JP3333409B2 - 半導体モジュール - Google Patents

半導体モジュール

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JP3333409B2
JP3333409B2 JP31487296A JP31487296A JP3333409B2 JP 3333409 B2 JP3333409 B2 JP 3333409B2 JP 31487296 A JP31487296 A JP 31487296A JP 31487296 A JP31487296 A JP 31487296A JP 3333409 B2 JP3333409 B2 JP 3333409B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
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  • Inorganic Insulating Materials (AREA)
  • Ceramic Products (AREA)
  • Bipolar Transistors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体モジュール
に係り、特に、複数の半導体素子を搭載した絶縁基板を
金属支持基板上に接着して構成した半導体モジュールに
関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、IGBT(Insulated Gate Bipo
lar Transistor)、パワーMOSFET等の電力制御素
子として知られているパワー半導体スイッチング素子
は、これらの複数個を絶縁容器内に密封して構成される
パワー半導体モジュールとして使用される。
【0003】通常、パワー半導体モジュールは、アルミ
ナあるいは窒化アルミニウム等からなるセラミック基板
により形成される絶縁基板上に、半導体素子、電極パタ
ーン、端子部等をはんだ等で接着し、半導体素子、電極
パターン等の間で必要な個所を金属ワイヤで接続して必
要な電子回路を構成し、この絶縁基板を銅板等からなる
取り付け基板上にはんだ等で接着した構造を有してい
る。
【0004】前述したような構造を有する半導体モジュ
ールは、内部に密封される電力制御素子が、高速化、高
出力化のニーズからより大電流、高電圧を制御する必要
があり、そのため、半導体素子からの発熱が増加する傾
向にあるので、この発生熱を効率よく発散させる必要が
ある。
【0005】前記モジュール構造において、半導体素子
に発生した熱は、絶縁基板、支持基板等の各部材を通し
て拡散させられフィンにより放熱されるが、各部材間の
はんだ付け部にボイド(はんだ層内で空気の取り残し等
によりはんだが存在しない部分)が存在する場合、この
ボイドの部分で熱が伝達されず、熱抵抗が上昇する。こ
のことは、モジュールの信頼性を低下させることにな
る。特に、前述したような構造を有する半導体モジュー
ルは、絶縁基板と支持基板との間のはんだ接続のための
はんだ層の面積が大きくなるため、このはんだ層内にボ
イドが生じる場合が多い。
【0006】図10は絶縁基板と支持基板との間のはん
だ層内に生じるボイドについて説明する図であり、以
下、これについて説明する。図10において、20は金
属支持基板となるCuベース、22、25ははんだ層、
23は半導体素子であるIGBTチップ、40は絶縁基
板、41、42はメタライズパターンである。
【0007】従来技術による絶縁基板40は、アルミ
ナ、窒化アルミニウム等のセラミック基板により形成さ
れ、図10に示すように、その上面にIGBTチップ2
3等をはんだ層25を介して接続するための上部メタラ
イズパターン41が形成され、また、その下面にはんだ
層22を介して絶縁基板40自身をCuベース20に接
続するための下部メタライズパターン42が形成されて
いる。
【0008】そして、上部及び下部のメタライズパター
ンは、上部メタライズパターンの厚さt1及び下部のメ
タライズパターンの厚さt2が、t1>t2の関係にな
るように形成されているのが一般的である。これは、絶
縁基板40の上面及び下面に設けられるメタライズパタ
ーン41、42が、一般には、上面側の上部メタライズ
パターン41の面積が、下面側の下部メタライズパター
ン42の面積より小さいにもかかわらず、パターンを形
成する金属量を上面と下面とで同量としてメタライズパ
ターンを形成するためである。
【0009】このように形成された絶縁基板40をCu
ベース20上に接続するために、絶縁基板40の下部メ
タライズパターン42とCuベース20との間にはんだ
シートを置き、はんだの溶融温度にまで加熱すると、絶
縁基板40には、上部メタライズパターン41側を凸に
反らせようとする応力F3が支配的に加わることにな
る。この結果、絶縁基板40は、はんだ接着時にIGB
Tチップ23等の半導体素子の搭載側が凸となるように
変形する。融解したはんだは、下部メタライズパターン
の周辺部から濡れていき、ボイドを構成するガスが下部
メタライズ42の下部の中央付近に取り残され、ボイド
43が発生することになる。
【0010】前述したようなボイドの発生を低減させる
ことのできる従来技術として、例えば、特開平7−28
831号公報等に記載された技術が提案されている。
【0011】図11はボイドの発生を低減させることの
できる従来技術による絶縁基板の下部メタライズパター
ンの形状を示す図である。図11において、102はス
リット、103ははんだシートであり、他の符号は図1
0の場合と同一である。
【0012】図11に示す従来技術は、絶縁基板40の
下面に設ける下部メタライズパターン42の周辺部にス
リット102を形成するというものである。このような
構造の絶縁基板40を前述と同様にCuベース20に接
続する場合、メタライズパターン42の中央部にはんだ
シート103を置いて加熱し、はんだシート103を溶
融させることにより絶縁基板40とCuベース20とを
接続する。この場合、溶融したはんだは、スリット10
2が存在することにより周辺部に廻り込まず絶縁基板4
0の下部メタライズパターン42の中央から矢印104
に示すように濡れていき、空気等のボイドを形成するガ
スがスリット102から逃げることができる。図11に
示す従来技術は、前述のようにして、ボイドを低減して
熱抵抗を低減することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、絶縁
基板のメタライズパターンにスリットを形成し、はんだ
の溶融時にはんだがメタライズパターンの周辺部に回り
込まないようにして、ボイドが残存しにくいようにした
ものである。
【0014】しかし、この従来技術は、ボイドの発生に
重要な影響を及ぼす基板の反りについて全く配慮されて
いない。このため、前記従来技術は、絶縁基板に設けら
れる上部メタライズパターンが下部メタライズパターン
より厚いとき、Cuベースへの接続のためにはんだ接着
温度にまで加熱すると、絶縁基板が上に凸に変形するた
め、絶縁基板下部のはんだがメタライズパターンの周辺
部からぬれていき、中央部にボイドが多数残存してしま
うという問題点を有する。
【0015】また、絶縁基板は、基板自身の熱伝導率が
悪いため、熱抵抗を小さくするために板厚を極力薄くし
なければならないが、両面のメタライズパターンの膜厚
が異なる場合、はんだ接着温度に加熱されたとき、より
大きく反ることになり、ボイドが発生しやすくなる。
【0016】そして、このようなボイドの発生を低減す
るために絶縁基板の反り量以上にはんだシートを厚くす
ることが考えられるが、結果としてはんだ層を厚くする
ことになり、モジュールの熱抵抗を増加させることにな
る。
【0017】本発明の目的は、前述した従来技術の問題
点を解決し、はんだあるいは金属ろう材を用いて、複数
の半導体素子を搭載した絶縁基板をCuベース等による
金属支持基板に接着する際におきるボイドを低減し、熱
抵抗を低下させた半導体モジュールを提供することにあ
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、半導体素子を搭載した絶縁基板を金属支持基板上に
はんだ接着して構成した半導体モジュールにおいて、前
記絶縁基板が、該絶縁基板と前記金属支持基板とをはん
だ接着する接着温度時に、前記金属支持基板との接着側
が凸となるように変形する構造を有することにより達成
される。
【0019】また、前記目的は、前記絶縁基板が、その
両面に材質が同一のメタライズパターンが形成され、半
導体素子を接着する面のメタライズパターンの膜厚が金
属支持基板との接着面のメタライズパターンより薄く形
成されていることにより、あるいは、前記絶縁基板が、
その両面に材質が異なるメタライズパターンが形成さ
れ、半導体素子を接着する面のメタライズパターンの材
質を金属支持基板との接着面のメタライズパターンより
熱膨張係数の小さい材質としたことにより達成される。
【0020】また、前記目的は、複数個の半導体素子を
搭載した少なくとも1枚の絶縁基板を金属支持基板上に
はんだ接着して構成した半導体モジュールにおいて、前
記絶縁基板が、該絶縁基板と前記金属支持基板とをはん
だ接着する接着温度時に、半導体素子搭載部の前記金属
支持基板との接着側が凸となるように変形し、かつ、搭
載されている少なくとも一対の半導体素子間の位置で、
半導体素子の搭載領域の絶縁基板の前記凸となる反りを
矯正する方向に応力が働く構造を有することにより達成
される。
【0021】さらに、前記目的は、前記絶縁基板が、そ
の両面にメタライズパターンが形成されて構成され、少
なくとも1つ面のメタライズパターンがスリットで複数
領域に分割されて構成されることにより、また、前記ス
リットが半導体素子とは重ならない位置に設けられるこ
とにより達成される。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明による半導体モジュ
ールの実施形態を図面により詳細に説明する。
【0023】図1は本発明を適用する半導体モジュール
に使用する第1の実施形態による絶縁基板の構造を説明
する断面図、図2は本発明が適用される半導体モジュー
ルの内部平面図、図3は図2のA−A’断面図、図4は
絶縁基板をCuベースにはんだ接続する工程を説明する
図である。図1〜図4において、10、50は絶縁基
板、11、12はメタライズパターン、21、52はプ
リント基板、24はダイオードチップ、26は主端子、
27は制御端子、28はAlワイヤ、29は半導体モジ
ュールケースであり、他の符号は図10の場合と同一で
ある。
【0024】図2に示す半導体モジュールは、本発明を
3相インバータに適用した場合の例であり、主端子26
として端子P、N、U、V、Wを半導体モジュールケー
ス29にインサートして構成したものである。そして、
インバータの上アームと下アームとを構成する主回路
が、それぞれ、アルミナ等による絶縁基板10、50上
にIGBTチップ23とダイオードチップ24とを搭載
して構成されている。また、絶縁基板10、50のそれ
ぞれの2つの辺に接して、それぞれのアームの制御回路
を搭載したL字型のプリント基板21、52が設けられ
ている。さらに、上アーム及び下アーム用の絶縁基板1
0、50は、主端子Nの電極51を挟んでで配置されて
いる。
【0025】図2におけるA−A’部分の断面構造を示
す図3において、絶縁基板10は、図3には示していな
いが、その上面及び下面に後述するようにメタライズパ
ターン11、12が設けられており、上面に設けられる
メタライズパターン11がP電極を兼ねるように形成さ
れている。そして、この絶縁基板10は、半導体モジュ
ールを構成し、絶縁基板が接着される金属支持基板であ
るCuベース20上に、プリント基板21、下アーム用
の絶縁基板50、プリント基板52と共に図2に示すよ
うに配置されて、40%Pb−60%Snのはんだ層2
2を介して接着される。また、絶縁基板10の上面に
は、上アームの主回路を構成する3個のIGBTチップ
23と3個のダイオードチップ24とが40%Pb−6
0%Snのはんだ層25、上部メタライズパターン11
を介して接着されている。さらに、P主端子26と上部
メタライズパターン11との間、制御端子27とプリン
ト基板21上の制御配線との間、及び、IGBTチップ
23、ダイオードチップ24と他の電極パターンとの間
が、それぞれAlワイヤ28によりワイヤボンディング
されて接続されている。
【0026】前述したように、その上面及び下面にメタ
ライズパターンが形成されて、半導体モジュールを構成
するCuベース20に接続される絶縁基板は、絶縁基板
10を例として図1に示すように、上部メタライズパタ
ーン11の膜厚t1が、支持基板であるCuベース20
と接着される下部メタライズパターン12の膜厚t2よ
り薄く形成された構造とされている。
【0027】具体的には、例えば、絶縁基板10は、ア
ルミナによる厚さ0.28mmの絶縁基板であり、この
絶縁基板の上面側の半導体素子を搭載する面に、膜厚t
1=0.2mmのCu箔表面にNiめっきを施した上部
メタライズパターン11を形成し、下面側のCuベース
20と接着される面に、膜厚t2=0.25mmのCu
箔表面にNiめっきを施した下部メタライズパターン1
2を形成して構成される。前述の上部メタライズパター
ン11は、絶縁基板10に接着するCuベース20との
絶縁距離を確保するために、絶縁基板10の端部より
1.5mm内側から形成され、また、下部メタライズパ
ターン12は、絶縁基板10の端部より0.5mm内側
から形成されている。
【0028】絶縁基板を前述のように構成することによ
り、絶縁基板10は、Cuベースとの接着のため、はん
だの溶融温度である接着温度に加熱されると、絶縁基板
10に下部メタライズパターン12側を凸に反らせよう
とする応力が働く。このため、はんだによる接着を行う
場合、絶縁基板10は、その下面、すなわち、下部メタ
ライズパターン12の下部において、支持基板であるC
uベース20との隙間がメタライズパターン中央の凸形
状直下が狭くメタライズパターンの周辺部が広い状態と
なり、はんだが中央から放射線状にぬれひ広がり、これ
に伴ってボイドを形成するガスを周辺部に放散させるこ
とができ、ボイドを低減させることができる。
【0029】次に、図4を参照して、前述のように構成
される絶縁基板をCuベースにはんだ接続する工程を説
明する。
【0030】(1)まず、プリント基板を除く、はんだ
接着すべきモジュール部材、すなわち、はんだ層22、
25となるはんだシート22’、25’、メタライズパ
ターン11、12が形成された絶縁基板10、半導体素
子としてのIGBTチップ23、及び、図4には図示し
ていないダイオードチップを所定の順序で、所定の位置
にCuベース20上に重ね合わせる。なお、はんだシー
ト22’、25’は、厚さ0.1mmの40%Pb−6
0%Snのはんだを使用した〔図4(a)〕。
【0031】(2)前述のように重ね合わされたモジュ
ール部材をはんだの溶融温度にまで加熱する。このと
き、Cu板によるメタライズパターン11とアルミナに
よる絶縁基板10とにおいて、Cuの熱膨張係数がアル
ミナより大きいので、正の温度変化が生じたときメタラ
イズパターン11側を凸に反らせようとする応力F1が
絶縁基板10に働く。同様に、メタライズパターン12
とアルミナによる絶縁基板10とにおいても、メタライ
ズパターン12側を凸に反らせようとする応力F2が絶
縁基板10に働く。応力F1とF2とは、反対方向に絶
縁基板を反らせるものであるが、メタライズパターン1
2の方が膜厚が厚く面積も広いので、応力の関係はF1
<F2となる。その結果、図4(b)に示すように、絶
縁基板10は、Cuベース20と接着される面が凸にな
るようになめらかな曲線を持って変形する。この変形量
は、有限要素法を用いて熱応力解析を行うことにより推
定することができる。そして、図示実施形態の場合、絶
縁基板10の長手方向の長さを約50mmとし、はんだ
シートの融点180℃まで加熱したとき、その変形量
は、凸部の頂点を0としたときに絶縁基板10の長手方
向で約0.17mmであった〔図4(b)〕。
【0032】(3)はんだの融点において、絶縁基板1
0に設けた下部メタライズパターン12の下部の融解し
たはんだシート22’は、Cuベース20との隙間が小
さい凸形状の頂点から濡れ始める。そして、冷却過程に
おいて、絶縁基板10の反りが矢印31で示すように戻
されながら、はんだが下部メタライズパターンの周辺方
向へ放射状に濡れていき、同時にボイド32を構成する
空気等のガスが矢印30で示すように周辺方向に押し流
される〔図4(c)〕。
【0033】(4)前述により、はんだ層22における
ボイドのない半導体モジュールを作成することができる
〔図4(d)〕。
【0034】前述したように、本発明による半導体モジ
ュールに使用する第1の実施形態による絶縁基板は、絶
縁基板の上面及び下面に形成するメタライズパターンの
厚さを、上面に設けるメタライズパターンの膜厚が、支
持基板であるCuベースと接着される下面に設けるメタ
ライズパターンの膜厚より薄くなるように形成すること
により、支持基板であるCuベースと絶縁基板との間を
はんだ接続する場合にボイドの発生を低減することがで
きるものである。
【0035】そして、本発明の第1の実施形態による前
述の構成は、ボイド低減以外にも以下のような利点を持
つ。すなわち、図4(d)に示すように、絶縁基板10
と支持基板であるCuベース20との間のはんだ層22
は、その中央部のはんだ厚が薄く周辺部において厚くな
っている。図示例の場合、はんだ層22の中央付近の厚
さと周辺部の厚さとの差は約0.1mmであった。一般
に、はんだ層端のせん断応力が大きいとはんだ寿命を低
下させることが知られており、また、はんだ層が厚いと
せん断応力が緩和され、はんだ寿命が長くなることが知
られている。前述した本発明の第1の実施形態は、はん
だ層の周辺部ではんだ層が厚くせん断応力が緩和されて
はんだ寿命を長いものとすることができる。
【0036】従って、前述した第1の実施形態による絶
縁基板を有する半導体モジュールは、熱抵抗を小さくす
ることができると共に、はんだの長寿命化を図ること、
すなわち、半導体モジュールの長寿命化、高信頼化を図
ることができる。
【0037】図5は前述した第1の実施形態による絶縁
基板の他の例を示す図である。図5において、110は
上部メタライズパターン、111は下部メタライズパタ
ーン、112はスリットであり、他の符号は図2の場合
と同一である。
【0038】図5に示す例は、半導体素子としてのIG
BTチップ搭載面に各チップ対応に独立したの3つのメ
タライズパターンを設けたもので、3つの独立電位U、
V、Wに対応させなければならない下アーム用の絶縁基
板50に適用した例である。
【0039】下アーム用の絶縁基板50は、図5(a)
に示すように、上部メタライズパターン110が3つの
パターンに区切られており、それぞれのパターン上にI
GBTチップが搭載される。下部メタライズパターン1
12は、図1の場合と同様に形成されている。この絶縁
基板50を半導体モジュールを構成する支持基板である
Cuベース20にはんだ接続するためにはんだ溶融温度
にまで加熱すると、図5(b)に示すように図1の場合
と同様に、支持基板との接合側が凸になるように変形す
る。この結果、この絶縁基板も、図1に示す絶縁基板の
場合と同様に、ボイドを生じさせることなく支持基板に
はんだ接続することができる。
【0040】この図5に示す絶縁基板において、絶縁基
板の板圧、上面及び下面に設けられるメタライズパター
ンの膜厚は図1の場合と同一でよい。しかし、この絶縁
基板は、絶縁基板10の場合と同様に支持基板との接合
側が凸に変形したとき、スリット112がある部分が他
の部分より反り具合が大きので、図1に示す絶縁基板よ
り大きく反ることになる。従って、図5に示すように形
成される絶縁基板は、下部メタライズパターン111の
膜厚を上部メタライズパターン110と同じ厚さにして
も、支持基板へのはんだ接続時に、支持基板との接合側
を凸に変形することができる。
【0041】前述で説明した本発明の第1の実施形態に
よる絶縁基板は、絶縁基板の下面に設けるメタライズパ
ターンが絶縁基板の全面にわたって設けられている。こ
のため、図4(d)に示すように、はんだ接着後の絶縁
基板と支持基板との間のはんだ層において、半導体素子
であるIGBTチップの搭載部における絶縁基板の下部
のはんだ層の厚みは、中央のチップの下部が薄く、両脇
のチップ下部の方が厚い状態になっている。
【0042】この結果、前述で説明した半導体モジュー
ルは、IGBTチップの下部のはんだ厚がチップ毎に異
なることになり、半導体モジュールの熱抵抗がチップ毎
に異なってしまうという不具合を生じ、また、絶縁基板
の反りが大きくなると、基板周辺部がはんだ接着されな
い等の不具合が発生する可能性がある。
【0043】図6は前述した不具合の発生を防止するこ
とができる本発明を適用する半導体モジュールに使用す
る第2の実施形態による絶縁基板の構造を説明する図、
図7は図6に示す絶縁基板を用いてCuベースとIGB
Tチップとを同時にはんだ接着した場合の状態を示す断
面図である。図6、図7において、62はメタライズパ
ターン、63はスリットであり、他の符号は図1〜図4
の場合と同一である。
【0044】図6に示す本発明の第2の実施形態による
絶縁基板は、Cuベース側が凸に変形する絶縁基板を、
絶縁基板全体の反りを緩和させる方向に反らせることが
できるようにして、絶縁基板全体の反り量を少なくし、
半導体チップ下のはんだ厚を制御することを可能にした
もので、図2に示す半導体モジュールの上アーム用の絶
縁基板10の例である。
【0045】第2の実施形態による絶縁基板は、図6
(a)、図6(b)に示すように、アルミナにより形成
される絶縁基板10の下部メタライズパターンにスリッ
ト63を設けて3つ島に分割されたメタライズパターン
62としたものである。そして、スリット63は、IG
BTチップ23、ダイオードチップ24の下にこないよ
うにチップ間の中央部に設けられる。スリット63の幅
t3は1mm、IGBTチップ間距離t4は7mmであ
り、スリット63がIGBTチップ23の放熱を妨げな
いようにするために、t3<t4の関係にする必要があ
る。
【0046】前述したように構成される図6に示す絶縁
基板を用いてCuベース20とIGBTチップ23とを
同時にはんだ接着した場合の断面の状態が図7に示され
ている。この図7から判るように、絶縁基板10の下部
メタライズパターン62が島状に存在する部分は、それ
ぞれがCuベース側が凸になるように変形し、スリット
63の存在により下部メタライズパターンがない部分
は、半導体素子と接着される上側が凸になるように絶縁
基板に応力が働くので上に凸の方向に変形する。従っ
て、絶縁基板全体は、Cuベースに接続する方向に3つ
の凸形状をもった形に変形することになり、図1に示し
た絶縁基板に比べ基板全体の反り量を少なくすることが
でき、その反り量は、はんだ融点180℃において約
0.05mmであった。融解したはんだは、絶縁基板1
0の各凸形状の頂点から濡れ広がることになり、発生し
たボイドは、絶縁基板10の周辺部及びスリット63を
介して排出され、ボイドが残存することのないはんだ層
22を得ることができる。
【0047】図8は本発明を適用する半導体モジュール
に使用する第2の実施形態による絶縁基板の変形例を説
明する図であり、図2に示す半導体モジュールの下アー
ム用の絶縁基板50に本発明を適用した例である。図8
において、82はメタライズパターン、83はスリット
であり、他の符号は図2、図5の場合と同一である。
【0048】図8に示す例の絶縁基板50は、図5によ
り説明したと同様に、絶縁基板50の上面に設けられる
メタライズパターンが上面に搭載される半導体素子であ
るIGBTチップ23、ダイオードチップ24に対応し
て3つに分割されて構成され、さらに、図8(a)、
(b)に示すように、下面に設けられるメタライズパタ
ーンを図7で説明したと同様に3つの島に分割したメタ
ライズパターン82としたものである。
【0049】前述のように構成される絶縁基板50にお
いて、下面のメタライズパターン82を分離しているス
リット83は、上部メタライズパターン110を分離し
ているスリット112の直下に設けられ、下面側のスリ
ットの幅t5は、上面側のスリットの幅t6より広く設
定される。図示例の場合、上面側のスリットの幅は1m
m、下面側のスリットの幅は2mmである。下面側のス
リットを上面側のスリットよりその幅を広くすることに
より、図8(c)に示すように、はんだ接着温度に加熱
したとき、スリット部におけるF4方向への応力を発生
させることができる。図8に示す絶縁基板は、これによ
り、はんだ接着温度において、Cuベースへの接続側に
3つの凸形状をもった形に変形することができ、図7に
より説明した場合と同様に、ボイドが残存することのな
いはんだ層によりCuベースへの接続を行うことができ
る。
【0050】図9は本発明を適用する半導体モジュール
に使用する第3の実施形態による絶縁基板の構造を説明
する断面図である。図9において、90は絶縁基板、9
1は上部メタライズパターン、92は下部メタライズパ
ターンである。
【0051】前述までに説明した各実施形態は、絶縁基
板の上面及び下面のそれぞれに同一の材質によるメタラ
イズパターンを形成したとして説明したが、本発明は、
絶縁基板両面のメタライズパターンを異なる材質のもの
で形成することもできる。
【0052】図9に示す本発明の第3の実施形態による
絶縁基板90は、アルミナ等による絶縁基板90の上面
に設ける上部メタライズパターン91を、Cu箔表面に
Niめっきを施して形成し、下部メタライズパターン9
2を、Al箔表面にNiめっきを施して形成したもので
ある。この絶縁基板は、上部メタライズパターン91の
膜厚と下部メタライズパターン92の膜厚が等しいと
き、Alの熱膨張係数がCuより大きいので、上部メタ
ライズパターン91の剛性が下部メタライズパターン9
2より小さくなり、このため、はんだ接着温度におい
て、絶縁基板90は下に凸の形状に変形することができ
る。この結果、図9に示す絶縁基板においても、図4
(c)で説明したように、ボイドが残存することのない
はんだ層によりCuベースへの接続を行うことができ
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、絶
縁基板の上部メタライズパターンの膜厚を下部メタライ
ズパターンより小さくすることにより、はんだ接着時に
絶縁基板を下に凸になるように変形させることができ、
Cuベースへの接続を行うはんだ層内に残存するボイド
を低減することができ、これにより、低熱抵抗化を達成
することができる。また、メタライズパターン周辺部の
はんだ層の厚さが厚くなるのではんだの長寿命化を達成
することができる。
【0054】さらに、本発明によれば、絶縁基板の一部
に基板全体の反りを緩和する向きの反りを発生させるス
リットを設けることにより、絶縁基板全体の反りを低減
させて、半導体モジュールにおける各半導体素子に対す
る熱抵抗を均一化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用する半導体モジュールに使用する
第1の実施形態による絶縁基板の構造を説明する断面図
である。
【図2】本発明が適用される半導体モジュールの内部平
面図である。
【図3】図2のA−A’断面図である。
【図4】絶縁基板をCuベースにはんだ接続する工程を
説明する図である。
【図5】前述した第1の実施形態による絶縁基板の他の
例を示す図である。
【図6】本発明を適用する半導体モジュールに使用する
第2の実施形態による絶縁基板の構造を説明する図であ
る。
【図7】図6に示す絶縁基板を用いてCuベースとIG
BTチップとを同時にはんだ接着した場合の状態を示す
断面図である。
【図8】本発明を適用する半導体モジュールに使用する
第2の実施形態による絶縁基板の変形例を説明する図で
ある。
【図9】本発明を適用する半導体モジュールに使用する
第3の実施形態による絶縁基板の構造を説明する断面図
である。
【図10】絶縁基板と支持基板との間のはんだ層内に生
じるボイドについて説明する図である。
【図11】ボイドの発生を低減させることのできる従来
技術による絶縁基板の下部メタライズパターンの形状を
示す図である。
【符号の説明】
10、40、50、90 絶縁基板 11、12、41、42、62、82、91、92、110、111 メタライ
ズパターン 20 Cuベース 21、52 プリント基板 22、25 はんだ層 23 IGBTチップ 24 ダイオードチップ 26 主端子 27 制御端子 28 Alワイヤ 29 半導体モジュールケース 63、83、102、112 スリット 103 はんだシート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 一二 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株式会社 日立製作所 日立研究所内 審査官 坂本 薫昭 (56)参考文献 特開 平8−274423(JP,A) 特開 平8−102570(JP,A) 登録実用新案3007086(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 23/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子を搭載した絶縁基板を金属支
    持基板上にはんだ接着して構成した半導体モジュールに
    おいて、前記絶縁基板は、その両面に材質が同一のメタ
    ライズパターンが形成されており、半導体素子を接着す
    る面のメタライズパターンの膜厚が金属支持基板との接
    着面のメタライズパターンより薄いことを特徴とする半
    導体モジュール。
  2. 【請求項2】 半導体素子を搭載した絶縁基板を金属支
    持基板上にはんだ接着して構成した半導体モジュールに
    おいて、前記絶縁基板は、その両面に材質が異なるメタ
    ライズパターンが形成されており、半導体素子を接着す
    る面のメタライズパターンの材質を金属支持基板との接
    着面のメタライズパターンより熱膨張係数の小さい材質
    としたことを特徴とする半導体モジュール。
  3. 【請求項3】 前記絶縁基板は、アルミナまたは窒化ア
    ルミニウムによるセラミックにより構成されていること
    を特徴とする請求項1または2記載の半導体モジュー
    ル。
  4. 【請求項4】 複数個の半導体素子を搭載した少なくと
    も1枚の絶縁基板を金属支持基板上にはんだ接着して構
    成した半導体モジュールにおいて、前記絶縁基板は、該
    絶縁基板と前記金属支持基板とをはんだ接着する接着温
    度時に、半導体素子搭載部の前記金属支持基板との接着
    側が凸となるように変形し、かつ、搭載されている少な
    くとも一対の半導体素子間の位置で、半導体素子の搭載
    領域の絶縁基板の前記凸となる反りを矯正する方向に応
    力が働く構造を有することを特徴とする半導体モジュー
    ル。
  5. 【請求項5】 前記絶縁基板は、その両面にメタライズ
    パターンが形成されており、少なくとも1つ面のメタラ
    イズパターンがスリットにより複数領域に分割されてい
    ることを特徴とする請求項記載の半導体モジュール。
  6. 【請求項6】 前記絶縁基板は、その両面にメタライズ
    パターンが形成されており、前記金属支持基板との接着
    面のメタライズパターンの半導体素子とは重ならない位
    置にスリットが設けられていることを特徴とする請求項
    記載の半導体モジュール。
  7. 【請求項7】 前記絶縁基板は、その両面にメタライズ
    パターンが形成されており、前記金属支持基板との接着
    面のメタライズパターンの半導体素子とは重ならない位
    置にスリットが設けられ、かつ、支持基板との接着面の
    メタライズパターンの半導体素子搭載面のメタライズパ
    ターンのスリットに対応する位置にスリットを設け、こ
    の支持基板との接着面のメタライズパターンのスリット
    幅を半導体搭載面のスリットのスリット幅より広くした
    ことを特徴とする請求項記載の半導体モジュール。
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