JP3347726B2 - ブレーキシュー - Google Patents

ブレーキシュー

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JP3347726B2
JP3347726B2 JP50397392A JP50397392A JP3347726B2 JP 3347726 B2 JP3347726 B2 JP 3347726B2 JP 50397392 A JP50397392 A JP 50397392A JP 50397392 A JP50397392 A JP 50397392A JP 3347726 B2 JP3347726 B2 JP 3347726B2
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ヴィルフリート シュナック,
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テクスタール ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/02Braking members; Mounting thereof
    • F16D65/04Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor
    • F16D65/092Bands, shoes or pads; Pivots or supporting members therefor for axially-engaging brakes, e.g. disc brakes
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16DCOUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
    • F16D65/00Parts or details
    • F16D65/0006Noise or vibration control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Braking Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求の範囲第1項又は第13項記載の上位概
念によるブレーキシュー及び第19項記載の切断工具に関
するものである。
公知ブレーキシューはライニング支持プレートと摩擦
ライニングとを有し、更に、ライニング支持プレート
の、摩擦ライニングとは反対の側で、変位と捩りとに抗
して固定された側に配置されたダンパシムを有してい
る。
この種のブレーキシューはDE−2713377Aにより公知で
ある。このブレーキシューの場合、ダンパシムは支持プ
レートの突出エッジ部分の間に接着されている。このた
め、ライニング支持プレートとダンパシムとが確実に結
合されている。公知のダンパシムは、予圧を有するエッ
ジ部分の間にクランプされている。これによりダンピン
グ性能が低下する。
DE−3425406Aにより公知の、ディスクブレーキ用ブレ
ーキシューの場合、ダンパシムは、ライニング支持プレ
ートの外周に、エッジから直角方向に突出している薄板
を介して固定されている。
EP−0373333A2により公知のブレーキシューは、保持
ばねとライニング支持プレートとの間に配置されたダン
パシムを有している。このダンパシムは、変位と捩りと
が防止されるように固定されている。この場合、ダンパ
シムは確実に保持され、ライニング支持プレートに形状
かん合している。この目的のために、ダンパシムは支持
プレートの凹所に係合するボール形のボスを備えてい
る。このボール形のボスは、円錐状に延びるボール壁を
有し、これらのボール壁は、支持プレートの凹所の回転
エッジのところで著しい摩耗にさらされる。更に、別の
欠点は、摩擦ライニングが、ダンパシムの接着時に凹所
を介してダンパシムと接触し、これにより、ライニング
支持プレートに対してダンパシムが不都合に歪みを生じ
ることがある点である。
本発明の目的は、冒頭に述べた型式のブレーキシュー
について、ダンパシムの減衰性能を最適化する一方、ダ
ンパシムの位置を適切に固定することにある。
請求の範囲第1項に記載のように、この課題は、本発
明によりライニング支持プレートとダンパシムが、それ
ぞれ互いに整合させられかつ適合せしめられた2つの貫
通切欠きを有するようにすることで解決された。ダンパ
シムの貫通切欠きには、ライニング支持プレートに向っ
て突出し、かつ切欠きの周囲の少なくとも一部にわたっ
て延びる突起を設けておく。また、これらの突起が、ラ
イニング支持プレートの対応切欠きにかん合している。
このかん合には、僅かに遊びが残され、ダンパシムの動
きが可能にされている。接着コーティングにより接着剤
付きライニング支持プレートに接着されるダンパシム
は、ライニング支持プレートとダンパシムとの少なくと
も2つの互いに適合せしめられた切欠きにより位置が整
合させられている。そのさい、この整合は、ライニング
支持プレートの切欠きに係合する、ダンパシムの切欠き
のビード又は突起により可能となる。ダンパシムも切欠
きを有するようにすることによって、ダンパシム側のラ
イニング支持プレートに押圧される摩擦ライニングが、
ダンパシムを押圧して歪みを生じさせることがないた
め、ダンパシムの減衰性能が低下することがない。
ライニング支持プレートの切欠き内でのダンパシムの
可動範囲は、狭い所定限界内に定められている。ダンパ
シムの変位公差は、異なる種類のブレーキシューに応じ
て個別に定めることができる。
ライニング支持プレート内の切欠きは、ダンパシムに
向って段状に拡大されるように形成するのが好ましい。
切欠きの開口を段状に構成することにより、過剰な摩擦
材料が切欠き内へ出て来た場合でも、ダンパシムは、そ
の切欠きのビード又は突起と接触することはないので、
ダンパシムにライニング材料が支えられることが確実に
防止される。
ダンパシムの切欠きの突起は切欠きの全周を取囲んで
おり、それによってビードが形成され、このビードによ
りダンパシムのいずれの方向に対してもストッパが形成
される。
有利には、これらの突起はダンパシムから直角に延び
ている。この場合、これらの突起は、所定のはめ合い
で、言いかえると遊びばめの形式で切欠きに係合してお
り、切欠きの開口をエッジのところで摩耗するおそれが
ない。
ライニング支持プレートの切欠きの開口はダンパシム
の側部のところで面取りされている。
請求の範囲第13項に記載のように、本発明の課題の別
の解決策によれば、ライニング支持プレートとダンパシ
ムそれぞれが、少なくとも1つの互いに整合させられた
貫通切欠きを有しており、ダンパシムの単数又は複数の
切欠きが、少なくとも2つの、平面図で見て直線状のエ
ッジを有しており、これら直線状のエッジが、ライニン
グ支持プレートの対称軸線を通って延びる半径方向軸線
に対して互いに反対方向に傾斜しており、更にこれらの
直線状エッジがライニング支持プレートのほうへ突出す
る舌状部を有し、これら舌状部がダンパシムの限定的な
運動を可能にするはめ合い形式にてライニング支持プレ
ートの対応切欠きに係合するようにされている。
本発明により、ダンパシムは、その位置に、互いに整
合・適合せしめられた貫通切欠きにより正確に固定で
き、ライニング支持プレートとダンパシムとの間に歪み
が生じることがない。この理由は、ライニング支持プレ
ートのほうに突出し、このプレートの切欠きと係合する
舌状部とこれらの切欠きとの間に、限定された運動スペ
ースが残されているからである。ダンパシムは、ライニ
ング支持プレート上で滑ったり捩れたりすることは、た
とえ制動操作時の振動によって強いせん断力や捩り力が
生じた場合でも、確実に防止される。
ダンパシムの位置固定は、特に、ブレーキシューが高
熱になった場合に有利である。なぜなら、その場合に
は、ダンパシムを支持プレートに結合している接着剤が
軟化し、それによってダンパシムがライニング支持プレ
ート上に実際に浮動支持されることになり、変位可能と
なるからである。請求の範囲第1項及び第13項による本
発明の解決策は、それぞれ、ダンパシムの浮動配置にも
拘らず、ダンパシムの位置固定を可能にするものであ
る。
下方へ突出した舌状部は折れにくい点が重要な利点で
ある。
また、ライニング支持プレートの切欠きは円形である
のが好ましい。円形の切欠きは技術的に簡単に造ること
ができる。
ダンパシムの切欠きは、それぞれ2つの平行な直線的
なエッジを有している。この長方形の切欠きは、切妻屋
根形の簡単な工具で単一加工ステップで形成できる。
ダンパシムの切欠きは、互いに対し半径方向に収束す
るようにするのが好ましい。切欠きをそのような幾何形
状に形成することにより、ダンパシムからライニング支
持プレートへの力の誘導が、荷重条件下で一層好都合に
なる。切欠きの最適傾斜角度は、ブレーキの種類に左右
され、したがって可変である。
請求項13によるダンパシムの切欠きを形成するための
工具は、組立てステップの最終位置へ舌状部を曲げるさ
いに用いられるのが好ましい。それによって、舌状部を
曲げるための別の工具が不要となり、したがって付加的
な製造ステップも不要となる。特に、位置固定のために
必要なダンパシムの切欠きは、打抜きによってではな
く、切断と曲げの工程の組合せによって製造される。こ
の形式で製造することにより仕上げ工程は不要である。
以下で本発明の実施態様を添付図面につき詳説する。
図面は、 図1がダンパシムが上に接着されたブレーキシューの
図、 図2が図1の − 線に沿って切断した断面図、 図3がライニング支持プレートの図、 図4が図3の − 線に沿って切断した断面図、 図5がダンパシムの切欠き区域の部分断面図、 図6がライニング支持プレートに円錐形の切欠きを有
する実施態様の断面図、 図7がダンパシムの別の実施態様の図、 図8が位置固定用の切断切欠きを有するダンパシムの
図、 図9が切断工具の斜視図、 図10がダンパシムの打抜き部の輪郭と、同時に切断さ
れる切欠きとを示した図、 図11はダンパシムとライニング支持プレートとの結合
形式を示した断面図、 図12はライニング支持プレートの切欠き内での舌状部
の位置を示した図、 図13はダンパシムの別の実施態様を示した図である。
図1に示されたブレーキシューは、一方の側にライニ
ング2を、他方の、ライニング2と反対の側にダンパシ
ム3を有するライニング支持プレート1から成ってい
る。ダンパシム3はライニング支持プレート1に接着し
ておくのが好ましい。
図1のライニング支持プレート1とダンパシム3は、
それぞれ互いに適合せしめられた少なくとも2つの円形
の切欠き5,7及び6,8を有している。ダンパシム3の切欠
き7,8は、ライニング支持プレート1側へ突出する突起
9を有し、この突起9がプレート1の切欠き5,6に係合
している。ダンパシム3の切欠き7,8は、プレート1の
対応切欠き5,6と同心的である。
図2に示した実施態様の場合、ライニング支持プレー
ト1は段付きの切欠き6を有している。ライニング2側
の切欠き部分12は、ダンパシム側の切欠き部分10より直
径が小さい。更に、ライニング側切欠き部分12は幾分円
錐形に構成されており、このため、ライニング側切欠き
部分12の開口がダンパシム3の方向へ狭くなっている。
ダンパシム3の、折り曲げられた突起9は拡大された切
欠き部分12に係合している。突起9の外径は、ダンパシ
ム側切欠き部分10の内径より所定寸法だけ小さくされて
いるので、プレート1の切欠き5,6内に十分に固定され
てはいるが、所定の遊びによって限定された2軸方向の
運動が可能である。したがって、ダンパシム3の位置
は、十分に正確かつ剛性的に固定されるが、減衰性能
は、極めて確実な形状はめ合い結合により低下するよう
なことはない。この結果、振動減衰が改善される。
この意味で重要な点は、支持プレートにブレーキライ
ニング2が押圧されると、ライニング2が、ダンパシム
3に接触することなしに切欠き5,6内へ種々の程度まで
突入する。接触することがないため、減衰性能は低下し
ない。
図3には、切欠き5,6を有するライニング支持プレー
ト1が示されている。円形の切欠き5,6,7,8が特に好ま
しいが、所定のはめ合い形式でダンパシム3をプレート
1の切欠き内へそう入する原理は、他の切欠き形状にも
適用できる。
更に、プレート1の切欠き5,6は、段を備えていない
が、プレート1の表面に対して直角に延びる壁部を備え
ている。
段状の切欠き5,6を有さない別の実施態様の場合、切
欠き5,6の壁は、ダンパシム3に向って円錐形に拡がっ
ている。この結果、ライニング材料2が切欠きに突入し
ても、ダンパシム3と接触することがない。
図4の実施態様から分かるように、ダンパシム側の切
欠き部分10は角縁部が面取りされているので、ダンパシ
ム3の摩耗をよりよく防止することができる。
図5から分かるように、ダンパシム3の突起9は、有
利にはダンパシムから直角に突出しており、このため切
欠き5,6のダンパシム側切欠き口が面取りされていない
場合でも、ダンパシムの摩耗は十分に防止される。
また、突起9が切欠き5,6の壁部に接触せず、壁部か
らたとえば約0.2〜0.5mm離れている点も重要である。
プレート1の段付き切欠き5,6の場合、突起9は、段
状部から十分な間隔のところに位置しているので、軸方
向力が加わった場合にも、ダンパシムの突起は軸方向で
プレート1に接触することはない。
切欠き5,6,7,8は、また多角形状の外形を有するよう
にすることもできるので、同時に回動防止手段としても
役立てることができる。この場合は、ダンパシム3とプ
レート1とにそれぞれ1個の切欠きを設けておけば十分
である。
図7には、特別の設計の切欠き7,8を有するダンパシ
ム3の別の実施態様が示されている。切欠き7,8は、打
ち抜かれたほぼ円形の穴14から成り、この穴14は舌状部
16を有している。舌状部16は、この実施態様の場合、90
゜の角距離を有している。このため、2つの舌状部が、
切欠き7,8内でそれぞれ向い合っている。舌状部16は、
ダンパシム3の表面に対し、90゜だけ曲げられており、
プレート1の円形又は多角形の切欠き5,6に突入してい
る。図7の実施態様では、突起9が長方形の平らな舌状
部16から成っている。
図8にはライニング支持プレート1と摩擦ライニング
2から成るブレーキシュー用のダンパシム3が示されて
いる。このダンパシムは、ライニング2とは反対側のプ
レート1の面に接着しておくのが好ましい。
プレート1とダンパシム3とは、それぞれ互いに整合
させられた切欠き5,7と切欠き6,8を有している。ダンパ
シム3の切欠き7,8は、突起形状でプレート1のほうへ
突出している舌状部16を有している。舌状部16はプレー
ト1の円形切欠き5,6に係合している。
ダンパシム3の切欠き7,8は、事実上長方形であり、
短辺部には舌状部を有しておらず、長辺部には、平面図
で見て直線状のエッジ15を形成する舌状部がプレート1
側へ突入する舌状部16が備えられている。
切欠き7,8は、ブレーキシューに所属するディスクブ
レーキの半径方向軸線18に対して僅かの角度だけ互い傾
斜している。半径方向軸線18は、ブレーキシューの対称
軸線を通って延びている。これにより、切欠きは僅かに
半径方向外方へ向って収束している。
図8の切欠き7,8の切欠き7,8の配置、すなわち、2つ
の切欠きが半径方向軸線18に対して角度α,βをなす配
置は、ディスクブレーキの半径方向にダンパシムを固定
するのに適している。
有利には半径方向軸線18に対して傾斜する角度は、0
゜〜5゜の範囲であり、個々の車両及び個々の種類のブ
レーキごとに設定される。選定される角度は、次のパラ
メータによって決められる:すなわち、ライニング寸
法、ライニング剛度、摩擦条件、摩擦力。
切欠き7,8の舌状部16は、切欠き5,6に対する公差以内
で可動である。この結果、舌状部16の狭幅の横端面17
は、作用する力を免がれた状態で切欠き5,6に接触する
ことがない。これによりダンパシムの減衰性能は、損わ
れることがない。
荷重を受けた状態では、切欠き5,6内で舌状部16の2
点接触が生じるので、プレート1へ力が円滑に誘導さ
れ、プレート1上でのダンパシム3のスリップが確実に
防止される。
ダンパシム3の位置は、したがって、十分な正確さと
固定度で固定される。減衰性能は、確実な、又は形状は
め合いによる結合により損われることはない。この結
果、振動減衰が改善される。
図11から分かるように、摩擦ライニング2は、プレー
ト1の切欠き5,6にダンパシムが突入している場合に
も、舌状部16と接触することはないので、ダンパシム3
の減衰性能が低下することはない。
図10は打抜き工具22でダンパシム3を製造する製造段
階を示したものである。打抜き工具22によりダンパシム
3の外形が定められ、切断工具20は打抜きは行なわずダ
ンパシム3の切欠き7,8をカットする。図9には、切断
刃付きの切断工具20が斜線図で示されている。切断刃は
切妻屋根を逆さにした形状に似ている。切断工具は、直
線状のエッジ15の中央の主切断線と、この切断線に直角
に延び、かつ切断工具20の側縁により切断線と、更に、
ほぼ長方形の切欠き7,8の短い辺と、舌状部16を形成す
ることなしに交差する切断線とを有するH字形の切断部
を形成する。
切断工具20を特別の設計にすることにより、2つの舌
状部16が、切断工程中に同時にH字形切断部として形成
され、工具20を更に深く移動させることにより折り曲げ
られる。この結果、2つの加工段階、すなわち押抜きと
折り曲げの段階が、単一の切断工具20により単一の切断
段階で達成できることになった。
切断工具20を引出した後、舌状部は僅かにはね返える
ので、舌状部16と切欠き5,6の壁との間には、所望の遊
びが残され、他方、同時にダンパシム3の最適位置が維
持される。
図13の実施態様では、たとえば2等辺又は等辺の3角
形状の切欠きが1つだけ設けられている。この場合は、
等辺3角形の切欠きであれば、等長の脚のみが舌状部16
又は直線状のエッジ15を有している。
特に、切欠き5,6に3角形状に係合する舌状部16が等
辺関係にある場合は、3角形を形成する舌状部16の頂点
を通る対称軸線は、切欠き7,8が半径方向軸線18に関し
て対称配置されている場合、半径方向軸線18に対して角
度α,βだけ傾斜せしめられている。
ダンパシム3は、付加的に片面又は両面にゴムコーテ
ィングを有するようにして、特に制動ピストンにより伝
えられる振動を減衰させることも可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−207535(JP,A) 特開 昭64−49634(JP,A) 特開 昭63−235736(JP,A) 実開 平1−180027(JP,U) 実開 昭62−87223(JP,U) 実開 平4−1747(JP,U) 実開 昭60−2027(JP,U) 実開 昭55−68732(JP,U) 特表 平6−504604(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16D 49/00 - 71/04

Claims (18)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ライニング支持プレート(1)と摩擦ライ
    ニング(2)とを有し、かつまた前記ライニング支持プ
    レート(1)の、前記摩擦ライニング(2)とは反対の
    側に、せん断力に抗するようにダンパシム(3)が取付
    けられているブレーキシューにおいて、 前記ライニング支持プレート(1)と前記ダンパシム
    (3)が、それぞれ互いに整合かつ適合せしめられた貫
    通切欠き(5,6,7,8)を有しており、 ダンパシム(3)の切欠き(7,8)が、前記ライニング
    支持プレート(1)のほうへ突出する突起(9)を有
    し、これらの突起(9)が前記切欠きの少なくとも一部
    にわたって延び、前記ライニング支持プレート(1)の
    対応切欠き(5,6)と、前記ダンパシム(3)の運動を
    限定的に可能にする遊びばめ形式にて係合していること
    を特徴とするブレーキシュー。
  2. 【請求項2】前記切欠き(5,6)が前記ライニング支持
    プレート(1)内に段状に形成され、前記ダンパシム
    (3)の側に拡大された切欠き部分(10)を有すること
    を特徴とする、請求項1記載のブレーキシュー。
  3. 【請求項3】ライニング(2)側の切欠き部分(12)が
    前記ダンパシム(3)に向って円錐状に先細にされてい
    ることを特徴とする、請求項2記載のブレーキシュー。
  4. 【請求項4】前記ライニング支持プレート(1)内の前
    記切欠き(5,6)が前記ダンパシム(3)に向って円錐
    形に先細にされていることを特徴とする、請求項1記載
    のブレーキシュー。
  5. 【請求項5】前記突起(9)が前記切欠きの全周にわた
    って延びていることを特徴とする請求項1から4までの
    いずれか1項に記載のブレーキシュー。
  6. 【請求項6】前記突起(9)が前記ダンパシム(3)か
    ら直角に延びていることを特徴とする、請求項1から5
    までのいずれか1項に記載のブレーキシュー。
  7. 【請求項7】前記ライニング支持プレート(1)の切欠
    きが、ダンパシム(3)の側において面取りされている
    ことを特徴とする、請求項1から6までのいずれか1項
    に記載のブレーキシュー。
  8. 【請求項8】前記ダンパシム(3)が前記ライニング支
    持プレート(1)に接着されていることを特徴とする、
    請求項1から7までのいずれか1項に記載のブレーキシ
    ュー。
  9. 【請求項9】前記切欠きが多角形の外形を有することを
    特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項に記載
    のブレーキシュー。
  10. 【請求項10】前記ライニング支持プレート(1)と前
    記ダンパシム(3)が、それぞれ、円形の少なくとも2
    つの切欠き(5,6,7,8)を有することを特徴とする、請
    求項1から8までのいずれか1項に記載のブレーキシュ
    ー。
  11. 【請求項11】前記突起(9)が、互いに等しい角距離
    を有する複数の舌状部(16)から成り、前記舌状部が、
    各切欠き(7,8)の打ち抜かれた円形の穴(14)から突
    出し、前記ライニング支持プレート(1)の円形又は多
    角形の切欠き(5,6)と係合していることを特徴とす
    る、請求項1から8までのいずれか1項に記載のブレー
    キシュー。
  12. 【請求項12】前記舌状部(16)が長方形状を有するこ
    とを特徴とする、請求項11記載のブレーキシュー。
  13. 【請求項13】ディスクブレーキ用のブレーキシューで
    あって、 前記ディスクブレーキの回転軸線と平行かつ直交する前
    記ディスクブレーキの平面に関して対称的なライニング
    支持プレート(1)と、摩擦ライニング(2)とを有
    し、かつまた前記ライニング支持プレート(1)の、前
    記摩擦ライニング(2)とは反対の側に、せん断力に抗
    するように配置されたダンパシム(3)を有する形式の
    ものにおいて、 前記ライニング支持プレート(1)と前記ダンパシム
    (3)とが、それぞれ互いに整合させられた少なくとも
    1つの貫通した切欠き(5,6,7,8)を有しており、 前記ダンパシム(3)の単数又は複数の切欠き(7,8)
    が少なくとも2つの直線状のエッジ(15)を有してお
    り、 前記直線状のエッジ(15)が、前記ライニング支持プレ
    ート(1)の対称軸線を通って延びる半径方向軸線(1
    8)に対して反対方向に傾斜して延びており、 前記直線状エッジ(15)が、前記ライニング支持プレー
    ト(1)のほうへ突出する舌状部(16)を有し、この舌
    状部(16)が、前記ライニング支持プレート(1)の対
    応切欠き(5,6)と、前記エッジ(15)に平行方向に前
    記ダンパシム(3)の運動を限定的に可能にする遊びば
    ね形式で係合していることを特徴とする、ディスクブレ
    ーキ用のブレーキシュー。
  14. 【請求項14】直線状のエッジ(15)が、半径方向軸線
    (18)に対して平行である又は5゜以下の角度を成して
    いる、請求項13記載のブレーキシュー。
  15. 【請求項15】前記切欠き(7,8)が、それぞれ互いに
    平行な、舌状部(16)を有する直線状のエッジ(15)を
    有することを特徴とする、請求項13から15までのいずれ
    か1項に記載のブレーキシュー。
  16. 【請求項16】前記ダンパシム(3)の切欠き(7,8)
    の直線状エッジ(15)が、半径方向外方へ向かって互い
    に収束していることを特徴とする、請求項13から15まで
    のいずれか1項に記載のブレーキシュー。
  17. 【請求項17】前記切欠き(7,8)が3つの直線状エッ
    ジ(15)を有し、これらエッジの舌状部(16)が前記切
    欠き(5,6)と3角形状に係合することを特徴とする、
    請求項13記載のブレーキシュー。
  18. 【請求項18】前記ライニング支持プレート(1)の前
    記切欠き(5,6)が円形であり、かつ前記舌状部(16)
    の側端(17)と、前記ライニング支持プレート(1)と
    の間に変位のための遊びが設けられていることを特徴と
    する、請求項13から17までのいずれか1項に記載のブレ
    ーキシュー。
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