JP3304539B2 - 基準電圧発生回路 - Google Patents

基準電圧発生回路

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JP3304539B2
JP3304539B2 JP21553593A JP21553593A JP3304539B2 JP 3304539 B2 JP3304539 B2 JP 3304539B2 JP 21553593 A JP21553593 A JP 21553593A JP 21553593 A JP21553593 A JP 21553593A JP 3304539 B2 JP3304539 B2 JP 3304539B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、MOS(metal oxide
semiconductor)トランジスタを集積化してなるMOS
集積回路など、絶縁ゲート形電界効果トランジスタを集
積化してなる集積回路に内蔵する場合などに好適な基準
電圧発生回路に関する。
【0002】たとえば、DRAM(dynamic random acc
ess memory)においては、高集積化に伴い、降圧回路を
内蔵し、外部から供給される電源電圧、たとえば、5
[V]を3[V]に降圧し、これを内部電源電圧とする
ことが行われているが、この降圧回路を構成するのに基
準電圧発生回路が必要とされる。
【0003】また、デジタル信号をアナログ信号に変換
するDAコンバータや、アナログ信号をデジタル信号に
変換するADコンバータ等のアナログ集積回路を構成す
る場合においても、基準電圧発生回路が必要とされる。
【0004】ここに、一般に、基準電圧は、温度に依存
しない一定の電圧であることが望まれるが、MOS集積
回路においては、動作速度は、電源電圧に比例し、温度
に反比例することになるので、特に、基準電圧を内部電
源電圧を生成する降圧回路に使用する場合には、基準電
圧は、正の温度特性を有していることが望まれる。
【0005】また、集積回路においては、製造プロセス
の増加は、コストの上昇を招くことになるので、集積回
路に内蔵される基準電圧発生回路は、製造プロセスを増
加させない構成であることが必要とされる。
【0006】
【従来の技術】従来、基準電圧発生回路として、図22
に、その回路図を示すようなものが提案されている。
【0007】この基準電圧発生回路は、バンドギャップ
参照回路と称されるものであり、図中、1は外部から供
給される電源電圧VCC(非安定化電圧)を供給するV
CC電源線、2〜5は抵抗、6はダイオード、7、8は
NPNトランジスタである。
【0008】このバンドギャップ参照回路は、NPNト
ランジスタ8のベース・エミッタ間電圧VBEと抵抗4の
電圧降下V4との和からなる基準電圧Vrefをノード9に
得るとするものである。
【0009】このバンドギャップ参照回路においては、
NPNトランジスタ7、8を必要とすることから、たと
えば、P型シリコン基板に、このバンドギャップ参照回
路を構成する場合には、いわゆるトリプル・ウエル・プ
ロセスを必要とする。
【0010】即ち、図23に示すように、P型シリコン
基板10にNウエル11を形成した後、このNウエル1
1内にPウエル12を形成し、更に、その後、Pウエル
12内にNウエル13を形成するというプロセスを必要
とする。
【0011】確かに、このようにする場合には、P型シ
リコン基板10にNPN三重拡散型バイポーラトランジ
スタを形成することができるので、バンドギャップ参照
回路を構成することができる。
【0012】しかし、MOS集積回路は、ツイン・ウエ
ル・プロセスで製造することができることから、このM
OS集積回路にトリプル・ウエル・プロセスを必要とす
るバンドギャップ参照回路を内蔵させようとする場合に
は、製造プロセスが増加し、その分、コストが上昇して
しまうという問題点があった。
【0013】また、たとえば、ラップトップ型パソコン
で使用されるDRAMにおいては、消費電力を低減化
し、電池の消耗を防ぐために、スタンバイ状態での消費
電流を数10μA以下に抑えることが要請されている。
【0014】しかし、バンドギャップ参照回路は、消費
電流を20μA以下に抑えることが困難であり、ラップ
トップ型パソコンで使用されるDRAMなどに内蔵する
ことは適当でない。
【0015】もっとも、バンドギャップ参照回路におい
ては、電流を規定している要素は抵抗2であることか
ら、抵抗2をメガオーム以上の値にすれば、消費電流の
低減化は可能である。
【0016】しかし、集積回路において、メガオーム以
上の抵抗を形成するには、かなりの面積を必要とし、メ
ガオーム以上の抵抗を形成することは現実には不可能で
あり、現実的に形成できる最大の抵抗は数100キロオ
ームであり、これを使用すると、消費電流を現在よりも
小さくすることは不可能である。
【0017】そこで、また、従来、基準電圧発生回路と
して、図24に、その回路図を示すようなものが提案さ
れている。
【0018】この基準電圧発生回路は、nMOSトラン
ジスタのしきい値電圧を利用しようとするものであり、
15は外部から供給される電源電圧VCC(非安定化電
圧)を供給するVCC電源線である。
【0019】また、16、17はエンハンスメント形の
nMOSトランジスタ、18は定電流源回路であり、1
9、20はカレントミラー回路を構成するエンハンスメ
ント形のpMOSトランジスタ、21は抵抗である。
【0020】この基準電圧発生回路は、nMOSトラン
ジスタ16、17のゲート・ソース間電圧がそれぞれス
レッショルド電圧VTHとなるようにし、2×VTHの電圧
を基準電圧Vrefとしてノード22に得るとするもので
ある。
【0021】この基準電圧発生回路は、nMOSトラン
ジスタ、pMOSトランジスタ及び抵抗から構成されて
いるので、MOS集積回路に内蔵する場合においても、
ツイン・ウエル・プロセスで済むし、消費電流も少なく
することができる。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この基準電圧
発生回路においては、電源電圧VCCに対する基準電圧
Vrefの安定性を考慮して、nMOSトランジスタ1
6、17のゲート・ソース間電圧は、それぞれ、スレッ
ショルド電圧VTHとなるように設定される。
【0023】ここに、nMOSトランジスタのスレッシ
ョルド電圧VTHは、ドレイン電流が一定の場合における
温度特性が負となるため、この基準電圧発生回路から発
生される基準電圧Vrefは、図25に示すように、負の
温度特性を示してしまう。
【0024】前述したように、一般に、基準電圧Vref
は、温度に依存しない一定の電圧であることが望まれ、
特に、基準電圧を内部電源電圧を生成する降圧回路に使
用する場合には、MOS集積回路の動作速度は、電源電
圧に比例し、温度に反比例することから、基準電圧Vre
fは、正の温度特性を有していることが望まれる。
【0025】ここに、nMOSトランジスタ16、17
のゲート・ソース間電圧がドレイン電流一定の下におい
て正の温度特性を示す領域、たとえば、nMOSトラン
ジスタ16、17のゲート・ソース間電圧が2[V]と
なるようにバイアスする場合には、この基準電圧発生回
路から発生される基準電圧Vrefの温度特性を正とする
ことができる。
【0026】しかし、この場合には、nMOSトランジ
スタ16、17は、ゲート長(チャネル幅)が長く、ゲ
ート幅(チャネル長)の狭い、いわゆるナロー・トラン
ジスタとする必要がある。
【0027】ところが、このようにすると、nMOSト
ランジスタ16、17は、ドレイン出力インピーダンス
の高い、いわゆる五極管領域での動作を行うことになっ
てしまう。
【0028】このため、nMOSトランジスタ16、1
7を定電流源回路18で駆動すると、電流源同士を直列
に接続した状態、即ち、内部抵抗の高い回路同士を直列
に接続した状態となり、出力電圧である基準電圧Vref
は、電源電圧VCCの変動に対して極めて不安定なもの
となってしまう。
【0029】本発明は、かかる点に鑑み、安定した基準
電圧を得ることができ、しかも、製造プロセスの増加を
招くことなく、絶縁ゲート形電界効果トランジスタを集
積化してなる集積回路に内蔵することができ、かつ、消
費電流の低減化を図ることができるようにした基準電圧
発生回路を提供することを目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】
第1の発明・・図1 図1は本発明中、第1の発明の原理説明図であり、図
中、23は非安定化電圧VAを供給する非安定化電圧
線、24は負荷手段、24Aは負荷手段24の一端、2
4Bは負荷手段24の他端である。
【0031】また、25はエンハンスメント形のnチャ
ネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタ、26は絶縁ゲ
ート形電界効果トランジスタを駆動素子とするソースホ
ロア回路であり、26Aは入力端、26Bは出力端であ
る。
【0032】また、26C、26Dはそれぞれソースホ
ロア回路26の電源端、接地端であり、この第1の発明
による基準電圧発生回路は、nチャネル絶縁ゲート形電
界効果トランジスタ25のドレイン、即ち、ノード27
に基準電圧Vrefを得るとするものである。
【0033】即ち、本発明中、第1の発明による基準電
圧発生回路は、一端24Aを非安定化電圧VAを供給す
る非安定化電圧線23に接続された負荷手段24と、ド
レインを負荷手段24の他端24Bに接続され、ソース
を接地されたエンハンスメント形のnチャネル絶縁ゲー
ト形電界効果トランジスタ25と、絶縁ゲート形電界効
果トランジスタを駆動素子とし、入力端26Aをnチャ
ネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタ25のドレイン
に接続され、出力端26Bをnチャネル絶縁ゲート形電
界効果トランジスタ25のゲートに接続されたソースホ
ロア回路26とを設けて構成し、nチャネル絶縁ゲート
形電界効果トランジスタ25のドレイン、即ち、ノード
27に基準電圧Vrefを得るというものである。
【0034】第2の発明・・図2 図2は本発明中、第2の発明の原理説明図であり、図
中、29は非安定化電圧VAを供給する非安定化電圧
線、30は負荷手段、30Aは負荷手段30の一端、3
0Bは負荷手段30の他端である。
【0035】また、31はエンハンスメント形のnチャ
ネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタ、32、33、
34は絶縁ゲート形電界効果トランジスタを駆動素子と
するソースホロア回路であり、これらソースホロア回路
32、33、34は縦列接続されている。
【0036】なお、32A、32B、32C、32D
は、それぞれ、ソースホロア回路32の入力端、出力
端、電源端、接地端、33A、33B、33C、33D
は、それぞれ、ソースホロア回路33の入力端、出力
端、電源端、接地端である。
【0037】また、34A、34B、34C、34D
は、それぞれ、ソースホロア回路34の入力端、出力
端、電源端、接地端であり、この第2の発明による基準
電圧発生回路は、nチャネル絶縁ゲート形電界効果トラ
ンジスタ31のドレイン、即ち、ノード35に基準電圧
Vrefを得るとするものである。
【0038】即ち、本発明中、第2の発明による基準電
圧発生回路は、一端30Aを非安定化電圧VAを供給す
る非安定化電圧線29に接続された負荷手段30と、ド
レインを負荷手段30の他端30Bに接続され、ソース
を接地されたエンハンスメント形のnチャネル絶縁ゲー
ト形電界効果トランジスタ31と、絶縁ゲート形電界効
果トランジスタを駆動素子とし、かつ、継続接続され、
初段のソースホロア回路32の入力端32Aをnチャネ
ル絶縁ゲート形電界効果トランジスタ31のドレインに
接続され、最終段のソースホロア回路34の出力端34
Bをnチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタ31
のゲートに接続された複数のソースホロア回路、たとえ
ば、3個のソースホロア回路32〜34とを備えて構成
され、nチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタ3
1のドレイン、即ち、ノード35に基準電圧Vrefを得
るというものである。
【0039】
【作用】
第1の発明・・図1 本発明中、第1の発明においては、nチャネル絶縁ゲー
ト形電界効果トランジスタ25のゲート・ソース間電圧
をV1、ソースホロア回路26の入力端26Aと出力端
26Bとの間の電圧をV2とすると、基準電圧Vrefと
してV1+V2をノード27に得ることができる。
【0040】ここに、たとえば、基準電圧Vrefが外部
からの何らかの擾乱のために上昇すると、ソースホロア
回路26の出力電圧が上昇し、この結果、nチャネル絶
縁ゲート形電界効果トランジスタ25のゲート電圧が上
昇し、nチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタ2
5のオン抵抗が小さくなり、基準電圧Vrefは下降して
安定する。
【0041】また、逆に、基準電圧Vrefが下降する
と、ソースホロア回路26の出力電圧が下降し、この結
果、nチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタ25
のゲート電圧が下降し、nチャネル絶縁ゲート形電界効
果トランジスタ25のオン抵抗が高くなり、基準電圧V
refは、上昇して安定する。
【0042】このように、この第1の発明によれば、基
準電圧Vrefは、ソースホロア回路26を介してフィー
ドバック制御されるので、電圧値一定の安定化した基準
電圧Vrefを得ることができる。
【0043】また、この第1の発明においては、負荷手
段24と、nチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジス
タ25と、絶縁ゲート形電界効果トランジスタを駆動素
子とするソースホロア回路26とを構成要素としてい
る。
【0044】ここに、負荷手段24は、抵抗又は絶縁ゲ
ート形電界効果トランジスタで構成することができ、ソ
ースホロア回路26の負荷素子も抵抗又は絶縁ゲート形
電界効果トランジスタで構成することができる。
【0045】したがって、この第1の発明によれば、絶
縁ゲート形電界効果トランジスタと抵抗又は絶縁ゲート
形電界効果トランジスタのみで基準電圧発生回路を構成
することができるので、製造プロセスを増加させること
なく、絶縁ゲート形電界効果トランジスタを集積化して
なる集積回路に内蔵することができる。
【0046】また、この第1の発明によれば、高抵抗を
設けることなく、回路に流れる電流を少なくすることが
でき、消費電流を少なくすることができる。
【0047】第2の発明・・図2 本発明中、第2の発明においては、nチャネル絶縁ゲー
ト形電界効果トランジスタ31のゲート・ソース間電圧
をV1、ソースホロア回路32の入力端32Aと出力端
32Bとの間の電圧をV2、ソースホロア回路33の入
力端33Aと出力端33Bとの間の電圧をV3、ソース
ホロア回路34の入力端34Aと出力端34Bとの間の
電圧をV4とすると、基準電圧Vrefとして、V1+V
2+V3+V4をノード35に得ることができる。
【0048】ここに、たとえば、基準電圧Vrefが外部
からの何らかの擾乱のために上昇すると、ソースホロア
回路32の出力電圧が上昇し、ソースホロア回路33の
出力電圧が上昇し、ソースホロア回路34の出力電圧が
上昇し、この結果、nチャネル絶縁ゲート形電界効果ト
ランジスタ31のゲート電圧が上昇し、nチャネル絶縁
ゲート形電界効果トランジスタ31のオン抵抗が小さく
なり、基準電圧Vrefは、下降して安定する。
【0049】また、逆に、基準電圧Vrefが下降する
と、ソースホロア回路32の出力電圧が下降し、ソース
ホロア回路33の出力電圧が下降し、ソースホロア回路
34の出力電圧が下降し、この結果、nチャネル絶縁ゲ
ート形電界効果トランジスタ31のゲート電圧が下降
し、nチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタ31
のオン抵抗が高くなり、基準電圧Vrefは上昇して安定
する。
【0050】このように、この第2の発明によれば、基
準電圧Vrefは、ソースホロア回路32、33、34を
介してフィードバック制御されるので、電圧値一定の安
定化した基準電圧Vrefを得ることができる。
【0051】また、この第2の発明においては、負荷手
段30と、nチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジス
タ31と、絶縁ゲート形電界効果トランジスタを駆動素
子とするソースホロア回路32〜34とを構成要素とし
ている。
【0052】ここに、負荷手段30は、抵抗又は絶縁ゲ
ート形電界効果トランジスタで構成することができ、ソ
ースホロア回路32〜34の負荷素子も抵抗又は絶縁ゲ
ート形電界効果トランジスタで構成することができる。
【0053】したがって、この第2の発明によれば、絶
縁ゲート形電界効果トランジスタと抵抗又は絶縁ゲート
形電界効果トランジスタのみで基準電圧発生回路を構成
することができるので、製造プロセスを増加させること
なく、絶縁ゲート形電界効果トランジスタを集積化して
なる集積回路に内蔵することができる。
【0054】また、この第2の発明によれば、高抵抗を
設けることなく、回路に流れる電流を少なくすることが
でき、消費電流を少なくすることができる。
【0055】
【実施例】以下、図3〜図21を参照して、本発明の第
1実施例〜第14実施例について説明する。
【0056】第1実施例・・図3、図4 図3は本発明の第1実施例を示す回路図である。図中、
37は外部から供給される電源電圧VCC(非安定化電
圧)を供給するVCC電源線、38は負荷手段をなすデ
ィプリーション形のpMOSトランジスタである。
【0057】また、39はエンハンスメント形のnMO
Sトランジスタ、40はソースホロア回路であり、41
は駆動素子をなすエンハンスメント形のnMOSトラン
ジスタ、42は負荷素子をなす抵抗である。
【0058】ここに、pMOSトランジスタ38は、ソ
ース及びゲートをVCC電源線37に接続され、ドレイ
ンをnMOSトランジスタ39のドレインに接続され、
nMOSトランジスタ39は、ソースを接地されてい
る。
【0059】また、nMOSトランジスタ41は、ドレ
インをVCC電源線37に接続され、ゲートをノード4
3に接続され、ソースをnMOSトランジスタ39のゲ
ートに接続されており、抵抗42は、一端をnMOSト
ランジスタ41のソースに接続され、他端を接地されて
いる。
【0060】この第1実施例においては、nMOSトラ
ンジスタ39のゲート・ソース間電圧をV1、nMOS
トランジスタ41のゲート・ソース間電圧をV2とする
と、基準電圧Vrefとして、V1+V2をノード43に
得ることができる。
【0061】ここに、たとえば、基準電圧Vrefが外部
からの何らかの擾乱のために上昇すると、nMOSトラ
ンジスタ41のソース電圧が上昇し、この結果、nMO
Sトランジスタ39のゲート電圧が上昇し、nMOSト
ランジスタ39のオン抵抗が小さくなり、基準電圧Vre
fは下降して安定する。
【0062】また、逆に、基準電圧Vrefが下降する
と、nMOSトランジスタ41のソース電圧が下降し、
この結果、nMOSトランジスタ39のゲート電圧が下
降し、nMOSトランジスタ39のオン抵抗が高くな
り、基準電圧Vrefは上昇して安定する。
【0063】このように、この第1実施例によれば、基
準電圧Vrefは、ソースホロア回路40を介してフィー
ドバック制御されるので、電圧値一定の安定化した基準
電圧Vrefを得ることができる。
【0064】また、この第1実施例においては、V1、
V2を温度特性が逆となる領域、たとえば、図4に示す
ように、V1を|∂VG/∂T|Id=const<0となる領
域、即ち、ドレイン電流Idを一定とした場合における
温度に対するゲート電圧VGの変化が負となる領域に設
定し、V2を|∂VG/∂T|Id=const>0となる領
域、即ち、ドレイン電流Idを一定とした場合における
温度に対するゲート電圧VGの変化が正となる領域に設
定する場合には、基準電圧Vrefの温度係数を「0」と
することができる。
【0065】また、V1を|∂VG/∂T|Id=const
0となる領域、即ち、ドレイン電流Idを一定とした場
合における温度に対するゲート電圧VGの変化が正とな
る領域に設定し、V2を|∂VG/∂T|Id=const<0
となる領域、即ち、ドレイン電流Idを一定とした場合
における温度に対するゲート電圧VGの変化が負となる
領域に設定する場合においても、基準電圧Vrefの温度
係数を「0」とすることができる。
【0066】この場合には、nMOSトランジスタ39
は、単体では出力内部抵抗が高くなるように構成する必
要があるが、このnMOSトランジスタ39はソースホ
ロア回路40を介してフィードバック制御されるので、
出力内部抵抗を下げることができ、基準電圧Vrefの安
定性を確保することができる。
【0067】これに対して、V1、V2を共に|∂VG
/∂T|Id=const>0となる領域、即ち、ドレイン電流
Idを一定とした場合における温度に対するゲート電圧
Gの変化が正となる領域に設定する場合には、基準電
圧Vrefの温度係数を正にすることができる。
【0068】この場合においても、nMOSトランジス
タ39は、単体では出力内部抵抗が高くなるように構成
する必要があるが、このnMOSトランジスタ39はソ
ースホロア回路40を介してフィードバック制御される
ので、出力内部抵抗を下げることができ、基準電圧Vre
fの安定性を確保することができる。
【0069】また、この第1実施例においては、pMO
Sトランジスタ38と、nMOSトランジスタ39、4
1と、抵抗42とで構成するとしているので、製造プロ
セスを増加させることなく、MOS集積回路に内蔵する
ことができる。
【0070】また、この第1実施例によれば、ソースホ
ロア回路40においては、nMOSトランジスタ39の
ゲート・ソース間電圧V1を発生させれば足りるので、
抵抗42として高抵抗を設けることなく、電流を絞るこ
とができ、消費電流を少なくすることができる。
【0071】第2実施例・・図5 図5は本発明の第2実施例を示す回路図である。この第
2実施例は、nMOSトランジスタ41のソースを抵抗
44を介して抵抗42の一端及びnMOSトランジスタ
39のゲートに接続してなるソースホロア回路45を設
け、その他については、第1実施例と同様に構成したも
のである。
【0072】この第2実施例においては、nMOSトラ
ンジスタ39のゲート・ソース間電圧をV1、nMOS
トランジスタ41のゲート・ソース間電圧をV2、抵抗
44の電圧降下をV3とすると、基準電圧Vrefとし
て、V1+V2+V3をノード43に得ることができ
る。
【0073】ここに、たとえば、基準電圧Vrefが外部
からの何らかの擾乱のために上昇すると、nMOSトラ
ンジスタ41のソース電圧が上昇し、抵抗44の他端の
電圧が上昇し、この結果、nMOSトランジスタ39の
ゲート電圧が上昇し、nMOSトランジスタ39のオン
抵抗が小さくなり、基準電圧Vrefは下降して安定す
る。
【0074】また、逆に、基準電圧Vrefが下降する
と、nMOSトランジスタ41のソース電圧が下降し、
抵抗44の他端の電圧が下降し、この結果、nMOSト
ランジスタ39のゲート電圧が下降し、nMOSトラン
ジスタ39のオン抵抗が高くなり、基準電圧Vrefは上
昇して安定する。
【0075】このように、この第2実施例によれば、基
準電圧Vrefは、ソースホロア回路45を介してフィー
ドバック制御されるので、電圧値一定の安定化した基準
電圧Vrefを得ることができる。
【0076】また、この第2実施例においては、pMO
Sトランジスタ38と、nMOSトランジスタ39、4
1と、抵抗42、44とで構成するとしているので、製
造プロセスを増加させることなく、MOS集積回路に内
蔵することができる。
【0077】また、この第2実施例によれば、ソースホ
ロア回路45においては、nMOSトランジスタ39の
ゲート・ソース間電圧V1を発生させれば足りるので、
抵抗42として高抵抗を設けることなく、電流を絞るこ
とができ、消費電流を少なくすることができる。
【0078】第3実施例・・図6 図6は本発明の第3実施例を示す回路図である。この第
3実施例は、nMOSトランジスタ41のソースをダイ
オード接続されたnMOSトランジスタ46を介して抵
抗42の一端及びnMOSトランジスタ39のゲートに
接続してなるソースホロア回路47を設け、その他につ
いては、第1実施例と同様に構成したものである。
【0079】この第3実施例においては、nMOSトラ
ンジスタ39のゲート・ソース間電圧をV1、nMOS
トランジスタ41のゲート・ソース間電圧をV2、nM
OSトランジスタ46のドレイン・ソース間電圧をV3
とすると、基準電圧Vrefとして、V1+V2+V3を
ノード43に得ることができる。
【0080】ここに、たとえば、基準電圧Vrefが外部
からの何らかの擾乱のために上昇すると、nMOSトラ
ンジスタ41のソース電圧が上昇し、nMOSトランジ
スタ46のソース電圧が上昇し、この結果、nMOSト
ランジスタ39のゲート電圧が上昇し、nMOSトラン
ジスタ39のオン抵抗が小さくなり、基準電圧Vrefは
下降して安定する。
【0081】また、逆に、基準電圧Vrefが下降する
と、nMOSトランジスタ41のソース電圧が下降し、
nMOSトランジスタ46のソース電圧が下降し、この
結果、nMOSトランジスタ39のゲート電圧が下降
し、nMOSトランジスタ39のオン抵抗が高くなり、
基準電圧Vrefは上昇して安定する。
【0082】このように、この第3実施例によれば、基
準電圧Vrefは、ソースホロア回路47を介してフィー
ドバック制御されるので、電圧値一定の安定化した基準
電圧Vrefを得ることができる。
【0083】また、この第3実施例によれば、pMOS
トランジスタ38と、nMOSトランジスタ39、4
1、46と、抵抗42とで構成するとしているので、製
造プロセスを増加させることなく、MOS集積回路に内
蔵することができる。
【0084】また、この第3実施例によれば、ソースホ
ロア回路47においては、nMOSトランジスタ39の
ゲート・ソース間電圧V1を発生させれば足りるので、
抵抗42として高抵抗を設けることなく、電流を絞るこ
とができ、消費電流を少なくすることができる。
【0085】第4実施例・・図7 図7は本発明の第4実施例を示す回路図である。この第
4実施例は、nMOSトランジスタ41のソースをダイ
オード48を介して抵抗42の一端及びnMOSトラン
ジスタ39のゲートに接続してなるソースホロア回路4
9を設け、その他については、第1実施例と同様に構成
したものである。
【0086】この第4実施例においては、nMOSトラ
ンジスタ39のゲート・ソース間電圧をV1、nMOS
トランジスタ41のゲート・ソース間電圧をV2、ダイ
オード48のアノード・カソード間電圧をV3とする
と、基準電圧Vrefとして、V1+V2+V3をノード
43に得ることができる。
【0087】ここに、たとえば、基準電圧Vrefが外部
からの何らかの擾乱のために上昇すると、nMOSトラ
ンジスタ41のソース電圧が上昇し、ダイオード48の
カソード電圧が上昇し、この結果、nMOSトランジス
タ39のゲート電圧が上昇し、nMOSトランジスタ3
9のオン抵抗が小さくなり、基準電圧Vrefは下降して
安定する。
【0088】また、逆に、基準電圧Vrefが下降する
と、nMOSトランジスタ41のソース電圧が下降し、
ダイオード48のカソード電圧が下降し、この結果、n
MOSトランジスタ39のゲート電圧が下降し、nMO
Sトランジスタ39のオン抵抗が高くなり、基準電圧V
refは上昇して安定する。
【0089】このように、この第4実施例によれば、基
準電圧Vrefは、ソースホロア回路49を介してフィー
ドバック制御されるので、電圧値一定の安定化した基準
電圧Vrefを得ることができる。
【0090】また、この第4実施例によれば、pMOS
トランジスタ38と、nMOSトランジスタ39、41
と、ダイオード48と、抵抗42とで構成するとしてい
るので、製造プロセスを増加させることなく、MOS集
積回路に内蔵することができる。
【0091】また、この第4実施例によれば、ソースホ
ロア回路49においては、nMOSトランジスタ39の
ゲート・ソース間電圧V1を発生させれば足りるので、
抵抗42として高抵抗を設けることなく、電流を絞るこ
とができ、消費電流を少なくすることができる。
【0092】第5実施例・・図8 図8は本発明の第5実施例を示す回路図である。この第
5実施例は、nMOSトランジスタ39、41の負荷と
して、エンハンスメント形のpMOSトランジスタ5
0、51からなるカレントミラー回路52を設け、その
他については、第1実施例と同様に構成したものであ
る。
【0093】ここに、pMOSトランジスタ50は、ソ
ースをVCC電源線37に接続され、ゲートをドレイン
に接続され、ドレインをnMOSトランジスタ41のド
レインに接続されており、pMOSトランジスタ50
と、nMOSトランジスタ41と、抵抗42とで、ソー
スホロア回路53が構成されている。
【0094】また、pMOSトランジスタ51は、ソー
スをVCC電源線37に接続され、ゲートをpMOSト
ランジスタ50のゲートに接続され、ドレインをnMO
Sトランジスタ39のドレインに接続されている。
【0095】したがって、この第5実施例においては、
nMOSトランジスタ41に流れる電流をミラー反転し
た電流がnMOSトランジスタ39に供給されるが、こ
のようにすると、電源電圧VCCが変化しても、nMO
Sトランジスタ41に流れる電流は変化せず、消費電流
の無駄をなくすことができる。
【0096】この第5実施例においては、nMOSトラ
ンジスタ39のゲート・ソース間電圧をV1、nMOS
トランジスタ41のゲート・ソース間電圧をV2とする
と、基準電圧Vrefとして、V1+V2をノード43に
得ることができる。
【0097】ここに、たとえば、基準電圧Vrefが外部
からの何らかの擾乱のために上昇すると、nMOSトラ
ンジスタ41のソース電圧が上昇し、この結果、nMO
Sトランジスタ39のゲート電圧が上昇し、nMOSト
ランジスタ39のオン抵抗が小さくなり、基準電圧Vre
fは下降して安定する。
【0098】また、逆に、基準電圧Vrefが下降する
と、nMOSトランジスタ41のソース電圧が下降し、
この結果、nMOSトランジスタ39のゲート電圧が下
降し、nMOSトランジスタ39のオン抵抗が高くな
り、基準電圧Vrefは上昇して安定する。
【0099】このように、この第5実施例によれば、基
準電圧Vrefは、ソースホロア回路53を介してフィー
ドバック制御されるので、電圧値一定の安定化した基準
電圧Vrefを得ることができる。
【0100】また、この第5実施例においては、V1、
V2を温度特性が逆となる領域、たとえば、図4に示す
ように、V1を|∂VG/∂T|Id=const<0となる領
域、即ち、ドレイン電流Idを一定とした場合における
温度に対するゲート電圧VGの変化が負となる領域に設
定し、V2を|∂VG/∂T|Id=const>0となる領
域、即ち、ドレイン電流Idを一定とした場合における
温度に対するゲート電圧VGの変化が正となる領域に設
定する場合には、基準電圧Vrefの温度係数を「0」と
することができる。
【0101】また、V1を|∂VG/∂T|Id=const
0となる領域、即ち、ドレイン電流Idを一定とした場
合における温度に対するゲート電圧VGの変化が正とな
る領域に設定し、V2を|∂VG/∂T|Id=const<0
となる領域、即ち、ドレイン電流Idを一定とした場合
における温度に対するゲート電圧VGの変化が負となる
領域に設定する場合においても、基準電圧Vrefの温度
係数を「0」とすることができる。
【0102】この場合には、nMOSトランジスタ39
は、単体では出力内部抵抗が高くなるように構成する必
要があるが、このnMOSトランジスタ39はソースホ
ロア回路53を介してフィードバック制御されるので、
出力内部抵抗を下げることができ、基準電圧Vrefの安
定性を確保することができる。
【0103】これに対して、V1、V2を共に|∂VG
/∂T|Id=const>0となる領域、即ち、ドレイン電流
Idを一定とした場合における温度に対するゲート電圧
Gの変化が正となる領域に設定する場合には、基準電
圧Vrefの温度係数を正にすることができる。
【0104】この場合においても、nMOSトランジス
タ39は、単体では出力内部抵抗が高くなるように構成
する必要があるが、このnMOSトランジスタ39はソ
ースホロア回路53を介してフィードバック制御される
ので、出力内部抵抗を下げることができ、基準電圧Vre
fの安定性を確保することができる。
【0105】また、この第5実施例によれば、pMOS
トランジスタ50、51と、nMOSトランジスタ3
9、41と、抵抗42とで構成されているので、製造プ
ロセスを増加させることなく、MOS集積回路に内蔵す
ることができる。
【0106】また、この第5実施例によれば、ソースホ
ロア回路53においては、nMOSトランジスタ39の
ゲート・ソース間電圧V1を発生させれば足りるので、
抵抗42として高抵抗を設けることなく、電流を絞るこ
とができ、消費電流を少なくすることができる。
【0107】第6実施例・・図9 図9は本発明の第6実施例を示す回路図である。この第
6実施例は、nMOSトランジスタ41のソースを抵抗
44を介して抵抗42の一端及びnMOSトランジスタ
39のゲートに接続してなるソースホロア回路54を設
け、その他については、第5実施例と同様に構成したも
のである。
【0108】この第6実施例においては、nMOSトラ
ンジスタ39のゲート・ソース間電圧をV1、nMOS
トランジスタ41のゲート・ソース間電圧をV2、抵抗
44の電圧降下をV3とすると、基準電圧Vrefとし
て、V1+V2+V3をノード43に得ることができ
る。
【0109】ここに、たとえば、基準電圧Vrefが外部
からの何らかの擾乱のために上昇すると、nMOSトラ
ンジスタ41のソース電圧が上昇し、抵抗44の他端の
電圧が上昇し、この結果、nMOSトランジスタ39の
ゲート電圧が上昇し、nMOSトランジスタ39のオン
抵抗が小さくなり、基準電圧Vrefは下降して安定す
る。
【0110】また、逆に、基準電圧Vrefが下降する
と、nMOSトランジスタ41のソース電圧が下降し、
抵抗44の他端の電圧が下降し、この結果、nMOSト
ランジスタ39のゲート電圧が下降し、nMOSトラン
ジスタ39のオン抵抗が高くなり、基準電圧Vrefは上
昇して安定する。
【0111】このように、この第6実施例によれば、基
準電圧Vrefは、ソースホロア回路54を介してフィー
ドバック制御されるので、電圧値一定の安定化した基準
電圧Vrefを得ることができる。
【0112】また、この第6実施例によれば、pMOS
トランジスタ50、51と、nMOSトランジスタ3
9、41と、抵抗42、44とで構成するとしているの
で、製造プロセスを増加させることなく、MOS集積回
路に内蔵することができる。
【0113】また、この第6実施例によれば、ソースホ
ロア回路54においては、nMOSトランジスタ39の
ゲート・ソース間電圧V1を発生させれば足りるので、
抵抗42として高抵抗を設けることなく、電流を絞るこ
とができ、消費電流を少なくすることができる。
【0114】第7実施例・・図10 図10は本発明の第7実施例を示す回路図である。この
第7実施例は、nMOSトランジスタ41のソースをダ
イオード接続されたnMOSトランジスタ46を介して
抵抗42の一端及びnMOSトランジスタ39のゲート
に接続してなるソースホロア回路55を設け、その他に
ついては、第5実施例と同様に構成したものである。
【0115】この第7実施例においては、nMOSトラ
ンジスタ39のゲート・ソース間電圧をV1、nMOS
トランジスタ41のゲート・ソース間電圧をV2、nM
OSトランジスタ46のドレイン・ソース間電圧をV3
とすると、基準電圧Vrefとして、V1+V2+V3を
ノード43に得ることができる。
【0116】ここに、たとえば、基準電圧Vrefが外部
からの何らかの擾乱のために上昇すると、nMOSトラ
ンジスタ41のソース電圧が上昇し、nMOSトランジ
スタ46のソース電圧が上昇し、この結果、nMOSト
ランジスタ39のゲート電圧が上昇し、nMOSトラン
ジスタ39のオン抵抗が小さくなり、基準電圧Vrefは
下降して安定する。
【0117】また、逆に、基準電圧Vrefが下降する
と、nMOSトランジスタ41のソース電圧が下降し、
nMOSトランジスタ46のソース電圧が下降し、この
結果、nMOSトランジスタ39のゲート電圧が下降
し、nMOSトランジスタ39のオン抵抗が高くなり、
基準電圧Vrefは上昇して安定する。
【0118】このように、この第7実施例によれば、基
準電圧Vrefは、ソースホロア回路55を介してフィー
ドバック制御されるので、電圧値一定の安定化した基準
電圧Vrefを得ることができる。
【0119】また、この第7実施例によれば、pMOS
トランジスタ50、51と、nMOSトランジスタ3
9、41、46と、抵抗42とで構成するとしているの
で、製造プロセスを増加させることなく、MOS集積回
路に内蔵することができる。
【0120】また、この第7実施例によれば、ソースホ
ロア回路55においては、nMOSトランジスタ39の
ゲート・ソース間電圧V1を発生させれば足りるので、
抵抗42として高抵抗を設けることなく、電流を絞るこ
とができ、消費電流を少なくすることができる。
【0121】第8実施例・・図11 図11は本発明の第8実施例を示す回路図である。この
第8実施例は、nMOSトランジスタ41のソースをダ
イオード48を介して抵抗42の一端及びnMOSトラ
ンジスタ39のゲートに接続してなるソースホロア回路
56を設け、その他については、第5実施例と同様に構
成したものである。
【0122】この第8実施例においては、nMOSトラ
ンジスタ39のゲート・ソース間電圧をV1、nMOS
トランジスタ41のゲート・ソース間電圧をV2、ダイ
オード48のアノード・カソード間電圧をV3とする
と、基準電圧VrefとしてV1+V2+V3をノード4
3に得ることができる。
【0123】ここに、たとえば、基準電圧Vrefが外部
からの何らかの擾乱のために上昇すると、nMOSトラ
ンジスタ41のソース電圧が上昇し、ダイオード48の
カソード電圧が上昇し、この結果、nMOSトランジス
タ39のゲート電圧が上昇し、nMOSトランジスタ3
9のオン抵抗が小さくなり、基準電圧Vrefは下降して
安定する。
【0124】また、逆に、基準電圧Vrefが下降する
と、nMOSトランジスタ41のソース電圧が下降し、
ダイオード48のカソード電圧が下降し、この結果、n
MOSトランジスタ39のゲート電圧が下降し、nMO
Sトランジスタ39のオン抵抗が高くなり、基準電圧V
refは上昇して安定する。
【0125】このように、この第8実施例によれば、基
準電圧Vrefは、ソースホロア回路56を介してフィー
ドバック制御されるので、電圧値一定の安定化した基準
電圧Vrefを得ることができる。
【0126】また、この第8実施例によれば、pMOS
トランジスタ50、51と、nMOSトランジスタ3
9、41と、ダイオード48と、抵抗42とで構成する
としているので、製造プロセスを増加させることなく、
MOS集積回路に内蔵することができる。
【0127】また、この第8実施例によれば、ソースホ
ロア回路56においては、nMOSトランジスタ39の
ゲート・ソース間電圧V1を発生させれば足りるので、
抵抗42として高抵抗を設けることなく、電流を絞るこ
とができ、消費電流を少なくすることができる。
【0128】第9実施例・・図12 図12は本発明の第9実施例を示す回路図である。図
中、58は外部から供給される電源電圧VCC(非安定
化電圧)を供給するVCC電源線、59は負荷手段をな
すディプリーション形のpMOSトランジスタである。
【0129】また、60はエンハンスメント形のnMO
Sトランジスタ、61はソースホロア回路であり、62
は駆動素子をなすディプリーション形のpMOSトラン
ジスタ、63は負荷素子をなすディプリーション形のp
MOSトランジスタである。
【0130】ここに、pMOSトランジスタ59は、ソ
ース及びゲートをVCC電源線58に接続され、ドレイ
ンをnMOSトランジスタ60のドレインに接続され、
nMOSトランジスタ60は、ソースを接地されてい
る。
【0131】また、pMOSトランジスタ63は、ソー
ス及びゲートをVCC電源線58に接続され、ドレイン
をpMOSトランジスタ62のソースに接続され、pM
OSトランジスタ62は、ゲートをノード64に接続さ
れ、ソースをnMOSトランジスタ60のゲートに接続
され、ドレインを接地されている。
【0132】この第9実施例においては、nMOSトラ
ンジスタ60のゲート・ソース間電圧をV1、pMOS
トランジスタ62のゲート・ソース間電圧をV2とする
と、基準電圧VrefとしてV1+V2をノード64に得
ることができる。
【0133】ここに、たとえば、基準電圧Vrefが外部
からの何らかの擾乱のために上昇すると、pMOSトラ
ンジスタ62のソース電圧が上昇し、この結果、nMO
Sトランジスタ60のゲート電圧が上昇し、nMOSト
ランジスタ60のオン抵抗が小さくなり、基準電圧Vre
fは下降して安定する。
【0134】また、逆に、基準電圧Vrefが下降する
と、pMOSトランジスタ62のソース電圧が下降し、
この結果、nMOSトランジスタ60のゲート電圧が下
降し、nMOSトランジスタ60のオン抵抗が高くな
り、基準電圧Vrefは上昇して安定する。
【0135】このように、この第9実施例によれば、基
準電圧Vrefは、ソースホロア回路61を介してフィー
ドバック制御されるので、電圧値一定の安定化した基準
電圧Vrefを得ることができる。
【0136】ここに、nMOSトランジスタ60のゲー
ト・ソース間電圧V1をスレッショルド電圧付近に設定
する場合には、V1は、図13に示すように、負の温度
特性を示すが、ディプリーション形のpMOSトランジ
スタ62のゲート・ソース間電圧V2は、図14に示す
ように、正の温度特性を示すので、基準電圧Vrefの温
度係数を「0」とすることができる。
【0137】また、この第9実施例によれば、pMOS
トランジスタ59、62、63と、nMOSトランジス
タ60とで構成するとしているので、製造プロセスを増
加させることなく、MOS集積回路に内蔵することがで
きる。
【0138】たとえば、DRAMの場合、メモリセルの
転送ゲートをなすnMOSトランジスタのチャネル領域
にp形不純物であるボロンBが注入されるが、このと
き、同時にpMOSトランジスタの一部のトランジスタ
に、このボロンの注入を行うと、ディプリーション形の
pMOSトランジスタとすることができる。
【0139】したがって、DRAMの場合、ディプリー
ション形のpMOSトランジスタを形成する場合におい
ても、製造プロセスが増加するということはない。
【0140】また、この第9実施例によれば、抵抗を使
用せず、MOSトランジスタのみで構成するようにして
いるので、回路に流れる電流を絞ることができ、消費電
流を少なくすることができる。
【0141】第10実施例・・図15 図15は本発明の第10実施例を示す回路図である。図
中、66は外部から供給される電源電圧VCC(非安定
化電圧)を供給するVCC電源線、67はカレントミラ
ー回路であり、68、69、70はエンハンスメント形
のpMOSトランジスタである。
【0142】また、71、72、73はエンハンスメン
ト形のnMOSトランジスタであり、nMOSトランジ
スタ71は、そのドレインに基準電圧Vrefを得るnM
OSトランジスタ、nMOSトランジスタ72は、起動
回路を構成するnMOSトランジスタ、nMOSトラン
ジスタ73は、定電流源を構成するnMOSトランジス
タである。
【0143】また、74はpMOSトランジスタ70を
負荷素子とするソースホロア回路であり、75は駆動素
子をなすディプリーション形のpMOSトランジスタで
ある。
【0144】ここに、pMOSトランジスタ68は、ソ
ースをVCC電源線66に接続され、ゲートをドレイン
に接続され、ドレインをnMOSトランジスタ72、7
3のドレインに接続されている。
【0145】また、nMOSトランジスタ72は、ゲー
トに起動パルスSTが供給されるように構成され、ソー
スを接地されており、nMOSトランジスタ73は、ゲ
ートをノード76に接続され、ソースを接地されてい
る。
【0146】また、pMOSトランジスタ69は、ソー
スをVCC電源線66に接続され、ゲートをpMOSト
ランジスタ68のゲートに接続され、ドレインをnMO
Sトランジスタ71のドレインに接続されており、nM
OSトランジスタ71は、ソースを接地されている。
【0147】また、pMOSトランジスタ70は、ソー
スをVCC電源線66に接続され、ゲートをpMOSト
ランジスタ68のゲートに接続され、ドレインをpMO
Sトランジスタ75のソースに接続されている。
【0148】また、pMOSトランジスタ75は、ゲー
トをノード76に接続され、ソースをnMOSトランジ
スタ71のゲートに接続され、ドレインを接地されてい
る。
【0149】この第10実施例においては、起動パルス
STによってnMOSトランジスタ72がオン状態とさ
れると、pMOSトランジスタ68、nMOSトランジ
スタ72、pMOSトランジスタ69、70に電流が流
れ、起動される。
【0150】この第10実施例においては、nMOSト
ランジスタ71のゲート・ソース間電圧をV1、pMO
Sトランジスタ75のゲート・ソース間電圧をV2とす
ると、基準電圧Vrefとして、V1+V2をノード76
に得ることができる。
【0151】ここに、たとえば、基準電圧Vrefが外部
からの何らかの擾乱のために上昇すると、pMOSトラ
ンジスタ75のソース電圧が上昇し、この結果、nMO
Sトランジスタ71のゲート電圧が上昇し、nMOSト
ランジスタ71のオン抵抗が小さくなり、基準電圧Vre
fは下降して安定する。
【0152】また、逆に、基準電圧Vrefが下降する
と、pMOSトランジスタ75のソース電圧が下降し、
この結果、nMOSトランジスタ71のゲート電圧が下
降し、nMOSトランジスタ71のオン抵抗が高くな
り、基準電圧Vrefは上昇して安定する。
【0153】このように、この第10実施例によれば、
基準電圧Vrefは、ソースホロア回路74を介してフィ
ードバック制御されるので、電圧値一定の安定化した基
準電圧Vrefを得ることができる。
【0154】なお、起動された後は、nMOSトランジ
スタ72はオフ状態とされるが、基準電圧Vrefによっ
てnMOSトランジスタ73がオン状態となり、これが
定電流源として機能するので、回路動作が確保される。
【0155】また、nMOSトランジスタ72、73を
抵抗で代替えすることができるが、このようにする場合
よりも、この第10実施例のように、nMOSトランジ
スタ72、73を設ける方が良好な定電流源特性を得る
ことができる。
【0156】ここに、nMOSトランジスタ71のゲー
ト・ソース間電圧V1をスレッショルド電圧付近に設定
する場合には、V1は、負の温度特性を示すが、ディプ
リーション形のpMOSトランジスタ75のゲート・ソ
ース間電圧V2は、正の温度特性を示すので、基準電圧
Vrefの温度係数を「0」とすることができる。
【0157】また、この第10実施例によれば、ディプ
リーション形のpMOSトランジスタ68〜70、7
5、nMOSトランジスタ71〜73とで構成するとし
ているので、製造プロセスを増加させることなく、MO
S集積回路に内蔵することができる。
【0158】また、この第10実施例によれば、抵抗を
使用せず、MOSトランジスタのみで構成するようにし
ているので、回路に流れる電流を絞ることができ、消費
電流を少なくすることができる。
【0159】第11実施例・・図16 図16は本発明の第11実施例を示す回路図である。図
中、78は外部から供給される電源電圧VCC(非安定
化電圧)を供給するVCC電源線、79はエンハンスメ
ント形のnMOSトランジスタ、80はnMOSトラン
ジスタ79の負荷をなすディプリーション形のpMOS
トランジスタである。
【0160】また、81、82、83はソースホロア回
路であり、84、85、86は駆動素子をなすエンハン
スメント形のnMOSトランジスタ、87、88、89
は負荷素子をなす抵抗である。
【0161】ここに、pMOSトランジスタ80は、ソ
ース及びゲートをVCC電源線78に接続され、ドレイ
ンをnMOSトランジスタ79のドレインに接続され、
nMOSトランジスタ79は、ソースを接地されてい
る。
【0162】また、nMOSトランジスタ84は、ドレ
インをVCC電源線78に接続され、ゲートをノード9
0に接続され、ソースを抵抗87を介してpMOSトラ
ンジスタ85のソースに接続されている。
【0163】また、nMOSトランジスタ85は、ドレ
インをVCC電源線78に接続され、ゲートをnMOS
トランジスタ84のソースに接続され、ソースを抵抗8
8を介してpMOSトランジスタ86のソースに接続さ
れている。
【0164】また、nMOSトランジスタ86は、ドレ
インをVCC電源線78に接続され、ゲートをnMOS
トランジスタ85のソースに接続され、ソースをnMO
Sトランジスタ79のゲートに接続されると共に、抵抗
89を介して接地されている。
【0165】この第11実施例においては、nMOSト
ランジスタ79のゲート・ソース間電圧をV1、nMO
Sトランジスタ84のゲート・ソース間電圧をV2、n
MOSトランジスタ85のゲート・ソース間電圧をV
3、nMOSトランジスタ86のゲート・ソース間電圧
をV4とすると、基準電圧Vrefとして、V1+V2+
V3+V4をノード90に得ることができる。
【0166】ここに、たとえば、基準電圧Vrefが外部
からの何らかの擾乱のために上昇すると、nMOSトラ
ンジスタ84のソース電圧が上昇し、nMOSトランジ
スタ85のソース電圧が上昇し、nMOSトランジスタ
86のソース電圧が上昇し、この結果、nMOSトラン
ジスタ79のゲート電圧が上昇し、nMOSトランジス
タ79のオン抵抗が小さくなり、基準電圧Vrefは下降
して安定する。
【0167】また、逆に、基準電圧Vrefが下降する
と、nMOSトランジスタ84のソース電圧が下降し、
nMOSトランジスタ85のソース電圧が下降し、nM
OSトランジスタ86のソース電圧が下降し、この結
果、nMOSトランジスタ79のゲート電圧が下降し、
nMOSトランジスタ79のオン抵抗が高くなり、基準
電圧Vrefは上昇して安定する。
【0168】このように、この第11実施例によれば、
基準電圧Vrefは、ソースホロア回路81、82、83
を介してフィードバック制御されるので、電圧値一定の
安定化した基準電圧Vrefを得ることができる。
【0169】また、この第11実施例によれば、pMO
Sトランジスタ80と、nMOSトランジスタ79、8
4〜86と、抵抗87、88、89とで構成するように
しているので、製造プロセスを増加させることなく、M
OS集積回路に内蔵することができる。
【0170】また、この第11実施例によれば、ソース
ホロア回路83においては、nMOSトランジスタ79
のゲート・ソース間電圧V1を発生すれば足りるので、
抵抗87、88、89として高抵抗を設けることなく、
電流を絞ることができ、消費電流を少なくすることがで
きる。
【0171】第12実施例・・図17 図17は本発明の第12実施例を示す回路図である。図
中、92は外部から供給される電源電圧VCC(非安定
化電圧)を供給するVCC電源線、93はエンハンスメ
ント形のnMOSトランジスタ、94はnMOSトラン
ジスタ93の負荷をなすディプリーション形のpMOS
トランジスタである。
【0172】また、95、96、97はソースホロア回
路であり、98、99、100は駆動素子をなすディプ
リーション形のpMOSトランジスタ、101、10
2、103は負荷素子をなすディプリーション形のpM
OSトランジスタである。
【0173】ここに、pMOSトランジスタ94は、ソ
ース及びゲートをVCC電源線92に接続され、ドレイ
ンをnMOSトランジスタ93のドレインに接続され、
nMOSトランジスタ93は、ソースを接地されてい
る。
【0174】また、pMOSトランジスタ101は、ソ
ース及びゲートをVCC電源線92に接続され、ドレイ
ンをpMOSトランジスタ98のソースに接続され、p
MOSトランジスタ98は、ゲートをノード104に接
続され、ドレインを接地されている。
【0175】また、pMOSトランジスタ102は、ソ
ース及びゲートをVCC電源線92に接続され、ドレイ
ンをpMOSトランジスタ99のソースに接続され、p
MOSトランジスタ99は、ゲートをpMOSトランジ
スタ98のソースに接続され、ドレインを接地されてい
る。
【0176】また、pMOSトランジスタ103は、ソ
ース及びゲートをVCC電源線92に接続され、ドレイ
ンをpMOSトランジスタ100のソースに接続され、
pMOSトランジスタ100は、ゲートをpMOSトラ
ンジスタ99のソースに接続され、ソースをnMOSト
ランジスタ93のゲートに接続され、ドレインを接地さ
れている。
【0177】この第12実施例においては、nMOSト
ランジスタ93のゲート・ソース間電圧をV1、pMO
Sトランジスタ98のゲート・ソース間電圧をV2、p
MOSトランジスタ99のゲート・ソース間電圧をV
3、pMOSトランジスタ100のゲート・ソース間電
圧をV4とすると、基準電圧Vrefとして、V1+V2
+V3+V4をノード104に得ることができる。
【0178】ここに、たとえば、基準電圧Vrefが外部
からの何らかの擾乱のために上昇すると、pMOSトラ
ンジスタ98のソース電圧が上昇し、pMOSトランジ
スタ99のソース電圧が上昇し、pMOSトランジスタ
100のソース電圧が上昇し、この結果、nMOSトラ
ンジスタ93のゲート電圧が上昇し、nMOSトランジ
スタ93のオン抵抗が小さくなり、基準電圧Vrefは下
降して安定する。
【0179】また、逆に、基準電圧Vrefが下降する
と、pMOSトランジスタ98のソース電圧が下降し、
pMOSトランジスタ99のソース電圧が下降し、pM
OSトランジスタ100のソース電圧が下降し、この結
果、nMOSトランジスタ93のゲート電圧が下降し、
nMOSトランジスタ93のオン抵抗が大きく、基準電
圧Vrefは上昇して安定する。
【0180】このように、この第12実施例によれば、
基準電圧Vrefは、ソースホロア回路95、96、97
を介してフィードバック制御されるので、電圧値一定の
安定化した基準電圧Vrefを得ることができる。
【0181】また、この第12実施例においては、nM
OSトランジスタ93のゲート・ソース間電圧V1をス
レッショルド電圧付近に設定し、負の温度係数を有する
ように設定することにより、nMOSトランジスタ93
の出力内部抵抗を低くし、基準電圧Vrefの更なる安定
化を図ることができるが、このようにしても、pMOS
トランジスタ98、99、100のゲート・ソース間電
圧V2、V3、V4は正の温度係数を有するので、基準
電圧Vrefの温度特性を正にすることができる。
【0182】また、この第12実施例によれば、pMO
Sトランジスタ94、98〜103と、nMOSトラン
ジスタ93とで構成するようにしているので、製造プロ
セスを増加させることなく、MOS集積回路に内蔵する
ことができる。
【0183】また、この第12実施例によれば、抵抗を
使用せず、MOSトランジスタのみで構成するようにし
ているので、回路に流れる電流を絞ることができ、消費
電流を少なくすることができる。
【0184】第13実施例・・図18 図18は本発明の第13実施例を示す回路図である。図
中、106は外部から供給される電源電圧VCC(非安
定化電圧)を供給するVCC電源線、107はカレント
ミラー回路であり、108、109、110、111は
エンハンスメント形のpMOSトランジスタである。
【0185】また、112、113、114はエンハン
スメント形のnMOSトランジスタであり、nMOSト
ランジスタ112は、そのドレインに基準電圧Vrefを
得るnMOSトランジスタ、nMOSトランジスタ11
3は、起動回路を構成するnMOSトランジスタ、nM
OSトランジスタ114は、定電流源を構成するnMO
Sトランジスタである。
【0186】また、115、116はそれぞれpMOS
トランジスタ110、111を負荷素子とするソースホ
ロア回路であり、117、118は駆動素子をなすディ
プリーション形のpMOSトランジスタである。
【0187】ここに、pMOSトランジスタ108は、
ソースをVCC電源線106に接続され、ゲートをドレ
インに接続され、ドレインをnMOSトランジスタ11
3、114のドレインに接続されている。
【0188】また、nMOSトランジスタ113は、ゲ
ートに起動パルスSTが供給されるように構成され、ソ
ースを接地されており、nMOSトランジスタ114
は、ゲートをノード119に接続され、ソースを接地さ
れている。
【0189】また、pMOSトランジスタ109は、ソ
ースをVCC電源線106に接続され、ゲートをpMO
Sトランジスタ108のゲートに接続され、ドレインを
nMOSトランジスタ112のドレインに接続されてお
り、nMOSトランジスタ112は、ソースを接地され
ている。
【0190】また、pMOSトランジスタ110は、ソ
ースをVCC電源線106に接続され、ゲートをpMO
Sトランジスタ108のゲートに接続され、ドレインを
pMOSトランジスタ117のソースに接続され、pM
OSトランジスタ117は、ゲートをノード119に接
続され、ドレインを接地されている。
【0191】また、pMOSトランジスタ111は、ソ
ースをVCC電源線106に接続され、ゲートをpMO
Sトランジスタ108のゲートに接続され、ドレインを
pMOSトランジスタ118のソースに接続されてい
る。
【0192】また、pMOSトランジスタ118は、ゲ
ートをpMOSトランジスタ117のソースに接続さ
れ、ソースをnMOSトランジスタ112のゲートに接
続され、ドレインを接地されている。
【0193】この第13実施例においては、起動パルス
STによってnMOSトランジスタ113がオン状態と
されると、pMOSトランジスタ108〜111に電流
が流れ、起動される。
【0194】この第13実施例においては、nMOSト
ランジスタ112のゲート・ソース間電圧をV1、pM
OSトランジスタ117のゲート・ソース間電圧をV
2、pMOSトランジスタ118のゲート・ソース間電
圧をV3とすると、基準電圧Vrefとして、V1+V2
+V3をノード119に得ることができる。
【0195】ここに、たとえば、基準電圧Vrefが外部
からの何らかの擾乱のために上昇すると、pMOSトラ
ンジスタ117のソース電圧が上昇し、pMOSトラン
ジスタ118のソース電圧が上昇し、この結果、nMO
Sトランジスタ112のゲート電圧が上昇し、nMOS
トランジスタ112のオン抵抗が小さくなり、基準電圧
Vrefは下降して安定する。
【0196】また、逆に、基準電圧Vrefが下降する
と、pMOSトランジスタ117のソース電圧が下降
し、pMOSトランジスタ118のソース電圧が下降
し、この結果、nMOSトランジスタ112のゲート電
圧が下降し、nMOSトランジスタ112のオン抵抗が
大きくなり、基準電圧Vrefは上昇して安定する。
【0197】このように、この第13実施例によれば、
基準電圧Vrefは、ソースホロア回路115、116を
介してフィードバック制御されるので、電圧値一定の安
定化した基準電圧Vrefを得ることができる。
【0198】なお、起動された後は、nMOSトランジ
スタ113はオフ状態とされるが、基準電圧Vrefによ
ってnMOSトランジスタ114がオンとなり、これが
定電流源として機能するので、回路動作が確保される。
【0199】また、nMOSトランジスタ113、11
4を抵抗で代替えすることができるが、このようにする
場合よりも、この第13実施例のように、nMOSトラ
ンジスタ113、114を設ける方が良好な定電流源特
性を得ることができる。
【0200】ここに、nMOSトランジスタ112のゲ
ート・ソース間電圧V1をスレッショルド電圧付近に設
定する場合には、V1は、負の温度特性を示すが、ディ
プリーション形のpMOSトランジスタ117、118
のゲート・ソース間電圧V2、V3は、正の温度特性を
示すので、基準電圧Vrefの温度係数を正とすることが
できる。
【0201】また、この第13実施例によれば、pMO
Sトランジスタ108〜111、117、118、nM
OSトランジスタ112〜114とで構成するようにし
ているので、製造プロセスを増加させることなく、MO
S集積回路に内蔵することができる。
【0202】また、この第13実施例によれば、抵抗を
使用せず、MOSトランジスタのみで構成するようにし
ているので、回路に流れる電流を絞ることができ、消費
電流を少なくすることができる。
【0203】第14実施例・・図19〜図21 図19は本発明の第14実施例を示す回路図である。図
中、121は外部から供給される電源電圧VCC(非安
定化電圧)を供給するVCC電源線、122はnMOS
トランジスタ、123はnMOSトランジスタ122の
負荷素子をなすディプリーション形のpMOSトランジ
スタである。
【0204】また、124〜126はソースホロア回路
であり、127〜129は駆動素子をなすディプリーシ
ョン形のpMOSトランジスタ、130〜132は負荷
素子をなすディプリーション形のpMOSトランジスタ
である。
【0205】また、133は負荷電流源をなすpMOS
トランジスタ123、130〜132による電流を微調
整するための電流微調整回路、134は基準電圧Vref
の微調整を行う基準電圧微調整回路である。
【0206】ここに、電流微調整回路133は、図20
にその回路図を示すように構成されている。図中、13
5〜139は抵抗、140〜143はレーザ・ビームに
より切断可能とされたヒューズである。
【0207】なお、この電流微調整回路133は、ヒュ
ーズ140〜143のいずれか1本を非切断とし、他を
切断状態にして使用される。
【0208】また、基準電圧微調整回路134は、図2
1にその回路図を示すように構成されている。図中、1
44〜148は抵抗、149〜154はレーザ・ビーム
により切断可能とされたヒューズである。
【0209】なお、基準電圧微調整回路134も、ヒュ
ーズ149〜154のいずれか1本を非切断とし、他を
切断状態にして使用される。
【0210】ここに、電流微調整回路133は、抵抗1
35の端部135A及びヒューズ140〜143の共通
端156をVCC電源線121に接続され、抵抗139
の端部139AをpMOSトランジスタ123、130
〜132のソースに接続されている。
【0211】また、pMOSトランジスタ123は、ゲ
ートをVCC電源線121に接続され、ドレインをnM
OSトランジスタ122のドレインに接続され、nMO
Sトランジスタ122は、ソースを接地されている。
【0212】また、pMOSトランジスタ130は、ゲ
ートをVCC電源線121に接続され、ドレインをpM
OSトランジスタ127のソースに接続され、pMOS
トランジスタ127は、ゲートをノード155に接続さ
れ、ドレインを接地されている。
【0213】また、pMOSトランジスタ131は、ゲ
ートをVCC電源線121に接続され、ドレインをpM
OSトランジスタ128のソースに接続され、pMOS
トランジスタ128は、ゲートをpMOSトランジスタ
127のソースに接続され、ドレインを接地されてい
る。
【0214】また、pMOSトランジスタ132は、ゲ
ートをVCC電源線121に接続され、ドレインをpM
OSトランジスタ129のソースに接続され、pMOS
トランジスタ129は、ゲートをpMOSトランジスタ
128のソースに接続され、ドレインを接地されてい
る。
【0215】また、基準電圧微調整回路134は、抵抗
144の端部144AをpMOSトランジスタ129の
ソースに接続され、抵抗148の端部148AをpMO
Sトランジスタ128のソースに接続され、ヒューズ1
49〜154の共通端157をnMOSトランジスタ1
22のゲートに接続されている。
【0216】ここに、この第14実施例によれば、pM
OSトランジスタ123、130〜132のスレッショ
ルド電圧が、見込み違いや、製造バラツキにより、ずれ
ている場合、電流微調整回路133による調整を行うこ
とができる。
【0217】この第14実施例においては、基準電圧微
調整回路134のヒューズ149〜154は、いずれか
1本を非切断とし、他を切断状態にして使用されるが、
この場合、非切断のヒューズから見て、pMOSトラン
ジスタ129のソースに接続されている側の抵抗の抵抗
値をR2、pMOSトランジスタ128のソースに接続
されている側の抵抗の抵抗値をR3、nMOSトランジ
スタ122のゲート・ソース間電圧をV1、pMOSト
ランジスタ127のゲート・ソース間電圧をV2、pM
OSトランジスタ128のゲート・ソース間電圧をV
3、pMOSトランジスタ129のゲート・ソース間電
圧をV4とすると、基準電圧Vrefとして、V1+V2
+V3+V4× 3 /(R2+R3)をノード155に得
ることができる。
【0218】ここに、例えば、V1=0.5[V]、V
2=V3=V4=0.9[V]となるようにnMOSト
ランジスタ122、pMOSトランジスタ127〜12
9のスレッショルド電圧が設定されていたとする。
【0219】また、R144(抵抗144の抵抗値)=R
145(抵抗145の抵抗値)=R146(抵抗146の抵抗
値)=R147(抵抗147の抵抗値)=R148(抵抗14
8の抵抗値)=100KΩとする。
【0220】この場合において、ヒューズ149=非切
断、ヒューズ150〜154=切断とすれば、基準電圧
Vref=0.5+0.9+0.9+0.9×(500/50
0)=3.2[V]となる。
【0221】また、ヒューズ150=非切断、ヒューズ
149=切断、ヒューズ151〜154=切断とすれ
ば、基準電圧Vref=0.5+0.9+0.9+0.9×
400/500)=3.02[V]となる。
【0222】また、ヒューズ151=非切断、ヒューズ
149、150=切断、ヒューズ152〜154=切断
とすれば、基準電圧Vref=0.5+0.9+0.9+0.
9×(300/500)=2.84[V]となる。
【0223】また、ヒューズ152=非切断、ヒューズ
149〜151=切断、ヒューズ153、154=切断
とすれば、基準電圧Vref=0.5+0.9+0.9+0.
9×(200/500)=2.66[V]となる。
【0224】また、ヒューズ153=非切断、ヒューズ
149〜152=切断、ヒューズ154=切断とすれ
ば、基準電圧Vref=0.5+0.9+0.9+0.9×
100/500)=2.48[V]となる。
【0225】また、ヒューズ154=非切断、ヒューズ
149〜153=切断とすれば、基準電圧Vref=0.5
+0.9+0.9+0.9×(/500)=2.3[V]
となる。
【0226】ここに、たとえば、基準電圧Vrefが外部
からの何らかの擾乱のために上昇すると、pMOSトラ
ンジスタ127のソース電圧が上昇し、pMOSトラン
ジスタ128のソース電圧が上昇し、pMOSトランジ
スタ129のソース電圧が上昇し、ノード157の電圧
が上昇し、この結果、nMOSトランジスタ122のゲ
ート電圧が上昇し、nMOSトランジスタ122のオン
抵抗が小さくなり、基準電圧Vrefは下降して安定す
る。
【0227】また、逆に、基準電圧Vrefが下降する
と、pMOSトランジスタ127のソース電圧が下降
し、pMOSトランジスタ128のソース電圧が下降
し、pMOSトランジスタ129のソース電圧が下降
し、ノード157の電圧が下降し、この結果、nMOS
トランジスタ122のゲート電圧が下降し、nMOSト
ランジスタ122のオン抵抗が大きくなり、基準電圧V
refは上昇して安定する。
【0228】このように、この第14実施例によれば、
基準電圧Vrefは、ソースホロア回路124〜126を
介してフィードバック制御されるので、電圧値一定の安
定化した基準電圧Vrefを得ることができる。
【0229】なお、この第14実施例においては、nM
OSトランジスタ122のゲート・ソース間電圧V1を
スレッショルド電圧付近に設定し、負の温度係数を有す
るように設定することにより、nMOSトランジスタ1
22の出力内部抵抗を低くし、基準電圧Vrefの更なる
安定化を図ることができるが、このようにしても、pM
OSトランジスタ127、128、129のゲート・ソ
ース間電圧V2、V3、V4は正の温度係数を有するの
で、基準電圧Vrefの温度特性を正にすることができ
る。
【0230】また、この第14実施例によれば、pMO
Sトランジスタ123、127〜129、130〜13
2と、nMOSトランジスタ122と、抵抗135〜1
39、144〜148と、ヒューズ140〜143、1
49〜154とで構成されているので、製造プロセスを
増加させることなく、MOS集積回路に内蔵することが
できる。
【0231】また、この第14実施例によれば、抵抗1
35〜139、144〜148を設けているが、回路に
流れる電流は、pMOSトランジスタ123、130〜
132で規定されるので、電流を絞ることができ、消費
電流を少なくすることができる。
【0232】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、ドレイ
ンを負荷を介して非安定化電圧線に接続され、ソースを
接地されたnチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジス
タのドレイン電圧をソースホロア回路を介してフィード
バック制御するという構成を採用したことにより、安定
した基準電圧を得ることができ、しかも、製造プロセス
の増加を招くことなく、絶縁ゲート形電界効果トランジ
スタを集積化してなる集積回路に内蔵することができ、
かつ、消費電流の低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明中、第1の発明の原理説明図である。
【図2】本発明中、第2の発明の原理説明図である。
【図3】本発明の第1実施例を示す回路図である。
【図4】エンハンスメント形のnMOSトランジスタの
G−log(Id)特性を示す図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す回路図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す回路図である。
【図7】本発明の第4実施例を示す回路図である。
【図8】本発明の第5実施例を示す回路図である。
【図9】本発明の第6実施例を示す回路図である。
【図10】本発明の第7実施例を示す回路図である。
【図11】本発明の第8実施例を示す回路図である。
【図12】本発明の第9実施例を示す回路図である。
【図13】エンハンスメント形のMOSトランジスタ
のVG−log(Id)特性を示す図である。
【図14】ディプリーション形のpMOSトランジスタ
のVG−log(Id)特性を示す図である。
【図15】本発明の第10実施例を示す回路図である。
【図16】本発明の第11実施例を示す回路図である。
【図17】本発明の第12実施例を示す回路図である。
【図18】本発明の第13実施例を示す回路図である。
【図19】本発明の第14実施例を示す回路図である。
【図20】本発明の第14実施例が設ける電流微調整回
路を示す回路図である。
【図21】本発明の第14実施例が設ける基準電圧微調
整回路を示す回路図である。
【図22】従来の基準電圧発生回路の一例(バンドギャ
ップ参照回路の一例)を示す回路図である。
【図23】トリプル・ウエル・プロセスを説明するため
の断面図である。
【図24】従来の基準電圧発生回路の他の例(MOSト
ランジスタのしきい値電圧を利用してなる基準電圧発生
回路の一例)を示す回路図である。
【図25】図24に示す基準電圧発生回路から発生され
る基準電圧の温度特性を示す図である。
【符号の説明】
(図1) 23 非安定化電圧線 24 負荷手段 25 エンハンスメント形のnMOSトランジスタ 26 ソースホロア回路 VA 非安定電圧 Vref 基準電圧 (図2) 29 非安定化電圧線 30 負荷手段 31 エンハンスメント形のnMOSトランジスタ 32〜34 ソースホロア回路 VA 非安定電圧 Vref 基準電圧

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端を非安定化電圧を供給する非安定化電
    圧線に接続された負荷手段と、 ドレインを前記負荷手段の他端に接続され、ソースを接
    地されたエンハンスメント形のnチャネル絶縁ゲート形
    電界効果トランジスタと、 絶縁ゲート形電界効果トランジスタを駆動素子とし、入
    力端を前記nチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジス
    タのドレインに接続され、出力端を前記nチャネル絶縁
    ゲート形電界効果トランジスタのゲートに接続されたソ
    ースホロア回路とを備え、 前記nチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのド
    レインに基準電圧を得るようにされていることを特徴と
    する基準電圧発生回路。
  2. 【請求項2】一端を非安定化電圧を供給する非安定化電
    圧線に接続された負荷手段と、 ドレインを前記負荷手段の他端に接続され、ソースを接
    地されたエンハンスメント形の第1のnチャネル絶縁ゲ
    ート形電界効果トランジスタと、 ドレインを前記非安定化電圧線に接続され、ゲートを前
    記第1のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタ
    のドレインに接続され、ソースを前記第1のnチャネル
    絶縁ゲート形電界効果トランジスタのゲートに接続され
    たエンハンスメント形の第2のnチャネル絶縁ゲート形
    電界効果トランジスタと、 一端を前記第2のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トラ
    ンジスタのソースに接続され、他端を接地された抵抗と
    を備え、 前記第1のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジス
    タのドレインに基準電圧を得るようにされていることを
    特徴とする基準電圧発生回路。
  3. 【請求項3】ソースを非安定化電圧を供給する非安定化
    電圧線に接続され、ゲートをドレインに接続されたエン
    ハンスメント形の第1のpチャネル絶縁ゲート形電界効
    果トランジスタと、ソースを前記非安定化電圧線に接続
    され、ゲートを前記第1のpチャネル絶縁ゲート形電界
    効果トランジスタのゲートに接続されたエンハンスメン
    ト形の第2のpチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジ
    スタからなるカレントミラー回路と、 ドレインを前記第2のpチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ソースを接地され
    たエンハンスメント形の第1のnチャネル絶縁ゲート形
    電界効果トランジスタと、 ドレインを前記第1のpチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ゲートを前記第1
    のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのドレ
    インに接続され、ソースを前記第1のnチャネル絶縁ゲ
    ート形電界効果トランジスタのゲートに接続されたエン
    ハンスメント形の第2のnチャネル絶縁ゲート形電界効
    果トランジスタと、 一端を前記第2のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トラ
    ンジスタのソースに接続され、他端を接地された抵抗と
    を備え、 前記第1のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジス
    タのドレインに基準電圧を得るようにされていることを
    特徴とする基準電圧発生回路。
  4. 【請求項4】一端を非安定化電圧を供給する非安定化電
    圧線に接続された負荷手段と、 ドレインを前記負荷手段の他端に接続され、ソースを接
    地されたエンハンスメント形の第1のnチャネル絶縁ゲ
    ート形電界効果トランジスタと、 ドレインを前記非安定化電圧線に接続され、ゲートを前
    記第1のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタ
    のドレインに接続されたエンハンスメント形の第2のn
    チャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタと、 一端を前記第2のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トラ
    ンジスタのソースに接続され、他端を前記第1のnチャ
    ネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのゲートに接続
    されたレベルシフト手段と、 一端を前記レベルシフト手段の他端に接続され、他端を
    接地された抵抗とを備え、 前記第1のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジス
    タのドレインに基準電圧を得るようにされていることを
    特徴とする基準電圧発生回路。
  5. 【請求項5】ソースを非安定化電圧を供給する非安定化
    電圧線に接続され、ゲートをドレインに接続されたエン
    ハンスメント形の第1のpチャネル絶縁ゲート形電界効
    果トランジスタと、ソースを前記非安定化電圧線に接続
    され、ゲートを前記第1のpチャネル絶縁ゲート形電界
    効果トランジスタのゲートに接続されたエンハンスメン
    ト形の第2のpチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジ
    スタからなるカレントミラー回路と、 ドレインを前記第2のpチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ソースを接地され
    たエンハンスメント形の第1のnチャネル絶縁ゲート形
    電界効果トランジスタと、 ドレインを前記第1のpチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ゲートを前記第1
    のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのドレ
    インに接続されたエンハンスメント形の第2のnチャネ
    ル絶縁ゲート形電界効果トランジスタと、 一端を前記第2のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トラ
    ンジスタのソースに接続され、他端を前記第1のnチャ
    ネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのゲートに接続
    されたレベルシフト手段と、 一端を前記レベルシフト手段の他端に接続され、他端を
    接地された抵抗とを備え、 前記第1のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジス
    タのドレインに基準電圧を得るようにされていることを
    特徴とする基準電圧発生回路。
  6. 【請求項6】前記レベルシフト手段は、一端を前記第2
    のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのソー
    スに接続され、他端を前記第1のnチャネル絶縁ゲート
    形電界効果トランジスタのゲートに接続された第2の抵
    抗で構成されていることを特徴とする請求項4又は5記
    載の基準電圧発生回路。
  7. 【請求項7】前記レベルシフト手段は、ゲートをドレイ
    ンに接続され、ドレインを前記第2のnチャネル絶縁ゲ
    ート形電界効果トランジスタのソースに接続され、ソー
    スを前記第1のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トラン
    ジスタのゲートに接続された第3のnチャネル絶縁ゲー
    ト形電界効果トランジスタで構成されていることを特徴
    とする請求項4又は5記載の基準電圧発生回路。
  8. 【請求項8】前記レベルシフト手段は、アノードを前記
    第2のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタの
    ソースに接続され、カソードを前記第1のnチャネル絶
    縁ゲート形電界効果トランジスタのゲートに接続された
    ダイオードで構成されていることを特徴とする請求項4
    又は5記載の基準電圧発生回路。
  9. 【請求項9】前記第1のnチャネル絶縁ゲート形電界効
    果トランジスタは、ドレイン電流が一定の下におけるゲ
    ート・ソース間電圧の温度特性が負となる領域にバイア
    スされ、前記第2のnチャネル絶縁ゲート形電界効果ト
    ランジスタは、ドレイン電流が一定の下におけるゲート
    ・ソース間電圧の温度特性が正となる領域にバイアスさ
    れることを特徴とする請求項2、3、4、5、6、7又
    は8記載の基準電圧発生回路。
  10. 【請求項10】前記第1のnチャネル絶縁ゲート形電界
    効果トランジスタは、ドレイン電流が一定の下における
    ゲート・ソース間電圧の温度特性が正となる領域にバイ
    アスされ、前記第2のnチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタは、ドレイン電流が一定の下におけるゲー
    ト・ソース間電圧の温度特性が負となる領域にバイアス
    されることを特徴とする請求項2、3、4、5、6、7
    又は8記載の基準電圧発生回路。
  11. 【請求項11】前記第1及び第2のnチャネル絶縁ゲー
    ト形電界効果トランジスタは、ドレイン電流が一定の下
    におけるゲート・ソース間電圧の温度特性が正となる領
    域にバイアスされることを特徴とする請求項2、3、
    4、5、6、7又は8記載の基準電圧発生回路。
  12. 【請求項12】一端を非安定化電圧を供給する非安定化
    電圧線に接続された第1の負荷手段と、 ドレインを前記第1の負荷手段の他端に接続され、ソー
    スを接地されたエンハンスメント形のnチャネル絶縁ゲ
    ート形電界効果トランジスタと、 一端を前記非安定化電圧線に接続された第2の負荷手段
    と、 ソースを前記第2の負荷手段の他端及び前記nチャネル
    絶縁ゲート形電界効果トランジスタのゲートに接続さ
    れ、ゲートを前記nチャネル絶縁ゲート形電界効果トラ
    ンジスタのドレインに接続され、ドレインを接地された
    ディプリーション形のpチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタとを備え、 前記nチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのド
    レインに基準電圧を得るようにされていることを特徴と
    する基準電圧発生回路。
  13. 【請求項13】ソースを非安定化電圧を供給する非安定
    化電圧線に接続され、ゲートをドレインに接続されたエ
    ンハンスメント形の第1のpチャネル絶縁ゲート形電界
    効果トランジスタと、ソースを前記非安定化電圧線に接
    続され、ゲートを前記第1のpチャネル絶縁ゲート形電
    界効果トランジスタのゲートに接続されたエンハンスメ
    ント形の第2、第3のpチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタからなるカレントミラー回路と、 ドレインを前記第2のpチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ソースを接地され
    たエンハンスメント形の第1のnチャネル絶縁ゲート形
    電界効果トランジスタと、 ソースを前記第3のpチャネル絶縁ゲート形電界効果ト
    ランジスタのドレイン及び前記第1のnチャネル絶縁ゲ
    ート形電界効果トランジスタのゲートに接続され、ゲー
    トを前記第1のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トラン
    ジスタのドレインに接続され、ドレインを接地されたデ
    ィプリーション形の第4のpチャネル絶縁ゲート形電界
    効果トランジスタと、 ドレインを前記第1のpチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ソースを接地さ
    れ、起動時、ゲートに起動パルスが供給され、起動時の
    み、オン状態とされる第2のnチャネル絶縁ゲート形電
    界効果トランジスタと、 ドレインを前記第1のpチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ソースを接地さ
    れ、ゲートを前記第1のnチャネル絶縁ゲート形電界効
    果トランジスタのドレインに接続された第3のnチャネ
    ル絶縁ゲート形電界効果トランジスタとを備え、 前記第1のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジス
    タのドレインに基準電圧を得るようにされていることを
    特徴とする基準電圧発生回路。
  14. 【請求項14】一端を非安定化電圧を供給する非安定化
    電圧線に接続された負荷手段と、 ドレインを前記負荷手段の他端に接続され、ソースを接
    地されたエンハンスメント形のnチャネル絶縁ゲート形
    電界効果トランジスタと、 絶縁ゲート形電界効果トランジスタを駆動素子とし、か
    つ、縦列接続され、初段のソースホロア回路の入力端を
    前記nチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのド
    レインに接続され、最終段のソースホロア回路の出力端
    を前記nチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタの
    ゲートに接続された複数のソースホロア回路とを備え、 前記nチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのド
    レインに基準電圧を得るようにされていることを特徴と
    する基準電圧発生回路。
  15. 【請求項15】前記複数のソースホロア回路のそれぞれ
    は、ドレインを前記非安定化電圧線に接続されたエンハ
    ンスメント形のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トラン
    ジスタを駆動素子とし、一端を前記nチャネル絶縁ゲー
    ト形電界効果トランジスタのソースに接続された抵抗を
    負荷素子としてなり、前記最終段のソースホロア回路を
    除き、前記抵抗の他端を次段のソースホロア回路を構成
    するnチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのソ
    ースに接続されていることを特徴とする請求項14記載
    の基準電圧発生回路。
  16. 【請求項16】前記複数のソースホロア回路のそれぞれ
    は、一端を前記非安定化電圧線に接続された負荷手段
    と、ソースを前記負荷手段の他端に接続され、ドレイン
    を接地されたディプリーション形のpチャネル絶縁ゲー
    ト形電界効果トランジスタからなることを特徴とする請
    求項14記載の基準電圧発生回路。
  17. 【請求項17】ソースを非安定化電圧を供給する非安定
    化電圧線に接続され、ゲートをドレインに接続されたエ
    ンハンスメント形の第1のpチャネル絶縁ゲート形電界
    効果トランジスタと、ソースを前記非安定化電圧線に接
    続され、ゲートを前記第1のpチャネル絶縁ゲート形電
    界効果トランジスタのゲートに接続されたエンハンスメ
    ント形の第2、第3、第4・・・第n(但し、n=
    上の整数)のpチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジ
    スタからなるカレントミラー回路と、 ドレインを前記第2のpチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ソースを接地され
    たエンハンスメント形の第1のnチャネル絶縁ゲート形
    電界効果トランジスタと、 前記第3第4・・・第nのpチャネル絶縁ゲート形電
    界効果トランジスタを負荷素子とし、ソースをそれぞれ
    前記第3第4・・・第nのpチャネル絶縁ゲート形電
    界効果トランジスタのドレインに接続され、ドレインを
    接地されたディプリーション形の第n+1、第n+2・
    ・・第2n−2のpチャネル絶縁ゲート形電界効果トラ
    ンジスタを駆動素子とし、かつ、縦列接続され、前記第
    n+1のpチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタ
    のゲートを前記第1のnチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、前記第2n−2
    pチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのソース
    を前記第1のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジ
    スタのゲートに接続された第1、第2・・・第n−2
    ソースホロア回路と、 ドレインを前記第1のpチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ソースを接地さ
    れ、起動時、ゲートに起動パルスが供給され、起動時の
    み、オン状態とされる第2のnチャネル絶縁ゲート形電
    界効果トランジスタと、 ドレインを前記第1のpチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ソースを接地さ
    れ、ゲートを前記第1のnチャネル絶縁ゲート形電界効
    果トランジスタのドレインに接続された第3のnチャネ
    ル絶縁ゲート形電界効果トランジスタとを備え、 前記第1のnチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジス
    タのドレインに基準電圧を得るようにされていることを
    特徴とする基準電圧発生回路。
  18. 【請求項18】ゲートを非安定化電圧を供給する非安定
    化電圧線に接続されたディプリーション形の第1、第
    2、第3・・・第n(但し、n=3以上の整数)のpチ
    ャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタと、 切断可能とされた複数の導電体のうち、切断する導電体
    と、非切断とする導電体とを選択することによって抵抗
    値を選択することができるようにされた抵抗体からな
    り、一端を前記非安定化電圧線に接続され、他端を前記
    第1、第2、第3・・・第nのpチャネル絶縁ゲート形
    電界効果トランジスタのソースに接続された、前記第
    1、第2、第3・・・第nのpチャネル絶縁ゲート形電
    界効果トランジスタに流れる電流を微調整する電流微調
    整手段と、 ドレインを前記第1のpチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ソースを接地され
    たエンハンスメント形のnチャネル絶縁ゲート形電界効
    果トランジスタと、 ソースをそれぞれ前記第2、第3・・・第nのpチャネ
    ル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのドレインに接続
    され、ドレインを接地されたディプリーション形の第n
    +1・・・第2n−1のpチャネル絶縁ゲート形電界効
    果トランジスタを駆動素子とし、縦列接続され、前記第
    n+1のpチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタ
    のゲートを前記nチャネル絶縁ゲート形電界効果トラン
    ジスタのドレインに接続され、前記第2n−1のpチャ
    ネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのソースを前記
    nチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのゲート
    に接続された第1、第2・・・第n−1のソースホロア
    回路とを備え、 前記nチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのド
    レインに基準電圧を得るようにされていることを特徴と
    する基準電圧発生回路。
  19. 【請求項19】ゲート及びソースを非安定化電圧を供給
    する非安定化電圧線に接続されたディプリーション形の
    第1、第2、第3・・・第n(但し、n=3以上の整
    数)のpチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタ
    と、 ドレインを前記第1のpチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ソースを接地され
    たエンハンスメント形のnチャネル絶縁ゲート形電界効
    果トランジスタと、 ソースをそれぞれ前記第2、第3・・・第nのpチャネ
    ル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのドレインに接続
    され、ドレインを接地されたディプリーション形の第n
    +1・・・第2n−1のpチャネル絶縁ゲート形電界効
    果トランジスタを駆動素子とし、縦列接続され、前記第
    n+1のpチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタ
    のゲートを前記nチャネル絶縁ゲート形電界効果トラン
    ジスタのドレインに接続された第1、第2・・・第n−
    1のソースホロア回路と、 切断可能とされた複数の導電体のうち、切断する導電体
    と、非切断とする導電体とを選択することによって中間
    タップを選択することができるようにされた抵抗体から
    なり、一端を前記第2n−1のpチャネル絶縁ゲート形
    電界効果トランジスタのソースに接続され、他端を前記
    第2n−2のpチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジ
    スタのソースに接続され、前記中間タップを前記nチャ
    ネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのゲートに接続
    された、基準電圧を微調整する基準電圧微調整手段とを
    備え、 前記nチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのド
    レインに前記基準電圧を得るようにされていることを特
    徴とする基準電圧発生回路。
  20. 【請求項20】ゲートを非安定化電圧を供給する非安定
    化電圧線に接続されたディプリーション形の第1、第
    2、第3・・・第n(但し、n=3以上の整数)のpチ
    ャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタと、 切断可能とされた複数の導電体のうち、切断する導電体
    と、非切断とする導電体とを選択することによって抵抗
    値を選択することができるようにされた抵抗体からな
    り、一端を前記非安定化電圧線に接続され、他端を前記
    第1、第2、第3・・・第nのpチャネル絶縁ゲート形
    電界効果トランジスタのソースに接続された、前記第
    1、第2、第3・・・第nのpチャネル絶縁ゲート形電
    界効果トランジスタに流れる電流を微調整する電流微調
    整手段と、 ドレインを前記第1のpチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタのドレインに接続され、ソースを接地され
    たエンハンスメント形のnチャネル絶縁ゲート形電界効
    果トランジスタと、 ソースをそれぞれ前記第2、第3・・・第nのpチャネ
    ル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのドレインに接続
    され、ドレインを接地されたディプリーション形の第n
    +1・・・第2n−1のpチャネル絶縁ゲート形電界効
    果トランジスタを駆動素子とし、縦列接続され、前記第
    n+1のpチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタ
    のゲートを前記第1のnチャネル絶縁ゲート形電界効果
    トランジスタのドレインに接続された第1、第2・・・
    第n−1のソースホロア回路と、 切断可能とされた複数の導電体のうち、切断する導電体
    と、非切断とする導電体とを選択することによって中間
    タップを選択することができるようにされた抵抗体から
    なり、一端を前記第2n−1のpチャネル絶縁ゲート形
    電界効果トランジスタのソースに接続され、他端を前記
    第2n−2のpチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジ
    スタのソースに接続され、前記中間タップを前記nチャ
    ネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのゲートに接続
    された、基準電圧を微調整する基準電圧微調整手段とを
    備え、 前記nチャネル絶縁ゲート形電界効果トランジスタのド
    レインに前記基準電圧を得るようにされていることを特
    徴とする基準電圧発生回路。
  21. 【請求項21】前記非安定化電圧線は、電源線であるこ
    とを特徴とする請求項1〜5、12〜14、17〜20
    のいずれかに記載の基準電圧発生回路。
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