JPH10302883A - ケース内外接続用コネクタ - Google Patents
ケース内外接続用コネクタInfo
- Publication number
- JPH10302883A JPH10302883A JP9121585A JP12158597A JPH10302883A JP H10302883 A JPH10302883 A JP H10302883A JP 9121585 A JP9121585 A JP 9121585A JP 12158597 A JP12158597 A JP 12158597A JP H10302883 A JPH10302883 A JP H10302883A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- terminal
- internal
- relay
- external
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Abstract
組立作業性と保守性を向上させる。 【解決手段】 内部電線2に接続した内部端子3を内部
ハウジング4に収容すると共に、外部電線6に接続した
外部端子7を外部ハウジング8に収容する。内部端子3
と外部電線6を接続するための中継端子13を収容した
中継ハウジング12を、ケース1の取付孔11にOリン
グ14と充填剤36によりシールして取り付ける。内部
ハウジング4と外部ハウジング8を中継ハウジング12
に結合することにより、内部端子3と外部端子7が中継
端子13を介して接続し、内部電線2と外部電線6が接
続する。
Description
体に浸漬されたワイアハーネスと、ケースの外部のワイ
アハーネスとを接続するケース内外接続用コネクタに関
するものである。
速機のケース内の潤滑油中に浸漬された内部ワイアハー
ネスと、ケース外に配設された外部ワイアハーネスとを
接続するものが知られている。この際に、潤滑油が内部
ワイアハーネスの芯線の間を伝わってケースの外部に漏
洩することがあるため、これらの内部ワイアハーネスと
外部ワイアハーネスを接続する際には、次のような工程
を採用して潤滑油の漏洩を防止している。
し、この内部端子を内部ハウジングに収容する。 (b) 内部端子と内部ハウジングの間を合成樹脂材料でモ
ールドする。 (c) 内部ハウジングをケースの取付孔にシールして取り
付ける。 (d) 外部ワイアハーネスに外部端子を接続し、この外部
端子を外部ハウジングに収容する。 (e) ケースに取り付けた内部ハウジングに外部ハウジン
グを結合する。
の種のコネクタでは、内部端子と内部ハウジングの間を
合成樹脂材料によりモールドする必要があるため、組立
作業性が劣るという問題点がある。また、内部端子と内
部ハウジングをモールドにより一体化したため、内部ハ
ウジングが劣化又は破損した場合には、内部ワイアハー
ネスも共に交換しなければならず、保守性が劣るという
問題点がある。
し、組立作業性や保守性を向上させたケース内外接続用
コネクタを提供することにある。
の本発明に係るケース内外接続用コネクタは、ケースの
内部の内部ワイアハーネスと外部の外部ワイアハーネス
を接続するケース内外接続用コネクタであって、前記内
部ワイアハーネスに接続した内部端子を内部ハウジング
に収容すると共に、前記外部ワイアハーネスに接続した
外部端子を外部ハウジングに収容し、前記内部端子と前
記外部端子を接続するための中継端子をシールして収容
した中継ハウジングを前記ケースの取付孔にシールして
取り付け、前記内部ハウジングを前記中継ハウジングに
結合すると共に、前記外部ハウジングを前記中継ハウジ
ングに結合することにより、前記内部ワイアハーネスと
前記外部ワイアハーネスを接続することを特徴とする。
詳細に説明する。図1は実施例の分解断面図であり、例
えば変速機のケース1には潤滑油Lが収容されており、
潤滑油Lの中には例えば4本の内部電線2がワイアハー
ネス状に配置されている。内部電線2には例えば受け型
の内部端子3が接続され、内部端子3は内部ハウジング
4の端子収容孔4aに挿抜自在に収容され、端子収容孔
4aの後部はシール部材5によってシールされている。
そして、ケース1の外部には例えば4本の外部電線6が
配置され、外部電線6には例えば受け型の外部端子7が
接続されている。外部端子7は外部ハウジング8の端子
収容孔8aに収容され、端子収容孔8aの後部はシール
部材9によってシールされている。この際に、内部端子
3と外部端子7は同一形状とすることができる。また、
内部ハウジング4の端子収容孔4aをシール部材5でシ
ールしなくてもよい。
成された取付孔11には、内部ハウジング4と外部ハウ
ジング8が着脱自在に結合される中継ハウジング12が
取り付けられている。取付孔11にはケース1の内側か
ら順次に大径部11a、テーパ部11b、小径部11c
が形成されると共に、大径部11aの一部には溝部11
dが設けられている。中継ハウジング12には、内部端
子3と外部端子7を接続するための例えば挿込型の中継
端子13が収容されている。取付孔11と中継ハウジン
グ12の間はOリング14によりシールされ、中継ハウ
ジング12のケース1内への移動は止め輪15により防
止されている。この際に、内部ハウジング4は中継ハウ
ジング12にシール部材16を介して結合することがで
きる。
合成樹脂材料により成形され、ケース1の内側を向いた
前面21と、ケース1の外側を向いた後面22とを有す
る略円柱形状とされている。中継ハウジング12にはケ
ース1の取付孔11の小径部11cに嵌合するハウジン
グ本体部23が備えられ、ハウジング本体部23の前面
21側には、取付孔11のテーパ部10bに当接するテ
ーパ部24aを有して取付孔11の大径部11aに嵌合
するフランジ部24が設けられている。そして、フラン
ジ部24の下部には、取付孔11の溝部11dに係合し
て中継ハウジング12の回転を防止する突起25が形成
されている。
は、Oリング14を嵌合するためのリング用溝26が形
成され、ハウジング本体部23の外周面の後面22側に
は、止め輪15を嵌合するための止め輪用溝27が形成
されている。また、ハウジング本体部23の後面22側
は外部ハウジング8が嵌合する小径筒部28とされ、小
径筒部28の外周の一部には外部ハウジング8のロック
用溝8aに錠止する錠止用突起29が設けられている。
の内部には、内部端子3を嵌合する嵌合孔30と、内部
ハウジング4の筒部4bを嵌合する環状孔31とが形成
されている。中継ハウジング12の後面22側の内部に
は、外部端子7を嵌合する嵌合孔32aと、内筒部8b
を嵌合する嵌合孔32bとが形成されている。嵌合孔3
0と嵌合孔32aの間の隔壁33には、中継端子13を
挿通するための端子挿通孔34が、前面21と後面22
に向けて貫通されている。隔壁33の前面21側には充
填剤用溝35が形成され、この充填剤用溝35に充填剤
36が充填されることにより、中継端子13が中継ハウ
ジング12に固定されると共に、中継端子13と端子挿
通孔34の隙間がシールされている。
付ける際には、中継ハウジング12の端子挿通孔34に
中継端子13を挿通し、これらの中継端子13を所定位
置に保持して充填剤用溝35に充填剤36を充填する。
中継端子13を備えた中継ハウジング12をケース1に
取り付ける際には、中継ハウジング12のリング用溝2
6にOリング14を嵌着し、中継ハウジング12をケー
ス1の内側から小径筒部28を先にして取付孔11に押
し込む。これにより、ハウジング本体部23が取付孔1
1の小径部11cに嵌合すると共に、フランジ部24が
取付孔11の大径部11aに嵌合し、テーパ部24aが
取付孔11のテーパ部11bに当接し、突起25が取付
孔11の溝部11dに嵌合する。
12の止め輪用溝27に止め輪15を嵌着する。これに
より、中継ハウジング12の前後への移動は、中継ハウ
ジング12のフランジ部24が取付孔11のテーパ部1
1bに当接し、中継ハウジング12に固定された止め輪
15がケース1の外面に当接することにより防止され
る。また、中継ハウジング12の回転は突起25がケー
ス1に設けた溝部11dに嵌合することにより防止され
る。更に、潤滑油Lのケース1外への漏洩はOリング1
4と充填剤36により防止される。
ング4を中継ハウジング12に前面21側から結合す
る。このとき、内部端子3の前部が嵌合孔30に嵌合す
ると共に、筒部4bが環状孔31に嵌合し、同時に内部
端子3と中継端子13が接続する。同様に、外部端子7
を収容した外部ハウジング8を中継ハウジング12に後
面22側から結合する。このとき、外部端子7の前部が
嵌合孔32aに嵌合すると共に、内筒部8bが嵌合孔3
2bに嵌合する。同時に、外部端子7と中継端子13が
接続し、中継ハウジング12の錠止用突起29が外部ハ
ウジング8のロック用溝8aに錠止する。これにより、
内部電線2と外部電線6の接続が完了する。この際に、
外部ハウジング8と中継ハウジング12の間に図示しな
いシール部材を介在させてシールすることが好ましい。
容した中継ハウジング12をケース1の取付孔11にO
リング14によりシールして取り付け、内部ハウジング
4と外部ハウジング8を中継ハウジング12に結合する
ことにより内部電線2と外部電線6を接続したので、従
来の工程(b) 即ち合成樹脂材料によるモールド作業の省
略が可能となり、組立作業性の向上を実現できる。ま
た、内部端子3を内部ハウジング4に挿抜自在に収容
し、内部ハウジング4と中継ハウジング12を着脱自在
に結合したので、内部ハウジング4や中継ハウジング1
2が劣化したり破損したりした場合には、それらを内部
電線2から外して交換でき、保守性が向上する。
する収容構造や中継ハウジング12に対する結合構造
は、着脱可能性を備えればその他の構造とすることがで
きる。また、外部ハウジング8の外部端子7に対する収
容構造や中継ハウジング12に対する結合構造は、着脱
可能性やシール性を備えたその他の構造とすることがで
きる。また、中継端子13を中継ハウジング12の端子
挿通孔34に挿通するようにしたが、中継端子13を中
継ハウジング12にインサート成形することもできる。
更に、中継端子13と端子挿通孔34の間を熱硬化性樹
脂材料によりシールすることも可能であり、この場合に
は充填剤用溝35や充填剤36を省略することができ
る。
内外接続用コネクタは、内部ワイアハーネスに接続した
内部端子を内部ハウジングに収容すると共に、外部ワイ
アハーネスを接続した外部端子を外部ハウジングに収容
し、内部端子と外部端子を接続するための中継端子を収
容した中継ハウジングをケースの取付孔にシールして取
り付けたので、内部ハウジングと外部ハウジングを中継
ハウジングに結合することにより、内部ワイアハーネス
と外部ワイアハーネスを接続できる。従って、従来の合
成樹脂材料によるモールド作業を省略でき、組立作業性
を改善することが可能となる上に、内部ハウジングが劣
化又は破損した場合には、内部ワイアハーネスをそのま
まにして内部ハウジングや中継ハウジングを交換でき、
それらの保守性が改善される。
Claims (3)
- 【請求項1】 ケースの内部の内部ワイアハーネスと外
部の外部ワイアハーネスを接続するケース内外接続用コ
ネクタであって、前記内部ワイアハーネスに接続した内
部端子を内部ハウジングに収容すると共に、前記外部ワ
イアハーネスに接続した外部端子を外部ハウジングに収
容し、前記内部端子と前記外部端子を接続するための中
継端子をシールして収容した中継ハウジングを前記ケー
スの取付孔にシールして取り付け、前記内部ハウジング
を前記中継ハウジングに結合すると共に、前記外部ハウ
ジングを前記中継ハウジングに結合することにより、前
記内部ワイアハーネスと前記外部ワイアハーネスを接続
することを特徴とするケース内外接続用コネクタ。 - 【請求項2】 前記中継端子と前記中継ハウジングの間
を充填剤によりシールした請求項1に記載のケース内外
接続用コネクタ。 - 【請求項3】 前記中継端子は雄型端子とした請求項1
に記載のケース内外接続用コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9121585A JPH10302883A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | ケース内外接続用コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9121585A JPH10302883A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | ケース内外接続用コネクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10302883A true JPH10302883A (ja) | 1998-11-13 |
Family
ID=14814894
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9121585A Pending JPH10302883A (ja) | 1997-04-24 | 1997-04-24 | ケース内外接続用コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10302883A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011029021A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 機器用コネクタ |
JP2013089387A (ja) * | 2011-10-14 | 2013-05-13 | Yazaki Corp | 端子及びコネクタ |
JP2014154258A (ja) * | 2013-02-05 | 2014-08-25 | Hitachi Metals Ltd | コネクタ装置 |
WO2018123704A1 (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 住友電装株式会社 | 中継コネクタ |
WO2018123703A1 (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 住友電装株式会社 | 中継コネクタ |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0629052A (ja) * | 1991-06-14 | 1994-02-04 | Du Pont Singapore Pte Ltd | コネクタ |
JPH0711771U (ja) * | 1993-07-27 | 1995-02-21 | ナイルス部品株式会社 | 自動変速機のターミナル接続装置 |
JPH08250245A (ja) * | 1996-01-23 | 1996-09-27 | Yazaki Corp | コネクタ接続構造 |
JPH09245880A (ja) * | 1996-03-12 | 1997-09-19 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 中継コネクタ |
-
1997
- 1997-04-24 JP JP9121585A patent/JPH10302883A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0629052A (ja) * | 1991-06-14 | 1994-02-04 | Du Pont Singapore Pte Ltd | コネクタ |
JPH0711771U (ja) * | 1993-07-27 | 1995-02-21 | ナイルス部品株式会社 | 自動変速機のターミナル接続装置 |
JPH08250245A (ja) * | 1996-01-23 | 1996-09-27 | Yazaki Corp | コネクタ接続構造 |
JPH09245880A (ja) * | 1996-03-12 | 1997-09-19 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 中継コネクタ |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011029021A (ja) * | 2009-07-27 | 2011-02-10 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | 機器用コネクタ |
JP2013089387A (ja) * | 2011-10-14 | 2013-05-13 | Yazaki Corp | 端子及びコネクタ |
CN103875130A (zh) * | 2011-10-14 | 2014-06-18 | 矢崎总业株式会社 | 端子和连接件 |
JP2014154258A (ja) * | 2013-02-05 | 2014-08-25 | Hitachi Metals Ltd | コネクタ装置 |
WO2018123704A1 (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 住友電装株式会社 | 中継コネクタ |
WO2018123703A1 (ja) * | 2016-12-27 | 2018-07-05 | 住友電装株式会社 | 中継コネクタ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6464126B2 (ja) | パッキンおよびシールドコネクタ | |
CN102257681B (zh) | 密封的电连接器 | |
US7210962B2 (en) | Waterproof connector | |
US20090137153A1 (en) | Electromagnetic wave shield connector | |
JP2012216336A (ja) | シールドコネクタ | |
CN109088223B (zh) | 包含树脂的密封件和防水连接器 | |
JP3500065B2 (ja) | 防水コネクタ | |
KR101546318B1 (ko) | 기기 연결용 커넥터 및 기기 연결용 커넥터 제조 방법 | |
JPH05258801A (ja) | 防水シールドコネクタ | |
JP3278028B2 (ja) | 防水コネクタ | |
JP2019220255A (ja) | 端子 | |
CN111435777B (zh) | 电连接器 | |
JP2002280131A (ja) | 機器接続用シールドコネクタ | |
JP2805436B2 (ja) | 簡易防水コネクタ | |
JP5170013B2 (ja) | シールドコネクタ | |
JP3827968B2 (ja) | 機器用シールドコネクタ装置 | |
JP2007080669A (ja) | かしめリング部材 | |
JPH10302883A (ja) | ケース内外接続用コネクタ | |
JP2713846B2 (ja) | 充填剤注入型コネクタ装置 | |
CN211208764U (zh) | 一种具有分路功能的连接器及连接器组件 | |
JP4491294B2 (ja) | 機器用シールドコネクタ | |
KR20100027009A (ko) | 밀봉된 전기 커넥터 | |
CN216794093U (zh) | 连接器和电子设备 | |
JP2019186022A (ja) | 防水カバー及びこれを備えた充電コネクタ | |
JPH118009A (ja) | 防水コネクタ及びそれを組み込んだ電子機器ケーシング並びに防水コネクタを組み込んだ電子機器ケーシングと相手方防水コネクタとの組合せ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040401 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20060317 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20061018 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061031 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070410 |