JP3331847B2 - ディジタル形保護リレー装置 - Google Patents

ディジタル形保護リレー装置

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JP3331847B2
JP3331847B2 JP00131996A JP131996A JP3331847B2 JP 3331847 B2 JP3331847 B2 JP 3331847B2 JP 00131996 A JP00131996 A JP 00131996A JP 131996 A JP131996 A JP 131996A JP 3331847 B2 JP3331847 B2 JP 3331847B2
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功 和知
親司 小松
純 野呂
裕 滝口
稔 瀬谷
隆 大角
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル形保護
リレー装置に係り、特に一連の保護機能をCPUを個々
に備えた複数の基板で処理するものにおいて、それらの
基板に実装されているソフトウェアの内容を確認するこ
とができるディジタル形保護リレー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタル形保護リレー装置にお
いては系統事故現象の複雑化に対処するため、保護性能
の高度化,高速化,高精度化等が要求されつつある。こ
のため、昭和61年電気学会全国大会No1319に記
載される電力用のディジタル保護リレー装置に示された
ように保護リレーに係る機能を複数のユニットに分割
し、それぞれのユニットを1枚のプリント板に実装し、
これらをシステムバスを介して接続した構成が主流とな
ってきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、従来のディジ
タル形保護リレー装置においては、個々の基板上にCPU
を備え、かつ主にこのCPU処理専用のソフトウェア
(ROM)を配置するようになっていた。しかし装置に
実装されているソフトウェアの内容を確認するには、装
置を停止し、基板を取り外して基板上のROM(Read O
nly Memory) 上の記載内容を確認するか、あるいは専用
のツールを接続し、ROMの内容を読み出す必要があっ
た。
【0004】このため、ソフトウェアの改修等を実施す
る際の事前確認が充分に行えなかった。
【0005】このため最近の保護制御装置においては、
高性能化のため、マルチCPU方式が多く利用されてお
り、装置内にある各基板のROMの内容を確認するに
は、1枚1枚基板を確認する必要があり、見落し,見誤
りを発生するおそれがあり、ソフトウェアの改修を行う
際、誤ったバージョンのソフトウェアをベースとしてし
まう可能性があった。
【0006】本発明の目的は、装置内の個々の基板上の
ソフトウェアの管理をより確実に実施できる保護制御装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は複数の基板がバスを介して接続され、前記
各基板板上に少なくとも1個以上のソフトウェアプログ
ラム記憶手段とCPUが実装されているディジタル形保
護リレー装置において、前記ソフトウェアプログラム記
憶手段は自己のプログラムのバージョン情報を記憶する
手段を備え、前記複数の基板のうち特定の基板を選択す
る手段と、前記選択された基板中のソフトウェアプログ
ラム記憶手段を選択する手段と、該選択されたソフトウ
ェアプログラム記憶手段の前記バージョン情報を読み出
す手段と、前記複数の基板が有するソフトウェアプログ
ラムのバージョン情報を基板毎に対比して一覧表示する
手段を設けたことを特徴とするものである。
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につい
て、図面を用いて説明する。
【0012】図1は、本発明の一実施例のソフトウェア
プログラム内容を図5に示した可搬形ヒューマンインタ
ーフェイス529、又は図6に示した筺体の表示画面6
47に出力表示した例である。表示部103内の装置に
実装されている基板名称101、及び各基板のROM情報
102を表示する。ROM情報102は各基板毎に表示
し、かつ、基板に実装されているROMの数分、もしく
は、管理上一括表示のほうが管理しやすい場合、一括表
示とする。本実施例では、ROMの数分に応じて表示し
た場合の例を示す。
【0013】図2は、本発明の一実施例のソフトウェア
プログラム内容の表示のもう一つの例である。これは表
示部103内に、基板1枚分もしくはROM1個分の情
報201を表示したものである。
【0014】図3は、本発明の一実施例のソフトウェア
プログラム記憶手段(ROM)のデータ概念図である。
本例では、ソフトウェアプログラム本体であるプログラ
ムエリア302とROM情報の1種であるROMサム値
301とからなる構成例を示している。図4は、本発明
の一実施例のソフトウェアプログラム記憶手段のデータ
概念図の別の実施例である。本例では、図3と同様のプ
ログラムエリア302とROMサム値301の他、記録
されているデータの種類を示す機能コード401,データの
大きさを示すデータ長402、及びプログラムエリア3
02のバージョン情報他の記録エリア403とからなる
構成例を示している。
【0015】図5は、本発明の一実施例を適用したディ
ジタル保護リレー装置のハードウェアの構成例である。
【0016】ディジタル形保護リレー装置の基本構成部
品であるディジタルリレーユニット501に対して可搬
形マンマシンインターフェイス529をディジタルリレ
ーユニット501からの出力信号線528及びディジタ
ルリレーユニットへの入力信号線527で接続した例で
ある。
【0017】ディジタルリレーユニット501は、CP
Uボード502,516,522,可搬形マンマシンイ
ンターフェイス529等を接続するための外部インター
フェイス512,フラットディスプレイもしくはLED
を用いた表示部503,タッチパネル,テンキースイッ
チ等のスイッチで構成するスイッチ部504で構成さ
れ、これら構成部品をシステムバス515,入出力信号
線505〜508を用いて接続し所定の機能をはたす構
成としている。尚CPUボードは本例では3枚構成とし
ているが、機能分担等により3枚以下あるいは3枚以上
であってもよい。また外部インターフェイス512は、
本例では別置としているが、いずれかのCPUボードに
内蔵してあってもよい。
【0018】各CPUボードは、CPU511, 518, 530, シ
ステムバスとのインターフェイス(I/F)510,51
7,523,CPUボード内バス514,521,52
6ソフトウェアプログラムを記憶してあるROM513, 519,
520, 524, 525で構成されている。尚、本図では、説明
を簡単にするために、CPUボード内の他の回路、たと
えばRAM等については省略してあるが、当然これらC
PUボードを動作させるために必要な回路は具備されて
いる。また、本例では、CPUボード内のROMが1個
もしくは2個としているが、これらROMの数も1個以
上の任意の数であってもよい。さらに、本例では、CP
Uボードとヒューマンインターフェイスとのインターフ
ェイス回路509が、CPUボード502にのみ実装さ
れているが、他のCPUボードに実装されていてもよい
が、説明を簡単にするために、本実施例では、CPUボ
ード502にインターフェイス回路509があった場合
の構成例を示す。
【0019】以下、本発明の一実施例の装置動作を説明
する。
【0020】スイッチ部504もしくは可搬形マンマシ
ンインターフェイス529よりCPUボード502に各C
PUボードのROM情報出力要求がくるとCPUボード
502は、バス515を介して、各CPUボードにROM
情報出力要求を出す。ROM情報出力要求を受け取った
各CPUボード、本実施例では516,522は、自ボ
ード内にあるROMのROMサム値301をバス515
を介してCPUボード502へ出力する。この情報を受
け取ったCPUボード502は、自ボードのROM513のR
OMサム値301とともに図1のフォーマットで表示部
503もしくは、可搬形マンマシンインターフェイス5
29へ情報を出力し、表示する。たとえば、CPUボー
ド502のROM513の情報を図1の実施例で示した基板A
のROM1の所へ表示、CPUボード516のROM519, 520
の情報を図1の実施例で示した基板BのROM1,RO
M2の所へ表示というようになる。更に、例えば図3に
示したROMサム値301部へバージョン情報等をあわ
せて記録しておけば、これらの情報もあわせて表示可能
である。また、表示されたROM情報102のうち特定
のものを選択スイッチ部で指定することにより任意のR
OM情報102を選択可能にして、さらにその指定され
たROM情報の詳細表示201を表示させることもでき
る。
【0021】また、上述した実施例では、ROMのRO
Mサム値301の情報を各ROMで統一する必要がある
が、本実施例では汎用性を持たせる場合の一例について
述べる。
【0022】ROM情報に機能コード401を設け、こ
の箇所に、どのような情報が入力されているかを示すコ
ードを予め決めておき、これにしたがってそれ以降の情
報、例えば、データ長402,ROMサム値301,バ
ージョン情報403を記録しておく。これら情報の出力
及び表示部等への表示は実施例1と全く同じ手順で行え
る。
【0023】また、CPUボード502では、機能コー
ド401から、ROMのデータ情報としてどのような情
報が記録されているかわかるため、各ROM毎に、詳細
情報201を区別して表示できる効果がある。
【0024】また本発明の保護リレー装置の全体外観は
図6に示すようになっている。保護リレー装置は全体が
自立キュービクルに収納されており、ディジタル保護リ
レー本体641の表面部に、図5に示した表示部503
の画面647が配置されており、その画面の前面にスイ
ッチ部504を形成するタッチパネル648が設けられ
ている。
【0025】
【0026】
【発明の効果】本発明のディジタル形保護リレー装置に
よれば、保守,点検時に点検者が一目で各基板に入って
いる各プログラムの組合せ状態を確認することが可能と
なり、各基板のソフトウェアプログラムが正常に動作す
る組合せになっているかを容易に判断出来るようになる
ので、ディジタル形保護リレー装置のプログラムミスに
よる異常動作を防止する効果がある。また、複数の基板
が有するソフトウェアプログラムのバージョン情報を基
板毎に対比して一覧表示しているので、プログラムミス
が発生した場合、どの基板に異常が発生したかを確実に
点検者に知らせることが可能になるので、異常の原因と
なる基板の保守,交換が迅速に出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のソフトウェアプログラム内
容表示例。
【図2】本発明の一実施例のソフトウェアプログラム内
容表示の他の例。
【図3】本発明の一実施例のソフトウェアプログラム記
憶手段の概念図。
【図4】本発明の一実施例のソフトウェアプログラム記
憶手段の変形例。
【図5】本発明の一実施例のハードウェア構成例。
【図6】本発明の一実施例の装置概要図。
【符号の説明】
101…基板名称、102…ROM情報、201…RO
M詳細情報。
フロントページの続き (72)発明者 瀬谷 稔 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株 式会社 日立製作所 国分工場内 (72)発明者 大角 隆 茨城県日立市国分町一丁目1番1号 株 式会社 日立製作所 国分工場内 審査官 赤穂 隆雄 (56)参考文献 特開 平6−280500(JP,A) 特開 平1−319822(JP,A) 特開 平6−3884(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02H 3/02 H02H 3/05

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の基板がバスを介して接続され、前記
    各基板板上に少なくとも1個以上のソフトウェアプログ
    ラム記憶手段とCPUが実装されているディジタル形保
    護リレー装置において、 前記ソフトウェアプログラム記憶手段は自己のプログラ
    ムのバージョン情報を記憶する手段を備え、 前記複数の基板のうち特定の基板を選択する手段と、 前記選択された基板中のソフトウェアプログラム記憶手
    段を選択する手段と、 該選択されたソフトウェアプログラム記憶手段の前記バ
    ージョン情報を読み出す手段と、 前記複数の基板が有するソフトウェアプログラムのバー
    ジョン情報を基板毎に対比して一覧表示する手段を設け
    たことを特徴とするディジタル形保護リレー装置。
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JP2012228102A (ja) * 2011-04-21 2012-11-15 Hitachi Ltd ディジタル保護制御装置
KR101357951B1 (ko) * 2012-03-02 2014-02-04 엘에스산전 주식회사 디지털 보호 계전기의 펌웨어 유지보수방법 또는 이를 수행하는 디지털 보호 계전기

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