JP2673032B2 - 数値制御装置の保守方式 - Google Patents
数値制御装置の保守方式Info
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- JP2673032B2 JP2673032B2 JP17935290A JP17935290A JP2673032B2 JP 2673032 B2 JP2673032 B2 JP 2673032B2 JP 17935290 A JP17935290 A JP 17935290A JP 17935290 A JP17935290 A JP 17935290A JP 2673032 B2 JP2673032 B2 JP 2673032B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は数値制御装置の保守方式に関し、特に数値制
御装置の外部周辺装置の構成を表示させるようにした数
値制御装置の保守方式に関する。
御装置の外部周辺装置の構成を表示させるようにした数
値制御装置の保守方式に関する。
数値制御装置（CNC）に接続される外部周辺装置には
様々なものがある。サーボモータ、サーボアンプ、スピ
ンドルモータ、スピンドルアンプ、軸制御回路、ケーブ
ル、CRT等の表示装置、キーボード等の入力装置等、そ
の種類や数は、かなり膨大になる。
様々なものがある。サーボモータ、サーボアンプ、スピ
ンドルモータ、スピンドルアンプ、軸制御回路、ケーブ
ル、CRT等の表示装置、キーボード等の入力装置等、そ
の種類や数は、かなり膨大になる。
しかし、従来の数値制御装置では、これらの外部周辺
装置が故障した場合、現地のユーザが、その外部周辺装
置の装置構成や図番等を調査するには、かなりの時間が
かかる。特に、数値制御装置内部に実装されているもの
をユーザが行うのは困難である。そこで、実際には、サ
ービス員が現地に赴き調査した上で、一旦戻って部品を
手配し、再び現地に行くことになっている。
装置が故障した場合、現地のユーザが、その外部周辺装
置の装置構成や図番等を調査するには、かなりの時間が
かかる。特に、数値制御装置内部に実装されているもの
をユーザが行うのは困難である。そこで、実際には、サ
ービス員が現地に赴き調査した上で、一旦戻って部品を
手配し、再び現地に行くことになっている。
このため、時間的にかなりの無駄があり、数値制御装
置の使用不能な状態が長引くことになる。殊に、数値制
御装置が、世界各国の様々な国あるいは地域で広く使用
されている現状では、その傾向が著しい。
置の使用不能な状態が長引くことになる。殊に、数値制
御装置が、世界各国の様々な国あるいは地域で広く使用
されている現状では、その傾向が著しい。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、
外部周辺装置の故障時に、その装置構成や図番等の調査
が容易にできる数値制御装置の保守方式を提供すること
を目的とする。
外部周辺装置の故障時に、その装置構成や図番等の調査
が容易にできる数値制御装置の保守方式を提供すること
を目的とする。
本発明では上記課題を解決するために、数値制御装置
に接続された外部周辺装置の保守を行う数値制御装置の
保守方式において、入力手段から送られた前記外部周辺
装置の構成情報を受信する入力制御手段と、前記入力制
御手段から送られた前記構成情報を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段から送られた前記構成情報を再生する
再生手段と、前記再生手段から送られた前記構成情報を
表示する表示手段と、を有することを特徴とする数値制
御装置の保守方式入力装置が、提供される。
に接続された外部周辺装置の保守を行う数値制御装置の
保守方式において、入力手段から送られた前記外部周辺
装置の構成情報を受信する入力制御手段と、前記入力制
御手段から送られた前記構成情報を記憶する記憶手段
と、前記記憶手段から送られた前記構成情報を再生する
再生手段と、前記再生手段から送られた前記構成情報を
表示する表示手段と、を有することを特徴とする数値制
御装置の保守方式入力装置が、提供される。
入力制御手段は、外部周辺装置の構成情報を、入力手
段から受信する。外部記憶手段は、その構成情報を記憶
する。再生手段は、その構成情報を再生する。表示手段
は、その構成情報を表示する。このため、外部周辺装置
の故障時に、その構成が容易に調べられる。したがっ
て、保守時間が短縮される。
段から受信する。外部記憶手段は、その構成情報を記憶
する。再生手段は、その構成情報を再生する。表示手段
は、その構成情報を表示する。このため、外部周辺装置
の故障時に、その構成が容易に調べられる。したがっ
て、保守時間が短縮される。
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第２図は本発明の数値制御装置の保守方式のハードウ
ェアのブロック図である。図において、数値制御装置
（CNC）10は基本スロット20と、拡張スロット30から構
成されている。
ェアのブロック図である。図において、数値制御装置
（CNC）10は基本スロット20と、拡張スロット30から構
成されている。
基本スロット20には基本プリント板21が挿入されてい
る。基本プリント板21には、プロセッサ21a、ROM21b、R
AM21c、及びVRAM21dが実装されている。このプロセッサ
21aは、数値制御装置10の基本機能を制御する。
る。基本プリント板21には、プロセッサ21a、ROM21b、R
AM21c、及びVRAM21dが実装されている。このプロセッサ
21aは、数値制御装置10の基本機能を制御する。
ROM21bには、システムプログラムの他に、基本プリン
ト板21の認識番号（ID番号）及びシステムプログラムの
系列と版数等が格納されている。
ト板21の認識番号（ID番号）及びシステムプログラムの
系列と版数等が格納されている。
RAM21cには、外部周辺装置100の構成情報が格納され
ている。その詳細は後述する。バッテリ21dは、RAM21c
の一部をバックアップしている。
ている。その詳細は後述する。バッテリ21dは、RAM21c
の一部をバックアップしている。
VRAM21eは、CRT装置22に表示するためのビデオデータ
を格納する。
を格納する。
CRT装置22は表示装置であり、キーボード23と一体
に、CRT/MDIとして構成されている。
に、CRT/MDIとして構成されている。
拡張スロット30は、各スロット位置に、以下に述べる
プリント板が挿入されている。
プリント板が挿入されている。
PMC（プログラマブル・マシン・コントローラ）31は
ラダー形式で作成されたシーケンスプログラムで機械側
を制御する。PMC31には入出力回路41、入出力回路41に
は強電盤あるいは操作盤を含む機械制御回路51が接続さ
れている。
ラダー形式で作成されたシーケンスプログラムで機械側
を制御する。PMC31には入出力回路41、入出力回路41に
は強電盤あるいは操作盤を含む機械制御回路51が接続さ
れている。
軸制御回路のプリント板32、33、34はそれぞれサーボ
アンプ42、43、44に接続され、サーボモータ52、53、54
を駆動する。サーボモータ52、53、54に、移動量を検出
するポジションコーダ62、63、64が設けられている。な
お、図ではスピンドルアンプ、スピンドルモータ等は省
略してある。
アンプ42、43、44に接続され、サーボモータ52、53、54
を駆動する。サーボモータ52、53、54に、移動量を検出
するポジションコーダ62、63、64が設けられている。な
お、図ではスピンドルアンプ、スピンドルモータ等は省
略してある。
通信制御回路65はモデム66に接続され、モデム66は通
信回線67を通してサービスセンタ70のモデム71を経由し
て、パーソナルコンピュータ72に接続されている。ま
た、この通信制御回路65には、必要に応じて、モデム66
を介して図示しないFAコンピュータが接続される。
信回線67を通してサービスセンタ70のモデム71を経由し
て、パーソナルコンピュータ72に接続されている。ま
た、この通信制御回路65には、必要に応じて、モデム66
を介して図示しないFAコンピュータが接続される。
数値制御装置10には、図示しないインプットユニット
及び電源装置が接続されている。
及び電源装置が接続されている。
ここで、基本スロット20以外の各構成部品22、23、3
0、41〜44、51〜54、62〜66、及びインプットユニット
等は、外部周辺装置100を構成している。
0、41〜44、51〜54、62〜66、及びインプットユニット
等は、外部周辺装置100を構成している。
第１図は本発明の数値制御装置の保守方式のブロック
図である。
図である。
入力制御手段１は、キーボード装置23、または通信制
御回路65から送られた、外部周辺装置100の構成情報を
受信する。構成情報は、外部周辺装置100の品名、仕様
（図番）、個数等から成り、次のようにして入力制御手
段１に入力される。
御回路65から送られた、外部周辺装置100の構成情報を
受信する。構成情報は、外部周辺装置100の品名、仕様
（図番）、個数等から成り、次のようにして入力制御手
段１に入力される。
（１）ユーザがキーボード23を用いて入力する。
（２）NCメーカのサービス員が、サービスセンタ70のパ
ーソナルコンピュータ72のキーボードを用いて通信回線
67、通信制御回路65を通して入力する。
ーソナルコンピュータ72のキーボードを用いて通信回線
67、通信制御回路65を通して入力する。
（３）NCメーカの作業員が、数値制御装置の出荷時にFA
コンピュータのキーボードを用いて、通信制御回路を通
して入力する。
コンピュータのキーボードを用いて、通信制御回路を通
して入力する。
次に、入力制御手段１から送られた構成情報は、外部
記憶手段であるRAM21cに記憶される。この構成情報を記
憶したRAM21cは、バッテリ21dによってバックアップさ
れている。
記憶手段であるRAM21cに記憶される。この構成情報を記
憶したRAM21cは、バッテリ21dによってバックアップさ
れている。
RAM21cに記憶された構成情報は、再生手段２によって
再生される。
再生される。
なお、入力制御手段１及び再生手段２は、プロセッサ
21aにおいて実行される。
21aにおいて実行される。
この再生手段２によって再生された構成情報は、ビデ
オデータとしてVRAM21eに格納される。CRT装置22は、VR
AM21eに格納された構成情報に基づいて、外部周辺装置1
00の品名、仕様、個数等の構成情報を画面に表示する。
オデータとしてVRAM21eに格納される。CRT装置22は、VR
AM21eに格納された構成情報に基づいて、外部周辺装置1
00の品名、仕様、個数等の構成情報を画面に表示する。
また、再生手段２によって再生された構成情報は、通
信制御回路65、通信回線67を通してサービスセンタのパ
ーソナルコンピュータ72に出力される。
信制御回路65、通信回線67を通してサービスセンタのパ
ーソナルコンピュータ72に出力される。
このように、本実施例によれば、数値制御装置10に接
続された外部周辺装置100の構成を容易に調べることが
できるので、現地のユーザは、故障の起こった外部周辺
装置の仕様等を、直ちにサービスセンタ70のサービス員
に通知することができる。また、サービス員は、サービ
スセンタ70のパーソナルコンピュータ72によって直接知
ることもできる。
続された外部周辺装置100の構成を容易に調べることが
できるので、現地のユーザは、故障の起こった外部周辺
装置の仕様等を、直ちにサービスセンタ70のサービス員
に通知することができる。また、サービス員は、サービ
スセンタ70のパーソナルコンピュータ72によって直接知
ることもできる。
このため、サービス員は、従来、現地に行って調査し
た後、一旦戻って、故障の起こった外部周辺装置を手配
していたが、現地に行く前に外部周辺装置を手配するこ
とができる。このことにより、保守に要する時間が大幅
に短縮され、より迅速なサービス体制が確立される。
た後、一旦戻って、故障の起こった外部周辺装置を手配
していたが、現地に行く前に外部周辺装置を手配するこ
とができる。このことにより、保守に要する時間が大幅
に短縮され、より迅速なサービス体制が確立される。
以上説明したように本発明によれば、数値制御装置に
外部周辺装置の構成を記憶させるようにしたので、故障
発生時に、故障した外部周辺装置の仕様等を容易に調査
することができる。このため、現地に行く前に、その装
置を手配することができる。このことにより、保守に要
する時間が大幅に短縮され、より迅速なサービス体制が
確立される。
外部周辺装置の構成を記憶させるようにしたので、故障
発生時に、故障した外部周辺装置の仕様等を容易に調査
することができる。このため、現地に行く前に、その装
置を手配することができる。このことにより、保守に要
する時間が大幅に短縮され、より迅速なサービス体制が
確立される。
第１図は本発明の数値制御装置の保守方式のブロック
図、 第２図は本発明の数値制御装置の保守方式を実施するた
めのハードウェアのブロック図である。 １……入力制御手段 ２……再生手段 10……数値制御装置 21a……プロセッサ 21c……RAM 21d……バッテリ 21e……VRAM 22……CRT装置 23……キーボード装置 65……通信制御回路 67……通信回線 72……パーソナルコンピュータ 100……外部周辺装置
図、 第２図は本発明の数値制御装置の保守方式を実施するた
めのハードウェアのブロック図である。 １……入力制御手段 ２……再生手段 10……数値制御装置 21a……プロセッサ 21c……RAM 21d……バッテリ 21e……VRAM 22……CRT装置 23……キーボード装置 65……通信制御回路 67……通信回線 72……パーソナルコンピュータ 100……外部周辺装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 細川 匡彦 山梨県南都留郡忍野村忍草字古馬場3580 番地 ファナック株式会社商品開発研究 所内
Claims (7)
- 【請求項１】数値制御装置に接続された外部周辺装置の
保守を行う数値制御装置の保守方法において、 入力手段から送られた前記外部周辺装置の構成情報を受
信する入力制御手段と、 前記入力制御手段から送られた前記構成情報を記憶する
記憶手段と、 前記記憶手段から送られた前記構成情報を再生する再生
手段と、 前記再生手段から送られた前記構成情報を表示する表示
手段と、 を有することを特徴とする数値制御装置の保守方式。 - 【請求項２】前記入力手段は、数値制御装置のキーボー
ドであることを特徴とする請求項１記載の数値制御装置
の保守方式。 - 【請求項３】前記入力手段は、通信制御回路及び通信回
線を介して設けられたパーソナルコンピュータのキーボ
ードであることを特徴とする請求項１記載の数値制御装
置の保守方式。 - 【請求項４】前記入力手段は、通信制御回路を介して設
けられたFAコンピュータのキーボードであることを特徴
とする請求項１記載の数値制御装置の保守方式。 - 【請求項５】前記記憶手段は、バッテリバックアップさ
れたRAMであることを特徴とする請求項１記載の数値制
御装置の保守方式。 - 【請求項６】前記表示手段は、数値制御装置のCRT装置
であることを特徴とする請求項１記載の数値制御装置の
保守方式。 - 【請求項７】前記表示手段は、通信制御回路及び通信回
線を介して設けられたパーソナルコンピュータの表示装
置であることを特徴とする請求項１記載の数値制御装置
の保守方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17935290A JP2673032B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 数値制御装置の保守方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17935290A JP2673032B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 数値制御装置の保守方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0467208A JPH0467208A (ja) | 1992-03-03 |
| JP2673032B2 true JP2673032B2 (ja) | 1997-11-05 |
Family
ID=16064344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17935290A Expired - Fee Related JP2673032B2 (ja) | 1990-07-06 | 1990-07-06 | 数値制御装置の保守方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2673032B2 (ja) |
-
1990
- 1990-07-06 JP JP17935290A patent/JP2673032B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0467208A (ja) | 1992-03-03 |
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