JP3242014B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP3242014B2
JP3242014B2 JP34623696A JP34623696A JP3242014B2 JP 3242014 B2 JP3242014 B2 JP 3242014B2 JP 34623696 A JP34623696 A JP 34623696A JP 34623696 A JP34623696 A JP 34623696A JP 3242014 B2 JP3242014 B2 JP 3242014B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、延長管をケース体
に係止取り付ける電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機としては、例
えば実開昭63−39355号公報に記載の構成が知ら
れている。
【0003】この実開昭63−39355号公報に記載
の電気掃除機は、掃除機本体の走行方向の前側に開口し
ホースの一端を接続する吸込口を有している。また、ホ
ースの他端に接続される延長管に、吸込口近傍に位置し
て掃除機本体の前方に向けて開口形成した凹部に係脱自
在に係合する爪部を有した取付手段を取り付けている。
そして、掃除機本体の後部を床面に載置した立位状態で
ホースおよび吸込口体を接続した状態のまま取付手段の
爪部を凹部に係止させることにより、延長管を掃除機本
体に取付支持する。また、掃除機本体の前部に設けた把
持部を持ち上げることにより、ホース、延長管および吸
込口体を接続した状態で掃除機本体が搬送可能な構成が
採られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開昭63−39355号公報に記載の従来の電気掃除機
において、ホース、延長管および吸込口体の全重量が延
長管に取り付けた取付手段を係止する凹部に掛かるの
で、凹部近傍に負荷が生じてケース体が損傷するおそれ
がある。
【0005】そこで、取付手段を係止取り付ける凹部を
別部材にて形成し、この凹部を形成する部材を本体にね
じなどにて取り付ける構成が考えられるが、負圧側とな
る集塵室に位置してねじ止めしたのでは吸気が漏れて吸
込効率が低下し、正圧側の電動送風機室や排気室に位置
してねじ止めしたのでは排気風が漏れて騒音が発生する
おそれがある。
【0006】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、吸込効率の低下および騒音の発生を生じずに延長管
に設けた取付手段をケース体を損傷することなく係止取
り付けできる電気掃除機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気掃除
機は、電動送風機を弾性部材を介して収容する電動送風
機室およびこの電動送風機室の負圧側に位置した集塵室
を区画しこの集塵室に連通する吸込口を有したケース体
と、前記吸込口にホースを介して接続される延長管に設
けられた取付手段と、前記ケース体に前記電動送風機室
に連通して開口形成された係合部と、この係合部の縁に
係止され前記弾性部材に当接して前記係合部を閉塞する
爪部を有し前記取付手段を係止取り付ける係合手段を設
けた係合部材とを具備したもので、ケース体に電動送風
機室に連通して開口形成した係合部に、吸込口にホース
を介して接続される延長管に設けた取付手段を係止取り
付ける係合手段を設けた係合部材の爪部を、電動送風機
を支持する弾性部材に当接させて係合部を閉塞して係止
するため、延長管に設けた取付手段をケース体を損傷す
ることなく係止取り付ける係合手段を有した係合部材
を、吸気の漏れによる吸気効率の低下および排気風の漏
れによる騒音の発生を生じずに取り付けられる。
【0008】請求項2記載の電気掃除機は、請求項1記
載の電気掃除機において、爪部は、ケース体と弾性部材
とにて挟持されたもので、係合部材の爪部をケース体と
弾性部材とにて挟持して係合部に係止するため、簡単な
構成で騒音を発生することなく係合部材が取り付けられ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の実施
の一形態を図面を参照して説明する。
【0010】図1ないし図3において、1は電気掃除機
本体で、この電気掃除機本体1は、上面を開口したケー
スである下部ケース2a、および、この下部ケース2aの後
部上面を閉塞するケースである上部ケース2bとが、前面
を含む周縁にバンパ3を挟持して接合されて前側上面部
を開口したケース体としての本体ケース2を有し、この
本体ケース2に前側上面部の開口を開閉自在に閉塞する
蓋体4を回動自在に軸支して形成されている。
【0011】そして、本体ケース2には、進行方向の前
側下面の略中央に旋回自在の図示しない旋回輪が取り付
けられ、本体ケース2の後側側面に走行輪としての大径
の従動後輪6,6が回転自在に設けられ、電気掃除機本
体1は旋回輪と従動後輪6,6とにて図示しない床面上
を走行可能となっている。さらに、本体ケース2の上部
には、上下方向に回動自在のハンドル7aが設けられ、本
体ケース2の前側下部には、前ハンドル部7bが設けられ
ている。
【0012】また、本体ケース2の後面上部である上部
ケース2bの後面部および本体ケース2の後面下部である
下部ケース2aの後面上部には、本体ケース2の後面を下
面として立位状態で図示しない床面に載置した際、本体
ケース2の後面が床面に所定の間隙を介するように従動
後輪6,6とにて床面に当接する図示しない載置部が後
方に向けて突設されている。
【0013】一方、電気掃除機本体1内には、図1、図
5および図6に示すように、格子状の連通孔11を有する
区画リブとしての連結リブである隔壁12により、上方が
開放された集塵室13が、電気掃除機本体1の進行方向の
前側に区画形成されているとともに、この集塵室13の後
方に電動送風機14を収納した電動送風機室15が区画形成
されている。そして、集塵室13内には、この集塵室13内
に枢着されたホルダ16により集塵袋17が着脱自在に装着
される。
【0014】また、隔壁12の前面には、その連通孔11を
覆う第1の補助集塵フィルタ21が着脱自在に装着されて
いる。なお、集塵袋17および第1の補助集塵フィルタ21
は、集塵室13の上面開口を介して着脱される。そして、
蓋体4は、上部ケース2bに後端部が枢着されており、集
塵室13を上方から開閉自在に覆うように形成されてい
る。
【0015】一方、電動送風機14は、図示しないファン
を軸にて回転駆動する電動部31と、ファンを覆う前面中
央部には吸気口32を開口形成したファンカバー33とを備
えている。なお、電動部31の後端面の略中央には、軸を
支持する図示しない軸受が内設されたモータヘッド34
が、後方に円柱状に突出形成されている。
【0016】また、電動送風機14の前端部には、前端の
外周縁に環状の弾性部材としてのゴム製支持体35が嵌合
され、後端部のモータヘッド34には、ゴム製の弾性部材
としての緩衝体36がモータヘッド34を覆うように取り付
けられている。
【0017】一方、上部ケース2bの下面には、下方に向
けて突出しゴム製支持体35を介してファンカバー33をが
たつきなく位置決め固定する上リブ前部37、および、こ
の上リブ前部37より後方に位置して略平行に下方に向け
て突出し下端部が緩衝体36を介して電動部31のモータヘ
ッド34を挟持固定する上リブ後部38がそれぞれ突出形成
されている。また、下部ケース2aの上面には、上リブ前
部37に向けて上方に対向して突出し、上端部にてファン
カバー33をがたつきなく固定する下リブ前部39、およ
び、上リブ後部38に向けて上方に対向して突出し上端部
が電動部31のモータヘッド34をがたつきなく挟持固定す
る下リブ後部40がそれぞれ突出形成されている。
【0018】そして、電動送風機14の前端側はゴム製支
持体35により、電動送風機14の吸気口32が集塵室13に連
通孔11を介して気密に連通して電動送風機14が挟持固定
される。
【0019】また、電動送風機室15の上部には回路室42
が区画形成され、この回路室42内には、電動送風機14の
駆動状態を制御する制御手段を搭載した図示しない回路
基板が配設されている。
【0020】一方、電気掃除機本体1内には、電動送風
機室15の後方に位置して、排気室44が区画形成され、電
気掃除機本体1の上部ケース2bの後側上部には、排気室
44を介して電動送風機14の図示しない排気孔に連通する
排気孔45が、上部ケース2bの後側および上側に開口形成
されている。そして、この排気室44内には、図示しない
第2の補助集塵フィルタが着脱自在に配設されている。
【0021】また、本体ケース2の前側略中央には、図
示しないホースを着脱自在に接続する吸込部47が設けら
れ、この吸込部47は、内側開口48と外側開口49とが相対
向されて形成されている。また、内側開口48および外側
開口49に対向する中間には、円筒形状の吸込口50が形成
されている。この吸込口50は、前部が電気掃除機本体1
の前方へ開口しているとともに、後部が集塵室13へ開口
している。さらに、吸込部47には、吸込口50を開閉自在
に閉塞する図示しないシャッタが摺動自在に支持されて
いる。
【0022】さらに、吸込部47には、図3に示すよう
に、吸込口50の外側に位置して接点である接点金具52,
52が配設され、吸込口50を開口して接点金具52,52とと
もに吸込部47の一部を覆うようにカバー体53が取り付け
られている。
【0023】また、下部ケース2aには、図1および図4
ないし図6に示すように、本体ケース2の前後方向に沿
って下方に向けて開口する凹溝状で電動送風機室15にこ
の電動送風機室15の底部前側に位置しゴム製支持体35を
臨ませて開口する係合部としての連通開口部55を介して
連通する溝部56が設けられている。そして、この溝部56
には、集塵室13内から取付部材としてのねじ57が挿通さ
れるねじ孔58が設けられている。また、この溝部56に
は、係合手段としての係合凹部59を有したアクリロニト
リル−ブタジエン−スチレン(ABS)樹脂などの強度
の高い部材にて形成された係合部材60が取り付けられて
いる。
【0024】この係合部材60は、溝部56の開口を閉塞す
る細長板状の閉塞板62を有し、この閉塞板62の一側に閉
塞板の長手方向に沿って凹状に開口部63を開口する係合
凹部59を一体的に設けている。また、閉塞板62の両端部
には、吸込部47を覆うカバー体53に係止される爪部とし
ての第1の係止爪部65および溝部56の電動送風機室15に
連通する連通開口部55の開口縁に係止される爪部として
の第2の係止爪部66が突設されている。なお、第2の係
止爪部66は、下部ケース2aの連通開口部55の開口縁とゴ
ム製支持体35とにて挟持され、ゴム製支持体35とにて連
通開口部55を気密に閉塞している。さらに、閉塞板62に
は、係合凹部59の内部に位置し集塵室13のねじ孔58に対
応して集塵室13の内側から挿通されたねじ57が螺合され
るねじリブ67が突設されている。
【0025】そして、係合部材60は、第1の係止爪部65
がカバー体53に係止されるとともに第2の係止爪部66が
溝部56の電動送風機室15に連通する連通開口部55の開口
縁にゴム製支持体35とにて挟持されて連通開口部55を閉
塞して係止され、閉塞板62にて配線室68を区画して溝部
56を閉塞し、集塵室13の内側からねじリブ67にねじ57が
螺合されて取り付けられている。また、配線室68内は、
回路室42内の回路基板に一端側が接続され、他端は回路
室42から電動送風機室15、連通開口部55、溝部56内の配
線室68を介してカバー体53に覆われた接点金具52,52に
接続されたリード線69,69が配線されている。
【0026】一方、図2において、71はホースで、この
ホース71は、可撓性を有したホース部72を有している。
そして、このホース部72の一端には、吸込口50に回転自
在で着脱可能に嵌合固定され吸込部47に配設された接点
金具52,52に接続する図示しない接点ピンを有した接続
部73が設けられている。また、ホース部72の他端には、
電気掃除機本体1内に配設された電動送風機14や吸込口
体75の図示しない回転清掃体を回転駆動させる電動機な
どの駆動を設定する図示しない複数のスイッチを備え接
点ピンに電気的に接続された操作部が設けられた把持部
としての手許操作部76が設けられている。
【0027】そして、80は延長管で、この延長管80は、
一端がホース71の手許操作部76に着脱自在に接続される
外管81とこの外管81の他端から進退可能に嵌挿し進退す
る端部に吸込口体75が着脱自在に接続される連結部82を
有した内管83とを備えた伸縮自在に形成されている。ま
た、内管83の連結部82には、取付手段85が一体的に設け
られている。この取付手段85は、連結部82の外周面に径
方向に略垂直に突出する首部86を有し、この首部86の先
端部に内管83の軸方向に沿って先端側に爪状に突出し係
合凹部59内に開口部63から挿入して係止する係止突部87
を有している。
【0028】次に、上記実施の一形態の組立動作につい
て説明する。
【0029】まず、下部ケース2aに電動送風機14および
吸込部47をそれぞれ組み付けるとともに、図示しない回
路基板に接続され先端部に接点金具52,52を接続したリ
ード線69,69を、電動送風機室15を介して連通開口部55
を通して溝部56に配線し、接点金具52,52を吸込部47に
配設する。そして、カバー体53を吸込口50を開口して接
点金具52,52とともに吸込部47を覆うように下部ケース
2aの前部に取り付ける。
【0030】次に、係合部材60の第1の係止爪部65をカ
バー体53に係止するとともに第2の係止爪部66を溝部56
の電動送風機室15に連通する連通開口部55の開口縁にゴ
ム製支持体35とにて挟持して連通開口部55を閉塞して係
止し、閉塞板62にてリード線69,69を配線した配線室68
を区画して溝部56を閉塞し係合部材60を下部ケース2aに
仮止めする。この後、集塵室13の内側からねじ孔58を介
して係合部材60のねじリブ67にねじ57を螺合して係合部
材60を取付固定する。そして、回路基板などの各種部材
を組み付けた上部ケース2bおよび蓋体4と下部ケース2a
とを組み付けて電気掃除機本体1を組立形成する。
【0031】次に、上記実施の一形態の動作について説
明する。
【0032】通常の掃除時には、蓋体4を閉じておき、
引き出した図示しない電源コードを介して電力を供給
し、シャッタを摺動させて開口する吸込口50に、ホース
71や延長管80、吸込口体75を適宜接続し、供給された電
力で電動送風機14および吸込口体75の回転清掃体の電動
機を所定の駆動状態で駆動させて掃除を行う。この掃除
により、ホース71を介して吸込口50から空気とともに塵
埃が吸い込まれ、電気掃除機本体1の集塵室13に導かれ
て、集塵袋17内に捕捉される。
【0033】さらに、集塵袋17を通過した空気は、第1
の補助集塵フィルタ21を通って連通孔11から電動送風機
14の吸気口32に吸い込まれる。そして、電動送風機14の
吸気口32から吸引された空気は、電動送風機14内を通っ
て電動送風機14の図示しない排気孔から排気室44に排気
される。さらに、この排気室44に流入した空気は、第2
の補助集塵フィルタを通って排気孔45から電気掃除機本
体1外の外気へ排気風として排出される。なお、第1の
補助集塵フィルタ21および第2の補助集塵フィルタの流
通により、集塵袋17にて捕捉できなかった微細な集塵が
捕捉される。
【0034】そして、掃除後に電気掃除機本体1を収納
場所に収納させる際には、電気掃除機本体1の後面を床
面に対向させて載置部および従動後輪6,6にて床面上
に載置して立位状態とする。この後、上方に向けて開口
する係合凹部59の開口部63に、延長管80に設けた取付手
段85の係止突部87を挿入して係合凹部59内に係合させ、
延長管80の軸方向を上下方向に沿った状態で電気掃除機
本体1に取り付ける。なお、係合凹部59は、本体ケース
2の一側に偏位して設けたため、延長管80が旋回輪と干
渉しない。そして、延長管80を取り付けた状態で、電気
掃除機本体1の前ハンドル部7bを持って収納場所まで搬
送する。
【0035】そして、搬送中に、例えばホース71が家具
や壁などに当接したり、搬送中に延長管80が遊動するな
どして、係止突部87が係合凹部59内で抉れるなどの負荷
が掛かっても、本体ケース2と別部材の強度の高い部材
にて形成した係合部材60にて実質的に強化された係合凹
部59が損傷しにくく、仮に損傷したとしても本体ケース
2は損傷することはなく、係合部材60のみを交換するの
みでよく、保守も容易で安価にできる。
【0036】このように、上記実施の形態は、本体ケー
ス2の下部ケース2aの底面に下方に向けて凹状に設けた
溝部56内に、ホース71の手許操作部76に設けた電動送風
機14の駆動状態を設定する操作部に電気的に接続する接
点ピンにホース71の接続により接触する吸込部47に配設
した接点金具52,52と、電動送風機14の駆動状態を制御
する回路室42内の制御手段を搭載した回路基板と接続す
るリード線69,69を配線し、溝部56を閉塞してホース71
に接続する延長管80に設けた取付手段85を係止取り付け
る係合凹部59を有した強度の強い部材にて形成した別部
材の係合部材60を取り付けたため、本体ケース2と別部
材の係合部材60により取付手段85の係止取り付ける係合
凹部59の強度が向上し、係合凹部59の損傷が防止され本
体ケース2の損傷も防止されるとともに、仮に係合凹部
59が損傷してもこの係合部材59を交換するのみでよく、
保守も容易で安価にできる。
【0037】そして、この取付手段85を本体ケース2を
損傷することなく係止取り付ける係合凹部59を有した係
合部材60の第2の係止爪部66を係止する開口を、本体ケ
ース2の正圧側の電動送風機室15にゴム製支持体35を臨
ませて連通開口部55として開口形成したため、集塵室13
に開口形成することによる吸気の漏れによる吸込効率の
低下が生じず、掃除効率の低減が防止されるとともに、
この第2の係止爪部66を連通開口部55の開口縁にゴム製
支持体35とにて挟持されて連通開口部55を気密に閉塞し
て係止させるため、排気風が漏れず、排気風の漏れによ
る騒音の発生も防止できる。
【0038】さらに、取付手段85を係止取り付ける係合
凹部59を別部材の係合部材60を用いて形成するため、回
路基板と接点金具52,52とを接続するリード線69,69を
覆う部材を別途用いなくてもリード線69,69を目隠し保
護でき、従来のようにバンパなどのシール部材を利用し
て目隠し保護することによりシール性が低下することも
なく、リード線69,69をシール性に影響なく配線でき、
リード線69,69の配線が容易となって、製造性を向上で
きる。
【0039】また、リード線69,69を回路室から電動送
風機14を収容する正圧側で、電源コードを巻装するドラ
ム体を収容するドラム室などの移動する部材が室内に臨
まず、回路室42の回路基板から電動送風機14に電源を供
給するリード線69,69が配設される電動送風機室15を介
して溝部56内に配線したため、容易にリード線69,69を
配線できるとともに、別途リード線69,69が外部に導出
する部分の気密性を維持するための部材が不要となり、
製造性を向上できる。
【0040】そして、係合部材60を下部ケース2aの内側
の集塵室13側からねじ孔58を介して係合部材60のねじリ
ブ67にねじ57を螺合して取付固定したため、使用者が誤
って取り外してしまうことがなく配線状態が保持されて
回路構成が損傷されることを防止できるとともに、ねじ
57が外部から見えず外観を向上できる。
【0041】さらに、係合部材60に接点金具52,52を覆
うカバー体53にて係止される第1の係止爪部65および溝
部56の連通開口部55の縁に係止される第2の係止爪部66
を設け、仮止めできるようにしたため、係合部材60の組
み付けが容易にできるとともに、1つのねじ57でも係合
部材60を確実に取り付けでき、係合部材60の固定性およ
び組付性が向上して、製造性を向上できる。
【0042】そして、別部材の係合部材60にて係合凹部
59を設けるため、本体ケース2を形成する部材にかかわ
らず、高強度の部材にて形成でき、取付手段85を係止取
り付ける構成が安価に得られる。
【0043】なお、上記実施の形態において、係合部材
60をねじにて固定して説明したが、接着剤などにて取り
付けるなど、他のいずれの組付方法でもできる。
【0044】また、係合手段として凹状の係合凹部59を
形成し、取付手段85に係止突部87を突設して説明した
が、例えば係合手段として爪状に突設形成し、この係合
手段を係合させる凹状に取付手段を形成するなど、いず
れの係止取付方法でもできる。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の電気掃除機によれば、ケ
ース体に正圧側の電動送風機室に連通して開口形成した
係合部に、吸込口にホースを介して接続される延長管に
設けた取付手段を係止取り付ける係合手段を設けた係合
部材の爪部を、電動送風機を支持する弾性部材に当接し
係合部を閉塞して係止するため、延長管に設けた重量の
掛かる取付手段をケース体を損傷することなく係止取り
付ける係合手段を有した係合部材を、別途気密部材を必
要とせずに吸気の漏れによる吸気効率の低下および排気
風の漏れによる騒音の発生を生じずに容易に取り付けで
きる。
【0046】請求項2記載の電気掃除機によれば、請求
項1記載の電気掃除機の効果に加え、係合部材の爪部を
ケース体と弾性部材とにて挟持して係合部に係止するた
め、簡単な構成で騒音を発生することなく係合部材を容
易に取り付けできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の実施の一形態を示す電気
掃除機本体の断面図である。
【図2】同上取付手段にて延長管を係止取り付けた電気
掃除機本体を示す一部を切り欠いた側面図である。
【図3】同上電気掃除機本体を示す正面図である。
【図4】同上下部ケースを示す底面図である。
【図5】同上平面図である。
【図6】同上断面図である。
【符号の説明】
1 電気掃除機本体 2 ケース体である本体ケース 13 集塵室 14 電動送風機 15 電動送風機室 35 弾性部材としてのゴム製支持体 50 吸込口 55 係合部としての連通開口部 57 取付部材としてのねじ 59 係合手段としての係合凹部 60 係合部材 66 爪部としての第2の係止爪部 71 ホース 80 延長管 85 取付手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/00 105

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機を弾性部材を介して収容する
    電動送風機室およびこの電動送風機室の負圧側に位置し
    た集塵室を区画しこの集塵室に連通する吸込口を有した
    ケース体と、 前記吸込口にホースを介して接続される延長管に設けら
    れた取付手段と、 前記ケース体に前記電動送風機室に連通して開口形成さ
    れた係合部と、 この係合部の縁に係止され前記弾性部材に当接して前記
    係合部を閉塞する爪部を有し前記取付手段を係止取り付
    ける係合手段を設けた係合部材とを具備したことを特徴
    とする電気掃除機。
  2. 【請求項2】 爪部は、ケース体と弾性部材とにて挟持
    されたことを特徴とする請求項1記載の電気掃除機。
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