JPH01280898A - 故障表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） この発明は、故障表示装置に関する。

（従来の技術） 一般にプラント保守において、機器に故障が発生した場
合、ＣＲＴ表示装置にグラフィック画面が自動的に表示
され、グラフィック画面上の故障機器に対して故障シン
ボル表示が行なわれる故障表示装置が広く用いられてい
る。

このような故障表示装置では、オペレータは、タイプラ
イタ−に印字されている警報メツセージによって現在何
の故障が発生しているのかを確認するようにしている。

更に、ＣＲＴマンマシンコミュニケーションの機能メニ
ューよりポイント表示機能を選択し、故障信号の登録情
報（例えば、信号の入力タイプ、設備区分、信号区分、
図面番号など）を入手することができるようにしている
。

そしてこれらの情報に基づいて攻障時の対処が可能とな
るのである。

このような従来の故障表示装置では故障が発生した場合
、故障機器に対して何の故障であるかはタイプライタ−
に印字されている警報メツセージを見て確認しなければ
ならない。そしてざらに、警報メツセージの内容から点
番号を記憶しておき、ＣＲＴマンマシンコミュニケーシ
ョンの機能メ二１−をＣＲＴ表示装置に表示させ、ポイ
ント表示機能を選択してポイント表示メニコーを表示さ
せ、論理値ポイント表示を選択する操作を行ない、この
後に記憶した点番号を入力し、故障情報を詳しく表示さ
せるようにしなｔノればならなかった。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、このような従来の故障表示装置では、実
際の機器故障発生時にこのような手順を踏むのには時間
が掛り、故障に対する対応が遅れる問題点があった。

また、同時に複数の機器に対する故障が発生したような
場合、ＣＲＴ表示装置にグラフィック画面が表示される
が、故障シンボル表示はどの警報メツセージに対応する
ものなのかを判断するのにはプラントに対する知識が必
要になってくるため、プラントに対する知識が乏しい場
合には故障情報を確認してからぐないと故障機器が何で
あるかをも判別することができず、故障への対応が更に
遅れる問題点があった。

この発明は、このような従来の問題点に名みてなされた
ものであって、故障発生時に表示手段にグラフィック画
面を自動表示し、それと同時に故障シンボル表示も行な
い、このグラフィック画面上の故障シンボルを選択する
ことにより表示手段の画面上の点番号表示領域に故障項
目の点番号、点略称等の表示を行なわせ、機器の故障発
生時に迅速に故障情報を把握することができる故障表示
装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） この発明の故障表示装置は、プラントのグラフィック画
面等の表示手段と、プラントのグラフィック画面データ
及び故障情報ファイルを備えた記憶手段と、故障信号の
入力手段と、この入力手段からの故障信号に基き、前記
記憶手段のグラフインク画面データと故障情報ファイル
を参照して前記表示手段にプラントのグラフィック画面
表示と共にこのグラフィック画面上の対応する位置に。

故障シンボルの表示を行なわせるグラフィック画面表示
制御手段と、前記表示手段に表示されているグラフィッ
ク画面上の故障シンボルを選択することにより故障箇所
に関する詳しい情報を前記記憶手段の故障情報ファイル
から読出して前記表示手段に表示させる操作手段とを備
えたものである。

（作用） この発明の故障表示装置では、プラントのいずれかの機
器に故障が発生した場合、表示手段によってプラントの
グラフィック画面が表示され、同時に故障シンボルの表
示も行なわれる。そこで、操作手段によってグラフィッ
ク画面上の故障シンボルを選択することにより、表示手
段の画面上の点番号表示領域に故障項目の点番号や略称
が表示され、この表示を見て故障機器の故障状況の確認
を容易に行なうことができるようになる。

（実施例） 以下、この発明の実施例を図に基づいて詳説する。

第１図はこの発明の一実施例の構成を示すブロック図で
あり、故障表示の演算制御処理を行なう計算機１と、こ
の計算ｎ１に対する必要な情報の記憶装置２と、計算機
１に対するプロセス情報の入出力装置３と、プラント各
機器からの故障信号の伝送装置４と１表示手段としての
ＣＲＴ表示装置５と、表示装置５の両面上に表示される
ポイント表示を選択する操作手段としてのマウス６とプ
リンタ７とから構成されている。

そして、前記計算機１はスキャニング機能部８、グラフ
ィック画面表示礪能部９、故障検出インタフェース機能
部１０及びポイント表示機能部１１を備えている。

また記憶装置２は、論理値データベース１２、グラフィ
ック画面データ１３、故障情報編集ファイル１４及びマ
ウスヒツト位置情報ファイル１５を備えている。

上記の構成の故障表示装置の動作について、第２図のフ
ローチャートを基にしてに説明する。

プロセス入出力装置３や伝送装置４からの故障信号ａが
計則１に論理値として入力されると、計算機１のスキャ
ニング様能部８において論理値の状態変化検出を行なう
。この状態変化の検出は、各プロセスや伝送装置からの
信号の中で通常Ｏであるべきところが１となっていたり
、逆に通常１であるところが０となっていることを検出
することにより行なう。

このような状態変化が検出されると、記憶装置２の論理
値データベース１２よりデータを取出し、故障信号であ
るかどうかの判別を行なう（ステップＳ＋　）。

そして故障信号であると判別された場合には、スキャニ
ング機能部８よりグラフィック画面表示機能部９にグラ
フィック画面番号を情報として与える。

グラフィック画面表示機能部９では、与えられたグラフ
ィック画面番号に基づき、記憶装置２のグラフィック画
面データ１３から該当する番号のグラフィック画面をグ
ラフィック画面表示機能部９に局え、このグラフィック
画面表示機能部っはＣＲ７表示装置５にグラフィック画
面表示を行なわせる。

同時にグラフィック画面表示機能部９は、スキャニング
機能部８からの情報により、故障情報編集ファイル１４
から故障箇所に対する故障シンボル表示情報を取出し、
ＣＲＴ’表示装置５に故障箇所のシンボル表示を行なわ
せる（ステップ８２　）。

このようにしてＣＲ７表示装置５に表示されるグラフィ
ック両面の一例が第３図のΔ部に示されている。つまり
、プラントプロセスを示すグラフィック画面部Ｇ１と故
障シンボル表示Ｇ２とにより構成されるのである。

しかしながら、この故障シンボル表示Ｇ２だけでは実際
のプラントの故Ｐｊ箇所にどのような故障が発生してい
るのかは明らかでないため、次に操作手段であるマウス
６を用い、この故障シンボル表示Ｇ２を選択する（ステ
ップ８３　）。

この選択により、計ｎ機１の故障検出インクフェース機
能部１０にＣＲ７表示装置５の画面上のヒツト位置の情
報が通知され、記憶装置２のマウスヒツト位置情報ファ
イル１５から故障シンボルの選択であることを判別し、
故障情報編集ファイル１４及び論理値データベース１２
を入力情報としてＣＲＴ表示装＠５の点番号表示領域Ｂ
に点番号表示１６、故障情報の略称１７、次画面情報１
８等が表示される（ステップ８４　）。

なお、次画面情報表示１８は、同一機器に対して複数の
故障が発生しいるような場合に、他の故障が何であるか
を確認する場合にこの次画面情報表示１８をマウス６に
より選択するこにより、故障検出インタフェース機能部
１０がマウスヒツト位置情報ファイル１５、故障情報編
集ファイル１４及び論理値データベース１２より情報を
入力し、同じく点番号表示額１４Ｂに次画面の点番号表
示１６、故障情報略称表示１７を行なうためのものであ
る。

この点番号表示ｆＪＭＢへの表示とともに、選択機能表
示Ｃが同時にＣＲ７表示装置５の画面上に表示される。

そこで、オペレータは、更に詳しい故障情報を得たいと
思う場合、この選択機能表示Ｃにおけるポイント表示機
能１９をマウス６により選択すると、故障検出インタフ
ェース機能部１０にポイント表示選択の情報が通知され
、ＣＲＴマンマシンコミュニケーション機能の一部であ
るポイント表示機能部１１に点番号が情報として通知さ
れる（ステップＳ３．８５　）。

そこで、この入力により、信号の入力タイプ、設備区分
、信号区分、図面番号等の故障信号に関する情報が論理
値データベース１２から与えられ、この故障に関する詳
しい情報がＣＲ７表示装置５に表示される（ステップＳ
ｏ　）。

このようにして、プラントのいずれかの義器に故障が発
生した場合には、ＣＲ７表示装置５に表示されるグラフ
ィック画面上から攻障橢器を確認し、故障シンボルを選
択することによって故障信号の点番号や故障情報、更に
詳しいポイント表示をも得ることができるようになり、
オベレーションに清適していないオペレータであっても
機器の故障発生時の故障情報を適確に、しかも容易に確
認することができるようになるのである。

なお、この発明は上記の実施例に限定されるものではな
く、例えば同時に複数の機器に故障が発生しているよう
な場合、故障表示をどの機器から行なうかについては、
予め優先順位を登録しておくようにするならば、故障検
出インタフェース機能都１０により点番号領域Ｂに点番
号、略称を表示させるようすることもできる。

［発明の効果］ 以上のようにこの発明によれば、プラントの特定の機器
に故障が発生した場合、その機器の含まれている部分の
プラントのグラフィック画面表示と共に、故障機器に対
する故障シンボル表示を行ない、更に故障シンボルの選
択操作により故障機器の点番号、故障情報を同一のグラ
フィック画面上に表示することができるため、従来のよ
うに故障が発生した機器に対しその故障情報を得るため
にプリンタ出力を調査する手間を必要とせず、表示手段
上の両面において操作手段の操作により故障情報をも容
易に得ることができ、故障機器の発見と共に故障の原因
を簡単に確認することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のブロック図、第２図は上
記実施例の動作を示すフローチャート、第３図は上記実
施□例によるＣＲＴ表示装置上のグラフィック画面表示
例を示す説明図である。 １・・・計算Ｒ２・・・記憶装置 ３・・・プロセス入出力装置 ４・・・伝送装置　５・・・ＣＲ７表示装置６・・・マ
ウス　　７・・・プリンタ ８・・・スキャニング機能部 ９・・・グラフィック画面表示機能部 １０・・・故障検出インタフェース機能部１１・・・ポ
イント表示機能部 １２・・・論理値データベース １３・・・グラフィック画面データ １４・・・故障情報編集ファイル

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. プラントのグラフィック画面等の表示手段と、プラント
   のグラフィック画面データ及び故障情報ファイルを備え
   た記憶手段と、故障信号の入力手段と、この入力手段か
   らの故障信号に基き、前記記憶手段のグラフィック画面
   データと故障情報ファイルを参照して前記表示手段にプ
   ラントのグラフィック画面表示と共にこのグラフィック
   画面上の対応する位置に故障シンボルの表示を行なわせ
   るグラフィック画面表示制御手段と、前記表示手段に表
   示されているグラフィック画面上の故障シンボルを選択
   することにより故障箇所に関する詳しい情報を前記記憶
   手段の故障情報ファイルから読出して前記表示手段に表
   示させる操作手段とを備えて成る故障表示装置。