JP2007124630A - 平面アンテナ及び自動車用の窓ガラス板 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1のアンテナ線条10の重心及び第2のアンテナ線条20の重心を結ぶ直線を結ぶ直線を仮定し、該直線を横断線8といい、さらに、横断線8を無限に伸張させた直線を仮定し、該直線を無限横断線8aといい、第1のアンテナ線条10と第2のアンテナ線条20との、それぞれの最近接部分の間の中心をアンテナ中心というとき、アンテナ中心から見て、独立導体Aは第1のアンテナ線条10側に配設されており、アンテナ中心から見て、独立導体Bは第2のアンテナ線条20側に配設されており、無限横断線8aが、独立導体Aと独立導体Bとを貫通するか、又は、立体的に交差するように、独立導体Aと独立導体Bとが誘電体基板に設けられている。
【選択図】図1
Description
アンテナ導体と、それぞれ所定距離をおいて離間して設けられている2つの導体を備えており、該2つの導体をそれぞれ独立導体A、独立導体Bといい、
アンテナ導体の重心、又は、アンテナ導体の中心を通り、アンテナ導体の長手方向に平行な直線を無限横断線というとき、
該アンテナ導体は、該長手方向にアンテナ利得を有する形状及び寸法を有しており、
独立導体Aはアンテナ導体の片側に配されており、独立導体Bはアンテナ導体の残る片側に配されており、
かつ、無限横断線が、独立導体Aと独立導体Bとを貫通するか、又は、立体的に交差するように、独立導体Aと独立導体Bとが上記誘電体基板に配設されていることを特徴とする平面アンテナを提供する。
第1のアンテナ線条及び第2のアンテナ線条と、それぞれ所定距離をおいて離間して設けられている2つの導体を備えており、該2つの導体をそれぞれ独立導体A、独立導体Bといい、
第1のアンテナ線条の重心及び第2のアンテナ線条の重心を結ぶ直線、又は、第1のアンテナ線条の中心及び第2のアンテナ線条の中心を結ぶ直線を仮定し、該直線を横断線といい、さらに、横断線を無限に伸張させた直線を仮定し、該直線を無限横断線といい、
第1のアンテナ線条と第2のアンテナ線条との、それぞれの最近接部分の間の中心をアンテナ中心というとき、
アンテナ中心から見て、独立導体Aは第1のアンテナ線条側に配設されており、
アンテナ中心から見て、独立導体Bは第2のアンテナ線条側に配設されており、
無限横断線が、独立導体Aと独立導体Bとを貫通するか、又は、立体的に交差するように、独立導体Aと独立導体Bとが上記誘電体基板に設けられていることを特徴とする平面アンテナを提供する。
第1のアンテナ線条の重心及び第2のアンテナ線条の重心を結ぶ直線、又は、第1のアンテナ線条の中心及び第2のアンテナ線条の中心を結ぶ直線を仮定し、該直線を横断線というとき、
該窓ガラス板には独立導体Cが設けられており、独立導体Cが長手方向を有する形状を有し、独立導体Cの長手方向と横断線とが窓の車体開口縁にそれぞれ平行又は略平行になるように、かつ、独立導体Cと窓の車体開口縁との間に、第1のアンテナ線条と第2のアンテナ線条とが配されるように、独立導体C、第1のアンテナ線条及び第2のアンテナ線条が配設されていることを特徴とする平面アンテナを提供する。
したがって、独立導体Aと独立導体Bとを誘電体基板に設けた場合には、この誘電体基板の近傍に存在する金属体と、このアンテナ導体又はアンテナ線条との間で干渉が生じるのを防止することができるもの推定される。また、独立導体Aと独立導体Bとを自動車の窓ガラス板に設けた場合には、この窓ガラス板近傍の車体と、このアンテナ導体又はアンテナ線条との間で干渉が生じるのを防止することができるもの推定される。
角αの角度のより好ましい範囲は、81〜99°であり、特に好ましい範囲は、85〜95°である。
図1,2に示す例は、特に小型化に貢献する傾向であり、図3〜6に示す例は、特にアンテナ利得を向上に貢献する傾向である。
図2に示すような平面アンテナであって、独立導体41〜48が設けられていない平面アンテナ(図7に示す平面アンテナであり、図7では第2のアンテナ線条20は省略されている)を、自動車の後部窓ガラス板の車内側面に銅箔を形成したもので製作し、測定を行った。この平面アンテナの動作周波数は2.38GHzであり、電波は左旋回円偏波とした。図7に第1のアンテナ線条10の寸法を示す。各部の寸法、定数は以下のとおりである。第1のアンテナ線条10と第2のアンテナ線条20とは、アンテナ中心を中心として点対称とした。
後部窓ガラス板の比誘電率 7.0、
第1のアンテナ線条10が構成する四角形の1辺の長さ(Lx=Ly)
15.19mm、
第1のアンテナ線条10の第2のアンテナ線条20との最近接部と、結合枝線2の最短間隔La 12.15mm、
一対の結合枝線1,2の最短間隔g 0.5mm、
R1 50.0mm、
窓の車体開口縁21とアンテナ中心との間の最短間隔 80mm、
電波の周波数 2.38GHz。
後部窓ガラス板の水平方向に対する傾き 26.0。
例1において、図2に示すとおり、8つの独立導体41〜48を設けた。独立導体41〜48の長さはすべて同じとし、独立導体41〜48の寸法を以下に示した。
L2 28.52mm、
L48 32.0mm、
α 90°、
β 45°、
θ1 90°、
θ2 90°、
独立導体41〜48の線幅 0.4mm。
独立導体48を設けていない以外は、例2と同様の平面アンテナを製作し、指向性を測定し、図11に示した。図11に示すアンテナ利得について、最大値は、4.46dBであり、最小値は、-13.94dBである。したがって、この最大値とこの最小値の差は、18.4dBであり、この差が小さいため、無指向性に近くなっており、さらに、ヌル点において、アンテナ利得が急激に低下していないことがわかる。
独立導体41,43,45,47及び48を設けていない以外は、例2と同様の平面アンテナを製作し(結局、図1に示すような平面アンテナ)、指向性を測定し、図12に示した。図12に示すアンテナ利得について、最大値は、0.62dBであり、最小値は、-22.48dBである。したがって、この最大値とこの最小値の差は、23.1dBであり、この差が例1より小さくなっており、無指向性に近くなっている。
4:給電部
5:仮定された半径R1の円
7:仮定された直線
8:横断線
9:誘電体基板である窓ガラス板
10:第1のアンテナ線条
11,12:一対の結合枝線
20:第2のアンテナ線条
41〜48:独立導体
51:アンテナ導体
54:給電点
58:無限横断線
X1:無限横断線8aが独立導体Aを貫通するか、又は、立体的に交差する箇所
X2:無限横断線8aが独立導体Bを貫通するか、又は、立体的に交差する箇所
L1:箇所X1と第1のアンテナ線条10との最短間隔
L2:箇所X2と第2のアンテナ線条20との最短間隔
θ1:箇所X1において、無限横断線8aと独立導体Aの直線部分とがなす角のうち小さい方の角
θ2:箇所X2において、無限横断線8aと独立導体Bの直線部分とがなす角のうち小さい方の角
g:結合枝線1の開放端1と結合枝線2の開放端との最短間隔
La:第1のアンテナ線条10の第2のアンテナ線条20との最近接部と、結合枝線2の最短間隔
Lx,Ly:アンテナ線条10が構成する四角形の1辺の長さ
L48:第8の独立導体の長さ
α:直線7と独立導体の直線部分とがなす角
β:半径R1の円の中心と第5の重心とを結ぶ直線17と直線7とがなす角のうちの小さい方の角
Claims (35)
- モノポールアンテナのアンテナ導体が誘電体基板に設けられている平面アンテナにおいて、
アンテナ導体と、それぞれ所定距離をおいて離間して設けられている2つの導体を備えており、該2つの導体をそれぞれ独立導体A、独立導体Bといい、
アンテナ導体の重心、又は、アンテナ導体の中心を通り、アンテナ導体の長手方向に平行な直線を無限横断線というとき、
該アンテナ導体は、該長手方向にアンテナ利得を有する形状及び寸法を有しており、
独立導体Aはアンテナ導体の片側に配されており、独立導体Bはアンテナ導体の残る片側に配されており、
かつ、無限横断線が、独立導体Aと独立導体Bとを貫通するか、又は、立体的に交差するように、独立導体Aと独立導体Bとが上記誘電体基板に配設されていることを特徴とする平面アンテナ。 - ループ状の第1のアンテナ線条と、ループ状の第2のアンテナ線条とが近接して誘電体基板に設けられている平面アンテナにおいて、
第1のアンテナ線条及び第2のアンテナ線条と、それぞれ所定距離をおいて離間して設けられている2つの導体を備えており、該2つの導体をそれぞれ独立導体A、独立導体Bといい、
第1のアンテナ線条の重心及び第2のアンテナ線条の重心を結ぶ直線、又は、第1のアンテナ線条の中心及び第2のアンテナ線条の中心を結ぶ直線を仮定し、該直線を横断線といい、さらに、横断線を無限に伸張させた直線を仮定し、該直線を無限横断線といい、
第1のアンテナ線条と第2のアンテナ線条との、それぞれの最近接部分の間の中心をアンテナ中心というとき、
アンテナ中心から見て、独立導体Aは第1のアンテナ線条側に配設されており、
アンテナ中心から見て、独立導体Bは第2のアンテナ線条側に配設されており、
無限横断線が、独立導体Aと独立導体Bとを貫通するか、又は、立体的に交差するように、独立導体Aと独立導体Bとが上記誘電体基板に設けられていることを特徴とする平面アンテナ。 - 前記無限横断線が前記独立導体Aと前記独立導体Bとを貫通するか、又は、立体的に交差する箇所において、独立導体Aと独立導体Bがそれぞれ直線部分又は曲線部分を有し、
該箇所における、無限横断線と、独立導体Aの該直線部分又は該曲線部分の接線とがなす角のうち小さい方の角の角度が、72〜108°であり、
該箇所における、無限横断線と、独立導体Bの該直線部分又は該曲線部分の接線とがなす角のうち小さい方の角の角度が、72〜108°である請求項2に記載の平面アンテナ。 - 前記独立導体A及び前記独立導体Bがともに長手方向を有する形状を有し、
前記無限横断線と独立導体Aの長手方向とがなす角のうち小さい方の角の角度が、72〜108°であり、
無限横断線と独立導体Bの長手方向とがなす角のうち小さい方の角の角度が、72〜108°である請求項2又は3に記載の平面アンテナ。 - 前記無限横断線が、前記独立導体Aと前記独立導体Bとを貫通するか、又は、立体的に交差する箇所において、
独立導体Aの該箇所と前記第1のアンテナ線条との最短間隔をL1といい、独立導体Bの該箇所と前記第2のアンテナ線条との最短間隔をL2といい、通信する電波の空気中の波長をλ0というとき、
L1及びL2がそれぞれ10mm〜0.51λ0である請求項2〜4のいずれかに記載の平面アンテナ。 - 前記独立導体Aが直線及び曲線の少なくとも一方からなり、
前記独立導体Bが直線及び曲線の少なくとも一方からなる請求項2〜5のいずれかに記載の平面アンテナ。 - 前記アンテナ中心を中心として、前記独立導体Aと前記独立導体Bとが相互に点対称又は略点対称に配設されている請求項2〜6のいずれかに記載の平面アンテナ。
- ループ状の第1のアンテナ線条と、ループ状の第2のアンテナ線条とが近接して自動車の窓ガラス板に設けられ、かつ、窓の車体開口縁の近傍に配されている平面アンテナにおいて、
第1のアンテナ線条の重心及び第2のアンテナ線条の重心を結ぶ直線、又は、第1のアンテナ線条の中心及び第2のアンテナ線条の中心を結ぶ直線を仮定し、該直線を横断線というとき、
該窓ガラス板には独立導体Cが設けられており、独立導体Cが長手方向を有する形状を有し、独立導体Cの長手方向と横断線とが窓の車体開口縁にそれぞれ平行又は略平行になるように、かつ、独立導体Cと窓の車体開口縁との間に、第1のアンテナ線条と第2のアンテナ線条とが配されるように、独立導体C、第1のアンテナ線条及び第2のアンテナ線条が配設されていることを特徴とする平面アンテナ。 - 前記第1のアンテナ線条の代わりに、ループ状の導電性線条の一部を所定長にわたって切除してなる容量結合部を有するアンテナ線条を用い、第1のアンテナ線条とし、
前記第2のアンテナ線条の代わりに、ループ状の導電性線条の一部を所定長にわたって切除してなる容量結合部を有するアンテナ線条を用い、第2のアンテナ線条とした請求項2〜8のいずれかに記載の平面アンテナ。 - 前記第1のアンテナ線条と前記第2のアンテナ線条との、それぞれの最近接部分の間の中心をアンテナ中心というとき、
アンテナ中心を中心とする半径R1の円を仮定し、通信する電波の空気中の波長をλ0というときに、
前記独立導体Cの一部分又は全体が、R1=(0.3〜0.68)・λ0のドーナツ状の領域に設けられており、
前記窓の車体開口縁が、R1=(0.3〜0.68)・λ0のドーナツ状の領域に存在する請求項8に記載の平面アンテナ。 - 前記第1のアンテナ線条及び前記第2のアンテナ線条と離間して設けられている複数の導体とを備えており、該複数の導体のそれぞれを独立導体といい、第1のアンテナ線条と第2のアンテナ線条との、それぞれの最近接部分の間の中心をアンテナ中心というとき、
複数の独立導体のうちの2つがそれぞれ前記独立導体A、前記独立導体Bであり、
アンテナ中心を中心とする半径R1の円を仮定し、通信する電波の空気中の波長をλ0というとき、
独立導体A及び独立導体Bを除く複数の独立導体のうちの少なくとも1つの一部分又は全体が、R1=(0.3〜0.68)・λ0のドーナツ状の領域に設けられている請求項2〜7のいずれかに記載の平面アンテナ。 - 前記複数の独立導体のうちの少なくとも1つの主要部、全部、中心又は重心が、R1=(0.3〜0.68)・λ0のドーナツ状の領域に設けられている請求項11に記載の平面アンテナ。
- 前記複数の独立導体のうちのうちの少なくとも1つの形状が線状であり、かつ、該線状の独立導体の導体長をLCとし、前記誘電体基板の材質の波長短縮率をkとしたとき、λg=λ0・kである場合に、
該線状の独立導体のうちの1つ以上について、LC/λg=0.2〜0.65を満足する請求項11又は12に記載の平面アンテナ。 - 前記複数の独立導体のうちの少なくとも一つの形状が線状以外の形状要素を備え、かつ、該独立導体の最大幅をLCMとし、前記誘電体基板の材質の波長短縮率をkとしたとき、λg=λ0・kである場合に、
該独立導体のうちの1つ以上について、LCM/λg=0.2〜0.65を満足する請求項11〜13のいずれかに記載の平面アンテナ。 - 前記複数の独立導体のうち、前記アンテナ中心を中心として相互に点対称又は略点対称に配設されている独立導体が少なくとも1対含まれている請求項11〜14のいずれかに記載の平面アンテナ。
- 前記複数の独立導体のうちの1つ以上が直線部分を有し、該直線部分を有する独立導体のうちの少なくとも1つについて、
前記半径R1の円の中心と該独立導体の直線部分の中心点とを結ぶ直線を仮定するとき、該直線と該独立導体の直線部分とがなす角αの角度が、72〜108°である請求項11〜15のいずれかに記載の平面アンテナ。 - 前記複数の独立導体のうちの1つ以上が曲線部分を有し、該曲線部分を有する独立導体のうちの少なくとも1つについて、
前記半径R1の円の中心と該独立導体の曲線部分の中心点とを結ぶ直線を仮定し、該中心点における、該独立導体の曲線部分の接線を仮定するとき、該直線と該接線とがなす角αの角度が、72〜108°である請求項11〜15のいずれかに記載の平面アンテナ。 - 前記独立導体A及び前記独立導体Bを除く前記複数の独立導体のうちの1つ以上が長手方向を有する形状を有し、
前記半径R1の円の中心と該独立導体の長手方向の中心点とを結ぶ直線を仮定するとき、該直線と該長手方向とがなす角αの角度が、72〜108°である請求項11〜15のいずれかに記載の平面アンテナ。 - 前記独立導体A及び前記独立導体Bを除く前記複数の独立導体のうちの1つ以上が半円、略半円、弓形又は略弓形の弧の形状を有し、該半円、略半円、弓形又は略弓形の元となる円の中心が、前記半径R1の円の中心と一致又は略一致する請求項11〜18のいずれかに記載の平面アンテナ。
- 第1〜8の独立導体が時計周り方向に、該1〜8の番号順に順次、前記誘電体基板に配設されており、
前記独立導体Aが第2の独立導体であり、
前記独立導体Bが第6の独立導体であり、
第1〜8の独立導体の重心のそれぞれを第1〜8の重心といい、前記半径R1の円の中心と第1〜8の重心とを結ぶ直線を仮定しそれぞれ第1〜8の重心線といい、Nが自然数であり、かつ、1から7まで変化する場合、
第Nの重心線と第(N+1)の重心線のなす角度のうちの小さい方の角、及び、第1の重心線と第8の重心線のなす角のうちの小さい方の角の角度が、40.5〜49.5°である請求項2〜7のいずれかに記載の平面アンテナ。 - 前記誘電体基板が自動車の窓ガラス板であり、
車内側又は車外側から見て、第1〜7の、7つの独立導体が時計周り方向に、該1〜7の番号順に順次、窓ガラス板に配設されており、
前記独立導体Aが第2の独立導体であり、
前記独立導体Bが第6の独立導体であり、
第1〜7の独立導体の重心のそれぞれを第1〜7の重心といい、前記半径R1の円の中心と第1〜7の重心とを結ぶ直線を仮定しそれぞれ第1〜7の重心線といい、Nが自然数であり、かつ、1から6まで変化する場合、
第Nの重心線と第(N+1)の重心線のなす角のうちの小さい方の角の角度が、40.5〜49.5°であり、
第1の重心線と第7の重心線のなす角度のうちの小さい方の角の角度が、81〜99°であり、
第1の重心と第7の重心とを結ぶ直線を仮定するとき、該直線と窓の車体開口縁とが平行又は略平行であり、
第1の独立導体が第3の独立導体より窓の車体開口縁側に配されている請求項2〜21のいずれかに記載の平面アンテナ。 - 前記第1のアンテナ線条及び前記第2のアンテナ線条のそれぞれが構成する図形が、三角形、略三角形、四角形状、略四角形状、円、略円、楕円又略楕円である請求項2〜7のいずれかに記載の平面アンテナ。
- 前記第1のアンテナ線条及び前記第2のアンテナ線条のそれぞれが構成する図形が、正方形又は略正方形である請求項2〜21のいずれかに記載の平面アンテナ。
- 前記第1のアンテナ線条の任意点と、該任意点以外の別の第1のアンテナ線条の点とを容量結合させる手段を備えており、
前記第2のアンテナ線条の任意点と、該任意点以外の別の第2のアンテナ線条の点とを容量結合させる手段を備えている請求項2〜23のいずれかに記載の平面アンテナ。 - 前記第1のアンテナ線条に接続され第1のアンテナ線条の内側に伸長されている一対の結合枝線からなる第1の容量結合用線条が設けられており、該一対の結合枝線の開放端が相互に近接して容量結合されており、
該一対の結合枝線が相互に平行であるか、又は、一直線上にある場合には、該一対の結合枝線のそれぞれの開放端が相互に最近接部分であり、
該一対の結合枝線が相互に平行でない場合には、該一対の結合枝線の最近接部分の近傍に、該一対の結合枝線のそれぞれの開放端があるか、又は、該一対の結合枝線の開放端のいずれか一方があり、
前記第2のアンテナ線条に接続され第2のアンテナ線条の内側に伸長されている一対の結合枝線からなる第2の容量結合用線条が設けられており、該一対の結合枝線の開放端が相互に近接して容量結合されており、
該一対の結合枝線が相互に平行であるか、又は、一直線上にある場合には、該一対の結合枝線のそれぞれの開放端が相互に最近接部分であり、
該一対の結合枝線が相互に平行でない場合には、該一対の結合枝線の最近接部分の近傍に、該一対の結合枝線のそれぞれの開放端があるか、又は、該一対の結合枝線の開放端のいずれか一方がある請求項2〜24のいずれかに記載の平面アンテナ。 - 前記第1のアンテナ線条に接続され第1のアンテナ線条の内側に伸長されている第1の枝線が設けられており、第1の枝線に近接する第1の枝線以外の枝線は第1のアンテナ線条の内側に設けられてなく、
前記第2のアンテナ線条に接続され第2のアンテナ線条の内側に伸長されている第2の枝線が設けられており、第2の枝線に近接する第2の枝線以外の枝線は第2のアンテナ線条の内側に設けられてなく、
第1の枝線及び第2の枝線の両方が開放端を有している請求項2〜24のいずれかに記載の平面アンテナ。 - 前記第1のアンテナ線条の任意点と、該任意点以外の別の第1のアンテナ線条の点とを接続する第1の補助線を備えており、
前記第2のアンテナ線条の任意点と、該任意点以外の別の第2のアンテナ線条の点とを接続する第2の補助線を備えており、
第1の補助線と第2の補助線とがアンテナ中心を中心として、点対称又は略点対称である請求項2〜24のいずれかに記載の円偏波用の平面アンテナ。 - 前記第1のアンテナ線条の任意点と、該任意点以外の別の第1のアンテナ線条の点とを接続する第1の補助線を備えており、
前記第2のアンテナ線条の任意点と、該任意点以外の別の第2のアンテナ線条の点とを接続する第2の補助線を備えており、
前記第1のアンテナ線条と前記第1の補助線とで囲まれる領域であって、第1のアンテナ線条の前記最近接部分に接していない領域の少なくとも一部に導電層が設けられており、
前記第2のアンテナ線条と前記第2の補助線とで囲まれる領域であって、第2のアンテナ線条の前記最近接部分に接していない領域の少なくとも一部に導電層が設けられている請求項2〜23のいずれかに記載の平面アンテナ。 - 前記第1のアンテナ線条の任意点と、該任意点以外の別の第1のアンテナ線条の点とを接続する第1の補助線を備えており、
前記第2のアンテナ線条の任意点と、該任意点以外の別の第2のアンテナ線条の点とを接続する第2の補助線を備えており、
前記第1のアンテナ線条に第1の給電箇所が設けられており、前記第2のアンテナ線条に第2の給電箇所が設けられており、
第1のアンテナ線条と前記第1の補助線とで囲まれる領域であって、第1の給電箇所に接している領域の少なくとも一部に導電層が設けられており、
第2のアンテナ線条と前記第2の補助線とで囲まれる領域であって、第2の給電箇所に接している領域の少なくとも一部に導電層が設けられている請求項2〜23のいずれかに記載の平面アンテナ。 - 前記第1のアンテナ線条の前記最近接部分又は該最近接部分の近傍に第1の給電箇所が設けられており、
前記第2のアンテナ線条の前記最近接部分又は該最近接部分の近傍に第2の給電箇所が設けられている請求項2〜29のいずれかに記載の記載の平面アンテナ。 - 前記平面アンテナを受信用アンテナとして用いる場合には、第1のアンテナ線条と第2のアンテナ線条とから給電するようにし、
前記平面アンテナを送信用アンテナとして用いる場合には、第1のアンテナ線条と第2のアンテナ線条へ給電する請求項2〜30のいずれかに記載の記載の平面アンテナ。 - アンテナ導体の形状が、コの字状、略コの字状、Uの字状、略Uの字状、Cの字状又は略Cの字状を備える請求項1に記載の記載の平面アンテナ。
- 前記通信する電波の周波数が、1〜6GHzの間に存在する周波数を含む請求項1〜32のいずれかに記載の平面アンテナ。
- 前記通信する電波の周波数が、2.10〜2.65GHzの間に存在する周波数を含む請求項1〜33のいずれかに記載の平面アンテナ。
- 前記誘電体基板が自動車用の窓ガラス板であり、請求項1〜7、11〜20のいずれかに記載の平面アンテナを設けた自動車用の窓ガラス板。
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- 2006-09-20 JP JP2006254280A patent/JP2007124630A/ja not_active Withdrawn
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