JP4936257B2 - 液晶表示装置とその製造方法 - Google Patents
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Description
さらにガラス基板が大型になると発生する静電気の量も非常に大容量となりゴミの付着や静電気破壊が多発し大型液晶表示素子の歩留りを低いものにしていた。
そのためにホトマスク間のミスアライメントが生じるという問題があった。
〔手段1〕前記薄膜トランジスタ素子のゲート絶縁膜を基板上に堆積する時、有効画素領域を含む局部のみに部分的に堆積し、薄膜トランジスタ素子の半導体層とパッシベーション保護膜は基板全面に堆積する。
次にパッシベーション膜を基板全面または有効画素領域を含む局部のみに部分的に堆積する。その後薄膜トランジスタ素子のチャネル部と映像信号配線ならびにドレイン電極を形成するために余分なパッシベーション膜と半導体層を除去してから透明画素電極を形成する。
それから薄膜トランジスタのチャネル部分をパターンニングしてから映像信号配線と画素電極を同時に形成した後薄膜トランジスタのチャネル部分のn+層を除去する。次にパッシベーション膜を基板全面に堆積してから駆動用ICと接続するために端子部にコンタクトホールをあける。
堆積膜厚の厚いゲート絶縁膜を必要最低限の面積に堆積することでガラス基板におよぼす応力を減少することができるのでパターンの変形も小さくなる。そのためにホトマスク間のミスアライメント量も減少するので、ミスアライメントが原因で生じる表示ムラが大幅に減少する。
同様に対向基板であるカラーフィルター基板と薄膜トランジスタ基板との合着ミスアライメント量も減少するので、液晶セル工程での歩留りも大幅に向上する。
大幅なコストダウンと大幅な生産性効率向上が実現できる。さらにこの工程ではパッシベーション膜は、有効画面全域を被覆しておらずガラス基板に対して大きな応力を与えることがない。そのためガラス基板寸法変化が最も少ないプロセスであり、液晶表示画面が超大型化した時に液晶セル工程で、カラーフィルター基板と薄膜アクティブマトリックス基板を合着する時に発生する合着アライメント誤差を最少化できる。この工程ではゲート電極と画素電極(ドレイン電極)のホトマスクアライメント誤差も従来のものとかわらずプロセスの安定性も非常に高いので表示ムラの発生も少なく高い歩留りを実現できる。
裏面露光技術を用いることでセルフアライン技術の適用も可能であり超大画型液晶画面を実現できる。
さらに画素内部の液晶駆動電極と、液晶駆動電極と対向している画素共通電極との電極膜厚を薄くできるために、液晶セル工程のラビング処理が非常にやりやすくなる。このためにラビング処理密度と均一性を非常に高めることができるので信頼性と再現性の良いムラの無い画質を得ることができる。
シリコンと窒素の成分比率を変化させることで自由にUV光の透過量を調整できる。図29にあるように未露光部のポジレジスト膜厚▲30▼は1.2〜2.0μm程度であり半透過光量領域の露光領域のポジレジスト膜厚▲31▼は0.05〜0.2μm付近を使用する。n+層の上の金属層はウェットエッチングで加工して必要な部分に金属層を残す。次に希フッ硝酸でn+層とノンドープ半導体層をウェットエッチングしても良いし、ドライエッチングでn+層とノンドープ半導体層を除去しても良い。それから薄膜トランジスタ素子のチャネル部分の半透過光量領域▲24▼の薄く残ったポジレジストをプラズマ・アッシング処理により除去する。チャネル部の金属層とn+層を前と同じウェットエッチングとドライエッチングにより除去する。最後にパッシベーション膜を局所的に部分堆積してアクティブ素子基板が完成する。ホトマスクプロセスは全工程で2回だけである。
実施例1の最後のパッシベーション膜を基板全体に堆積した後、走査線端子部のコンタクトホールをあける製造方法を採用している。ホトマスクプロセスは全工程で3回だけである。
実施例1では走査線▲2▼と共通電極▲18▼を同一金属材料を用いて、1回のホトマスク工程で同時に形成していたが、実施例3では、共通電極を一番始めに形成してから走査線下地絶縁膜▲20▼を局部的に堆積している。ホトマスクプロセスは全工程で3回となる。共通電極▲18▼と走査線▲2▼のパターン不良によるショートが激減するので大幅に歩留りが向上する。
実施例3と同様に走査線▲2▼と共通電極▲18▼を同時形成せずに、一番はじめに走査線▲2▼を形成してからプロセスの一番最後に共通電極▲18▼を形成している。ホトマスクプロセスは全工程で3回となる。共通電極▲18▼と走査線▲2▼のパターン不良によるショートが激減するので大幅に歩留りが向上する。実施例3と同様に共通電極の材質を自由に選択できるのでプロセスの自由度が広がる。
実施例1から4までは横電界方式の液晶表示モードであるが、実施例5は、縦電界方式の液晶表示モード(TN方式,垂直配向方式,強誘電方式,反強誘電方式)に適用できる。映像信号配線▲7▼とドレイン電極▲8▼を形成してパッシベーション膜を堆積してから、ドレイン電極の上のパッシベーション膜をコンタクトホール▲10▼の穴をあけて除去する。最後に透明画素電極▲14▼を形成する。ホトマスクプロセスは全工程で4回となる。
実施例1から5と異なるのは、図30にあるプロセスを使用しない点です。
映像信号配線▲7▼と液晶駆動電極▲17▼と走査線端子部接合金属▲19▼を同時に形成するために金属膜を堆積してからパターンニングをした後、薄膜トランジスタ素子のチャネル部領域に残された金属膜とn+層を除去します。
これとは逆に金属膜を堆積してから、薄膜トランジスタ素子のチャネル部領域の金属膜とn+層を除去し、その後映像信号配線と液晶駆動電極と走査線端子部接合金属をパターンニングする方法でも可能です。
堆積後走査線の端子部▲3▼は金属電極が露出している。次に映像信号配線▲7▼と液晶駆動電極▲17▼を同時に形成するために金属膜をスパッタリング方式を用いて堆積する。金属膜をウェットエッチングやドライエッチングを用いてパターンニング加工した後金属膜がなくなった部分のn+層も同様にウェットエッチングやドライエッチングを用いて除去する。それから基板全面にパッシベーション膜を堆積して、薄膜トランジスタ素子のチャネル部と映像信号配線と液晶駆動電極を分離させるために余分な領域のパッシベーション膜とアモルファスシリコン半導体膜を除去する。ホトマスクプロセスは全工程で3回ですみます。
ゲート絶縁膜を図92,図93にあるように局所的に部分堆積した後、アモルファスシリコン半導体膜とn+アモルファスシリコン膜は、基板全面に堆積する。次に映像信号配線と液晶駆動電極を形成した後、パッシベーション膜を基板全面に堆積する。それから薄膜トランジスタ素子のチャネル部と映像信号配線と液晶駆動電極を分離させるために、余分な領域のパッシベーション膜とアモルファスシリコン半導体膜を除去する。この時同時に走査線の端子部電極を被覆している余分な、パッシベーション膜とアモルファスシリコン半導体膜も除去する。パッシベーション膜は全面堆積でなく局所的部分堆積でも良い。
実施例3と同様に共通電極を一番はじめに形成してから走査線下地絶縁膜▲20▼を局部的に堆積している。その後のプロセスは実施例7とまったく同じものである。ホトマスクプロセスは全工程で4回となるが、共通電極▲18▼と走査線▲2▼のパターン不良によるショートが激減するので大幅に歩留りが向上する。
最後に透明画素電極▲14▼を形成する。ホトマスク工程は全工程で4回である。実施例8にあるように、アモルファスシリコン半導体膜とn+アモルファスシリコン膜を基板全面に堆積する方法も可能である。
最後に局部的にパッシベーション膜を堆積する。図97,図100,図101は映像信号配線とドレイン電極を形成してから透明導電膜やチタン系金属膜または高融点金属のシリサイド化合物を基板全面に堆積して映像信号配線と液晶駆動電極をパターンニングする。それからチャネル部分のよぶんな金属層とn+層を除去してから、局部的にパッシベーション膜を堆積する。
実施例12とパッシベーション膜を堆積するまでは、まったく同じである。実施例13ではパッシベーション膜を基板全面に堆積してから、走査線端子部と映像信号配線端子部にコンタクトホール▲11▼を形成し、端子部の上に堆積されたよぶんなパッシベーション膜を除去している。
それから透明導電膜を基板全面に堆積して映像信号配線と透明画素電極▲14▼をパターンニングする。次に薄膜トランジスタのチャネル部分のよぶんな金属層とn+層を除去する。最後に局部的にパッシベーション膜を堆積する。本実施例は、縦電界方式の液晶表示モード(TN方式,垂直配向方式,強誘電液晶方式,反強誘電液晶方式)に適用される。
ホトマスクプロセスは全工程で3回である。
走査線をパターンニング後、ゲート絶縁膜▲4▼とアモルファスシリコン半導体膜▲5▼とn+アモルファスシリコン膜▲6▼を図92,図93にあるように局所的に部分堆積する。次にアモルファスシリコン膜をパターンニングしてトランジスタのチャネル部分を形成する。その後金属膜を基板全面に堆積してから映像信号配線▲7▼と液晶駆動電極▲17▼をパターンニングする。トランジスタのチャネル部分のn+層を除去してから最後に局部的にパッシベーション膜を堆積する。図16の場合、図106,図107の液晶駆動電極▲17▼の下部には、アモルファスシリコン層は存在していない。
図102,図80,図81は、液晶駆動電極▲17▼の下部にアモルファスシリコン層が存在しているが、まったく同じプロセスで作ることができる。ホトマスクプロセスは全工程で3回である。
ホトマスク工程は全工程で4回である。図18の場合、液晶駆動電極▲17▼の下部には、アモルファスシリコン層は存在していないが、図103の場合には、液晶駆動電極▲17▼の下部には、アモルファスシリコン層が存在している。図18と図103とは、まったく同じプロセスで作ることができる。
図19の場合、液晶駆動電極▲17▼の下部には、アモルファスシリコン層は存在していないが、図104の場合には、液晶駆動電極▲17▼の下部には、アモルファスシリコン層が存在している。図19と図104とは、まったく同じプロセスで作ることができる。
走査線▲2▼をパターンニング後、ゲート絶縁膜▲4▼とアモルファスシリコン半導体膜▲5▼とエッチングストッパー膜▲21▼を、図92,図93にあるように局所的に部分堆積する。堆積後、走査線の端子部▲3▼は、金属電極が露出している。次に図86,図87の平面図にあるように走査線(ゲート電極)の内側の部分にトランジスタのチャネル部を形成するための領域だけにエッチングストッパー膜▲21▼を残こし、他の領域は、有効画素領域周辺半導体層▲59▼以外のエッチングストッパー膜は、すべて除去する。その次にオーミックコンタクトをとるためにn+アモルファスシリコン層または、n+マイクロクリスタルシリコン層を局部的に堆積する。イオンシャワードーピングやイオンインプランテーションを有効画素領域と静電対策用保護トランジスタ領域のみに実施することでもオーミックコンタクトを得ることは可能である。その後、映像信号配線と液晶駆動電極を形成するために金属膜を基板全面に堆積しする。映像信号配線▲7▼と液晶駆動電極▲17▼をパターンニングしてから、よぶんなn+層とアモルファスシリコン層を除去する。最後にパッシベーション膜を局部的に堆積する。本工程では、最後のパッシベーション膜は絶対に必要というわけではない。パッシベーション工程を省略しても良い。ホトマスクプロセスは全工程で3回である。
実施例22では、パッシベーション膜を基板全面に堆積してから走査線端子部と映像信号配線端子部にコンタクトホール▲11▼を形成し、端子部の上に堆積されたよぶんなパッシベーション膜を除去している。ホトマスクプロセスは、全工程で4回である。
ホトマスク工程は全工程で4回である。
ホトマスク工程は全工程で4回である。
図30は本発明のホトマスクプロセスを用いて薄膜トランジスタ素子を形成する時のプロセスフローである。
アルミニウム系,銅系ともにキャップ金属には、高融点金属系か高融点金属のシリサイド化合物を用いる。断面図36,図37,図38を見てわかるように液晶駆動電極と対向している画素共通電極は、走査線よりも膜厚が薄い方がラビング処理時のラビング密度が高くなり液晶分子の配向力が強くなる。画素共通電極の膜厚が厚くなるとラビング布の毛先の運動が回転方向に平行に直線状に運動しなくなり液晶の分子の配向方向がみだれてしまい液晶分子の配向性の安定が低下してしまう。
図43,図45にあるように、映像信号配線の端子部の下までゲート絶縁膜が堆積されている場合映像信号配線の断線は激減する。
走査線の端子部末端からゲート絶縁膜の堆積境界までの距離▲B▼と、走査線の端子部末端からパッシベーション膜の堆積境界までの距離▲A▼は、それぞれ2mm以上が必要である。同様にゲート絶縁膜の堆積境界から静電気対策用保護アクティブ素子の接合端子部の末端までの距離も2mm以上必要となる。
2mm以下の場合、ゲート絶縁膜が走査線の端子部全体を被覆してしまう可能性が高くなりコンタクト不良が多発する。
液晶駆動電極や透明画素電極と交差する部分に半透過膜が設置されている。このホトマスクを利用してポジレジストを露光すると半透過膜の設置された部分のポジレジスト膜厚が薄くなり、ドライエッチングするとき、超テーパー加工が可能となる。これにより断線が激減する。
半透過膜のかわりに図25のようなホトマスクを用いても同様な効果がある。共通電極と映像信号配線の交差部にも本発明を適用できる。
これによりクリーンルームの面積を減少でき、露光装置や洗浄装置,レジスト関連装置やクリーン保管庫の数を大幅に低減できる。初期投資の金額を大幅に低減できるのと、工場のランニングコストも大幅に低減できる。さらに工程が短縮できるので品質管理もしやすく歩留りを向上しやすくなる。生産効率も大幅に向上するので液晶表示パネルの価格を安くすることが可能となる。一番堆積膜厚の厚いゲート絶縁膜を局所的な部分堆積することで、ガラス基板に発生する応力が均一化する。
そのためにガラス基板の切断後に異常な寸法変化も生じにくくなり、カラーフィルター基板と薄膜トランジスタ基板の合着アライメント誤差も減少する。本発明のトランジスタ構造、静電気対策用保護トランジスタを用いることでホトマクス間のミスアライメントが発生しても表示ムラの発生しない、静電気に対して強い液晶パネルを製造することが可能となる。本発明の共通電極構造を用いることでラビング不良が大幅に低下し、映像信号配線の断線も激減する。走査配線に銅を用いることで40インチの大画面液晶パネルも実現可能である。映像信号配線の下地にチタン系の金属や高融点金属のシリサイド化合物を用いることで膜はがれがなくなる。
超大型化しても歩留りは低下しない。
本発明の適用分野は液晶表示装置分野だけではなくアクティブマトリックス型薄膜トランジスタ素子を用いる表示装置であればどのような表示装置へも適用可能である。有機EL表示装置にも適用可能である。
2……走査線(ゲート電極)
3……走査線端子部
4……ゲート絶縁膜
5……薄膜半導体層(ノンドープ層)
6……リンをドープしたn+半導体層
7……映像信号配線
8……ドレイン電極
9……映像信号配線端子部
10……画素電極コンタクトホール
11……走査線端子部コンタクトホール
12……映像信号配線コンタクトホール
13……走査線端子部駆動IC接合電極(透明電極)
14……画素電極(透明電極)
15……映像信号配線端子部駆動IC接合電極(透明電極)
16……パッシベーション膜
17……横電界方式液晶駆動電極(画素電極)
18……横電界方式共通電極
19……走査線端子部駆動IC接合電極(金属電極)
20……走査線下地絶縁膜
21……エッチングストッパー絶縁膜
22……ホトマスク用石英ガラス基板
23……半透過ホトマスク領域
24……半透過膜領域
25……ホトマスク金属(CrまたはMo)
26……映像信号配線ホトマスク完全遮断領域
27……ドレイン電極ホトマスク完全遮断領域
28……トランジスタ・チャネル部半透過領域
29……トランジスタ・チャネル部半透過膜
30……ポジレジストUV露光完全遮断領域の現像後の膜厚
31……ポジレジストUV露光半透過領域の現像後の膜厚
32……ポジレジスト
33……第1層走査線(アルミニウムまたはアルミニウム合金)
34……第2層走査線(キャップ電極)
35……第1層共通電極(アルミニウムまたはアルミニウム合金)
36……第2層共通電極(画素共通電極)
37……第2層下部走査線
38……第2層上部走査線
39……第2層下部共通電極(画素共通電極)
40……第2層上部共通電極(画素共通電極)
41……下地走査線
42……銅または銅合金走査線
43……キャップゲート電極
44……銅または銅合金共通電極
45……下地共通電極
46……キャップ共通電極(画素共通電極)
47……走査線と共通電極の切断位置
48……映像配線の切断位置
49……下地映像信号配線
50……低抵抗映像信号配線
51……キャップ映像信号配線
52……エッチングストッパー映像信号配線
53……ゲート絶縁膜局所堆積領域
54……パッシベーション膜局所堆積領域
55……静電気対策用保護アクティブ素子
56……有効画素領域周辺共通電極
57……液晶セルシールライン
58……薄膜トランジスタチャネル部エッチング領域
59……有効画素領域周辺半導体層
A……ゲート絶縁膜堆積境界から走査線端子部末端までの距離
B……パッシベーション膜堆積境界から走査線端子部末端までの距離
C……ゲート絶縁膜堆積境界から静電気対策用保護アクティブ素子の接合端子部末端までの距離
60……共通電極端子部
Claims (6)
- アクティブマトリックス型薄膜トランジスタ素子基板の製造方法において、
基板にゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極の上にゲート絶縁膜を成膜する工程と、
前記ゲート絶縁膜の上に半導体層を成膜する工程と、
前記半導体層の上に映像信号配線とドレイン電極と映像信号配線端子部を形成するための金属層を少なくとも1層以上成膜する工程と、
1枚のホトマスクに薄膜トランジスタ素子のチャネル形成領域と映像信号配線形成領域とドレイン電極形成領域と映像信号配線端子部形成領域とが形成されており、かつ薄膜トランジスタ素子のチャネル形成領域の透過露光光量が調整されているホトマスクを用いて、前記金属層と前記半導体層のエッチング処理と、2つの厚さに現像されたレジストのアッシング処理とを別々に交互におこなうことで、1回のホトリソグラフィー工程で薄膜トランジスタ素子のチャネル形成と映像信号配線形成とドレイン電極形成と映像信号配線端子部形成とを同時におこなう工程と、
を含むことを特徴とするアクティブマトリックス型薄膜トランジスタ素子基板の製造方法。 - アクティブマトリックス型薄膜トランジスタ素子基板の製造方法において、
基板にゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極の上にゲート絶縁膜を成膜する工程と、
前記ゲート絶縁膜の上に半導体層を成膜する工程と、
前記半導体層の上に映像信号配線とドレイン電極と映像信号配線端子部を形成するための金属層を少なくとも1層以上成膜する工程と、
1枚のホトマスクに、薄膜トランジスタ素子のチャネル形成領域と映像信号配線形成領域とドレイン電極形成領域と映像信号配線端子部形成領域とが形成されており、かつ薄膜トランジスタ素子のチャネル形成領域の透過露光光量が調整されているホトマスクを用いて、2つの異なる厚さにポジレジストを現像パターニングした後、前記金属層はウェットエッチング法で加工し、前記半導体層はドライエッチング法で加工し、映像信号配線形成領域とドレイン電極形成領域と映像信号配線端子部形成領域よりも薄く現像されている薄膜トランジスタ素子のチャネル形成領域のポジレジストはドライアッシング法で除去加工し、前記3種類の加工法を別々に交互におこなうことで1回のホトリソグラフィー工程で薄膜トランジスタ素子のチャネル形成と映像信号配線形成とドレイン電極形成と映像信号配線端子部形成とを同時におこなう工程と、
を含むことを特徴とするアクティブマトリックス型薄膜トランジスタ素子基板の製造方法。 - アクティブマトリックス型薄膜トランジスタ素子基板の製造方法において、
基板にゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極の上にゲート絶縁膜を成膜する工程と、
前記ゲート絶縁膜の上に半導体層を成膜する工程と、
前記半導体層の上に映像信号配線とドレイン電極と映像信号配線端子部を形成するための金属層を少なくとも1層以上成膜する工程と、
1枚のホトマスクに、薄膜トランジスタ素子のチャネル形成領域と映像信号配線形成領域とドレイン電極形成領域と映像信号配線端子部形成領域とが形成されており、かつ薄膜トランジスタ素子のチャネル形成領域の透過露光光量が調整されているホトマスクを用いて、2つの異なる厚さにポジレジストを現像パターニングした後、前記金属層と前記半導体層の両方ともウェットエッチング法で加工し、映像信号配線形成領域とドレイン電極形成領域と映像信号配線端子部形成領域よりも薄く現像されている薄膜トランジスタ素子のチャネル形成領域のポジレジストはドライアッシング法で除去加工し、前記2種類の加工法を別々に交互におこなうことで、1回のホトリソグラフィー工程で薄膜トランジスタ素子のチャネル形成と映像信号配線形成とドレイン電極形成と映像信号配線端子部形成とを同時におこなう工程と、
を含むことを特徴とするアクティブマトリックス型薄膜トランジスタ素子基板の製造方法。 - アクティブマトリックス型薄膜トランジスタ素子基板の製造方法において、
基板にゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極の上にゲート絶縁膜を成膜する工程と、
前記ゲート絶縁膜の上に半導体層を成膜する工程と、
前記半導体層の上に映像信号配線とドレイン電極と画素電極と映像信号配線端子部を形成するための金属層を少なくとも1層以上成膜する工程と、
1枚のホトマスクに薄膜トランジスタ素子のチャネル形成領域と映像信号配線形成領域とドレイン電極形成領域と画素電極形成領域と映像信号配線端子部形成領域とが形成されており、かつ薄膜トランジスタ素子のチャネル形成領域の透過光量が調整されているホトマスクを用いて、前記金属層と前記半導体層のエッチング処理と、2つの厚さに現像されたレジストのアッシング処理とを別々に交互におこなうことで、1回のホトリソグラフィー工程で薄膜トランジスタ素子のチャネル形成と映像信号配線形成とドレイン電極形成と画素電極形成と映像信号配線端子部形成とを同時におこなう工程と、
を含むことを特徴とするアクティブマトリックス型薄膜トランジスタ素子基板の製造方法。 - アクティブマトリックス型薄膜トランジスタ素子基板の製造方法において、
基板にゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極の上にゲート絶縁膜を成膜する工程と、
前記ゲート絶縁膜の上に半導体層を成膜する工程と、
前記半導体層の上に映像信号配線とドレイン電極と画素電極と映像信号配線端子部を形成するための金属層を少なくとも1層以上成膜する工程と、
1枚のホトマスクに薄膜トランジスタ素子のチャネル形成領域と映像信号配線形成領域とドレイン電極形成領域と画素電極形成領域と映像信号配線端子部形成領域とが形成されており、かつ薄膜トランジスタ素子のチャネル形成領域の透過露光光量が調整されているホトマスクを用いて、2つの異なる厚さにポジレジストを現像パターニングした後、前記金属層はウェットエッチング法で加工し、前記半導体層はドライエッチング法で加工し、映像信号配線形成領域とドレイン電極形成領域と画素電極形成領域と映像信号配線端子部形成領域よりも薄く現像されている薄膜トランジスタ素子のチャネル形成領域のポジレジストはドライアッシング法で除去加工し、前記3種類の加工法を別々に交互におこなうことで1回のホトリソグラフィー工程で薄膜トランジスタ素子のチャネル形成と映像信号配線形成とドレイン電極形成と画素電極形成と映像信号配線端子部形成とを同時におこなう工程と、
を含むことを特徴とするアクティブマトリックス型薄膜トランジスタ素子基板の製造方法。 - アクティブマトリックス型薄膜トランジスタ素子基板の製造方法において、
基板にゲート電極を形成する工程と、
前記ゲート電極の上にゲート絶縁膜を成膜する工程と、
前記ゲート絶縁膜の上に半導体層を成膜する工程と、
前記半導体層の上に映像信号配線とドレイン電極と画素電極と映像信号配線端子部を形成するための金属層を少なくとも1層以上成膜する工程と、
1枚のホトマスクに薄膜トランジスタ素子のチャネル形成領域と映像信号配線形成領域とドレイン電極形成領域と画素電極形成領域と映像信号配線端子部形成領域とが形成されており、かつ薄膜トランジスタ素子のチャネル形成領域の透過露光光量が調整されているホトマスクを用いて、2つの異なる厚さにポジレジストを現像パターニングした後、前記金属層と前記半導体層の両方ともにウェットエッチング法で加工し、映像信号配線形成領域とドレイン電極形成領域と画素電極形成領域と映像信号配線端子部形成領域よりも薄く現像されている薄膜トランジスタ素子のチャネル形成領域のポジレジストはドライアッシング法で除去加工し、前記2種類の加工法を別々に交互におこなうことで、1回のホトリソグラフィー工程で薄膜トランジスタ素子のチャネル形成と映像信号配線形成とドレイン電極形成と画素電極形成と映像信号配線端子部形成とを同時におこなう工程と、
を含むことを特徴とするアクティブマトリックス型薄膜トランジスタ素子基板の製造方法。
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