JPH05258801A - 防水シールドコネクタ - Google Patents

防水シールドコネクタ

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JPH05258801A
JPH05258801A JP4346883A JP34688392A JPH05258801A JP H05258801 A JPH05258801 A JP H05258801A JP 4346883 A JP4346883 A JP 4346883A JP 34688392 A JP34688392 A JP 34688392A JP H05258801 A JPH05258801 A JP H05258801A
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Muneji Kihira
宗二 紀平
Fumiyoshi Tanigawa
文祥 谷川
Masahide Toio
昌秀 樋尾
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールド線のコネクタに防水機能を持たせ
る。 【構成】 シールド線1の先端より露出させた各芯線の
先端に圧着した端子を各端子収容室に収容したコネクタ
ハウジング7に対して、少なくとも導電性部材からなる
シールドカバー6をかぶせ、さらに、必要に応じて絶縁
部材からなる保護カバー2をかぶせ、これらコネクタハ
ウジング、シールドカバー、保護カバーを端子接続側の
相手型コネクタハウジング、シールドカバー、保護カバ
ーに夫々嵌合するものにおいて、上記互いに嵌合するコ
ネクタハウジング7、シールドカバー6および/あるい
は保護カバー2の先端面間あるいは周面間での嵌合面の
間に第1のシーリング部材10を介設し、かつ、コネク
タハウジング、シールドカバーおよび/あるいは保護カ
バーの電線挿通部とシールド線との間に第2のシーリン
グ部材11を介設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ワイヤハーネ
ス等に用いる防水シールドコネクタに関し、詳しくは、
自動車のエンジンルーム内等に配線されるシールドワイ
ヤを接続するコネクタに防水機能を持たせたものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近時、自動車に搭載する電装品の増加に
伴い、センサー系の回路が急増しており、信号線を外部
ノイズから防いで誤動作の防止を図るため、シールド線
および該シールド線に取り付けるシールドコネクタを使
用する場合が多くなっている。
【0003】従来、この種のシールド線のコネクタ接続
部分では、図9および図10に示すように、シールド線
1を絶縁性部材からなる保護カバー2に先通ししてお
き、この保護カバー2に通したシールド線1に対して、
その先端より分岐させた各芯線3の先端4に端子5を圧
着し、各端子5をコネクタハウジング7の各端子収容室
7aに挿入して後、コネクタ7を導電性部材からなるシ
ールドカバー6の内部にセットし、また、シールド線1
のシールドとシールドカバー6とを半田等で電気的に接
続した後、シールド線1を図10の矢印Xで示す後方に
スライドさせて、シールド線1の先端に接続したコネク
タハウジング7およびシールドカバー6を保護カバー2
の内部にセットしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のシール
ドコネクタにおいては、特に、防水機能を持たせたもの
は提供されておらず、保護カバー2の嵌合口2aや電線
挿入口2bからの浸水に対しては無防備になっている。
よって、当然のことながら、シールド線の外皮、芯線を
伝って端子に水が付着し、これにより電気接続性能(接
触抵抗、リーク電流等)に対する信頼性が低下する。こ
のことから、シールド線と保護カバーとの接続部分ある
いは芯線とコネクタハウジングとの接続部分では完全な
防水を行う必要がある。このように、シールドコネクタ
に防水機能を持たせることは必要なことであり、特に、
エンジンルーム内に配置するシールド線の接続部分には
防水対策が不可欠となる。
【0005】本発明は上記した点に鑑みてなされたもの
で、シールド線の接続用コネクタに防水機能を持たせる
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、シールド線の先端より露出させた各芯線
の先端に圧着した端子を各端子収容室に収容したコネク
タハウジングに対して、少なくとも導電性部材からなる
シールドカバーをかぶせ、これらコネクタハウジング、
シールドカバーを端子接続側の相手型コネクタハウジン
グ、シールドカバーに夫々嵌合するものにおいて、上記
互いに嵌合するコネクタハウジングあるいは/およびシ
ールドカバーの嵌合面の間に第1のシーリング部材を介
設し、かつ、コネクタハウジングあるいは/およびシー
ルドカバーの電線挿通部とシールド線との間に第2のシ
ーリング部材を介設することを特徴とする防水シールド
コネクタを提供するものである。
【0007】さらに、本発明は、シールド線の先端より
露出させた各芯線の先端に圧着した端子を各端子収容室
に収容したコネクタハウジングに対して、少なくとも導
電性部材からなるシールドカバーをかぶせ、さらに、絶
縁部材からなる保護カバーをかぶせ、これらコネクタハ
ウジング、シールドカバー、保護カバーを端子接続側の
相手型コネクタハウジング、シールドカバー、保護カバ
ーに夫々嵌合するものにおいて、上記互いに嵌合するコ
ネクタハウジング、シールドカバーおよび/あるいは保
護カバーの嵌合面の間に第1のシーリング部材を介設
し、かつ、コネクタハウジング、シールドカバーおよび
/あるいは保護カバーの電線挿通部とシールド線との間
に第2のシーリング部材を介設することを特徴とする防
水シールドコネクタを提供するものである。
【0008】上記保護カバーをかぶせる防水シールドコ
ネクタにおいては、上記第1のシーリング部材は互いに
嵌合する保護カバーの対向する先端面の間、あるいは対
向する周面の介設した場合、上記第2のシーリング部材
は保護カバーの電線挿通部とシールド線の間に介設して
いる。
【0009】上記保護カバーを雌雄嵌合させて対向する
周面に第1のシーリング部材を介設する場合、外周側の
雌保護カバーと内周側の雄保護カバーの周面の間に介設
している。かつ、上記第1のシーリング部材の取り付け
は、雌側保護カバーの内周面に予め取り付けた状態で雄
側保護カバーと嵌合して、雄側保護カバーの外周面に押
圧するように介設しても良いし、あるいは雄側保護カバ
ーの外周面に予め取り付けた状態で雌側保護カバーと嵌
合して、雌側保護カバーの内周面に押圧するように介設
しても良い。
【0010】上記第1のシーリング部材を保護カバーの
間に介設する代わりに、互いに嵌合するコネクタハウジ
ングの対向する先端面の間あるいは互いに対向する周面
の間に介設しても良い。このように、コネクタハウジン
グの嵌合面の間に第1のシーリング部材を介設した場合
は、上記第2のシーリング部材はコネクタハウジングの
電線挿通部とシールド線の芯線との間に介設している。
【0011】また、上記のように、第1のシーリング部
材をコネクタハウジングの対向する周面の介設する場合
には、外周側の雌コネクタハウジングと内周側の雄コネ
クタハウジングの間に介設している。該第1のシーリン
グ部材の取り付けは、雄端子収容側コネクタハウジング
の雌端子接続側に設けた周壁の内周面に予め取り付け、
雌端子収容側コネクタハウジングの外周面に押圧するよ
うに介設しても良いし、あるいは雌側端子収容側のコネ
クタハウジングの雄端子接続側に設けた周壁の外周面に
予め取り付け、雄端子収容側コネクタハウジングの内周
面に押圧するように介設しても良い。
【0012】上記第1のシーリング部材および第2のシ
ーリング部材としては、ゴムリング、ゴム栓、シール用
硬化樹脂等からなり、これらシーリング部材の充填部分
はシールド線を接続するコネクタの構造に応じて適宜に
選択されるものである。さらに、上記いずれの構造のコ
ネクタにおいても、電線挿通部のシーリングを、組立終
了後に、電線挿通部に熱硬化性あるいは紫外線硬化性の
樹脂を注入してシーリングを行うようにしても良い。
【0013】
【作用】上記のように、互いに嵌合する保護カバーの嵌
合面に第1のシーリング部材を介設すると共にこれら保
護カバーの電線挿通部とシールド線の間に第2のシーリ
ング部材を介設することにより、あるいは、互いに嵌合
するコネクタハウジングの嵌合面に第1のシーリング部
材を介設すると共にこれらコネクタハウジングの電線挿
通部とシールド線の間に第2のシーリング部材を介設す
ることにより、コネクタハウジング内部の端子接続部分
に対する浸水を確実に防止することが出来る。
【0014】
【実施例】以下、本発明を図面に示す実施例により詳細
に説明する。尚、シールド線、該シールド線の先端に圧
着する端子は従来と同一の構造であり、かつ、上記端子
を収容して接続するコネクタハウジング、該コネクタハ
ウジングに外嵌する導電性部材からなるシールドカバ
ー、およびシールドカバーに外嵌する絶縁性部材からな
る保護カバーの構造は、シーリング部材を取り付ける以
外は前記図9に示す従来例と略同様であるため、同一部
分は同一の符号を付す。
【0015】図1と図2は第1実施例を示し、本第1実
施例では、互いに嵌合する雌雄保護カバー2(2−Iと2
−II)の先端嵌合面の間に第1のシーリング部材となる
シール用ゴムリング10を介設すると共に、上記各雌雄
保護カバー2のシールド線挿入口2bの内周面にシール
ド線1の外皮8に外嵌した第2のシーリング部材となる
ゴム栓11を密着させている。
【0016】上記ゴムリング10およびゴム栓11から
なるシーリング部材は、組み付け前に予めセットしてい
る。即ち、上記保護カバー2のいずれか一方、本実施例
では雌側保護カバー2−IIの相手型雄側保護カバー2−
Iを内嵌する開口部2aの内周面に形成した雌側保護カ
バーとの接合用段部2cの端面にシール用ゴムリング1
0を貼着している。また、シールド線1に取り付けるゴ
ム栓11も予めシールド線1の外皮8に密着させて外嵌
している。
【0017】防水コネクタの組立は、前記の図9に基づ
いて説明した方法と同様な手順で組み立てており、ま
ず、シールド線1を保護カバー2に先通し、保護カバー
2の先端開口2aより突出させたシールド線1の先端よ
り分岐させた芯線3の各コアに端子5を圧着している。
その際、ゴム栓11は切断した外皮8の切断端部に位置
させている。
【0018】ついで、上記シールド線1の各芯線3の先
端に圧着した端子5をコネクタハウジング7の端子収容
室7aに挿入し、ついで、該コネクタハウジング7をシ
ールドカバー6に挿入し、該シールドカバー6の後端バ
レル6aをシールド線1のシールド9に圧着している。
【0019】その後、シールド線1を後側に引くことに
より、コネクタハウジング7を収納したシールドカバー
6を保護カバー2の内部に嵌合する。保護カバー2の内
部でコネクタハウジング7およびシールドカバー6を所
定位置にセットした状態で、コネクタハウジング7に取
り付けたシールド線1のゴム栓11は保護カバー2の電
線挿入口2bの内周面に圧接した状態となる。
【0020】上記のように夫々組み立てたコネクタハウ
ジング7−Iおよびシールドカバー6−Iと、コネクタハ
ウジング7−IIおよびシールドカバー6−IIを図2に示
すように互いに嵌合させる。上記嵌合時に雄側保護カバ
ー2−Iの先端面2eは雌側保護カバー2−IIの開口2
aに挿入して、ゴムリング10に圧接し、該ゴムリング
10を介して接合用段部2cと接することとなる。よっ
て、保護カバー2の間の嵌合面のシーリングが為され
る。上記雌雄保護カバー2は、上面に形成している係止
部2fにより互いにロックされ、上記のようにゴムリン
グ10でシールされた状態で固定される。
【0021】上記のように、第1実施例では、最も外側
にかぶせる保護カバーにおいて、雌雄保護カバーの嵌合
面の間で生じる隙間がゴムリング10によりシールされ
ると共に、雌雄保護カバー2に対するシールド線1の挿
入口においてゴム栓11によりシールされる。よって、
互いに嵌合する保護カバーの内部への浸水を確実に防止
することが出来る。
【0022】図3は本発明の第2実施例を示し、該第2
実施例では雄側保護カバー2−Iと雌側保護カバー2−I
Iの凹凸嵌合する周面の間に第1のシーリング部材のゴ
ムリング10を介設している。
【0023】即ち、雄側保護カバー2−Iの嵌合側先端
に設けた円環状の嵌合壁20を、雌側保護カバー2−II
の先端に凹状に突出して設けた円環状の嵌合壁21に内
嵌して組み付けるものにおいて、上記嵌合壁20の外周
面20aと嵌合壁21の内周面21aの間にゴムリング
10を介設している。
【0024】上記ゴムリング10は雌側保護カバー2−
IIの嵌合壁21の内周面21aに予め組み付けておき、
該状態で雄側保護カバー2−Iの嵌合壁20に外嵌する
ことにより、ゴムリング10を嵌合壁20の外周面20
aに押し付けることにより保護カバーの間のシールを図
っている。
【0025】尚、上記ゴムリング10を雄側保護カバー
2−Iの嵌合壁20の外周面20aに予め取り付けてお
き、該状態で雌側保護カバー2−IIの嵌合壁21に内嵌
し、よって、ゴムリング10を嵌合壁21の内周面21
aに押し付けても良い。
【0026】図4および図5は第3実施例を示し、本第
3実施例では、雌雄コネクタハウジング7の嵌合面に第
1のシーリング部材のゴムリング10を介設すると共
に、コネクタハウジング7の電線挿通部と芯線3の外周
面との間に第2のシーリング部材のゴム栓11を介設し
てシールを行っている。
【0027】即ち、図4に示すように、雌側コネクタハ
ウジング7−Iの雄側コネクタハウジング7−IIを挿入
する嵌合部7bを囲む周壁7fの内周面の基端側に、ゴ
ムリング10を予めセットしている。よって、雄側コネ
クタハウジング7−IIを嵌合部7bに挿入すると、その
外周壁7cの先端がゴムリング10に圧接して、雌雄コ
ネクタハウジング7の間のシールが為される。
【0028】また、図5に示すように、シールド線1側
では、シールド線1の先端より分離した各芯線3を更に
皮剥してコアを露出させて、該コアに端子5を圧着する
が、該端子5の圧着前に各芯線3にシーリング用のゴム
栓11を取り付け、芯線3の被覆外周面に密着させてい
る。
【0029】上記シールド線1の各芯線先端の端子5を
コネクタハウジング7の端子収容室7aに挿入すると、
ゴム栓11は端子収容室7aの後部開口端面7eに圧接
し、電線挿入部に生じる隙間をシールする。
【0030】図6は本発明の第4実施例を示し、雌側コ
ネクタハウジングの対向する周面の間の第1のシーリン
グ部材のゴムリング10を介設している。即ち、雌側コ
ネクタハウジング7−IIの雄端子接続側に設けた周壁7
f−IIの外周面にゴムリング10を予め取り付けてお
き、該状態で雄側コネクタハウジング7−Iの雌端子接
続側へ設けた周壁7f−Iに上記周壁7f−IIを内嵌
し、ゴムリング10を周壁7f−Iの内周面に押し付け
ている。
【0031】尚、上記ゴムリング10の取り付け方に代
えて、周壁7f−Iの内周面にゴムリング10を予め取
り付けておき、該状態で周壁7f−IIを内嵌して、周壁
7f−IIの外周面にゴムリング10を押し付けても良
い。
【0032】上記第4実施例の場合も、第3実施例と同
様に雌雄コネクタハウジング7−II、7−Iの電線挿通
部とシールド線との間に第2のシーリング部材を介設し
ている。
【0033】図7および図8は第5実施例を示す。本実
施例のコネクタでは、シールドカバーとして深絞りある
いはダイキャスト成形された一体型のものを用い、ま
た、該シールドカバーには保護カバーがかぶせられずに
使用されるもので、コンピュータの接続の場合等におい
て用いられる。
【0034】図示のシールドカバー6は雄型を示し、雌
型と嵌合する先端面には外周部に切欠部6dを形成し、
該切欠部6dの外周面に第1のシーリング部材のゴムリ
ング10を装着している。よって、図8で一点鎖線で示
す雌型のシールドカバーと嵌合した時に、ゴムリング1
0が嵌合部のシールを行う。
【0035】また、電線挿通部のシールは、図7に示す
ように、シールド線1の外皮8に予め第2のシーリング
部材のゴム栓11を取り付けている。シールドカバー6
は一体型であるため、該シールドカバー6に対する組み
付けは、矢印で示すように、シールド線1をコネクタハ
ウジング7に接続した状態で、下方よりシールドカバー
6に挿入する。その際、上記ゴム栓11はシールドカバ
ー6に設けた電線挿通部6fに押し込んで挿入し、図8
に示すように、電線挿通部6fの内周面にゴム栓11を
密着させてシールを行っている。
【0036】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、シールドが必要で、かつシール性も要求され
る場所、例えば、エンジンルームのエンジン制御用の信
号線において使用されるコネクタにおいて、互いに嵌合
するコネクタ間に生じる隙間および各コネクタと電線の
挿通部に生じる隙間にゴムリング、ゴム栓あるいは樹脂
シールからなるシーリング部材をを介設すると、確実に
端子接続部分をシールすることが出来る。あるいは、必
要に応じてシールドカバーにさらに絶縁性部材からなる
保護カバーをかぶせる場合には、互いに嵌合する保護カ
バーの間の生じる隙間および各保護カバーと電線の挿通
部の生じる隙間にシーリング部材を介設すると、端子接
続部分を確実にシールすることが出来る。
【0037】上記のように、コネクタハウジング、保護
カバーあるいはシールドカバーの互いに嵌合する部分を
第1のシーリング部材でシールすると共に、第1のシー
リング部材でシールした部材と電線との挿通部分を第2
のシーリング部材でシールすることにより、確実な防水
がはかられ、シールド性およびシール性の両方の要求
を、極めて簡単な構成で、コストアップすることなく満
たすことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例の分解斜視図である。
【図2】 第1実施例の組み付け状態を示す断面図であ
る。
【図3】 本発明の第2実施例の組み付け状態を示す断
面図である。
【図4】 本発明の第3実施例に用いるコネクタハウジ
ングの断面図である。
【図5】 第3実施例に用いるシールド線の概略正面図
である。
【図6】 本発明の第4実施例のコネクタハウジングの
断面図である。
【図7】 本発明の第5実施例の一部分解斜視図であ
る。
【図8】 第5実施例の組み付け時の状態を示す概略断
面図である。
【図9】 従来のシールド線のコネクタ接続部分の分解
斜視図である。
【図10】 図9の組み付け時の状態を示す概略正面図
である。
【符号の説明】
1 シールド線 2 保護カバー 3 芯線 5 端子 6 シールドカバー 7 コネクタハウジング 7a 端子収容室 10 第1のシーリング部材のゴムリング 11 第2のシーリング部材のゴム栓

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールド線の先端より露出させた各芯線
    の先端に圧着した端子を各端子収容室に収容したコネク
    タハウジングに対して、少なくとも導電性部材からなる
    シールドカバーをかぶせ、これらコネクタハウジング、
    シールドカバーを端子接続側の相手型コネクタハウジン
    グ、シールドカバーに夫々嵌合するものにおいて、 上記互いに嵌合するコネクタハウジングあるいは/およ
    びシールドカバーの嵌合面の間に第1のシーリング部材
    を介設し、かつ、コネクタハウジングあるいは/および
    シールドカバーの電線挿通部とシールド線との間に第2
    のシーリング部材を介設することを特徴とする防水シー
    ルドコネクタ。
  2. 【請求項2】 シールド線の先端より露出させた各芯線
    の先端に圧着した端子を各端子収容室に収容したコネク
    タハウジングに対して、少なくとも導電性部材からなる
    シールドカバーをかぶせ、さらに、絶縁部材からなる保
    護カバーをかぶせ、これらコネクタハウジング、シール
    ドカバー、保護カバーを端子接続側の相手型コネクタハ
    ウジング、シールドカバー、保護カバーに夫々嵌合する
    ものにおいて、 上記互いに嵌合するコネクタハウジング、シールドカバ
    ーおよび/あるいは保護カバーの嵌合面の間に第1のシ
    ーリング部材を介設し、かつ、コネクタハウジング、シ
    ールドカバーおよび/あるいは保護カバーの電線挿通部
    とシールド線との間に第2のシーリング部材を介設する
    ことを特徴とする防水シールドコネクタ。
  3. 【請求項3】 上記第1のシーリング部材は互いに嵌合
    する保護カバーの対向する先端面の間に介設する一方、
    上記第2のシーリング部材は保護カバーの電線挿通部と
    シールド線との間に介設することを特徴とする請求項2
    記載の防水シールドコネクタ。
  4. 【請求項4】 上記第1のシーリング部材は互いに嵌合
    する保護カバーの対向する周面の間に介設する一方、上
    記第2のシーリング部材は保護カバーの電線挿通部とシ
    ールド線との間に介設することを特徴とする請求項2記
    載の防水シールドコネクタ。
  5. 【請求項5】 上記第1のシーリング部材は、雌雄嵌合
    する保護カバーにおいて、外周側の雌保護カバーと内周
    側の雄保護カバーとの周面の間に介設することを特徴と
    する請求項4記載の防水シールドコネクタ。
  6. 【請求項6】 上記第1のシーリング部材は、雌側保護
    カバーの内周面に予め取り付けた状態で雄側保護カバー
    と嵌合して、雄側保護カバーの外周面に押圧するように
    介設することを特徴とする請求項5記載の防水シールド
    コネクタ。
  7. 【請求項7】 上記第1のシーリング部材は、雄側保護
    カバーの外周面に予め取り付けた状態で雌側保護カバー
    と嵌合して、雌側保護カバーの内周面に押圧するように
    介設することを特徴とする請求項5記載の防水シールド
    コネクタ。
  8. 【請求項8】 上記第1のシーリング部材は、互いに嵌
    合するコネクタハウジングの対向する先端面の間に介設
    する一方、上記第2のシーリング部材は、コネクタハウ
    ジングの電線挿通部とシールド線の芯線との間に介設す
    ることを特徴とする請求項1あるいは2のいずれか1項
    に記載の防水シールドコネクタ。
  9. 【請求項9】 上記第1のシーリング部材は、互いに嵌
    合するコネクタハウジングの対向する周面の間に介設す
    る一方、上記第2のシーリング部材は、コネクタハウジ
    ングの電線挿通部とシールド線の芯線との間に介設する
    ことを特徴とする請求項1あるいは2のいずれか1項に
    記載の防水シールドコネクタ。
  10. 【請求項10】 上記第1のシーリング部材は、雌雄嵌
    合するコネクタハウジングにおいて、外周側の雌コネク
    タハウジングと内周側の雄コネクタハウジングの周面の
    間に介設することを特徴とする請求項9記載の防水シー
    ルドコネクタ。
  11. 【請求項11】 上記第1のシーリング部材は、雄端子
    収容側コネクタハウジングとの雌端子接続側に設けた周
    壁の内周面に予め取り付け、雌端子収容側コネクタハウ
    ジングの外周面に押圧するように介設することを特徴と
    する請求項10記載の防水シールドコネクタ。
  12. 【請求項12】 上記第1のシーリング部材は、雌端子
    収容側のコネクタハウジングの雄端子接続側に設けた周
    壁の外周面に予め取り付け、雄端子収容側コネクタハウ
    ジングの内周面に押圧するように介設することを特徴と
    する請求項10記載の防水シールドコネクタ。
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