JP3410617B2 - 薄膜のパターニング方法 - Google Patents

薄膜のパターニング方法

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JP3410617B2 JP31839696A JP31839696A JP3410617B2 JP 3410617 B2 JP3410617 B2 JP 3410617B2 JP 31839696 A JP31839696 A JP 31839696A JP 31839696 A JP31839696 A JP 31839696A JP 3410617 B2 JP3410617 B2 JP 3410617B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、半導体、導体及び
絶縁体等の薄膜のパターニング方法に関するもので、特
に、液晶表示装置を構成する各種薄膜のパターニング方
法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】液晶表示装置としては、互いに交差する
複数本のゲート配線と複数本のデータ配線とともに、ア
モルファスシリコンにより構成した薄膜トランジスタ
(TFT)またはMIM素子を基板上に形成した、所謂
アクティブマトリクス基板を用いたものが知られてい
る。 【0003】一方、薄膜のパターニング方法は、図5
(a)に示すように、絶縁性基板51上に被エッチング
膜52を成膜し、被エッチング膜52上にレジスト53
を塗布する。 【0004】そして、クロムまたは酸化クロム等の遮光
膜が成膜された遮光部54と、遮光膜が成膜されていな
い透光部55とが、所望するパターンに応じて形成され
ているフォトマスク56を介して、レジスト53に光5
7を照射して露光し、図5(b)に示すように、感光し
たレジスト53aとする。 【0005】次に、図5(c)に示すように、感光した
レジスト53aを現像することによって除去し、所望す
るパターンのレジスト53を得る。さらに、図5(d)
に示すように、ウェットエッチングまたはドライエッチ
ングすることにより、被エッチング膜52をパターニン
グし、図5(e)に示すように、レジスト53を剥離す
る。 【0006】このような工程を目的とする被エッチング
膜52の数だけ繰り返し、目的とする膜を重ね合せるこ
とが必要である。 【0007】図6に示すような、アクティブマトリクス
基板にエッチングストッパーを用いない逆スタガ型のT
FTを形成する場合には、以下のような製造工程が用い
られる。 【0008】まず、図7(a)に示すように、絶縁性基
板51上にゲート配線58を形成し、ゲート配線58上
にゲート絶縁膜59、ドープを行っていないアモルファ
スシリコンからなるi層60及びリン等を高濃度でドー
プしたシリコンからなるn+層61を順次積層する。 【0009】そして、図7(b)に示すように、レジス
ト53を塗布してパターニングし、図7(c)に示すよ
うに、i層60及びn+層61をエッチングして、図7
(d)に示すように、レジスト53を剥離する。 【0010】次に、図7(e)に示すように、レジスト
53を塗布して図7(b)に示すパターンとは異なるパ
ターンにパターニングし、図7(f)に示すように、T
FTのチャネル部62のn+層61のみをエッチングし
て、図7(g)に示すように、レジスト53を剥離する
ことでチャネル部62を形成し、データ配線63及び画
素電極64を形成してTFTを得る。 【0011】このように、エッチングストッパーを用い
ない逆スタガ型のTFTを形成する場合には、少なくと
も2回の薄膜のパターニング工程を行わなければならな
い。 【0012】 【発明が解決しようとする課題】前述したように、少な
くとも二つの異なる材料または膜厚からなる被エッチン
グ膜をエッチングする場合、各被エッチング膜の数のパ
ターニング工程を行わなければならず、工程が長くなっ
たり、各パターニング工程毎でフォトマスクの位置ずれ
が生じたりするという問題点がある。 【0013】本発明は、以上のような従来の問題点に鑑
みなされたものであって、少なくとも二つの異なる材料
または膜厚からなる被エッチング膜を、1回のパターニ
ング工程でエッチングできるパターニング方法を提供す
ることを目的としている。 【0014】 【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明の薄膜のパターニング方法は、被エッチ
ング膜上にレジストを塗布する工程と、前記レジストを
所望のパターンのフォトマスクを用いて感光させる工程
と、前記レジストを所望のパターンに現像する工程と、
前記被エッチング膜をドライエッチングする工程とを有
する薄膜のパターニング方法に於いて、前記被エッチン
グ膜上に感度の異なる第1乃至第3のレジストをこの順
に積層し、これらのレジストのうちで前記第1のレジス
トが最も感度が低く、前記第3のレジストが最も感度が
高く、該レジストを3つの異なる透過率を有する部分が
形成されたフォトマスクを用いて感光させ、前記レジス
トを3つの異なる膜厚に現像し、前記レジストをアッシ
ングしながら前記被エッチング膜をドライエッチングす
ことを特徴としている。 【0015】 【0016】 【0017】 【0018】本発明の薄膜のパターニング方法によれ
ば、レジストを少なくとも二つの異なる膜厚に現像し、
レジストをアッシングしながら被エッチング膜をドライ
エッチングすることにより、レジストの下層の被エッチ
ング膜は、レジストがアッシングされた後にエッチング
が行われるため、レジストの膜厚で被エッチング膜のエ
ッチング量を制御して、少なくとも二つの異なる材料ま
たは膜厚からなる被エッチング膜を1回のエッチングで
パターニングすることができる。 【0019】このことは、少なくとも二つの異なるパタ
ーンを有するフォトマスクを用いてレジストを連続して
感光させ、レジストを少なくとも二つの異なる膜厚に現
像することにより、容易に実現することができる。 【0020】また、少なくとも二つの異なる透過率を有
する部分が形成されたフォトマスクを用いてレジストを
感光させ、レジストを少なくとも二つの異なる膜厚に現
像することによっても、容易に実現することができる。 【0021】さらに、レジストは、少なくとも二つの異
なる感度を有するレジストが積層されたものであること
により、レジストを少なくとも二つの異なる膜厚に制御
することが簡便になるとともに、レジストの膜厚を正確
に制御することができる。 【0022】 【発明の実施の形態】図1乃至図4を用いて、本発明の
実施の形態について説明する。図1は本発明の概念を説
明する工程図、図2は本発明の範囲外であるが本発明の
理解の助けとなる第1のパターニング方法を説明する工
程図、図3は本発明の範囲外であるが本発明の理解の助
けとなる第2のパターニング方法を説明する工程図、図
4は本発明に係わるパターニング方法を説明する工程図
である。 【0023】図1を用いて本発明について説明する。図
1(a)に示すように、ガラス等からなる絶縁性基板1
上にTa等からなるゲート配線2を形成し、ゲート配線
2上にシリコン酸化膜等からなるゲート絶縁膜3、ドー
プを行っていないアモルファスシリコンからなるi層4
及びリン等を高濃度でドープしたシリコンからなるn+
層5を順次積層する。 【0024】次に、図1(b)に示すように、レジスト
6を塗布してパターニングする際に、所望する部位にレ
ジストの薄い部分6aを設け、図1(c)に示すよう
に、レジスト6をアッシングしながらドライエッチング
を行うことにより、レジスト6が存在していない部位の
+層5及びi層4をエッチングするとともに、レジス
トの薄い部分6aの下層のn+層5をエッチングする。
エッチング後のレジスト6bは、一部がアッシングされ
ているため薄くなっている。そして、図1(d)に示す
ように、レジスト6を剥離してTFTのチャネル部7を
形成する。 【0025】このように、レジスト6をアッシングしな
がらドライエッチングを行うことにより、レジスト6が
存在していない部位のn+層5及びi層4は通常のよう
にエッチングされる。そして、レジストの薄い部分6a
の下層のn+層5は、レジストの薄い部分6aが完全に
エッチングされてからn+層5のエッチングが行われる
ため、n+層5の下層のi層4までエッチングされるこ
とがないように制御することができる。そして、通常の
膜厚のレジスト6部分は一部がアッシングされて薄くな
り、エッチング後のレジスト6bのようになるが、レジ
スト6が完全になくなるわけではないので、その下層の
+層5及びi層4はエッチングされることがないよう
に制御することができる。 【0026】レジスト6のアッシングとn+層5及びi
層4のエッチングとを同時に行うためには、プロセスガ
スとしてHCl+SF6+O2の混合ガスを用いればよ
い。 【0027】レジストの薄い部分6aの厚さは、実際の
プロセスにおけるレジスト6のアッシングレート並びに
+層5及びi層4の膜厚及びエッチングレートから決
定すればよい。 【0028】具体的には、レジスト6が存在していない
部位のn+層5及びi層4がエッチングされると同時
に、レジストの薄い部分6aがアッシングされてその下
層のn+層5がエッチングされる必要があり、n+層5に
ついては、レジスト6が存在していない部位とレジスト
の薄い部分6aとで同様にエッチングされることから、
i層4のエッチング時間とレジストの薄い部分6aのア
ッシング時間とを同じにすればよいのである。 【0029】例えば、レジスト6のアッシングレート、
+層5のエッチングレート及びi層4のエッチングレ
ートの比が5:2:1で、n+層5の膜厚が50nm及
びi層4の膜厚が100nmであり、10%のオーバー
エッチングを行うとする場合、レジストの薄い部分6a
の膜厚は550nmとすればよく、通常の厚さのレジス
ト6の膜厚は700nm以上あればよい。特に、レジス
トの薄い部分6aの膜厚は正確に制御する必要がある。 【0030】ここで、図2乃至図4を用いて、少なくと
も二つの異なる膜厚のレジスト6を形成するためのパタ
ーニング方法について説明する。 【0031】(参考となる第1のパターニング方法)図
2(a)に示すように、絶縁性基板1上に被エッチング
膜8を成膜し、被エッチング膜8上にレジスト6を塗布
する。そして、クロムまたは酸化クロム等の遮光膜が成
膜された遮光部9と、遮光膜が成膜されていない透光部
10とが、所望するパターンに応じて形成されている第
1のフォトマスク11aを介して、図2(b)に示すよ
うに、感光したレジスト6cとする。 【0032】次に、図2(c)に示すように、遮光部9
と透光部10とが所望するパターンに応じて形成されて
いる第2のフォトマスク11bを介して、レジスト6に
第2の光12bを照射して露光し、図2(d)に示すよ
うに、厚さの異なる感光したレジスト6cを形成する。 【0033】そして、図2(e)に示すように、感光し
たレジスト6cを現像することによって除去し、レジス
トの薄い部分6aを有する所望するパターンのレジスト
6を得る。 【0034】さらに、図2(f)に示すように、レジス
ト6をアッシングしながらドライエッチングを行うこと
により、レジストが存在していない部位の被エッチング
膜8をエッチングするとともに、レジストの薄い部分6
aの下層の被エッチング膜8の一部をエッチングする。
エッチング後のレジスト6bは、一部がアッシングされ
ているため薄くなっている。 【0035】そして、図2(g)に示すように、レジス
ト6を剥離し、膜厚の薄い被エッチング膜8aを有する
所望するパターンの被エッチング膜8を形成して、パタ
ーニングを終了する。 【0036】このように、少なくとも二つの異なる膜厚
のレジスト6を形成するためには、少なくとも二つの異
なるパターンのフォトマスク11を用いて、連続して露
光を行うようにすればよい。 【0037】図2の場合、第1の光12aは、レジスト
の薄い部分6aの膜厚を制御し、レジストの薄い部分6
aが所望する膜厚となるような光量で照射すればよく、
第2の光12bは、現像で除去する部位のレジスト6を
完全に感光したレジスト6cにできるような光量で照射
すればよい。 【0038】(参考となる第2のパターニング方法)図
3(a)に示すように、絶縁性基板1上に被エッチング
膜8を成膜し、被エッチング膜8上にレジスト6を塗布
する。そして、遮光部9と、透光部10と、第1の透過
率を有する第1の半透過部13aと、第2の透過率を有
する第2の半透過部13bとが、所望するパターンに応
じて形成されているフォトマスク11を介して、レジス
ト6に光12を照射して露光する。 【0039】このとき、第1の半透過部13aを透過し
た光12は第1の透過率の光12cとなり、第2の半透
過部13bを透過した光12は第2の透過率の光12d
となるため、図3(b)に示すように、厚さの異なる感
光したレジスト6cを形成することができる。 【0040】そして、図3(c)に示すように、感光し
たレジスト6cを現像することによって除去し、レジス
トの薄い部分6a及びレジストのさらに薄い部分6dを
有する所望するパターンのレジスト6を得る。 【0041】さらに、図3(d)に示すように、レジス
ト6をアッシングしながらドライエッチングを行うこと
により、レジストが存在していない部位の被エッチング
膜8、レジストの薄い部分6aの下層の被エッチング膜
8の一部及びレジストのさらに薄い部分6dの下層の被
エッチング膜8の一部をエッチングする。エッチング後
のレジスト6bは、一部がアッシングされているため薄
くなっている。 【0042】そして、図3(e)に示すように、レジス
ト6を剥離し、膜厚の薄い被エッチング膜8a及び膜厚
のさらに薄い被エッチング膜8bを有する所望するパタ
ーンの被エッチング膜8を形成して、パターニングを終
了する。 【0043】このように、少なくとも二つの異なる膜厚
のレジスト6を形成するためには、少なくとも二つの異
なる透過率を有する部分が形成されたフォトマスク11
を用いて、1回の露光を行うようにすればよい。 【0044】図3の場合、第1の半透過部13aは、レ
ジストの薄い部分6aの膜厚を制御し、レジストの薄い
部分6aが所望する膜厚となるように第1の半透過部1
3aの透過率を設定すればよく、第2の半透過部13b
は、レジストのさらに薄い部分6dの膜厚を制御し、レ
ジストのさらに薄い部分6dが所望する膜厚となるよう
に第2の半透過部13bの透過率を設定すればよい。光
12は、現像で除去する部位のレジスト6を完全に感光
したレジスト6cにできるような光量で照射すればよ
い。 【0045】(本発明のパターニング方法)図4(a)
に示すように、絶縁性基板1上に被エッチング膜8を成
膜し、被エッチング膜8上に感度の異なる第1のレジス
ト6e、第2のレジスト6f及び第3のレジスト6gを
塗布して積層する。 【0046】そして、遮光部9と、透光部10と、第1
の透過率を有する第1の半透過部13aと、第2の透過
率を有する第2の半透過部13bとが、所望するパター
ンに応じて形成されているフォトマスク11を介して、
第1のレジスト6e、第2のレジスト6f及び第3のレ
ジスト6gに光12を照射して露光する。 【0047】このとき、第1の半透過部13aを透過し
た光12は第1の透過率の光12cとなり、第2の半透
過部13bを透過した光12は第2の透過率の光12d
となるため、図4(b)に示すように、厚さの異なる感
光したレジスト6cを形成することができる。 【0048】そして、図4(c)に示すように、感光し
たレジスト6cを現像することによって除去し、所望す
るパターンの第1のレジスト6e、第2のレジスト6f
及び第3のレジスト6gを得る。 【0049】さらに、図4(d)に示すように、第1の
レジスト6e、第2のレジスト6f及び第3のレジスト
6gをアッシングしながらドライエッチングを行うこと
により、レジスト6が存在していない部位の被エッチン
グ膜8、第1のレジスト6eと第2のレジスト6fとが
積層された部分の下層の被エッチング膜8の一部及び第
1のレジスト6eのみの部分の下層の被エッチング膜8
の一部をエッチングする。エッチング後には、第2のレ
ジスト6f及び第3のレジスト6gは全てアッシングさ
れているため、第1のレジスト6eと第2のレジスト6
fと第3のレジスト6gとが積層されていた部分の第1
のレジスト6eのみが残っている。 【0050】そして、図4(e)に示すように、第1の
レジスト6eを剥離し、膜厚の薄い被エッチング膜8a
及び膜厚のさらに薄い被エッチング膜8bを有する所望
するパターンの被エッチング膜8を形成して、パターニ
ングを終了する。 【0051】このように、少なくとも二つの異なる膜厚
のレジスト6を形成するためには、少なくとも二つの異
なる感度を有するレジスト6を積層し、少なくとも二つ
の異なる透過率を有する部分が形成されたフォトマスク
11を用いて、1回の露光を行うようにすればよい。 【0052】図4の場合、第1のレジスト6eとして感
度の最も低いものを用い、第3のレジスト6gとして感
度の最も高いものを用いれば、第1の透過率の光12c
は、第3のレジスト6gのみを感光したレジスト6cと
し、第2の透過率の光12dは、第3のレジスト6g及
び第2のレジスト6fを感光したレジスト6cとし、光
12は、第3のレジスト6g、第2のレジスト6f及び
第1のレジスト6eを感光したレジスト6cとして、異
なる膜厚のレジスト6を形成することができる。 【0053】例えば、レジスト6の膜厚を400nm、
1000nm及び1500nmの3種類に異ならせたい
場合、第1のレジスト6eを400nm、第2のレジス
ト6fを600nm及び第3のレジスト6gを500n
mの厚さで積層すればよい。 【0054】また、少なくとも二つの異なる膜厚のレジ
スト6を形成するためには、上記以外に、本発明に含ま
れない参考的な方法としては、少なくとも二つの異なる
感度を有するレジスト6を積層し、上記の参考となる
1のパターニング方法で説明したように、少なくとも二
つの異なるパターンのフォトマスク11を用いて、連続
して露光を行う方法もある。 【0055】 【発明の効果】以上の説明のように、本発明の薄膜のパ
ターニング方法によれば、レジストを少なくとも二つの
異なる膜厚に現像し、レジストをアッシングしながら被
エッチング膜をドライエッチングすることにより、少な
くとも二つの異なる材料または膜厚からなる被エッチン
グ膜を1回のエッチングでパターニングすることができ
るため、パターニングに係わる工数を大幅に削減できる
とともに、パターニング工程毎のフォトマスクの位置ず
れを生じることがなくなる。 【0056】このことは、少なくとも二つの異なるパタ
ーンを有するフォトマスクを用いてレジストを連続して
感光させ、レジストを少なくとも二つの異なる膜厚に現
像することにより、容易に実現することができる。 【0057】また、少なくとも二つの異なる透過率を有
する部分が形成されたフォトマスクを用いてレジストを
感光させ、レジストを少なくとも二つの異なる膜厚に現
像することによっても、容易に実現することができる。 【0058】さらに、レジストは、少なくとも二つの異
なる感度を有するレジストが積層されたものであること
により、レジストを少なくとも二つの異なる膜厚に制御
することが簡便になるとともに、レジストの膜厚を正確
に制御することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】(a)〜(d)は本発明の概念を説明する工程
図である。 【図2】(a)〜(g)は本発明の理解の助けとなる
1のパターニング方法を説明する工程図である。 【図3】(a)〜(e)は本発明の理解の助けとなる
2のパターニング方法を説明する工程図である。 【図4】(a)〜(e)は本発明に係わるパターニング
方法を説明する工程図である。 【図5】(a)〜(e)は従来の薄膜のパターニング方
法を示す工程図である。 【図6】エッチングストッパーを用いない逆スタガ型の
TFTを示す断面図である。 【図7】(a)〜(g)は従来の薄膜のアクティブマト
リクス基板のパターニング方法を示す工程図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−27636(JP,A) 特開 平2−156624(JP,A) 特開 昭63−258022(JP,A) 特開 昭64−76723(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/3065 G02F 1/1368 H01L 21/027 H01L 21/336

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 被エッチング膜上にレジストを塗布する
    工程と、前記レジストを所望のパターンのフォトマスク
    を用いて感光させる工程と、前記レジストを所望のパタ
    ーンに現像する工程と、前記被エッチング膜をドライエ
    ッチングする工程とを有する薄膜のパターニング方法
    於いて、 前記被エッチング膜上に感度の異なる第1乃至第3のレ
    ジストをこの順に積層し、これらのレジストのうちで前
    記第1のレジストが最も感度が低く、前記第3のレジス
    トが最も感度が高く、該レジストを3つの異なる透過率
    を有する部分が形成されたフォトマスクを用いて感光さ
    せ、前記レジストを3つの異なる膜厚に現像し、前記レ
    ジストをアッシングしながら前記被エッチング膜をドラ
    イエッチングする ことを特徴とする薄膜のパターニング
    方法。
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