が第3の辺部よりも長く、第1の辺部と第3の辺部とは、一部のみ対向する位置に配置されている。また、第2の辺部が第4の辺部よりも長く、第2の辺部と第3の辺部とは、一部のみ対向する位置に配置されている。このため、パッチアンテナ30及びループアンテナ40は、主に第2の辺部と第4の辺部との間に磁界結合を発生する構成であるので、これより大きな磁界結合を発生させることができれば、アンテナ性能をより高めることが可能である。
本変形例のハンディターミナル1は、撮像部19が無い等、ループアンテナの取り付けスペースの制約がないものとする。このため、図9に示すように、ハンディターミナル1は、ループアンテナ40に代えて、ループアンテナ40cを備えるものとする。
パッチアンテナ30の上面30cの隣り合う2つの辺を、辺部301,302とする。辺部301の長さを、長さ301Lとする。辺部302の長さを、長さ302Lとする。ループアンテナ40cは、L字のループ形状の導線部41cを有する。導線部41cのループ長は、ループ長41Lと同じ長さである。
導線部41cは、互いに隣り合う辺部401,402を有する。辺部401の長さを、長さ401Lとする。辺部402の長さを、長さ402Lとする。辺部401は、パッチアンテナ30の辺部301に近傍且つ平行に対向する位置に配置されている。長さ401Lは、長さ301Lよりも長くなるように設定されている。また、辺部301は、辺部401の長さ401L内に対向する位置に配置されている。辺部402は、パッチアンテナ30の辺部302に近傍且つ平行に対向する位置に配置されている。長さ402Lは、長さ302Lよりも長くなるように設定されている。辺部302は、辺部402の長さ401L内に対向する位置に配置されている。
図9の楕円部分に示すように、辺部301と辺部401との間に磁界結合が発生し、辺部302と辺部402との間に磁界結合が発生する。このため、ループアンテナ40cがGPS電波を受信して発生する磁界は、ループアンテナ40の磁界よりも、効率的にパッチアンテナ30に入力される。よって、パッチアンテナ30とループアンテナ40cとの磁界結合は、パッチアンテナ30とループアンテナ40との磁界結合よりも強い。
以上、本変形例によれば、ループアンテナ40cは、パッチアンテナ30の上面30cの辺部301の長さ301Lよりも長く、辺部301に近傍且つ平行に対向する位置に配置された辺部401と、辺部301に隣り合う辺部302の長さ302Lよりも長く、辺部302に近傍且つ平行に対向する位置に配置された辺部402と、を有する。このため、パッチアンテナ30とループアンテナ40cとの磁界結合を、パッチアンテナ30とループアンテナ40との磁界結合よりも強くすることができ、ループアンテナ40cでGPS電波を受信した場合に、発生する磁界をパッチアンテナ30で効率よく取得できる。
なお、上記実施の形態及び変形例における記述は、本発明に係るアンテナ装置及び可搬型電子機器の一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態及び変形例では、可搬型電子機器として、ハンディターミナル1を用いたが、これに限定されるものではない。可搬型電子機器としては、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)等、他の機器としてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例では、パッチアンテナ30の共振周波数がGPS通信の周波数であり、ループアンテナ40,40cの共振周波数がRFID通信の周波数である構成としたが、これに限定されるものではない。パッチアンテナの共振周波数(第1の周波数)とループアンテナの共振周波数(第2の周波数)とは、他の周波数としてもよい。例えば、ループアンテナをRFID用のアンテナとし、パッチアンテナを無線LAN通信方式のアンテナとし、第1の周波数を、無線LAN通信の2.4[GHz](帯域)とする構成としてもよい。この構成でも、無線LAN通信のアンテナの指向性を広げることができる。
但し、第1の周波数の電波受信時にループアンテナのインピーダンスが、ループ長により発生した定常波によるアンテナ電流を流すことができる程度に低いこととする。第1の周波数と第2の周波数との範囲でループアンテナにアンテナ電流を流すには、ループアンテナのQ値を高くしない(低くする)ことが必要である。
また、上記実施の形態及び変形例では、ループアンテナ40,40cのループ長41Lを、パッチアンテナ30の共振周波数の1波長としたが、これに限定されるものではない。パッチアンテナ及びループアンテナの取り付けスペース等に応じて、ループアンテナのループ長を、パッチアンテナ30の共振周波数の波長λ1のn倍又は1/2m倍(n,m:整数)としてもよく、好ましくは波長λ1の1/2倍、1/4倍としてもよい。
また、上記実施の形態及び変形例におけるハンディターミナル1の各構成要素の細部構成及び細部動作に関しては、本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能であることは勿論である。
本発明の実施の形態及び変形例を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態及び変形例に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
共振周波数が第1の周波数のパッチアンテナと、
共振周波数が前記第1の周波数と異なる第2の周波数のループアンテナと、を備え、
前記ループアンテナのループ長は、当該ループアンテナが前記第1の周波数の電波を受信するときに定常波を発生する長さであり、
前記パッチアンテナは、前記ループアンテナと磁界結合する位置に配置されているアンテナ装置。
<請求項2>
前記ループアンテナのループ長は、前記第1の周波数に対応する波長のn倍又は1/2m倍(n,m:整数)の長さである請求項1に記載のアンテナ装置。
<請求項3>
前記パッチアンテナ及び前記ループアンテナは、当該パッチアンテナの面電極に垂直な方向と当該ループアンテナのループ部分の軸方向とが平行になる位置に配置される請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
<請求項4>
前記パッチアンテナは、上面の第1の辺部と、当該第1の辺部に隣り合う当該上面の第2の辺部と、を有し、
前記ループアンテナは、
前記第1の辺部よりも長く、当該第1の辺部に近傍且つ平行に対向する位置に配置された第3の辺部と、
前記第2の辺部よりも長く、当該第2の辺部に近傍且つ平行に対向する位置に配置された第4の辺部と、を有する請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
<請求項5>
前記第1の周波数は、GPS通信の周波数であり、
前記第2の周波数は、RFID通信の周波数である請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
<請求項6>
請求項1から5のいずれか一項に記載のアンテナ装置と、
前記パッチアンテナを介して前記第1の周波数の無線通信を行う第1のアンテナ通信手段と、
前記ループアンテナを介して前記第2の周波数の無線通信を行う第2のアンテナ通信手段と、を備える可搬型電子機器。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
〔付記〕
<請求項1>
共振周波数が第1の周波数のパッチアンテナと、
共振周波数が前記第1の周波数と異なる第2の周波数のループアンテナと、を備え、
前記ループアンテナのループ長は、当該ループアンテナが前記第1の周波数の電波を受信するときに定常波を発生する長さであり、
前記パッチアンテナは、前記ループアンテナと磁界結合する位置に配置されているアンテナ装置。
<請求項2>
前記ループアンテナのループ長は、前記第1の周波数に対応する波長のn倍又は1/2m倍(n,m:整数)の長さである請求項1に記載のアンテナ装置。
<請求項3>
前記パッチアンテナ及び前記ループアンテナは、当該パッチアンテナの面電極に垂直な方向と当該ループアンテナのループ部分の軸方向とが平行になる位置に配置される請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
<請求項4>
前記パッチアンテナは、上面の第1の辺部と、当該第1の辺部に隣り合う当該上面の第2の辺部と、を有し、
前記ループアンテナは、
前記第1の辺部よりも長く、当該第1の辺部に近傍且つ平行に対向する位置に配置された第3の辺部と、
前記第2の辺部よりも長く、当該第2の辺部に近傍且つ平行に対向する位置に配置された第4の辺部と、を有する請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
<請求項5>
前記第1の周波数は、GPS通信の周波数であり、
前記第2の周波数は、RFID通信の周波数である請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。
<請求項6>
請求項1から5のいずれか一項に記載のアンテナ装置と、
前記パッチアンテナを介して前記第1の周波数の無線通信を行う第1のアンテナ通信手段と、
前記ループアンテナを介して前記第2の周波数の無線通信を行う第2のアンテナ通信手段と、を備える可搬型電子機器。
1 ハンディターミナル
2a 上ケース
2b 下ケース
10 基板
11 CPU
12 操作部
12a キー群
12b サイドキー
13 RAM
14 表示部
15 ROM
16 GPS通信部
16a GPS受信回路
30 パッチアンテナ
31 面電極
32 グランド電極
33 基体部
34 給電端子
301,302 辺部
17 RFID通信部
17a RFID用ドライブ回路
40,40c ループアンテナ
41,41c 導線部
401,402 辺部
18 記憶部
19 撮像部
20 バス
L1 コイル
C1 コンデンサ
17E 電源
2a 上ケース
2b 下ケース
10 基板
11 CPU
12 操作部
12a キー群
12b サイドキー
13 RAM
14 表示部
15 ROM
16 GPS通信部
16a GPS受信回路
30 パッチアンテナ
31 面電極
32 グランド電極
33 基体部
34 給電端子
301,302 辺部
17 RFID通信部
17a RFID用ドライブ回路
40,40c ループアンテナ
41,41c 導線部
401,402 辺部
18 記憶部
19 撮像部
20 バス
L1 コイル
C1 コンデンサ
17E 電源
Claims (8)
- 共振周波数が第1の周波数のパッチアンテナと、
共振周波数が前記第1の周波数と異なる第2の周波数のループアンテナと、を備え、
前記ループアンテナのループ長は、当該ループアンテナが前記第1の周波数の電波を受信するときに定常波を発生する長さであり、
前記パッチアンテナは、前記ループアンテナと磁界結合する位置に配置されているアンテナ装置。 - 前記ループアンテナのループ長は、前記第1の周波数に対応する波長のn倍又は1/2m倍(n,m:整数)の長さである請求項1に記載のアンテナ装置。
- 前記パッチアンテナ及び前記ループアンテナは、当該パッチアンテナの面電極に垂直な方向と当該ループアンテナのループ部分の軸方向とが平行になる位置に配置される請求項1又は2に記載のアンテナ装置。
- 前記パッチアンテナは、上面の第1の辺部と、当該第1の辺部に隣り合う当該上面の第2の辺部と、を有し、
前記ループアンテナは、
前記第1の辺部よりも長く、当該第1の辺部に近傍且つ平行に対向する位置に配置された第3の辺部と、
前記第2の辺部よりも長く、当該第2の辺部に近傍且つ平行に対向する位置に配置された第4の辺部と、を有する請求項1から3のいずれか一項に記載のアンテナ装置。 - 前記第1の周波数は、GPS通信の周波数であり、
前記第2の周波数は、RFID通信の周波数である請求項1から4のいずれか一項に記載のアンテナ装置。 - 請求項1から5のいずれか一項に記載のアンテナ装置と、
前記パッチアンテナを介して前記第1の周波数の無線通信を行う第1のアンテナ通信手段と、
前記ループアンテナを介して前記第2の周波数の無線通信を行う第2のアンテナ通信手段と、を備える可搬型電子機器。 - 可搬型電子機器は以下を備える。
前記可搬型電子機器の端部に設けられた撮像部、
前記撮像部を囲むように配置されたループアンテナ、
共振周波数が前記ループアンテナの共振周波数とは異なるパッチアンテナ、
ここで、
前記ループアンテナのループ長は、周波数が前記パッチアンテナの共振周波数と等しい電波を受信するときに定常波を発生する長さであり、
前記パッチアンテナは、前記ループアンテナと磁界結合する位置に配置されている。 - 前記ループアンテナは、一部がへこんだループ状に形成され、前記へこんだ部分に前記パッチアンテナが配置されている請求項7に記載の可搬型電子機器。
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