JP3335849B2 - サイドエアバッグ装置を備えたシート構造 - Google Patents

サイドエアバッグ装置を備えたシート構造

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JP3335849B2
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    • B60R21/16Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
    • B60R21/20Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
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  • Seats For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサイドエアバッグ装
置を備えたシート構造に係り、特にシートバックのドア
側側部にサイドエアバッグ装置を内蔵したシート構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、側面衝突(以下、単に「側
突」と略す)時における乗員保護性能を向上させるべ
く、種々の対策が講じられている。その一例として、近
年では、車両のフロントシートの側部に側突用のエアバ
ッグ装置を内蔵させることが推進されている。この種の
側突用のエアバッグ装置を内蔵したフロントシートの構
造が特開平6−64491号公報に開示されており、以
下にシート表皮との関係を中心にして公報に開示された
構成について考察することにする。
【0003】図8には、この公報に開示されたエアバッ
グ装置内蔵タイプのフロントシート150が側面視で示
されている。この図に示されるように、フロントシート
150のシートバック152のドア側の側部には、側突
用のエアバッグ装置154が内蔵されている。この側突
用のエアバッグ装置154は、概略的にはシートクッシ
ョン156の下方に配設されかつ図示しないサイドドア
への高荷重作用状態を検出するセンサ157と、このセ
ンサ157と接続されかつセンサ157が高荷重作用状
態を検出することによってガスを噴出する略円柱形のイ
ンフレータ158と、このインフレータ158から噴出
されたガスによって膨張するバッグ160と、を含んで
構成されている。また、これらのインフレータ158及
びバッグ160は、シートバックフレーム162(図9
参照)のドア側の側部に固着されたエアバッグケース1
64及びリッド166の内部空間に収容されている。
【0004】ここで、図9に拡大して示されるように、
この公報に開示された構造では、バッグ膨張時にリッド
166の展開動作を行わせるべく、シートバック152
の表皮168を複数枚に分割して縫製している。すなわ
ち、シートバック152の表皮168は、シートバック
152の中央部前面を覆うフロントメイン表皮170
と、シートバック152の側部前側を覆う二枚のフロン
トサイド表皮172、174と、エアバッグ装置154
のリッド166を覆うシートバックサイド表皮176
と、シートバック152の裏面側を覆うリヤ表皮178
と、に分割されている。
【0005】さらに、リッド166の側方に位置される
シートバックサイド表皮176を展開させるべく、シー
トバックサイド表皮176の前端部176Aとフロント
サイド表皮174の後端部174Aとが縫製糸180で
縫製されている。なお、この部位での縫製は、例えば図
示の如く一重に縫製されることにより縫製強度が低く設
定されている。従って、この部位が破断部となる。これ
に対し、シートバックサイド表皮176の後端部176
Bとリヤ表皮178の前端部178Aとは各々ループ状
とされた上で縫製糸182、縫製糸184でそれぞれ縫
製され、更に相互のループ状の後端部176Bと前端部
178Aとが縫製糸186で縫製されている。なお、こ
の部位での縫製は、例えば図示の如く二重に縫製される
ことにより縫製強度が高く設定されている。従って、こ
の部位では破断せず、シートバックサイド表皮176の
展開ヒンジとなる。
【0006】従って、インフレータ158から噴出した
ガスにより、バッグ160が展開した場合には、リッド
166が、後側端に形成されたヒンジ部166Aを中心
にしてシート外側方向(図9の矢印W方向)へ展開し、
この時の展開力によって、シートバックサイド表皮17
6の前端部176Aとフロントサイド表皮174の後端
部174Aとの縫製部が破壊されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このサ
イドエアバッグ装置を備えたシート構造では、シートバ
ックパッド190の乗員支持面(天板部)190A近傍
に、インサートワイヤ192が埋設されており、このイ
ンサートワイヤ192に、フロントメイン表皮170と
フロントサイド表皮172の縫合部が意匠形状出し用吊
り部材188を介して係合されている。従って、バッグ
160の展開初期において、バッグ160の展開力によ
る、表皮168の反力により、インサートワイヤ192
に抜け荷重が作用する。この抜け荷重が大きく、インサ
ートワイヤ192がシートバックパッド190から抜け
た場合には、表皮168が、図9に二点鎖線で示される
如く、シート幅方向外側及び前方向へ大きく伸びるた
め、本来破断されるべき縫製糸180による縫製部が破
断し難くなり、バッグ160の展開速度が遅くなった
り、バッグ160の展開形状が安定しなくなることが考
えられる。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、インサートワ
イヤの抜けを抑え、側突用エアバッグ袋体を迅速且つ安
定して展開させることができるサイドエアバッグ装置を
備えたシート構造を得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
サイドエアバッグ装置を内蔵したシートをシート表皮で
覆ってなるシート構造において、シートバックパッドの
乗員支持面に埋設され、意匠形状出し用吊り部材を止め
るインサートワイヤを備え、該インサートワイヤのシー
トバックパッド内への埋設部の一部に、少なくとも正面
視において、本線から外れた折り曲げ部を有し、この折
り曲げ部は前記本線より埋設長さが長いと共に、前記イ
ンサートワイヤは少なくともエアバッグ装置に対向する
部位を車両後方側へむかって凸状に折り曲げたことを特
徴としている。
【0010】従って、側突時に例えば、エアバッグ装置
内に内蔵したエアバッグ袋体が膨張して、シート表皮を
内側から押し、意匠形状出し用吊り部材を介してインサ
ートワイヤをシートバックパッドから抜き出そうとする
が、インサートワイヤに折り曲げ部を形成し、この折り
曲げ部の埋設長さが本線の埋設長さより長いので、イン
サートワイヤのシートバックパッドからの抜け荷重が上
がり、抜けを防止できる。このため、シート表皮天板部
の受き上がりを抑制でき、その結果、所定の縫製部から
素早く破断して、エアバッグ袋体を迅速且つ安定して展
開できる。また、インサートワイヤは少なくともエアバ
ッグ装置に対向する部位を車両後方側へむかって凸状に
折り曲げたため、乗り心地への悪影響を抑え、且つイン
サートワイヤの抜け荷重を有効に上げることが可能にな
る。
【0011】
【0012】
【0013】請求項記載の発明は、サイドエアバッグ
装置を内蔵したシートをシート表皮で覆ってなるシート
構造において、シートバックパッドの乗員支持面に埋設
され、意匠形状出し用吊り部材を止めるインサートワイ
ヤを備え、該インサートワイヤの少なくともエアバッグ
装置と対向する部位に巻付部材を設けシートパッドを含
浸発泡させ、前記巻付部材をインサートワイヤの車両後
方側へ向かって凸状に折り曲げた部位に設けたことを特
徴としている。
【0014】従って、巻付部材にシートパッドを含浸発
泡させたので、巻付部材とシートパッドとの固定強度が
上がり、インサートワイヤの抜け荷重を高めることが可
能であり、インサートワイヤの折り曲げ構造と相まっ
て、インサートワイヤの抜け荷重をさらに高めることが
できる。
【0015】
【0016】
【0017】請求項記載の発明は、サイドエアバッグ
装置を内蔵したシートをシート表皮で覆ってなるシート
構造において、シートバックパッドの乗員支持面に埋設
され、意匠形状出し用吊り部材を止めるインサートワイ
ヤを備え、シートバックパッドにおけるエアバッグ装置
中心部近傍に貫通孔を設けると共に、前面シート表皮に
連結した連結手段を前記貫通穴を通して前記エアバッグ
装置が固定されているシート側固定部材に係止したこと
を特徴としている。
【0018】従って、連結手段によりシート表皮天板部
の浮き上がりを確実に阻止できる。請求項記載の発明
は、請求項1〜請求項のいずれかに記載のサイドエア
バッグ装置を備えたシート構造において、側面シート表
皮の裏面に、シート表皮よりも伸び難い布を設け、その
前端末を破断用縫製部に縫合すると共に、その後端末を
シート側固定部材に係止したことを特徴としている。
【0019】従って、側面シート表皮の裏面に設けた伸
び難い布による側面シート表皮の伸び抑制効果と相まっ
て、さらに効果的に所定の縫製部から素早く破断してエ
アバッグ袋体をスムーズに展開することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】本発明のサイドエアバッグ装置を
備えたシート構造の第1実施形態を図1〜図3に従って
説明する。
【0021】図2に示される如く、本第1実施形態のシ
ートのシートバック10は、略矩形枠状に組まれて骨格
部材を構成するシートバックフレーム12と、このシー
トバックフレーム12の前面側に取付けられると共にウ
レタン等の樹脂を用いて所定の硬度に設定されたシート
バックパッド14と、このシートバックパッド14の表
面を覆うシートバック表皮16と、を含んで構成されて
いる。
【0022】図3に示される如く、シートバック10の
車両のサイドドア側の側部10Aには、側突用のエアバ
ッグ装置18が内蔵されている。
【0023】図2に示される如く、エアバッグ装置18
はシートバックフレーム12のサイド部12Aに固定さ
れており、インフレータによりエアバッグ袋体を膨張展
開させる周知のものであるため、構成部品の説明及び図
示を省略する。
【0024】なお、側突用のエアバッグ装置18の車両
のサイドドア側の部位は、リッド22となっており、リ
ッド22はエアバッグ袋体が展開した場合に、シート外
側方向(図2の矢印A方向)へ展開するようになってい
る。
【0025】シートバック表皮16は、複数枚に分割さ
れている。具体的には、シートバック表皮16は、シー
トバックパッド14の中央部前面を覆う前面シート表皮
の一部を構成するフロントメイン表皮24と、シートバ
ック10の側部前面を覆う前面シート表皮の一部を構成
するフロントサイド表皮26と、エアバッグ装置18の
リッド22及びシートバック10の側部側面を覆う側面
シート表皮としてのシートバックサイド表皮28と、に
分割されている。
【0026】なお、シート表皮16は2枚の布材の間に
クッション材を挟んだ三層または五層構造になってい
る。
【0027】シートバックサイド表皮28の前方側の端
末28Aは、フロントサイド表皮26の外側の端末26
Aと、縫製糸30によって縫製されている。なお、シー
トバックサイド表皮28の前方側の端末28Aとフロン
トサイド表皮26の外側の端末26Aとの縫製部31
は、リッド22及びエアバッグ袋体の前端縁部の前側近
傍に位置しており、エアバッグ袋体が展開する場合に、
リッド22により破壊される破断用縫製部となってい
る。
【0028】フロントサイド表皮26の内側の端末26
Bは、意匠形状出し用吊り部材としの断面ループ状の吊
り綿布32とともにフロントメイン表皮24の外側の端
末24Aに縫製糸34によって縫製されている。また、
縫製糸34による縫合部及び吊り綿布32は、シートバ
ックパッド14に、縦方向(上下方向)に沿って形成さ
れた縦溝36内へ挿入されており、フロントサイド表皮
26及びフロントメイン表皮24は、吊り綿布32及び
吊り綿布32に取付けられたCリング38を介して、縦
溝36の底部に埋設されたインサートワイヤ40にホグ
リングしている。
【0029】図1に示される如く、縦溝36の底部に
は、上下方向に所定の間隔を開けて、凹部42が形成さ
れており、凹部42では、インサートワイヤ40が露出
している。このため、この凹部42において、Cリング
38をインサートワイヤ40にホグリングしている。
【0030】エアバッグ装置18(図3参照)に対向す
る部位となる上側2個の凹部42の間及び、2番目の凹
部42と3番目の凹部42の間には、インサートワイヤ
40を凸状に折り曲げた折り曲げ部44が形成されてい
る。各折り曲げ部44はコ字状に折り曲げられており、
基部44Aの外周部には、巻付部材としてのスラブパッ
ド46が巻き付けられている。なお、スラブパッド46
には、シートバックパッド14が含浸発泡されている。
【0031】図2に示される如く、インサートワイヤ4
0の折り曲げ部44は、シートバック10の後方斜め内
側に延設されており、シートバックパッド14内への埋
設長さを長くすると共に、乗り心地への悪影響を抑える
ようになっている。
【0032】図1に示される如く、インサートワイヤ4
0の上端部にも、折り曲げ部48が形成されている。こ
の折り曲げ部48は、ループ状に屈曲されており、折り
曲げ部44と同方向に延設されている。また、左右のイ
ンサートワイヤ40の下端部は、互いにシートバックの
幅方向に延びる連結部50によって連結されている。
【0033】図2に示される如く、シートバックサイド
表皮28の内側には、シート表皮よりも伸び難い布とし
ての綿布52が配設されている。この綿布52は、前方
側の端末52Aが、シートバックサイド表皮28の前方
側の端末28Aに仮止め糸54によって、仮縫製される
とともに、その外側位置にて縫製糸30によりシートバ
ックサイド表皮28とともにフロントサイド表皮26に
縫製されている。
【0034】綿布52の後方側の端末52Bはフック5
6を介してシートバックフレーム12に配設されたシー
ト側固定部材としてのワイヤ58に係止されている。ま
た、シートバックサイド表皮28の後方側の端末28B
はループ状の綿布55に吊りワイヤ60を挿通させシー
トバックフレーム12に配設されたワイヤ58にCリン
グ38でホグリングされている。なお、図2の符号62
は、シートバックの背面に取り付けられたバックボード
の一部を示す。
【0035】次に、本発明の第1実施形態の作用を説明
する。本発明の第1実施形態のサイドエアバッグ装置を
備えたシート構造では、側突時にエアバッグ装置18の
インフレータが作動すると、インフレータから噴出され
るガスによって、エアバッグ袋体が膨張してエアバッグ
ケースのリッド22を図2の矢印A方向へ押し広げよう
とする。
【0036】この際、シートバックサイド表皮28の内
側に綿布52が設けられており、シートバックサイド表
皮28の後方側の端末28Bと綿布52の後方側の端末
52Bがそれぞれ綿布55、フック56を介してワイヤ
60、58に連結されているため、エアバッグ袋体の膨
張による応力が、綿布52を介して縫製部31に集中す
る。
【0037】また、本発明の第1実施形態のサイドエア
バッグ装置を備えたシート構造では、インサートワイヤ
40にコ字状の折り曲げ部44、折り曲げ部48及び連
結部50が形成されており、インサートワイヤ40のシ
ートバックパッド14内への埋設長さを大きくしている
ため、フロントサイド表皮26の反力によって、インサ
ートワイヤ40がシートバックパッド14から抜けるこ
ともない。
【0038】従って、本発明の第1実施形態のサイドエ
アバッグ装置を備えたシート構造では、インサートワイ
ヤ40の抜けを抑え、縫製部31を瞬時に破壊でき、側
突用エアバッグ袋体を迅速且つ安定させて展開できる。
【0039】また、本発明の第1実施形態のサイドエア
バッグ装置を備えたシート構造では、インサートワイヤ
40の折り曲げ部44の基部44Aの外周部に、スラブ
パッド46が巻き付けられているため、インサートワイ
ヤ40がシートバックパッド14から更に抜け難くなっ
ている。
【0040】また、本発明の第1実施形態のサイドエア
バッグ装置を備えたシート構造では、インサートワイヤ
40の折り曲げ部44が、シートバック10の後方斜め
内側に延設されているため、インサートワイヤ40によ
る乗り心地への悪影響を抑えることができる。
【0041】なお、本発明の第1実施形態のサイドエア
バッグ装置を備えたシート構造では、左右のインサート
ワイヤ40の下端部を互いにシートバックの幅方向に延
びる連結部50によって連結したが、これに代えて、図
4に示される如く、左右のインサートワイヤ40を分離
し、各下端部49をそれぞれループ状としても良い。
【0042】また、本発明の第1実施形態では、シート
バックパッド14の縦方向に沿って、埋設したインサー
トワイヤ40に、シートバック表皮16を吊支する所
謂、縦吊り意匠のシート構造に付いて説明したが、本発
明のサイドエアバッグ装置を備えたシート構造は、図5
に示される如く、シートバックパッド14の横方向に沿
って、形成された横溝64の底部に埋設されたインサー
トワイヤ66にシートバック表皮を吊支する所謂、横吊
り意匠のシート構造にも適用可能である。なお、図5に
おいては、横溝64に凹部65が形成され、インサート
ワイヤ66の端部に折り曲げ部68が形成されており、
この折り曲げ部68の外周部に、スラブパッド70が巻
き付けられている。
【0043】次に、本発明のサイドエアバッグ装置を備
えたシート構造の第2実施形態を図6及び図7に従って
説明する。
【0044】なお、第1実施形態と同一部材については
同一符号を付してその説明を省略する。
【0045】図6に示される如く、本発明の第2実施形
態のサイドエアバッグ装置を備えたシート構造では、シ
ートバックパッド14の縦溝36の底部のエアバッグ装
置の上下方向中心部付近の位置に、上下方向を長手方向
にする貫通穴72が穿設されている。
【0046】図7に示される如く、この貫通穴72に
は、フロントサイド表皮26の内側の端末26Bとフロ
ントメイン表皮24の外側の端末24Aに縫製糸74に
よって縫製された、連結手段としての断面ループ状の力
布76が貫通している。この力布76は、フック78を
介してシートバックフレーム12のシート側固定部材と
しての係止部12Bに係止されている。
【0047】従って、本発明の第2実施形態のサイドエ
アバッグ装置を備えたシート構造では、エアバッグ袋体
展開時に、この力布76によってフロントサイド表皮2
6の反力を支持することで、インサートワイヤ40がシ
ートバックパッド14から抜けることを防止できる。こ
のため、第1実施形態に比べ、さらに効果的に縫製部3
1を瞬時に破壊でき、側突用エアバッグ袋体を迅速且つ
安定させて展開できる。
【0048】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、本実施形態では、巻付部材としてスラブ
パッド46を使用したが、スラブパッド46に代えて、
フェルト等の他の巻付部材を使用しても良い。
【0049】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、サイドエアバッ
グ装置を内蔵したシートをシート表皮で覆ってなるシー
ト構造において、シートバックパッドの乗員支持面に埋
設され、意匠形状出し用吊り部材を止めるインサートワ
イヤを備え、インサートワイヤのシートバックパッド内
への埋設部の一部に、少なくとも正面視において、本線
から外れた折り曲げ部を有し、この折り曲げ部は本線よ
り埋設長さが長いと共に、前記インサートワイヤは少な
くともエアバッグ装置に対向する部位を車両後方側へむ
かって凸状に折り曲げた構成としたので、インサートワ
イヤの抜けを抑え、側突用エアバッグ袋体を迅速且つ安
定させて展開できるという優れた効果を有する。また、
乗り心地への悪影響を抑えることができるという優れた
効果を有する。
【0050】
【0051】請求項記載の発明は、サイドエアバッグ
装置を内蔵したシートをシート表皮で覆ってなるシート
構造において、シートバックパッドの乗員支持面に埋設
され、意匠形状出し用吊り部材を止めるインサートワイ
ヤを備え、インサートワイヤの少なくともエアバッグ装
置と対向する部位に巻付部材を設けシートパッドを含浸
発泡させ、前記巻付部材をインサートワイヤの車両後方
側へ向かって凸状に折り曲げた部位に設けた構成とした
ので、インサートワイヤの抜けを抑え、側突用エアバッ
グ袋体を迅速且つ安定させて展開できると共に乗り心地
への悪影響を抑えることができるという優れた効果を有
する。
【0052】
【0053】請求項記載の発明は、サイドエアバッグ
装置を内蔵したシートをシート表皮で覆ってなるシート
構造において、シートバックパッドの乗員支持面に埋設
され、意匠形状出し用吊り部材を止めるインサートワイ
ヤを備え、シートバックパッドにおけるエアバッグ装置
中心部近傍に貫通孔を設けると共に、前面シート表皮に
連結した連結手段を前記貫通穴を通してエアバッグ装置
が固定されているシート側固定部材に係止したので、イ
ンサートワイヤの抜けを抑え、側突用エアバッグ袋体を
迅速且つ安定させて展開できるという優れた効果を有す
る。
【0054】請求項記載の発明は、請求項1〜請求項
のいずれかに記載のサイドエアバッグ装置を備えたシ
ート構造において、側面シート表皮の裏面に、シート表
皮よりも伸び難い布を設け、その前端末を破断用縫製部
に縫合すると共に、その後端末をシート側固定部材に係
止したので、さらに効果的に側突用エアバッグ袋体を迅
速且つ安定させて展開できるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るサイドエアバッグ
装置を備えたシート構造のシートバックパッドの車両の
サイドドア側半分を示す正面図である。
【図2】図3の2−2線に沿った断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るサイドエアバッグ
装置を備えたシート構造が適用されたシートを示す斜視
図である。
【図4】本発明の第1実施形態の変形例に係るサイドエ
アバッグ装置を備えたシート構造のシートバックパッド
の車両のサイドドア側半分を示す正面図である。
【図5】本発明の第1実施形態の他の変形例に係るサイ
ドエアバッグ装置を備えたシート構造のシートバックパ
ッドの車両のサイドドア側半分を示す正面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係るサイドエアバッグ
装置を備えたシート構造のシートバックパッドの車両の
サイドドア側半分を示す正面図である。
【図7】本発明の第2実施形態に係るサイドエアバッグ
装置を備えたシート構造の図2に対応する断面図であ
る。
【図8】従来の実施形態に係るサイドエアバッグ装置を
備えたシート構造を示す概略側面図である。
【図9】従来の実施形態に係るサイドエアバッグ装置を
備えたシート構造のサイド部を示す水平断面図である。
【符号の説明】
10 シートバック 12 シートバックフレーム 12B 係止部(シート側固定部材) 14 シートバックパッド 16 シートバック表皮 18 側突用のエアバッグ装置 24 フロントメイン表皮 26 フロントサイド表皮 28 シートバックサイド表皮 31 破断用縫製部 32 吊り綿布(意匠形状出し用吊り部材) 36 縦溝 38 ホグリング 40 インサートワイヤ 42 凹部 44 折り曲げ部 46 スラブパッド(巻付部材) 48 折り曲げ部 52 綿布(シート表皮よりも伸び難い布) 58 ワイヤ(シート側固定部材) 76 力布(連結手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大薮 正則 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 加藤 久明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 浅野 誠 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 アラ コ株式会社内 (72)発明者 山中 秀幸 愛知県豊田市吉原町上藤池25番地 アラ コ株式会社内 (72)発明者 大貫 康司 神奈川県横浜市戸塚区柏尾町1番地 株 式会社ブリヂストン横浜工場内 (56)参考文献 特開 平8−196756(JP,A) 特開 平6−64491(JP,A) 特開 平2−112199(JP,A) 実開 昭60−128599(JP,U) 実開 昭59−171599(JP,U) 実開 昭63−75299(JP,U) 実開 平3−29099(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B68G 7/05 B60N 2/42 B60R 21/20 B60R 21/22

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイドエアバッグ装置を内蔵したシート
    をシート表皮で覆ってなるシート構造において、 シートバックパッドの乗員支持面に埋設され、意匠形状
    出し用吊り部材を止めるインサートワイヤを備え、該イ
    ンサートワイヤのシートバックパッド内への埋設部の一
    部に、少なくとも正面視において、本線から外れた折り
    曲げ部を有し、この折り曲げ部は前記本線より埋設長さ
    が長いと共に、前記インサートワイヤは少なくともエア
    バッグ装置に対向する部位を車両後方側へむかって凸状
    に折り曲げたことを特徴とするサイドエアバッグ装置を
    備えたシート構造。
  2. 【請求項2】 サイドエアバッグ装置を内蔵したシート
    をシート表皮で覆ってなるシート構造において、 シートバックパッドの乗員支持面に埋設され、意匠形状
    出し用吊り部材を止めるインサートワイヤを備え、該イ
    ンサートワイヤの少なくともエアバッグ装置と対向する
    部位に巻付部材を設けシートパッドを含浸発泡させ、前
    記巻付部材をインサートワイヤの車両後方側へ向かって
    凸状に折り曲げた部位に設けたことを特徴とする サイド
    エアバッグ装置を備えたシート構造。
  3. 【請求項3】 サイドエアバッグ装置を内蔵したシート
    をシート表皮で覆ってなるシート構造において、 シートバックパッドの乗員支持面に埋設され、意匠形状
    出し用吊り部材を止めるインサートワイヤを備え、シー
    トバックパッドにおけるエアバッグ装置中心部近傍に貫
    通孔を設けると共に、前面シート表皮に連結した連結手
    段を前記貫通穴を通して前記エアバッグ装置が固定され
    ているシート側固定部材に係止した ことを特徴とするサ
    イドエアバッグ装置を備えたシート構造。
  4. 【請求項4】 側面シート表皮の裏面に、シート表皮よ
    りも伸び難い布を設け、その前端末を破断用縫製部に縫
    合すると共に、その後端末をシート側固定部材に係止し
    たことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記
    載のサイドエアバッグ装置を備えたシート構造。
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