JP3293453B2 - 中継コネクタ - Google Patents
中継コネクタInfo
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Description
中継コネクタに関する。
てコネクタハウジングの両側にそれぞれコネクタ結合室
が形成されている。また、隔壁部にはターミナルが両端
部をそれぞれコネクタ結合室内に突出させた状態で差し
込まれている。ところが、この差し込み部分においてタ
ーミナルと隔壁部との密着性は完全ではないため、この
中継コネクタを例えばオイルの充填されたミッションケ
ースに取り付けた場合にはターミナルの差し込み部分か
ら毛管現象によりオイルが外部に漏洩してしまうという
事態が発生する。そのために、従来では一方のコネクタ
結合室内に耐熱・耐油性のあるポッティング剤(エポキ
シ樹脂材等)を充填してオイルが外部に漏洩することを
防止している。
剤を充填させるためには、注入器具や乾燥設備等の装置
が必要であるばかりか、注入、脱泡作業等、面倒な作業
が必要であり、経済面や作業面での負担は大きかった。
さらに、気温、加熱温度等の環境条件が防油性に影響を
及ぼすため、作業上その管理負担も大きかった。
開平7−114950号公報に開示されるように、ポッ
ティング剤を用いずに防油栓を利用することが考えられ
る。しかし、この発明では、防油栓はターミナル差し込
み部分へのオイルの侵入自体を阻止すべくコネクタにお
けるケース内側に装着されており、防油栓はケース内の
オイルに直接晒される。そのため、多量のオイルを浴び
ることもあり、少しでも防油性が損なわれた場合にはそ
こからオイルがターミナル差し込み部分に侵入してしま
う虞がある。本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、油液がターミナルの差し込み部分にお
ける隙間から漏洩することを確実に防止できる中継コネ
クタを提供するところにある。
に、請求項1の中継コネクタは、コネクタハウジングの
両側に隔壁部を介して連結室を有し、油液の充填される
ケースに一方の連結室をケース内側にかつ他方の連結室
をケース外側に配する姿勢で取り付けられる中継コネク
タであって、前記両連結室間にはターミナルが前記隔壁
部を貫通して両端部を各連結室内に突出させた状態で取
り付けられるとともに、前記他方の連結室内には前記タ
ーミナルを密着貫通させるシール部材がその外周面を前
記連結室の内周面に液密に密着させた状態で装着され、
さらに、前記ターミナルは、丸棒材の両端部を平坦に圧
縮成形して相手側端子に接触可能な接触部とし、かつ前
記両接触部間の丸棒部分が前記シール部材に密着貫通す
ることに特徴を有する。
は、その外周面にほぼ径方向に沿って突出する突片が一
体に形成されていることに特徴を有する。
は、前記ターミナルを密着貫通させた状態でインサート
成形されていることに特徴を有する。
ースの外側に配されることになる連結室内に、シール部
材がターミナルを密着貫通かつ液密に装着されている。
従って、ケース内の油液が毛管現象によりターミナル差
し込み部分を伝わって漏洩した場合にはこのシール部材
によって外部に漏れることが防止される。即ち、本発明
では、オイルの漏洩を防止するためには単にシール部材
を組み込むだけでよく、ポッティング剤を用いる場合に
比べて作業面や経済面等の負担が軽減される。しかも、
ターミナル差し込み部分より漏洩した僅かな油液のみを
シールするようにしているから、ケース内の油液を直接
シールする場合に比べてその防油性は高まり、もって油
液が外部に漏れることが確実に防止される。また、ター
ミナルは丸棒材を加工したものでありその丸棒部分にお
いてシール部材を貫通させるから、シール部材のターミ
ナル貫通部分における密着性は増し、ターミナルとシー
ル部材との間の防油性は高められる。さらに、ターミナ
ルの両端部は平坦に加工されているから、相手側端子に
対する接触性にも優れる。
には突片が形成されているため、ターミナルを隔壁部に
差し込む際に、この突片を治具で押圧しながら行うこと
ができる。従って、ターミナルの取付作業が容易とされ
る。
はターミナルを貫通させた状態でインサート成形され
る。従って、ターミナルをシール部材に貫通させる手間
が省け、組付作業が容易となる。さらに、ターミナルと
シール部材とが一体であるため、シール部材におけるタ
ーミナルの貫通部分からの油液の漏洩は全くなく、一層
確実に油液の漏れを防止することができる。
した第一実施形態について図1〜図4を参照して説明す
る。本実施形態の中継コネクタは、車両のトランスミッ
ション部において用いられ、ミッションケース内の電装
部品と外部の装置との間を中継するためのものである。
この中継コネクタは、図1に示すように、樹脂製のコネ
クタハウジング1とこのコネクタハウジング1に組み付
けられる金属製のターミナル2、及びゴム製のシール部
材3とを備えて構成される。
部4の両側に角筒状のフード壁5,6を突出させた形状
とされている。この隔壁部4はミッションケース7の側
壁に形成された取付孔7aに各フード壁5,6をそれぞ
れミッションケースの内側と外側とに突出させる状態で
嵌め込まれるようになっている。また、この隔壁部4の
外周面には、全周にわたって周方向にリング装着溝8が
形成されており、ここにゴム製のオーリング9が外嵌さ
れるようになっている。即ち、隔壁部4はオーリング9
を取付孔7aの内周面に密着させた状態でミッションケ
ース7の取付孔7aに嵌め込まれ、これにより隔壁部4
と取付孔7aとの隙間に対する防油性が確保されてい
る。
ド壁5は、図3に示すように、その内部に第1のコネク
タ結合室10を形成している。そして、この第1のコネ
クタ結合室10内には、ミッションケース7内に組み込
まれた電装部品に接続される図示しない雌側コネクタが
収容されるようになっている。また、この第1のコネク
タ結合室10の天井壁には、開口縁部から所定深さ位置
までガイド溝11が切り欠き形成されており、雌側コネ
クタの結合時にその雌側コネクタに形成された図示しな
い係合片がここに係合するようになっている。さらに、
そのガイド溝11の開口端上面部には係合突部12が形
成されており、雌側コネクタが第1のコネクタ結合室1
0内に完全嵌合すると係合片がこれに係止されるように
なっている。
ド壁6は、図2に示すように、その内部に第2のコネク
タ結合室13を形成している。そして、この第2のコネ
クタ結合室13内には、図示しない外部装置に接続され
る雌側コネクタが収容されるようになっている。また、
そのフード壁6の上面にはフード壁6の先端から隔壁部
4にかけてガイド溝14が形成されており、結合時に雌
側コネクタに形成された図示しない係合片がここに係合
するようになっている。さらに、そのガイド溝14の挿
入側の端部には係合突部15が形成されており、雌側コ
ネクタが完全嵌合した場合に係合片がこれに係止される
ようになっている。なお、第2のコネクタ結合室13内
には一対のこじり防止片23,23が図2中、左右両側
に突出しており、雌側コネクタとの結合時に起こり得る
こじりを防止している。
に4列、合計8個の差し込み孔16が前後(図1中、左
右)に貫通して形成されており、各差し込み孔16には
ターミナル2が両端部を突出させた状態に圧入されてい
る。この各ターミナル2の長さは、両端部が第1、第2
のコネクタ結合室10,13のほぼ中央まで突出する寸
法に設定されている。また、このターミナル2は線材を
上記所定の寸法となるように切断することにより形成さ
れるものであるが、その線材はロール加工によって断面
が楕円形状となるように連続成形されたものであるた
め、図5に示すようにターミナル2はその縁部が丸みを
帯びて形成されている。さらに、図4に示すように、そ
のターミナル2の両端部もプレスによって丸みを帯びる
ように圧縮加工されている。即ち、ターミナル2は平板
状であり、かつ角落とし処理が施されていることにな
る。また、そのターミナル2の一端部よりには上面に抜
止突起17が叩き出し加工により形成されており、差し
込み孔16の開口前縁部(第1のコネクタ結合室10内
側の端部)を僅かに径大に切り欠くことにより形成され
た係止部18に係止されて抜け止めされるようになって
いる。
は開口端部側より僅かに径小に形成されてシール部材装
着部19となっており、このシール部材装着部19には
シール部材3がターミナル2を密着貫通させた状態で装
着されている。このシール部材3は図4に示すように、
直方体状をなしており、その外周面には全周にリップ突
条20が前後方向に3列をなして形成されている。ま
た、このリップ突条20を含んだシール部材3の全体の
大きさはシール部材装着部19より僅かに大きめに設定
されており、リップ突条20を圧縮する状態でシール部
材装着部19に嵌め込まれている。さらに、シール部材
3には前後に貫通する貫通孔3aが隔壁部4に差し込ま
れたターミナル2に対応して上下に2列、左右方向に4
列、計8個穿孔されている。この各貫通孔3aの断面形
状はターミナル2の断面形状に倣った形状であり、その
大きさはターミナル2の断面より僅かに径小とされてい
る。従って、この貫通孔3aを貫通するターミナル2は
シール部材3に密着した状態とされる。さらに、シール
部材3には、こじり防止片23に対応する位置に貫通孔
3bが形成されており、この貫通孔3bの断面形状はこ
じり防止片23の断面形状より僅かに径小であり、ター
ミナル2同様にこじり防止片23が密着した状態で貫通
している。
されることにより取付部21となっており、ここには取
付孔21aが形成されている。そして、この取付孔21
aにボルト22を差し込んでケース7の側壁に締め付け
ることによりコネクタハウジング1は固定される。
み付け手順について述べる。まず、各ターミナル2を第
2のコネクタ結合室13側から隔壁部4の差し込み孔1
6へ圧入しかつ抜止突起17を係止部18に係止させ
る。そして、全てのターミナル2を差し込んだら、シー
ル部材3を第2のコネクタ結合室13内に嵌め込むとと
もに、突出する各ターミナル2及びこじり防止片23を
それぞれ貫通孔3a,3bに嵌め込むようにしながらシ
ール部材3をシール部材装着部19に押し入れる。する
と、シール部材3は、各ターミナル2及びこじり防止片
23を貫通させた状態でシール部材装着部19に装着さ
れる。この時、リップ突条20は圧縮されてシール部材
装着部19の内壁面に密着しかつ各ターミナル2はシー
ル部材3を密着した状態で貫通するから、ターミナル2
が差し込まれた状態にある差し込み孔16は第2のコネ
クタ結合室13側から完全にシールされることになる。
従って、ミッションケース7内のオイルが車両の振動等
によって第1のコネクタ結合室10内に入り込み、さら
に毛管現象によってターミナル2と差し込み孔16との
隙間から第2のコネクタ結合室13内側に浸透したとし
ても、そのオイルはシール部材3によって外部へ漏れる
ことが防止される。
を用いてオイルの漏洩を防止しているから、単にシール
部材3を組み込むだけでよく、ポッティング剤を用いる
場合に比べて作業面や経済面等の負担が軽減される。し
かも、第2のコネクタ結合室13側にシール部材3を取
り付けることにより、毛管現象により漏洩して来た僅か
なオイルのみをシールするようにしているから、ミッシ
ョンケース7内のオイルを直接シールする場合に比べ、
その防油性は高まり、もってオイルが外部に漏れること
が確実に防止される。
って打ち抜いて加工した場合には縁部にバリが発生する
ため、そのままシール部材に貫通させると密着性が損な
われるが、本実施形態ではターミナル2の縁部は丸みを
帯びて形成されているため、シール部材に対する密着性
がよく、もってターミナル2とシール部材3との間の防
油性を高めることができる。
クタを具体化した第二実施形態について図6〜図9を参
照して説明する。本実施形態と第一実施形態との相違
は、ターミナルの形状にあり、その他の部分については
第一実施例と同様であるため、ここでは同一部分に同一
符号を付して説明を省略する。
すように、丸棒材を所定の長さに切断することより形成
され、その長さは第一実施例同様に隔壁部4に差し込ん
だ状態で両端部が第1、第2のコネクタ結合室10,1
3のほぼ中央まで突出する寸法に設定されている。ま
た、切断された丸棒材の両端部は、図7及び図8に示す
ように、プレスによって平板状に圧縮形成されており、
図示しない相手側雌端子金具と接触する接触部31aと
なっている。即ち、第1、第2のコネクタ結合室10,
13に突出する部分は平板状に形成され、隔壁部4に差
し込まれる部分及びシール部材3を貫通する部分は円柱
状となっている。さらに、一方の接触部31aの上面に
は抜止突起33が形成されており、第一実施形態同様に
差し込み孔32の開口前縁部(第1のコネクタ結合室1
0側の開口縁部)に形成された係止部34に係止されて
抜け止めされるようになっている。
ミナル31に対応して丸孔状に形成されているが、その
奥部は接触部31aに対応して平板状に形成されてい
る。即ち、差し込み孔32の奥には段差32aが形成さ
れている。また、シール部材3に形成されたターミナル
31を貫通させるための貫通孔35はターミナル31に
対応して丸孔状に形成され、その内径は円柱部31bの
外径より僅かに径小とされ、円柱部31bがここを密着
貫通するようになっている。
組み付けるには、まずターミナル31を差し込み孔32
に差し込み、かつ抜止突起33が係止部34に係止され
るまで押し込む。すると、抜止突起33が係止部34に
係止されて抜け止めされるとともに円柱部31bの先端
が段差32aに当接して位置決めされる。そして、全て
のターミナル31を差し込んだ後、シール部材3を各タ
ーミナル31及びこじり防止片23を貫通させながらシ
ール部材装着部19に押し込む。これにより、第一実施
形態同様に、ターミナル31と差し込み孔32との隙間
から漏洩する僅かなオイルがシール部材3によってシー
ルされる。
が丸棒材であるため、シール部材3に対する密着性がよ
くなり、ターミナル31とシール部材3間の防油性が一
層高められ、しかも、両端部は平板状に圧縮形成されて
いるため相手側雌端子金具に対する接触性にも優れる。
なお、図9に示すように、接触部31aの幅を円柱部3
1bの直径より大きくなるように形成した場合には、タ
ーミナル31とシール部材3間の防油性を高めつつ、さ
らに相手側の雌端子金具との接触性を高めることができ
る。
クタを具体化した第三実施形態について図10〜図12
を参照して説明する。本実施形態と第二実施形態との相
違は、ターミナルの形状にあり、その他の部分について
は第二実施形態と同様であるため、ここでは同一部分に
同一符号を付して説明を省略する。
ナル41も第二実施形態同様に丸棒材を加工してなり、
その両端部には平板状の接触部41aが形成され、かつ
接触部41a間は円柱状とされている。さらに、本実施
形態のターミナル41はこの円柱部41bのほぼ中央部
位にヘッダ加工によって押し当て片42が鍔状に形成さ
れている。一方、図10に示すように、隔壁部4の差し
込み孔43における開口後端縁、即ち、第2のコネクタ
結合室13側の開口縁部は僅かに径大に切り欠かれて切
欠部44となっており、ここに上記ターミナル41の押
し当て片42が収容されるようになっている。
組み付けるには、まずターミナル41の一方の端部を僅
かに差し込み孔43に挿入しておき、その後ターミナル
41の押し当て片42に図示しない押し込み治具を後方
から押し当てる。そして、押し込み治具を前方に移動さ
せる。すると、ターミナル41は差し込み孔43に押し
込まれて行き、抜止突起33が係止部34に係止される
と同時に押し当て片42が切欠部44に押し当てられ、
これにて組み付けは完了する。
1に押し当て片42を形成し、その押し当て片42に治
具を押し当てながらターミナル41を組み付けるように
したから、組み付け作業が非常に容易とされかつ作業効
率が高められる。また、この押し当て片42を形成した
ことにより、押し込み動作は押し当て片42が切欠部4
4に当接することにより確実に停止され、ターミナル4
1に対する過度の押し込みが防止される。
1の円柱部41bの後端部(第2のコネクタ結合室13
側の端部)に押し当て片42を形成した場合には、さら
に上記効果に加えて、この押し当て片42がシール部材
3の押さえとして機能する。ただし、この場合には、シ
ール部材3をシール部材装着部19に装着した後、各タ
ーミナル41をシール部材3及び隔壁部4に差し込むよ
うにする必要がある。
クタを具体化した第三実施形態について図13を参照し
て説明する。本実施形態ではターミナル51及びシール
部材52の形状は第一実施形態のものと同様であるが、
本実施形態ではターミナル51とシール部材52とは別
部材ではなく、インサート成形により一体に形成されて
いる。つまり、シール部材52がターミナル51を貫通
させた状態で一体に形成される。
照)にターミナル51とシール部材52を組み付けるに
は、それぞれを別個に組み付けるのではなく、ターミナ
ル51とシール部材52とを同時に組み付けることがで
きるため、組み付け時間の短縮を図ることができる。ま
た、ターミナル51はシール部材52に一体化されてい
るため、第一実施形態のように貫通部分におけるシール
部材に対するターミナルの密着性を考慮する必要がな
く、即ち、隔壁部4の差し込み孔16(図1参照)に対
するシールが一層確実なもとなるばかりか、単に板材か
らターミナルを打ち抜いただけで角落とし処理がなされ
ていないものを用いることもできる。なお、その他の部
分については第一実施形態と同様であるため、ここでは
同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
ように複数のターミナルに対して一つのシール部材を適
用するのではなく、図14に示すように、各ターミナル
61毎にシール部材62を設けてもよい。さらに、この
場合には、ターミナル61とシール部材62を別部材と
して形成、或いはインサート成形により一体に形成した
ものでもよい。また、この場合には図15に示すように
シール部材取付部63は各ターミナル61毎に区画形成
されていることが必要である。その他の部分については
第一実施形態と同様であるため、ここでは同一部分には
同一符号を付して説明を省略する。
62を設けた場合には、コネクタの極数に拘わらずシー
ル部材62を汎用化、或いはターミナル61とシール部
材62とが一体に形成されたものではこれを一部品とし
て汎用化することができる。
るものではなく、例えば次のように変形して実施するこ
とができ、これらの実施態様も本発明の技術的範囲に属
する。 (1) 上記第一実施形態のターミナル2は線材をロー
ル加工により断面を楕円形状とすることにより角落とし
処理れていたが、板材から打ち抜いた後、その縁部を丸
く面取りしたものでもよい。
片42はターミナル41に対して鍔状に形成されていた
が、外周面の一部分が単に突出する突片でもよい。その
他、本発明は要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実
施することができる。
一部切り欠き分解斜視図である。
一部切り欠き分解斜視図である。
斜視図である。
る。
示す一部切り欠き斜視図である。
示す斜視図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 コネクタハウジングの両側に隔壁部を介
して連結室を有し、油液の充填されるケースに一方の連
結室をケース内側にかつ他方の連結室をケース外側に配
する姿勢で取り付けられる中継コネクタであって、 前記両連結室間にはターミナルが前記隔壁部を貫通して
両端部を各連結室内に突出させた状態で取り付けられる
とともに、 前記他方の連結室内には前記ターミナルを密着貫通させ
るシール部材がその外周面を前記連結室の内周面に液密
に密着させた状態で装着され、さらに、前記ターミナルは、丸棒材の両端部を平坦に圧
縮成形して相手側端子に接触可能な接触部とし、かつ前
記両接触部間の丸棒部分が前記シール部材に密着貫通す
る ことを特徴とする中継コネクタ。 - 【請求項2】 前記ターミナルには、その外周面にほぼ
径方向に沿って突出する突片が一体に形成されているこ
とを特徴とする請求項1記載の中継コネクタ。 - 【請求項3】 前記シール部材は、前記ターミナルを密
着貫通させた状態でインサート成形されていることを特
徴する請求項1記載の中継コネクタ。
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