JP6547311B2 - Mimoアンテナ及びmimoアンテナ配置構造 - Google Patents

Mimoアンテナ及びmimoアンテナ配置構造 Download PDF

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Description

本発明は、MIMO(Multiple Input Multiple Output)に対応可能なMIMOアンテナ及びMIMOアンテナ配置構造に関する。
車両に搭載されるアンテナとして、車両のフロントガラスの上縁部に設置されるアンテナが知られている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1には、このアンテナがMIMOの通信形態に対応可能である旨が記載されている。
特開2010−68473号公報
多賀、「陸上移動通信環境におけるアンテナダイバーシチ相関特性の解析」、電子情報通信学会論文誌B-II, Vol.J-73-B-II, No.12, p.883-895 唐沢、「MIMO伝搬チャネルモデリング」、電子情報通信学会論文誌 B,Vol.J-86-B,No.9,p.1706-1720
しかしながら、フロントガラスの上縁部の近傍にはサンバイザーが設けられている。そのため、サンバイザーがフロントガラスの上縁部に重なるように移動することよって、その上縁部付近に配置されるMIMOアンテナのチャネル容量が劣化するおそれがある。
そこで、サンバイザーの影響によるチャネル容量の劣化を抑制できる、MIMOアンテナ及びMIMOアンテナ配置構造の提供を目的とする。
一つの案では、
互いに異なる給電点に接続される導体素子をそれぞれ有する複数のアンテナ素子と、
車両のフロントガラスの上縁部に直接又は間接的に設置され、前記導体素子が設けられるベース部材とを備え、
前記導体素子は、前記フロントガラスのガラス面に対して垂直に配置される導体部分を含み、少なくとも一部が幅広導体であって、
前記幅広導体は、前記導体部分が設けられている側の端辺に沿って設けられ、
前記フロントガラスが設けられる開口部の幅をW、Wの方向に平行な方向での前記導体素子間の最短距離をDとするとき、D/Wが0.35以下である、MIMOアンテナが提供される。

一態様によれば、サンバイザーの影響によるチャネル容量の劣化を抑制することができる。
サンバイザーがフロントガラスに重なっていない状態でのMIMOアンテナ配置構造の一例を示す図である。 サンバイザーがフロントガラスに重なっている状態でのMIMOアンテナ配置構造の一例を示す図である。 ベース部材の一例を示す斜視図である。 ベース部材に設けられる導体素子を有するアンテナ素子の一例を示す正面図である。 ベース部材に設けられる導体素子を有するアンテナ素子の一例を示す右側面図である。 ベース部材に設けられる導体素子を有するアンテナ素子の一例を示す底面図である。 ベース部材に設けられる導体素子を有するアンテナ素子の他の一例を示す底面図である。 フロントガラスに間接的に設置されるベース部材の一例を示す図である。 アンテナ素子の一例を示す斜視図である。 D/Wと相関係数との関係の一例を示すグラフである。 D/Wと劣化度の一例を示す表である。 D/Wと劣化度の一例を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面に従って説明する。
図1は、サンバイザー61,62が車両のフロントガラス30の上縁部31に重なっていない状態でのMIMOアンテナ配置構造101(以下、「配置構造101」と称する)の一例を模式的に示す図である。図2は、サンバイザー61,62が上縁部31に重なっている状態での配置構造101の一例を模式的に示す図である。図1,2は、フロントガラス30を対向して車内側から見る車内視で示し、図面上での左右方向(横方向)は、車両の車幅方向にほぼ対応し、図面上での上下方向(縦方向)は、車両の上下方向にほぼ対応する。
配置構造101は、MIMOアンテナ1が配置される構造の一例である。配置構造101は、例えば、フロントガラス30と、サンバイザー61,62と、MIMOアンテナ1とを備える。
フロントガラス30は、車両の前席の前方に配置される窓ガラスの一例である。フロントガラス30は、車両の前席の前方に位置する開口部32に設けられる。開口部32は、金属製の窓枠50によって形成される。フロントガラス30は、開口部32を塞ぐように窓枠50に取り付けられる。窓枠50は、車幅方向に対置する一対のピラー51,52を有し、ピラー51は、窓枠50の右側枠端が形成される右ピラーであり、ピラー52は、窓枠50の左側枠端が形成される左ピラーである。
フロントガラス30は、後述のベース部材20が直接又は間接的に設置される上縁部31を有する。上縁部31は、フロントガラス30のガラス面34における上側領域であって、MIMOアンテナ1を含む、フロントガラス30の上下方向の領域ある。ガラス面34は、フロントガラス30の車室側の内面である。
サンバイザー61,62は、上縁部31の近傍に配置される日よけであり、例えば、上縁部31の上方の車室天井部に設置される板状部材である。サンバイザー61は、中心線33に対して右側の上縁部31の少なくとも一部を覆うことができるように、上縁部31の右側上方に設置される右バイザーである。サンバイザー62は、中心線33に対して左側の上縁部31の少なくとも一部を覆うことができるように、上縁部31の左側上方に設置される左バイザーである。二点鎖線で示す中心線33は、フロントガラス30の縦方向での中心線である。
MIMOアンテナ1は、互いに異なる給電点に接続される複数のアンテナ素子を用いて所定の周波数において多重の入出力が可能なMIMOアンテナの一例である。MIMOアンテナ1は、複数のアンテナ素子間の相関係数が共振周波数で所定値以下に低下するアンテナ特性を少なくとも備えれば、複数のアンテナ素子の各形状は、任意でよい。
MIMOアンテナ1は、例えば、第1の給電点13に接続される第1のアンテナ素子10と、第1の給電点13とは異なる第2の給電点43に接続される第2のアンテナ素子40とを備える。MIMOアンテナ1は、第1のアンテナ素子10と第2のアンテナ素子40との相関係数ρが共振周波数で所定値(例えば、0.3)以下に低下するアンテナ特性を備える。相関係数ρは、例えば、式(1)により導出可能である(例えば、非特許文献1を参照)。
Figure 0006547311
式(1)において、XPR(Cross−Polarization Ratio)は、アンテナに到来した電波(到来波)の垂直偏波成分と水平偏波成分との電力の比(交差偏波電力比)である。
θn θn,Eφn φnは、アンテナ素子の複素電界指向性である(n=1,2)。Pθ,Pφは到来波の角度分布、xは二つのアンテナ素子における到来波の位相差を表している。βは、アンテナ素子同士を結ぶ直線方向と水平面に垂直なθ=0の鉛直方向とのなす角度を表す。Ωは、球面座標系における座標点(θ,φ)を表す。Eθn θn,Eφn φn,Pθ,Pφは、Ωの関数である。
本実施形態では、Pθはθに対する正規分布、Pφは水平面内角度φに対する正規分布とする。
到来波の角度分布Pθ,Pφの平均となる角度を平均到来角と称し、水平面に垂直な鉛直面内方向に対する平均到来角をmt、水平面内方向に対する平均到来角をmpとする。平均到来角は複数の方角から到来する電波がどの方向から到来する確率が高いかを表す。
到来波の角度分布Pθ,Pφの標準偏差となる角度を角度広がりと称し、水平面に垂直な鉛直面内方向に対する角度広がりをσt、水平面内方向に対する角度広がりをσpとする。角度広がりは複数の電波の到来角が平均到来角周辺に集中する度合いを表している。
本実施形態における相関係数は、到来波の角度を任意に変化させて、各平均到来角での相関係数が算出され、それらを平均した平均相関係数とする。相関係数は、アンテナ素子間の相関性の尺度を表す。
MIMOアンテナ1は、互いに異なる給電点に接続される導体素子をそれぞれ有する複数のアンテナ素子を備える。本実施形態の第1のアンテナ素子10は、第1の給電点13と、第1の給電点13に接続される第1の導体素子11と、第1の給電点13に接続される第2の導体素子12とを有する。本実施形態の第2のアンテナ素子40は、第1の給電点13とは異なる第2の給電点43と、第2の給電点43に接続される第1の導体素子41と、第2の給電点43に接続される第2の導体素子42とを有する。
第1の導体素子11及び第2の導体素子12は、上縁部31に直接又は間接的に設置されるベース部材に設けられる。第1の導体素子41及び第2の導体素子42も、上縁部31に直接又は間接的に設置されるベース部材に設けられる。
図3は、フロントガラス30の上縁部31に直接又は間接的に設置されるベース部材20の一例を模式的に示す斜視図であり、ベース部材20が設置される上縁部31を部分的に示すものである。ベース部材20が上縁部31に直接設置されるとは、ベース部材20が上縁部31に物理的に接触した状態で設置されることを意味する。一方、ベース部材20が上縁部31に間接的に設置されるとは、ベース部材20が上縁部31に間接部材を介して設置されることにより、ベース部材20が上縁部31に物理的に接触していない状態で設置されることを意味する。例えば、ベース部材20は、上縁部31に物理的に接触した状態で設置される間接部材に物理的に接触した状態で設置されることにより、上縁部31に間接的に設置される部材でもよい。
ベース部材20は、誘電体等の絶縁性材料(例えば、樹脂)によって形成されることが好ましいが、MIMOアンテナ1がMIMOアンテナとして動作可能であれば、他の任意の材料によって形成されてもよい。また、MIMOアンテナ1がMIMOアンテナとして動作可能であれば、ベース部材20の形状も任意でよい。
図3は、第1のアンテナ素子10の第1の導体素子11及び第2の導体素子12が設けられるベース部材20の一例を示す。第2のアンテナ素子40(図1,2参照)の第1の導体素子41及び第2の導体素子42も、第1の導体素子11及び第2の導体素子12と同様にベース部材20に設けられる。図3では、第1の導体素子41及び第2の導体素子42の図示は省略されている。フロントガラス30は、地平面(水平面)に対して傾斜している。ベース部材20は、例えば直方体の形状を有し、左側部22、右側部23、頂部24、底部25、正面部21、背面部(取り付け部)26を有する。第1の導体素子41及び第2の導体素子42は、第1の導体素子11及び第2の導体素子12が設けられるベース部材20に設けられてもよいし、第1の導体素子11及び第2の導体素子12が設けられるベース部材20とは別のベース部材20に設けられてもよい。
ベース部材20は、例えば、ルームミラーを上縁部31に取り付けるための取り付け部材である。これにより、ルームミラー用の取り付け部材とMIMOアンテナ1用の取り付け部材とをベース部材20で兼用することができる。ベース部材20は、レインセンサやカメラ等の電子機器を上縁部31に取り付けるための取り付け部材であってもよい。
図1,2において、第1のアンテナ素子10の第1の給電点13に接続される導体素子と第2のアンテナ素子40の第2の給電点43に接続される導体素子との間の最短距離をD、フロントガラス30が設けられる開口部32の幅をWとする。最短距離Dは、第1の給電点13に接続される導体素子と第2の給電点43に接続される導体素子とが最も近接する部位間の、幅Wの方向に平行(略平行を含んでよい)な方向での距離である。幅Wは、第1の給電点13に接続される導体素子と第2の給電点43に接続される導体素子とが最も近接する部位間を結ぶ、一点鎖線で示した仮想直線35がピラー51に交わる第1の交点と、仮想直線35がピラー52に交わる第2の交点とを結ぶ最短距離である。
なお、MIMOアンテナ1は、複数のアンテナ素子間の相関係数が共振周波数で所定値以下に低下するアンテナ特性を少なくとも備えれば、複数のアンテナ素子それぞれの導体素子の各形状は、任意でよい。よって、最短距離Dは、第1の導体素子11と第1の導体素子41とが最も近接する部位間で特定されてもよいし、第1の導体素子11と第2の導体素子42とが最も近接する部位間で特定されてもよいし、第2の導体素子12と第2の導体素子42とが最も近接する部位間で特定されてもよいし、第2の導体素子12と第1の導体素子41とが最も近接する部位間で特定されてもよい。
最短距離Dと幅Wとの比であるD/Wを0.35以下にすることにより、D/Wが0.35よりも大きい場合に比べて、ピラー51,52がMIMOアンテナ1のアンテナ利得の低下に与える影響を低減することができる。さらに、サンバイザー61,62が上縁部31に対向するように重なっても、サンバイザー61,62によるMIMOアンテナ1のアンテナ利得の低下が抑制可能となる。その結果、サンバイザー61,62によるMIMOアンテナ1のチャネル容量の劣化が抑制可能となる。
チャネル容量は、ある周波数の伝搬チャネルにおいて、干渉せずに多重化可能な信号の密度を表している。チャネル容量が高い場合、異なる情報がMIMOアンテナにより送信されると、通信速度が向上し、同一の情報がMIMOアンテナにより送信されると、受信側の信号雑音比(SN比)が改善する。チャネル容量は、MIMOアンテナ間の通信性能指標を表す。
送信側の伝搬環境情報が既知であって、最適な送信電力割り当てが可能な場合のチャネル容量Cは、式(2)で表される(例えば、非特許文献2を参照)。
Figure 0006547311
λは、伝搬行列のi番目の固有値であり、Mは、伝搬行列のランク(階数。rank)を表す。また、チャネル容量Cは一般に単一アンテナによる特性で規格化されることが多く、γは、固有パス1の伝搬路における、単一アンテナで受信した場合の信号雑音比(SN比)を表す。
γが十分高い場合には、各固有パスに等しい電力が割り当てられると、十分な多重化利得が得られる。γが低い場合には、最大固有値のパスに全電力が割り当てられるほうが、最大比合成による、SN比の改善が期待される。
γは、各固有パスにおける規格化信号雑音比(リニア値)を表す。電力の割り当てが異なる場合の間でγの合計値が互いに等しいという条件が課されることにより、γは、電力の割り当てが異なる場合を比較するときの規範とすることができる。MIMO空間多重モードにおける各固有パスの規格化信号雑音比を、γ=γ/M(1≦i≦M)とする。
本実施形態では、電波が到来する角度(到来角)の分布条件(到来角分布条件)に応じて、複数の電波の一つ一つ(素波)の到来角を乱数で発生させ、各素波を複素合成することにより伝搬行列が求められる。
図3に示されるように、第1の導体素子11は、フロントガラス30のガラス面34から離れた第1の導体部分14に相当し、第2の導体素子12は、フロントガラス30のガラス面34から離れた第2の導体部分15に相当する。第1の導体素子11は、第1の導体部分14を有するものでもよく、第2の導体素子12は、第2の導体部分15を有するものでもよい。つまり、第1の導体素子11の一部が第1の導体部分14であってもよく、第2の導体素子12の一部が第2の導体部分15であってもよい。第1の導体部分14及び第2の導体部分15は、ガラス面34に接触した状態で平面的に設けられた部分ではなく、ガラス面34から離れた位置に配置される部分である。また、図3の場合、第1の導体部分14は、ガラス面34に対して平行(略平行を含んでよい)に配置され、第2の導体部分15は、ガラス面34に対して垂直(略垂直を含んでよい)に配置されている。
このような導体部分が存在することにより、フロントガラス30の地平面に対する取り付け角度が、地平面に平行な方向から到来する垂直偏波の電波を受信する第1のアンテナ素子10のアンテナ利得に与える影響を、低減することができる。第2のアンテナ素子40の第1の導体素子41及び第2の導体素子42が、ガラス面34から離れた導体部分を有する場合についても同様である。その結果、第1のアンテナ素子10及び第2のアンテナ素子40のアンテナ利得が改善するので、MIMOアンテナ1のチャネル容量の劣化を抑制することができる。
なお、第1のアンテナ素子10又は第2のアンテナ素子40は、ガラス面34に接触した状態で平面的に設けられた導体部分を有してもよい。
ガラス面34から離れた導体部分の少なくとも一部は、ベース部材20においてガラス面34から離れた部位(例えば、左側部22、右側部23、頂部24、底部25、正面部21、ベース部材20の内部)に設けられる。ベース部材20の取り付け部26は、ガラス面34から離れた部位ではなく、上縁部31のガラス面34に直接又は間接的に接触する部位である。
ガラス面34から離れた導体部分の少なくとも一部は、MIMOアンテナ1のチャネル容量の劣化を更に抑制させる点で、ガラス面34に対して傾斜することが好ましく、ガラス面34及び地平面に対して傾斜することが更に好ましい。本発明における傾斜とは、ガラス面34に対して垂直(略垂直を含んでよい)の状態も含む。したがって、第2の導体素子12(第2の導体部分15)はガラス面34に対して垂直の状態ではあるが、ガラス面34に対して傾斜しており、地平面に対しても傾斜している。さらに第1の導体素子11(第1の導体部分14)も同様に、ガラス面34及び地平面に対して傾斜してもよい。
第1のアンテナ素子10及び第2のアンテナ素子40が共通のベース部材20に設けられる場合、ガラス面34から離れ且つガラス面34に対して傾斜する導体部分は、例えば、ベース部材20の車幅方向の両側に配置される。これにより、ある程度の最短距離D(図1,2参照)が確保されるので、最短距離Dの減少による相関係数ρの上昇を抑制することができる。
例えば、ガラス面34から離れ且つガラス面34に対して傾斜する第1のアンテナ素子10の導体部分は、ベース部材20の右側部23に配置され、ガラス面34から離れ且つガラス面34に対して傾斜する第2のアンテナ素子40の導体部分は、ベース部材20の右側部23に対向する左側部22に配置される。
第1のアンテナ素子10における第1の給電点13に接続される導体素子と第2のアンテナ素子40における第2の給電点43に接続される導体素子は、中心線33(図1,2参照)に対して線対称に位置することが好ましい。これにより、MIMOアンテナ1の車両周りの指向性を車両の右側と左側とで均等化することが容易になる。本実施形態では、図1及び図2で示すように、第1の導体素子11と第1の導体素子41とが、中心線33に対して平行(略平行を含んでよい)に配置されるように線対称に位置し、第2の導体素子12と第2の導体素子42とが、中心線33に対して平行(略平行を含んでよい)に配置されるように線対称に位置する。しかしながら、一対の導体素子が線対称に位置する形態は、図示の形態に限定されず、例えば、一対の導体素子がV字状または逆V字状に配置されるように線対称に位置してもよい。
ベース部材20は、上縁部31に重なるサンバイザー61,62によるMIMOアンテナ1のチャネル容量の劣化を更に抑制させる点で、上縁部31の中央部36(図1,2参照)に直接又は間接的に設置されることが好ましい。中央部36の車幅方向の範囲は、例えば、サンバイザー61が重なる上縁部31の右側領域と、サンバイザー62が重なる上縁部31の左側領域とに挟まれる範囲である。
MIMOアンテナ1は、フロントガラス30に設けられ、給電されない無給電素子37を備えてもよい。無給電素子37が配置されることにより、MIMOアンテナ1の指向性を微調整することができる。無給電素子37は、一つでも複数でもよい。図3には、第1の給電点13と第2の給電点43のいずれによっても給電されない一つの直線状の無給電素子37が例示されている。図3において、無給電素子37は、第1のアンテナ素子10が設けられている左側部22側のフロントガラス30に設けられている。
第1のアンテナ素子10が第1の給電点13により給電されると、電流が第1の導体素子11と第2の導体素子12に流れる。電流が第1の導体素子11と第2の導体素子12に流れることにより、第1の導体素子11と第2の導体素子12の近傍に磁界が発生し、磁界面と直交する面に電界面が発生する。第2のアンテナ素子40も同様である。
図3に示す第1のアンテナ素子10において、第1の導体素子11は、一端が開放端である線状または帯状の導体である。また、第2の導体素子12は、一端が開放端である線状または帯状の導体である。そして、第1の導体素子11と第2の導体素子12は、開放端とは異なる端部で第1の給電点13に電気的に接続されている。第2のアンテナ素子40も同様である。
「電気的に接続」とは、導体同士が直接接触して直流的に導通することと、導体同士が所定間隔離れてコンデンサを形成し、高周波的に導通することを含んでいる。
図3には、第1の導体素子11及び第2の導体素子12の形状が直線状である場合が例示されている。しかしながら、第1の導体素子11及び第2の導体素子12は、メアンダ形状など、折れ曲がり形状を有してもよく、また分岐点を有してもよい。また、第1のアンテナ素子10は、第2の導体素子12が第1の導体素子11の開放端側へ折り返される形状(例えば、U字状など)を有してもよい。第2のアンテナ素子40も同様である。
図4Aは、ベース部材20に設けられる導体素子を有する第1のアンテナ素子10の一例を模式的に示す正面図である。図4Bは、ベース部材20に設けられる導体素子を有する第1のアンテナ素子10の一例を模式的に示す右側面図である。図4Cは、ベース部材20に設けられる導体素子を有する第1のアンテナ素子10の一例を模式的に示す底面図である。
図4Dは、ベース部材20に設けられる導体素子を有する第1のアンテナ素子10の他の一例を模式的に示す底面図である。ベース部材20の形状は、上記の直方体状に限られず、例えば、図4Dのように、ベース部材20は、L字状の断面形状を有するものでもよい。
図4Eは、フロントガラス30に間接的に設置されるベース部材20の一例を示す図である。図4Eに示されるように、ベース部材20は、ガラス面34に物理的に接触した状態で設置される間接部材38に物理的に接触した状態で設置されることにより、ガラス面34に間接的に設置される。
図5は、ベース部材20に設けられる導体素子を有する第1のアンテナ素子10の一例を模式的に示す斜視図である。図5は、図4A,4B,4Cを三面図とする第1のアンテナ素子10の一例を示す。図4A−4E及び図5についての以下の説明は、第2のアンテナ素子40に援用される。第1のアンテナ素子10は、第1の導体素子11と、第2の導体素子12とを有する。
第1の導体素子11は、ベース部材20に設けられる導体部分11a,11b,11cを有する。例えば、板状の導体部分11aは、ベース部材20の正面部21(図3参照)に設けられ、板状の導体部分11bは、ベース部材20の左側部22(図3参照)に設けられ、板状の導体部分11cは、ベース部材20の取り付け部26と取り付け部26が接触するガラス面34との少なくとも一方(図3参照)に設けられる。一方、第2の導体素子12は、ベース部材20に設けられる導体部分12a,12bを有し、導体部分12a,12bによってL字状に形成される。例えば、線状の導体部分12a,12bは、ベース部材20の右側部23(図3参照)に設けられる。
図4A−4E及び図5に示すように、第1の導体素子11の少なくとも一部が幅広導体であってもよい。導体部分11a,11b,11cは、幅広導体の一例である。幅広導体である第1の導体素子11の少なくとも一部は、左側部22又は右側部23と隣接する面に設けられていることが好ましい。例えば、幅広導体である第1の導体素子11の少なくとも一部が設けられる部位は、ベース部材20の正面部21でもよく、正面部21と対向する取り付け部26でもよく、頂部24でもよく、底部25でもよい。例えば、導体部分11bは、左側部22に設けられ、導体部分11aは、左側部22に隣接する正面部21に設けられる。
例えば、第1の導体素子11の少なくとも一部が、第2の導体素子12が設けられている右側部23の端辺に沿って設けられる幅広導体であり、且つ、第1の導体素子11が接地導体である場合、第1のアンテナ素子10へより簡便な構成で給電することが可能になるが、本発明はこの形態に限定されるものではない。
第1のアンテナ素子10は、例えば、第1の導体素子11の少なくとも一部が幅広導体であり、その幅広導体の端辺の少なくとも一部が第2の導体素子12が設けられている右側部23の端辺に沿って設けられる形態を有する。このような形態の場合、第1のアンテナ素子10に発生する電流は、第1の導体素子11の導体部分11aの先端部11aa(右側部23の端辺に沿った幅広導体部分の先端部)の近傍から、第2の導体素子12の導体部分12bの開放端へと電流が発生する。
第1のアンテナ素子10に発生する合成電流ベクトルは、第1の導体素子11に流れる電流の第1の電流ベクトルと、第2の導体素子12に流れる電流の第2の電流ベクトルとの合成電流ベクトルとによって決まる。例えば、上記のような形態の場合、第1の電流ベクトルは、先端部11aaから第1の給電点13へ流れる電流の分布と、先端部11aaから第1の給電点13へ延伸する方向とにより決まる。第2の電流ベクトルは、第1の給電点13から導体部分12aの先端部へ流れる電流の分布と、第1の給電点13から導体部分12aの先端部へ延伸する方向と、導体部分12aの先端部から導体部分12bの先端部へ流れる電流の分布と、導体部分12aの先端部から導体部分12bの先端部へ延伸する方向との合成ベクトルにより決まる。
ベース部材20へ第1のアンテナ素子10を配置する場合において、第1のアンテナ素子10に発生する合成電流ベクトルの向きが地平面に対して90°±45°の角度であると、地平面に水平な方向から到来する垂直偏波の電波の送受信特性が向上する。そのため、第1のアンテナ素子10を取り付ける位置や角度のずれなどにかかわらず、地平面に水平な方向から到来する垂直偏波の電波の送受信特性を向上させることができ、位置ロバスト性を高めることができる。
なお、位置ロバスト性が高いとは、第1の導体素子11及び第2の導体素子12の配置位置などがずれても、第1のアンテナ素子10の動作や指向性に与える影響が低いことを意味する。また、第1の導体素子11及び第2の導体素子12の配置位置を決める自由度が高いため、第1のアンテナ素子10の設置位置や取り付け角度などを自由に設計できる点で有利である。
図6は、図4A−4C及び図5に示す形態をそれぞれ有する第1のアンテナ素子10と第2のアンテナ素子40に関して、D/Wと相関係数ρとの関係の一例を示すグラフである。図6において、黒丸は、サンバイザー61,62が上縁部31に重なっていない場合を示し、白丸は、サンバイザー61,62が上縁部31に重なっている場合を示す。
図6の場合の測定条件は、一様分布環境である。つまり、水平面内の角度広がりσpの想定値は3600°とする。到来波については、水平面内から到来する波が多いと仮定して、到来波の鉛直面内の角度分布Pθの平均到来角mtは90°(天頂方向を0°、大地面方向を180°とする場合)とし、角度広がりσtは1°とする。MIMO空間多重通信に適した充分なマルチパスが得られる環境を仮定して、到来波の水平面内の角度分布Pφの角度広がりσpの想定値は3600°とする。
図6の縦軸の相関係数ρは、平均到来角mpを0°から350°まで10°間隔で36通り変化させ、これらの平均到来角それぞれについて算出された相関係数の平均値とする。
図6に示されるように、D/Wが0.35以下であっても、サンバイザー61,62の有無にかかわらず、相関係数ρが0.3以下であるので、MIMOアンテナ1はMIMOアンテナとして十分に機能する。
図7は、図4A−4C及び図5に示す形態をそれぞれ有する第1のアンテナ素子10と第2のアンテナ素子40に関して、SNRを変化させたときの、D/Wとチャネル容量Cの劣化度LCとの関係の一例を示す表である。図8は、図7のデータをグラフにまとめたものである。
SNRは、信号雑音比を表し、受信信号電力Sと雑音電力Nとの比(=S/N)で定義される通信品質指標である。
劣化度LCは、チャネル容量Cの劣化を評価する指標を表す。劣化度LCは、サンバイザー61,62が上縁部31に重なっていない場合のチャネル容量C(=C)から、サンバイザー61,62が上縁部31に重なっている場合のチャネル容量C(=C)を引いた差分で定義される値(=C−C)である。つまり、劣化度LCが低いほど、チャネル容量Cが劣化していないことを表す。
図7,8の場合の測定条件は、一様分布環境である。
図7,8に示されるように、D/Wが0.35以下であれば、SNRが変化しても、劣化度LCを0.15以下に抑えることができるので、サンバイザー61,62によるチャネル容量Cの劣化を抑えることができる。劣化度LCの単位は、[bits/s/Hz]であるので、劣化度LCが0.15である場合、伝送されるデータ量は「2−0.15=0.9」となる。つまり、サンバイザー61,62が上縁部31に重なっている場合の送受信のデータ量は、サンバイザー61,62が上縁部31に重なっていない場合の送受信のデータ量の90%に相当する。
以上、MIMOアンテナ及びMIMOアンテナ配置構造を実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
例えば、MIMOアンテナのアンテナ素子の個数は、三つ以上でもよい。アンテナ素子の個数が三つ以上の場合、給電点に接続される導体素子が最も近接する一対のアンテナ素子それぞれの導体素子間の最短距離をDとする。
サンバイザーの個数は、一つでもよいし、三つ以上でもよい。
1 MIMOアンテナ
10 第1のアンテナ素子
11,41 第1の導体素子
12,42 第2の導体素子
13 第1の給電点
14 第1の導体部分
15 第2の導体部分
20 ベース部材
30 フロントガラス
31 上縁部
32 開口部
33 中心線
34 ガラス面
35 仮想直線
36 中央部
37 無給電素子
38 間接部材
40 第2のアンテナ素子
43 第2の給電点
50 窓枠
51,52 ピラー
61,62 サンバイザー
101 配置構造

Claims (11)

  1. 互いに異なる給電点に接続される導体素子をそれぞれ有する複数のアンテナ素子と、
    車両のフロントガラスの上縁部に直接又は間接的に設置され、前記導体素子が設けられるベース部材とを備え、
    前記導体素子は、前記フロントガラスのガラス面に対して垂直に配置される導体部分を含み、少なくとも一部が幅広導体であって、
    前記幅広導体は、前記導体部分が設けられている側の端辺に沿って設けられ、
    前記フロントガラスが設けられる開口部の幅をW、Wの方向に平行な方向での前記導体素子間の最短距離をDとするとき、D/Wが0.35以下である、MIMOアンテナ。
  2. 前記導体素子は、前記フロントガラスのガラス面から離れた導体部分を有する、請求項1に記載のMIMOアンテナ。
  3. 前記導体部分は、前記ベース部材の車幅方向の両側に配置される、請求項1又は2に記載のMIMOアンテナ。
  4. 前記導体素子は、前記フロントガラスの縦方向の中心線に対して線対称に位置する、請求項1から3のいずれか一項に記載のMIMOアンテナ。
  5. 前記ベース部材は、前記上縁部の中央部に直接又は間接的に設置される、請求項1から4のいずれか一項に記載のMIMOアンテナ。
  6. 前記ベース部材は、ルームミラーを前記上縁部に取り付けるための取り付け部材である、請求項1から5のいずれか一項に記載のMIMOアンテナ。
  7. 前記フロントガラスに設けられ、給電されない無給電素子を備える、請求項1から6のいずれか一項に記載のMIMOアンテナ。
  8. 前記導体素子は、前記給電点に接続され、前記フロントガラスのガラス面に平行に配置される第1の導体部分と、前記給電点に接続され、前記フロントガラスのガラス面に垂直に配置される第2の導体部分と、を含む、請求項1から7のいずれか一項に記載のMIMOアンテナ。
  9. 前記ベース部材は、前記上縁部に直接設置され、
    前記導体素子は、前記フロントガラスのガラス面に対して平行に配置される導体部分を含む、請求項1からのいずれか一項に記載のMIMOアンテナ。
  10. 前記ベース部材は、前記上縁部に物理的に接触した状態で設置される間接部材に、物理的に接触した状態で設置される、請求項1からのいずれか一項に記載のMIMOアンテナ。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載のMIMOアンテナと、
    前記フロントガラスと、
    前記上縁部の近傍に配置されるサンバイザーとを備える、MIMOアンテナ配置構造。
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