JP3495908B2 - コネクタ装置 - Google Patents

コネクタ装置

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JP3495908B2
JP3495908B2 JP06731998A JP6731998A JP3495908B2 JP 3495908 B2 JP3495908 B2 JP 3495908B2 JP 06731998 A JP06731998 A JP 06731998A JP 6731998 A JP6731998 A JP 6731998A JP 3495908 B2 JP3495908 B2 JP 3495908B2
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locking
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housing
connector
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/40Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/424Securing in base or case composed of a plurality of insulating parts having at least one resilient insulating part
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R13/42Securing in a demountable manner
    • H01R13/436Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
    • H01R13/4361Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
    • H01R13/4362Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion comprising a temporary and a final locking position

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  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、雌雄の端子がそれ
ぞれ収容され互いに嵌合する雌雄のコネクタと、各コネ
クタへの各端子の二重係止機能、各端子の各コネクタへ
の不完全挿入検知機能、各コネクタの嵌合状態を検知す
る機能を有したリテーナとからなるコネクタ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図22は、雌雄の端子がそれぞれ収容さ
れ互いに嵌合する雌雄のコネクタ2、3において、各コ
ネクタ2、3への各端子9、13の二重係止機能、各端
子9、13の各コネクタ2、3への不完全挿入検知機
能、各コネクタ2、3の嵌合状態を検知する機能を有し
た一般的なコネクタ装置1を示す。
【0003】このコネクタ装置1は、雄コネクタ2と、
雄コネクタ2が嵌合される雌コネクタ3と、二重係止用
でかつ端子の不完全挿入検知用のスペーサ4、5と、雌
雄のコネクタの嵌合検知用のリテーナ6とからなる。
【0004】雄コネクタ2は、内部に端子収容室7が設
けられた雄ハウジング8と、この雄ハウジング8の端子
収容室7内に収容された雌端子9とで形成されている。
また端子収容室7の内壁からは可撓性の係止ランス10
が突設されている。この係止ランス10は、端子収容室
7内に収容された雌端子9と係合して雌端子9の端子収
容室7内からの抜けを阻止している。
【0005】また 雌コネクタ3は、内部に端子収容室
11が設けられた雌ハウジング12と、この雌ハウジン
グ12と一体に形成されて雄コネクタ2が挿入・嵌合さ
れると共に、雄端子13の接触部13aが突出するフー
ド部14と、この雌ハウジング12の端子収容室11内
に収容された雄端子13とで形成されている。また、端
子収容室11の内壁からは、可撓性の係止ランス15が
突設されている。この係止ランス15は、端子収容室1
1内に収容された雄端子13と係合して雄端子に13の
端子収容室11内からの抜けを阻止している。
【0006】また、一方のスペーサ4は、雄ハウジング
8の係止ランス10の撓み空間10a内に挿入されて、
係止ランス10の不用意な撓みを規制することによっ
て、端子収容室7内からの雌端子9の抜けを二重に阻止
している。
【0007】他方のスペーサ5は、雌ハウジング12の
係止ランス15の撓み空間15a内に挿入されて、係止
ランス15の不用意な撓みを規制することによって、端
子収容室11内からの雄端子13の抜けを二重に阻止し
ている。
【0008】さらに、上記リテーナ6は、雌ハウジング
12に一体に形成されたロックアーム16と、雄ハウジ
ング8に一体に形成されてロックアーム16の先端部の
係止凸部16aが挿入係止するロック孔17aを形成す
るロック枠17との係合状態を保持することによってロ
ックアーム16の不用意な撓みを規制している。この場
合、ロックアーム16の係止凸部16aがロック孔17
a内に完全に挿入できない状態、すなわち、フード部1
4内に雄ハウジング8が完全に嵌合していない半嵌合状
態の場合には、リテーナ6を雌ハウジング12に装着す
ることができないので、これによって、雄ハウジング8
がフード部14に対して半嵌合状態であることを検知す
ることができるようになっている。
【0009】そして、このコネクタ装置1では、二つの
スペーサ4、5と、一つのリテーナ6によって、各端子
9、13の各コネクタ2、3への不完全挿入を検知する
ことができ、また、各コネクタ2、3の半嵌合状態を検
知することができると共に、端子の二重係止を行うこと
ができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記コネク
タ装置1では、各端子9、13の各コネクタ2、3への
不完全挿入を検知するための二つのスペーサ4、5に加
えて、各コネクタ2、3の半嵌合状態を検知するための
リテーナ6をそれぞれ必要とするため、部品点数が多
く、また、これらの各部品を雄ハウジング8、雌ハウジ
ング12に組み付けるための工数も必要とするため組み
付けに手間がかかり、製造コストが高くついていた。
【0011】そこで、本発明は、部品点数を低減し、組
み付けに手間がかかることなく、端子のコネクタへの不
完全挿入及び、雌雄のコネクタ同士の嵌合状態を容易に
検知することができるコネクタ装置の提供を目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、雌端子収容用の端子収容室内に
前記雌端子と係合して抜け止めをする雄コネクタ側の可
撓性の係止ランスが設けられた雄ハウジングを有する雄
コネクタと、雄端子収容用の端子収容室内に前記雄端子
と係合して抜け止めをする雌コネクタ側の可撓性の係止
ランスを有する雌ハウジング及び、この雌ハウジングに
一体に設けられて前記雄ハウジングが挿入・嵌合される
フード部を有する雌コネクタとを備えたコネクタ装置で
あって、雌雄のコネクタの嵌合方向に対して交差する方
向から前記雌コネクタに仮係止位置に装着され、前記雌
雄のコネクタの嵌合状態で本係止位置に係止されて前記
雌雄のコネクタ側の係止ランスの各撓み空間内に挿入し
て各係止ランスの撓みを阻止すると共に、各端子収容室
への前記雌雄の端子の少なくとも一方の不完全挿入時、
及び前記フード部への前記雄ハウジングの半嵌合時に前
記仮係止位置からの本係止位置への移動が阻止されるリ
テーナを有することを特徴としている。
【0013】このコネクタ装置では、リテーナを雌雄の
コネクタの嵌合方向に対して交差する方向から雌コネク
タの仮係止位置に装着した状態で、雌雄のコネクタを嵌
合させ、リテーナを仮係止位置から本係止位置へ移動さ
せる。この場合、各コネクタに各端子が完全挿入されて
いる場合には、リテーナが各係止ランスの撓み空間内に
挿入されることによって仮係止位置から本係止位置へ移
動することができ、これによって各端子が各コネクタに
完全挿入されていることを検知することができる。ま
た、各端子が各コネクタに不完全挿入されている場合に
は、各端子は各端子収容室内で各係止ランスと正規に係
合していないため、各係止ランスの撓み空間内にリテー
ナを挿入することができない。この結果、リテーナを仮
係止位置から本係止位置へ移動することができないの
で、各端子がコネクタに不完全挿入状態であることを検
知することができる。
【0014】さらに、フード部内に雄コネクタハウジン
グが完全に挿入・嵌合されている場合には、リテーナが
仮係止位置から本係止位置へ移動することができるの
で、フード部内へ雄ハウジングが完全に嵌合しているこ
とを検知することができる。また、フード部内に雄コネ
クタハウジングが半嵌合状態である場合には、リテーナ
が仮係止位置から本係止位置まで移動することができな
いので、雄ハウジングがフード部内に半嵌合状態である
ことを検知することができる。
【0015】このように、本発明のコネクタ装置では、
一つのリテーナを雌ハウジングの仮係止位置へ装着し、
雄ハウジングをフード部内に嵌合させた後に本係止位置
へ移動させることによって、各端子の各コネクタへの不
完全挿入、雄ハウジングのフード部への半嵌合状態を容
易に検知することができる。従って、部品点数及び組み
付け工数を低減することができると共に、各検知動作を
行う回数も低減することができる。
【0016】請求項2の発明は、請求項1記載のコネク
タ装置であって、前記リテーナが本体と、この本体に一
体に設けられて前記雌雄のコネクタ側の係止ランスの撓
み空間内に挿入されると共に、前記各端子収容室への前
記雌雄の端子の少なくとも一方の不完全挿入時に前記係
止ランスに当接する雌雄のコネクタ側撓み規制板部と、
前記雌ハウジングに前記仮係止位置及び本係止位置で係
止する係止アームとを有し、前記係止アームが係止して
前記リテーナを仮係止位置に保持する仮係止突起と、本
係止位置に保持する本係止突起とを設けたことを特徴と
している。
【0017】このコネクタ装置では、雌ハウジングの仮
係止位置にリテーナを装着した状態で雄ハウジングをフ
ード部内に挿入・嵌合する。次に、リテーナを仮係止位
置から本係止位置へ移動する。このとき、各端子が各コ
ネクタの端子収容室内に完全に挿入され、各係止ランス
と正規に係合し、さらに、雄ハウジングがフード部内に
完全嵌合していると、リテーナは仮係止位置から本係止
位置へ移動し、雌雄のコネクタ側撓み規制板部が、各係
止ランスの撓み空間内に挿入され、係止アームが雌ハウ
ジングの本係止位置で係止する。
【0018】この状態では、係止ランスの不用意な撓み
が規制されることで、各端子が各端子収容室内に二重に
係止されている。そして、各端子が各コネクタに完全挿
入されていることが検知され、フード部内に雄ハウジン
グが完全嵌合していることが検知される。
【0019】雄ハウジングをフード部内に嵌合した後
に、仮係止位置から本係止位置へリテーナを移動するこ
とができない場合は、撓み規制板部が各係止ランスの撓
み空間内に挿入できないため、各端子が各コネクタに対
して不完全挿入されていることが検知される。さらに、
フード部内に雄ハウジングが完全挿入されていないため
に、係止アームが仮係止位置から本係止位置へ移動する
ことができないので雄ハウジングがフード部に対して半
嵌合状態であるが検知される。
【0020】請求項3の発明は、請求項2記載のコネク
タ装置であって、前記仮係止突起と係合して仮係止位置
からの本係止位置へのリテーナの移動を規制する検知ア
ームを前記リテーナに設け、前記雄ハウジングに前記フ
ード部への完全嵌合時に前記検知アームと当接して仮係
止突起への検知アームの係合を解除する解除凸部を前記
雄ハウジングに設けたことを特徴としている。
【0021】雄ハウジングをフード部内に完全に挿入・
嵌合させると、解除凸部が、検知アームの仮係止突起へ
の係合を解除することによって、リテーナが仮係止位置
から本係止位置へ移動することができる。これにより、
雄ハウジングがフード部に対して完全嵌合されているこ
とを検知することができる。また、フード部内に雄ハウ
ジングが半嵌合の場合には、解除凸部が、仮係止突起へ
の検知アームの係合状態を解除することができないの
で、検知アームは仮係止突起に係合したままとなり、リ
テーナを仮係止位置から本係止位置へ移動させることが
できない。この結果、フード部に雄ハウジングが半嵌合
状態であることが検知される。
【0022】請求項4の発明は、請求項2又は請求項3
に記載のコネクタ装置であって、前記雌ハウジング、前
記フード部及び、雄ハウジングに、前記フード部への前
記雄ハウジングの完全嵌合時に前記各係止ランスの撓み
空間とそれぞれ連通し、前記雌雄のコネクタ側撓み規制
板部が挿通する挿通孔を設けたことを特徴としている。
【0023】このコネクタ装置では、雌ハウジングの仮
係止位置に装着されたリテーナは、挿入孔から雄ハウジ
ング及び雌ハウジング内に雌雄のコネクタ側撓み規制板
部の先端部分が挿入されている。この場合、撓み規制板
部は、各係止ランスの撓み空間内には、挿入されていな
い。各端子が各コネクタに対して完全挿入され、雄ハウ
ジングがフード部内に完全嵌合されてる状態で、リテー
ナを仮係止位置から本係止位置へ移動させると、挿入孔
を通って、雌雄のコネクタ側の撓み規制板部が、各係止
ランスの撓み空間内に挿入される。
【0024】請求項5の発明は、請求項2乃至請求項4
のいずれか一項に記載のコネクタ装置であって、前記係
止アームが前記雌ハウジングの外周面上で前記仮係止突
起又は本係止突起に係止される外部アームと、前記雌ハ
ウジング内に挿入される内部アームとからなり、前記検
知アームが前記雌ハウジングの外周面上で前記仮係止突
起又は前記本係止突起に係止されることを特徴としてい
る。
【0025】このコネクタ装置では、リテーナが雌ハウ
ジングの仮係止位置に装着された状態では、外部アーム
が仮係止突起に係止され、本係止位置で本係止突起に係
止される。
【0026】請求項6の発明は、請求項1乃至請求項5
のいずれか一項に記載のコネクタ装置であって、前記雄
ハウジングにロック突起を設け、前記フード部の内壁に
前記雄ハウジングの前記フード部への完全嵌合時に前記
ロック突起に係合するロック壁を設けたことを特徴とし
ている。
【0027】このコネクタ装置では、雄ハウジングをフ
ード部内に完全嵌合させると、ロック突起がロック壁に
係合することにより、雌雄のコネクタの嵌合状態が保持
される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコネクタ装置
の実施形態について図面を用いて説明する。図1は、本
発明に係るコネクタ装置20を示す分解斜視図、図2乃
至図4はコネクタ装置20の雄コネクタ21を示し、図
5乃至図7はコネクタ装置20の雌コネクタ22を示
す。また、図8乃至図10はコネクタ装置20のリテー
ナ23を示す。
【0029】図1に示すように、コネクタ装置20は、
雄コネクタ21と、この雄コネクタ21が挿入・嵌合さ
れる雌コネクタ22と、雌コネクタ22への雄コネクタ
21の嵌合方向に対して交差する方向から雌コネクタ2
2に装着されるリテーナ23とで構成されている。
【0030】雄コネクタ21は、図2乃至図4に示すよ
うに、合成樹脂で一体成形されたブロック状の雄ハウジ
ング24と、この雄ハウジング24内に収容される雌端
子(図1参照)25とで形成されている。雄ハウジング
24内には、長手方向に貫通した端子収容室26が形成
され、雌端子25の収容用となっている。また、端子収
容室26の内壁からは可撓性の係止ランス27が突設さ
れている。この係止ランス27の壁部26a側は、係止
ランス27の撓み空間28となっており、壁部26aに
対向する壁部26b側に向けて係合突起29が突設され
ている。
【0031】そして、端子収容室26内に雌端子25が
収容された状態では、係合突起29が雌端子25の係合
肩25aに係合することにより、端子収容室26内から
の雌端子25の抜けが阻止されている。
【0032】また、雄ハウジング24の外周には、係止
ランス27の撓み空間28と外部とを連通する挿入孔3
0が設けられている。さらに、雄ハウジング24の雌コ
ネクタ22への嵌合面24a側には、矩形断面の解除凸
部31と、案内凸部32とが所定の間隔をあけてそれぞ
れ突設されている。さらに雄ハウジング24の外周に
は、ロック突起33が突設されている。この雄ハウジン
グ24は、雌コネクタ22のフード部36内に挿入され
ることで、雌雄のコネクタ22、21が嵌合される。
【0033】雌コネクタ22は、図5乃至図7に示すよ
うに、合成樹脂で一体成形されたブロック状の雌ハウジ
ング34と、この雌ハウジング34内に収容される雄端
子35と、雌ハウジング34と一体成形されて上記雄ハ
ウジング24が挿入されるフード部36とで形成されて
いる。雌ハウジング34内には、長手方向に貫通した端
子収容室37が形成され、雄端子35の収容用となって
いる。また、端子収容室37の内壁からは可撓性の係止
ランス38が突設されている。この係止ランス38の壁
部37a側は、係止ランス38の撓み空間39となって
おり、壁部37aに対向する壁部37b側に向けて係合
突起40が突設されている。
【0034】そして、端子収容室37内に雄端子35が
収容された状態では、係合突起40雄端子35の係合肩
35aに係合することにより、端子収容室37内からの
雄端子35の抜けが阻止されている。
【0035】また、端子収容室37のフード部36側の
端部には、図17及び図18に示すように、内部仮係止
突起41と、この内部仮係止突起41と所定の間隔をあ
けて形成された内部本係止突起42が壁部37aから突
設されている。さらに、雌ハウジング34には、係止ラ
ンス38の撓み空間39と外方を連通する挿入孔(図1
参照)43が設けられ、この挿入孔43は、フード部3
6まで形成されている。また、雌ハウジング34の上面
34aには、フード部36側に雌ハウジング34の長手
方向に所定の間隔をあけて一対の外部仮係止突起44、
45が突設され、これらの仮係止突起44、45と雌ハ
ウジング34の幅方向に所定の間隔をあけて一対の外部
本係止突起46、47が突設されている。
【0036】フード部36側の外部仮係止突起44と外
部本係止突起46との間には、フード部36内に挿入・
嵌合された雄ハウジング24の案内凸部32が挿入さ
れ、外部仮係止突起44の外側に雄ハウジング24の解
除凸部31が挿入される。これらの、内部仮係止突起4
1、外部仮係止突起44、45、内部本係止突起42、
外部本係止突起46、47には、リテーナ23の係止ア
ーム48、検知アーム49がそれぞれ係合し、リテーナ
23を雌ハウジング34の一側で仮係止位置と本係止位
置とにそれぞれ保持する。
【0037】リテーナ23は、図8乃至図10に示すよ
うに、板状のL字状の本体50と、この本体50の下部
側から本体50に対して直交する方向に一体に突設され
た異なる大きさの撓み規制板部51、52と、本体50
の上部側から撓み規制板部51、52と同方向に突設さ
れた検知アーム49及び係止アーム48とからなる。ま
た、係止アーム48は、本体50の上部から撓み規制板
部51、52と同方向に突設された上部側係止アーム5
3と、撓み規制板部51、52間に本体50から突設さ
れた下部側係止アーム54と、弾性を有した係止凸部5
5とからなる。
【0038】撓み規制板部51、52は、図11乃至図
14に示すように、挿入孔30、43から雌ハウジング
34、フード部36、雄ハウジング24内に挿入され、
各係止ランス27、38の撓み空間28、39内にそれ
ぞれ挿入されて各係止ランス27、38の不用意な撓み
を規制する。検知アーム49は、本体50から撓み規制
板部51側に設けられ、外部仮係止突起44、45間の
外部仮係止突起44側に組み付けられる。
【0039】この検知アーム49には、検知突起56が
突設されている。検知突起56は、先端側が検知アーム
49の基端部49aに対して直交する平面部57と、こ
の平面部57から基端部49a側に向けて傾斜した傾斜
面59とを有している。そして、リテーナ23が雌ハウ
ジング34に対して仮係止位置にあるときは、平面部5
7が外部仮係止突起44に外側から突設し、リテーナ2
3の本係止位置への移動を阻止している。
【0040】上部側係止アーム53は、外部仮係止突起
44、45間の上部仮係止突起45側に組み付けられ
る。この上部側係止アーム53は、外側に向けて係止突
起60が突設されている。この係止突起60は、基端部
53a側に平面部61が設けられ、先端部から平面部6
1に掛けて傾斜する傾斜面58とを有している。そし
て、リテーナ23が雌ハウジング34に対して仮係止位
置にあるとき、すなわち、検知アーム49の平面部57
が外部仮係止突起44の外側に当接している状態では、
外部仮係止突起45と外部本係止突起47との間に係止
突起60が挿入係合している。
【0041】また、下部側係止アーム54は、撓み規制
板部52側に設けられ、先端部に係止突起62が突設さ
れている。この係止突起62は、先端側から基端部側に
かけて傾斜した傾斜面63と、傾斜面63から基端部5
4a側に向けて設けられた平面部64とを有している。
そして、リテーナ23が雌ハウジング34に対して仮係
止位置にあるときは雌ハウジング34の端子収容室37
内に挿入され、内部仮係止突起41と内部本係止突起4
2との間に係止突起62が挿入係合している。
【0042】さらに、係止凸部55は、撓み規制板部5
1側に設けられ、撓み規制板部51の側端部に設けられ
た弾性枠部65と、この弾性枠部65の外周に設けられ
た係止突起66とからなる。係止突起66は、斜面部6
7と平面部68とを有している。そして、リテーナ23
が雌ハウジング34に対して本係止位置にあるとき、内
部仮係止突起41と内部本係止突起42との間に係止突
起66が挿入係合される。
【0043】このリテーナ23を雌ハウジング34に組
み付けた状態では、図15(b)に示すように、仮係止
位置では、検知アーム49が外部仮係止突起44の外側
に平面部57が当接し、上部側係止アーム53が外部仮
係止突起45と外部本係止突起47との間に挿入係合
し、図17(b)に示すように、下部側係止アーム54
の係止突起62が内部仮係止突起41と内部本係止突起
42との間に挿入係合されている。この結果、リテーナ
23が雌ハウジング34に対して仮係止位置からの離脱
や本係止位置への移動が規制されて仮係止位置に保持さ
れる。この状態では、撓み規制板部52は、係止ランス
38の撓み空間39内には挿入されていない。
【0044】また、リテーナ23が本係止位置にあると
きは、図16(b)に示すように、検知アーム49が外
部仮係止突起44と外部本係止突起46との間に挿入さ
れ、平面部57が外部本係止突起46の内側に当接して
いる。また、上部側係止アーム53は、外部本係止突起
47の外側に係止突起60が位置して平面部61が外部
本係止突起47の外側の面に当接している。さらに、下
部側係止アーム54は、内部本係止突起42の外側に係
止突起62が位置して平面部64が内部本係止突起62
の外側に当接し、係止凸部55は、内部仮係止突起41
と内部本係止突起42との間に挿入係合している。
【0045】この結果、リテーナ23が雌ハウジング3
4に対して本係止位置で保持される。この状態では、撓
み規制板部52は、係止ランス38の撓み空間39内に
挿入され係止ランス38の不用意な撓みが規制されてい
る。
【0046】なお、リテーナ23が本係止位置にあると
きは、フード部36内に雄ハウジング24が完全嵌合さ
れているため、撓み規制板部51は、雄ハウジング24
の係止ランス27の撓み空間28内に挿入される。
【0047】次に、このコネクタ装置20において、雌
雄のコネクタ21、22の嵌合手順及び、リテーナ23
による、各端子25、35の各コネクタ21、22への
二重係止機能、各端子25、35の各コネクタ21、2
2への不完全挿入検知機能、各コネクタ21、22の嵌
合状態を検知する嵌合検知機能について説明する。
【0048】図1、図15(a)、図17(a)に示す
ように、リテーナ23を雌ハウジング34の一側に配置
し、図15(b)、図17(b)に示すようにリテーナ
23を雌ハウジング34の仮係止位置に組み付ける。こ
の状態では、検知アーム49の検知突起56の平面部5
7が外部仮係止突起44の外側に当接し、上部側係止ア
ーム53の係止突起60が外部仮係止突起45と外部本
係止突起47との間に挿入係合し、下部側係止アーム5
4の係止突起62が内部仮係止突起41と内部本係止突
起42と間に挿入係合している。
【0049】この状態から、図12、図16(a)、図
18(a)に示すように、雄ハウジング24を雌コネク
タ22のフード部36内に挿入し、フード部36内の奥
方に移動させる。雄ハウジング24がフード部36内の
奥方に挿入されると、解除凸部31が検知アーム49の
検知突起56と当接する。雄ハウジング24がフード部
36内に完全に挿入され嵌合さると、検知アーム49を
撓ませて、外部仮係止突起45への検知突起56の係合
を解除する。
【0050】この状態から、リテーナ23を雌ハウジン
グ34側に移動させて本係止位置側へ押圧すると、検知
アーム49の検知突起56は外部仮係止突起44と外部
本係止突起46との間に挿入係合し、上部側係止アーム
53は内側に撓んで外部仮係止突起45と外部本係止突
起47との間から係止突起60が抜き出て外部本係止突
起47の外側へ移動する。
【0051】さらに、下部側係止アーム54は、係止突
起62が内部仮係止突起41と内部本係止突起42との
間から抜き出て、内部本係止突起42の外側へ移動す
る。また、係止凸部55は、内部仮係止突起41と内部
本係止突起42との間に移動し、内部仮係止突起41に
係合する。この場合、図19に示すように、係止凸部5
5は、弾性枠部65が撓み規制板部51側へ撓むことに
よって内部仮係止突起41を乗り越えることができる。
これにより、リテーナ23が本係止位置に保持される。
【0052】この状態では、図20に示すように、撓み
規制板部51は、係止ランス27の撓み空間28内に挿
入され、撓み規制板部52は、係止ランス38の撓み空
間39内に挿入される。そして、各係止ランス27、3
8の撓み空間28、39内に撓み規制板部51、52が
それぞれ挿入されることで、各係止ランス27、38の
不用意な撓みが規制され、各端子25、35が各端子収
容室26、37内に二重に係止される。
【0053】また、リテーナ23が仮係止位置から本係
止位置に移動できることによって、すなわち、検知アー
ム49の検知突起56が、外部仮係止突起44への係合
を解除凸部31によって解除されたことで雄ハウジング
24がフード部36内に完全に嵌合されたことが検知さ
れる。
【0054】次に、各端子25、35が各端子収容室2
6、37内に完全に挿入されていない場合、すなわち、
図21に示すように、各係止ランス27、38が各端子
25、35と正規に係合せずに撓み空間28、39側に
撓んでいるような場合には、雄ハウジング24がフード
部36内に完全に嵌合されて解除凸部31が検知アーム
49の検知突起56の外部仮係止突起44への係合状態
を解除しても、撓み規制板部51、52が撓み空間2
8、39内の各係止ランス27、38と干渉することに
よって、リテーナ23が仮係止位置から本係止位置へ移
動することができない。これによって、各端子24、3
5が各端子収容室26、37内に完全に挿入されていな
いことを検知することができる。
【0055】さらに、各端子25、35が各端子収容室
26、37内に完全に挿入されている場合であっても、
雄ハウジング24がフード部36内に完全に嵌合されて
いない場合には、解除凸部31によって、検知アーム4
9の検知突起56の外部仮係止突起44への係合状態を
解除することができないので、この場合にもリテーナ2
3を仮係止位置から本係止位置へ移動することができな
い。この結果、雄ハウジング24がフード部36内に完
全嵌合されていないことを検知することができる。
【0056】本実施形態のコネクタ装置20によれば、
一つのリテーナ23を雌ハウジング34の仮係止位置へ
組み付けるだけで、各端子25、35の二重係止機能、
各端子25、35の各コネクタ21、22への不完全挿
入検知機能、各コネクタ21、22の嵌合状態を検知す
る嵌合検知機能が得られるので、部品点数が低減し、組
み付け工数を低減することができる。従って、製造コス
トの低減を図ることができる。
【0057】さらに、本実施形態のコネクタ装置20に
よれば、リテーナ23を仮係止位置から本係止位置へ移
動させるだけで、端子25、35の不完全挿入の検知、
二重係止、半嵌合検知を行うことができるので、これら
の動作を一つの動作によって容易に行うことができる。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、一つのリテーナを雌ハウジングの仮係止位置に組
み付けるだけで、端子の端子収容室内への二重係止、端
子の不完全挿入の検知、雌雄のコネクタの半嵌合検知を
行うことができるので、部品点数及び組み付け工数を低
減して製造コストの低減を図ることができる。
【0059】また、一つのリテーナを仮係止位置から本
係止位置へ移動させるだけで、端子の二重係止、端子の
不完全挿入の検知、雌雄のコネクタの半嵌合検知を容易
に、しかも簡単に行うことができる。
【0060】請求項2の発明によれば、リテーナを仮係
止位置から本係止位置へ移動させるだけで、撓み規制板
部が各係止ランスの各撓み空間内に挿入されるので、二
重係止を容易に行うことができ、このとき、各端子の各
端子収容室内への不完全挿入の検知、雌雄のコネクタの
半嵌合の検知を同時に行うことができる。
【0061】請求項3の発明によれば、雄ハウジングを
フード部内に完全に嵌合させると解除凸部が検知アーム
の仮係止突起への係合を解除するとリテーナを仮係止位
置から本係止位置へ移動させることができるので、雌雄
のコネクタの半嵌合の検知を容易にかつ簡単に行うこと
ができる。
【0062】請求項4の発明によれば、雌ハウジングの
仮係止位置にリテーナが組み付けられ、撓み規制板部が
挿入孔を通って雌ハウジング内と雄ハウジング内に挿入
されるので、各端子の端子収容室内への二重係止を同時
に行うことができると共に、各端子収容室内への不完全
挿入の検知も同時に行うことができ、検知動作の手間が
容易になる。
【0063】請求項5の発明によれば、リテーナが雌ハ
ウジングの仮係止位置に装着された状態では、外部アー
ムが仮係止突起に係止され、本係止位置で本係止突起に
係止されるので、各係止位置でリテーナを雌ハウジング
に保持することができる。
【0064】請求項6の発明によれば、雄ハウジングを
フード部内に完全嵌合させると、ロック突起がロック壁
に係合することにより、雌雄のコネクタの嵌合状態が保
持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコネクタ装置を示す分解斜視図で
ある。
【図2】雄ハウジングを、図1と異なる方向から見た斜
視図である。
【図3】雄ハウジングを、雌コネクタへの嵌合面側から
見た正面図である。
【図4】雄ハウジングの内部を示し、図3のIV−IV線に
沿って切断した断面図である。
【図5】雌ハウジングを、図1と異なる方向から見た斜
視図である。
【図6】雌ハウジングを、雄コネクタとの嵌合面側から
見た正面図である。
【図7】雌ハウジングの内部を示し、図6のVII−VII線
に沿って切断した断面図である。
【図8】リテーナを示す斜視図である。
【図9】リテーナを示し、図8と異なる方向から見た斜
視図である。
【図10】リテーナを示す平面図である。
【図11】雌ハウジングの仮係止位置にリテーナが組み
付けられ雄ハウジングをフード部内に挿入する前の状態
を示す斜視図である。
【図12】雌ハウジングの仮係止位置にリテーナが組み
付けられ雄ハウジングをフード部内に挿入した状態を示
す斜視図である。
【図13】フード部に雄ハウジングを完全に嵌合し、リ
テーナを本係止位置に移動させた状態を示す斜視図であ
る。
【図14】フード部に雄ハウジングを完全に嵌合し、リ
テーナを本係止位置に移動させた状態を示し、図13と
異なる方向から見た斜視図である。
【図15】雄ハウジング、雌ハウジング、リテーナの関
係を示し、(a)は組み付ける前の状態を示す平面図、
(b)は雌ハウジングの仮係止位置にリテーナを組み付
けた状態を示す平面図である。
【図16】雄ハウジング、雌ハウジング、リテーナの関
係を示し、(a)は雄ハウジングをフード部内に完全に
挿入した状態を示す平面図、(b)は雄ハウジングをフ
ード部内に完全に挿入しリテーナを本係止位置へ移動さ
せた状態を示す平面図である。
【図17】雄ハウジング、雌ハウジング、リテーナの内
部の関係を示し、(a)は組み付ける前の状態を示す断
面図、(b)は雌ハウジングの仮係止位置にリテーナを
組み付けた状態を示す断面図である。
【図18】雄ハウジング、雌ハウジング、リテーナの内
部の関係を示し、(a)は雄ハウジングをフード部内に
完全に挿入した状態を示す断面図、(b)は雄ハウジン
グをフード部内に完全に挿入しリテーナを本係止位置へ
移動させた状態を示す断面図である。
【図19】係止凸部の構成と作動とを示す拡大断面図で
ある。
【図20】雌雄のコネクタ同士を完全嵌合し、リテーナ
を本係止位置に移動させた状態を示す断面図である。
【図21】雌雄のコネクタの各端子が各端子収容室内に
不完全挿入のときの各係止ランスと各撓み規制板部とが
干渉する状態を示す断面図である。
【図22】従来のコネクタ装置を示す断面図である。
【符号の説明】
20 コネクタ装置 21 雄コネクタ 22 雌コネクタ 23 リテーナ 24 雄ハウジング 25 雌端子 26 端子収容室 27 係止ランス 28 撓み空間 34 雌ハウジング 35 雄端子 36 フード部 37 端子収容室 38 係止ランス 39 撓み空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−50381(JP,A) 特開 平4−174983(JP,A) 特開 平4−22078(JP,A) 特開 平2−46667(JP,A) 特開 平1−294382(JP,A) 実開 平4−61876(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/42 H01R 13/64

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌端子収容用の端子収容室内に前記雌端
    子と係合して抜け止めをする雄コネクタ側の可撓性の係
    止ランスが設けられた雄ハウジングを有する雄コネクタ
    と、雄端子収容用の端子収容室内に前記雄端子と係合し
    て抜け止めをする雌コネクタ側の可撓性の係止ランスを
    有する雌ハウジング及び、この雌ハウジングに一体に設
    けられて前記雄ハウジングが挿入・嵌合されるフード部
    を有する雌コネクタとを備えたコネクタ装置であって、 前記雌雄のコネクタの嵌合方向に対して交差する方向か
    ら前記雌コネクタに仮係止位置に装着され、前記雌雄の
    コネクタの嵌合状態で本係止位置に係止されて前記雌雄
    のコネクタの係止ランスの各撓み空間内に挿入して各係
    止ランスの撓みを阻止すると共に、各端子収容室への前
    記雌雄の端子の少なくとも一方の不完全挿入時、及び前
    記フード部への前記雄ハウジングの半嵌合時に前記仮係
    止位置からの本係止位置への移動が阻止されるリテーナ
    を有することを特徴とするコネクタ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のコネクタ装置であって、
    前記リテーナが本体と、この本体に一体に設けられて前
    記雌雄のコネクタ側の係止ランスの撓み空間内に挿入さ
    れると共に、前記各端子収容室への前記雌雄の端子の少
    なくとも一方の不完全挿入時に前記係止ランスに当接す
    る撓み規制板部と、前記雌ハウジングに前記仮係止位置
    及び本係止位置で係止する係止アームとを有し、前記係
    止アームが係止して前記リテーナを仮係止位置に保持す
    る仮係止突起と、本係止位置に保持する本係止突起とを
    設けたことを特徴とするコネクタ装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のコネクタ装置であって、
    前記仮係止突起と係合して仮係止位置からの本係止位置
    へのリテーナの移動を規制する検知アームを前記リテー
    ナに設け、前記雄ハウジングに前記フード部への完全嵌
    合時に前記検知アームと当接して仮係止突起への検知ア
    ームの係合を解除する解除凸部を前記雄ハウジングに設
    けたことを特徴とするコネクタ装置。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3に記載のコネクタ
    装置であって、前記雌ハウジング、前記フード部及び、
    雄ハウジングに、前記フード部への前記雄ハウジングの
    完全嵌合時に前記各係止ランスの撓み空間とそれぞれ連
    通し、前記撓み規制板部が挿通する挿通孔を設けたこと
    を特徴とするコネクタ装置。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至請求項4のいずれか一項に
    記載のコネクタ装置であって、前記係止アームが前記雌
    ハウジングの外周面上で前記仮係止突起又は本係止突起
    に係止される上部側係止アームと、前記雌ハウジング内
    に挿入される下部側係止アームとからなり、前記検知ア
    ームが前記雌ハウジングの外周面上で前記仮係止突起又
    は前記本係止突起に係止されることを特徴とするコネク
    タ装置。
  6. 【請求項6】請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記
    載のコネクタ装置であって、前記雄ハウジングにロック
    突起を設け、前記フード部の内壁に前記雄ハウジングの
    前記フード部への完全嵌合時に前記ロック突起に係合す
    るロック壁を設けたことを特徴とするコネクタ装置。
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