JP4705558B2 - Etc内蔵インナーミラー、アンテナの配置構成、及びアンテナの配置方法 - Google Patents

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本発明は、自動車等の車両に搭載されるETC(自動料金収受システム:Electronic Toll Collection)内蔵インナーミラー、該ETC内蔵インナーミラーに好ましく用いられるアンテナの配置構成、及び該ETC内蔵インナーミラーに好ましく用いられるアンテナの配置方法に関する。
従来より、所謂DSRC(狭域通信:Dedicated Short-Range Communication)方式の一つであるETC(自動料金収受システム)が利用されている。
この一例として、自動車(車両)に搭載されたETC用車載アンテナと、高速道路のゲート等に備えられた路側機との間で、課金情報等のデータを含む電波(通常、5.8GHz帯の電波が使用される。)の送受信が行われているものがある。
ところで、インナーミラーにETC用車載アンテナが統合された所謂ETC内蔵インナーミラーが開発されている(特許文献1参照)。図6(a)に示すように、この種のETC内蔵インナーミラー50では、ETC用車載アンテナ51が、自動車のフロントガラス2に対してインナーミラー58の近傍に設けられたアンテナケース55内に収容されている。また、該フロントガラス2には、インナーミラー58のステー56が基端部(アンテナ保持部55)にて係合される導電性のベース部材7(インナーミラー取り付け用ボタン)が固定されている。
前記ETC用車載アンテナ51は、2個(複数)のダイポールアンテナ11,11(アンテナ)で構成され、各ダイポールアンテナ11,11は、誘電体からなる方形状の基板52上に互いに直交した状態で配設されている。各ダイポールアンテナ11,11には、それぞれ高周波電源に繋がった同軸ケーブル18の内部導体18aが接続され、該2個のダイポールアンテナ11,11からは、電波の進行方向に垂直な面内にて該電波の励振周波数と等しい周期で電界の向きが回転する円偏波が放射されるようにされている。
このETC内蔵インナーミラー50では、図6(b)に示すように、自動車3の前方向からETC用車載アンテナ51より路側機6に向けて電波が送信され、同路側機6から送信される電波が同ETC用車載アンテナ51によって受信される。この場合、フロントガラス2の表面に略垂直な方向と、路面5に垂直な方向(鉛直方向)とのなす角度が所定角度、具体的には約22.5°となるときに、自動車3がゲート下の所定位置にある場合にETC用車載アンテナ51の指向性(電波が選択的に受信される特定方向、又は電波を選択的に放射する特定方向)が路側機6を向く方向となり、最適な送受信状態が実現されるようになる。また、路側機6は、高速道路のゲート等において道幅方向のほぼ中央位置に設置されていることから、前記ETC内蔵インナーミラー50では、図6(c)に示すように、自動車3の車幅方向の中央位置から前方向に向けて電波が送受信されることが望ましい。
ところで、最近では、上記したようなETC内蔵インナーミラーを多様な車種に搭載可能とするべく、サイズの小型化と、車両のフロントガラスにおける取り付け部位の省スペース化を図ることが強く求められている。
そのような汎用化を実現する最良の方法の一つに、図6(a)に示すETC内蔵インナーミラー50においては、前記したベース部材7の近傍に、前記各ダイポールアンテナ11,11を配置し、ベース部材7とETC用車載アンテナ51とを収容するアンテナケース55の小型化と設置スペースの削減を図ることが挙げられる。
特開2006−197429号公報
ところが、図5(a)及び図5(b)に示すように、導電性のベース部材7の近傍に各ダイポールアンテナ11,11を配置すると、該ベース部材7によって電波が吸収・反射され、ETC用車載アンテナ51の指向性、即ち、電波の放射方向が、車幅方向に左右非対称となり(図3(b)参照)、路側機6等との間での電波の適正な送受信が困難となる場合があった。尚、図5(a)及び図5(b)においては、アンテナ保持部15´は、その底部材12´が車両のフロントガラスに固定されたベース部材7に係合された状態で車両のフロントガラスに取り付けられる。また、各ダイポールアンテナ11,11は、同アンテナ保持部15´に設けられた誘電体基板13´に立設状態で、且つ、円偏波を放射するべく互いに直交した状態で配置されている。
一方、所謂フェーズドアレイアンテナのように、例えば、2個のアンテナにそれぞれ供給する電流の位相を変化させることでアンテナの指向性を制御する手段も考えられるが、この場合は、電流の位相の調節が複雑化する問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、アンテナによる電波の正常な送受信を妨げることなく多様な車両への取り付けが可能となるETC内蔵インナーミラー、該ETC内蔵インナーミラーに好ましく用いられるアンテナの配置構成、及び該ETC内蔵インナーミラーに好ましく用いられるアンテナの配置方法を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、車両のインナーミラーのステーが基端部にて係合される導電性のベース部材が当該車両のフロントガラスに固定され、前記ベース部材の近傍に、車外の通信端末と無線通信を行う複数のアンテナが配置されるアンテナの配置構成において、前記各アンテナが、前記ベース部材を中心として車幅方向に左右対称になるように配置され、前記ベース部材が、平面視方形状に形成された平板状の部材であり、且つ、前記各アンテナが、ダイポールアンテナであって、その長さ方向が前記ベース部材の各辺に沿うように配置されていること、を要旨とする。
同構成によれば、各アンテナが、ベース部材を中心として車幅方向に左右対称に配置されているので、各アンテナから放射される電波がベース部材によって車両の幅方向で左右対称に吸収・反射され、アンテナによってベース部材の近傍に形成される電気力線が、該ベース部材を中心として車幅方向に左右対称となる。これにより、該各アンテナによって、車両の車幅方向の中央位置から前方向に向けて電波が送受信されるようになる。
また、平面視方形状のベース部材を囲む複数のダイポールアンテナによる指向性が、車両の車幅方向の中央位置から前方向に向いた方向となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアンテナの配置構成において、互いに直交する一対のアンテナによって円偏波が放射されること、を要旨とする。
同構成によれば、互いに直交する一対のアンテナによって円偏波が放射されるので、DSRC(狭域通信)に適した高指向性且つ高感度のアンテナが実現されるようになる。
請求項3に記載の発明は、車両のフロントガラスに固定された導電性のベース部材にステーの基端部にて係合されたインナーミラーと、前記ベース部材の近傍に配置されるとともに車外の通信端末と無線通信を行う複数のアンテナと、前記各アンテナに給電する給電モジュールと、を備え、高速道路のゲート等に備えられた路側機との間で電波の送受信を行うようにされたETC(自動料金収受システム)内蔵インナーミラーであって、前記各アンテナが、請求項1又は請求項2に記載のアンテナの配置構成に従って配置されていること、を要旨とする。
同構成によれば、各アンテナが、ベース部材を中心として車幅方向に左右対称に配置されているので、各アンテナから放射される電波がベース部材によって車両の幅方向で左右対称に吸収・反射され、アンテナによってベース部材の近傍に形成される電気力線が、該ベース部材を中心として車幅方向に左右対称となる。これにより、該各アンテナによって、車両の車幅方向の中央位置から前方向に向けて電波が送受信されるようになる。この結果、高速道路のゲートに備えられる路側機等、車外の通信端末との通信状態が適正化されるようになる。また、この場合、各アンテナに供給される電流の位相に拠らずに、ベース部材による各アンテナの放射電波の吸収・反射効果が車幅方向で均等化されるので、常時、アンテナの指向性はベース部材を中心として車両の前方向に向いた方向となる。しかも、各アンテナはベース部材の近傍に配置されるので、複数のアンテナが小さな空間内に収められ、ETC内蔵インナーミラーのサイズの小型化が図れるようになるとともに車両のフロントガラスにおける取り付け部位の省スペース化が実現され、当該取り付け部位の広さに依存せず、多様な車種にETC内蔵インナーミラーが搭載可能となる。
請求項4に記載の発明は、車両のインナーミラーのステーが基端部にて係合される導電性のベース部材が当該車両のフロントガラスに固定され、前記ベース部材の近傍に、車外の通信端末と無線通信を行う複数のアンテナを配置するアンテナの配置方法であって、前記各アンテナを、前記ベース部材を中心として車幅方向に左右対称になるように配置し、前記ベース部材が、平面視方形状に形成された平板状の部材であり、且つ、前記各アンテナが、ダイポールアンテナであって、その長さ方向を当該ベース部材の各辺に沿わせて配置すること、を要旨とする。
同構成によれば、複数のアンテナを、ベース部材を中心として車幅方向に左右対称になるように配置するので、各アンテナから放射される電波がベース部材によって車両の幅方向で左右対称に吸収・反射されるようになり、各アンテナによってベース部材の近傍に形成される電気力線が、該ベース部材を中心として車幅方向に左右対称となる。
また、平面視方形状のベース部材を囲む複数のダイポールアンテナによる指向性を、車両の車幅方向の中央位置から前方向に向いた方向とすることができる。
本発明によれば、アンテナによる電波の正常な送受信を妨げることなく多様な車両への取り付けが可能となるETC内蔵インナーミラー、該ETC内蔵インナーミラーに好ましく用いられるアンテナの配置構成、及び該ETC内蔵インナーミラーに好ましく用いられるアンテナの配置方法が提供できるようになる。
以下、本発明を具体化した実施形態について図面に従って説明する。
本実施形態にかかるETC内蔵インナーミラーは、自動車(車両)のインナーミラーにETC(自動料金収受システム)用車載アンテナとしての複数のダイポールアンテナが統合されたものである。
図1に示すように、前記ETC内蔵インナーミラー10は、自動車のフロントガラス2に取り付けられるアンテナ保持部15と、該アンテナ保持部15に保持され、高速道路のゲート等に備えられた路側機との間で電波を送受信するETC用車載アンテナとしての4個(複数)のダイポールアンテナ11a〜11dとを備えている。
前記アンテナ保持部15は、フロントガラス2に接着剤等によって貼着(固定)された導電性のベース部材7に係合されることで前記フロントガラス2に固定される四角柱状の底部材12と、該底部材12に一体化され、前記各ダイポールアンテナ11a〜11dを立設状態で保持する略四角錘状の保持部本体13とを備えている。尚、図1に示すベース部材7は、平面視方形状に形成された平板状の部材であり、銅又は鉄等の金属により形成されている。そして、該ベース部材7は、アンテナ保持部15の底部材12に形成されたスライド溝12aに摺動自在に係合されている(図2(a)及び図2(b)参照)。
前記ダイポールアンテナ11a〜11dは、図2(a)及び図2(b)に示すように、前記保持部本体13に設けられた誘電体基板13a(図1参照)上に、それぞれの長さ方向を底部材12及びベース部材7の各辺に沿うように立設状態で配置されている。図2(b)を参照すれば、各ダイポールアンテナ11a〜11dは、ベース部材7を中心として車幅方向に左右対称になるように配置されている。尚、該各ダイポールアンテナ11a〜11dは、それぞれ、長さ1/4波長の伝送線路11a′,11a′〜11d′,11d′を左右に広げた所謂半波長ダイポールアンテナの形態をとっている。そして、互いに直交する2対のダイポールアンテナ11a,11b、11c,11dに同軸ケーブル18を介して高周波電力が供給され、一対のダイポールアンテナ11a,11b及びダイポールアンテナ11c,11dからそれぞれ円偏波が放射されるようになっている。
図1に戻り、前記ETC内蔵インナーミラー10は、後方視認用のインナーミラー14aを備えたインナーミラー装置14と、該インナーミラー装置14を先端部16aで支持するとともに、中央部位に関節球16bを有することでインナーミラー装置14の支持方向が可変とされ、且つ基端部16cがアンテナ保持部15の保持部本体13に一体化されたステー16とをさらに備えている。そして、該ステー16によってインナーミラー14aによる後方の視認状態が自在に変えられるようになっている。尚、インナーミラー装置14の内部は空洞化されて回路基板等を収容する収容部14bを形成しており、該収容部14bには、ETC内蔵インナーミラー10の一部を構成する給電モジュール17が収容されている。該給電モジュール17には、自動車のバッテリー部から図示しない電力供給ケーブルを介して電力が供給されているとともに、同軸ケーブル18を介して各ダイポールアンテナ11a〜11dと電気的に接続されている。
本実施形態のETC内蔵インナーミラー10は、以上のように構成され、以下の作用を奏する。
・各ダイポールアンテナ11a〜11d(ETC用車載アンテナ)が、導電性のベース部材7を中心として車幅方向に左右対称に配置されている。このため、各ダイポールアンテナ11a〜11dから放射される電波がベース部材7によって車両の幅方向で左右対称に吸収・反射され、該ダイポールアンテナ11a〜11dによってベース部材7の近傍に形成される電気力線が、図3(a)に示すように、該ベース部材7を中心として車幅方向に左右対称となる。
ここで、図3(a)(i)は、上下のダイポールアンテナ11a,11cに最大電流が流れている状態から、1/4周期(1周期Tはアンテナに通電する高周波電流の周期を示す)経過後の電気力線の状態、図3(a)(ii)は、上下のダイポールアンテナ11a,11cに最大電流が流れている状態から、3/4周期経過後の電気力線の状態をそれぞれ示す。
尚、図3(b)は、ベース部材7の上方にダイポールアンテナ11e、左方にダイポールアンテナ11fをそれぞれ1つずつ配した従来技術における電気力線の状態を示すものであり、図3(b)(i)は、上方のダイポールアンテナ11eに最大電流が流れている状態から、1/4周期経過後の電気力線の状態、図3(b)(ii)は、上方のダイポールアンテナ11aに最大電流が流れている状態から、3/4周期経過後の電気力線の状態をそれぞれ示す。そして、これにより、以下の効果が得られる。
(1)前記ダイポールアンテナ11a〜11dによって、車両の車幅方向の中央位置から前方向に向けて電波が送受信されるようになる。この結果、高速道路のゲート等に備えられる路側機等、車外の通信端末との通信状態が適正化されるようになる。また、この場合、ダイポールアンテナ11a〜11dに供給される電流の位相に拠らずに、ベース部材7によるダイポールアンテナ11a〜11dの放射電波の吸収・反射効果が車両の幅方向で均等化される。このため、常時、ダイポールアンテナ11a〜11dの指向性はベース部材7を中心として車両の前方向に向いた方向、即ち、車両の車幅方向の中央位置から前方向に向いた方向となる。また、互いに直交する一対のダイポールアンテナ11a,11b及びダイポールアンテナ11c,11dによって円偏波が放射されるので、DSRC(狭域通信)に適した高指向性且つ高感度のアンテナが実現されるようになる。
(2)各ダイポールアンテナ11a〜11dはベース部材7の近傍に配置される。このため、ダイポールアンテナ11a〜11dが小さな空間内に収められ、ETC内蔵インナーミラー10のサイズの小型化が図れるようになるとともに車両のフロントガラスにおける取り付け部位の省スペース化が実現され、当該取り付け部位の広さに依存せず、多様な車種に搭載可能となる。尚、上記実施形態は以下のように変形してもよい。
・上記実施形態では、ダイポールアンテナ11a〜11dは、それぞれの長さ方向を平面視方形状のベース部材7の各辺に沿うように誘電体基板13a上に立設状態で配置した。即ち、ベース部材7の各辺にそれぞれ1つずつダイポールアンテナを配設した。しかし、これに限られず、ベース部材7を中心として車幅方向に左右対称になるものであればよく、例えば、図4に示すように、ベース部材7の上方に1個のダイポールアンテナ101、左方及び右方にそれぞれダイポールアンテナ102,103を配設するようにしてもよい。この場合、1つのダイポールアンテナ101に供給される電力量が2つのダイポールアンテナ102,103に供給される電力量の合計と等しくなる。
・上記実施形態では、ETC用車載アンテナを複数のダイポールアンテナ11a〜11dで構成した。しかし、これに限られず、本発明においては、ETC用車載アンテナは、その他の種類のアンテナ、例えば、モノポールアンテナ、スロットアンテナ、ループアンテナ等で構成してもよい。
本発明の実施形態にかかるETC内蔵インナーミラーの一部断面図。 (a)は、本発明の実施形態にかかるETC内蔵インナーミラーのアンテナ保持部の斜視図であり、(b)は、同アンテナ保持部の平面図。 (a)は、本発明の実施形態にかかるダイポールアンテナによる電気力線を示す平面図、(b)は、従来技術にかかるダイポールアンテナによる電気力線を示す平面図(本図においては、各ダイポールアンテナから発生している電気力線のみを示す)。 本発明の変形例にかかるETC内蔵インナーミラーのアンテナ保持部の平面図。 (a)は、従来技術にかかるETC内蔵インナーミラーのアンテナ保持部の斜視図であり、(b)は、同アンテナ保持部の平面図。 (a)は、ETC内蔵インナーミラーの一般的な構造を示す断面図、(b)は、同ETC内蔵インナーミラーと、高速道路のゲートに備えられた路側機との間で電波の送受信が行われている状態を示す側面図、(c)は、同状態を示す正面図。
符号の説明
2…フロントガラス、3…自動車(車両)、7…ベース部材、10…ETC内蔵インナーミラー、11a,11b,11c,11d…ダイポールアンテナ、14a…インナーミラー、16…ステー、16c…基端部、17…給電モジュール。

Claims (4)

  1. 車両のインナーミラーのステーが基端部にて係合される導電性のベース部材が当該車両のフロントガラスに固定され、
    前記ベース部材の近傍に、車外の通信端末と無線通信を行う複数のアンテナが配置されるアンテナの配置構成において、
    前記各アンテナが、前記ベース部材を中心として車幅方向に左右対称になるように配置され
    前記ベース部材が、平面視方形状に形成された平板状の部材であり、且つ、前記各アンテナが、ダイポールアンテナであって、その長さ方向が前記ベース部材の各辺に沿うように配置されていることを特徴とするアンテナの配置構成。
  2. 請求項1に記載のアンテナの配置構成において、
    いに直交する一対のアンテナによって円偏波が放射されるアンテナの配置構成。
  3. 車両のフロントガラスに固定された導電性のベース部材にステーの基端部にて係合されたインナーミラーと、
    前記ベース部材の近傍に配置されるとともに車外の通信端末と無線通信を行う複数のアンテナと、
    前記各アンテナに給電する給電モジュールと、を備え、高速道路のゲート等に備えられた路側機との間で電波の送受信を行うようにされたETC(自動料金収受システム)内蔵インナーミラーであって、
    前記各アンテナが、請求項1又は請求項2に記載のアンテナの配置構成に従って配置されていることを特徴とするETC内蔵インナーミラー。
  4. 車両のインナーミラーのステーが基端部にて係合される導電性のベース部材が当該車両のフロントガラスに固定され、
    前記ベース部材の近傍に、車外の通信端末と無線通信を行う複数のアンテナを配置するアンテナの配置方法であって、
    前記各アンテナを、前記ベース部材を中心として車幅方向に左右対称になるように配置し、
    前記ベース部材が、平面視方形状に形成された平板状の部材であり、且つ、前記各アンテナが、ダイポールアンテナであって、その長さ方向を当該ベース部材の各辺に沿わせて配置することを特徴とするアンテナの配置方法。
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