JP3744580B2 - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3744580B2 JP3744580B2 JP01611096A JP1611096A JP3744580B2 JP 3744580 B2 JP3744580 B2 JP 3744580B2 JP 01611096 A JP01611096 A JP 01611096A JP 1611096 A JP1611096 A JP 1611096A JP 3744580 B2 JP3744580 B2 JP 3744580B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum cleaner
- main body
- upright
- body case
- exhaust
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、小型電気掃除機及びアップライト型電気掃除機として使用できる電気掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、アップライト型電気掃除機の本体に、小型電気掃除機(ハンドクリーナ ー)を着脱自在に取りつけたものとして、U.S.P4,683,607がある。
【0003】
この掃除機は、アップライト型電気掃除機の本体部に、ハンドクリーナーを保持する保持ケースを形成したものであるが、各々独立した縦型掃除機とハンドクリーナーを単に着脱自在に取りつけたものであり、ハンドクリーナーを取りつけた状態でアップライト型クリーナーを使用する際には、2つのモーターの重量を受けるために、クリーナー本体を前後摺動しにくく操作性に欠ける欠点があるとともに、美観を損なう欠点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記欠点に鑑みなされたもので、縦型としてもハンドクリーナーとしても使用でき、操作性のよい電気掃除機を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、集塵室及び電動機室を内蔵し、前記集塵室に連通する吸気口と第1把手部を形成する小型掃除機本体と、該小型掃除機本体の側壁に形成された第1排気口と、前記小型掃除機本体を着脱自在に保持し、上面に第2把手部を立設するアップライト型掃除機本体ケースと、該アップライト型掃除機本体ケースの保持部側壁に形成された第2排気口と、前記アップライト型掃除機本体ケースの下部に形成され、吸込具に連通した通気口とを備え、前記小型掃除機本体を前記アップライト型掃除機本体ケースに取りつけた際に、前記小型掃除機本体の吸気口と前記アップライト型掃除機本体ケースの通気口とを連通させ、前記第1排気口と前記第2排気口とを互いに重なり合わない位置に形成するとともに、前記小型掃除機本体の上部と前記アップライト型掃除機本体ケースとの間に、前記第1排気口から排気される空気が前記第2排気口から直接排気されないことで排気の騒音を低減できる排気室を形成したことを特徴とする。
【0010】
1は小型掃除機本体で、集塵袋2を収納する集塵室3と電動送風機4を収納する電動機収納室5とを形成するとともに、先端部に前記集塵室3に連通する吸込開口6を有し、他端部に把手部7を一体形成している。8は前記把手部7の端部に形成された凹所で、後述するアップライト型本体ケース12のハンドル部14に配設されたフック19が係合することにより、前記小型掃除機本体1をアップライト型本体ケース12に保持するようになっている。
【0011】
9は前記集塵室3を開閉自在に被う蓋、10は前記電動送風機4への通電を制御する電源スイッチである。
【0012】
前記吸込開口6は、小型掃除機本体1を後述するアップライト型本体ケース12の保持部13に収納した際に、該吸込開口6とアップライト型本体ケース12の接続部15とが図示しないパッキンにより気密に連通するようになっている。
【0013】
11は前記小型掃除機本体1の電動機収納室5の一側壁に形成された排気部で、前記小型掃除機本体1を後述するアップライト型本体ケース12の保持部13に保持させた際に、後述するアップライト型本体ケース12の排気孔18と重なり合わない位置に形成されている。
【0014】
12はアップライト型本体ケースで、前記小型掃除機本体1を着脱自在に保持する前面開口の保持部13と、該保持部13の上部に形成されるハンドル部14とを有するとともに、該アップライト型本体ケース12下部には、後述する吸込具20を取りつける通気口15が形成されている。前記アップライト型本体ケース12の保持部13に前記小型掃除機本体1を取りつけた際に、小型掃除機本体1上部とアップライト型本体ケース12との間に空間が形成され、この空間が排気室16となっている。
【0015】
17は前記アップライト型本体ケース12の保持部13下辺の開口縁に形成された嵌合部で、前記小型掃除機本体1の下部を嵌合させて該小型掃除機本体1のアップライト型本体ケース12からの脱落を防止するようになっている。
【0016】
18は前記アップライト型本体ケース12の保持部13側壁に形成された排気孔で、前記小型掃除機本体1の排気口11から排気される空気が、前記排気室16を介して該排気孔18から排出されるようになっている。
【0017】
19は前記アップライト型本体ケース12のハンドル部14に形成されたフックで、前記小型掃除機本体1の把手部7の凹所8に係合し、小型掃除機本体1を係止するようになっている。
【0018】
20は前記アップライト型本体ケース12の通気口15に取りつけられた吸込具で、回転ブラシ21及び該回転ブラシ21を駆動する駆動源22とを内蔵するとともに、該吸込具20の前部側方及び後方両側部には各々一対の車輪23、24が配設されている。
【0019】
前記小型掃除機本体1をアップライト型本体ケース12に取りつけた状態では、小型掃除機本体1の側面とアップライト型本体ケース12の側面とが面一状に連続するとともに、アップライト型本体ケース12の下部、即ち嵌合部17の曲面と小型掃除機本体1前面の曲面、およびアップライト型本体ケース12の側面と小型掃除機本体1の前面とがほぼ連続するようになっている。
【0020】
而して、ハンドクリーナーとして使用する際は、アップライト型本体ケース12のハンドル部14に形成したフック19を操作して小型掃除機本体1とのロック状態を解除し、小型掃除機本体1を取り外す。そして、電源スイッチ10を操作して掃除する。
【0021】
また、アップライト型クリーナーとして使用する際は、小型掃除機本体1の先端部(吸込開口6側)をアップライト型本体ケース12の保持部13の嵌合部17に填め込み、小型掃除機本体1の先端部を支点として把手7側をアップライト型本体ケース12側へ回動させ、小型掃除機本体1の把手7の凹所8に、アップライト型本体ケース12のフック19を係合させて固定する。
【0022】
この時、小型掃除機本体1の吸込開口6は、アップライト型本体ケース12の接続部15に気密に連通するとともに、小型掃除機本体1の排気部11とアップライト型本体ケース12の排気孔18との間に排気室16が形成されており、電動機4駆動中、吸込具20から吸い込まれた空気が小型掃除機本体1の吸込開口6から集塵室3、電動機収納室5、排気部11、排気室16を経てアップライト型本体ケース12の排気孔18から排気される。
【0023】
この構成により、小型掃除機本体1をハンドクリーナーとして独立して使用できるとともに、小型掃除機本体1をアップライト型本体ケース12に取りつけることにより、アップライト型クリーナーとしても使用できるため、電動送風機4等の部品を共通使用することにより本体を重量化することなく2通りの使用方法が可能となり、操作性を低下させることがない。
【0024】
また、アップライト型本体ケース12に小型掃除機本体1を取りつけた状態での外観が一体的になるため、美観を損なうこともない。
【0025】
さらに、小型掃除機本体1とアップライト型本体ケース12との間に排気室16を形成することにより、小型掃除機本体1の排気が一旦排気室16に排出され、アップライト型本体ケース12の排気孔18から排気されるため、排気をの騒音を低減できる。
【0026】
また、小型掃除機本体1の排気部11とアップライト型本体ケース12の排気孔18とを互いに重なり合わない位置に形成したため、小型掃除機本体1の排気がアップライト型本体ケース12の排気孔18から直接排気されることがなく、騒音の漏れが抑制されてアップライト型クリーナーとしての使用時排気の騒音をさらに抑制することができる。
【0027】
【発明の効果】
本発明の請求項1によると、小型掃除機本体をアップライト型掃除機本体ケースに着脱することにより、ハンドクリーナーまたはアップライトクリーナーとして使用できるため、電動送風機の部品を共通使用することにより本体を重量化することなく2通りの使用方法が可能となり、操作性を低下させることがない。
また、第1排気口と第2排気口とを互いに重なり合わない位置に形成するとともに、小型掃除機本体の上部とアップライト型掃除機本体ケースとの間に、第1排気口から排気される空気が第2排気口から直接排気されないことで排気の騒音を低減できる排気室を形成したので、アップライト型クリーナとしての使用時排気の騒音を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す電気掃除機において、小型掃除機本体を分離した状態の側面図である。
【図2】同電気掃除機の側面図である。
【図3】同電気掃除機の反対側から見た側面図である。
【図4】同要部拡大断面図である。
【図5】同電気掃除機の正面図である。
【符号の説明】
1 小型掃除機本体(掃除機本体)
3 集塵室
5 電動機室
6 吸込開口(吸気口)
7 把手(第1把手部)
11 排気部(第1排気口)
12 アップライト型本体ケース(掃除機本体ケース)
14 ハンドル部(第2把手部)
15 通気口
16 排気室
18 排気孔(第2排気口)
Claims (1)
- 集塵室及び電動機室を内蔵し、前記集塵室に連通する吸気口と第1把手部を形成する小型掃除機本体と、該小型掃除機本体の側壁に形成された第1排気口と、前記小型掃除機本体を着脱自在に保持し、上面に第2把手部を立設するアップライト型掃除機本体ケースと、該アップライト型掃除機本体ケースの保持部側壁に形成された第2排気口と、前記アップライト型掃除機本体ケースの下部に形成され、吸込具に連通した通気口とを備え、前記小型掃除機本体を前記アップライト型掃除機本体ケースに取りつけた際に、前記小型掃除機本体の吸気口と前記アップライト型掃除機本体ケースの通気口とを連通させ、前記第1排気口と前記第2排気口とを互いに重なり合わない位置に形成するとともに、前記小型掃除機本体の上部と前記アップライト型掃除機本体ケースとの間に、前記第1排気口から排気される空気が前記第2排気口から直接排気されないことで排気の騒音を低減できる排気室を形成したことを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01611096A JP3744580B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01611096A JP3744580B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 電気掃除機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09206247A JPH09206247A (ja) | 1997-08-12 |
JP3744580B2 true JP3744580B2 (ja) | 2006-02-15 |
Family
ID=11907385
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01611096A Expired - Fee Related JP3744580B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3744580B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100751472B1 (ko) * | 2005-12-15 | 2007-08-23 | 신은영 | 진공청소기 |
US10517449B2 (en) | 2010-05-31 | 2019-12-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Cyclone dust collecting apparatus and hand-held cleaner having the same |
US8671510B2 (en) | 2010-05-31 | 2014-03-18 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Hand-held and stick vacuum cleaner |
KR20110132193A (ko) * | 2010-05-31 | 2011-12-07 | 삼성전자주식회사 | 사이클론 집진장치 및 이를 구비한 핸디형 진공청소기 |
KR101307452B1 (ko) * | 2011-10-24 | 2013-09-12 | 주식회사 리홈쿠첸 | 청소기의 핸디 장착구조체 |
CN213155655U (zh) * | 2020-06-16 | 2021-05-11 | 天佑电器(苏州)有限公司 | 清洁设备 |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP01611096A patent/JP3744580B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09206247A (ja) | 1997-08-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100429479B1 (ko) | 전기청소기 | |
JPH04364822A (ja) | 電気掃除機 | |
JP3744580B2 (ja) | 電気掃除機 | |
GB2307849A (en) | A suction cleaner | |
JPH08275910A (ja) | 電気掃除機 | |
JP3033758U (ja) | 空気循環式電気掃除機 | |
JPS5810525Y2 (ja) | 小型電気掃除機 | |
JP3844111B2 (ja) | 電気掃除機およびその吸込口体 | |
JP2544277Y2 (ja) | 電気掃除機 | |
JP2004041540A (ja) | 電気掃除機 | |
JP2003144361A (ja) | 電気掃除機 | |
JP4240675B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JPH02111Y2 (ja) | ||
JPH026901Y2 (ja) | ||
JPS58209327A (ja) | アプライト形電気掃除機 | |
JPH0335254Y2 (ja) | ||
JPH0436780Y2 (ja) | ||
GB2307848A (en) | A suction cleaner with an auxiliary cleaner | |
CA2239584A1 (en) | A cleaner | |
JPS5810524Y2 (ja) | 電気掃除機 | |
JPH0128749Y2 (ja) | ||
JPS592749Y2 (ja) | 電気掃除機 | |
JPH0517007Y2 (ja) | ||
JPH0515897Y2 (ja) | ||
JPS592494B2 (ja) | アプライト形電気掃除機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050830 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20051011 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20051108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20051115 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091202 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101202 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111202 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121202 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131202 Year of fee payment: 8 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |