JP3242010B2 - 電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機

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JP3242010B2
JP3242010B2 JP26896096A JP26896096A JP3242010B2 JP 3242010 B2 JP3242010 B2 JP 3242010B2 JP 26896096 A JP26896096 A JP 26896096A JP 26896096 A JP26896096 A JP 26896096A JP 3242010 B2 JP3242010 B2 JP 3242010B2
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広 横山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、延長管をケース体
に係止取り付ける電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機としては、例
えば実開昭63−39355号公報に記載の構成が知ら
れている。
【0003】この実開昭63−39355号公報に記載
の電気掃除機は、掃除機本体の走行方向の前側に開口し
ホースの一端を接続する吸込口を有している。また、ホ
ースの他端に接続される延長管に、吸込口近傍に位置し
て掃除機本体の前方に向けて開口する凹部に係脱自在に
係合する爪部を有した取付手段を取り付けている。そし
て、掃除機本体の後部を床面に載置した立位状態でホー
スおよび吸込口体を接続した状態のまま取付手段の爪部
を凹部に係止させることにより、延長管を掃除機本体に
取付支持する。また、掃除機本体の前部に設けた把持部
を持ち上げることにより、ホース、延長管および吸込口
体を接続した状態で掃除機本体が搬送可能な構成が採ら
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開昭63−39355号公報に記載の従来の電気掃除機
において、ホース、延長管および吸込口体の全重量が延
長管に取り付けた取付手段を係止する凹部に掛かるの
で、凹部近傍に負荷が生じてケース体が損傷するおそれ
がある。
【0005】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、延長管に設けた取付手段を係止取り付ける係合手段
の強度を向上してケース体の損傷を防止する電気掃除機
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電気掃除
機は、一対のケースが接合されて内部に電動送風機を収
容する電動送風機室およびこの電動送風機室の負圧側に
位置した集塵室を区画しこの集塵室に連通する吸込口を
有したケース体と、前記吸込口に一端が接続されるホー
スに接続される延長管に設けられた取付手段と、前記一
対のケースにそれぞれ突設され先端部が当接する連結リ
ブと、これら連結リブの当接部分を連結する連結具と、
前記連結リブの近傍に設けられ前記取付手段を係止取り
付ける係合手段とを具備したもので、内部に電動送風機
を収容する電動送風機室およびこの電動送風機室の負圧
側に位置した集塵室を区画し集塵室に連通する吸込口を
有したケース体を接合形成する一対のケースに突設した
強度の強い連結リブの近傍に、吸込口に一端が接続され
るホースに接続する延長管に設けた取付手段を係止取り
付ける係合手段を設けたため、延長管などの重量が係合
手段に掛かってもケース体が損傷しない。
【0007】請求項2記載の電気掃除機は、一対のケー
スが接合されて内部に電動送風機を収容する電動送風機
室およびこの電動送風機室の負圧側に位置した集塵室を
区画しこの集塵室に連通する吸込口を有したケース体
と、前記吸込口に一端が接続されるホースに接続される
延長管に設けられた取付手段と、前記一対のケースにそ
れぞれ突設され先端部が当接して電動送風機を支持する
支持リブと、前記一対のケースにそれぞれ突設され先端
部が当接して電動送風機室および集塵室を区画する区画
リブと、これら支持リブおよび区画リブのそれぞれ当接
部分を連結する連結具と、前記支持リブおよび前記区画
リブの間に少なくとも一部に位置して設けられ前記取付
手段を係止取り付ける係合手段とを具備したもので、ケ
ース体を接合形成する一対のケースに、電動送風機をが
たつきなく支持する強度の強い支持リブと、この支持リ
ブの近傍に位置し電動送風機を収容する電動送風機室お
よびこの電動送風機室の負圧側に位置した集塵室を区画
する強度の強い区画リブとをそれぞれ突設し、先端部が
それぞれ当接して連結具にて連結される支持リブおよび
区画リブの間に少なくとも一部に位置して、集塵室に連
通する吸込口に一端が接続されるホースに接続される延
長管に設けられた取付手段を係止取り付ける係合手段を
設けたため、延長管を取り付ける係合手段近傍の強度が
向上しケース体の損傷が防止される。
【0008】請求項3記載の電気掃除機は、請求項1ま
たは2記載の電気掃除機において、係合手段は、連結具
にてケース体に取り付けられるもので、一対のケースの
強度の強いリブ状部分の先端部を連結して接合する連結
具を共通利用して係合手段を取り付けるため、別途係合
手段を取り付ける部材が不要となり、構造の簡略化、軽
量化、製造性の向上およびコストの低減が図れる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気掃除機の実施
の一形態を図面を参照して説明する。
【0010】図3ないし図5において、1は電気掃除機
本体で、この電気掃除機本体1は、上面を開口したケー
スである下部ケース2a、および、この下部ケース2aの後
部上面を閉塞するケースである上部ケース2bとが、前面
を含む周縁にバンパ3を挟持して接合されて前側上面部
を開口したケース体としての本体ケース2を有し、この
本体ケース2に前側上面部の開口を開閉自在に閉塞する
蓋体4を回動自在に軸支して形成されている。
【0011】そして、本体ケース2には、進行方向の前
側下面に旋回自在の旋回輪5が取り付けられ、本体ケー
ス2の後側側面に走行輪としての大径の従動後輪6,6
が回転自在に設けられ、電気掃除機本体1は旋回輪5と
従動後輪6,6とにて図示しない床面上を走行可能とな
っている。さらに、本体ケース2の上部には、上下方向
に回動自在のハンドル7aが設けられ、本体ケース2の前
側下部には、前ハンドル部7bが設けられている。
【0012】また、本体ケース2の後面上部である上部
ケース2bの後面部および本体ケース2の後面下部である
下部ケース2aの後面上部には、本体ケース2の後面を下
面として立位状態で図示しない床面に載置した際、本体
ケース2の後面が床面に所定の間隙を介するように従動
後輪6,6とにて床面に当接する載置部8が後方に向け
て突設されている。
【0013】一方、電気掃除機本体1内には、図1に示
すように、格子状の連通孔11を有する区画リブとしての
連結リブである隔壁12により、上方が開放された集塵室
13が、電気掃除機本体1の進行方向の前側に区画形成さ
れているとともに、この集塵室13の後方に電動送風機14
を収納した電動送風機室15が区画形成されている。そし
て、集塵室13内には、この集塵室13内に枢着されたホル
ダ16により集塵袋17が着脱自在に装着される。
【0014】また、隔壁12の前面には、その連通孔11を
覆う第1の補助集塵フィルタ21が着脱自在に装着されて
いる。この第1の補助集塵フィルタ21は、格子状の枠体
22と、この枠体22に嵌挿される補助フィルタとしての高
性能フィルタであるフィルタ体23とを備えている。
【0015】なお、集塵袋17および第1の補助集塵フィ
ルタ21は、集塵室13の上面開口を介して着脱される。そ
して、蓋体4は、上部ケース2bに後端部が枢着されてお
り、集塵室13を上方から開閉自在に覆うように形成され
ている。
【0016】一方、電動送風機室15内には、図1に示す
ように、電動送風機14が配設されている。この電動送風
機14は、図示しないファンを軸にて回転駆動する電動部
31と、ファンを覆う前面中央部には吸気口32を開口形成
したファンカバー33とを備えている。なお、電動部31の
後端面の略中央には、軸を支持する図示しない軸受が内
設されたモータヘッド34が、後方に円柱状に突出形成さ
れている。
【0017】また、電動送風機14の前端部には、前端の
外周縁に環状のゴム製支持体35が嵌合され、後端部のモ
ータヘッド34には、ゴム製の緩衝体36がモータヘッド34
を覆うように取り付けられている。
【0018】一方、上部ケース2bの下面には、下方に向
けて突出しゴム製支持体35を介してファンカバー33をが
たつきなく位置決め固定するあらかじめ重量のある電動
送風機14の保持用に強化されている支持リブとしての連
結リブである上リブ前部40、および、この上リブ前部40
より後方に位置して略平行に下方に向けて突出し下端部
が緩衝体36を介して電動部31のモータヘッド34を挟持固
定する同様に強化された連結リブである上リブ後部41が
それぞれ突出形成されている。そして、上リブ前部40お
よび上リブ後部41の先端部には、図1および図2に示す
ように、略円筒状に突出する連結上部42がそれぞれ設け
られている。
【0019】また、下部ケース2aの上面には、上リブ前
部40に向けて上方に対向して突出し、上端部にてファン
カバー33をがたつきなく固定するあらかじめ重量のある
電動送風機14の保持用に強化されている支持リブとして
の連結リブである下リブ前部44が突出形成されている。
さらに、下部ケース2aの上面には、上リブ後部41に向け
て上方に対向して突出し、上端部が電動部31のモータヘ
ッド34をがたつきなく挟持固定する同様に強化された連
結リブである下リブ後部45がそれぞれ突出形成されてい
る。また、下リブ前部44および下リブ後部45には、下方
に向けて開口する略筒状で先端部に連結上部42に対向す
る連結ねじ孔46が開口形成された連結下部47がそれぞれ
設けられている。
【0020】そして、上リブ前部40および下リブ前部44
と上リブ後部41および下リブ後部45との当接する先端部
分である当接部分の連結上部42および連結下部47は、連
結具としてのねじ48が連結下部47の連結ねじ孔46を介し
て連結上部42に螺合されて、上リブ前部40および下リブ
前部44と上リブ後部41および下リブ後部45とが連結され
る連結部49を構成する。
【0021】また、一側の下リブ前部44の連結下部47に
は、係合手段としての係合凹部51を有した係合部材52
が、上リブ前部40および下リブ前部44を連結するねじ48
にて、隔壁12と下リブ前部44との間に一部が位置して一
体的に取り付けられている。この係合部材52は、連結下
部47内に嵌挿しねじ48を螺合させるドライバなどの冶具
が挿通可能な有底略筒状の取付部53を有している。この
取付部53の閉塞する側である先端部には、連結下部47の
連結ねじ孔46に対応する取付ねじ孔54が設けられてい
る。また、取付部53の開口する側には、取付部53の軸方
向と略直交する有底略筒状の係合凹部51が一体的に設け
られ、係合部材52は略L字状に形成されている。さら
に、係合凹部51の取付部53の軸方向に位置する側面に
は、ねじ48を螺合させる図示しない冶具が挿通可能な切
欠部55が切欠形成されている。そして、この係合部材52
は、連結上部42および連結下部47をねじ48にて連結する
際に、係合凹部51の開口部56が本体ケース2の前方に向
けて開口し係合凹部51の軸方向が本体ケース2の前後方
向に沿うように連結下部47内に取付部53が挿入されて、
ねじ48にて一緒に取り付けられている。
【0022】さらに、下部ケース2aには、本体ケース2
の前後方向に沿って凹溝状で係合凹部51内に連続するよ
うに装着凹部57が設けられている。
【0023】そして、連結部49をねじ48にて連結するこ
とにより、電動送風機14の前端側はゴム製支持体35によ
り、電動送風機14の吸気口32が集塵室13に連通孔11を介
して気密に連通して電動送風機14が挟持固定される。
【0024】また、図3に示すように、電動送風機室15
の上部には回路室60が区画形成され、この回路室60内に
は、電動送風機14の駆動状態を制御する制御手段を搭載
した回路基板61が配設されている。そして、回路基板61
には、図示しない実装された回路部品を放熱させる放熱
板62が取り付けられ、この放熱板62は断面略L字状に折
曲形成され、下部が電動送風機室15の負圧側に位置する
ように気密に配設されている。
【0025】一方、電気掃除機本体1内には、電動送風
機室15の後方に位置して、排気室65が区画形成され、電
気掃除機本体1の上部ケース2bの後側上部には、排気室
65を介して電動送風機14の図示しない排気孔に連通する
図示しない排気孔が、上部ケース2bの後側および上側に
開口形成されている。そして、この排気室65内には、第
1の補助集塵フィルタ21と同様の高性能フィルタ66を備
えた第2の補助集塵フィルタ67が着脱自在に配設されて
いる。
【0026】また、本体ケース2の前側略中央には、図
1および図2に示すように、図示しないホースを着脱自
在に接続する吸込部71が設けられ、この吸込部71は、内
側開口72と外側開口73とが相対向されて形成されてい
る。また、内側開口72および外側開口73に対向する中間
には、円筒形状の吸込口74が形成されている。この吸込
口74は、前部が電気掃除機本体1の前方へ開口している
とともに、後部が集塵室13へ開口している。さらに、吸
込部71には、吸込口74を開閉自在に閉塞する図示しない
シャッタが摺動自在に支持されている。
【0027】一方、図5において、75はホースで、この
ホース75は、可撓性を有したホース部76と、このホース
部76の一端に設けられ吸込口74に回転自在で着脱可能に
嵌合固定される接続部77と、ホース部76の他端に設けら
れ電気掃除機本体1内に配設された電動送風機14や吸込
口体78の回転清掃体を回転駆動させる電動機などの駆動
を設定する図示しない複数のスイッチを備えた操作部79
が設けられた手許操作部80とにて構成されている。
【0028】そして、82は延長管で、この延長管82は、
延長上管83と延長下管84とを備えている。また、これら
延長上管83および延長下管84には、一端側に略円筒状の
接続雄管部85がそれぞれ設けられ、他端側に略円筒状の
接続雌管部86がそれぞれ設けられている。そして、これ
ら接続雄管部85および接続雌管部86は互いに着脱自在に
嵌合接続されるとともに、接続雄管部85はホース75の手
許操作部80に着脱自在に嵌合接続され、接続雌管部86は
吸込口体78の接続管87に着脱自在に嵌合接続される。
【0029】また、延長下管84には、取付手段90が取り
付けられている。この取付手段90は、延長下管84に嵌合
する管状の環状部91の外周面に径方向に略垂直に突出す
る首部92を有し、この首部92の先端部には、延長下管84
の軸方向に沿って接続雌管部86側に爪状に突出し係合凹
部51内に開口部56から挿入して係止する爪部としての係
止突部93を有している。なお、係合凹部51に係止突部93
が挿入された際には、係止突部93と延長下管84の外周面
とにて係合部材52の側面が挟持されてがたつきなく取り
付けられるようになっている。
【0030】次に、本体ケース2を組み立てる動作につ
いて説明する。
【0031】まず、電動送風機14や回路基板61などを配
設した下部ケース2aと上部ケース2bとを合わせる。そし
て、下部ケース2aの下リブ前部44および下リブ後部45の
連結下部47から連結ねじ孔46より連結上部42に螺合し、
下部ケース2aと上部ケース2bとを一体的に連結して本体
ケース2を組み立てる。なお、装着凹部57が連続する連
結下部47に、係合部材52の開口部56が本体ケース2の前
方に向けて開口し係合凹部51の軸方向が本体ケース2の
前後方向に沿うように取付部53を嵌挿して係合部材52を
取り付けておく。そして、ねじ止めの際には、係合部材
52の取付ねじ孔54から連結ねじ孔46を介して連結上部42
に螺合して下部ケース2aと上部ケース2bとを一体的に連
結するとともに係合部材52を一体的に取り付ける。
【0032】このため、下部ケース2aと上部ケース2bと
を連結して本体ケース2を形成するねじ48を利用して係
合部材52を取り付けるため、別途係合部材52を取り付け
る部材が不要となり、構造が簡略化および軽量化し、製
造性が向上するとともに部品コストおよび製造コストが
低減する。
【0033】次に、上記実施の一形態の動作について説
明する。
【0034】通常の掃除時には、蓋体4を閉じておき、
引き出された図示しない電源コードを介して電力を供給
し、シャッタを摺動させて開口する吸込口74に、ホース
75や延長管82、吸込口体78を適宜接続し、供給された電
力で電動送風機14および吸込口体78の回転清掃体の電動
機を所定の駆動状態で駆動させて掃除を行う。この掃除
により、ホース75を介して吸込口74から空気とともに塵
埃が吸い込まれ、電気掃除機本体1の集塵室13に導かれ
て、集塵袋17内に捕捉される。
【0035】さらに、集塵袋17を通過した空気は、第1
の補助集塵フィルタ21を通って連通孔11から電動送風機
14の吸気口32に吸い込まれる。この第1の補助集塵フィ
ルタ21の流通の際、集塵袋17にて捕捉されなかった微細
な集塵がほとんど捕捉される。そして、電動送風機14の
吸気口32から吸引された空気は、電動送風機14内を通っ
て電動送風機14の図示しない排気孔から排気室65に排気
される。さらに、この排気室65に流入した空気は、第2
の補助集塵フィルタ67を通って排気孔から電気掃除機本
体1外の外気へ排気風として排出される。
【0036】そして、掃除後に電気掃除機本体1を収納
場所に収納させる際には、電気掃除機本体1の後面を床
面に対向させて載置部8および従動後輪6,6にて床面
上に載置して立位状態とする。この後、上方に向けて開
口する係合凹部51の開口部56に、装着凹部57から延長管
82に設けた取付手段90の係止突部93を挿入して係合凹部
51内に係合させ、延長管82の軸方向を上下方向に沿った
状態で電気掃除機本体1に取り付ける。なお、係合凹部
51は、本体ケース2の一側に偏位して設けたため、延長
管82が旋回輪5と干渉しない。
【0037】次に、延長管82を取り付けた状態で、電気
掃除機本体1の前ハンドル部7bを持って収納場所まで搬
送する。ところで、係止突部93と延長管82の外周面とに
て係合部材52の側面を挟持するように係合凹部51に取付
手段90の係止突部93が挿入されてるので、係止突部93が
がたつきなく係合凹部51内に係止され、搬送の際に係合
凹部51に係止する係止突部93を中心とした延長管82の上
下端部側の遊動はあまり生じない。
【0038】そして、搬送中に、例えばホース75が家具
や壁などに当接したり、搬送中に延長管82が遊動するな
どして、係合突部93が係合凹部51内で抉れるなどの負荷
が掛かっても、係合部材52は本体ケース2の強化された
部分である強度の強く、特にリブ状の隔壁12と位置が近
くさらに強度が強い下リブ前部44に位置させて取り付け
られているので、多少の負荷が掛かっても本体ケース2
が損傷することはない。また、強い負荷が掛かっても本
体ケース2が損傷する前に係合部材52が損傷するので、
係合部材52のみを交換すればよく、保守も容易で安価に
できる。
【0039】このように、上記実施の形態は、延長管82
に設けた取付手段90を係止取り付ける係合凹部51を有し
た係合部材52を、上リブ前部40に当接する部分がねじ48
にて連結される本体ケース2の補強となる強度の強い下
リブ前部44に取り付けたため、係止突部93が係止する係
合凹部51にホース75や延長管82、吸込口体78の重量や搬
送中の遊動、壁などに当接した際の衝撃などの負荷が生
じても本体ケース2の損傷を防止できる。
【0040】また、この下リブ前部44は電動送風機14を
気密に支持する特に強度の高い部分で、さらにこの下リ
ブ前部44に隣接して本体ケース2の補強ともなるリブ状
の隔壁12が位置するため、係合部材52近傍の強度が強
く、さらに本体ケース2は損傷しにくくなり、負荷によ
る本体ケース2の損傷を防止できる。
【0041】さらに、連結上部42および連結下部47を連
結して本体ケース2を形成するねじ48を利用して係合部
材52を取り付けたため、別途係合部材52を取り付ける部
材が不要となり、構造が簡略化して軽量化し、製造性を
向上できるとともに部品コストおよび製造コストを低減
できる。
【0042】なお、上記実施の形態において、連結上部
42および連結下部47を連結して本体ケース2を形成する
ねじ48を利用して係合部材52を取り付けて説明したが、
下リブ前部44の近傍に別途ねじ48などの取付部材を用い
て取り付けたり、本体ケース2に設けた凹部に係合する
爪部を設けて取り付けたり、接着剤などにて取り付ける
など、いずれの方法でもできる。
【0043】また、係合凹部51を係合部材52に設け、こ
の係合部材52を本体ケース2に取り付けて説明したが、
本体ケース2に直接係合凹部51を設けてもよい。この構
成によれば、さらに部品点数が減少し、軽量小型化でき
るとともに、製造性が向上しコストも低減できる。
【0044】さらに、係合凹部51を設ける位置は、下リ
ブ前部44近傍に限らず、本体ケース2の補強となる強度
の強い下リブ後部45や隔壁12の位置、単なる連結用のリ
ブ部分などに設けても同様の効果が得られる。
【0045】また、係合手段として凹状の係合凹部51を
形成し、取付手段90に係止突部93を突設して説明した
が、例えば係合手段として爪状に突設形成し、この係合
手段を係合させる凹状に取付手段を形成するなど、いず
れの係止取付方法でもできる。
【0046】一方、ケース体としては、例えば左右方向
に接合される一対のケースにて構成されたものなど、強
度が得られる連結によりケース体を接合形成する連結リ
ブを有するいずれの形状のものでもよい。
【0047】
【発明の効果】請求項1記載の電気掃除機によれば、ケ
ース体を接合形成する一対のケースに突設した強度の強
い連結リブの近傍に、吸込口にホースを介して接続する
延長管に設けた取付手段を係止取り付ける係合手段を設
けたため、延長管などの重量が係合手段に掛かってもケ
ース体の損傷を防止できる。
【0048】請求項2記載の電気掃除機によれば、ケー
ス体を接合形成する一対のケースに突設された強度が強
い電動送風機を支持する支持リブおよび電動送風機室お
よび集塵室を区画する区画リブ間に、少なくとも一部を
位置させて吸込口にホースを介して接続する延長管に設
けた取付手段を係止取り付ける係合手段を設けたため、
延長管を取り付ける係合手段近傍の強度を向上できケー
ス体の損傷を防止できる。
【0049】請求項3記載の電気掃除機によれば、請求
項1または2記載の電気掃除機の効果に加え、一対のケ
ースの強度の強いリブ状部分の先端部を連結して接合す
る連結具を共通利用して係合手段を取り付けるため、別
途係合手段を取り付ける部材が不要となり、構造が簡略
化して軽量化でき、製造性を向上できコストを低減でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気掃除機の実施の一形態を示す取付
手段を係止取り付けた電気掃除機本体の係合部材近傍の
側面断面図である。
【図2】同上正面断面図である。
【図3】同上電気掃除機本体を示す側面断面図である。
【図4】同上底面図である。
【図5】取付手段を係止取り付けた電気掃除機本体を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 電気掃除機本体 2 ケース体である本体ケース 2a ケースである下部ケース 2b ケースである上部ケース 12 区画リブとしての連結リブである隔壁 13 集塵室 14 電動送風機 15 電動送風機室 40 支持リブとしての連結リブである上リブ前部 44 支持リブとしての連結リブである下リブ前部 48 連結具としてのねじ 51 係合手段としての係合凹部 74 吸込口 75 ホース 82 延長管 90 取付手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 9/00 105

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のケースが接合されて内部に電動送
    風機を収容する電動送風機室およびこの電動送風機室の
    負圧側に位置した集塵室を区画しこの集塵室に連通する
    吸込口を有したケース体と、 前記吸込口に一端が接続されるホースに接続される延長
    管に設けられた取付手段と、 前記一対のケースにそれぞれ突設され先端部が当接する
    連結リブと、 これら連結リブの当接部分を連結する連結具と、 前記連結リブの近傍に設けられ前記取付手段を係止取り
    付ける係合手段とを具備したことを特徴とする電気掃除
    機。
  2. 【請求項2】 一対のケースが接合されて内部に電動送
    風機を収容する電動送風機室およびこの電動送風機室の
    負圧側に位置した集塵室を区画しこの集塵室に連通する
    吸込口を有したケース体と、 前記吸込口に一端が接続されるホースに接続される延長
    管に設けられた取付手段と、 前記一対のケースにそれぞれ突設され先端部が当接して
    電動送風機を支持する支持リブと、 前記一対のケースにそれぞれ突設され先端部が当接して
    電動送風機室および集塵室を区画する区画リブと、 これら支持リブおよび区画リブのそれぞれ当接部分を連
    結する連結具と、 前記支持リブおよび前記区画リブの間に少なくとも一部
    に位置して設けられ前記取付手段を係止取り付ける係合
    手段とを具備したことを特徴とする電気掃除機。
  3. 【請求項3】 係合手段は、連結具にてケース体に取り
    付けられることを特徴とした請求項1または2記載の電
    気掃除機。
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