JP2001044730A - 車両用ガラスアンテナ - Google Patents
車両用ガラスアンテナInfo
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- JP2001044730A JP2001044730A JP11219136A JP21913699A JP2001044730A JP 2001044730 A JP2001044730 A JP 2001044730A JP 11219136 A JP11219136 A JP 11219136A JP 21913699 A JP21913699 A JP 21913699A JP 2001044730 A JP2001044730 A JP 2001044730A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】自動車等移動体で使用するＧＰＳ（カーナビゲ
ーション用）やＥＴＣＳ（自動料金収受システム、５．
８ＧＨｚ帯）、及びＶＩＣＳなどのＩＴＳ（高度道路交
通システム）用の準マイクロ波帯以上の帯域に対応する
車両用ガラスアンテナに関する。 【構成】高度道路交通システム（ＩＴＳ）用の準マイク
ロ波帯以上の周波数に対応するアンテナパターンを、移
動体の前部窓ガラスの室内側上部面のルームミラーの台
座を支持固定する取付ベースを接着するガラス板面上
に、取付ベースの外形寸法より小寸法のアンテナパター
ンを配設し、前記アンテナパターン層の上層、下層のい
ずれか片側層、あるいは両側層にセラミックス着色層を
設けた。
ーション用）やＥＴＣＳ（自動料金収受システム、５．
８ＧＨｚ帯）、及びＶＩＣＳなどのＩＴＳ（高度道路交
通システム）用の準マイクロ波帯以上の帯域に対応する
車両用ガラスアンテナに関する。 【構成】高度道路交通システム（ＩＴＳ）用の準マイク
ロ波帯以上の周波数に対応するアンテナパターンを、移
動体の前部窓ガラスの室内側上部面のルームミラーの台
座を支持固定する取付ベースを接着するガラス板面上
に、取付ベースの外形寸法より小寸法のアンテナパター
ンを配設し、前記アンテナパターン層の上層、下層のい
ずれか片側層、あるいは両側層にセラミックス着色層を
設けた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等移動体で
使用するＧＰＳ（カーナビゲーション用）やＥＴＣＳ
（自動料金収受システム、５．８ＧＨｚ帯）、及びＶＩ
ＣＳなどのＩＴＳ（高度道路交通システム）用の準マイ
クロ波帯以上の帯域に対応する車両用ガラスアンテナに
関する。
使用するＧＰＳ（カーナビゲーション用）やＥＴＣＳ
（自動料金収受システム、５．８ＧＨｚ帯）、及びＶＩ
ＣＳなどのＩＴＳ（高度道路交通システム）用の準マイ
クロ波帯以上の帯域に対応する車両用ガラスアンテナに
関する。
【０００２】
【従来の技術とその問題点】近年、自動車等移動体にお
いて、ＧＰＳ（Global Positioning System、カーナビ
ゲーション）、さらに、ＥＴＣＳ（Electronic Toll Co
llecting System、自動料金徴収システム）、ＶＩＣＳ
（Vehicle Information and CommunicationSystem）な
どのＩＴＳ（Inteligent Transport Systems、高度道路
交通システム）が実用化されている。
いて、ＧＰＳ（Global Positioning System、カーナビ
ゲーション）、さらに、ＥＴＣＳ（Electronic Toll Co
llecting System、自動料金徴収システム）、ＶＩＣＳ
（Vehicle Information and CommunicationSystem）な
どのＩＴＳ（Inteligent Transport Systems、高度道路
交通システム）が実用化されている。
【０００３】例えば、ＥＴＣＳ用アンテナは電波干渉や
他車からの誤収受を防止するため、車両のダッシュボー
ドの上などの室内前方部に配置されることが多かった。
しかし、車両室内前方部に、ＥＴＣＳ車載器などを配置
した場合、前方視野を妨げ視野を狭くすることとなり、
安全運転をする上で問題があった。
他車からの誤収受を防止するため、車両のダッシュボー
ドの上などの室内前方部に配置されることが多かった。
しかし、車両室内前方部に、ＥＴＣＳ車載器などを配置
した場合、前方視野を妨げ視野を狭くすることとなり、
安全運転をする上で問題があった。
【０００４】さらに、エアバッグシステム等の安全設備
を考慮すると車両室内前方にＥＴＣＳ車載器とアンテナ
設備を配置することは困難となりつつある。車両のルー
ムミラー、またはドアミラーにアンテナを設けたものと
して、ＴＶ放送波、ＦＭ放送波などを受信するものがあ
るが、例えば、本出願人による特開平５−３７２１９
号、特開平５−３７２２０号に車両のルームミラー、ド
アミラー、あるいはフェンダーミラー等のミラーの導電
性の反射膜をアンテナとするミラーアンテナが開示され
ている。
を考慮すると車両室内前方にＥＴＣＳ車載器とアンテナ
設備を配置することは困難となりつつある。車両のルー
ムミラー、またはドアミラーにアンテナを設けたものと
して、ＴＶ放送波、ＦＭ放送波などを受信するものがあ
るが、例えば、本出願人による特開平５−３７２１９
号、特開平５−３７２２０号に車両のルームミラー、ド
アミラー、あるいはフェンダーミラー等のミラーの導電
性の反射膜をアンテナとするミラーアンテナが開示され
ている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような点
に鑑みてなされたものであり、ＧＰＳ用（カーナビゲー
ション用）、ＥＴＣＳ用（自動料金収受システム用）、
ＶＩＣＳ用などの準マイクロ波帯以上の周波数を使用す
るＩＴＳ（高度道路交通システム）の電波の送受信に対
応できるアンテナとして使用し、特に、ＥＴＣＳ用とし
て用いる時に他車からの電波干渉や誤収受を防止し、車
両室内前方部にあっても前方視野を妨げ視野を狭くする
こともない好適な車両用ガラスアンテナの提供を目的と
し、移動体の前部窓ガラスの室内側上部面のルームミラ
ーの台座を支持固定する取付ベースを接着するガラス板
面上に、取付ベースの外形寸法より小寸法の高度道路交
通システム（ＩＴＳ）用の準マイクロ波帯以上の周波数
に対応するアンテナパターンを配設したことを特徴とす
る車両用ガラスアンテナ、あるいは、前記アンテナパタ
ーン層の上層、下層のいずれか片側層、あるいは両側層
にセラミックス着色層を設けたことを特徴とする上述の
車両用ガラスアンテナを提供する。
に鑑みてなされたものであり、ＧＰＳ用（カーナビゲー
ション用）、ＥＴＣＳ用（自動料金収受システム用）、
ＶＩＣＳ用などの準マイクロ波帯以上の周波数を使用す
るＩＴＳ（高度道路交通システム）の電波の送受信に対
応できるアンテナとして使用し、特に、ＥＴＣＳ用とし
て用いる時に他車からの電波干渉や誤収受を防止し、車
両室内前方部にあっても前方視野を妨げ視野を狭くする
こともない好適な車両用ガラスアンテナの提供を目的と
し、移動体の前部窓ガラスの室内側上部面のルームミラ
ーの台座を支持固定する取付ベースを接着するガラス板
面上に、取付ベースの外形寸法より小寸法の高度道路交
通システム（ＩＴＳ）用の準マイクロ波帯以上の周波数
に対応するアンテナパターンを配設したことを特徴とす
る車両用ガラスアンテナ、あるいは、前記アンテナパタ
ーン層の上層、下層のいずれか片側層、あるいは両側層
にセラミックス着色層を設けたことを特徴とする上述の
車両用ガラスアンテナを提供する。
【０００６】
【発明の実施の形態】本発明は、ＧＰＳ（カーナビゲー
ション）、ＥＴＣＳ（自動料金収受システム）、ＶＩＣ
Ｓ等のＩＴＳ用の準マイクロ波帯以上の周波数に対応す
るアンテナパターンを、自動車等の前部窓ガラスの室内
面上の、運転者の視野を遮らない位置に配設するもので
ある。
ション）、ＥＴＣＳ（自動料金収受システム）、ＶＩＣ
Ｓ等のＩＴＳ用の準マイクロ波帯以上の周波数に対応す
るアンテナパターンを、自動車等の前部窓ガラスの室内
面上の、運転者の視野を遮らない位置に配設するもので
ある。
【０００７】つまり、前部窓ガラス１の室内側の面に直
接ルームミラー６の台座７を接着によって取り付ける場
合においては、該台座７を取付けるための取付ベース４
を前部窓ガラス１の上端近傍に接着するため、該取付ベ
ース４の接着位置のガラス面上に前記アンテナパターン
２を設ければよい。
接ルームミラー６の台座７を接着によって取り付ける場
合においては、該台座７を取付けるための取付ベース４
を前部窓ガラス１の上端近傍に接着するため、該取付ベ
ース４の接着位置のガラス面上に前記アンテナパターン
２を設ければよい。
【０００８】前部窓ガラス１上のルームミラー６の取付
位置にアンテナパターン２を設ける場合は、図３に示す
ように、前部窓ガラス板１の室内側面の所定位置に、取
付ベース４と略同一寸法の着色プリント層５をセラミッ
クペーストのプリント等によって設け、該着色プリント
層５上にその着色面積内のサイズのアンテナパターン２
を同様にして銀ペースト等の導電性ペーストによって重
ね刷りして設け、加熱して焼付け処理した。
位置にアンテナパターン２を設ける場合は、図３に示す
ように、前部窓ガラス板１の室内側面の所定位置に、取
付ベース４と略同一寸法の着色プリント層５をセラミッ
クペーストのプリント等によって設け、該着色プリント
層５上にその着色面積内のサイズのアンテナパターン２
を同様にして銀ペースト等の導電性ペーストによって重
ね刷りして設け、加熱して焼付け処理した。
【０００９】ルームミラー６の取付ベース４は、前記着
色プリント層５上に設けたアンテナパターン層上に接着
材３によって接着した。
色プリント層５上に設けたアンテナパターン層上に接着
材３によって接着した。
【００１０】このようにして前部窓ガラス１に接着した
取付ベース４に、ルームミラー６の台座７と共にルーム
ミラーを着脱自在に取り付けることができる。
取付ベース４に、ルームミラー６の台座７と共にルーム
ミラーを着脱自在に取り付けることができる。
【００１１】また、アンテナパターン２に設けた給電端
子に同軸ケーブルを接続する必要があるので、給電端子
のみを前部窓ガラス１の端部近くまで引出し線を設ける
ようにするか、該アンテナパターン２の端部に設けた給
電端子を露出させて、取付ベース４を取り付けるか、取
付ベースの一部を切り欠き、給電端子を露出させるよう
にしても良い。
子に同軸ケーブルを接続する必要があるので、給電端子
のみを前部窓ガラス１の端部近くまで引出し線を設ける
ようにするか、該アンテナパターン２の端部に設けた給
電端子を露出させて、取付ベース４を取り付けるか、取
付ベースの一部を切り欠き、給電端子を露出させるよう
にしても良い。
【００１２】また、前記アンテナパターン２は前部窓ガ
ラス１の室外側から着色プリント層５によって覆われて
おり、また室内側からも取付ベース４によって見えない
ようにしたので、室内外の両方向からみても見栄えを損
なうものではない。
ラス１の室外側から着色プリント層５によって覆われて
おり、また室内側からも取付ベース４によって見えない
ようにしたので、室内外の両方向からみても見栄えを損
なうものではない。
【００１３】さらに、アンテナパターン２の位置とルー
ムミラー６の取付位置とを共通位置としたので、新たに
別の位置にアンテナを設ける場合に比べて運転者の視界
を確保できる。
ムミラー６の取付位置とを共通位置としたので、新たに
別の位置にアンテナを設ける場合に比べて運転者の視界
を確保できる。
【００１４】また、前部窓ガラス１上のルームミラー６
の取付位置にアンテナパターン２を設けた別の変形例と
して、図４に示すように、前部窓ガラス板１の室内側面
の所定位置に、アンテナパターン層２を銀ペースト等の
導電性ペーストによって設け、該アンテナパターン層２
上に、取付ベース４と略同一寸法の着色プリント層５’
をセラミックペーストをプリント等によって重ね刷りし
て設け、加熱して焼付け処理した。
の取付位置にアンテナパターン２を設けた別の変形例と
して、図４に示すように、前部窓ガラス板１の室内側面
の所定位置に、アンテナパターン層２を銀ペースト等の
導電性ペーストによって設け、該アンテナパターン層２
上に、取付ベース４と略同一寸法の着色プリント層５’
をセラミックペーストをプリント等によって重ね刷りし
て設け、加熱して焼付け処理した。
【００１５】ルームミラー６の取付ベース４を、前記ア
ンテナパターン２上に設けた着色プリント層５’上に接
着材３によって接着した。
ンテナパターン２上に設けた着色プリント層５’上に接
着材３によって接着した。
【００１６】このようにして前部窓ガラス１に接着した
取付ベース４に、ルームミラー６の台座７と共にルーム
ミラー６を着脱自在に取り付けることができる。
取付ベース４に、ルームミラー６の台座７と共にルーム
ミラー６を着脱自在に取り付けることができる。
【００１７】さらに、前部窓ガラス１上のルームミラー
６の取付位置にアンテナパターン２を設けたさらに別の
変形例として、図５に示すように、前部窓ガラス板１の
室内側面の所定位置に、取付ベース４と略同一寸法の第
１の着色プリント層５をセラミックペーストをプリント
等によって設け、該着色プリント層５’上にその着色面
積内のサイズのアンテナパターン２を同様にして銀ペー
スト等の導電性ペーストによって重ね刷りして設け、さ
らにその上に第２の着色プリント層５’をセラミックペ
ーストによって設け、加熱して焼付け処理した。
６の取付位置にアンテナパターン２を設けたさらに別の
変形例として、図５に示すように、前部窓ガラス板１の
室内側面の所定位置に、取付ベース４と略同一寸法の第
１の着色プリント層５をセラミックペーストをプリント
等によって設け、該着色プリント層５’上にその着色面
積内のサイズのアンテナパターン２を同様にして銀ペー
スト等の導電性ペーストによって重ね刷りして設け、さ
らにその上に第２の着色プリント層５’をセラミックペ
ーストによって設け、加熱して焼付け処理した。
【００１８】ルームミラー６の取付ベース４を、アンテ
ナパターン層２上に設けた前記着色プリント層５’上に
接着材３によって接着した。
ナパターン層２上に設けた前記着色プリント層５’上に
接着材３によって接着した。
【００１９】このようにして前部窓ガラス１に接着した
取付ベース４に、ルームミラー６の台座７と共にルーム
ミラー６を着脱自在に取り付けることができる。
取付ベース４に、ルームミラー６の台座７と共にルーム
ミラー６を着脱自在に取り付けることができる。
【００２０】取付ベース４は、アルミやＳＵＳ等の金属
製、または合成樹脂製とし、接着材３はウレタンゴム系
接着材、またはシリコーンゴム系接着剤の何れでも良
い。
製、または合成樹脂製とし、接着材３はウレタンゴム系
接着材、またはシリコーンゴム系接着剤の何れでも良
い。
【００２１】前記アンテナパターン２は１．５ＧＨｚ帯
のＧＰＳ用（カーナビゲーション用）、５．８ＧＨｚ帯
のＥＴＣＳ用（自動料金収受システム用）、ＶＩＣＳ用
等のＩＴＳ（高度道路交通システム）構想で使用予定の
１．５〜７０ＧＨｚ帯の周波数に対応する帯域からな
る。
のＧＰＳ用（カーナビゲーション用）、５．８ＧＨｚ帯
のＥＴＣＳ用（自動料金収受システム用）、ＶＩＣＳ用
等のＩＴＳ（高度道路交通システム）構想で使用予定の
１．５〜７０ＧＨｚ帯の周波数に対応する帯域からな
る。
【００２２】ＧＰＳ用（カーナビゲーション用）、ＥＴ
ＣＳ用（自動料金収受システム用）、などの準マイクロ
波帯以上の周波数を使用するＩＴＳ用（高度道路交通シ
ステム用）の周波数帯域は波長が短く、アンテナ寸法が
小さくて済むので、車両の前部窓ガラス１の室内面にル
ームミラー６を取付支持する取付ベース４の前部窓ガラ
ス１面の接着位置などの小面積な部位において、電波の
送受信をする場合に好適である。
ＣＳ用（自動料金収受システム用）、などの準マイクロ
波帯以上の周波数を使用するＩＴＳ用（高度道路交通シ
ステム用）の周波数帯域は波長が短く、アンテナ寸法が
小さくて済むので、車両の前部窓ガラス１の室内面にル
ームミラー６を取付支持する取付ベース４の前部窓ガラ
ス１面の接着位置などの小面積な部位において、電波の
送受信をする場合に好適である。
【００２３】さらに、これらのルームミラー６の取付ベ
ース４の接着位置に設けたアンテナ２は金属ボディから
隔離して設けられているので、ボディの影響が軽微であ
り、受信利得が比較的高い。
ース４の接着位置に設けたアンテナ２は金属ボディから
隔離して設けられているので、ボディの影響が軽微であ
り、受信利得が比較的高い。
【００２４】本実施例では、ＥＴＣＳ用アンテナをルー
ムミラーの取付ベースを接着する前部窓ガラス１上に配
置したので、他車からの電波干渉や誤収受を防止し、車
両室内前方部にあっても前方視野を妨げ視野を狭くする
こともない。
ムミラーの取付ベースを接着する前部窓ガラス１上に配
置したので、他車からの電波干渉や誤収受を防止し、車
両室内前方部にあっても前方視野を妨げ視野を狭くする
こともない。
【００２５】本発明のアンテナ２は、ルームミラー６の
取付ベース４のガラス面への接着位置の一個所だけに設
けるようにしても良いが、別システムのアンテナ等と組
み合わせて、ダイバーシティ受信を可能とするものであ
っても良い。
取付ベース４のガラス面への接着位置の一個所だけに設
けるようにしても良いが、別システムのアンテナ等と組
み合わせて、ダイバーシティ受信を可能とするものであ
っても良い。
【００２６】このようにして、本発明のアンテナを用い
たＥＴＣＳ等を始めとするＩＴＳシステムにより、車内
にアンテナ２を配置しても視野を狭くすることなく好適
に電波を受信することができる。
たＥＴＣＳ等を始めとするＩＴＳシステムにより、車内
にアンテナ２を配置しても視野を狭くすることなく好適
に電波を受信することができる。
【００２７】また、ＥＴＣＳに適用した場合は従来より
他車からの電波干渉や、誤収受の防止のため、車両室内
前方部のダッシュボードの上などに配置していた車載器
により前方視野を妨げられていたが、本発明のルームミ
ラー６の取付ベース４を前部窓ガラス１の接着位置に設
けるようにしたことにより、車載器を邪魔にならない位
置に設置可能になった。
他車からの電波干渉や、誤収受の防止のため、車両室内
前方部のダッシュボードの上などに配置していた車載器
により前方視野を妨げられていたが、本発明のルームミ
ラー６の取付ベース４を前部窓ガラス１の接着位置に設
けるようにしたことにより、車載器を邪魔にならない位
置に設置可能になった。
【００２８】以上、実施例により説明したが、本発明は
これらに限定されるものではなく、種々の応用が可能で
ある。
これらに限定されるものではなく、種々の応用が可能で
ある。
【００２９】
【発明の効果】本発明によれば、ＧＰＳ用（カーナビゲ
ーション用）、ＥＴＣＳ（自動料金収受システム）、及
びＶＩＣＳ用などのＩＴＳ用の車載器を移動体の室内前
方のダッシュボード上に配置することなく、アンテナ部
分だけをフロント窓ガラスの室内面に設け、該アンテナ
パターン上にルームミラー取付用の取付ベースを接着し
て見えなくするので邪魔にならず、また運転席からみて
前方視野を遮ることがなく、さらに、エアバッグ等の安
全設備の作動を妨害することもない。
ーション用）、ＥＴＣＳ（自動料金収受システム）、及
びＶＩＣＳ用などのＩＴＳ用の車載器を移動体の室内前
方のダッシュボード上に配置することなく、アンテナ部
分だけをフロント窓ガラスの室内面に設け、該アンテナ
パターン上にルームミラー取付用の取付ベースを接着し
て見えなくするので邪魔にならず、また運転席からみて
前方視野を遮ることがなく、さらに、エアバッグ等の安
全設備の作動を妨害することもない。
【００３０】また、アンテナパターンは黒色セラミック
ペーストによる着色層によって覆われているので、車外
から見えなくすることができる。
ペーストによる着色層によって覆われているので、車外
から見えなくすることができる。
【００３１】さらに、電波干渉も起こしにくい準マイク
ロ波帯以上の帯域の周波数で高性能なアンテナ性能を有
することができた。
ロ波帯以上の帯域の周波数で高性能なアンテナ性能を有
することができた。
【図１】本発明のアンテナを前部窓ガラスに設けた要部
を示す側断面図。
を示す側断面図。
【図２】本発明のアンテナをルームミラーの取付位置に
設けた前部窓ガラスの全体正面図。
設けた前部窓ガラスの全体正面図。
【図３】本発明の実施例を示す要部側断面図。
【図４】本発明の別の実施例を示す要部側断面図。
【図５】本発明の別の実施例を示す要部側断面図。
１ 前部窓ガラス ２ アンテナパターン ３ 接着材 ４ 取付ベース ５、５’ 着色プリント層 ６ ルームミラー ７ 台座 ８ 黒枠プリント層
Claims (2)
- 【請求項１】 移動体の前部窓ガラスの室内側上部面の
ルームミラーの台座を支持固定する取付ベースを接着す
るガラス板面上に、取付ベースの外形寸法より小寸法の
高度道路交通システム（ＩＴＳ）用の準マイクロ波帯以
上の周波数に対応するアンテナパターンを配設したこと
を特徴とする車両用ガラスアンテナ。 - 【請求項２】 前記アンテナパターン層の上層、下層の
いずれか片側層、あるいは両側層にセラミックス着色層
を設けたことを特徴とする請求項１記載の車両用ガラス
アンテナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11219136A JP2001044730A (ja) | 1999-08-02 | 1999-08-02 | 車両用ガラスアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11219136A JP2001044730A (ja) | 1999-08-02 | 1999-08-02 | 車両用ガラスアンテナ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001044730A true JP2001044730A (ja) | 2001-02-16 |
Family
ID=16730804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11219136A Pending JP2001044730A (ja) | 1999-08-02 | 1999-08-02 | 車両用ガラスアンテナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001044730A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2008141481A (ja) * | 2006-12-01 | 2008-06-19 | Tokai Rika Co Ltd | Ｅｔｃ内蔵インナーミラー、アンテナの配置構成、及びアンテナの配置方法 |
| KR100906638B1 (ko) | 2007-10-23 | 2009-07-09 | 현대자동차주식회사 | 미러 일체형 이티씨에스 안테나 |
| CN102446371A (zh) * | 2010-10-13 | 2012-05-09 | 现代自动车株式会社 | 具有分立天线装置的电子收费系统及其天线装置 |
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| JPH06180775A (ja) * | 1992-12-14 | 1994-06-28 | Nippondenso Co Ltd | 車両用電子標章 |
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-
1999
- 1999-08-02 JP JP11219136A patent/JP2001044730A/ja active Pending
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