JPS6319638Y2 - - Google Patents
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- JPS6319638Y2 JPS6319638Y2 JP1981192441U JP19244181U JPS6319638Y2 JP S6319638 Y2 JPS6319638 Y2 JP S6319638Y2 JP 1981192441 U JP1981192441 U JP 1981192441U JP 19244181 U JP19244181 U JP 19244181U JP S6319638 Y2 JPS6319638 Y2 JP S6319638Y2
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- vibration isolating
- isolating material
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- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 2
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 18
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D65/00—Parts or details
- F16D65/0006—Noise or vibration control
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D55/02—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
- F16D55/22—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
- F16D55/224—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members
- F16D55/225—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads
- F16D55/226—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members the braking members being brake pads in which the common actuating member is moved axially, e.g. floating caliper disc brakes
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D55/00—Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
- F16D2055/0004—Parts or details of disc brakes
- F16D2055/0016—Brake calipers
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16D—COUPLINGS FOR TRANSMITTING ROTATION; CLUTCHES; BRAKES
- F16D2200/00—Materials; Production methods therefor
- F16D2200/0034—Materials; Production methods therefor non-metallic
- F16D2200/0056—Elastomers
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、キヤリパのアウタ爪の相互間に空
間部を有するデイスクブレーキに関するものであ
る。
間部を有するデイスクブレーキに関するものであ
る。
一般に、フイスト型と称されるデイスクブレー
キなどにあつては、そのキヤリパのアウタ爪の相
互間に空間部が形成されている。
キなどにあつては、そのキヤリパのアウタ爪の相
互間に空間部が形成されている。
そこで、まずフイスト型と称されているデイス
クブレーキを第1図および第2図に基づいて説明
する。
クブレーキを第1図および第2図に基づいて説明
する。
この種デイスクブレーキは、キヤリパ1がアウ
タパツド2とインナパツド3の上部を通りデイス
ク4をまたぐ型式のものであつて、そのキヤリパ
1とシリンダボア5とを一体鋳造構造としている
ものが多い。そして、このものは、アウタパツド
2がパツド裏金6を介してキヤリパ1の2つのア
ウタ爪7,8に取付けられていると共に、シリン
ダボア5にセツトされたピストン9にインナパツ
ド3が取付けられていて、ブレーキ操作に基づく
ピストン9の第1図中左方への突出によつてイン
ナパツド3をデイスク4の一側面に押し付け、か
つこの反力によつてキヤリパ1自体が第1図中右
方へ変位してアウタパツド2をデイスク4の他側
面に押し付け、このことにより、両パツド2,3
間にてデイスク4をバランス良く挾んでブレーキ
動作を行なうようになつている。ところで、アウ
タ爪7,8が2又状とされてそれらの間に空間部
Aが形成されているわけは、キヤリパ1に対する
シリンダボア5の成形加工をアウタ爪7,8の側
からバイトなどによつて行なう関係上、その加工
作業スペースを空間部Aによつて得るためであ
る。このため、空間部Aは、シリンダボア5に対
応する略半円状とされている。
タパツド2とインナパツド3の上部を通りデイス
ク4をまたぐ型式のものであつて、そのキヤリパ
1とシリンダボア5とを一体鋳造構造としている
ものが多い。そして、このものは、アウタパツド
2がパツド裏金6を介してキヤリパ1の2つのア
ウタ爪7,8に取付けられていると共に、シリン
ダボア5にセツトされたピストン9にインナパツ
ド3が取付けられていて、ブレーキ操作に基づく
ピストン9の第1図中左方への突出によつてイン
ナパツド3をデイスク4の一側面に押し付け、か
つこの反力によつてキヤリパ1自体が第1図中右
方へ変位してアウタパツド2をデイスク4の他側
面に押し付け、このことにより、両パツド2,3
間にてデイスク4をバランス良く挾んでブレーキ
動作を行なうようになつている。ところで、アウ
タ爪7,8が2又状とされてそれらの間に空間部
Aが形成されているわけは、キヤリパ1に対する
シリンダボア5の成形加工をアウタ爪7,8の側
からバイトなどによつて行なう関係上、その加工
作業スペースを空間部Aによつて得るためであ
る。このため、空間部Aは、シリンダボア5に対
応する略半円状とされている。
このようなデイスクブレーキにあつては、パツ
ド2,3とデイスク4の摺動に基づいて、これら
パツド2,3、デイスク4およびキヤリパ1が一
体となつて共振した場合、いわゆるブレーキ鳴き
音を発生する。このとき、大きく振動するところ
はデイスク4が入り込むパツド2,3のリーデイ
ング側部分すなわちその第2図中左側部分と、こ
の部分を押えるリーデイング側のアウタ爪7であ
る。したがつて、アウタ爪7,8およびパツド
2,3の共振を抑制することは、ブレーキ鳴き音
を防止する上においてきわめて有効である。
ド2,3とデイスク4の摺動に基づいて、これら
パツド2,3、デイスク4およびキヤリパ1が一
体となつて共振した場合、いわゆるブレーキ鳴き
音を発生する。このとき、大きく振動するところ
はデイスク4が入り込むパツド2,3のリーデイ
ング側部分すなわちその第2図中左側部分と、こ
の部分を押えるリーデイング側のアウタ爪7であ
る。したがつて、アウタ爪7,8およびパツド
2,3の共振を抑制することは、ブレーキ鳴き音
を防止する上においてきわめて有効である。
そこで、従来にあつては、アウタ爪7,8の爪
幅を広げてその剛性を強くすることにより、アウ
タ爪7,8自身の各方向への共振およびパツド
2,3の共振を抑制するようにしている。
幅を広げてその剛性を強くすることにより、アウ
タ爪7,8自身の各方向への共振およびパツド
2,3の共振を抑制するようにしている。
しかしながら、このようにアウタ爪7,8の爪
幅を広げる結果、それらの間の空間部Aが必然的
に狭小となり、このため、シリンダボア5の加工
に面倒なリセツシング加工を採らなければなら
ず、その加工時間の大幅な増大をきたすといつた
問題があつた。
幅を広げる結果、それらの間の空間部Aが必然的
に狭小となり、このため、シリンダボア5の加工
に面倒なリセツシング加工を採らなければなら
ず、その加工時間の大幅な増大をきたすといつた
問題があつた。
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
アウタ爪相互間の空間部に防振材を配備して、こ
の空間部を有効に利用することにより、ブレーキ
鳴き音の発生を確実にに防止すると共に、シリン
ダボアの成形加工をも容易なものとして、この種
デイスクブレーキを簡易に構成し提供することを
目的とする。
アウタ爪相互間の空間部に防振材を配備して、こ
の空間部を有効に利用することにより、ブレーキ
鳴き音の発生を確実にに防止すると共に、シリン
ダボアの成形加工をも容易なものとして、この種
デイスクブレーキを簡易に構成し提供することを
目的とする。
以下、この考案の一実施例を第3図および第4
図に基づいて説明する。なお、上述した第1図お
よび第2図に示すものと同様の部分には、同一符
号を付してその説明を省略する。
図に基づいて説明する。なお、上述した第1図お
よび第2図に示すものと同様の部分には、同一符
号を付してその説明を省略する。
本実施例によれば、略半円状の空間部Aを成す
アウタ爪7,8間の半円弧状周面部10に、その
周方向に沿う溝11を設け、そしてこの溝11に
嵌合する凸部12を外周に有する略半円板状の防
振材13をその溝11内に取付けている。
アウタ爪7,8間の半円弧状周面部10に、その
周方向に沿う溝11を設け、そしてこの溝11に
嵌合する凸部12を外周に有する略半円板状の防
振材13をその溝11内に取付けている。
溝11は、シリンダボア5と同心の円弧状であ
つて、そのシリンダボア5と同一工程できわめて
簡単に形成されるようになつている。防振材13
は、振動に対する減衰能のあるゴム等の材料によ
つて成されている。また、アウタ爪7,8の先端
部における溝11の対向間隔1は、その溝11
の円弧中心を通る溝11の直径2よりも小さく
設定されている。すなわち、溝11は、180゜以上
の中心角を成す円弧状とされている。このことに
より、防振材13は、押し縮められた状態で溝1
1内に強制的に嵌め合わされ、そしてアウタ爪
7,8の先端部分によつて抜け止めされている。
したがつて、防振材13は、溝11内への圧入に
よつて簡単かつ確実に取付けられている。また、
この防振材13の第4図中下図は、パツド裏金6
に接触するように位置させられている。
つて、そのシリンダボア5と同一工程できわめて
簡単に形成されるようになつている。防振材13
は、振動に対する減衰能のあるゴム等の材料によ
つて成されている。また、アウタ爪7,8の先端
部における溝11の対向間隔1は、その溝11
の円弧中心を通る溝11の直径2よりも小さく
設定されている。すなわち、溝11は、180゜以上
の中心角を成す円弧状とされている。このことに
より、防振材13は、押し縮められた状態で溝1
1内に強制的に嵌め合わされ、そしてアウタ爪
7,8の先端部分によつて抜け止めされている。
したがつて、防振材13は、溝11内への圧入に
よつて簡単かつ確実に取付けられている。また、
この防振材13の第4図中下図は、パツド裏金6
に接触するように位置させられている。
このようにして成るデイスクブレーキによれ
ば、2つのアウタ爪7,8の相互間に介在する防
振材13が、アウタ爪7,8の共振を抑制し、ま
たこれと同時に、パツド裏金6の共振をも抑制す
る。したがつて、ブレーキ鳴き音の発生を確実に
防止する。
ば、2つのアウタ爪7,8の相互間に介在する防
振材13が、アウタ爪7,8の共振を抑制し、ま
たこれと同時に、パツド裏金6の共振をも抑制す
る。したがつて、ブレーキ鳴き音の発生を確実に
防止する。
また、シリンダボア5の加工に際しては、防振
材13の取付け前の空間部Aをその加工作業スペ
ースとして利用して、その加工作業を容易に行な
うことができることは勿論である。
材13の取付け前の空間部Aをその加工作業スペ
ースとして利用して、その加工作業を容易に行な
うことができることは勿論である。
なお、防振材13は振動に対する減衰能を有す
る材料から成るものであればよく、何らその材料
は限定されず例えば樹脂等任意であるが、ある程
度の弾性を有する方が好ましい。また、この防振
材13の形状も、空間部Aの形状等に応じて適宜
設計変更が可能である。
る材料から成るものであればよく、何らその材料
は限定されず例えば樹脂等任意であるが、ある程
度の弾性を有する方が好ましい。また、この防振
材13の形状も、空間部Aの形状等に応じて適宜
設計変更が可能である。
また、防振材13を2つのアウタ爪7,8の間
に取付ける手段も、例えば接着剤による等任意で
あつて、何ら上記実施例のような嵌め付けの構造
に限定されるものではない。なお、防振材13を
ネジ等の特別な固定具を用いて取付けることは、
ブレーキ自体の強度的な観点から好ましくない。
に取付ける手段も、例えば接着剤による等任意で
あつて、何ら上記実施例のような嵌め付けの構造
に限定されるものではない。なお、防振材13を
ネジ等の特別な固定具を用いて取付けることは、
ブレーキ自体の強度的な観点から好ましくない。
また、アウタ爪7,8の間に防振材13を取付
けることと併せて、アウタ爪7,8の剛性を高め
れば、前述したようなブレーキ鳴き音の発生原因
からして当然に、そのブレーキ鳴き音の相乗的な
防止作用を果すことができる。
けることと併せて、アウタ爪7,8の剛性を高め
れば、前述したようなブレーキ鳴き音の発生原因
からして当然に、そのブレーキ鳴き音の相乗的な
防止作用を果すことができる。
また、この考案が、キヤリパ1のアウタ爪7,
8の相互間に空間部Aを有する各種型式のデイス
クブレーキに対して、きわめて広範囲に適応可能
であることは勿論である。
8の相互間に空間部Aを有する各種型式のデイス
クブレーキに対して、きわめて広範囲に適応可能
であることは勿論である。
以上説明したように、この考案に係るデイスク
ブレーキによれば、アウタ爪相互間の空間部を有
効に利用して、ここに防振材を配備した構成であ
るから、キヤリパに対するシリンダボアの成形加
工の作業性を何ら損なうことなく、ブレーキ鳴き
音の発生を確実に防止することができ、この種デ
イスクブレーキを簡易に構成して安価に提供する
ことができる等の効果を奏する。
ブレーキによれば、アウタ爪相互間の空間部を有
効に利用して、ここに防振材を配備した構成であ
るから、キヤリパに対するシリンダボアの成形加
工の作業性を何ら損なうことなく、ブレーキ鳴き
音の発生を確実に防止することができ、この種デ
イスクブレーキを簡易に構成して安価に提供する
ことができる等の効果を奏する。
加えて、前記防振材を弾性材料により形成し、
かつ、その外形を、前記空間部に対応する形状と
し、さらに、空間部を囲む周面に形成された溝に
嵌合する凸部を設けるようにしたから、アウタ爪
が振動することにより防振材が弾性変形を繰り返
し、この弾性変形の繰り返しによりダンピング作
用を行なつて振動を減衰させ、また、空間部に対
応する形状とされた防振材は、空間部に密着し
て、確実に前記ダンピング作用を発揮することが
できる。さらに、アウタ爪間の空間部と同一の平
面に含まれる位置からはみ出すことなく防振材を
設けることができるから、両アウタ爪の厚さ(デ
イスクの軸線と平行な方向への寸法)も増すこと
がないので、タイヤホイールなどとの干渉のおそ
れもなく、従来のブレーキキヤリパと同様なスペ
ースがあれば容易に取り付けることができる。さ
らにまた、アウタ爪あるいはその周辺部分を貫通
する孔、溝などのように、アウタ爪の強度低下
(振動の原因となる)につながる個所を設けるこ
となく防振材を取り付けることができるという効
果を奏する。
かつ、その外形を、前記空間部に対応する形状と
し、さらに、空間部を囲む周面に形成された溝に
嵌合する凸部を設けるようにしたから、アウタ爪
が振動することにより防振材が弾性変形を繰り返
し、この弾性変形の繰り返しによりダンピング作
用を行なつて振動を減衰させ、また、空間部に対
応する形状とされた防振材は、空間部に密着し
て、確実に前記ダンピング作用を発揮することが
できる。さらに、アウタ爪間の空間部と同一の平
面に含まれる位置からはみ出すことなく防振材を
設けることができるから、両アウタ爪の厚さ(デ
イスクの軸線と平行な方向への寸法)も増すこと
がないので、タイヤホイールなどとの干渉のおそ
れもなく、従来のブレーキキヤリパと同様なスペ
ースがあれば容易に取り付けることができる。さ
らにまた、アウタ爪あるいはその周辺部分を貫通
する孔、溝などのように、アウタ爪の強度低下
(振動の原因となる)につながる個所を設けるこ
となく防振材を取り付けることができるという効
果を奏する。
第1図はフイスト型デイスクブレーキの縦断面
図、第2図は第1図の矢視図、第3図はこの考
案の一実施例を示す第2図同様の図、第4図は第
3図の−線に沿う断面図である。 1……キヤリパ、7,8……アウタ爪、11…
…溝、12……凸部、13……防振材、A……空
間部。
図、第2図は第1図の矢視図、第3図はこの考
案の一実施例を示す第2図同様の図、第4図は第
3図の−線に沿う断面図である。 1……キヤリパ、7,8……アウタ爪、11…
…溝、12……凸部、13……防振材、A……空
間部。
Claims (1)
- キヤリパに設けられた二又状のアウタ爪間に略
半円状をなす空間部を有するデイスクブレーキに
おいて、前記二又状のアウタ爪間に前記半円状の
空間部を囲む周面部を設け、該周面部に周方向に
沿つて溝を設けるとともに、前記空間部に対応す
る形状をなす弾性材料からなる防振材を設けてな
り、該防振材の外周には、前記溝に嵌合する凸部
が半径方向外方に突出するように形成されたこと
を特徴とするデイスクブレーキ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19244181U JPS5896140U (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | デイスクブレ−キ |
GB08236361A GB2115892B (en) | 1981-12-23 | 1982-12-22 | Disc brake |
FR8221573A FR2518680A1 (fr) | 1981-12-23 | 1982-12-22 | Frein a disque |
DE19823247593 DE3247593A1 (de) | 1981-12-23 | 1982-12-22 | Scheibenbremse |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19244181U JPS5896140U (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | デイスクブレ−キ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5896140U JPS5896140U (ja) | 1983-06-30 |
JPS6319638Y2 true JPS6319638Y2 (ja) | 1988-06-01 |
Family
ID=16291352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19244181U Granted JPS5896140U (ja) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | デイスクブレ−キ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5896140U (ja) |
DE (1) | DE3247593A1 (ja) |
FR (1) | FR2518680A1 (ja) |
GB (1) | GB2115892B (ja) |
Families Citing this family (8)
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---|---|---|---|---|
JPH0214667Y2 (ja) * | 1984-09-27 | 1990-04-20 | ||
DE3736126A1 (de) * | 1987-10-26 | 1989-05-11 | Porsche Ag | Bremsvorrichtung |
DE4020668A1 (de) * | 1990-06-29 | 1992-01-02 | Teves Gmbh Alfred | Geraeuscharmer schwimmsattel fuer teilbelagscheibenbremsen |
DE4101514C2 (de) * | 1991-01-19 | 2002-03-21 | Continental Teves Ag & Co Ohg | Teilbelagscheibenbremse für die Radaufhängung eines Kraftfahrzeugs |
DE19622209A1 (de) | 1996-06-03 | 1997-12-04 | Teves Gmbh Alfred | Teilbelag-Scheibenbremse |
JP4486796B2 (ja) * | 2003-07-07 | 2010-06-23 | 日信工業株式会社 | 車両用ディスクブレーキのキャリパボディ製造方法及びキャリパボディ |
EP2707620B1 (en) * | 2011-05-09 | 2017-03-08 | Petroceramics S.p.A. | Caliper body made from thermoplastic material |
FR3031153B1 (fr) * | 2014-12-31 | 2016-12-30 | Foundation Brakes France | Procede de reduction de bruit dans un boitier d'etrier de frein a disque, et boitier d'etrier correspondant |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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GB1290950A (ja) * | 1969-06-26 | 1972-09-27 | ||
GB1356938A (en) * | 1970-09-04 | 1974-06-19 | Girling Ltd | Disc brakes for vehicles |
GB1387833A (en) * | 1971-03-19 | 1975-03-19 | Girling Ltd | Method of making calipers of pressure fluid operated disc brakes and the calipers themselves |
ES201534Y (es) * | 1973-03-20 | 1976-02-01 | Alfred Teves, Gmbh | Mejoras introducidas en frenos de disco. |
JPS5817133Y2 (ja) * | 1976-11-25 | 1983-04-07 | アイシン精機株式会社 | 自動車用デイスクブレ−キのパツドの振動防止装置 |
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