JP3264313B2 - 自動車用ルーフモジュールおよびその組付け構造 - Google Patents
自動車用ルーフモジュールおよびその組付け構造Info
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- B60R2011/0052—Connection with the vehicle part using screws, bolts, rivets or the like
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体に取
り付ける種々の室内装備品や電装品および電装品の制御
ユニット並びにそれらの配線を集約して成形基板に配設
し、車室の運転席側天井の前部に組付けるようにした自
動車用ルーフモジュールおよびその組付け構造に関す
る。
り付ける種々の室内装備品や電装品および電装品の制御
ユニット並びにそれらの配線を集約して成形基板に配設
し、車室の運転席側天井の前部に組付けるようにした自
動車用ルーフモジュールおよびその組付け構造に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】自動車の車室の天井にルームランプ等の
電装品を装着したり、その電気配線を行う作業は、作業
者が狭い車室内に入り、常時上を見上げるような姿勢で
行われるため、疲労が激しく長時間の作業が継続できな
い問題点を有している。そこで、これらの作業を簡素化
して疲労を軽減し生産性を向上させる方法として、たと
えば、特開平５−２０７６２８号公報には、図１３に示
すように、車体ａの天井に、電線や電装品を予め装着し
た組付けモジュールｂを取付けるようにした方法が提案
されている。
電装品を装着したり、その電気配線を行う作業は、作業
者が狭い車室内に入り、常時上を見上げるような姿勢で
行われるため、疲労が激しく長時間の作業が継続できな
い問題点を有している。そこで、これらの作業を簡素化
して疲労を軽減し生産性を向上させる方法として、たと
えば、特開平５−２０７６２８号公報には、図１３に示
すように、車体ａの天井に、電線や電装品を予め装着し
た組付けモジュールｂを取付けるようにした方法が提案
されている。
【０００３】組付けモジュールｂは、合成樹脂製の成形
天井ｃに、ルームランプやマップランプ等の種々の電装
品を取付けると共に、それらに接続する複数の電線ｄを
両面テープで貼付けて形成されたものである。組付けモ
ジュールｂは、外部の工場などで作製することができる
ので、自動車の狭い車室内での作業は組付けモジュール
ｂを車体ａの天井に取り付ける作業のみとして、電装品
の装着および配線作業の簡素化を図っている。
天井ｃに、ルームランプやマップランプ等の種々の電装
品を取付けると共に、それらに接続する複数の電線ｄを
両面テープで貼付けて形成されたものである。組付けモ
ジュールｂは、外部の工場などで作製することができる
ので、自動車の狭い車室内での作業は組付けモジュール
ｂを車体ａの天井に取り付ける作業のみとして、電装品
の装着および配線作業の簡素化を図っている。
【０００４】しかしながら、組付けモジュールｂは、車
体ａの天井に取り付ける成形天井ｃに電装品の装着と電
線ｄの配索を行っているため大型であり、運搬や取付け
作業が煩雑となる欠点がある。また、組付けモジュール
ｂに配設した電線ｄと車体本体のメインワイヤハーネス
との接続は、組付けモジュールｂから引き出されたコネ
クタｅによって接続するようにしてあるので、自動車の
狭い車室内での困難な作業は依然として解消されない。
体ａの天井に取り付ける成形天井ｃに電装品の装着と電
線ｄの配索を行っているため大型であり、運搬や取付け
作業が煩雑となる欠点がある。また、組付けモジュール
ｂに配設した電線ｄと車体本体のメインワイヤハーネス
との接続は、組付けモジュールｂから引き出されたコネ
クタｅによって接続するようにしてあるので、自動車の
狭い車室内での困難な作業は依然として解消されない。
【０００５】また、組付けモジュールｂは、成形天井ｃ
にルームランプ等の電装品の装着と電線ｄの配索を意図
したものであり、サンルーフのようなモータで駆動する
機器を装着することは構造的に困難である。そのため、
車体の天井にサンルーフを取り付ける場合は、従来と同
様に個別に取付けを行う必要があり、モータを駆動する
ための制御回路やその操作機器の装着も従来通りの個別
の取付け作業を要するなどの問題点を有している。
にルームランプ等の電装品の装着と電線ｄの配索を意図
したものであり、サンルーフのようなモータで駆動する
機器を装着することは構造的に困難である。そのため、
車体の天井にサンルーフを取り付ける場合は、従来と同
様に個別に取付けを行う必要があり、モータを駆動する
ための制御回路やその操作機器の装着も従来通りの個別
の取付け作業を要するなどの問題点を有している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点に着目してなされたもので、種々の電装品や制御回路
を集約したモジュールを形成して、車室の運転席側天井
の前部に組付けることにより、サンルーフのような機能
的電装品の取付けとその制御回路の装着が簡素化される
と共に、制御回路の追加や変更が容易で多種類のオプシ
ョンの電装品に対する適応性が優れ、組付け作業の作業
性の良好な自動車用ルーフモジュールを提供することを
課題とする。
点に着目してなされたもので、種々の電装品や制御回路
を集約したモジュールを形成して、車室の運転席側天井
の前部に組付けることにより、サンルーフのような機能
的電装品の取付けとその制御回路の装着が簡素化される
と共に、制御回路の追加や変更が容易で多種類のオプシ
ョンの電装品に対する適応性が優れ、組付け作業の作業
性の良好な自動車用ルーフモジュールを提供することを
課題とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、本発明の請求項１記載の自動車用ルーフモジュール
は、車体の天井の運転席側前部に適合するように、長手
方向が該車体の該天井の幅に対応し、且つ、奥行き方向
が車室の天井全体の長さの数分の１ないし十数分の１に
短縮されて形成された細幅の板状体からなる成形基板
に、室内装備品または電装品と、回路導体４とを配設す
ると共に、外部電気回路と接続するコネクタを設けてな
ることを特徴とする。電装品として、ラジオやカーナビ
ゲーション用の電波を受信するアンテナを備えることが
好ましい（請求項２）。電装品として、ランプ、受信
部、多重制御基板およびスイッチアッセンブリを配備し
て成り、装着した各種電装品の制御を行う制御ユニット
を備えることが好適である（請求項３）。
に、本発明の請求項１記載の自動車用ルーフモジュール
は、車体の天井の運転席側前部に適合するように、長手
方向が該車体の該天井の幅に対応し、且つ、奥行き方向
が車室の天井全体の長さの数分の１ないし十数分の１に
短縮されて形成された細幅の板状体からなる成形基板
に、室内装備品または電装品と、回路導体４とを配設す
ると共に、外部電気回路と接続するコネクタを設けてな
ることを特徴とする。電装品として、ラジオやカーナビ
ゲーション用の電波を受信するアンテナを備えることが
好ましい（請求項２）。電装品として、ランプ、受信
部、多重制御基板およびスイッチアッセンブリを配備し
て成り、装着した各種電装品の制御を行う制御ユニット
を備えることが好適である（請求項３）。
【０００８】請求項４に記載したように、請求項１、請
求項２または請求項３に記載した自動車用ルーフモジュ
ールに成形天井を並装して車体の天井に組付けることが
有効である。請求項５に記載したように、請求項１、請
求項２または請求項３に記載した自動車用ルーフモジュ
ールの成形基板に成形天井を添装し、室内装備品の装着
と共に該成形基板と成形天井とを一体化することが好適
である。
求項２または請求項３に記載した自動車用ルーフモジュ
ールに成形天井を並装して車体の天井に組付けることが
有効である。請求項５に記載したように、請求項１、請
求項２または請求項３に記載した自動車用ルーフモジュ
ールの成形基板に成形天井を添装し、室内装備品の装着
と共に該成形基板と成形天井とを一体化することが好適
である。
【０００９】請求項６に記載したように、請求項１、請
求項２または請求項３に記載した自動車用ルーフモジュ
ールの成形基板に、相嵌合する一対の固定具兼用コネク
タのうちの一方の固定具兼用コネクタを着設し、他方の
固定具兼用コネクタを成形天井に着設し、一対の固定具
兼用コネクタを互いに嵌合させることにより、成形基板
と成形天井との結合と、成形天井に配設された回路導体
と成形基板に配設された回路導体との接続とが、同時に
行われるようにすることが好ましい。
求項２または請求項３に記載した自動車用ルーフモジュ
ールの成形基板に、相嵌合する一対の固定具兼用コネク
タのうちの一方の固定具兼用コネクタを着設し、他方の
固定具兼用コネクタを成形天井に着設し、一対の固定具
兼用コネクタを互いに嵌合させることにより、成形基板
と成形天井との結合と、成形天井に配設された回路導体
と成形基板に配設された回路導体との接続とが、同時に
行われるようにすることが好ましい。
【００１０】
【発明の実施の形態】本発明の自動車用ルーフモジュー
ルは、車体の運転席側の天井の前部に適合する形状に形
成した成形基板に、室内装備品や電装品および回路導体
を集約して配設しているため、天井の全体の奥行きに比
較すると数分の１ないし十数分の１に奥行きが短縮され
たモジュールを形成している。そのため、モジュールの
構造を変えることなく車体の天井にサンルーフを取り付
けることも可能となり、車体の天井に取り付けるオプシ
ョンの電装品の種類に左右されることなく予めモジュー
ルを作製しておくことができる。したがって、車種やグ
レードによる電装品の変更に対する対応が容易となると
共に天井への取付け作業が簡素化される。
ルは、車体の運転席側の天井の前部に適合する形状に形
成した成形基板に、室内装備品や電装品および回路導体
を集約して配設しているため、天井の全体の奥行きに比
較すると数分の１ないし十数分の１に奥行きが短縮され
たモジュールを形成している。そのため、モジュールの
構造を変えることなく車体の天井にサンルーフを取り付
けることも可能となり、車体の天井に取り付けるオプシ
ョンの電装品の種類に左右されることなく予めモジュー
ルを作製しておくことができる。したがって、車種やグ
レードによる電装品の変更に対する対応が容易となると
共に天井への取付け作業が簡素化される。
【００１１】車体に天井への本発明の自動車用ルーフモ
ジュールの取付けは、成形天井に隣接させて自動車用ル
ーフモジュール単独で取付けることもできるが、成形天
井の前端部にこの自動車用ルーフモジュールを配置し
て、ルームミラーやサンバイザの取付けと同時にネジ止
め固定して成形天井と一体化した後、車体の天井に取付
けるようにしてもよい。
ジュールの取付けは、成形天井に隣接させて自動車用ル
ーフモジュール単独で取付けることもできるが、成形天
井の前端部にこの自動車用ルーフモジュールを配置し
て、ルームミラーやサンバイザの取付けと同時にネジ止
め固定して成形天井と一体化した後、車体の天井に取付
けるようにしてもよい。
【００１２】以下、本発明の実施例について説明する。
図１は、請求項１に記載した発明の実施例に係わる自動
車用ルーフモジュールＡを示す分解斜視図である。ルー
フモジュールＡは、合成樹脂材の成形加工により形成さ
れた成形基板１に各種電装品として、アンテナ２、制御
ユニット３、制御ユニット３や電装品等を接続する回路
導体としてのモジュラ回路体４などの配線類を着設した
構造を有するものである。
図１は、請求項１に記載した発明の実施例に係わる自動
車用ルーフモジュールＡを示す分解斜視図である。ルー
フモジュールＡは、合成樹脂材の成形加工により形成さ
れた成形基板１に各種電装品として、アンテナ２、制御
ユニット３、制御ユニット３や電装品等を接続する回路
導体としてのモジュラ回路体４などの配線類を着設した
構造を有するものである。
【００１３】成形基板１は、運転席側の天井、すなわ
ち、車室の天井の前部を構成するものであり、長手方向
を車体の天井の幅に適合するように、奥行き方向は、車
室の天井全体の長さの数分の１ないし十数分の１に形成
された細幅の板状体である。アンテナ２は、ラジオやカ
ーナビゲーションのＧＰＳ受信用に用いられるアンテナ
である。
ち、車室の天井の前部を構成するものであり、長手方向
を車体の天井の幅に適合するように、奥行き方向は、車
室の天井全体の長さの数分の１ないし十数分の１に形成
された細幅の板状体である。アンテナ２は、ラジオやカ
ーナビゲーションのＧＰＳ受信用に用いられるアンテナ
である。
【００１４】制御ユニット３は、ユニット基板３ａ上に
キーレスエントリの受信部５、ランプ６、スイッチアッ
センブリ７、ランプ６やルームミラー１０を制御する多
重制御基板８を備えており、成形基板１の中央部に開設
された操作窓１ａに取り付けられ、上側からケース３ｂ
を被せ、下側からランプカバー９を被着して一体化した
状態でネジ等を用いて成形基板１に固定するようにして
ある。制御ユニット３のスイッチアッセンブリ７を操作
することによって、各種の電装品の操作を行うことがで
きるようにしてある。
キーレスエントリの受信部５、ランプ６、スイッチアッ
センブリ７、ランプ６やルームミラー１０を制御する多
重制御基板８を備えており、成形基板１の中央部に開設
された操作窓１ａに取り付けられ、上側からケース３ｂ
を被せ、下側からランプカバー９を被着して一体化した
状態でネジ等を用いて成形基板１に固定するようにして
ある。制御ユニット３のスイッチアッセンブリ７を操作
することによって、各種の電装品の操作を行うことがで
きるようにしてある。
【００１５】また、車内装備品として、ルームミラー１
０、サンバイザ１１が、固定具１０ａおよび１１ａを介
してそれぞれ装着されている。ルームミラー１０は、そ
の角度の調節をモータの回転によって行うようにした電
動式のものであり、サンバイザ１１には、バニティミラ
ー１２およびバニティランプ１２ａが取付けられてい
る。
０、サンバイザ１１が、固定具１０ａおよび１１ａを介
してそれぞれ装着されている。ルームミラー１０は、そ
の角度の調節をモータの回転によって行うようにした電
動式のものであり、サンバイザ１１には、バニティミラ
ー１２およびバニティランプ１２ａが取付けられてい
る。
【００１６】モジュラ回路体４は固定具１０ａおよび１
１ａに対する固定部に設けたコネクタに接続されている
ので、ルームミラー１０、サンバイザ１１の取付けと同
時にルームミラー１０を駆動するモータや、バニティラ
ンプ１２ａの回路接続を可能としている。成形基板１の
一端には、モジュラ回路体４に接続されたコネクタ１３
が付設されており、車体のフロントピラー１４内に収容
されているワイヤハーネス１５と接続するようにしてあ
る。
１ａに対する固定部に設けたコネクタに接続されている
ので、ルームミラー１０、サンバイザ１１の取付けと同
時にルームミラー１０を駆動するモータや、バニティラ
ンプ１２ａの回路接続を可能としている。成形基板１の
一端には、モジュラ回路体４に接続されたコネクタ１３
が付設されており、車体のフロントピラー１４内に収容
されているワイヤハーネス１５と接続するようにしてあ
る。
【００１７】ルーフモジュールＡの装着は、図２に示す
ように、成形天井１６の前端部と突き合わせて車体の天
井にネジ等を用いて固定するようにしている。成形基板
１の車室側の表面１ｂには、成形天井１６とほぼ同様の
不織布が貼付けられており、そのまま車室の天井を構成
することができる。図３は、ルーフモジュールＡを車体
に組付けた状態のシステムブロック図である。
ように、成形天井１６の前端部と突き合わせて車体の天
井にネジ等を用いて固定するようにしている。成形基板
１の車室側の表面１ｂには、成形天井１６とほぼ同様の
不織布が貼付けられており、そのまま車室の天井を構成
することができる。図３は、ルーフモジュールＡを車体
に組付けた状態のシステムブロック図である。
【００１８】図４は、請求項４に記載した発明の実施例
に係わる自動車用ルーフモジュール組付体Ｂを示す分解
斜視図である。ルーフモジュールＢは、前記ルーフモジ
ュールＡと同様の成形基板１に、車体の天井の全面に取
り付ける成形天井１７を添装して、電装品や室内装備品
などを着設した構造を有するものである。
に係わる自動車用ルーフモジュール組付体Ｂを示す分解
斜視図である。ルーフモジュールＢは、前記ルーフモジ
ュールＡと同様の成形基板１に、車体の天井の全面に取
り付ける成形天井１７を添装して、電装品や室内装備品
などを着設した構造を有するものである。
【００１９】すなわち、成形天井１７の前端部に形成し
たモジュール装着凹部１７ａに、成形基板１を重ね合わ
せて固定すると共に、前記ルーフモジュールＡと同様
に、ラジオやカーナビゲーション用ＧＰＳのアンテナ
２、制御ユニット３、制御ユニット３や電装品等を接続
する回路導体としてのモジュラ回路体４などの配線類を
着設した構造を有するものである。
たモジュール装着凹部１７ａに、成形基板１を重ね合わ
せて固定すると共に、前記ルーフモジュールＡと同様
に、ラジオやカーナビゲーション用ＧＰＳのアンテナ
２、制御ユニット３、制御ユニット３や電装品等を接続
する回路導体としてのモジュラ回路体４などの配線類を
着設した構造を有するものである。
【００２０】そして、モジュール装着凹部１７ａの下側
から、前記ルーフモジュールＡと同様の車内装備品とし
て、ルームミラー１０、サンバイザ１１が、固定具１０
ａおよび１１ａを介してそれぞれ装着するようにしてい
る。モジュラ回路体４は固定具１０ａおよび１１ａに対
する固定部に設けたコネクタに接続されているので、ル
ームミラー１０の操作回路およびサンバイザ１１に内蔵
するバニティランプ１２ａの電気回路も、ルームミラー
１０、サンバイザ１１の取付けと同時に回路接続され
る。成形基板１の一端には、モジュラ回路体４に接続さ
れたコネクタ１３が付設されており、車体のフロントピ
ラー１４内に収容されているワイヤハーネス１５と接続
するようにしてある。
から、前記ルーフモジュールＡと同様の車内装備品とし
て、ルームミラー１０、サンバイザ１１が、固定具１０
ａおよび１１ａを介してそれぞれ装着するようにしてい
る。モジュラ回路体４は固定具１０ａおよび１１ａに対
する固定部に設けたコネクタに接続されているので、ル
ームミラー１０の操作回路およびサンバイザ１１に内蔵
するバニティランプ１２ａの電気回路も、ルームミラー
１０、サンバイザ１１の取付けと同時に回路接続され
る。成形基板１の一端には、モジュラ回路体４に接続さ
れたコネクタ１３が付設されており、車体のフロントピ
ラー１４内に収容されているワイヤハーネス１５と接続
するようにしてある。
【００２１】成形天井１７の両側縁部には、リヤパーソ
ナルランプ１８に接続する電線１９が添設されており、
電線１９の他端にはコネクタ２０がモジュール装着凹部
１７ａにそれぞれ着設されている。コネクタ２０は、成
形基板１に着設した回路導体としてのモジュラ回路体４
に接続したコネクタ２１と嵌合して、成形基板１の回路
と、リヤパーソナルランプ１８の電線１９とを接続する
ようにしている。なお、オプションとして車体の天井に
サンルーフを設けた場合は、成形天井１７にサンルーフ
を開閉するための回路を組み込むこともでき、この場合
もリヤパーソナルランプ１８と同様にコネクタを介して
成形基板１に接続すればよい。
ナルランプ１８に接続する電線１９が添設されており、
電線１９の他端にはコネクタ２０がモジュール装着凹部
１７ａにそれぞれ着設されている。コネクタ２０は、成
形基板１に着設した回路導体としてのモジュラ回路体４
に接続したコネクタ２１と嵌合して、成形基板１の回路
と、リヤパーソナルランプ１８の電線１９とを接続する
ようにしている。なお、オプションとして車体の天井に
サンルーフを設けた場合は、成形天井１７にサンルーフ
を開閉するための回路を組み込むこともでき、この場合
もリヤパーソナルランプ１８と同様にコネクタを介して
成形基板１に接続すればよい。
【００２２】図５は、車体の天井にルーフモジュール組
付け体Ｂを装着した状態を示す斜視図である。ただし、
構造を明確に示すため車体の天井の図示は省略してあ
る。図６は、ルーフモジュール組付け体Ｂを車体に組付
けた状態のシステムブロック図である。ルーフモジュー
ル組付け体Ｂの車体に対する取付け作業は、車体の天井
へのネジ止めなどの取付け作業と、フロントピラーのコ
ネクタとの接続のみで完了する。
付け体Ｂを装着した状態を示す斜視図である。ただし、
構造を明確に示すため車体の天井の図示は省略してあ
る。図６は、ルーフモジュール組付け体Ｂを車体に組付
けた状態のシステムブロック図である。ルーフモジュー
ル組付け体Ｂの車体に対する取付け作業は、車体の天井
へのネジ止めなどの取付け作業と、フロントピラーのコ
ネクタとの接続のみで完了する。
【００２３】図７は、請求項６に記載した発明の実施例
に係わる固定具兼用コネクタを備えたルーフモジュール
組付け体Ｃの要部を示す斜視図である。ルーフモジュー
ル組付け体Ｃは、成形基板２２と成形天井２３とを結合
した構成を有し、その結合手段として、相嵌合する一対
の固定具兼用コネクタＫ、Ｋ′が設けられたものであ
り、一方の固定具兼用コネクタＫが成形基板２２に、他
方の固定具兼用コネクタＫ′が成形天井２３に設けられ
ている。
に係わる固定具兼用コネクタを備えたルーフモジュール
組付け体Ｃの要部を示す斜視図である。ルーフモジュー
ル組付け体Ｃは、成形基板２２と成形天井２３とを結合
した構成を有し、その結合手段として、相嵌合する一対
の固定具兼用コネクタＫ、Ｋ′が設けられたものであ
り、一方の固定具兼用コネクタＫが成形基板２２に、他
方の固定具兼用コネクタＫ′が成形天井２３に設けられ
ている。
【００２４】固定具兼用コネクタＫ、Ｋ′を互いに嵌合
させることにより、成形基板２２と成形天井２３との結
合の固定と、電気回路の接続を同時に行うようにしてい
る。一方のコネクタＫは、成形基板２２と一体に形成さ
れたコネクタハウジング２４と、コネクタハウジング２
４に対し接離可能に装着された移動ハウジング２５とか
ら成る。
させることにより、成形基板２２と成形天井２３との結
合の固定と、電気回路の接続を同時に行うようにしてい
る。一方のコネクタＫは、成形基板２２と一体に形成さ
れたコネクタハウジング２４と、コネクタハウジング２
４に対し接離可能に装着された移動ハウジング２５とか
ら成る。
【００２５】コネクタハウジング２４の側壁２４ａに
は、長穴状の移動用溝２６が形成されており、コネクタ
ハウジング２４内には、図８に示すような、複数の雄型
の端子２７が自由端をコネクタハウジング２５内に向け
て並設されている。それぞれの雄型の端子２７には、各
筒型の移動接触子２８が摺動可能に嵌装されている。移
動接触子２８は、薄金属板を折曲加工して形成したもの
で、一端に端子２７を抱持する摺動支持部２８ａを有
し、他端の下側には突出した電気接触部２８ｂを備えて
いる。端子２７は、回路導体としてのモジュラ回路体４
と接続されている（図１１参照）。
は、長穴状の移動用溝２６が形成されており、コネクタ
ハウジング２４内には、図８に示すような、複数の雄型
の端子２７が自由端をコネクタハウジング２５内に向け
て並設されている。それぞれの雄型の端子２７には、各
筒型の移動接触子２８が摺動可能に嵌装されている。移
動接触子２８は、薄金属板を折曲加工して形成したもの
で、一端に端子２７を抱持する摺動支持部２８ａを有
し、他端の下側には突出した電気接触部２８ｂを備えて
いる。端子２７は、回路導体としてのモジュラ回路体４
と接続されている（図１１参照）。
【００２６】移動ハウジング２５は、前部に、図９に示
すように、各移動接触子２８を収容して係止しておく箱
状の端子収容室２５ａが設けられ、後部に嵌入部２５ｂ
が形成されている。コネクタハウジング２４に嵌入部２
５ｂを挿入して、嵌入部２５ｂの側壁に設けた突起２９
をコネクタハウジング２４の移動用溝２６に係入するこ
とにより、コネクタハウジング２４に対し接離可能な構
造を形成している。
すように、各移動接触子２８を収容して係止しておく箱
状の端子収容室２５ａが設けられ、後部に嵌入部２５ｂ
が形成されている。コネクタハウジング２４に嵌入部２
５ｂを挿入して、嵌入部２５ｂの側壁に設けた突起２９
をコネクタハウジング２４の移動用溝２６に係入するこ
とにより、コネクタハウジング２４に対し接離可能な構
造を形成している。
【００２７】移動ハウジング２５の側壁２５ｃの下部に
は、案内溝３０が形成され、上壁２５ｄには係止穴３１
が形成されている。成形基板２２には、移動ハウジング
２５の前方に嵌合用開口３２が開設されており、嵌合用
開口３２の両側縁部には、移動ハウジング２５の案内溝
３０と係入する突条３３がそれぞれ設けられている。
は、案内溝３０が形成され、上壁２５ｄには係止穴３１
が形成されている。成形基板２２には、移動ハウジング
２５の前方に嵌合用開口３２が開設されており、嵌合用
開口３２の両側縁部には、移動ハウジング２５の案内溝
３０と係入する突条３３がそれぞれ設けられている。
【００２８】他方のコネクタＫ′は、箱状のコネクタハ
ウジング３４の内部に、複数の電気接触片３５（図１１
参照）を並設して成るもので、成形基板２２の嵌合用開
口３２に対応する位置に着設されている。各電気接触片
３５は成形天井２３に配設されたフレキシブル・フラッ
ト・ケーブル３６の末端に接続されている。
ウジング３４の内部に、複数の電気接触片３５（図１１
参照）を並設して成るもので、成形基板２２の嵌合用開
口３２に対応する位置に着設されている。各電気接触片
３５は成形天井２３に配設されたフレキシブル・フラッ
ト・ケーブル３６の末端に接続されている。
【００２９】コネクタハウジング３４の両側壁３４ａに
は、導入突部３７が設けられており、移動ハウジング２
５の内壁に設けられた導入溝３８に係入するようにして
ある。コネクタハウジング３４の上壁３４ｂには、係止
突起３９ａを有するロッキングアーム３９が付設されて
おり、移動ハウジング２５の係止穴３１と係合させてコ
ネクタハウジング３４と移動ハウジング２５とを係止す
るようにしている。
は、導入突部３７が設けられており、移動ハウジング２
５の内壁に設けられた導入溝３８に係入するようにして
ある。コネクタハウジング３４の上壁３４ｂには、係止
突起３９ａを有するロッキングアーム３９が付設されて
おり、移動ハウジング２５の係止穴３１と係合させてコ
ネクタハウジング３４と移動ハウジング２５とを係止す
るようにしている。
【００３０】コネクタＫ、Ｋ′相互の嵌合は、図１０に
示すように、先ず、成形天井２３の前端部２３ａに付設
した係止枠４０内に、成形基板２２の前縁部２２ａに設
けた係止爪４１を嵌入して仮係止しておく。そして、係
止枠４０を支点として成形基板２２を矢印方向へ回動さ
せると、成形天井２３に着設したコネクタＫ′のコネク
タハウジング３４が、成形基板２２の嵌合用開口３２内
に進入し、図１１に示すように、成形基板２２上に突出
する。
示すように、先ず、成形天井２３の前端部２３ａに付設
した係止枠４０内に、成形基板２２の前縁部２２ａに設
けた係止爪４１を嵌入して仮係止しておく。そして、係
止枠４０を支点として成形基板２２を矢印方向へ回動さ
せると、成形天井２３に着設したコネクタＫ′のコネク
タハウジング３４が、成形基板２２の嵌合用開口３２内
に進入し、図１１に示すように、成形基板２２上に突出
する。
【００３１】この状態で、移動ハウジング２５をコネク
タハウジング３４へ向けてスライドさせると、図１２に
示すように、移動ハウジング２５内にコネクタハウジン
グ３４が嵌入すると同時に、移動ハウジング２５の端子
収容室２５ａがコネクタハウジング３４内に進入する。
タハウジング３４へ向けてスライドさせると、図１２に
示すように、移動ハウジング２５内にコネクタハウジン
グ３４が嵌入すると同時に、移動ハウジング２５の端子
収容室２５ａがコネクタハウジング３４内に進入する。
【００３２】端子収容室２５ａの進入に伴い、端子収容
室２５ａ内の各移動接触子２８が端子２７上を前進して
移動接触子２８の電気接触部２８ｂとコネクタハウジン
グ３４内の電気接触片３５とが接触し、電気的な接続が
行われる。なお、端子２７の長さは、長く設定されてい
るので移動接触子２８がコネクタハウジング３４内に進
入しても、移動接触子２８との導通は十分保持すること
ができる。
室２５ａ内の各移動接触子２８が端子２７上を前進して
移動接触子２８の電気接触部２８ｂとコネクタハウジン
グ３４内の電気接触片３５とが接触し、電気的な接続が
行われる。なお、端子２７の長さは、長く設定されてい
るので移動接触子２８がコネクタハウジング３４内に進
入しても、移動接触子２８との導通は十分保持すること
ができる。
【００３３】移動ハウジング２５とコネクタハウジング
３４とが完全に嵌合した状態において、ロッキングアー
ム３９に設けた係止突起３９ａが、移動ハウジング２５
の係止穴３１内に嵌入し、移動ハウジング２５とコネク
タハウジング３４とが係止されると共に、成形基板２２
と成形天井２３との結合が固定される。したがって、コ
ネクタＫ、Ｋ′相互の嵌合により、成形基板２２と成形
天井２３との固定と電気回路の接続が同時に行われる。
３４とが完全に嵌合した状態において、ロッキングアー
ム３９に設けた係止突起３９ａが、移動ハウジング２５
の係止穴３１内に嵌入し、移動ハウジング２５とコネク
タハウジング３４とが係止されると共に、成形基板２２
と成形天井２３との結合が固定される。したがって、コ
ネクタＫ、Ｋ′相互の嵌合により、成形基板２２と成形
天井２３との固定と電気回路の接続が同時に行われる。
【００３４】
【発明の効果】以上の如く、請求項１〜３の何れか記載
の発明によれば、自動車用ルーフモジュールは、車体の
天井の運転席側前部に適合するように、長手方向が車体
の天井の幅に対応し、且つ、奥行き方向が車室の天井全
体の長さの数分の１ないし十数分の１に短縮されて形成
された細幅の板状体からなる成形基板に、室内装備品や
電装品および電装品を制御する制御ユニット並びにそれ
らを接続する回路導体が集約されて配設されるため、天
井の全体の奥行きに比較すると数分の１ないし十数分の
１に奥行きが短縮されたモジュールとして形成されたも
のとなる。
の発明によれば、自動車用ルーフモジュールは、車体の
天井の運転席側前部に適合するように、長手方向が車体
の天井の幅に対応し、且つ、奥行き方向が車室の天井全
体の長さの数分の１ないし十数分の１に短縮されて形成
された細幅の板状体からなる成形基板に、室内装備品や
電装品および電装品を制御する制御ユニット並びにそれ
らを接続する回路導体が集約されて配設されるため、天
井の全体の奥行きに比較すると数分の１ないし十数分の
１に奥行きが短縮されたモジュールとして形成されたも
のとなる。
【００３５】そのため、モジュールの構造を変えること
なく車体の天井にサンルーフを取り付けることも可能と
なり、車体の天井に取り付けるオプションの電装品の種
類に左右されることなく予めモジュールを作製しておく
ことができる。したがって、車種やグレードによる電装
品の変更や追加に対する対応が容易となる。また、請求
項３記載の発明によれば、自動車用ルーフモジュールに
電装品を制御する制御ユニットが配設されているため、
天井に配備する電装品は勿論、天井以外に装着する電装
品、たとえばドアに組み込まれた電装品（ドアロックな
ど）の操作を行うようにすることができ、しかも、運転
者の手が届きやすい位置に制御ユニットを設けることが
可能となる。
なく車体の天井にサンルーフを取り付けることも可能と
なり、車体の天井に取り付けるオプションの電装品の種
類に左右されることなく予めモジュールを作製しておく
ことができる。したがって、車種やグレードによる電装
品の変更や追加に対する対応が容易となる。また、請求
項３記載の発明によれば、自動車用ルーフモジュールに
電装品を制御する制御ユニットが配設されているため、
天井に配備する電装品は勿論、天井以外に装着する電装
品、たとえばドアに組み込まれた電装品（ドアロックな
ど）の操作を行うようにすることができ、しかも、運転
者の手が届きやすい位置に制御ユニットを設けることが
可能となる。
【００３６】さらに、請求項１〜６の何れか記載の発明
によれば、車体の天井に取り付けられる室内装備品や電
装品およびその電気配線が集約的に成形基板に配設され
ているため、配線の長さを節減できると共に工場内にお
いて予め作製しておくことができ、その取付け時の配線
作業が簡素化され、常時上を見上げるような疲労の激し
い作業が激減し、取付け作業の生産性が著しく向上す
る。特に、請求項６記載の発明によれば、固定具兼用型
コネクタを着設した成形基板および成形天井を用いるこ
とにより、取付け作業を一段と簡素化することができ
る。このように、本発明の自動車用ルーフモジュールお
よびその組付け構造は、多くの利点を備えるものであ
る。
によれば、車体の天井に取り付けられる室内装備品や電
装品およびその電気配線が集約的に成形基板に配設され
ているため、配線の長さを節減できると共に工場内にお
いて予め作製しておくことができ、その取付け時の配線
作業が簡素化され、常時上を見上げるような疲労の激し
い作業が激減し、取付け作業の生産性が著しく向上す
る。特に、請求項６記載の発明によれば、固定具兼用型
コネクタを着設した成形基板および成形天井を用いるこ
とにより、取付け作業を一段と簡素化することができ
る。このように、本発明の自動車用ルーフモジュールお
よびその組付け構造は、多くの利点を備えるものであ
る。
【図１】請求項１に記載した発明の実施例に係わる自動
車用ルーフモジュールを示す分解斜視図である。
車用ルーフモジュールを示す分解斜視図である。
【図２】図１の自動車用ルーフモジュールを車体の天井
に装着した状態を示す斜視図である。
に装着した状態を示す斜視図である。
【図３】図１の自動車用ルーフモジュールのシステムブ
ロック図である。
ロック図である。
【図４】請求項４に記載した発明の実施例に係わる自動
車用ルーフモジュール組付体を示す分解斜視図である。
車用ルーフモジュール組付体を示す分解斜視図である。
【図５】図４の自動車用ルーフモジュールを車体の天井
に装着した状態を示す斜視図である。
に装着した状態を示す斜視図である。
【図６】図４の自動車用ルーフモジュールのシステムブ
ロック図である。
ロック図である。
【図７】請求項６に記載した発明の実施例に係わる固定
具兼用コネクタを備えたルーフモジュール組付体の要部
を示す斜視図である。
具兼用コネクタを備えたルーフモジュール組付体の要部
を示す斜視図である。
【図８】図７の固定具兼用コネクタ内に収容されている
端子および移動接触子を示す斜視図である。
端子および移動接触子を示す斜視図である。
【図９】図７の移動ハウジングを示す正面図である。
【図１０】図７の成形基板と成形天井とを結合する工程
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図１１】図１０の固定具兼用コネクタ相互を嵌合する
前の状態を示す断面図である。
前の状態を示す断面図である。
【図１２】図１０の固定具兼用コネクタ相互が嵌合した
状態を示す断面図である。
状態を示す断面図である。
【図１３】従来の組付けモジュールを車体の天井に装着
する状態を示す斜視図である。
する状態を示す斜視図である。
Ａ 自動車用ルーフモジュール Ｂ、Ｃ 自動車用ルーフモジュール組付体 Ｋ、Ｋ′ 固定具兼用コネクタ（コネクタ） １ 成形基板 ２ 電装品（アンテナ） ３ 制御ユニット ４ 回路導体（モジュラ回路体） ５ 電装品（受信部） ６ 電装品（ランプ） ７ 電装品（スイッチアッセンブリ） ８ 電装品（多重制御基板） １０ 室内装備品（ルームミラー） １１ 室内装備品（サンバイザ） １３、２１ コネクタ １６、１７ 成形天井 ２２ 成形基板 ２３ 成形天井 ３６ 回路導体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−131882（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B60R 13/02 B60J 7/043 B60R 16/02 621 B60R 11/02
Claims (6)
- 【請求項１】 車体の天井の運転席側前部に適合するよ
うに、長手方向が該車体の該天井の幅に対応し、且つ、
奥行き方向が車室の天井全体の長さの数分の１ないし十
数分の１に短縮されて形成された細幅の板状体からなる
成形基板に、室内装備品または電装品と、回路導体とを
配設すると共に、外部電気回路と接続するコネクタを設
けてなることを特徴とする自動車用ルーフモジュール。 - 【請求項２】 前記電装品として、ラジオやカーナビゲ
ーション用の電波を受信するアンテナを備えたことを特
徴とする請求項１記載の自動車用ルーフモジュール。 - 【請求項３】 前記電装品として、ランプ、受信部、多
重制御基板およびスイッチアッセンブリを配備して成
り、装着した各種該電装品の制御を行う制御ユニットを
備えたことを特徴とする請求項１または請求項２記載の
自動車用ルーフモジュール。 - 【請求項４】 請求項１、請求項２または請求項３に記
載の前記自動車用ルーフモジュールに成形天井を並装し
て前記車体の前記天井に組付けることを特徴とする自動
車用ルーフモジュールの組付け構造。 - 【請求項５】 請求項１、請求項２または請求項３に記
載の前記自動車用ルーフモジュールの前記成形基板に成
形天井を添装し、前記室内装備品の装着と共に該成形基
板と該成形天井とを一体化したことを特徴とする自動車
用ルーフモジュールの組付け構造。 - 【請求項６】 請求項１、請求項２または請求項３に記
載の前記自動車用ルーフモジュールの前記成形基板に、
相嵌合する一対の固定具兼用コネクタのうちの一方の該
固定具兼用コネクタを着設し、他方の該固定具兼用コネ
クタを成形天井に着設し、一対の該固定具兼用コネクタ
を互いに嵌合させることにより、該成形基板と該成形天
井との結合と、該成形天井に配設された前記回路導体と
該成形基板に配設された回路導体との接続とが、同時に
行われることを特徴とする自動車用ルーフモジュールの
組付け構造。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33318495A JP3264313B2 (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 自動車用ルーフモジュールおよびその組付け構造 |
| US08/769,544 US5825096A (en) | 1995-12-21 | 1996-12-19 | Roof module and structure for assembling the same |
| DE19653431A DE19653431C2 (de) | 1995-12-21 | 1996-12-20 | Dachinnenverkleidung für ein Kraftfahrzeug |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33318495A JP3264313B2 (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 自動車用ルーフモジュールおよびその組付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09169248A JPH09169248A (ja) | 1997-06-30 |
| JP3264313B2 true JP3264313B2 (ja) | 2002-03-11 |
Family
ID=18263249
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33318495A Expired - Fee Related JP3264313B2 (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 自動車用ルーフモジュールおよびその組付け構造 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5825096A (ja) |
| JP (1) | JP3264313B2 (ja) |
| DE (1) | DE19653431C2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| GB9804685D0 (en) * | 1998-03-04 | 1998-04-29 | Rover Group | Motor vehicle headliner console assembly |
| US6120091A (en) * | 1998-06-09 | 2000-09-19 | Lear Automotive Dearborn, Inc. | Molded headliner with relatively rigid frame in combination with a less rigid mat |
| US6086145A (en) * | 1998-07-16 | 2000-07-11 | Textron Automotive Company Inc. | Blow molded headliner |
| US7084932B1 (en) | 1999-12-28 | 2006-08-01 | Johnson Controls Technology Company | Video display system for a vehicle |
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